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2024年2月23日 (金・祝) 谷派空手道修交会 組手新ルール講習会!
こんにちは!
常盤アリーナ研修室で、修交会主催の組手審判講習会に出席してきました。
既に予定を入れていたので、ギリギリまで参加出来るか怪しかったですが行ってきました。
前回の講習会は「わかれて・つづけて」が導入された時。
その前は「先取」導入時だったかと。
まず座学です。
配布された資料を基に変更点の説明をしてくださいました。
ルールブックや、いろんなところで見聞きする情報である程度頭に入ってはいるつもりです。
聞く分には問題無さそうですが、実技となるとどうでしょうかね。
少し休憩を挟んんで、後半はジェスチャーの練習です。
得点や反則の内容なんかを伝えられ、自分でやめ!をかけジェスチャーです。
一方の選手が旗2本で得点となることには変更ありませんが、旗の内容が分かれた場合、より高得点の技を取ることになります。
副審4名ついてもらいながらひたすら繰り返していました。
疑問点がいくつも出てきましたが、後日メール回答をもらえるとのこと。
みんなでワイワイ言いながら和やかな雰囲気で進みました。
9月の修交会大会の前にもう一度勉強会行うようです。
自宅で自主練しとかなあきませんね!
2024年2月11日(日)第6回 神戸市ジュニア指導講習会 @神戸市中央体育館
こんにちは!
土曜日からWi-Fiの調子が思わしくなく突然繋がらなくなったり、保存出来なくなったりとトラブル続きです。
残念なことに、書き上げていたこの日のブログがダメになりました。
消える前の内容は頭に残っていますので書けるんですが、2回同じ内容を書き上げるエネルギーが全く湧かず、3連休最終日は普段観ないテレビをつけ半年前に録画していた番組を家族で観てました。
ベッドに潜って眠い目を擦りながら、今スマホで書いてますがキーボードじゃないので思うようにはかどりません、、
本題に入ることにします。
中央体育館で午後から神戸市ジュニア講習会が開催されました。
道場からはKちゃんが参加。
2023年度の講習会はほとんど参加してたんじゃないかな。
普段の道場稽古に加え夜練、特練、講習会ととても頑張っています。
稽古の質を高めてもっともっと上手になってほしいと思います。
私は少しだけ遅れて入室。
座った場所が両サイドの扉が開放しっぱなしなので激さむでした。
1・固定式基本
2・移動式基本
3・形
【固定式基本】
ちょうど足刀蹴りのタイミングだったかと。
軸足の捻りに合わせて蹴り、引き足は爪先が下がらないようにね。
小休止の間も、教わった事を出来るまで進んで確認する熱心なKちゃん。
そんな姿を見た先生も、ほっとく訳がありません。
指導してくださった先生の側からしても、教えたことを自分のものにしようと頑張る姿を見るとほっとけないと思います。
道場の外でも、自然とこれが出来るから好かれるんだと思います。
【移動式基本】
基立ち追い突きを3本前進し、ひとつ下がりながら追い突き。
同様の内容で前屈立ち逆突きも。
前に出る入り方は普段の稽古通り。
後方に下がる時は、軸の移し替えを使います。
これは良い稽古方法だと感じました。
軸の移し替えは形の稽古中に指導するだけでしたので、しっかり身体に覚え込ますのに、この移動基本は有効だと感じました。
収穫です。
猫足立ち・四股立ちも3本前進してバチンと極める練習でした。
【形】
平安二段をメインに、この日はいろんな形を打ってたかな。
春の大会に向けて、平安二段と五段を磨きあげないといけませんね!
