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2022年9月17日 (土)青空田中道場 1
こんにちは!
体育館がクーラー設置工事なので使用出来ません。
道場稽古はお休みですが、11月の垂水区大会にエントリーする生徒3人と近くの公園で空手です!
垂水区大会は平安二段、組手競技にも挑戦です!
【形】
受けと攻撃時の立ち方の違いを説明します。
形競技において重要ポイントは、「立ち方」・「姿勢」・「リズム」です。
前屈立ちするところで、基立ちではいけませんので分かり易く説明しました。
受け技の時:前屈立ち
突き技の時:基立ち
次に姿勢です。
軸を置く位置が非常に重要となります。ほとんどの場合、身体の中心に軸を置きますが猫足立ちは異なり、後ろ足(軸足)踵に軸を置きます。
また方向転換する時にも軸移動が存在しますが、これはまた次の機会で。(次の軸に乗るですね)
まずは挙動を正確に覚えることからスタートです。
猫足立ち・四股立ちをより美しく魅せるポイントなんかも。今日は生徒3人だけ。普段の道場稽古とは違い保護者の方にもそばで聞いて頂きました。
自宅練習で参考にしてもらえたら嬉しいです。
最後はリズムです。
平安二段を繰り返し正確に覚えることがゴールでしたが、リズムについても触れておきます。
始めから終わりまで、一本調子で淡々と進んでいくと見所も少なく審判を釘付けに出来ません。
無駄な力みが無く、流れるような演武を目指します。また緩急も必要になってきます。
ゆっくり動く挙動や、ピタッと止まることでスピード感が強調されます。
この辺も次の機会で伝えます。
【組手】
フットワーク・刻み突きのおさらいと「間合い」について。
技が決まる基準は、下記6項目満たすことです。
・良い姿勢
・良い態度
・良いタイミング
・技の力とスピード
・残心
・正確な距離
攻撃を仕掛ける距離(タイミング)についてを信号の色に例えて説明しました。
組手競技はむやみやたらに動いても、体力を消耗するだけで逆効果です。
赤信号:お互いの拳が届く危険な距離(チャンスでもあり、ピンチでもある)
黄信号:前手、前足を伸ばして、相手の拳サポにタッチできる距離(この距離でチャンスを探る)
青信号:前手、前足を伸ばしても相手に届かない距離(この距離で技をだしてもポイントにならない)(相手の間合いを切ったり、呼吸を整える時に使います)
これがポイント奪取に繋がる距離(間合い)です。
自分から、相手の拳サポにタッチ出来たら「自分の間合い」、逆にタッチされたら「相手の間合い」です。この感覚は組手を行う上で重要です。
間合いを理解したところで、動きの中から刻み突きを出す練習に移ります。
残心(引き手、バックステップ)までが1セット。距離やタイミングが良くても残心が無ければ旗はあがりません。
どちらかと言えば保護者の方向けに、ポイントと反則について丁寧に説明しました。
また、組手競技に出場しますので防具のサイズ確認なんかも。
なんやかんやで終わったのは16時。形・組手ともに説明に沢山時間をかけました。
来週は23日に開催します。垂水区出場される方、一緒に練習しましょう!