谷派空手道修交会心武館
神戸ゆり道場

形稽古により集中力を養い、組手稽古を通じ強い気持ちと
相手を思いやる心が芽生えます。

ブログ

2025-08-15 23:25:00

静岡最強の時代 『空手革命という実践』 究極の次世代型道場「泊親会清水」練習・技術・思考・実践、変革の全て‼ 1/3

こんにちは!

 

泊親会.jpeg

 

長い長い夏季休暇が終わろうとしている。

どこにも出歩くことなく、ずっと家でまったりとした時間を過ごしています。

久々に帰ってきた娘とともに、みんなでワンちゃんのお世話してたり。

珍しくお昼寝することもなく、PCの前に座ってるかワンちゃんと遊んでる幸せな連休でした。

 

まだ観てないDVDを視聴し、インプットとアウトプットを繰り返しています。

とりあえず観た内容を一度、頭で整理して文字化することでより理解が増しますので備忘録を兼ねてブログ化している次第です。

 

 

01・サーキット準備運動

02・突きの練習

03・蹴りと構えの練習

 

 

サーキット準備運動

柔道場で稽古されています。

それほど広さは感じられず、ひと試合分ちょいのサイズかな。

そこに約30名の生徒が稽古に励んでいます。

 

ランジ以降は、軸と体幹を意識させています。

軸の捻りを身体と連動させるよう意識させています。

・スキップ

・横向きグーパー

・カリオカ

・バックラン

・カエル飛びジャンプ

・後ろ向きカエル飛びジャンプ

・ダッシュ

・犬ダッシュ

・後ろ向き犬ダッシュ

・ランジ

・股関節まわし

・両足ジグザグステップ

・シャッフル

・組手ステップ

・組手バックステップ

・組手横向きステップ

・組手斜めジグザグステップ

・組手スイッチステップ

・組手足上げステップ

・四股立ちステップ(肩甲骨回し)

・スパイダーマン

・四股立ち手伸ばし

・拳立てほふく前進

 

 

途中、なるほどっ!と感じるアドバイスが。

組手ステップですが、下半身は限界まで全力で動かし、逆に上半身はリラックスさせる真逆の動きを言葉で意識付けされています。さらには肩甲骨を柔らかく使えるようにです。

これは道場でもなかなかもどかしく感じていたこと。

力みを無くしてステップを促すと余分な力は抜けているが、スピード感と強さが足りないどこか手を抜いた印象を受けるステップになっていました。

上半身と下半身を切り分けて使える(考えられる)ようにしないといけませんね。勉強になります。

下半身はMAXです。

 

組手ステップでは動きに「アクセント」をつけて、前足も後ろ足も柔らかく自由に使えるようにすること。

スパイダーマンの際、上半身は床から3㎝手前まで近づけています。

拳立てほふく前進はペア相手に片足だけ持ってもらい拳立てしながら腕だけのチカラで前進します。片足が宙ぶらりんなので体幹の強化にも繋がります。

 

 

突きの練習

堀川先生による突きの指導では、

軽くステップしながら、肘は脱力し突きを走らせるイメージで突きます。

ここまではよく理解出来ますが、突き方に対する考え方が異なっていてビックリ。

 

突きは、腕を伸ばしてから戻そうとすると遅くなり置き突きになる。

逆に、伸ばし切る前に引く意識でいると惰性で手が伸びる。

井岡選手(ボクシング)の左ジャブがお手本とのこと。

 

一列に並んで、真身のままジャブを繰り返し前進しています。

いわゆるシャドーボクシングしてます。

ジャブ!ジャブ!ジャブ!

右!右!右!

パパパパ パンッ!

シュッ!シュッ!シュシュッ!

こんな感じで相手の顔面イメージしながら緩いステップでシャドーです。

この時点で空手教室じゃない感が。

突きのイメージを声に出して表現させています。

 

今度は真身のまま、緩い動きの中で止まることなく上体をウィービングとダッキングの技術を加え、突きを走らす練習です。

ステップはスローでも肘のスナップはMAXで行うことが条件。

上手い選手は動きの中で軽やかにスイッチしてました。

ボクシングジムです。

 

 

技術指導とは別の部分で、選手同士の「声掛け」・「励まし」これを大事にされています。

例えば肘。

肘のスナップが上手く使えてなかったりする仲間がいると声をかけてあげたり選手同士で声をかけあってお互いに高め合っています。

 

 

蹴りと構えの練習

これもアップの延長です。

真身のまま股関節・膝・足首のチカラを抜き、ムチのように走らすイメージで左右の下段スナップしています。

これも無意識でやると手抜きのようなぬるい蹴りになりがちですが、そうならないよう言葉で注意を促します。

下半身はしっかりチカラを込め、ピシッと蹴りこんでいます。

上半身と下半身の切り分けです。

蹴りがヒットする瞬間を声でイメージするのも同じです。

上手いことダブルで蹴ってますね。

 

ここから利き構えでのステップ練

上半身は脱力して構え、円を描くように詰める動きと切る動きを加えています。

もうボクシングです。

十字ランダムかと思ってたら斜めを加えた8方向にステップ。

このステップに突きや蹴りを織り交ぜています。

前だけじゃなく、横の意識・後ろへの意識を促しています。

 

 

いろんな道場練を観てきましたが、これは初めて。

30名の生徒がコートに入った状態で、場外を意識した練習。

一斉にシャドーが始まります。

当然狭い空間でやりますので、いろんな人とぶつかりそうになりますが、ぶつかりそうになったら体(タイ)さばきしながら、自由に動きます。

対戦相手は当然前をイメージしますが、場外間際の意識を持つ練習です。

コーナーワークやライン際を意識して行います。

後ろにも目がついてるくらいに感度を高めさせています。

サークリングって言ってたかな。

これを8方向にシャドーしてます。

 

 

直線的な動きのイメージが強い空手ですが、ボクシング色が強い練習体系で興味津々です。

2025.08.19 Tuesday