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タニラダー アドバンスドDVD
タニラダー インストラクションDVD
いつもありがとうございます!
タニラダーDVDのご紹介です。
道場稽古でアップにラダーを取り入れていますが、生徒数が増えてきたこともあり2本目を購入しました。
以前から存在だけは知っていたタニラダー。
サッカースキル向上のDVDですが、どこか空手に通じるものもあるんじゃないかと購入してみることに。
空手(組手)にも、瞬発力・リズム感・敏捷性は必要です。
改めて説明しますとラダートレによってもたらされる効果は、脳からの指令を筋肉に伝える速度が上がること。
(神経系トレ)
細かいステップによる巧みな身体の使い方や、バランス能力・一歩目のスピード・加減速のメリハリ等さまざまです。
様々な切り返しを行うラダートレの種目は、加速・減速・方向転換といった能力の向上、瞬発力の向上が期待出来ます。
足をクロスしたり、前後の複雑な動きを取り入れつつスピードを意識すると、脳と身体の神経的なつながりが向上します。
全身の神経回路は9~12歳までにほぼ完成されます。(90%と言われています)ゴールデンエイジ期で経験した運動が、その後の運動神経を決定づけると言われています。
さて肝心の中身ですが、26種類のステップが紹介されています。
カテゴリー別では、
・ラン系 9種類
・ツイスト系 7種類
・ジャンプ系 10種類
ステップのバリエーションが増やすことが目的で購入しましたが、DVDを観てみると、、
半分指導者向けの内容でしたね。
より大きな効果を得るためには、正しい身体の使い方を知る必要があります。
そのあたりを4つに分けて説明してくれています。
実際にトレーニングする際の注意点や、指導者が見るべきチェックポイントの解説付きなので、ステップをただ目で追うだけではない気づきがあります。
また足を置く順番もイラストがついてますし、目的 / 効果も記載されています。なんならスロー再生までついてます。
知ってるステップ多めでしたが、チェックポイントや目的 / 効果まで把握していませんでした。
ステップによって得られる効果の理解を深めたい人・バリエーション増やしたい人には、解説内容が充実しているタニラダーDVDありだと思います。
松久 功の開脚ストレッチ -ウォーミングアップとクールダウン-
こんにちは!
現役時代に取り入れていた稽古前の柔軟やクールダウン、試合前のアップを紹介されています。
他にも体幹を強化するトレーニングもたっぷり収録されています。
なかでも試合前のアップは、動的ストレッチに特化していて良いお手本になるかと思います。体を温めて試合で一気に爆発させるためです。
ご本人曰く、ウォーミングアップとクールダウンを重要視していなかったことが影響し、次の日に疲れが抜けなかったりケガを重ねるようになり、トレーニングの見直しを図ったようです。
長い突きの源である肩甲骨のストレッチ、変幻自在の蹴りを繰り出すためには股関節回りの柔軟性も必須です。
さすがトップクラス、勝つことに貪欲です。
勝負は準備段階から既に始まっているって訳ですね。
軽視出来ません。
SAQ トレーニング -Quickness & Warming Up-
こんにちは!
SAQトレーニング -Quickness & Warming Up-
SAQトレーニングとは、スポーツの動き作りを追求し遊びの要素が多分に含まれた基礎トレーニングの集合体を指します。
ジュニアの発育、発達期やスピードUPが必要なスポーツに動ける体作りを目指す上で不可欠な要素です。
(大半が2人1組で行われます)
本日は、
Q:クイックネス
W:ウォーミングアップ
SAQ トレーニング -Quickness & Warming Up-
クイックネスとは素早い動きのことを指し、神経と筋肉の結びつきです。神経回路と筋肉との改善を目的とします。
つまり動かない身体を動けるようにするという考え方です。
身体をイメージ通り動かすにはバリエーションに富んだフットワークやステップワークが効果的とあります。
ラダーを用いてクイックランの中に、サイドランやカリオカを混ぜ動作を複雑化させていきます。
「ひとマス系」
ラダーで素早い動きやキレのある動作が苦手な人には、マスを移動せずその場で、しかも5秒程度の短い時間を繰り返すことが効果的なようです。
前後ジャンプ・開閉ジャンプ・2マスツイスト・シャッフルをその場で行います。
お勧めは開閉ジャンプです。
「ランニング系」
フットワークの向上を目指すにはラダートレーニングがおすすめです。
失敗しても良いので速いリズムで行う事が重要です。次のステップとして、速く正しい動作で行います。
ここで言う正しい動作とは、
①姿勢が良い
②腕が振れている
③股関節が動かせている
④捻りの動作では腰が可動している
となります。
お勧めはクイックランです。
「ジャンプ系」
腕の振りで素早くマスを移動します。ポイントは膝の屈伸でジャンプせず弾むイメージ飛ぶことです。
お勧めはジャンプバックです。
「ツイスト系」
足の出し入れより腰の回転が素早く行えるようにします。少し難易度が上がります。
お勧めはカリオカです。
「リズム系」
狭いスペースで素早く動くフットワークの基本的な動作です。前、後ろ、斜めに動くことで速いリズムのフットワークを学習します。
お勧めはシャッフルです。
ハイスピードラダー
ラダー上をクイックランで駆け抜けた後、そのままダッシュを追加します。
単純なフットワークの動作をより速いスピード環境とセットで行うことで、より実戦的な状況で行うことで能力の向上を目指します。
ここで大事なことは、つま先だけで進むのでは無く、股関節の誘導で進むこととあります。
サイドワインダー サイドステップ
両足首にトレーニングチューブを装着し、かに歩きで前後左右に歩きます。目的は股関節に負荷をかけることと、基礎体力そのものの向上も見込めます。
ウォーミングアップ
ダイナミックフレキシビリティ(動的ストレッチ)は、より身体を効果的に動かしながら柔軟性を高めます。スポーツにとって重要な役割を持ちウォーミングアップとしては最適です。練習や試合においての動ける身体の準備をしますので大きな関節可動域を確保する必要があります。
局所的な動作に留まらず全身の神経・筋・関節を協調性により向上させます。
中でも股関節や肩甲骨周辺のエクササイズはスピード能力やアジリティ能力の改善と直結します。
空手に限らず、運動をする上で「強くて柔らかい」筋肉は欠かせないですね。
※ケガをして得する事はひとつもありません。
SAQ トレーニング -Speed & Agility-
こんにちは!
