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2023-05-01 17:43:00

現役最強選手たちの得意技最新メソッド2014 1/3

いつもお世話になります!

 

約10年前のDVDです。

参加選手の中には、今では現役を引退された方もいれば未だナショナルチーム所属の選手もおられます。

超一流選手たちがそろぞれの練習方法をシェアする画期的なDVDです。

 

内容盛りだくさんなので3回に分けてシェアしたいと思います。

 

得意技最新メソッド2014.jpeg

 

 

1・篠原浩人のステップワークトレーニング

2・荒賀龍太郎の高速突きテクニック

 

 

篠原浩人のステップワークトレーニング

ミット(目安となれば何でも良い)を等間隔に準備します。

フットワークで往復します。

 

 

①腿上げサイドステップ

3メートル程度の距離を腿を高く掻い込んでスピードを上げてラテラル。

これを往復で繰り返しています。

 

②速く細かいステップ(前後の動き)

組手構えの姿勢で小刻みに等間隔に置いたミット(目安)を往復します。

前に詰める・後ろにバックステップ。

膝の溜めをキープしながら、両手のガードは下げません。

当時から、完全なるカニ構えです。

 

③速く細かいステップ(横の動き)

次は②の要領で横の動き(サイドステップ)でスタンス幅は崩してはいけません。

 

速く細かいステップ(組み合わせの動き)

横方向に5回ステップし、前後に2回挟みます。

まずはゆっくり動きを確かめ、最後は小さく速くでフルスピードです。

 

⑤2人1組50秒ステップ(前後のみ)

2人組となり向き合って構え、30秒間前後に5回ずつゆっくりとステップします。

残り20秒は速く細かくステップに切り替えます。

上手いも下手も関係ないスピードトレーニング。

ゴールデンウィーク中に久々に観返してますが勉強になります。

 

早く皆と稽古したいです。

道場に取り入れたいメニューでした。

 

 

荒賀龍太郎の高速突きテクニック

(ペア練習)

 

①上半身を連動させて突く

手を伸ばせば届く距離に立ち、足の踏み込みは無しでしなやかに刻み突きを放ちます。

コツは腕だけで突かず、上体を連動させること。

お手本を見せながらサラッとアドバイスされていたことですが、身体が先に動くと突きの距離は詰まり、手が先だと距離が届きません。

腕と上体の連動があって初めて距離が合うとのこと。

やはりこの手のDVDは理論的に説明してくれるので、腹落ちします。

もう一つ。

王道的な突き方よりも裏拳の方がより速い。

あくまでも私の受けたイメージは、手首から先をスナップを効かして飛ばす感じでしょうか。

ボクシングのジャブに似ていました。

当然ですが手で突きません。肩甲骨を飛ばしています。

出来るようになれば、後ろ足を使って更に速く強く突けるようにします。

 

②前足を使った連続刻み突き

①と同様の距離から前足の踏み込みをプラスアルファします。

これを連続5本。

コツは、後ろ足に力が伝わっていることを意識です。

ポイントは、突いたらすぐに後ろ足のタメを作って次の準備をすることです。

もの凄いスピードとパワー。それと正確なコントロールです!

一流選手揃いの中から、拍手が沸き起こります。

まさにスピードドラゴン!

この練習の目的は、動きの中での一瞬の踏み込みを速くすることで、段々と踏み込みの距離を伸ばしていきます。

 

③前足を使った連続ワン・ツー

②と同じ方法で2本突きます。

考えてから突いても遅いので足さばきと体重移動意識して常に準備するのだそうです。

もっと分かり易く言えば、行くときには既に準備が出来ている状態です。

準備とは後ろ足のタメを指しているのだと思います。自然に出来るようにです。

ここで練習する選手たちの突きのスピードはボクサーのワン・ツーと遜色ありません。

力むと逆効果なので、「ムチを飛ばす」「スナップを効かす」感じで放っています。

 

 

④深く速く踏み込んで突く

自分の跳びこみの間合いから、刻み突きを出します。

荒賀先生は、前に入る時に膝を「抜く」と表現されています。

 

この「抜く」ですが、間合いを測る最中に頻繁に使っています。この抜きがタメにも繋がりますし、フェイントにもなり得ます。

なるほど!

