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2025-02-22 21:15:00

2025年2月22日 (土)道場稽古135

こんにちは!

 

あまりにも寒い体育館。

古傷がキンキンに痛むのである。

 

どうしたんだろう。

稽古時間を1時間間違うし、2部の体幹抜けてるし、写真もろくに撮ってないしの稽古となってしまった。

来週体幹を6分やらんとな。

 

 

-バンビクラス-

00・早練

01・ウォーミングアップ

02・ラダートレ

03・体幹トレ

04・固定式基本

05・形

 

-モンキークラス-

06・瞬発系トレ

07・ラダートレ

08・ルーティーントレ

09・固定式基本

10・形

 

 

バンビクラス

【早練】

週1度の稽古で、どうすれば既存の生徒をレベルアップさせられるか。

それと同時に、新たに問合せいただいた体験生に空手道の魅力を伝えゆり道場を選んで頂けるか。

自分の時間の許す限り教室のことばかりを考えてる。

そんな中ひとつの答えにたどり着いたのが、既存の生徒との30分間特訓タイム。

体験生にお越しいただく場合も30分マンツーマン体験。

残りの30分はバンビ生と合同稽古で雰囲気を知ってもらうことに。

この方法ですと既存の生徒だけの稽古時間をラスト30分生み出す事が出来ます。

我ながらナイスアイデア!

 

おっと!

来週新たに2名入会です。

これまでを振り返ってみると新学期が始まる春先に入会が増える傾向にありますが、2025年度は2ヵ月で既に3名です。

とても有難いことです。

この方法が上手くハマったことで、まだ生徒を増やせることに気づいた。

 

 

道場の運営も試行錯誤の連続です。

真剣に向き合ってたくさん工夫重ねて、失敗したら元に戻すだけ!

トライアンドエラーである。

 

 

さて本日の早練組のK君とMちゃん、なんとっ!私よりも早く到着しているではありませんか!

私も大概早い道場入りですが、階段で待ち伏せとな!

 

みっちりと30分間、四の形と十二の形を。

覚えておいてほしい事を記します。

「背中から回る」

「前足を後ろ足に寄せる」

「胸の前でバッテン」

「回ったら足を肩幅に広げる」

 

離れたところで十二の形の説明を聞きながら一人稽古を続ける、入会したてのEちゃん!

意欲があって良いですね!!

バネがあって運動神経が良いので今後がとても楽しみです

 

 

来週は最年少のS君とR君の順番ね。

12時30分に来てね!

 

 

【ウォーミングアップ】

とにかく寒い館内。

身体動かしてないと、気絶しそうなくらい寒い。

生徒と一緒にグルグル走ってます。

ジョグ・サイドラン・ダッシュ・バックラン・ケンケン・グーパー・組手ステップ・抱え込みジャンプ・カエル飛びジャンプ・仰向け(うつ伏せ)ダッシュでした。

 

 

【ラダートレーニング】

 

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アップの勢いそのままにラダー突入。

クイックラン・グーパー・パーチョキでした。

随分スピードがついてきた感じ。

続けていればみんな動けるようになってきますね。

 

 

【体幹トレーニング】

 

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バックフルアップ・V字プランク・プランクでした。

今日のY君!

V字プランクでまさにバンビの如くプルプルに腹筋震えながら、懸命に耐え忍んでいました。

これやねんな!

ゆり空手で学んでほしいことは!

我慢する!

辛くても我慢する!

諦めず我慢する!

