谷派空手道修交会心武館
神戸ゆり道場

形稽古により集中力を養い、組手稽古を通じ強い気持ちと
相手を思いやる心が芽生えます。

ブログ

2025-11-15 23:50:00

2025年11月15日 (土)道場稽古167

こんにちは!

 

久々に体育館に戻ってきました。

体育館だと広々としていますので、ゆったりと形を打てます。

 

-バンビクラス-

0・早練

1・ウォーミングアップ

2・体幹トレ

3・固定式基本

4・形

 

-モンキークラス-

5・体幹トレ

6・固定式基本

7・形

8・組手

 

 

バンビクラス

【早練】

垂水区大会に挑戦する生徒と早練を続けています。

本日は2名の生徒と形、それと少しだけ組手なんかも。

 

E君とは平安二段。

先日の夜練から猫足立ちのスタンスを修正している真っ最中。

自宅でも練習してる様子が形から伺えます。

毎回上達を感じさせてくれます。

「余計なチカラを抜きつつも技にチカラを込める」

まぁまぁ難しい注文してますが簡単に言うと

「呼吸を止めずに」

打つように心がけてね。

 

次は幼児のK君。

十二の形で大会に挑戦です。

時々、周り方が反対になったりしてますので何度も何度も形を打って身体で覚えて。

今日は肩幅を保つ方法を重点的に練習しました。

 

2人ともまだ時間は残されていますので、毎日家練を重ねてください。

 

 

【ウォーミングアップ】

バンビ生、少しずつ足腰が強くなってきた感じがします。

ケンケンしたりジャンプを繰り返しているうちに強くなってきました。

これも積み重ねです。

S君、以前と比べて足腰しっかりしてきましたね!

 

 

【体幹トレーニング】

V字プランク・バックフルアップ・プランクで315分経過しました。

プランクはしっかりおへそを持ち上げて身体をキープして。

V字プランクは身体のバランス感覚を磨いています。

どれもキツいと思うけど全部自分のチカラとなって返ってきます。

 

 

【固定式基本】

引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・基立ち・正面蹴り・四股立ち突き

空手道は同じことの繰り返し。

単純ですが、同じことを繰り返すことで基本に磨きがかかってきます。

バンビ生のうちに正しい基本を身につけることがもっとも重要です。

ここが狂うと形が形で無くなってしまいます。

全員が理解出来るようゆっくりと丁寧に進めています。

基本稽古のラストは四股立ち突き!

基立ちの作り方をベースに四股立ちです。

何本突いたかな?

Aちゃん歯を食いしばって稽古してました!

それでこそ我が生徒!

とても嬉しかったです。

 

泣きそうになるくらいしんどかったと思いますが、やっとかないと上達はありません。

限界超えたその先に上達した姿が待っています。

そのうちケロっとしてるはず。

空手は美しさを追求していかないといけません。

凛とした美しい佇まい。

頭のてっぺんを糸で引っ張り上げられてるイメージで稽古してみてください。

自然と姿勢が良くなるよ。

 

 

【形】

四の形と十二の形、それと平安二段です。

仮想の敵と戦ってるイメージ。

このイメージがあればスピードとパワーがついてきます。

何よりイメージを持つこと。

これは誰でも出来ることだと思います。

 

「目付は技の先」

自信を持って形を打つ選手は違いを生み出します。

堂々と形を打つことを心がけてみよう。

 

いまいち形にキレが出ない人。

敵が四方八方から攻撃してくるのをイメージしてみてね。

 

もしもの時・大事な人を守らないといけない時。

せっかく空手習ってるんだから使えるようになろう!

 

 

モンキークラス

【体幹トレーニング】

前回うっかり抜けてしまった体幹トレ。

穴埋めに今日2回分、6分間やることに。

かなりしんどかったと思います。

4つ目が終わった時、ところどころ悲鳴が聞こえてきました。

それだけ腹筋に効いてるってこと!

