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2025年5月3日 (土) 第46回 神戸市空手道選手権大会 @常盤アリーナ
こんにちは!
日曜日じゃない大会は久しぶりのような気がします。
でも貴重な稽古日が1回飛んでしまうので日曜開催をお願いしたいものである。
私は第1コートの選手係りで大会運営に参加。
早速プログラムを開き進行表を確認です。
生徒の試合を間近で観ることが出来たのは小3女子形・小3女子組手のYちゃんだけ。
近くのコートでやってるのは分かってますが、選手係りやってますと目を離す余裕がありません。
一人またひとりと敗退した選手たちがスタンドに戻っていく中、まだ残ってるではありませんか!
ゆっくりスタンドで観戦したいところですが、そう上手くいくはずもありません。
では、唯一観戦出来た小3女子形。
相手選手との前屈立ちの深さの違いが勝敗を分けたように感じます。
腰が高かったかな。
あとは技の強さが欲しいかな。
午後からは組手の試合でした。
気になったことがいくつかありました。
まず構え方。
もう少し肘を折りたたんでほしいかな。
伸ばした腕で構えて突くと棒突きのようになってしまいます。
それと踏み込みの弱さ。
軽く曲げた肘を飛ばすような感覚で突ければもっと極まると思います。
「突き・踏み込み・気合い」
この3点セットです。
敗れた試合を観ていて感じたことですが、残り時間15秒を切った状態でポイントをリードされ「続けて始め」から再開するシーンがありました。
ここは前に出ないと。
ただポテンシャルも高く今後が大いに期待が持てます。
3位入賞おめでとうございます!
把握しているところでは、
小1男子形 3位 R君
小3女子組手 3位 Yちゃん
小4女子組手 3位 Kちゃん
小5男子形 5位 K君
小5男子形 5位 S君
入賞出来た生徒もそうじゃ無かった生徒も、大会が終わればもうそれは「過去の結果」でしかありません。
前を向いて報われるまで努力を積み重ねよう!
いろいろと動画を送っていただいています。(半分終えたところ)
しっかり修正して次に繋げような!
次は北区大会!
出場する生徒もグッと増えるのでとても楽しみです!
心は熱く!頭は冷静に!
2025年4月6日(日)第58回兵庫県空手道選手権大会 @グリーンアリーナ神戸
こんにちは!
兵庫県大会がグリーンアリーナで開催されました。
3年目に道場から後期兵庫県大会に挑戦する生徒が出現しました。
今年は2名に増えた。
もちろん全国大会出場をかけた兵庫県大会。
本気で空手と向き合う子供達が集まる場で、この日に照準を合わせて厳しい稽古を重ねています。
とてつもなく高い壁ですが2名の生徒が形と組手の腕試し。
一発目は初挑戦、4年生男子形競技のR君です。
ここ最近、メキメキとチカラをつけてきたR君。
今とっても空手に夢中になってるのが、もの凄く伝わってくる。
よく練習してる。
自分の教えてることに夢中になって取り組んでいる姿を観てると、何とか勝たせてあげたいと強く想う。
スタンドで観てるこっちがドキドキする。
多分やってる本人より保護者や私の方が緊張してるんと違うかな。
結果は2-3で敗戦。
スタンドから観戦する限りどっこいどっこいでした。
改めて動画を見直してみたところ、第一挙動が小さい。
スピードは普段通り出ていましたが、スピードに捉われるあまり受けが小さい。
ここはとにかく稽古に稽古を重ねていた部分。
とにかく形の始めと最後のインパクト。
ここを大事にしていましたが、普段通りとはいきませんでした。
それと前屈立ち。
下段交差受けから上段開手交差受けに移る時に立ち方がブレた。
浮き足立ちからの交差立ち、その次の後屈立ちではキレが足りなかった。
浮き彫りになった課題は、これから一緒に修正していこう!
