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2024-12-29 15:15:00

2024年を振り返って 

こんにちは!

 

26日の仕事納めの後に体調不良で2日間寝込んでしまい最後の最後、空手業務をひとつ飛ばしてしまいました。

休憩挟みながらボチボチ2024年の道場まわりの出来事をコーヒーでも飲みながらゆっくり振り返ってみたいと思います。

 

前年のうちにクラス分けと週2回稽古出来る環境を整えましたので、しっかり計画を立て生徒を成長させていく。

何より生徒本人に成長を実感させてあげる事がメインテーマでした。

実際に生徒本人がスイッチ入る瞬間って、大会に出場し入賞を果たした時と審査で合格して帯の色が濃くなった時。

自分にも出来る!

もっと勝ちたい!

ただ学年が上がっていくと一つ勝のも難しくなるのも事実。

 

他の道場は2回・3回は当たり前。

本気で頑張る人たちばかりです。

そんな中、入賞を果たそうと思えば良質な道場稽古と家練をどれだけ重ねられるかにかかってきます。

どうやって生徒達のモチベーションを維持出来るか。もっと言えば高めていけるか。

競争心を煽ったり、良く出来た事を見逃さずしっかり褒めてあげたり。

 

モチベーター

自分の仕事はここに尽きるのかと。

 

 

今年は神戸市大会や修交会・北区大会以外にも、丹有地区大会・後期兵庫県大会・連合会大会に初めて挑戦する生徒が現れました。

結果は伴いませんでしたが、大会出場すると場の雰囲気に慣れますしレベルの高い選手の試合も目の当たりに出来ます。

 

 

5月ゴールデンウィークに開催されます神戸市大会、4年生男子形競技でS君、4年生男子組手競技でK君が5位入賞でした。

2年連続で皆勤賞を取ったS君。

スピードとキレを活かした形が得意ですが、まだ下半身から技が連動していない。

この意味が真の意味で理解出来ればもうひと皮剥けるはず。

タイミングを移動足から軸足に変えてみて。

下半身主導で形が打てるように。

 

運動神経抜群のK君、課題は間の詰め方と構えがキープ出来ないところ。

奥拳がどうしても開いてしまう。

スピード勝負の競技空手で自ら不利になってしまうことをしています。

重心を落とすことと、両手の位置を変えないことは基本中の基本ね。

ここはホントにもう自分の意識ひとつ。

疲れていても構えが崩れない位に基本を徹底的にやるしかないよ。

 

2人ともポテンシャル秘めてるので、来年はもうひとつ勝ち切って順位を上げよう!

頑張れ!

 

6月に入り北区大会がしあわせの村で開催され、道場からもたくさんの生徒が出場しました。

昨年、1年生女子組手競技で優勝したYちゃん。

道場でも初めて習った事が誰よりも先に出来るようになる飲み込みの早い彼女。

ドキドキしながら観ていましたが、今年も決勝まで進出する事が出来ましたが残念ながら準優勝でした。

決勝の対戦相手の女の子、見事なまでの当て感の良さ。

Yちゃんの入りに合わせ、先の先。

なんならカウンターのタイミングもドンピシャ。

確か1年生だったと思うけど強かった。

 

今後の課題は入り方のバリエーションを増やすこと。

出入りが一本調子だと、感が良い選手にタイミングを盗まれます。

とにかく先取の重要性。

取るのと、取られるのとでは大違いです。

入り方の工夫ね。

 

3年生女子組手Kちゃん、彼女も準優勝を果たしました。

土曜稽古に夜練、特練にジュニア講習会と抜群の稽古量です。

今年たくさんの試合経験を積みました。

稽古中、一切手を抜く事が無くとにかく自分で自分を追い込むことが出来る、とても珍しい生徒。

思考しながら稽古出来るタイプだし、形は学年が上がるにつれ伸びていくことだと思います。

組手はキレを磨く必要があるかな。

キレがついてくると形にも好影響を与えますので自主練でSAQ取り入れてみて。

 

 

4年生男子組手S君は3位

スピードがあって中段突きのタイミングが上手なS君。

技を取ってもらえなかった後の攻撃、2本目3本目と繋げることが出来ればもっと、自分の組手に相手をはめる事が出来るはず。

組手はイニシアチブのつかみ合い。

 

 