最後の四股立ちの演武線。
2本目と4本目の四股立ち移動ですが普段私は、後ろ足と前足の直線上に次の足を運ぶように指導していますが、分かりやすい説明をされていました。
「払い受けした手の方向に足を運ぶ」
1本目と3本目の入り方は、
「移動足を軸足に引きつけて方向転換」
そうすると、正確に演武線を保てると説明されていました。
入会して丁度1年が経ちました。
ここまで成長してきたかと思うと、なんだか嬉しくなってきます。
が、上達すればこちらの要求レベルが更に上がってくるのも事実。
気になったことを記します。
・突きの力み (肩が上がり突きが短い)
・揚げ受けは引きつけて前方に押し出すイメージ(腕を上げてるだけで技に強さが感じられない)
・中段横受けは肘を支点に強く受ける(パチン!と弾くイメージ)
・重心が高い(特に前屈立ち)
丁度、形グループの近くにいましたので、他の道場生の形を近くで観る事が出来ました。
同じ形でも、リズムが違ったりと表現が異なります。
その中でも、今後の参考にしたいと思える美しい立ち方の女の子がいました。
重心高めなKちゃん。
ここは修正が必要なので、次回以降正していこう。
平安五段を観ていると、今道場で稽古している腰のキレなんかを普通に出してきます。
腰の締め方なんかも、良い参考になりましたね。
稽古内容、指導方法、上手な形。
この辺を拾いに参加していますので収穫ありでした。
形も5グループに分かれていて、それぞれ指導内容が聞こえてきます。
気になった事を書いておきます。
静と動が組み合わさるクルルンファは形の難易度がとても高く、ニーパイポでは、スピードとキレを磨かないと分が悪いと聞こえてきました。
ニーパイポそんな簡単な形じゃ無いんですけどね。
中学生ともなると、2回戦目で当たる可能性がありますね。
次に息吹について。
不自然にスッス スッスうるさい息吹は減点されます。
ましてや旗判定で僅差なら落としかねません。
セイエンチンでは誇張について。
外し技と肘繰り受けの表現が理にかなっているとは言えず、指摘を受けるケースがありました。
指定形(もちろん基本形も)は形を崩していけないと注意です。
基本に忠実に形を打てば、それなりに点数はつくが、解釈を間違った誇張が入ったり、不必要な息吹を混ぜるとドンドン減点されると指導されていました。
形の挙動を覚えたら、次にスピードやキレを上げる稽古に移り(今ココ)、最後に自分なりの表現方法(緩急や見せ場)を探すステップに入ります。
この段階で分解を学んでおけば、間違った誇張を防げるかなと思います。
この日は他流派からの出席者がおらず、平安二段、五段、バッサイ大、セイエンチン、ニーパイポをじっくり見学出来ました。
2024年1月21日(日)第5回 神戸市ジュニア指導講習会 @王子スポーツセンター
こんにちは!
第5回講習会が王子スポーツセンターで開催されました。
ゆり道場からKちゃんが参加しています。
午前中私は、家の用事と昨日のブログが残っていたので、道場入りしたのが14時30分を回った頃。
丁度小休止していた頃でした。
いつもの合同で行う基本稽古ではなく、心肺機能を高めたり体幹トレだったりフィジカル系のトレーニングだったとのこと。
泣く寸前までの強度で行った模様です。
一体どんなメニューだったのでしょうか。
観たかったな!
毎回、こっそり見学に行く目的は自身の指導の引き出しを増やすことです。
きっと参考になるメニューだったことだと思います。
出身道場の生徒も、初めての内容だったのか嬉しそうに教えに来てくれました。
私は形組の方に移り勉強開始です。
1・移動式基本
2・形
【移動式基本】
ゆっくりとおへその向き・軸足の締めを確認しながら、
基立ち / 追い突き
前屈立ち / 上段揚げ受け / 上段突き
前屈立ち / 中段横受け / 中段突き
猫足立ち / 手刀受け
四股立ち / 下段払い
このあたりでした。
どう表現すれば的確かは分かりませんが、なかには余計な力感も無くホントに自然に美しい立ち方で移動する選手も居てました。
頭のてっぺんを紐で引っ張ってもらっているような感じと言えば伝わるでしょうか。
軸なんかはお辞儀することも、反り腰になることもありません。
何より動きに余計な動作がありませんでした。
参考にしたいほどの美しさでした。
【形】
ゆっくり形からスタート。
ゆっくり打つことで軸の位置や技のタイミングを確認します。
重心の高さや腰を切る感覚も、ゆっくり形の中でチェックします。
考えて稽古出来る選手向けです。
先生方のアドバイスが聞こえてくる位置で勉強タイム。
形競技において、どの瞬間スイッチを入れるか?
