こんにちは!
最後は泊バッサイです。
糸東流らしくてスピード感があって、好きな形だけどすごく苦手です、、
なんとも豪華です。1日でスーパーリンペイと泊バッサイを教えてもらえるなんて。
ポイントを箇条書きで記します。(挙動が分からないと何のことやらサッパリだと思いますが、、)
1・軸足に早く体重を乗せる
2・後ろ正面に向きを替えるときは、前足の踵が地面に触れた瞬間に方向転換する
3・開手内受けのあと、押さえて開手で相手の目の高さを突く
4・蹴りが来たのを耳の高さで受け流し
5・四股立ちで突きを極める直前、右掛け手のスナップを効かせる
6・猫足立ち下段払いの移動は、次の軸足に体重が乗った瞬間に受ける(でないとブレる)
7・足刀蹴りは、力を抜き振り子の要領であげ、トップの位置で「あぐら」をかく
8・三日月蹴りは膝のスナップを使い足の先端を掘り投げる
9・1回目の気合のあと、後ろ方向の振り向きは右足踵で回ると早く回れて軸が取れる(激ムズ!!)
5・諸手突きは、人中と水月(床と平行)
6・諸手突きは、猫足立ちで更に沈んで極める
7・軸足に早く体重を乗せる
この形は、前半シャープに開手技の攻防が続きますが、途中じっくり溜めるところが出てきます。最初から最後まで一本調子なら見ててもつまらないですね。
形の流れが頭に入ったら、上記のコツを意識してレベルアップを図りたいところです。
読み込んで反復練習しないとダメですね。
締めくくりの挨拶で、宇佐美先生は試合に負けた時の気持ちを忘れないこと。負けには必ず理由があり人のせいにはせず、全ての人を納得させる形を打てるように稽古を積み重ねようと
メッセージを送っていました。
※2019年10月にセミナーの第3弾(バッサイ大)が予定されていましたが、台風で中止になってしまいました。
残念
こんにちは!
スーパーリンペイ編です。たくさん打ち込んだ大好きな形です。
1・三戦立ちは、「締めない」「背中から張る」(締める癖がついててムズい!)
2・回し受けは、大きすぎず中段の高さで円にして受ける(小さく)
3・掛け手は小指側からだす
4・回し受けを前に押し出す動作は脇を締め背中から絞り出す
5・スピードを加えた後、力を込めて絞り出す。(スピードとパワーのメリハリ)
6・四股立ちは胸を張らず背中を意識
7・四股立ちは、移動足から動かし軸足で手技を極める
8・狐受けは強弱をつけて
感じたことですが、繰り返しの動作が非常に多く演武時間も長い形です。競技では粘っこく且つ単調にならず、スピードとパワーを緩急をつけて打つことが出来ないと
見ていて退屈な形になると思います。
こんにちは!
2018年10月に開催された宇佐美里香先生の形セミナー第2弾
セミナーのコンセプトは、「スピードとキレを生む世界一のテクニック!」
基本・スーパーリンペイ・泊バッサイの3回に分け、このブログにお越しいただいている方にも少しだけシェアしたいと思います。
(ブログにのせてますが、あくまでも私自身の備忘録なので箇条書きです)
突き
1・突きは肩甲骨を使い、後ろからのパワーを利用する(突き手を押されても潰れない)
2・体の「外側」ではなく、体の「中」の軸を使って技を出す
3・形(基本)は、感覚とイメージが大事(背中からのパワーを技に伝える)
4・呼吸は止めない(弾けるイメージで形を打つには呼吸をとめず、呼吸で解放する)
スピードキレを生むテクニック
1・体の中の感覚を早くすることで、実際のスピードが増す
2・腰を切る動作を小さくすることで、力む暇がない(激ムズ!)
3・形に必要な要素はスピード・キレ・鋭さ・緩急があるが、その中でも体の使い方を勉強して、スピードとキレを強化した
4・キレと極めの強さは、軸足とのタイミングで決まる
無意識レベルで出来るようになれば、次は形に移行するといったところでしょうか。
ほんと勉強になります。
自分も短い言葉で要点をピシッと伝えられるようにしたいところです。
こんにちは!
昨日の「基本」に引き続き、後編です。
セミナーのコンセプトは【呼吸を止めず 力まず 楽に技を極める!】
チャタンヤラクーシャンクーでも1時間のボリュームです。
形のポイント
1・不安定な状態から次の技を極める
2・体の軸を基本に腕は鞭のようにリラックスした状態にして軸で極める
いろんな形がありますが、全てに共通して言えることです。特に2の鞭のように操る練習方法は、すごく参考になります。
指導の引き出しが増えますね。
チャタンでは、連続する手技・屈伸動作・ジャンプ・二段蹴りなどの見せ場についてのコツを伝授しています。
「チャタンヤラクーシャンクー」
1・(最初の手刀受け)軸は全部同じ 真っすぐ通してブラさない
2・軸から鞭の動きを使って突き・受けを出す
3・軸足に寄せてから回る
4・(手刀受け*4回)スピードを出すには力の抜き差しが必要
5・軸が間に移動し次の軸に替わる間は、技を出さない
6・後ろ足に軸が乗り極まる瞬間に技を出す
7・(蹴ってしゃがむとき)前脚を置こうとしないで後ろ脚を早く曲げてしゃがむ
8・(構えて蹴ってエンピ)蹴って移動するときは先に下がってからエンピ
9・形は技と技の間が一番大事
10・鞭の使い方や軸の取り方などを頭で理解していれば、自分のスピード・パワーが活かされ極めが強くなる
11・腰の回転はお腹の中で小さく回転させるイメージ。腰は体の中の軸を使って切る
12・一番大事なことは呼吸はリラックスして絶対に止めない
途中、宇佐美先生は「壁にぶち当たった時に今日のことを思い出して練習を積んでください」と仰ってました。
今後の指導に向けての備忘録です。
こんにちは!
2018年3月に開催された「世界一美しい形」と称される、宇佐美里香先生による形セミナーの様子です。
セミナーのコンセプトは【呼吸を止めず 力まず 楽に技を極める!】
収録時間が長いので、前後編に分けてみたいと思います。
このブログは、今後の自分の指導に活かすための備忘録として記しています。(ブログ向きではないかも、、)
まずは、「世界一の基本」編
突き・蹴り・受けの基本技のポイントと練習だけで1時間。
宇佐美先生曰く、一番難しい技は直突きと直蹴り。突きだけでもポイントが100以上あるそうで、その内7つ紹介されています。
「突き」
1・肩をリラックスさせる
2・胸もリラックスさせる
3・肘のスナップで極める
4・突き手・引き手は一本の腕
5・手首を返さずスクリューのように突く
6・突き手は肘を下げてスタート、引き手は肘を下げて収める(ムズい)
7・呼吸は歩いている時と同じようにリラックスし止めない
「蹴り」
1・腰から脚を上げて正しいコースで蹴って戻す
2・足は床と平行に上げて下す
3・引き足は前腿に力を入れず踵が腿の後ろに当たるくらい返す
こうして書き記すことで、自身の理解度を上げています。
道場稽古で生徒に還元していきたいと思います。