これを繰り返していると、いつの間にか余裕で出来てる日が来ます。

その時が来たらチカラがついてきた証拠です。

私は生徒の良いところを見つけたら素早く褒めます。

それ聞いた他の生徒はマネするようにしてね。

これで219分経過しました。

 

 

【固定式基本】

この日の基本は突きと中段横受け、正面蹴りの3つでした。

カッコ良い受け方を説明しました。

素早く準備して技が極まったら動かないこと。

準備とはバッテンのことね。

また技は自分の肩幅の中で受ける事と脇は開いてはいけません。

この辺が自然と出来るようになるとグッと上達していきます。

横受け以外の技もポイントは一緒だからです。

 

基立ちの作り方をここ最近指導しています。

正面蹴りを観ていると膝の高さ程度にしか足が上がっていない生徒がチラホラ。

帯の高さまで膝が上がらないといけません。

これは股関節の詰まりが原因です。

みんなその場に座って、股関節の詰まりを取るストレッチを学びました。

自宅でテレビでも観ながら出来る簡単なことばかりです。

やってれば動ける身体になっていくと思いますので、忘れずにいてくれると嬉しいです。

 

ストレッチのあと、もういっちょ正面蹴りしてみましたが、ちゃんと抱え込めていましたよ!

自分で変化を感じられたら、もっとやる気に満ち溢れてくるんだろうな。

 

 

来週からバンビ生も下半身強化に入っていこうと思います。

まだまだ体幹が弱い生徒も居てますが、しっかり自分の身体を支えられるようになるにはドッシリとした下半身の強さはどうしても必要です。

強い身体を作っていきますよ!

 

 

【形】

 

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形練出来るようになってきたのも、早練の閃きがあったから。

我ながらナイスアイデアだと思う。

ホントに。

ほとんどの生徒が幼稚園児なのに形を打っています。

なんなら二つ目の形に入った生徒も。

修正するところはほとんど同じ。

回った時、「立ち方の幅が狭い」

こうならないような回り方が頭と身体で理解出来た時、ピリっとした形に変化していきます。

それともうひとつ。

形を打つ時、足の裏で雑巾がけするように運んでみよう。

 

 

モンキークラス

【瞬発系トレーニング】

 

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生徒の動きに変化が訪れた瞬発系トレ。

20秒を2セット。

短い時間、少ない本数を全力で。

残り5秒でさらに追い込み。

自分の限界を突破すること。

最後のもうひと伸びというやつです。

生徒に自信がつきますように。

 

 

【ラダートレーニング】

 

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シャッフルとバックシャッフルを2本ずつ。

組手を伸ばしたいと思うなら足元の柔らかさは必須。

瞬発系のあとに取り入れると割りとみんなの動きが良い。

 

 

【ルーティーントレーニング】

 

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拳立て・手技の瞬発力・下半身の瞬発力・お尻歩き

いつも同じことやってます。

一つひとつの稽古を「点」で終わらせないこと。

ここでやってることを、形や組手の中で活かさないとやってる意味がありません。

今やってることは、形(組手)の中でどこに活かせるんだろう?

普段から思考する習慣をつけておけば、グッと成長するはず。

空手だけじゃなく学校や他の習い事でも。

骨盤を上手く操作して形の表現力を上げていこう!

 

 

【固定式基本】

下半身強化と腰のキレを磨く稽古を始めに取り入れています。

前屈立ちを取り上段突きと中段逆突きです。

決して腰を浮かさないことで強い下半身を作っています。

上段突きで腰を緩め逆突きで緩めていた腰を締める。

ルーティーンでやってた骨盤動作をここで発揮させます。

まず自分でイメージを持つこと。

次にそのイメージに近づくよう身体を動かすこと。

腰の入ってない突きは突きではありません。

一発で相手をぶちのめすくらいの腰の入った突きが出せますように。

 

後半の形練に向けて、もうひとつ基本を挟みました。

基立ちから四股立ちに素早く移動する稽古です。

なかなか意識が高かったな。

良い集中力だったと思う。

よく見て・よく聞いて・実際に自分であれこれ試しながら稽古が出来ていました。

キレ・極めに加えスピードを上げるための稽古です。

 

道場ではキレ・極め・スピードをこう定義しています。

キレとは「動き出しの速さ」

極めとは「ピクリとも動かない状態」

スピードとは「スタートからゴールまでの間の速さ」

 

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両方の足でひたすら強化した。

本来なら三戦立ちでやりたいところですが、まだ教えてませんので基立ちで。

 

キレの上げ方はずばり二通りあって、舞台の上に立ちお手本を見せながら、少しだけ自主練の時間を与えました。

一つ目は、移動基本で散々説明してきた部分ですので理解は早かったと思います。

二つ目はさてどうだったかな?

