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【糸東会】糸東流空手形全集 第4巻
古川哲也のチャンピオンセミナー -形は骨で極める!- 立ち方(四股立ち)と移動のコツ
こんにちは!
剛柔流の古川 哲也先生のセミナーの模様が収録されています。
内容の方は、セーパイ・クルルンファ・スーパーリンペイのコツを伝授されており、なんと200分超えのビッグボリュームです。
3つの形に共通する、体の使い方の説明からスタートされています。
なので今日は、立ち方(四股立ち)と移動のコツについて触れてみたいと思います。
四股立ちで一番意識するところは、「膝を張る」ことではないでしょうか。私もストイックに歯を食いしばって辛抱しています。
ところがどうでしょう。古川先生曰く、四股立ちは膝を張る意識だと体が振られてしまうそうです。(形の最中です)
その理屈ですが、下半身の中間部分の膝の張りだけを意識していても、胴体に近い足の付け根(鼠径部)と足先(足首)がゆらゆらしていては、形は極まらないのだそうです。
形は骨で極める!のテーマの如く、ジョイント部をロックすることで、どっしりとした立ち方になるそうです。
これだけでは、まだ不十分なようで「太ももの裏側で立ち方を支える」と安定感が増すそうです。
この理屈を糸東流のセイエンチンに置き換えてみたところ、 全体を通してゆっくりなスピードの中で、唯一スピードUPする挙動がなんと四股立ちにあります。
(金的打ち→下段払い)・(上げ突き/裏拳/下段払い→下段払い)
見せ所でふらつくと競技空手では致命的です。ジョイント部のロックが出来るようになれば、ビクともしない四股立ちになるのでしょうね。
重厚な形を好む選手にとって、学びの多い内容ではないでしょうか。
他にも腰のキレの磨き方の説明もありました。
(左右斜め45度に前屈立ち逆突き)
切り替えしはつま先スタートではなくギリギリ限界まで腰を捻り、つま先の開放と突きのタイミングを一致させていました。
次に、高低差のある移動の説明です。(例:平行立ちから四股立ち)
①内股と内股を寄せて四股立ちの高さとなりながら移動して極める
②移動足では無く、軸足で極める
極めや移動のコツを惜しみなく伝授されています。
新しい気づきを得たDVDです。
【糸東会】糸東流空手形全集 第3巻
チャンピオンセミナー 豊見城あずさ 「アーナン」
こんにちは!
2010年2月に東京で開催された豊見城あずさ先生の、アーナンセミナーの様子です。
劉衛流のアーナン。カッコ良いですね。購入当初はDVDを見ては止め、見ては止め自宅で何度も稽古していました。
おかげでこのDVDの中身のポイントは頭に入ってます。
集中してたら覚えれるもんですね。まだ忘れてません。
内容の方は、競技で見かけるアーナンというよりも基本に忠実なアーナンといった感じだと思います。私見ですが、前半の継ぎ足と送り足の解説では、
大会で選手が打つアーナンと比べあっさりとした印象です。
劉衛流の立ち方の特徴は、基立ちは前膝頭が親指の位置まで曲げます。糸東よりも少し深い感じです。
四股立ちも、つま先の向きが劉衛流は独特でアーナンの攻撃は全て開手による掌底です。
セミナーのDVDは、ほんとに勉強出来ます。立ち方、守るべきポイント、分かりにくいところ、意味不明(挙動)なところを丁寧にレクチャーしてくれます。
選手にとっては形の本質が分かると、試合において表現の仕方が変わってくるのでは無いでしょうか。
道場生募集!
こんにちは!
眠い目をこすりながら、頑張って作ったチラシが届きました!
チラシ作りに、ホームページの製作等ここまで自力で頑張ってきました。
当然このチラシにもいろんな思いが込められています。
情報を詰め込みすぎず仕上がりをあっさりめに抑えて、詳細はQRコードから入れるように工夫しました。
こちらは第1土曜日の稽古終了後、時間を延長して借りる事にしています。
お世話になっている道場での経験談ですが、幼稚園児の体験・見学も数多くありますが、4才、5才児は「フリーダム」です。
道場をぐるぐる走り回ったり、突然何か違う事を始めたりする事もしばしば。集中力は良く持って30分といったところでしょうか。
そうなってしまうと、習い事はまだ早かったと連れてこられたお母さんご自身が諦めてしまいます。
この「未就学児向け体験会」は、そんな子供たちと一緒になって最後まで遊びます。
体を動かすことの楽しさを味わってもらえたなら大成功です。
一見、空手と結びつかないような事ばかりに思われるかも知れませんが、遊びの要素の中に空手に繋がる動きを多数含ませていきます。
会を開く趣旨ですが、本人に楽しい!また来たい!
って思ってもらう事が何より大事だと考えています。
私は生徒がダラダラしていたり、挨拶や返事を怠ればガミガミ怒りますが
笑顔の絶えない道場にしたいと思っています。
(指導者が怒鳴ってばかりだと萎縮してしまい道場に通うことが苦痛になると思います)
また指導者の言葉の意味を理解しだすのは大半の場合、小学校3年生あたりだと思っています。
それまでの間、ややこしいことは置いておき空手道を純粋に楽しむ時期で良いとも思っています。
理念に賛同してくださる方がいらっしゃれば、私は私の信じたやり方で、ぶれずに精進したいと思います。