台風の影響で開催が危ぶまれた修交会大会が9月に開催されました。

近畿以外の遠方からもたくさん参加される大きな大会です。

ギリギリまで開催の可否判断がつかず、やきもきしましたが何とか開催する事が出来ました。

私も審判で参加しましたが朝から1日中審判するとホントに疲れます、、

ミスジャッジしてはいけないし、選手にケガさせてはいけませんので、一瞬たりとも気を抜けません。

スタンドで応援してたいですが、そういう訳にはいきません。

神戸市も修交会も審判員の数が足りず苦労されてるの知ってるから微力ながら協力させてもらってます。

 

審判してると、生徒の試合がほとんど観れません。

そんな中後から知ったことですが、2年生女子組手でYちゃんが優勝でした。

成績だけ見ると完全なる組手選手。

組手のポテンシャル高めです。

 

道場の稽古よりも実際の試合で相手と対峙し、そこから学ぶことの方が遥かに得るモノがあります。

一瞬いっしゅんの判断であったり、駆け引きを使って相手を騙したり、タイミングを掴むのは真剣勝負の場に限ります。

試合経験が自分をより大きく成長させてくれます。

 

道場でいっぱい経験して、それを試合の場で実際に腕試し。

その繰り返しだと思います。

 

9月は桜の宮まつりもありました。

ゆり生にとって、お祭りは2度目。

上手い下手じゃなく元気いっぱいな姿を見せてくれたらそれでオッケーです。

昨年と比べ、かなり生徒数が増えましたので4つのグループに分けて演武を行いました。

天気が良ければグラウンドで行う予定でしたが、天気予報は雨マークだったこともあり、ギリギリの判断になりましたが体育館で行うことに。

外と中の2部構成でしたが全てのプログラムを体育館の中に纏めましたので、混乱が生じるかと思いましたが、進行役の方が良く出来る人で何の心配も無くスムーズに進行しました。

 

生徒達の演武の前に、少しだけご挨拶させて頂きましたが凄い人!

ビックリするくらいたくさんの方に生徒達の演武を披露させてもらいました。

実はこの日に合わせて、2枚目のチラシの制作に励んでいました。

構想期間2ヵ月の超大作。

職員室の前にチラシを置かせてもらい、近隣の幼稚園にも掲示させて頂けることに。

桜の宮まつりを観て、入会してくれた生徒が3名も。

ホームーページや口コミで入会される方が多数を占める中、お祭りが決め手になるとは。

来年は体験コーナーを設けて、実際にミットを突いたり蹴ったりしてもらおうかな。

 

 

10月の神戸市大会では、形・組手ともに5位入賞を果たした3年生R君。

今年一気に伸びた生徒です。

持ち前の負けん気の強さ。

センスとか技術とかじゃなくて、組手競技で一番必要なものを彼は持ってる。

ハートの強さです。

どんなに強い相手と対峙しても怯む事がありません。

観ていて気持ちが良いくらいです。

3年生になって秘めていたポテンシャルが一気に開花しました。

稽古への取組み方も全然変わったし、なにより空手の話しかしません。

休憩中も移動中も空手の話ばっかり。

少しずつ、実際の動きがイメージに近づいて来てるんでしょうね。

空手を楽しんでやってる。

楽しんでやれば空手への取組み方も変わるし成長もする。

 

バンビの時間に早めに入室してアップしてたり、空手に情熱を注いでる。

こんな生徒が一人でも二人でも増えてくると、指導していて良かったと思える瞬間です。

 

彼も完全なる組手タイプですが休憩中、形の話しかしてこない程に形が大好き。

深さを増した猫足立ち、しっかり開くようになった四股立ち。

最近では肩甲骨と彎曲した背骨のラインを強調出来るまでになってきた。

 

私的にベストと思う四股立ちに近づいてきた生徒です。

そんなR君が大会で入賞出来るようになり、ホッとひと安心です。

そんなR君に続く生徒が現れることを願っています。

 

11月は垂水区大会です。

4年生Mちゃんが女子形競技で3位入賞でした。

大会に向けて、特訓に特訓を重ねた努力が報われました。

努力は残酷なまでに平気で裏切りますが彼女は報われた。

 

