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2024年1月21日(日)第5回 神戸市ジュニア指導講習会 @王子スポーツセンター
こんにちは!
第5回講習会が王子スポーツセンターで開催されました。
ゆり道場からKちゃんが参加しています。
午前中私は、家の用事と昨日のブログが残っていたので、道場入りしたのが14時30分を回った頃。
丁度小休止していた頃でした。
いつもの合同で行う基本稽古ではなく、心肺機能を高めたり体幹トレだったりフィジカル系のトレーニングだったとのこと。
泣く寸前までの強度で行った模様です。
一体どんなメニューだったのでしょうか。
観たかったな!
毎回、こっそり見学に行く目的は自身の指導の引き出しを増やすことです。
きっと参考になるメニューだったことだと思います。
出身道場の生徒も、初めての内容だったのか嬉しそうに教えに来てくれました。
私は形組の方に移り勉強開始です。
1・移動式基本
2・形
【移動式基本】
ゆっくりとおへその向き・軸足の締めを確認しながら、
基立ち / 追い突き
前屈立ち / 上段揚げ受け / 上段突き
前屈立ち / 中段横受け / 中段突き
猫足立ち / 手刀受け
四股立ち / 下段払い
このあたりでした。
どう表現すれば的確かは分かりませんが、なかには余計な力感も無くホントに自然に美しい立ち方で移動する選手も居てました。
頭のてっぺんを紐で引っ張ってもらっているような感じと言えば伝わるでしょうか。
軸なんかはお辞儀することも、反り腰になることもありません。
何より動きに余計な動作がありませんでした。
参考にしたいほどの美しさでした。
【形】
ゆっくり形からスタート。
ゆっくり打つことで軸の位置や技のタイミングを確認します。
重心の高さや腰を切る感覚も、ゆっくり形の中でチェックします。
考えて稽古出来る選手向けです。
先生方のアドバイスが聞こえてくる位置で勉強タイム。
形競技において、どの瞬間スイッチを入れるか?
私が考えるよりも、ずっと前の段階でした。
他には、上段揚げ受けの入り方。
これは前日の稽古で手刀受けの意識について説明してことと、全く同じでした。
直々に指導を受けていたKちゃん。どう感じていたでしょうか。
意味は全く同じでした。
形は仮想の敵との攻防を表現します。
相手の攻撃を受けるには、どうしないといけないか考えてみると良いと思います。
分解意識してみよう。
意識といっても、小学生にそれを自分で考えさすには無理がありますので、ここは指導者の仕事と言えます。
私とは違うアプローチの仕方でしたが、伝えたいことは同じ(だと思う)でした。
今日もひたすら平安二段を磨いていました。
追い突きの挙動では、短い突きを指摘されていました。
改善方法もアドバイスして下さっていて、遠目に観ていました。
実際、伸びるような突きに変わってきたように感じました。
これも指導方法の引き出しは私にはなかったものでした。
Kちゃんの突きが一段レベルアップしていました。
結局、意識ひとつでしたね。
どう意識付けさせるか。これは指導者の腕の見せ所。
良い勉強になりました。
黙々と2時間平安二段一択のなか、近くにいた出身道場の保護者の方とゆっくりお話する機会がありました。
お子さんのS君。素直だし目を見てちゃんと挨拶が出来る立派な生徒です。
お声掛けいただきありがとうございました。