フットワークで意識することは、膝と足首の柔らかさを活かしてフェイントします。

そういえば道場生のフットワークに動きが固い生徒が散見されます。

膝と足首の使い方で改善していこう。

間合いの詰め方は選手それぞれ個性がありますが荒賀先生は、

1・膝を抜きながら

2・相手に気づかれないように

3・後ろ足を引き付け

4・深く突く

所感ですが、抜く瞬間両太もも内側を絞っています。

動かしながら(ごまかしながら)と言ってます。

 

途中篠原選手が荒賀先生に、中段狙ってくる相手に対してどうしてんの?と質問です。

中段カウンターを狙う相手に対して、刻み突きを極めるコツも収録されています。

和道の対捌きに似ていて、前の肩の使い方です。

これは収穫でした。

2023-04-29 21:26:00

2023年4月29日 (土)道場稽古51

いつもありがとうございます!

 

今日から長い休みです。

連休中の空手は大会を含め3日間。

 

コンスタントに大会参加する生徒、初めての大会参加(北区大会)する生徒と様々ですが各自、自分の定めた目標に向け努力を重ねてほしいと思います。

せっかくなので、会員ページに年始に書いた目標を添付しておこう。

(提出のタイミングが合わず掲載が間に合わなかった方スミマセン)

今日は、稽古開始前の時間を使って大縄跳び!

10メートルの大縄跳びを購入しました。

 

4.29練習 (3).png

 

めちゃくちゃ盛り上がった!お腹抱えて笑う程、大爆笑の連発でしたね!

初めて跳ぶ生徒もいて簡単じゃなかったですが、子供達の笑顔を見てるとホントに癒されます。

一人またひとり入っていくパターンやら、予め一列に並んで跳ぶパターンやら、中に入る角度やらいろいろ試しましたがなかなか難しいですね。

全員で跳べたのは、1回だけだったような、、

上手く跳ぶ方法を探して何度もチャレンジしましたが、今日の分析をしっかりして、来週リベンジします。

まず跳ぶ人の順番・向き・間隔あたりにメスをいれようかと。

遠くで眺めていると気づいたことがひとつ。

誰も上空から回って飛んでくる縄をみていないこと。

ひとつ前の人のタイミングに合わせて跳んでいるのかな?

もしそうだとしたら、上手く跳べる子を一番前に配置すれば良いかも知れませんね。

引っ掛ける場所はだいたい両サイドだったかな。

また持ち手の間隔をもう少し狭めて大きく、ゆっくり回してみようかと。

来週は2回目指そう!

 

稽古開始前にもうひとつ。

審査の結果発表です。

開設からちょうど1年経過で、とうとうゆり道場から色帯の生徒が誕生しました!

お話しましたが、これから入ってくる生徒は良くも悪くも色帯の生徒を真似ます。

挨拶や返事の仕方、靴ならべ、稽古に取組む態度なんかです。

観られている意識を持ち、良いお手本であってください。

 

0・早連(ラダー・形・大縄跳び)

1・柔軟・ストレッチ

2・筋トレ / 体幹トレ

3・ラダートレ

4・キレ強化

5・固定式基本

6・組手

7・居残り稽古

 

 

【早連】

新入会生徒と今日も早連!

開始前にラダーで遊んでましたが、2人とも動きが軽い!

リズム感が良くなってます。

シャッフルで運動神経が上がってきてますので、組手が多いに楽しみ!

軽く身体を動かしたあと、四の形!

順番はバッチリ!

今日のアドバイスは、『引き手の高さ』忘れないようにね。

 

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四の形の次は、十二の形。

これはあともう一息!

今日は何本打ったかな。

ガッツリとマンツーマンで指導出来る早連は我ながらグッドアイデアです。

基礎の基礎をここで固めることが出来ると、全体稽古に遅れを取ることもありません。

先輩に追いつくためにも頑張って続けてほしいと思います。

あと一息!

 

稽古開始10分前位でしょうか。

続々と生徒が集まってきたところで大縄跳び!

 

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予め予告していたので、上履き持参です。

裸足で縄にかかったら涙が出るほど痛かったんじゃないでしょうか??

初めての生徒には、入るタイミングが分からず難しかったんじゃないかな?

それにしても楽しかった!

皆で力を合わせるところがまた、チャレンジ精神を刺激しますね!