私が考えるよりも、ずっと前の段階でした。
他には、上段揚げ受けの入り方。
これは前日の稽古で手刀受けの意識について説明してことと、全く同じでした。
直々に指導を受けていたKちゃん。どう感じていたでしょうか。
意味は全く同じでした。
形は仮想の敵との攻防を表現します。
相手の攻撃を受けるには、どうしないといけないか考えてみると良いと思います。
分解意識してみよう。
意識といっても、小学生にそれを自分で考えさすには無理がありますので、ここは指導者の仕事と言えます。
私とは違うアプローチの仕方でしたが、伝えたいことは同じ(だと思う)でした。
今日もひたすら平安二段を磨いていました。
追い突きの挙動では、短い突きを指摘されていました。
改善方法もアドバイスして下さっていて、遠目に観ていました。
実際、伸びるような突きに変わってきたように感じました。
これも指導方法の引き出しは私にはなかったものでした。
Kちゃんの突きが一段レベルアップしていました。
結局、意識ひとつでしたね。
どう意識付けさせるか。これは指導者の腕の見せ所。
良い勉強になりました。
黙々と2時間平安二段一択のなか、近くにいた出身道場の保護者の方とゆっくりお話する機会がありました。
お子さんのS君。素直だし目を見てちゃんと挨拶が出来る立派な生徒です。
お声掛けいただきありがとうございました。
2023年12月10日(日)第4回 神戸市ジュニア指導講習会 @王子スポーツセンター
こんにちは!
王子スポーツセンターにて神戸市ジュニア講習会が開催されました。
今日はやや少なめ50人いなかったかな。
形15:組手35の割合
ゆり道場から形でKちゃんが参加しました。
3時間ひたすら平安二段!
3時間の稽古の中で気になったことを中心に書いてみようと思います。
1・固定式基本
2・移動式基本
3・形
【固定式基本】
突きから稽古スタートしました。
全体を見渡して感じたこと。
突きに威力を感じる人とそうでない人がいます。
下半身から上半身に効率良く力を伝えますが、手突きになっている人がチラホラ。
膝の溜めと腰の極めで力強さが増し、腕を伸ばして突く意識ではなく肩甲骨から始動するイメージです。
さらには引き手を強く(速く)取ったり、肘を前方に飛ばすイメージを持つと突きのスピードが増します。
何気なくやるのと、これだけのことを意識しながらでは結果が変わってくるのは明白です。
立ち方が後傾しがちなのが修正ポイントです。
踵重心ではなく母指球です。
疲れてくると踵に乗ってました。
突きの後は引き手。
引き手は地面と平行になるように。
平行に保てないと、突きの軌道が狂います。
下から上に跳ねあがるような真っ直ぐ突けない人は大概ここに原因があります。
軌道は悪くありませんでしたが、やや突きが短い。
腕が伸びきったところで無意識に止めてるんだと思う。
肩甲骨を意識してみてね。
引き手のあとは斜角突き。
前日に道場で行ったのと同じ2挙動バージョンでした。
ゆりでは、下半身は一切動かさず、これ以上腰が捻じれないところまで持っていき下半身の張りで突きを合わす練習です。
正面蹴りは3つの高さで行っていました。
1・金的
2・中段
3・上段
道場で修正中の抱え足。
意識の上では急所を守りながらですが、膝が内に入る癖を直したいところです。
外側に開くよりはよっぽどマシですが、真っ直ぐに抱え込むように。
【移動式基本】
固定式基本まで全体で行い、ここから先は形組のメニューです。
前屈立ちとなり中段横受け
中段横受けから逆突きします。
これを2回繰り返し、1回下がる。
同じ要領で上段揚げ受けと下段払いでした。
前に出る移動基本は定番中の定番ですが、ひとつ後ろに下がる移動も面白いですね。
勉強になりました。
俯瞰して気が付いたことがひとつ。
やはり無意識だと下がる時、踵が浮いてしまいます。
ほとんどの生徒がそうでした。
形競技では致命的な動きです。
移動足で動きだすと決まって踵が浮きます。
移動足で蹴って入るので当然頭の高さが変わります。
自分の引き出しに下がりながらの移動基本はありませんでしたので収穫でした。
今まで形の練習時間中に軸の動かし方を指導していましたので、ちょうど良いかな。
猫足立ち / 手刀受け
四股立ち / 下段払い
も行っていました。
【形】
小学生組は平安二段と五段、中学生は指定形に分かれていました。
何を取り組むか自分で決めるといった進め方。
数本全体で合わせ、残りの時間はひたすら自主練!