課題は明確です。

糸東流ですので瞬発力。

それと軸足の開き。

キレを上げていかないといけません。

来年は5年生。

形で入賞を目指すなら初速の速さが必須です。

家練やるなら、ルーティーントレで手技の瞬発力を上げないといけないし、突きと引き手のスピードを上げるにはチューブで負荷をかけることが有効です。

身体全体のキレを磨くにはプライオトレね。

 

 

入賞した生徒の事ばかりになってしまいましたが、挑戦無くして成功なし。

諦めないことです。

いつも言ってますが自分が諦めたらそこでゲームオーバー。

コツコツ継続出来る人であろう。

 

昨年よりも入賞者数で言えば成績を落としてしましました。

私の指導力の無さが招いた結果。

23年秋から5月の神戸市大会に向け、下半身強化を中心としたメニューを構築してきたつもりでしたが結果に結びつける事が出来ませんでした。

もっともっと生徒をその気にさせないといけないと感じています。

アプローチの仕方にも変化が必要かも知れません。

緩すぎても厳し過ぎてもダメ。 ここはずっと手探りしている感じ。

2024年は新たに7名の生徒とご縁を頂きました。

出会いがあれば別れもあり、2名の生徒が退会することに。

やりたい事見つけて元気に居てくれればそれで良いですね!

 

2024年は道場生を30名にしたいと思っていましたが、あと一息でした。

道場に新しい血が入れば生徒が、当然道場は活気づきます。

順調に成長していけば次第に切磋琢磨していくはず。

それが狙いで道場生を増やしたいと思っています。

バンビの間は審査や大会は無しって決めていたところがありましたが、考えを改めようかと。

 

11月の垂水区大会に向け、幼児たちが必死に稽古する姿を観て心を打たれました。

2部の基本に混じったり、眠いはずなのに平日の夜練参加したりと気持ちが伝わってきました。

年齢問わず四の形・十二の形がバシッと打てて、集中して稽古出来るようになった段階で用紙を配ることにしたいと思います。

先日の審査、かなり意識高い系の幼児いてましたので私自身良い刺激になりました。

ゆりの生徒もそういう場に入れる事で、良い化学反応が起きる事を期待したいと思います。

 

 

さて2025年の新たな構想について少し触れてみたいと思います。

1・バンビの稽古時間の見直し

2・バンビ保護者クラスの自由解放

3・ゆりカップ開催

 

 

1

集中力の問題もありますので慎重に決めないといけません。

体験問合せがあればバンビクラスとなりますので、たとえバンビ生とはいえ学びに少なからず影響が出ます。

験にお越しいただく時に限り前倒しスタートが現実的かな。

体験60分・バンビ稽古90分のイメージです。

 

2

バンビ保護者クラスは、お子様が入会されているケースに限りますがお子さんと一緒に空手道の基礎を学ぶクラスです。

・道着不要

・道場登録も無し

・費用負担無し

・出来る日だけでオッケー(何度でも)

 

導入の目的は、空手道を通じて親子の絆を深めてほしいためです。

礼節や道徳心。

こんなにも素晴らしい武道の世界に一人でも多くの方に体験してもらいたいと思っています。

入会となると続けていけるか躊躇しがちだと思いますので、バンビクラスに限りますが自由開放したいと考えています。

 

デメリットとしましてはケガ。

生徒とは違いスポーツ保険に加入しませんのでそこは注意が必要です。

 

3

ゆりカップの開催は今年の夏頃から構想を練っていました。

試合経験の少ない生徒に経験の場を積ませたい想いが発端です。

導入するとなれば、一回の稽古が丸ごと大会に化けるのでただでさえ稽古回数が少ないゆりにとっては命取りになりかねます。

道場では保護者様からのご理解とご協力を得ながら、大会時コート役員のお手伝いに多くの方から立候補を頂いています。(これホントに助かってます)

ぶっつけ本番でコート役員をお願いしている心苦しさから、道場で模擬試合が組めないかと考えた事も理由のひとつです。

 

生徒自身にも主審・副審を務めることで、審判目線で思考するきっかけにもなるかも知れません。

稽古量で勝る道場と同じことやってても勝てませんので弱者の戦略で脳みそフル回転で挑戦したい気持ちでいます。

模擬試合はどんなスケールでやるのかで準備が大きく異なってきます。

審査や大会の無いオフシーズンあたりで手始めに、生徒の試合だけからスタートしてみようかな。 

 

 

Good Bye 2024!!

 

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