来週は2回以上を目指すぞー

 

 

【柔軟・ストレッチ】

心武館体操で柔軟です。どうやら順番を覚えようと意識している生徒が。

頼もしいな。

 

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私は生徒達が主体的に動きたくなるような雰囲気作りを心がけなければいけません。

進んで準備体操してくれたり、私の説明の意図を素早く汲み取り他の生徒を列に並ばせてくれるような、自ら考えて行動に移せる生徒の出現を期待しています。

ストレッチは松久DVDの中から。

肘・足首・前腿・ハムスト・肩甲骨・股関節まわりを入念に伸ばします。

 

 

【筋トレ / 体幹トレ】

始めに軸ブレ無しの説明をした後、スクワット正面蹴り。意識ひとつでキレイに仕上がってきますね。

 

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腹筋・背筋・腕立て伏せ・スクワット正面蹴りを各10回、360回です。

体幹はバックプランク・プランク・サイドプランクで大台100分突破!

 

よく軸についていろんな話をしてますが、形が好きな生徒に体幹による軸の強化は欠かせません。

体幹トレは地味連ですが、”継続は力なり” です。

キレ・極めとともに軸の安定も必要です。

上達に繋がると信じて、手を抜かず頑張ろう!

 

 

【ラダートレーニング】

今日はメニューを2つ追加。

いつもの如くシャッフル。

 

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続いて久々登場のニーホップ。とうとうこれが出来る生徒が現れました。

左右両足に加えなんと後ろ向きまで!

なんという運動神経でしょう。

のみ込みの早さ・リズム感・センスどれを取っても圧倒的スピードです。

新しく学んだことがいつも一番に出来るようになってしまいます。

ニーホップが出来たら今後学ぶ、前足の蹴り『刻み蹴り』がひと挙動でだせるようになります。

難しい技なので、王道の2挙動で教えますが、突きでも蹴りでも余分な動作は無いに越したことはありません。

ニーホップの次は、2フロント1バック。

これも、得意な生徒が出現。

組手のフットワークに通じるものがあります。

前後の出入りです。

素早く前に詰めたり、後ろに下がって距離を保ったり。

両足の幅・膝の使い方・腕の振り方の3つがポイントです

ラダー全般に言えることですが、床との接地時間をいかに短くするかがポイントです。

この生徒は、跳躍力がありますので中段を深く潜れる可能性を秘めています。

跳躍力は組手競技に必須のスキル。

人それぞれ得手不得手、持って生まれた「何か」もあるのでしょうが、ジャンプで腸腰筋を鍛えていきたいですね。

話が前後しますが遊びで始めた大縄跳びですが、腸腰筋を鍛える意味も込めています(いやホンマに)

皆で楽しくジャンプしよう!

 

 

【固定式基本】

 

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・四股立ち突き

・左基立ち(左中段横受け) / 右基立ち(右中段追い突き)

・右基立ち(右上段揚げ受け)/ 左基立ち(左上段追い突き)

・左右正面蹴り

 

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突きの高さ、運足は半円を描きながら肩幅程度、技は身体の体側を超えないように。

意識して直そう。

 

 

【キレ強化】

先週から始めたキレを上げるトレーニング。

・瞬間脱力

・前屈立ち

に加え新たに猫足立ちを追加。

 

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始めたばっかりなのでオーバーアクションで身体の使い方を覚えてもらい

一人ひとりチェックしてみてまわります。

 

腰が上手く使えるようになれば、形が劇的に変化します。

今日道場で稽古したことは、自宅で取り入れてほしいところ。

神戸市・北区と大会が続きますので家連をお願いします。

旗が上がる喜び・一勝する喜び・入賞する喜びを知ると今後の取り組み方が変わってきます。

せっかくエントリーしたんだから、当日まで努力する大切さを学ぼう!

 

説明用にめちゃくちゃ大きな動作を取りましたが、これをどれだけ「小さく」「速く」動かせるかで見栄えが変わってきます。

それにしてもこの猫足立ちのキレを上げる稽古ですが、なかなかの難易度です。

でも全員やりたいことは理解出来ていました。繰り返しの反復練習あるのみですよ!

