ブログ
2025年8月16日 (土)道場稽古157
こんにちは!
特に用事も無いし、これで7日間連続のブログ更新だ。
今日は久々に家族揃ってブランチしてそのまま道場入り。
自宅から直ぐだし、ペット同伴オッケーのお店だったので機会があれば今度一緒に連れていきたいと思います。
お姉ちゃんとはここでお別れして、私はそのまま道場へ。
土曜練でみんなと会うのは2週間ぶりです。
-バンビクラス-
0・早練
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・移動式基本
4・形
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・移動式基本
8・形
9・組手
バンビクラス
【早練】
E君と早練でした。
今よく頑張ってますね。
稽古の度に指摘していた事が修正されています。
今日も早練前に自分の癖(引き手)をおまじないのように意識づけしてました。
それな!
何事も修正しようとする意識ね!
そうやって一回いっかいの稽古を大事に出来る子は上達するスピードも早いよ。
今日の指導ポイントは四股立ちのカタチね。
1・腰の落とし加減
2・四股立ちの幅
3・つま先の向き
4・肩甲骨の意識
5・プリっとしたお尻
四股立ちはこれから先、学んでいく形に必ず出てきますので股関節周りを入念にストレッチしてほしいと思います。
来週は審査も試合も間近に迫ってきたので、R君・Yちゃん・E君3人まとめて早練ね!
頑張ろう!
【ウォーミングアップ】
久々に再会したバンビ生たち。
こんがり日焼けした顔。
子供らしくてとっても可愛いかった。
元気よくアップからスタートです。
ケンケン・グーパー・ダッシュ・ジャンプ系なんかがメインの中、忘れない程度に組手ステップを挟みました。
【体幹トレーニング】
プランク・V字プランク・サイドプランクで285分経過しました。
今まで欠かすことなくずっと続けている体幹。
今日の移動基本や形練でちょっと成果が表れてきました。
【移動式基本】
形練の時間が増えてきていますので、そこに繋がる練習をどこかで挟む必要がありました。
固定式基本もある程度、理解出来るようになってきたので次は、運足を学ばないといけません。
何回移動しても「同じ長さ」「同じ幅」でないといけません。
四の形・十二の形は、全て基立ちと追い突きで構成されていますので、ずばり形と同じ動きを移動基本で何度も行い身体に浸透させることが目的でした。
あとそれと運足。
足をあげず摺り足をベースとし、半円を描いて移動します。
半円とは動かす後ろ足を前足に円を描くように寄せて肩幅に広げます。
もうひとつ、摺り足で移動するのでドンッ!と大きな音は立ててはいけません。
足で雑巾がけするイメージがピッタリだと思います。
今日の移動基本中に指導したこと。
君たちが今やってることは何?
空手って何のためにやってるの?
大事な人を守れるようになるために空手やってるのに、そんなナヨっとした動きしてたらダメだし、そんな突きをくらっても相手倒せないよ!
ここから動きが変わってきたかな!
やる気が感じられるようになれば、もっと言葉も入ってきますね。
体幹使って、ピタッと止まってみよう!
この声かけでさらに良くなってきました。
みんなちょっと上達したよ。
【形】
全員で四の形と十二の形を稽古しました。
直前にやった移動基本をそのまんま形で繰り返すだけ!
半円描いたり雑巾がけしたりです。
気になったのは中段横受け。
固定式基本では準備動作で胸の前でバッテン作れるのに、形になるとそれが出来ていなかったり。
片手だけで受けて方向を変えています。
バッテンは引き手を使って両手で技を出すためにやってます。
両手を使うことで技にチカラ強さが増しますので、これは忘れないようにしてね。
突いた手を引き手に戻す時。
引き手から突きに変わる時。
胸の前で止めて突きに入る癖が多くの生徒に見受けられます。
そうではなくて途中で止めることなく、引き手の位置からストレートに突くようにしよう。
平安二段もこれまでにない位に打ちました。
大分順番も覚えてきたのでサクサク打てましたので、何度も稽古することが出来ました。
・転身する角度
・おへその向き
・前屈立ちの基立ちの使い分け
ちょっとずつコツを指導することが出来るようになってきたかな。
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
拳の握りを整えたり、手首を強化するには拳立てが一番効果があると思います。
道場では10秒間だけやってますが、片手で拳立て出来る子もチラホラ出てきたことにはビックリ!
これも体幹鍛えてることで無意識のうちにバランス感覚が身についてるんだと思います。
【体幹トレーニング】
プランク・V字プランク・2ポイントプランクで427分経過しました。
久々登場の2ポイントプランク。
あまりに久々だったので、初めての生徒も居たようです。
体幹トレ後、早速どうやってやるの?って聞きに来てくれた。
今日みんなでやってたのはイージーな方で、さらに体幹に効くしんどいコースもついでに教えておきました。
【移動式基本】
基立ち・前屈立ち・猫足立ち・四股立ちで移動基本を行いました。
基本を正確に覚えていないと旗は上がらないし、理解が足りないと捉えられます。
・腰の高さ
・軸の位置
・運足
・締め
・技のタイミング
・スタンス
疲れてくると細かいところまで意識が行き届かなくなってしまいますが。
上手くなるには、集中力は絶対に必要になります。
清水 希容セミナーでこんなアドバイスがありました。
しんどい時こそ「声」を出そう!
