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世界王者たちの合宿 -Extra Movie編-
こんにちは!
おまけです。
1:イラン式ウォーミングアップ
【練習前に行う「戦う準備」20分】
ジョグしながら、バックランやサイドステップ、カリオカ等さまざまな動きを少しずつ行います。
動きは緩やかですが、足を止めることなく20分間動きっぱなし!
次第に肩甲骨をほぐす動きを経て、次は股関節回り。ラダーでお馴染みの動きなんかも取り入れています。
身体が温まってきたところで、組手系のフットワークから、小刻みのダッシュ系に移ります。
敏捷性 + ダッシュ のあとは円になって組手フットワークからストレッチでした。
2:チャンピオンの技をシェアしよう(荒賀龍太郎を破った魔物・グルジアのゴギタ)
【蹴りをさばいて、片手で投げる】
相手選手が放つ中段回し蹴りを、間合いを切りながら(スイッチして)受けます。
右の蹴りを、スイッチしながら自分の右手ではたき落とし右足で足払いしながら投げてます。
足を入れ替えて左脚を軸にして足払いしています。
こわっ、、
3:チャンピオンの技をシェアしよう(日本が誇る天才スピードキング・荒賀龍太郎)
【下がるとみせかけて中段蹴り】
相手が仕掛けてきた時、一瞬前脚を引いて中段蹴りです。
体を入れ替えての中段蹴りでした。
相手が前に入る瞬間に入れ替えるのですから、スピードと反射神経が高くないと間に合わない荒賀選手にしか出来ない技かも知れませんね。
4:チャンピオンの技をシェアしよう(アジア大会軽量級チャンピオン・イランのアミル)
【前足を有効利用!コンビネーションでポイントを獲る】
前足を使って上段突きに繋げるコンビネーションです。
間合いが遠い時に使う技ですね。
前足で足払いや膝の抱え込みで蹴りのフェイントを入れ、後ろ足を1歩前(スイッチ)し、上段逆突きでした。
スイッチと同時の突きは、軽量級だけあってスピード抜群です。
またコーナー際の攻防も。
コーナー際でダッキングされるケースが見受けられます。ダッキングを防ぐ手段に前足で相手を浮かせ、突きで得点を狙うのだそうです。
ただ闇雲に突きを打っても、ダッキングで回避するのが常套手段ですが、蹴りのフェイントは確かに浮いてしまいますね。
5:チャンピオンの技をシェアしよう(これが常勝軍団トルコ式の技・ギョクハン)
【回り込む相手に蹴りを極める】
これもコーナー際の攻防で回り込もうとする相手に、2回蹴る技です。
まず1度中段蹴りを見せておきます。
2回目に中段 → 上段と足を降ろさず連続で蹴る技でした。
大会でも良く見かける蹴りのコンビネーションですね。
中段が撒き餌で、一瞬気の緩んだところを上段で極めます。
2つ目は予想しにくいですね。
日本人選手がヨーロッパスタイルの空手を学び、その逆にトルコ人選手が日本式の空手を知る、密度の濃い国際合宿でした。
とても良いDVDです。