たまたま座った場所が遠かったのでアドバイスまでは聞こえませんでしたが、一人ひとりに丁寧に指導されていました。
稽古も中盤に差し掛かり、他の生徒が形を変える中ブレることなく平安二段一択!
道場の中でも練習量が多いKちゃんですが、修正が必要だと感じた部分を記します。
・前屈立ち 前膝が内に倒れている
・右上段揚げ受けの角度が悪い
・右揚げ受け → 左下段払い ・ 右追い突き → 四股立ち (手刀下段払い) 立ち方と技のタイミングがずれている
・下段払いの極めが弱い
・猫足立ち 脱力する
・全体的に重心が高い(前屈立ちが浅い)
たくさん生徒が居る通常稽古では、特定の生徒にだけ時間を割くことは出来ませんが今日はゆりからKちゃんだけだったので、修正箇所を抽出しました。
彼女の最大の長所は思考力があること。
次の稽古の時間がとても楽しみです。
土日お疲れさまでした。
2023年10月1日(日)中央組手審判講習会! @大阪府立体育会館
こんにちは!
怒涛の空手4連チャン最終日は、大阪で組手審判講習会!
生まれも育ちも大阪の私は、大阪府立体育会館に何度も何度も通っていた思い出深い場所です。
中学生の頃から前田 日明の超絶ファンでして、大阪で大会がある時は決まって府立体育館でした。
すぐ近くには東海堂もあり大阪で遊ぶ時たまに立ち寄ったりもします。
もう道着は買わんと思っていても、実際に見たら欲しくなってたまりません。
16時終了予定なので、終わったら頼まれてた防具を買いにお店に寄るつもりでしたが、、
なんとっ!10月から日曜日が定休日となっていました。
さて本日は組手審判講習会。
審判資格を取得して間もなく、ルールが大きく変わると噂を耳にしました。
ルールブックを読んでいても分かりづらい部分もありますし、講義を受け実際に試合形式で数をこなしたいなと思っていました。
何よりも組手競技で懸命に試合する選手に対し、審判がルールの変化に対応出来ていないと失礼にあたると思ったから。
年齢関係なく生涯学習です。
今週は空手空手の連続でさすがに疲れた、、
土曜日は朝早くから夜遅くまで予定がびっしり。
日曜日も朝早くから1日丸ごとです。
夕方帰宅してそのまま朝まで寝ていました。
講師の先生は、東京オリンピックで日本で唯一審判をされた高橋 和夫先生でした。
午前中の座学では、時折表情が緩むようなユーモアを挟みながら新ルールを説明してくださりました。
2時間みっちり新ルールについて。
パワーポイントを使っての説明ですので、要点が掴みやすかった。
教範見返しながらノート片手にメモ取りまくりでした。
後半動画を観ながら8つのケーススタディです。
今のは何の反則?