少し間を置いて4年生女子形Kちゃん。
真面目で練習熱心で課題とちゃんと向き合える生徒です。
やっぱり勝たせてあげたい。
ドキドキしながら観戦です。
1回戦 ギリギリ3-2
ゲキサイだったでしょうか。
初戦だし緊張からか、ちょっと動きが重たく感じたかな。
2回戦 これまたギリギリ3-2
なんとか、、なんとか勝ちをもぎ取りました。
こんなデカい舞台で、この日に向けて磨きに磨いた平安五段で2つ勝つことが出来たのは今後の弾みになるはず。
神戸市・北区・丹有地区・連合会と春は良い感じで連戦が続くので、試合勘を維持してほしいところです。
あと一つ勝てば入賞がかかった試合でしたが、、
0-5の完敗でした。
対戦相手はスピードとキレ、惚れ惚れする程の立ち方の美しさ。
無駄な力感も全く感じられない気品ある美しい形でした。
完敗でした。
あと一つ。
あとひとつ勝つことが出来れば、また違った景色が観れたのですが、お楽しみは後期大会に取っておきましょう!
課題も見つけた。
キレを上げつつ、もっとパワーのある形を打ちたいところ。
単調に感じたリズムにもメスを入れたいところ。
溜めるところ、逆に繋げるところ。
もう一度平安五段を見直して、リニューアルしよう!
今度、ストローくわえて形練しよう。
打つ形が少し窮屈に感じました。
午後からは組手競技です。
4年生女子組手Kちゃんの出陣です。
動きが重たかった。
単調な入り方に終始してしまい、対戦相手にとってやり易い試合になったんじゃないでしょうか。
相手の嫌がることをして試合のイニシアチブを取る。
これがセオリーですが、全く逆の展開に。
単調な入り方に、簡単に中段を抜かれてしまいます。
形に比べ組手の量が不足していたことは否めないところ。
3月の夜練を組手中心のメニューにしてきましたが、これは正直に申し訳ないところです。
まずは入り方のバリエーションの見直し。
中段突きを逆に餌を撒くようにして使えれば、展開変わってくると思う。
練習の量増やしてリベンジしよう。
自分も悔しい結果でした。
最後は4年生男子組手競技のR君。
何よりも負けん気が強くて、観ていて気持ちの良い組手してくれるR君です。
ハートがとにかく強いので組手向き。
どこまで食い込むことが出来るか期待していました。
試合開始からイケイケのR君。
一度攻撃に入ると帰ってきません。
上手くハマれば面白い展開になるのですが、さすがに4年生ともなると中には試合巧者の選手も出てきます。
冷静に対処して、R君の打ち終わりにひと突きでポイントをもぎ取ります。
同じタイプの正面衝突する組手スタイルなら勝算もありましたが、見て捌いてポイントを取りにくる分が悪い相手でした。
相手は実に省エネでの勝利しました。
実にクレバーな選手でした。
決してうち合わない。
また深追いもしない。
相手の打ち終わりに一撃で極める。
試合を通じて良い学びがあったのではないでしょうか。
終始相手に圧をかけていたのですが、技を出させるまでには至らず。
たまらず相手が前に出てきたところを引き込んでの裏回し。
出すのならこのシチュエーションかと。
あれだけ大技を連発していれば、距離を取り打ち終わりを狙ってくる。
蹴りの時、ガードが下がる癖も抜けきらなかった。
課題が残る試合展開だった。
試合後の悔し涙。
その気持ちがあるならもっと成長するよ。
その悔しさ忘れたらアカンよ。
また秋挑戦しよな!
(神戸市と被ってるけど)
2024年11月23日 (土・祝) 第36回 神戸市垂水区空手道選手権大会 @垂水体育館
こんにちは!
本日は年内ラストの大会でした。
道場からはデビュー戦の生徒が4名!