正しいフォームで出来てるからこそしんどいって訳です。

プランク・左右サイドプランク・V字プランク・レッグレイズ・足刀蹴り

これで451分経過しました。

 

 

【固定式基本】

バンビ生も合流しながらの基本でした。

2部の空気に触れることも良い経験になると思います。

内容も難しいことばかりだと思うけど

「よく聞く」

「よく見る」

「よく考える」

これが学びのベースとなります。

 

固定式基本でペア練するのはこれが初めて。

帯を使った腰の入れ方を学びました。

一度緩めてインパクトの瞬間に締める。

基本稽古でこの締める感覚を身につけました。

全ては形に繋げるために。

今日改めて伝えましたが、基本を基本で終わらせないこと。

形の上達を願って基本のメニューを組んでいます。

基本での学びを形に活かす意識で取りくもう。

 

最後は100本超えの四股立ち突き!

下半身強化は当然のこととして、何よりも根性が身につきます。

なにくそ!って思いながらでもやり抜いてね!

全ては自分のため!

地獄の根性練でした。

 

 

【形】

全員で四の形から。

ブザーに合わせて1本打ち、2本目は自分のリズムで。

この手法で道場指導形・基本形・指定形と流れていきました。

打てる形を打ち、打てない形は見取り稽古。

40分程だったでしょうか。

打ちまくりましたので、かなり疲れたと思う。

普段の稽古でもここまでの量、打ち込むことは無かったんじゃないかな。

 

繰り返しになりますが、仮想の敵を見立てて打てるかどうか。

まだ腰が高い生徒もいる、

スピードが足りない生徒もいる、

手だけで技を出している生徒もいる、

上達させるのが本当に難しいですが、繰り返し意識づけしていくしかない。

 

腰の入れ方は今日の基本で理解出来たことと思う。

あとは手技の瞬発力。

これは普段のルーティーンの中でやってるメニューの他にもうひとつ、次回投下します。

ボールを使ったメニューで、人数分用意出来なくて実現していませんでしたが閃いてしまいました。

形も組手も手と足の瞬発力が必要です。

技のキレとパワーを追求していこう。

でも正確な技の出し方や立ち方。

「これが有ってのこと」をお忘れなく。

 

 

【組手】

基礎の基礎。

ステップの練習からでした。

なんのための練習か。

意図を掴めないようだと、やらされてる練習になるだけで、隣の子と差が広がります。

 

「何も考えない」

「何となく」

高学年でこれだとダメだ。

 

どうやって自分の技を極めるのか。

動きに意味を持たせてほしい。

相手を崩す。

ただのステップの中から技を出しても、避けられるかカウンター合わせられるのが容易に想像出来ます。

フェイントやプレス、緩急を織り交ぜた中から技を出さないと極まらない。

いろんなこと思考しながら一つひとつのメニューを消化してほしい。

稽古後くたくたになる位に脳みそフル回転させてほしい。

何も考えない「流しただけ」の練習なんてしてる時間は無いよ。

大会に出て勝ちたかったら、そこから見直さないと。

 

これもステップ練。

次は刻み突きの距離の伸ばし方。

後ろ足の溜めは言わずもがな。

これだけじゃまだ足りなくて、後ろ足の寄せ。

半歩だけ寄せた瞬間に前足を遠くに飛ばす。

両足の内側が磁石で引き寄せられるイメージが伝わりやすいでしょうか。

寄せるのは半歩だけで十分で、ポイントはそのあと。

どれだけ早く前足の飛び込みに繋げられるか。

寄せと飛び込みの間に「間」が出来ると2挙動になりカウンターの餌食になります。

相手が反応出来ないくらいに速くです。

遠間から飛び込んで「先の先」を取れるのが理想です。

 

次は、刻み突きの見直しでした。

相手の外側を取る入り。

これは構えが自分と逆の場合に有効な入り方で、自分は被弾することなく相手を制する組手。

ほんの少しだけ相手の線をズラし外側から入る方法を学びました。

 

 

組手は組手の面白さがありますね。