動画を何度も再生すると理解出来ますが主審は、試合中その一瞬で反則を見抜かなければいけません。
難しいのは『無防備』
C1か無防備か、判断が分かれまくってました。
ざっと新ルールについて箇条書きながら触れておきます。
01・主審の役割:ペナルティとウォーニング 副審の役割:ポイントのみ
02・C1とC2の区別がなくなり「注意1・2・3」に統合する
03・シニア 蹴り5㎝・突き2㎝ / ジュニア 蹴り10㎝・突き5㎝ / カデット以下 蹴り10㎝・突き5㎝
04・足の裏以外が床についた相手に極めた技は1本
05・判定基準 同点先手無しの場合、より高得点技を決めた方が勝ち(2対2の場合 赤中段蹴り・青刻み突きx2の場合、赤の勝ち)
06・分かれてのジェスチャーが完了していないタイミングで出した技は違反とはならない
07・分かれてのジェスチャー完了後の技に副審が旗を上げた場合、主審はやめをかけ「とりません」のジェスチャー(反則は取らない)
08・団体戦は1回戦目、選手全員が揃っていない場合、成立しない(棄権)
09・監査は赤旗は持たずホイッスルのみ
10・規定外の服装(防具)を正す時間、組手2分・形1分
11・負傷時の3分間カウントダウン合図はコート主任
12・赤・青の防具交換カウントダウン合図はコート主任
13・防具違反2分間のカウントダウン合図はコート主任
14・「あとしばらく」の合図ブザー2回
15・副審の旗が無くなりジョイスティック
箇条書きですがこんな感じ。
特に大変なのが1の役割の明確化。
シンプルに反則は主審・技は副審が見ますが、今までは場外に出た時の合図は近くの副審が旗でコートを叩いて審判にお知らせしてくれますが、無くなります。
反則について副審の同意を得る必要もなくなり、完全に権限が分かれました。
3も練習内容の見直しを迫られます。今までポイントだった距離が今度から取ってもらえません。
なにげに4も影響はデカい。
時々見かけますが、中段突きを打つ際に軸足の膝を床につけながら突く選手。
相打ちの場合、1本(3点)取られます。
厳密に足の裏以外、床についてはならないと変更されています。
5の場合でも同点でしたら、ここで初めて主審が最終判定を行います。
判定基準は
①戦術
②技術の優位性
このケースで密かに責任重大なのが監査。
プレミアリーグ規模のデカい大会ですと、得点技も記録されているのでしょうが生徒たちが出場する大会では監査が記憶するほかありません。(もしくは記計係り)
試合中、主審は監査・副審としかお話出来ませんのでどっちが何の技で得点したか毎試合覚えていないとヤバいことになります。
完全に間違った判定(技や場外の見落とし)をしてしまった場合、プロテスト(異議申し立て)されてしまう可能性さえあります。
6は両選手が近間でわちゃわちゃしてる時、主審は手を外側に開き「分かれて」と発します。
この時、両手が完全に開ききったか否かで、出した技が得点か反則かに分かれてしまいます。
主審は、声とジェスチャーのタイミングを揃えないといけませんね。
15なんかは世界大会規模ですと出来るんでしょうけど、簡単には普及しないんとちゃうかな。
地味に反則が変更したから、これまでの得点掲示板も変更を迫られます。
ルールの変化をいち早くキャッチし、それに応じた練習メニューの構築が出来る道場が勝ち残ります。
新ルール、”今”の練習体系
常にアンテナを張りめぐらせ情報収集したいと思います。
昼食後、実技の時間です。
浪速高校の選手たちがお手伝いに来てくれました。
高校生ともなると、技に入るスピードが速すぎて見えません、、
相打ちともなると判断に困るくらいです。
途中ガチの空手から、絶妙な反則をチョイチョイ挟んでくれるので、いろんなシチュエーションを経験出来ました。(生徒の皆さんありがとう)
掴み・プッシング・無防備・場外・誇張・投げ・不活動なんかです。
頭では分かったものの、一瞬一瞬で正しくジャッジ出来るかは場数を踏むしかありません。
午後からも、楽しみながら実技です。
高橋先生がここでも良い具合に緊張を取り払ってくれます。
『多いに間違って結構です』
『盛大に間違ってくれてありがとう!』
『非常に良い失敗事例です!』
スルーしがちな、ごまかしの効く?失敗よりもデカいやらかしの方がみんなで共有出来るから。
実際に試合中ストップをかけ、その場その場でアドバイスしてくださいます。
さて私の番です。
場外の見落とし、、やらかしました。
すぐさまストップがかかり、注意を受けます。
その見落としで勝敗が左右された場合、最悪のケースとしてプロテストがかかります。
『反則に関して主審は、それだけ責任を背負っています!』
頂いたアドバイスは『選手の動きを見ながら先回りすること』
ポジショニングについてでした。
出番を終え、後方からエアー主審しながら腕を磨いていました。
(各先生、エアー主審だらけでした)
それにしても、これだけのことを費用負担ゼロで開催してくれています。
まさに無償の愛を感じずにはいられません。
今はコート役員ばかりですが、審判員として空手界に貢献出来ればと思っています。
感謝!