 

四股立ちを追加してひと段落です。

次の稽古までに今日の猫足立ちのキレを磨き来週の四股立ちにスムーズに入っていけるよう努力をしてください。

道場に来たら成果を見せに来ておくれ。

この身体の使い方が、平安二段のどの部分で発揮するか次週説明します。

形は基本の組合せです。

道場で学ぶ固定式基本を基にして、今頑張っている「キレ強化」をミックスします。

慣れてきたところで、

①スピードの出し方

②極め方

③軸の移動

④転身

これで進める予定です。

 

ひと通り覚えたら、ここからはひたすら自主練あるのみ。

どれだけ、一人黙々と没頭出来るかです。

ただ打つだけではダメで、上記で記した身体の使い方を意識します。

とても楽しみです。

 

 

【組手】

 

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互いに向き合ってペア練習です。

どんな時(試合形式や打ち込み)もそうですが、「開始前に礼・終わったら礼」を心がけてください。

組手は形と違い稽古相手が居てこそ。

稽古仲間に感謝の気持ちを持たなければいけません。

 

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今日は距離の測り方。

突きが届く距離に入らないと技は極まりませんので、出入りを繰り返し行い今度は刻み突きです。

一人3本ずつ。ペアを変えグルグル回ります。

時間いっぱいまで刻み突きを磨き、仕上げは座学。

 

刻み突きを出す際、やってはいけないこと。

なぜダメなのか、ガッツリ説明です。

この座学が後の居残り稽古に活かされることに。

 

 

【居残り稽古

予めリクエストがあった組手。

神戸市組3人プラス新入会のKちゃん

まず3人で試合形式。

入退場の所作とポイント、反則についてを試合形式の中で説明です。

 

まだまだ、雑に技を出してしまいますが、『距離』と『タイミング』と『ハート』です。

距離は組手稽古でやったばかりの、間合いの測り方。

やはり試合形式だと頭が真っ白になってしまいます。

審判しながらアドバイスしたら思い出したかのように動きが違ってきました。

しかし、当日は誰もアドバイスしてくれませんので今日の稽古を忘れないように思い切って向かって行ってほしいです!

 

居残り組には技を出すタイミングが2つあることを説明しています。

①自分から技を仕掛けるパターン

②相手の動き出し(出鼻)に合わせて技を出すパターン

 

①は軽やかなフットワークの中から、サッと間合いに入り刻み突きを出す練習をしています。

②は前手・前足(すり足)で一定の距離を保ちながら、相手が詰めてくるタイミングに中段突きで潜る練習です。

対戦相手が身体を寄せて来たところを迎撃しますが、今度は刻み突きを出してみます。

相手の刻み突きの軌道より、深く潜らなければ被弾します。同じ体格・同じタイミングなら理論的に相手の突きが先に極まってしまいます(理由は割愛します)

今日モーションについて説明しました。

モーションを加えた突きと、ノーモーションの突きの2種類を出してみたところ、私が出したモーション付きの刻み突きにドンピシャで中段逆突きを極められてしまいました。

これは、やらせでもなんでもなくホントにポイントを奪われてしまいました。

良く分かったと思います。モーションがどれだけ不要なものかを。

当日自分がやらないように!

 

4人にはなぜ深く潜らないといけないのか、実演を交え説明しています。

頭で理解出来たら、身体が覚えるまで何度も反復練習あるのみ!

 

これから経験を沢山積んで

『心は熱く、頭は冷静に』

こんな組手が出来るようになってほしいと思います。

勝ち負けよりも、悔いが残らないように思い切って頑張ってきてほしいと思います!

 

 

※女の子は白色TシャツのみOK、ゴム紐は黒色 or 紺色ですので注意してください!

 大会中、防具の紛失あるあるなので全て名前を書いといてね。

2023-04-25 16:27:00

チャンピオンセミナー 豊見城あずさ「パイクー」

こんにちは!

 

およそ1年前に書いたまま放置していたブログです。

特に意味はありませんが、なぜかUPするタイミングを逃しズルズルと残ったままにしていました。

 

豊見城パイクー.jpeg 豊見城パイクー (2).jpeg

 

豊見城先生のパイクーセミナーです。

2011年に東京で開催されたセミナーの模様をDVD化しています。

 

これも教範の挙動順に沿ってポイントを書いてみます。

 

用意の姿勢1

左手前で両手を重ね、顎の高さで手の平を上に。

親指を第一関節で折り、鼠径部前に拳を降ろします。その時立ち方はナイハンチ立ちから平行立ちへ。

劉衛流の平行立ちは「一足長」

一足長とは、自分の足が縦ひとつ分+横幅ひとつ分と定義されています。

 

