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2023年12月20日 (水) 夜練14 @小部中学校
こんにちは!
年内最後の夜練を昨日終えました。
メニューは形オンリー (体幹はやるが)
生徒に何を打ちたいか聞いてみたところ、大会や審査でも打つ平安二段と第一指定形のセイエンチンです。
順番を覚えていますので、競技力を上げる内容に特化しました。
1・体幹
2・形
【体幹トレーニング】
今日は3人だけでしたので、ひとつずつ選んでもらいました。
プランク・バックフルアップ・V字プランク。
バンビクラスの生徒には、1分間じっと我慢するメニューが中心ですが、動きの中で軸をキープするメニューも来年あたり導入してみようかなと思ってます。
ボディバランスの向上も期待して。
秋から始まった夜練、今年は42分間行いました。
週末の稽古修め、新メニュー投下しますよ!
【形】
3人揃って平安二段。
ガッツリという表現がピッタリでした。
時間がたっぷりありますので、ひと挙動ずつ深い部分・細かい部分を丁寧にです。
幼児や1年生ですので、なるべく難しい表現は避け時々理解度の確認を取りながらです。
特にキレ(スピード)の上げ方を指導しています。
スピードといっても2つあります。
上半身(手技)のスピードと下半身(運足)のスピード。
初速のスピードを上げるとともに、立ち方と技のタイミングを合わせる練習です。
これまで平安二段については、そこそこ稽古を積んでいますが今日は見事にハマってくれました。
自分自身、指導の仕方に自信がついてきたかな。
これまでの経験上、指導内容を理解しだすのは小学3年生くらいかなと思ってましたが、1時間でかなり上達出来ました。
キーワードは、
・抜きと寄せ
・内腿の使い方
・軸足の切り替えし
・脱力
今日の感触が残ってるうちに、キーワードを基に自主練してほしいと思います。
考えながら稽古出来る子は習熟スピードが上がります。
20時をまわり残り30分間、マンツーマンでセイエンチン。
指定形で初登場する立ち方・技では、
・三戦立ち
・掛け手受け
・拳支え受け
・内受け
・揚げ突き
・肘当て
・金的打ち
たくさん難しい技が出てきますが、何してるか分解で説明することで技の理解が深まったことと思います。
スローな形ですが一瞬の切り替えしで、審判をおっ!と思わせるくらいの違いを見せないといけませんので、競技空手としては難易度が高いと思います。
ただ、平安二段で指導した前後の切り替えしを応用出来ますので、上手く使えればキレと極めを表現出来るかも知れません。
いろんな形を知ることから始めて、この先自分が勝負していきたいと思う形を見つければ良いと思います。
ただし基本形で勝ち進まなければ、出番は無いよ。
基本形も同じくらい大事にしていこう!