こんにちは!
おはよう空手気持ち良いですね!
今日は、お姉ちゃんを大会会場まで車で送りましたので超絶早起き。
帰宅後、少しゆっくりして空手の準備。もうこの時点でワクワクしてきます。
プレ稽古から継続参加してくれている、ちびっ子達ありがとう!
すっかり雰囲気に馴染んできたようで賑やかです。楽しく稽古出来てます。
そして今日来てくれた、ニューフェイス君もありがとう!
事前に問合せを頂いていたので、名札を準備していましたが大丈夫でした。みんなの名前をしっかり覚えましたよ!
本日のメニューを振り返ってみます。
まず、みんなで座礼です。
せっかく武道を学びに来ています。
武道に礼は切り離せませんので、何度も何度も丁寧に説明し正しく覚える必要があります。
手の添え方、手の置き場所、目線、姿勢、角度など細部にまで拘ります。
いっぺんに詰め込み過ぎると、頭がパンクしてしまっては勿体ないので少しずつ説明を増やしています。
今日は新たに「黙想」を追加。
黙想は、稽古の前と後に2回行います。
また人それぞれ異なります。その日の練習の中で何を頑張ろうか、静かに目を閉じて考えを整理します。
例えば、「今日は大きな声で挨拶をしよう!」や「全力で突きをきめよう」などです。
次のおさらいは、立ち方です。
覚えた子が自ら手を挙げ、大きな声でお手本です。人前でお手本を見せることでちょっとずつですが度胸をつけます。
最終的には、今日が初めての子も含め全員が出来ました。ちっちゃな達成感の積み重ねが自信に繋がっていくのだと思います。
ランニング → サイドステップ → 股関節外旋 → ランジで身体を温めます。
この後、半回転ダッシュを少々。速く走ることが目的ではなく、クルッと回って着地した瞬間「1歩目」の速さを高めるメニューです。
軸足で地面を蹴る感覚を養います。
これは、組手競技に活かされます。私たちの空手は、突きや蹴りを相手に当て実戦を重視する空手(フルコンタクト空手)では有りません。
相手の間合いに素早く飛び込み、技をギリギリ(寸止め)でコントロールする伝統空手です。
なので、ノックアウトするようなパワーの追求ではなく、軽やかな身のこなしです。
伝統空手の特徴は、「遠い間合い」と「高速の攻撃」です。
これが、今日やった半回転ジャンプ、仰向け(うつ伏せ)ダッシュで反応力・敏捷性を遊びの要素を含めて磨いていきます。
次にラダートレーニングです。動きのぎこちなさが、無くなってきましたね。先週教えた動きをおさらいしたら、身体が覚えたんでしょうね。
スムーズに動けていて、神経伝達速度が間違いなく上昇しています。
この時期(ゴールデンエイジ期)に覚えた動作は一生ものです。いくつになっても身体が忘れませんので。
新たに追加したのは、
・ケンケン
・2フロント1バック
・インターン
・アウトターン
真剣に説明を聴き、その通りに足運びをしようとする姿を見ていると、可愛くて仕方ありません。
小休止を挟んで固定式基本、引き手と突きです。狙うコースと注意点を説明です。
私は理解度の確認をする際、よく取る手法のひとつに質問形式があります。
先週伝えた引き手の注意点3つのうち、2つをサラッと答えてくれました。
同様に突きの練習を行い、新たに「基立ち」を加えました。
基立ち(基本立ちとも呼びます)の作り方から説明し、正面蹴りの練習です。
この時点で、ラスト15分前。
ここからミットをパンチしてキックです。
立ち方、突き方の次は、受け技に入ります。
来週からは、更に空手の動きに時間を割きたいと思います。
ご興味を持たれた方は、「お問い合わせ」より連絡お待ちしています。
おっと! 指導に夢中になるあまり写真を1枚しか撮っていませんでした!
しまったなー。
こんにちは!
古川 哲也チャンピオンセミナー
クルルンファ編です。
初めにお伝えしますが、クルルンファを知らない人にとっては、なんのこっちゃ??