用意の姿勢2

右半身となり劉衛流独特の構えに入ります。

右手は半時計回り、左手は指先を整え頭上へ。

両手のタイミングを合わせ右脇に構えます。

 

第1挙動

左手を右脇に潜らせ、基立ちとなり霞をかけます。

(基立ちは前膝が親指の付け根にくる程度曲げます)

 

第2挙動

一足二拳の間合いで中段を2連突きします。

運足は継足します。

 

第5挙動

後方へ間合いを切ります。

後ろ足 → 前足の順に下がりますが手技を極める瞬間は前足を下げた時。

我慢して我慢して一気に極めます。

何気なくやってましたが、極めの瞬間を説明されていました。

なるほど、力強さが増したような気がしました。

また、後方へ下がるので下っ腹に力を込めることもポイントとのこと。

たったこれだけで、いつもと違う手応えを感じました。

 

第6挙動

左上段流し受けから右中段突きを四股立ちで極めます。

この時、右つま先は12時方向に向いています。

リズムは「トトン」

前足 → 後ろ足のリズムで2回タップ踏みます。

パイクーでは「流し受け」がたくさん出て来ますが、流し受けの力強さを増す練習方法を紹介されています。

ペア相手にミットを下から持ってもらいミットの上に技を極める練習を伝授されています。

スピードと力強さを上げながら、ビタっと極める練習です。

改めて観て気づいたことですが、技は呼吸が大事ですね。

上手な人は、力感無く演武されています。(極まる瞬間息を吐いています)

今後の道場稽古で取り入れたいと思います。

 

第7挙動

12時方向から6時方向へ時計と逆回りで転身しますが、豊見城先生はこの転身がとても美しいです。

力強くて流れるような女子選手特有のキレイな転身です。

ずっと謎だったことでしたが、説明してくれていました。

右基立ちから、右足を半時計回りで後ろ正面に向きますが、右足を左足の内腿に重ねた瞬間互いの足で一瞬押し合いっこしシューーっと滑らかに柔らかく回り転身とともに手技を極めています。押し合いっこの時、少し膝を緩めることで柔らかさが増します。

技を極める時、軸足のつま先から上半身に向かってジワっと技を押し出すようにです。(決してシュっとしません)

豊見城先生はこれを、「表現する」と伝えています。

形が大好きな私は、一瞬の緩急や間の取り方、力強さ等を一流選手の形競技から盗もうとしていますが、ほんとに細かいテクニックを知るにはセミナーに勝るものはありません。

このブログを書くにあたり久々に観てますがホントに勉強になります。

転身はいろんな形で出て来ますので、糸東の形で応用出来るように自分が勉強して生徒に繋げていきたいと思います。

 

第11挙動

前屈立ち / 猿臂 から一本拳で相手の肋骨めがけて貫きますが、両手で「樽」を抱えるようなイメージです。(腕をピンと伸ばさない)

相手の肋骨を貫きますが、前膝に体重をのせて押し貫くイメージです。

 

第13挙動

四股立ちとなり、山かげからの半打拳です。

(四股立ちは骨盤をひっくり返すと美しいラインが出るとアドバイスされています)

左足前の四股立ちから、半打拳とともにその場で右足を入れ替えます。(タタンのリズム)(半打拳は帯より下にはいきません)

この時の立ち方は、右足つま先が左方向に斜に構えます。(左足は一足長右に斜に構えてます)

糸東で例をあげますと、後屈立ちと同じです。

前足の踵と、後ろ足つま先のラインは縦一直線です。

体育館に引いてある縦のラインテープで練習出来ますね。

 

更には、中段下段の開手受けを前進しながら繰り返します。

パワーとスピードの見せ所です。

一歩目は右移動足で極め、二歩目は後ろ足で極めます。

 

第14挙動

暗夜の位です。

後ろ膝は床に着けず、両足は拳2~3程度広げます。

2連突きの後、小指を上に向け下段払い受けしますが剛柔流と同じく軌道は円運動です。

(糸東は最短距離で直線的に切ります)

豊見城先生曰く極めどころがココ。

暗夜の位から立ち上がると同時に正面蹴り ← 極めポイント

前に出て2連突き ←極めポイント

この極めポイントをビタ止まりする練習方法も紹介されていました。

極めが無いと次の技が流れてしまい迫力に欠けてしまいます。

説明が難しいですが、後ろ足の使い方と逆腰です。

 

