Hello February!
1月があっという間に過ぎ去ってしまいました。
勤務先の話ですが毎年この時期は、部門の方向性を決めるとても重要な時期。
ストロングポイントをさらに強化するか、ウィークポイントを補うかの判断に迫られます。
ここの判断を誤ると1年を棒に振ってしまう。
頭がぶっ壊れる位に脳みそ使うのでいつもクタクタになってます。
身体はクタクタでも土曜の朝は完全復活。
朝早くに起きて、アツアツのコーヒー片手に録画していたキン肉マンの放送を観ることで1日が始まります。
至福の時間ってやつです。
-バンビクラス-
00・早練
01・ウォーミングアップ
02・ラダートレ
03・体幹トレ
04・固定式基本
05・形
-モンキークラス-
06・コーディネーショントレ
07・ルーティーントレ
08・体幹トレ
09・固定式基本
10・形
11・組手
バンビクラス
【早練】
趣旨を変え、新たに復活させた早練。
まだ2部制がスタートする前に、早めに来た生徒を対象に自由参加型で行っていました。
12月他支部の幼児がキリっとした表情で頑張って審査を受けている姿を観て感銘を受けました。
私の考えでは審査はモンキークラスに上がってからが基本線でしたが、12月の審査でその考えを覆されました。
歳なんて関係なくて、例え幼稚園児もで意識高く稽古に臨めてちゃんと規定の形が打てるなら受審させてあげないと。
考えを改めました。
やっぱり道場の生徒達全員で審査に挑戦したい。
それには形を覚えることが最優先です。
短い稽古時間の中で、一定のレベルに持っていくには週1回の稽古では、そこそこ大変です。
早めに動き出す必要がありました。
2人1組で30分前倒しで早練の導入です。
この30分で四の形と十二の形をしっかり覚え、後半の形練で精度を上げていきます。
あいがたい事に体験問合せがありましたら、体験生中心のメニューになります。
体験生への指導とともに、既存の生徒の満足度も維持しないといけません。
一人考えて出した結論が、今回の早練でした。
新入会の生徒も増やす!
既存の生徒も成長させる!
どっちとも目指します。
4月全員で審査受けるぞ!
【ウォーミングアップ】
キンキンに冷えた道場。
立ってられない、正座出来ないくらいに古傷が痛む。
スタートからラストまでバッドコンディション。
こんな思い生徒にさせたらアカンなってつくづく思う。
健康が何より大事です。
寒いので道場をグルグルとジョグ・ダッシュ・サイドステップ・バックラン。
私は観てるだけ。
もっと身体を温めたいので、ケンケン・抱え込みジャンプ・仰向け(うつ伏せ)ダッシュでした。
【ラダートレーニング】
この時期はじんわり汗かくくらい身体を動かしたいところです。
俊敏性を上げるにはラダーは良いメニューです。
猫のように素早く動けるよう頑張ってます。
クイックラン・グーパー・ラテラルに加え新メニューの3フロント1バック。
バンビにもちょい難しいワード「軸」が出てきました。
前後に動く新メニュー、軸を真っ直ぐに保たなければいけません。
前から後ろに下がる時、腰がくの字に折れていてはいけません。
1年生のR君、良いバネしてたな!
瞬発系強そうだ。
バネは組手に活きてくるので楽しみです。
最近入ったばかりのEちゃん!
理解度高いし運動神経も良さそう!
予想を遥かに超える成長度合いです。
【体幹トレーニング】
サイドプランク・V字プランク・プランクで210分経過しました。
サイドプランクは真横に寝て、下の腕で身体を支えるよ。
バランス崩してしまってもすぐ、リスタートする事を心がけよう。
【固定式基本】
今日はモンキークラスのお兄ちゃんが来てくれていたので皆の前に立ちお手本となってもらいました。
その間、私は生徒の側で修正出来るので大助かり。
ありがとう!
基礎を固める段階のバンビ生。
同じ技を毎週繰り返すことで、自然と身についていきます。
この日も呪文のように言葉で説明していました。
注意点は、もう丸暗記したんじゃないかな。
引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・基立ち・正面蹴り。
おっと!
拳の握り方もおさらいしておきました。
【形】
先週の続き、四の形でした。
出てくる技(立ち方)は、中段横受け・追い突き・基立ち。
何度も基立ちを取りますが、全部同じ長さと幅になるようにね。
この形を全員でスラスラと打てるように、早練やっていきます。
全部でどのくらい打ったでしょうか。
10回は打ったような気が。
回る時、胸の前でバッテン作ると引き手の強さが増すよ。
バンビ生も目標掲げて頑張ろう!
※次週の早練は、新1年生のK君とYちゃん!
モンキークラス
【コーディネーショントレーニング】
先週スタートした手と目と足のコーディネーショントレ。
動きが良くなった生徒がほとんど。
スピードに乗ったシャッフルに今度はひとつ難易度を上げ直前で色指定。
目でおっかけながらキャッチ。
もっと出来そうな生徒には、こっそり回転を加えてみたり。
運動神経が上がること間違いなし!