号令に合わせて声を出せない生徒は、稽古中余計なことを考えてしまい数をこなすだけの稽古になってしまうと仰っていました。
必死に食いついてくる生徒と余計なこと考えながらの生徒では同じことやっていても当たり前ですが成長度合いは異なってきます。
これも「塵も積もれば」です。
同じ意識のままだったら1年後、、
やっぱりテンション上げるのは、人に言われてからじゃなくて自分自身です。
生徒も増えてきたし、これまでは2列で順番に行ってましたが、やっぱり時間がかかる。
途中気づいた事があって、生徒を左右に振り分け同時に行えば時間短縮出来ることに気がつきました。
ひとつ成長したぞ。
【形】
移動基本で時短出来たこともあり、40分弱時間が取れたかな。
決して基本で手を抜かず、効率よく稽古を進め形練の時間を厚くする。
良い緊張感を保ったまま稽古出来るようになってきています。
やる気が伝わってくるようになってきたかな。
全員で四の形と十二の形を2回ずつ行い、平安形に入りました。
平安二段と五段、次の大会で打つ生徒も多いことから、確認を込めてひと挙動ずつ。
コツを重点的に伝え稽古を繰り返しました。
主に身体の使い方、スピードの上げ方、準備のタイミング等です。
2部の生徒に求めることは、これらの事を自主練で意識しながら出来るようになること。
高学年の生徒に関してですが、基本形は手取り足取り教えるフェーズは実はもう終わっていて、大会に向けて自分でコツコツと実力を高めていく段階です。
慣れた形を流して打つような稽古のための稽古にせず、
・自分の強みを活かした長所をさらに伸ばすような形練
・普段指摘されていることを克服する意識で打つ形練
自分自身のスキルアップに時間を使ってほしいと思います。
まず自分がどんな形に憧れているか自問自答してみても良いかな。
スピードとキレを磨き上げたシャープな形に憧れを持つのか、
地面に根が生えたような安定感抜群の重厚感溢れる形が打ちたいのか、
自分の理想通りの形が打てればもっと空手が楽しくなるよ。
後半、生徒たちは思いおもいに自主練タイムです。
余計なおしゃべりもしなくなってきたかな。
普段から口酸っぱく言ってること。
関係ない話をして友達の大事な稽古の時間を奪ったらアカン。
-小休止もお手洗いも自分の意志で自由にとる-
以前はこの言葉の意味を履き違えて、休憩したらしっぱなし。
休憩時間の方が長い生徒も居てましたが、今日は暑い中よく頑張ってたかな。
グルグルまわって気になった部分を修正する感じで進めました。
形練ラストはブログとインスタ用に2本全員で打ってお終いでした。
【組手】
15時まわったあたりから体育館は蒸し風呂状態。
無茶したらダメですが、無理せな体力はつきませんので頑張ってステップワークを。
途中小休止を挟みつつステップワークから突きに繋げる練習に時間を割きました。
また一列に並んでブザーに合わせて、刻み突き・逆上。中段突き・ワンツーとランダムで技指定しながらフォーム固めと反応の練習を行いました。
反応の練習ですので、号令に一拍あけず瞬時に攻撃だせるように。
練習の意図を掴まないといけませんね。
ワンツーの1本目は真半身のまま突いて、突いた拳先を追いかけるように2本目を出します。
決して脇を開いて2本目を出さないように。
まだまだ全然基本を固める段階ですが、ちょっとずつ状況に応じた練習も取り入れています。
この日は2つ。
中段突きの差し合いのあと、2本目・3本目に繋げる練習です。
技をジャッジするのは副審です。
主審のやめっ!がかからなければ技を出し続けなければいけません。
しかし、次の技に入るには一度体勢を戻さなければいけませんので、差し合ったあと、軸足にタメを戻して間髪入れずに次の技に入る練習を繰り返しました。
ここでも目的を取り違えているケースを見受けられました。
主目的の2本目を早く出す。
ここに捉われ過ぎて1本目の中段突きがチョン突きになる生徒が。
腰の入った中段突きがあってこその2本目・3本目です。
まず1本目で獲りにいけるような突きが前提条件です。
そこから如何に速く軸足にタメを戻せるかを問うています。
このような状況に応じたパターン練習をしていないと咄嗟の判断出来ませんので、これからも続けていかないといけませんね。
最後は横蹴り。
これも以前時間の都合で、さわりだけやってましたがどんな状況で使えば効果的なのか座学を含めて稽古しました。
頻繁に狙う技じゃなくて出しどころは、試合展開と残り時間によります。
蹴りのフォームにいくつかポイントがありますので触れておきます。
1・前足の抱え足を胸の高さまで引き上げる(裏回し蹴りとフォームが同じなので相手は判断しづらい)
2・蹴込みの瞬間、軸足踵を捻る(飛距離が伸び相手の突きの間合いの外から届かせる利点が生まれる)
3・上半身を後方へ倒す(相手の攻撃へのリスク回避。でも頭は倒さず相手を見ている)
4・蹴った足を軸足付近に降ろしてバックステップ(残心)
組手に一番必要なことは強いハートであることは間違いありません。
その次に大事なことはクレバーな試合運びが出来る選手ではないでしょうか。
低学年のうちはイケイケな組手でオッケーだと思いますが、学年が上がってくると強さに加え上手さも必要な要素となります。
自分の必勝パターンに上手くハマれば組手も、もっともっと楽しくなると思います。
道場練では、いろんな技・いろんな入り方・いろんな崩し方を試して組手も楽しもう!