第16挙動

一本拳にて蛇行突きです。

一本拳とは、ニーパイポで頻繁に出てくる握り方で人差し指を突き出します。

余談ですが、谷派のセーパイは「中高一本拳」と言い中指を突き出して握る技もあります。

一本拳と書いてますが、劉衛流では鶏口拳と呼びます。握った形が鶏に似ているからでしょうね。

蛇行突きは蛇のようにグニャグニャの軌道で突くのでそう呼んでいます。

縦に手首を返して一本拳で突いています。

蛇行突きの極めは後ろ足です。

超分かりにくい挙動を何度もスローモーションで教えてくれるので助かりますね。優しく指導してくださる先生です。

 

第20挙動

後ろに振り向きざまに右横蹴りと右手刀受けを同時に繰り出します。

手刀受けとありますが肘を支点に腕を伸ばし引き手を水月前に、引き足を同時に取ります。

蹴った時の姿勢が重要です。

左足に軸を保ちつつ、腰を入れて反ることで力強い蹴りを表現出来ます。

(反らすが押し出しはしない)

蹴った時、軸が後ろに流れると次の挙動が「もっさり」してしまいます。(よっこらしょはダメ)

手も足もスナップ(バネ)で返すとシャープさが増します。

アーナンにも出て来ますので、足刀の美しいラインを作る練習もしないといけませんね。

 

この挙動もペア練習を紹介されています。

右横蹴り出した瞬間、ペア相手に後ろから押してもらい前方に左足を踏み出しビタっと止まる練習です。

負荷をかけて止まる練習方法でした。

 

 

形は、四方八方の敵を仮想して演武します。

転身を行う際、眼前の敵を倒したことを確認(残心)して行えば形に深みが増すとアドバイスされています。

それをメリハリと表現されていました。

残心が無いと淡々と一本調子となりますので、演武しても観る人を引き込めないことを学びました。

 

 

まず道場で先生から教範を基に形の挙動を教わります。

競技志向の強い生徒は、競技面の強化(メリハリ等魅せる要素)を図る必要がありますのでセミナーの受講や、DVD鑑賞からインプットしていきます。

(道場によってはセミナーNGもありますので先生に要相談ですが)

その上で、競技者は黙々と自宅や道場で反復練習を重ね自分を高めます。(結局コレが一番大事)

黒帯になった頃には、自分が会得した技術を道場で後輩や仲間に継承していきます。(アウトプット)

そうすることで道場全体のレベルが上がり、教え合う(高め合う)ことを普通の状態にします。

将来の事に目を向けると人に伝えるスキルが身についていたら、その能力は社会に出た時多いに必要とされます。(コミュニケーション能力や言語化能力ね)

ペア練習然り、このセミナーDVDを改めて観てそう強く感じました。

自分ひとりでは決して上手くなれないし、形競技も高め合う仲間が必要だと強く感じました。

 

まだまだ先の話ですが、インプットとアウトプットが「普通」に出来る道場にしていきたいと思います。

私も生涯学習です。

2023-04-23 20:32:00

2023年4月23日(日)第1回谷派空手道心武館 段級審査会 @明石勤労福祉会館

いつもお世話になります!

 

今朝はなぜか4時に目が覚めてしまったので、昨日の稽古写真の整理をしながらブログとインスタにUPの準備。

昼からバタバタしますので午前中に終わらさなアカンかったので結果オーライ。

ブログを終えても、まだまだ時間がありますので家の用事をパパっと済ませ出発の準備に移ります。

忘れ物の確認をし、いざ体育館に向かおうと玄関を出たところ、、

あまりの車の汚さに言葉を失ってしまいました。

ウォッシャー液の残量が少なくなった警告音もうるさいし帰ったら洗車確定です。

 

車を走らせ軽い渋滞にまき込まれながらも少し遅れて体育館に到着。急いで会場設営です。

マット敷いて机引っ張り出してイス並べて、生徒をお出迎え。

 

ちゃんと自分の級と名前を大きな声で言えてましたね。

出欠の確認を終え開始時間を待つばかりとなった時、ここで驚愕の事実が明らかに。

1審(白帯)の審査とばかり思ってたら、なんと2審!