SAQトレーニング -Speed & Agility-
SAQトレーニングとは、スポーツの動き作りを追求し遊びの要素が多分に含まれた基礎トレーニングの集合体を指します。
ジュニアの発育、発達期やスピードUPが必要なスポーツに動ける体作りを目指す上で不可欠な要素です。
(大半が2人1組で行われます)
本日は、
S:スピード
A:アジリティ
を上げるトレーニング方法について。
Speed「スピード」とは重心移動の速さです。
ワンダッシュトレーニング
2人1組となり、ボールを地面に落とすタイミングに反応して素早いダッシュでワンバウンドでキャッチします。
単なるダッシュの繰り返しより、目による反応が含まれる為スタート能力の向上にプラスとなります。
組手競技では、飛び込みの速さに繋がりますね。
ミニハードルステップ 90°ターン
ハードル間をラテラルステップで横移動し縦方向転換する事でスタートする爆発力を上げます。
組手競技では、軸足で地面をける力や踏ん張る力が向上しそうですね。
バイパースタート
空手稽古でおなじみ、「チューブ」です。動作に負荷をかけスタート時の爆発力をあげます。
組手競技では、飛び込みの速さが上がりますね。
メディシンボールスロー
重さのあるボールを投げる事で体幹部の基礎的パワーの向上を図ります。パワーは力とスピードのかけ合わせです。
組手競技では、重心の乗った突きが突けそうですね。
ヘビージャンプロープ
ボクサーのトレーニングで良く出てきますね。心肺機能を中心としたコンディショニングを高めるトレーニング。ベアリング付きなので持続運動に適しています。
EVERLAST製のレザーウェイトジャンプロープを持っていますが、重くて1分も飛べばヘロヘロです。
組手競技では、メンホーによる呼吸の乱れが軽減されることでしょう。
Agility「アジリティ」とは敏捷性を指します。
片足バランス
方向の際に求められる能力は片足のバランス力です。眼を閉じたり、膝を曲げたりした方法で敏捷性に結び付くトレーニングにします。
膝を曲げる角度は、クォーター(1/4)・ハーフ(1/2)・パラレル(膝が地面と平行)です。
組手競技では、自分の身体をコントロール出来そうですね。
バランスディスク
重心が取りにくい状態でバランス作りをする事で大変効果的です。
組手競技では、激しい攻防の中でもバランスを崩す事なく試合運びが出来そうですね。
ボールアジリティ サイドステップ
2つのボールを使って、2人1組で左右方向にパス & キャッチします。軽やかなステップワークとボールコントロールの強化を図ります。
組手競技では、フットワークにリズム感が磨かれるとともに動いたものを捉える感覚が身につきます。手と眼のコーディネーショントレーニングですね。
シャトルラン
決められたステップを刻みながら横方向転換します。
組手競技では、アウトエッジを利かした攻撃の入りに有効ですね。
ラインアジリティ ダッシュ&バック
決められたラインを使って様々なステップワークで往復したりジグザグ走行します。ただターンするだけでは無くいろんなステップをまぜ合わせる事で、
速い動作や複雑な動きを学習します。
組手競技では、コーナー際の攻防で相手の虚を突く動作に繋がりそうですね。
クレイジーボール
多面体をした形状のクレイジーボールを使って、予測できない変化に対応するトレーニングです。フットワークを軽くボールの動きに集中します。手を伸ばしてキャッチできるようになれば、次は身体を運んでキャッチできるようにします。
組手競技では、相手の攻撃に無意識に反応出来るようになるのかな。
いろいろとアジリティを強化する勉強をしていますが、小さい頃の遊びの中で自然と経験した事ばかりに思えてなりません。
難しく考えないで、子供は子供らしく鬼ごっこして走り回ってればOK!って感じがしますね。