身体を動かして移動するんですが、意識の上では身体は動かしません。

身体のある部分を動かすことによって、上半身がついてくるイメージで入ります。

 

これが上手くフィットするととてつもなくスピードが加速する。

研究に研究を重ねた四股立ち移動のキレの上げ方。

特にセイエンチンやスーパーリンペイでは前後に四股立ちの切り替えしが入ります。

セイエンチンは、ただでさえ重厚な形なのに、この切り替えしでキレを表現出来なければ面白くもなんともない危険な形。

高学年になってくると、大会では形を2つ用意しないといけません。

ほとんどの選手が基本形に加え指定形を選択します。

糸東流ですので、バッサイ大かセイエンチンのどちらかです。

セイエンチンを選択するのならば、この日指導した内容は確実にものにしないといけません。

今日は前に入るだけでしたが、四股立ちで戻る時もスピードが落ちてはいけません。

 

舞台の上から観てましたが、キレと極めが上がっていた。

ホントに意識ひとつで変わってくるのを感じた。

もっともっと成長に繋がる良質な稽古方法を用意しないとと強く感じた基本の時間でした。

自分ももっと頑張ろう。

 

 

【形】

2つに分けました。

青・緑はセイエンチン。

白・オレンジは基本形シリーズの4つ目、平安初段でした。

 

平安初段は、まだ早いと言えば早いですが形練の時間、いろんな形を沢山打つ時間を設けることがあります。

その際、打てない形は見取り稽古に充てていますが、せっかくなら打てるに越したことはありません。

いずれ覚えないといけない形ですし、帯の色関係無くまとめて合同で稽古しています。

 

まずはセイエンチン組。

呼吸の方法や三戦立ち、鷺足立ちの取り方を指導。

超丁寧にゆっくり最初の気合いの挙動まで進めていきました。

まずは順番を覚えるところが本日のメイン目的。

細かいところは、これからで構いません。

しっかり覚えて自主練して来週また形練出来る状態にしておいてほしい。

 

 

次に白・オレンジに移動し、平安二段・平安五段・平安三段を確認しました。

曖昧な生徒が居たら、先に進まず立ち止まって指導しなおすつもりでしたが大丈夫でした。

なので予定通りに平安初段に挑戦でした。

挙動を刻んでは何度も繰り返し、こちらも超ゆっくり丁寧に四本貫手の挙動まで学びました。

後方に右中段横受けと右正面蹴りを同時に出し、素早く前方に向き直し左猫足立ち手刀受け。

これをひと挙動で行います。

前半パートの苦労するところですが、大丈夫そうでした。

貫手は親指の第一関節を曲げ4本の指をピンと揃えるようにね。

来週は後半戦に突入します。

家練で復習しといてほしいよ。

 

 

またまたセイエンチン組に戻り後半パートへ。

基本の時から素晴らしい集中力を発揮しなんと最後まで覚えることが出来た感じです。

おそらく意味不明であろう挙動を2つほど説明しています。

形の中で意味を理解しながら打つ形とそうでない形とでは、やはりどこかが違います。

肘繰り受け。

あれなんかがまさにそう。

何で肘と肘くっつけて、お山のカタチ作るんだろう?

今日でよく分かったと思います。

 

しゃがみながら猫足立ちするのもそう。

ここも今日の説明で意味が分かったと思う。

形の中で「分解」を表現出来ればより深みが増します。

 

 

スローな形の中でスピードを見せる挙動が計4回出てきます。

形を覚えた人は、この日の基本稽古を忘れずにセイエンチンの中で取り入れてみよう。

 

みんな頑張ろう!

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