この日に向けてたくさん稽古を積んできました。
競技では、当然勝ち負けがありますので思うようにはいかない事も多々ありますが、大会でも審査でも出ると決めたらそこに向けての努力はしないといけません。
空手道を通じて、礼節と同じくらい努力する大切さを学んでほしいと思います。
さて8:30過ぎに到着し近くで待ってると風が冷たい、、
自動販売機で温かい飲み物を買って一息ついてたら向こうから大きな荷物を抱えた先生方が到着です。
急いで荷物を何往復もしながら運び設営開始です。
床が冷えるので室内シューズ持って来て正解でした。
前日にライン1本入れる際、毛布持参をアナウンスしとくべきだったと反省。
1日寒かったことと思います。
審判の数も少なく形・組手競技ともに審判3人制でした。
特に組手、これまでとは勝手が違いかなりやりにくそう、、
私は第1コートのお手伝い。
なので全員の競技を観ることは出来ませんでしたが、アップの段階ではそこそこ良い動きだったかと。
ちょっとした微調整のみで、あとは気持ち良くコートに送り出すことだけを考えていました。
道場の成績としましては、4年生女子形競技のみ入賞と少々寂しい結果に終わりましたが、初めての試合だった生徒がほとんど。
幼児たちなんて緊張してたと思いますが、最後までしっかり形を打ちきってくれました。
敗れはしましたが、これは本人たちにとって大きな自信に繋がったと思います。
1ヵ月間、週2で稽古頑張ってた。
夜練なんて眠たい時間帯のはずなのに休まず頑張ってた。
懸命に努力していましたので、良い結果とは言えませんでしたが本人なりに達成感があったんじゃないでしょうか。
いつも言う「プロセス」
自分自身には嘘はつけませんので。
3年生Y君。
彼も普段通り打てていました。
ベストは発揮出来ていましたので悔いは無いと思います。
相手選手の平安二段。
最初の拳槌打ち落とし。
同学年とは思えないチカラ強さでした。
この印象だけで持っていかれたかな。
4年生Mちゃん
転身の際、顔を出す悪い癖が3試合ともありませんでした!
重心を足裏のどこに置くか。
これだけで安定感が増します。
安全運転するかもと思いましたが攻めの形を打ってた。
失敗を恐れて、ひ弱な形打つんじゃなくて強気で攻めの形を打つように普段言ってましたが立派にチカラ強い形で勝負してくれました。
近くで観ていて気付いたことがあるので次回稽古の時に修正していきます。
1年生Mちゃんの組手
道場では組手自体の稽古量が不足しがちでした。
その中でも果敢に攻めて、中段突きでポイントを取ることが出来たのは収穫でした。
技 + 踏み込み + 気合い
この3つが揃ってポイントに繋がるよ。
それと組手の距離が全部近かったのが修正ポイント。
距離感はこれから道場の稽古の中で覚えていこう。
このMちゃん、道場の中でも修正力と理解力が極めて高く今後がとても楽しみな存在です。
私は大会開始時、選手係りでしたので次に試合する選手の準備に追われ生徒の試合を観る余裕はありませんでしたが、直後に選手呼び出し係りに変更となりましたので着席しながらじっくり観戦出来ました。(めっちゃ楽)
動画たくさん預かりましたので、届いた順にコメントさせて頂きます。
大会を終え後片付けも済ませて、最後は来年の打合せ。
1・寒稽古のこと
2・特練の仮日程と内容
3・年末審査会
4・2024年会計監査
今週火曜・水曜の2日間をかけ、稽古修めの日に配るプレゼントの詰合せ準備を終えました。
今、部屋中お菓子だらけです。
楽しみにしといてね!
2024年10月13日 (日) 第23回 神戸市空手道選手権大会 @常盤アリーナ
こんにちは!
