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2025年8月16日 (土)道場稽古158
こんにちは!
昨日は審査前日の稽古でしたので1部も2部も基本を重点的に。
-バンビクラス-
0・早練
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・形
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・固定式基本
8・形(一部組手)
バンビクラス
【早練】
翌週には大会も控えているので、早練ではそちらもチカラを入れてます。
直近の夜練に参加していたYちゃん。
ここにきて段々良くなってきてる!
夜練での移動基本で悪い癖が取れたようで、しっかり形の中で修正されていました。
この日は3人まとめてでしたが、みんなタイミングが合ってきました。
技のタイミング。
低学年の小学生に言葉で伝えるのはなかなか難しいところですが、今回の指導方法は上手くハマった感じ。
3人ともあと1週間しっかり練習して、当日は自分のパフォーマンスが発揮出来ればそれで良いと思います。
【ウォーミングアップ】
今取り組んでることは、早く身体を動かすこと。
自分の出せる限界をもうちょっとだけ超えるスピード感でやってくれたらと思います。
楽しみながらも全力でやる習慣をつけさせないとな。
【体幹トレーニング】
プランク・V字プランク・バックフルアップで288分経過しました。
1分間3セットをブレずに身体を支えるのはかなりしんどいと思いますが、ガマン強い人になるための第一歩だと思って頑張ってほしいな。
ゆり空手で粘り強い人に成長してくれたらこんなに嬉しいことは無いよ。
【固定式基本】
突きは正中線をめがけて。
正面蹴りは前膝を緩めないこと。
右足下げて中段横受け、前に出て追い突き。
これは立ち方と運足が大事になってきます。
正しく基立ちが取れていて、足の運びは半円を描くように移動させないといけません。
何度移動しても同じ幅・同じ長さになるようにね。
これが出来るようになれば形の精度が格段に上がります。
四の形の動きと同じです。
【形】
四の形と十二の形を合わせて、その後平安二段に。
後半個別指導に移り、目一杯時間を使って指導しました。
前屈立ちと四股立ちの区別がまだ不十分だったりですが、共通する一番の課題は斜めに転身する時の角度。
今度、体育館のラインテープを上手く活用しながら斜めに養生テープで演武線を指導してみようかな。
どの程度、後ろ足を回せば正しい位置に立てるのか部分練習を繰り返し自分の身体・感覚で身につける他ないかな。
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
20秒間全力でラテラル2イン2アウトを2セット。
ラスト5秒でさらにもう一段階ギアを上げさせます。
限界を超えたところからが自分の伸びしろです。
「こなす」だけじゃなく、自分でムチを打てる人になってくれたら。
体力つけるのも、
モチベーション上げるのも、
競技力向上させるのも、
結局最後は自分自身ね。
昨日の自分より、もうちょっとだけ上達したいって思える人は普段の取組み方から違ってきます。
【体幹トレーニング】
バックフルアップ・プランク・V字プランクで430分経過しました。
もちろん空手でもそうですが体幹が強い人、姿勢が整っている人って他のスポーツやっても頭角を現すと思います。
でもそんな人ってほんのひと握り。
大半の人はそうじゃないよって話をしました。(逆にそれが普通)
じゃあどうしないといけないかって、自分で0を1にしていくしか方法はありません。
結局、積み重ねが大事だよって話をしています。
体幹が強かったら場外間際で踏ん張って体勢戻せるし、フルスピードで動いてもビタ止まり出来るし、
今やってる練習って何に繋がってるんやろ?
そう考えられるようになれば、さらに成長するチャンスがあります。
スピード上げるためにはどんなことしたら効果あるんだろう?
重い突きを打つにはどうすれば良いんだろう?
瞬発力あげるには?
自分の強みって何?
体幹トレやってるのもそのひとつね。
【固定式基本】
短時間集中型でガチっと纏めました。
でも全体で声が出てるかっていえばそうじゃない。
デカい声を出した方が良い理由は、
余計なリキミが消える
無心になって稽古に集中出来る
何よりも試合本番で自然と声が出る
集中力が増す
こんなところじゃないかな。
練習で出ない声が本番で出るはずないし、練習してないこと(技)が試合で出せる訳がありません。
練習は試合のように。
試合は練習のように。
ホントにその通りだと思う。
どんな意識でやるかってことです。
いつもの突きと受けをサクッと進め、この日は手刀受けを重点的に行いました。
また滑らかな掛け手受けを出せるようこちらも頑張りました。
最後は四股立ち。
下半身強化を兼ねて四股立ちの時間を長めに設けました。
四股立ちの前後移動のスピード感を高める練習を全員で。
身体の中で胴体に次いで重たい部位と言えば下半身。
どんなに気合いを込めて速く動かそうとしても限界があります。
また移動足で床を蹴ればバウンドしてしまい水平移動も出来ません。
そこでKちゃんと取り組んでるセイエンチンの四股立ち移動をみんなにシェアし実際に部分練習をやって見ることに。
身体の使い方ひとつで何か違いが感じられたら幸いです。
練習で学んだことを練習だけで終わらせるんじゃなくて形に活かしてほしいと思います。
【形】
大半の時間を平安五段の勉強会に費やしました。
最後の20分弱を形の自主練と組手打込み組に自由選択というカタチを取りました。
メスを入れ続けている平安五段。
7月、払いの挙動に手を加えたばかりですが、今回もうひとつ。
後半の極めどころ。
形は最初と最後のインパクトは審判目線では印象に強く残ります。
前半部分の挙動は早い段階で摺り込んでいましたが、昨日最後の極めをもう一段階強くする打ち方を全員で行いました。
平安五段をまだ練習していない一部のバンビ生も合同で練習に参加してもらいました。
この日の学びは、他の挙動・他の形でもきっと応用が効くと思います。
この打ち方、自分に合うな!
そう感じた生徒は、自分で深堀りしてみてはいかがでしょうか。
来週大会だし残り1週間、やり切ってほしいと思います。
当日自分のベストを出すことが出来れば、チカラを出し切った上での敗退なら自分自身納得がいくはず。
一番私が生徒一人ひとりに忘れないでいてほしいと願うことは、大会に出場するまでのプロセスね。
教室に通う会費や大会出場費を捻出してくれる両親・当日の送り迎えしてくれる人の支えがあって空手出来ています。
出場すると決めたのなら、感謝の気持ちを忘れずに悔いの残らないように、残り1週間懸命に抗ってください。
出場する生徒が自分のベスト発揮出来ますように。