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2024年2月3日 (土)道場稽古87
こんにちは!
先週の疲れが出たのかな。
体調崩しました。
-バンビクラス-
0・早練
1・ラダー
2・体幹
3・固定式基本
4・形
-モンキークラス-
5・ラダー
6・体幹
7・固定式基本
8・形
9・組手
バンビクラス
【早練】
リクエストがあり平安二段を。
3人で始まり最終的には6人合流した本日の早練。
ひと挙動ずつ立ち方と引き手の強さを意識して形を打ちました。
転身時の角度と四股立ち移動に難がありましたが、ピリッとしてきた印象です。
【ラダートレーニング】
昨年夏に3つ購入した10mラダー。
幼児には距離が長すぎると、体力が持たずスピード強化には不向きかと感じました。
今日は4マスラダー投入です。
このタニラダー紐じゃないので体育館向きじゃないかな。
ラダーを踏んでしまうとすぐ乱れるし滑ってしまいます。
シューズ履いて外でやるのに向いてるかな。
短い距離をフルスピードで、
クイックラン
グーパー
ラテラル
ラテラル2イン2アウト
【体幹トレーニング】
V字プランク・サイドプランク・プランクで75分経過です。
しんどいV字プランクですが、先週よりも粘りを見せてくれました。
悶絶しながらも足を床につけず頑張ってます。
「自分に負けない」
声掛けひとつで、もうひと頑張りしてくれます。
諦めないようケツ叩いてます。
【固定式基本】
しょっぱなから四股立ち突き!
10まで数えてもう終わりかな?
と思わせといてまた1から。
40本くらい突いたかな。
しんどい時こそ大きな声で気合出すと何とか持ちこたえられます。
こっちが嬉しくなるくらいのホントにデカい声出ます。
ここからはいつもの突き・受け3種でした。
正面蹴りもいつものメニューですがサッカーボールを蹴るような癖が抜けきらず、膝の抱え込みの指導にひと工夫加えました。
胸の高さに手のひらを固定させ、膝頭を垂直にぶつけてみることに。
これが予想を上回る効果が。
どうやら伝わったようです。
蹴りの前にストレッチで股関節のつまりを取ると、もっと良い蹴りが出せそうです。
【形】
今日のバンビ空手。終始緊張感を保ちながら稽古出来ました。
形に入る時の表情も凛とした佇まいです。
背筋のラインや、指の先までピンと伸ばし、形のコールはお腹に力を込めて発声です。
当然立礼の角度にも拘りを持ちながら。
前後にお手本のお兄ちゃんお姉ちゃんに立ってもらいながら、全力で四の形を5本打ちました。
1本目より2本目。
2本目よりも3本目とより緊張感のある立派な形でした。
張り詰めた空気感の中、良い稽古が出来たと思います。
(つづく)
モンキークラス
【ラダートレーニング】
今週も思いおもいにラダーを駆け抜けます。
メニューにひとつアウトターンを加えました。
前足動かせばインターン、後ろ足ならアウトターンね。
「軽やかに」が基本ですが、ひとつ注文を。
シャッフルで外に開くとき、重心が振られていてはバランスを崩しますので組手競技で不利に働きます。
外側にしっかり「壁」を作る意識でシャッフルしました。
ここでも散々取り入れている体幹力が試されます。
意識をどこに置くかで効果も違ってくるんじゃないかと思います。
【体幹トレーニング】
バックフルアップ・V字プランク・プランクで205分経過しました。
プランクは床と平行に姿勢を保ち猫背改善を意識して。
姿勢が悪いと美しい形は打てないよ。
【固定式基本】
今日は下半身トレを行わず、腰のキレを磨く時間に充てました。
前屈立ちを極める時の腰のキレから猫足立ちに戻す時のキレです。
上半身・下半身を固定して腰のみを切る練習を引き続き行っています。
骨盤操作を具体的に理解してもらうために、お尻歩きを行いました。
踵を床に着けずお尻だけで前進と後退を繰り返し、動かし方を身体に摺り込みます。
その後、また前述の立ち方を極める練習に戻り、感覚を養いました。
ひたすら腰のキレ磨きに時間を割きつつ、従来の基本もしっかりと。
両拳を正中線且つ鳩尾の高さに揃え突きのコースを身につける練習と、この日は中段横受けの深堀りを。
初級に教える中段横受けとは少し異なります。
「ゆっくり基本」で動作を一人ずつチェックしながら、最後は全力スピードでした。
【形】
30分形の時間でした。
平安二段と平安五段です。
挙動ごとの注意点を説明しながらブザーに合わせました。
今はこのやり方がベストかと思います。
コツを意識した上で「通し稽古」しないと悪い癖がより悪くなってしまうと考えています。
形にキレが必要なことは基本稽古で学んでいますので、運足のスピードや軸の移し替え、技に入る準備時間を短くすること等、形稽古の際中に意識付けしないといけません。
転身しながら下段払いに入る方法や、猫足立ちのタイミングに合わせて力強く横受けに入るコツを繰り返し稽古しました。
今年に入り、生徒の集中力が高まっています。
良い緊張感の中、稽古出来ています。
【組手】
この日のメニューは、
組手基本・間合い・刻み突きの3つを60分かけて練習しました。
試合では60秒休むことなく動きっぱなし。
基本が身についてないと、腰が浮いたり構えが下がったり。
疲れた時でも構えが崩れないよう、時間をかけて組手基本しています。
正しく構え、突いた後は正しい位置に戻るだけ。
膝の溜めを作って、軽く曲げた肘を伸ばして突いて、またそこに戻すだけ。
寝てても出来るくらいに身体に染み込ませないと春の大会間に合わないよ。
構えが下がってたら反応遅れるし、膝が伸び上がってたら組手に必要な爆発力が不足します。
絶対に雑になってはダメ。
突き3種類、突き蹴りのコンビネーションで20分かけたかな。
次に刻み突きのフォームについて改めて説明しました。
真半身と真身の突き方について、どこがどう違うか説明しました。
シンプルに構えた位置から肘を飛ばすだけ。
後方の副審にも長い突きを見せなければ旗は上げてもらえない。
エビのように真身で背中を丸めて突く癖を自分で意識して直せるようになると、ひと皮剥けるんじゃないかな。
後、突いた腕は肘を引く感覚ね。
下に降ろすと軌道が悪く旗が上がりにくい。
一本いっぽん丁寧に基本練習を行い修正してほしいと思います。
ペア練では、前後のフットワークの中から前に跳びこむタイミングと距離を測る練習でした。
組手する距離については、散々説明しています。
間合いの出入りを繰り返し行い、刻み突きを5㎝手前にコントロールする練習です。
どの距離で組手すれば良いのか。
自分の身長や脚力を知ることが何より重要です。
失点するリスクを軽減しようとすれば、遠い距離から飛び込めれば良いですが、脚力が無いと届きません(ポイントにならない)
前後に駆け引きする中でいろいろ距離を調整出来ればGoodです。
そろそろ、そのあたりの空手脳が必要になってくるかな。
考えながら動きを試せる人は、成長速度は絶対に早いでしょうね。
道場に天才はいてませんので、練習の意図を理解しあれこれ自分で試行錯誤出来る人になってほしいです。
そんな声掛けしていかなあきませんね。
点と点を線に結びつけられる人は、どんな練習でも手を抜かなくなるはずだ。