多くの生徒にとって今年度の最終戦となる神戸市大会が常盤アリーナで開催されました。
体育館の駐車場は、あっという間に埋まってしまい探すのにひと苦労しますので、こんな時はバイクが一番。
ただ朝夕の寒暖差が激しく服装が難しいですね。
館が出場する年間の主要大会を各道場持ち回りで今期から準備することに。
私は春先のマスターズ大会と秋の神戸市大会を担当。
兵空連や神空連から届く大会要項を心武館用にアレンジし申込書の作成と配布、出場申込書とお金の管理、入金、コート役員や審判員の手配、ゼッケン番号リリース等。
ひとつ大会にエントリーするのに、これだけの準備を要します。
これまでは主に館長がこれらの事を引き受けてこられました。
大会だけじゃなく審査会や特練に関することまで。
ホントに頭が下がる思いです。
さて神戸市大会、私は第2コートでした。
朝から晩まで審判してますと、とにかく疲れる。
この日に向けて懸命に努力してきた選手に間違ったジャッジしてはいけません。
いつものパターンですと、
午前 形・午後 組手
今回はそうではありませんでした。
間近で観た試合で得た感想。
中学生女子のレベルの高い形競技
決勝戦、旗がキレイに割れましたが私は一つひとつの技にパワーが感じられた選手に旗を上げました。
4年生女子組手も面白かった。
優勝した選手はスピードと反応が圧倒的。
とにかくバネがあるので先でも面白いように取れるし、
眼が良いので相手選手の攻撃をもらってません。全部さばき切ってたかな。
無失点だったかも知れません。
差し合いになっても1本で終わらず2本目、3本目と繋ぎことごとくポイントを奪取していました。
取りに行くときにスピードが一瞬で加速するので危なげなかった。
良い試合観れました。
道場生では3年生R君。
形・組手ともに5位入賞でした。
この夏くらいかな。
思いっきりスイッチ入って、道場での取り組み方がホントに変わった。
癖が抜け繰り返し同じ指摘を受けなくなった。
週に1度(2回かな)の稽古だけでは、なかなか神戸市で上位に食い込む事は難しいですが今とても伸びています。
もともと身体も強いし身体能力も高い生徒ですので組手もっともっと伸びるはず。
来年の春が楽しみです。
最後に
試合とは練習の成果を試し合う場。
試し合う相手がいて初めて成り立ちますので、相手選手への敬意を忘れずに。
また主催する神戸市空手道連盟、所属する道場、審判の先生方、身の回りのお世話をしてくださったコート役員の方たちのご尽力があり成り立ちます。
腕試し出来る場があることを、決して当たり前と思わず感謝の気持ちを持って日々精進してください。
2024年9月16日(日)第57回兵庫県空手道選手権大会 @グリーンアリーナ神戸
こんにちは!
グリーンアリーナで後期 兵庫県大会が開催され、道場からは3年生女子Kちゃんが唯一の出場でした。
出番まで良い感じで時間が空いていましたので軽くアップ。
仕上がりも良く期待を感じさせる動き。
悪い癖が顔を出さないように少し修正を加える程度で、後は良い演武が出来るよう気持ち良く送り出すだけです。
さて本日のKちゃん、一発目から平安五段で勝負です。
1回戦は平安二段相手に、なんとか3-2で勝利。
アップの良さが出ていなかった印象。
2回戦は剛柔流の撃砕第一。
技のキレ、丸みを帯びた粘りともに流派の特徴が良く表れていた形でした。
結果は惨敗。
課題は重心の高さと腰のキレ。
キレを磨かないことには、この舞台ではそう簡単には勝てないと感じました。
ただ、出来てた動きが出来なかったりと打つ毎にバラつきが見られますので、もっともっと打ち込む必要があると感じました。
まだまだ自分の形になってないということかな。
10月の神戸市総体、そして来年春の神戸市大会に向けて取り組む課題が見えてきました。
立ち方を中心とした基本の積み重ね、身体のキレとパワー、腰の使い方です。
スピードもパワーもキレも何から何まで一枚上手だった。
2024年、道場で一番試合経験を積んだKちゃん。
大きな舞台に立つことで同学年のトップどころの力の差を知ることが出来たと思います。
何事も現実を受け入れることからスタートします。
意識が高いKちゃんのことです。
課題をひとつずつ克服して、県大会で入賞出来るよう報われるまで努力しよう。



