【ルーティーントレーニング】
メニューに再度加えた拳立て。
空手習ってて拳が正しく握れないと恥かくのは自分自身。
稽古中の間、私は結構握りを観ています。
全員が終始握れていると感じるまで身体で覚えさせます。
【体幹トレーニング】
足刀蹴り・レッグレイズ・プランクで348分経過しました。
一人ひとりを改めて観てみますと、引き足の意識が足りません。
何人か直接指導しましたので、次回同じ注意を受けないようにね。
レッグレイズは強烈に腹筋に効くはず。
苦悶の表情浮かべてる生徒はそれだけ真剣にやってると言えます。
【固定式基本】
短い時間ですが基本は外せません。
今日はバンビ生4人が合流。
説明が難しいと思いますので見様見真似でついて来てくれればそれで良いよ。
猫足立ちから手刀受けに正面蹴りを挟みます。
これを前後に。
頭のてっぺんから足の先まで意識を集中させること。
形の中でだらしない正面蹴りも見受けられます。
結局これも意識ひとつね。
今週の下半身トレは四股立ち突きを交えた斜角突き。
前屈立ちと四股立ちは、頭の高さは同じ。
という事は、前膝は一切緩めないってことね。
基本無くして形の上達はあり得ません。
上達したければ基本を磨きに磨くこと。
技のキレと極め、あとタイミングに軸。
正しい技に立ち方。
全ては安定した立ち方にあるといっても過言ではありません。
形競技で良い結果を残したいと願う生徒は、畳一畳分のスペースさせあれば自主練出来る内容ばかりです。
”やる人はやる”
【形】
非常に良い集中力でした。
形って仮想の敵との攻防を表現しています。
観てる人に実際に戦ってるみたいやな!
こう思わせなければいけません。
緊張感
これに尽きます。
同じペースで淡白に打っていても面白くもなんともありません。
その形の中で一番の見せ所。
その挙動にピークを持っていくためのリズムやメリハリが必要になってきます。
普段私がよく使う言葉に
”よく見る”
があります。
大会会場や審査会で上手な人の形をよく観てください。
まず観る習慣をつけることから始めてみてはどうかな。
四の形と十二の形で身体の使い方とスピードを意識し形を打ちました。
平安二段、初段、三段、五段、四段と進み最後はバッサイ大。
ひとつでも打てる形を増やし形練する時間を自分で増やせるようにね。
指定形に突入した緑帯生は、基本形はしっかりと打てるようにね。
普段から打たな忘れるよ。
【組手】
構え方とステップの重要性を改めて説明しました。
なぜ腰が高いといけないのか。
なぜ腕が下がるとダメなのか。
なぜ腕が伸びたままだといけないのか。
ここを意識して何度も反復練習。
理屈を理解して、あとは身体に落とし込む作業です。
これは疲れていても崩れなくするためには、数をこなすしかありません。
何往復したか分からない位しっかり目に頑張った。
ステップの際、動かすのは足首だけ。
足首強くないと組手にならないのでここも強化するポイントです。
寄せ足なんてしてたらダメ!
正体と逆体で繰り返しフットワークでした。
次に2列に向かいあい、ブザーに合わせて技を出す練習に。
刻み突きと逆突き。
自ら仕掛けるパターンと中段カウンターの入り方。
組手練の始めに伝えた、入りの速さ。
1挙動で入れるかどうかが重要です。
刺すような長いフェンシングのような突き。
軸足で床をけり、前足は相手に向かって飛び込むように。
突いた時の姿勢は構えたまま、真半身のまま突きます。
なぜ真半身なのかは、これまで散々伝えて来てるので分かってるはず。
逆に中段は真半身で入り、真身で突きます。
これにも理由があって、呪文のように唱えて来てるので説明は省きました。
ポイントは ”長い突き”
後方の副審に長い線を見せれるように。
突きの反復練習を終え、今日は変わったメニューを用意してきました。
3人で行う反射神経トレ。
トライアングル上に配置し、打ち込み側は両手を胸の前に置き真身で構えます。
この時に両足はその場で高速ステップ。
どちらか一方が寸止めフルスピードで刻み突きを飛ばし、それを前拳でパーリングして逆上。
タップは2回で行います。
慣れないうちは、左右順番に行い練習の意図が掴めたあたりからランダムで本当の練習開始。
左右どちらの手でも技が出せることと、なにより反応の練習が目的。
反射神経とは頭で考えたことを筋肉に伝達して身体が反応します。
この時間が短ければ短いほど運動神経が良いとされます。
なかなか反応が速い生徒も見受けられましたし、今後に期待です。
メンホー無しでやりましたので、ちょっとドキドキでしたがケガ無しで終えました。
上段突きの距離は5㎝手前。
ここを迷い無く一撃でフルスピード。
”気” の入っていない突きは、旗は挙がりません。
躊躇せず打ち込み、5㎝手前で止めるスキルも磨いていかなくては試合で使えません。
稽古したことしか試合では出ません。
試合で使える技の練習を心がけよう!
”稽古は試合のように 試合は稽古のように”
意識高く稽古に臨み、大会の場で腕試ししていこう!