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2024年1月13日 (土)道場稽古84
こんにちは!
昨年行われた審査に合格し、色が変わった生徒全員に帯を手渡しました。
同じ2部の中でも、白・オレンジ・青と3色分かれるくらいにまでなってきた。
青帯の生徒が、他の生徒の模範となるような振る舞いを心がけてほしいと思います。
・稽古中の態度
・話を聞く姿勢
・目上の人に対する言葉使い
(これらは礼儀ね)
座って説明を聞く際、節度も持ち正座か胡坐で聞くようにしてください。
足を伸ばしてだらしない態度を取っていてはいけません。
(これは礼節ね)
稽古よりも先に、礼儀・礼節を大事にしていこう。
青帯の生徒には、道場を引っ張ってほしいと願っています。
多いに期待しています。
さて本日のテーマは『基本』
基本が出来て初めて応用が利きます。
土台固めをしっかり行いました。
-バンビクラス-
0・早練
1・体幹
2・固定式基本
3・移動式基本
4・組手
-モンキークラス-
5・体幹
6・固定式基本
7・移動式基本
8・組手
バンビクラス
【早練】
何やるか特に決めることなく自然発生する早練。
生徒の希望聞いたりしながら進めてます。
今日は組手基本でした。
構え方、フットワーク、刻み突き
このあとやるメニューと同じ。
数をこなして上達に繋げよう。
Sちゃんから、縄跳びのリクエスト連発で来てるので来週持っていこうかな。
【体幹トレーニング】
V字プランク・サイドプランク・プランクを行いました。
ピンと姿勢良くね。
美しい形は美しい姿勢によって生み出されます。
これから覚えていく形に繋がっていくので頑張ろう。
今日で66分でした。
【固定式基本】
スムーズに基立ちを作れるようになろう。
正面蹴りは膝を高く抱え込むことが大事です。
まだサッカーボール蹴ってる状態です。
利き足じゃない方でも抱え込めるようにね。
引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・左右正面蹴りでした。
【移動式基本】
腰に手を当て基立ちで移動します。
目的は何度移動しても『同じ長さ』『同じ幅』です。
注意点を記します。
1・前膝は軽く曲げる
2・後ろ足つま先の向きは20度
3・運足は半円を描く
4・おへそが流れない
何度も往復し追い突きまで行いました。
追い突きするタイミングは、移動足が極まりほんの少し遅れて突きを出すように。
タイミングが速いとドンっ!と音が鳴ってしまいます。
【組手】
ラスト5分フットワークと刻み突き。
少しだけですが、組手もメニューに入れています。
まずは構え方を覚えよう。
これも記しておきます。
1・身体は真横に向ける
2・顔は相手に向ける
3・膝を軽く曲げ緩い四股立ちで立つ
4・踵を指1本分浮かす
5・前拳は肘を軽く曲げ顎の高さに構える
6・奥拳は胸の前側に置く
特に大事なのが、3・5・6
どんなに動いても、膝の溜めは崩しません。
膝が伸び上がらないように。
両手の位置も崩してはいけません。
手が下がると相手の突きをもらってしまうからです。
顎の高さに前拳があると、相手の攻撃を前で捌けます。
奥拳が前拳に近い胸の前で構えることで、相手より先に突きを極めるためにそうします。
刻み突きを2挙動で指導しました。
1・前足と前拳を前方に向かって飛びこむ
2・後ろ足を素早く引きつけるとともに、1で突いた手で引き手を取る
なかなか「2」が難しいかな。
これらの組手基本を暫く続けます。
60分しか稽古時間がありませんので、集合は駆け足。
トイレはなるべく稽古前に済ませておいてね。
モンキークラス
【体幹トレーニング】
バランスディスクといつもの自重体幹でした。
バランスディスクは、片足でゆっくり沈んで一気に伸び上がって逆突き。
これは回数を競ってません。
不安定な中で、どこに重心を持っていけばバランスを保てるかインナーマッスルを刺激します。
自重の方は、久々登場のバックプランク・プランク・V字プランクで196分経過です。
【固定式基本】
本日の下半身強化は前屈立ち2連突き。
上段突きと中段突きを交互に出します。
上段突きは少しだけ身体を開き、中段突きで開いた腰を締めます。
もちろん前屈立ちを緩めてはいけません。
頭の高さを変えないことがポイントのひとつ。
これを左右行いました。
もうひとつ、斜角突き。
連突き同様に腰のキレを磨きます。
短時間ながら、下半身強化出来たんじゃないかな。
【移動式基本】
正直、これまで移動基本の量が足りていたとは言えませんでした。
素直に反省すべきところです。
しっかり基礎が出来てこその応用だと感じています。
各自、なかなか癖が抜けきれない部分があります。
当然悪い癖は形の中でも見え隠れします。
形の中で修正するよりも、基本に立ち返ってミッチリ鍛えるべきだと軌道修正です。
数をこなし身体に覚え込ます方法を取りました。
ざっと50分弱。
体育館のラインを使って意識づけ。
猫足立ちと四股立ちの幅・長さを改めて説明し、ひとつずつ丁寧に行いました。
・基立ち
・基立ち / 追い突き
・前屈立ち / 逆突き
・四股立ち
・猫足立ち / 手刀受け
ここから更に上達しようと思えば、自分の意識ひとつです。
・説明を良く聞き、
・お手本となる生徒の動きを良く見る、
・自分との違いを認識する、
・実際に試してみる
ひたすらこのループです。
思考出来る人に成長していこう。
【組手】
この時点で残り時間は45分間。
圧倒的に足りていない組手時間。
今日のメニューに形は入れていませんでした。
予定としては60分組手でしたが、既に押していました。
2組に分かれてフットワークです。
60秒間動き続ける練習です。
これを交互に3セット。
前後の出入り、左右に動いたり、緩急つけたり。
各自これまでの経験を基に自由に動きます。
組手は正解がひとつではありません。
思いおもいに動きます。
ここで重要なことは、相手を想定していること。
相手が詰めてきたら、スッとバックステップしたりといった具合に。
このあと実際に手技を使って繰り返しました。
前拳のプレス、足を上げてのフェイント。
工夫しながら自分の組手スタイルを模索していきます。
まだこんな段階ですが中にはキラっと光る技を見せてくれる生徒が居るのも事実です。
2列で向かい合い、刻み突きと中段カウンターでした。
組手競技に合わせ、刻み突きは5㎝手前まで踏み込むこと。
カウンターは道着1枚かすめるように。
刻み突きは、いかに相手をダマすか。
プレスと緩急を駆使しなければいけません。
あと距離ね。どうやって射程に入るか。
カウンター側は、相手の癖を見抜くこと。
「モーション」があればそれは、突きが来る合図見たいなものです。
待ちに徹する時(カウンター狙い)、沈むフットワークでその瞬間が来るまで感覚を研ぎ澄ませます。
行くときは迷わずドンっ!前で合わすこと。
一手遅れて差し込まれた場合は、その場に沈んで距離を保ちます。
突きは四隅の審判に長い線を見せなくては旗は上がりません。
長い突き。
肘がくの字に折れていては上がらないよ。
互いに突きは、本気の寸止めフルスピードでやってもらいます。
緊張感のある稽古をより多く重ねないとハートは鍛えられません。
笑いながらやってるとケガするので、集中力を切らさず本気で組手も取り組もう!
距離とタイミングを学び、近いうちに試合形式を取り入れていこうと思います。
※来週の稽古には必ず、特練申し込みの有無に印をつけ、今年の目標を記入して提出してください。
用紙は会員ページに添付しています。