こんにちは!
肌寒かった小部中夜練。
組手の道着にパーカー羽織ってなんなら上からもう一枚。
暖房もつけたくらいです。
今日はたくさん集まってくれて賑やかな夜練となりました。
組手オンリーで練ってきましたが、最後の最後少しだけ形練加えました。
1・体幹トレ
2・組手
3・形
【体幹トレーニング】
バックフルアップ・V字プランク・プランクで204分経過しました。
組手中心だったので動きを加えた体幹にしておけば良かったかな。
いつも同じこと言ってる気がする、、
【組手】
無意識でもちゃんと構えられるくらい、しつこくフォームの大事さについて説明を。
腰が浮いたり構えが小さくなったり、構えが下がったりは自分を不利な方に導くことになります。
寒いしステップを何度か繰り返し、ジャンプ系を数種類交えて身体を温めていきました。
動かして良いのは足首だけね。
この日の夜練、いつもと違うアプローチを試みました。
メディシンボールを初投下です。
平安五段の第一挙動。
ここを爆発的なスピードとパワーで圧倒的な違いを見出したいところです。
過去にはミットを使ったトレーニングも行いましたし、今回のメディシンボールは研究に研究を重ねた末にたどり着いた答え。
一瞬の爆発的スピードを養成です。
ボールの重量は2Kg。
子供には最適な重さじゃないかな。
これを真上に思いっきり投げるだけ!
ただ投げるだけですが、これも身体の連動が必要になってきます。
下半身・体幹力・上半身へと身体を上手く連動させないとボールを頭上高く投げることは出来ません。
一瞬で持てる力を最大限出力しますので、多くても3球までかな。
疲れ果てたところで頑張って何球投げても逆にパフォーマンスが下がるだけです。
昔何も知らず、ラダーを長時間やってましたが、あれも間違ったトレーニングになってました。(ゴメンなさい)
疲れるくらいにスピード系ラダーを何本もやると得られたはずの効果を手放してしまいます。
高学年の生徒は割と上手く投げることが出来てたかな。
一瞬の爆発力鍛えて形(組手)に活かしたいな!
そういえば、この練習方法はジョージコタカ選手が取り入れていた記憶があります。
中段突きの要領でスローイングしてたっけ。
練習の質を高めて生徒のパフォーマンスUPに繋げたいな。
次は誘導と反応に分かれてのペア練。
誘導側が動いて良いのは十字方向。
前後は2歩まで。
左右は1歩までと制約をつけました。
初めてのメニューなので、なかなか難しかったですが内容はこんな感じ。
ランダムに誘導側が動いて任意のタイミングで中段突きを放ちます。
反応する方は動きについていき、突然飛んできた中段に反応して差し合います。
意図を明確につたえましたが、頭と身体がまだ誰も追いついていない感じ。
途中高学年生徒のリズムが良くなってきましたが。
速く動いたり、フルスピードの突きを出すのが目的ではなくて、動きについていけるかどうか。
相手の技に反応出来ているかを確認することです。
途中でハードルを少し下げ練習しやすくすることに。
1・十字方向へのステップは1歩。
2・フェイントなし。
3・80パーのチカラとスピード。
4・ステップと技に「間」をおかない。
・前に追って突き
・バックステップと同時に突き
途中ペア相手をシャッフルしながらグルグルと行いました。
20時上がりの生徒も居ることから最後はチューブを約20分間。
これもペアでワンツーをひたすら。
暫く交互に繰り返し、今度は逆突き。
奥拳にチューブを握って深い姿勢での中段突き。
チューブは使い方を間違えると全くと言って良い程効果を得られません。
テンション張り過ぎると瞬発力落ちるし、緩めるとただのゴムに成り下がります。
持ち手が上手く調整してあげれないとダメだし。
中段突きでは自分の「今」のチカラを把握してないとダメです。
「ちょい負荷かかってるなー」
これくらいでオッケーね。
途中、汗吹き飛ばしながら突きまくってて後半、良い声出てたな!
全員でしっかり突き込み、効果を確認してみました。
もの凄く突きのスピードが上がってたよ!
おそらく生徒一人ひとりが効果を実感出来たんじゃないかと思います。
自分の秘めた能力に気づいた事と思います。
組手は今までありそうで無かったことやってますし、ある程度カタチになるまで繰り返していこうと思っています。
なので来週の夜練も全く同じ内容でいきたいと思います。
目的をちゃんと理解したうえで練習を積み重ねるよ。
スピードとパワーと反射神経鍛えるぞ。
【形】
I君とバッサイ大、S君と平安五段でした。
順番は覚えてるので肘の使い方・力の抜き差しなんかを指導しました。
やっぱりバッサイ大は流れるような優雅な形が個人的には理想。
その中でも前半の受けの連続技はチカラ強さが必要です。
手先だけで小さくならず受けは大きくなるように。
平安五段は最後の極めを重点的に、後屈立ちはつま先の向きと腰の切り方・移動足の踏み込み方・タイミングが大事だと思って指導していますのでそのあたりを。
教わったことを家練で繰り返し、自分のモノにしてほしいな。
そうやって次の課題に向かい、最終的にひとつの形の完成度が上がってくるんだと思います。
なにも長い時間頑張れって言ってません。
一人ひとり言えることですが、毎日5分でも10分でも道場以外で継続出来る人になってほしいです。
”継続は力なり”