な内容になります。
このブログは私自身の備忘録としての意味合いも含んでおりますので、しばらくお付き合いください。
(※セーパイ同様に、剛柔流の指定形ですので試合や審査においては形を崩す事は許されません。)
クルルンファの技術指導が始まる前に、競技において旗が上がりやすくなる部分が3つあると説明されています。
3つに共通していることは下記の斜めの動きです。
①最初の足刀蹴り
②裏掛けからの肘当て
③最後の掌底当て
①最初の足刀蹴り
相手の膝の皿を潰すイメージで蹴ること。蹴れる高さまで自分の足を抱え上げ、上体を反らさないように注意する。
足刀蹴りのキレを磨く方法も触れられています。
仰向けに寝転がり両足を宙に浮かせ、斜め上に蹴りこみます。注意するポイントは出す方だけでなく、引く方の足にも意識を置くこと。
なるほどー。腹筋の力が無いと難しいと思いますが、シャープな蹴りに変化していきそうな気がします。
また重要ポイントとして、軸足と体幹をしっかり締めて蹴ると技が極まりやすいようです。
「立ち方と移動のコツ」でも説明しましたとおり、ジョイント部のロック(ここでは軸足鼠径部と体幹)と考え方は通じる部分がありますね。
②裏掛けからの肘当て
「押えた手は動かさずに自分が寄っていくように突くとスピードも速い」
また、猫足移動のスピードを上げるテクニックの紹介では、
猫足の爪先を床から一瞬パッと離し胸がリードするように前に行くと移動が速くなる
なるほど目から鱗です。通常と比べキレが増した感覚を得ました。
③最後の掌底当て
「ひとつ目は、相手を投げて仕留めるまでの連続技として極める」
「ふたつ目は、脇を締めながら相手の足を払って膝の内側を押して極める」
更に注意するポイントとして、掌底当てした時の前屈立ちを緩めず、2つ目の掌底当てを極めるとアドバイスされています。
一度極めた立ち方を緩めて、改めて締めなおすことは理にかなっていないようです。
最後に、腰の切り替えしについてもひとつだけ。
前半の三戦立ちの移動について。「押え受け + 掬い受け」
腰のキレに踵の返しと手技のタイミングを合わすとあります。
脇は締めて、肘は抜き、指先はそれぞれ斜め方向に向いていることが正しいとあります。
対捌きの理屈で、まっすぐに攻撃してくる相手に対し、斜めにずれて受けるから指先の向きは斜めになるのだそうです。
クルルンファを打つ際、指先の向きまで注意が必要ですね。
こんにちは!
ゆり道場で今後使用していく、鍛錬用品を紹介したいと思います。
プロサッカー選手の長友 佑都選手とMTG社が共同開発したTAIKAN STREAM。
空手道は、普段の基本稽古の積み重ねです。
同じことを繰り返し、繰り返し何度も稽古します。
ある一定のレベルに達すると、次に必要な要素のひとつに「キレ」が挙げられます。
キレとは、動き出しのスピードが速く且つピタッと止まる感覚です。
形競技において、いくら動き出しが速くても、ふらついたりビヨ~~ンと止まっていてはキレがあるとは言えません。
この感覚を養うには、TAIKAN STREAMは最適のツールではないかと思います。
水の動きで体幹を刺激し内側から引き締まった身体をつくります。
激しい攻防がある、組手競技も体幹は無縁ではありません。当たり負けしない身体をつくるには、体幹の強化は欠かせませんし、体幹が安定していると身体をムダなく動かせます。
結果ケガの予防にも繋がります。
全てのトレーニングの基礎と言っても過言ではないでしょう。
中の水は、少し動くだけでも重心や荷重が変化しますので思い通りにコントロール出来ません。
そのため無意識に身体のバランスを保とうとする「反射運動」が起こり、筋肉が自然と動かされるので、意識的に鍛えることが難しい体幹も効率的に鍛えることが出来ます。
パワー・スピード・キレ・極め・バランス等強化すべき項目がいくつもありますが、インナーマッスルを鍛えることで、キレとバランス力が向上すると思います。
限られた時間の中で効率良く強化するには、指導者の創意工夫と生徒の地道な努力の積み重ねが必要と言えますね。
今からとても楽しみです。
こんにちは!
伝統的に継承される流派の特徴をもった形が数多く存在し、同じ名称の形でも流派の系統により少しずつ違います。
全日本空手道連盟では、四大流派の中から代表的な各2つの形を選出し8つの形を指定形と制定し、公式試合や昇段審査会で演じることに義務付けました。
剛柔流 :セーパイ・サイファ
松濤館流:ジオン・観空(大)
糸東流 :セイエンチン・バッサイ(大)
和道流 :セイシャン・チントウ
中学生以降は基本形を演武する機会が無くなり、1回戦は第1指定形となりますね。
2017年に第1指定形の教範がリニューアルされました。
この本の模範演武は糸東会の長谷川 行光先生ですが、リニューアル(赤い表紙)版は、お弟子さんの大木 格先生ですね。