これはホンマに焦った。

その場で館長が振り分けていきます、、

根拠のない自信ですが、白帯担当と思っていたので審査内容を超絶スピードで丸暗記。

受審する生徒以上に焦ってたかも知れません、、

次回以降、どこに配属されても対応出来るように事前準備しとかないけません。

 

2審は、一部白帯とオレンジ帯の軍団。基本と形の審査内容は帯で異なりますので、審査の流れに乗るのに少し手こずってしまいました。

肝心のゆり生は、3人直接審査することが出来ました。

審査は、基本・形・組手の3種類です。

 

 

【基本】

普段私が道場で言ってることが、決してオーバーではない事が身をもって分かったと思います。

今までの審査とは違い、審査員はお手本を見せてくれません。

言葉を理解して表現出来ないといけません。

雰囲気にのまれ挙動不審になる生徒や、言葉を理解出来ずに隣の生徒の真似をする生徒もチラホラ。

しっかり眼で聞き、集中しないといけない事が2審の生徒は感じたことと思います。

冒頭で館長が仰ったように、

①立ち方

②姿勢

③スピード(試合の時はリズム)

審査における着眼点です。

 

指示されたとおり、技や立ち方が出来ているかです。

中段突かなアカンのに、肩の高さを突いていたり(その反対も然り)

中段蹴らなアカンのに、上段蹴ってたり。

平行立ちで立つところで、八字立ちになってたり。

大久保道場の先生は言葉の理解度を確認されていました。

 

オレンジ帯の基本審査では、斜め方向の四股立ち(下段払い) / 四股立ち(中段突き)等が追加されています。

 

 

 

【形】

四の形・十二の形・平安二段(出来る人は)無難に打てていました。

2審のグループで、形が上手な生徒がいてましたが、ゆりの生徒は観ていたかな?

自分の出番が終わった時、どんなことしてたかがとても重要です。

心を落ち着けて、次の組手の準備をするのも良し。

色帯の審査を見学するのも良しです。

2人、皆のお手本にしてほしい生徒が2審にいてました。

上手になる秘訣は上手い人の形を見ることです。

自分とはどこが違うか客観的に比較出来たらその子の伸びしろはとても期待出来ると言えるでしょう。

特連や試合会場・審査等参加する際、同学年の上手な生徒を観察するようにしてほしいと思います。

成長するチャンスがそこに潜んでいます。

 

 

【組手】

突き技と足の踏み込み・気合のタイミングを合わせ技を放ちます。

当てないように気をつけつつも、スピードに乗った技がアグレッシブに出せているか。

残心までしっかり取れているかを審査しています。

 

 

隣の1審で必死に頑張るゆり生の審査を合間でチラチラ観ていました。

形を打つ時の表情がとても頼もしく、良い目をしていたように感じました。

出会った時は、幼稚園児だったのに成長したもんだ。

黒帯取るまで、しんどくてもつらくても、途中で諦めず歯を食いしばって続けてほしいと思います。

 

 

※帰ってきて速攻で洗車しましたよ。

2023-04-22 23:01:00

2023年4月22日 (土)道場稽古50

いつもありがとうございます!

 

審査前日の今日、新入会生の早連に2人が合流!

やる気マンマンです(すごく嬉しい)

暫く横で自主練してもらって、最後に指導しました。

 

0・早連

1・柔軟 / ストレッチ

2・筋トレ / 体幹トレ

3・ラダートレ

4・脳トレ

5・固定式基本

6・キレ強化

7・形

8・居残り稽古

 

 

【早連】

覚えたてホヤホヤの十二の形。自宅で稽古していますね!

一生懸命覚えた形を披露してくれます。

今日は、新たに方向転換する際の両手の使い方を説明しています。

・引き手の下にくぐらす

・拳ひとつ分の出し入れ

拳ひとつ分の出し入れは、今の内に使えるようになっておくと良いでしょう。

特にバッサイ大を学ぶようになった時、一番の魅せ場で大きな力を発揮します。

ほんの少しのことですが、知ってる・知ってない、出来る・出来ないで形の見栄えが変わってきます。

比較的イージーな形で、少しずつ細かいリクエストを出していきますので、自宅で復習し出来ることをひとつずつ増やしていくと、形の完成度が高まります。

開設当初から来てくれる生徒との間には、開きがありますので当然、指導内容も異なります。

限られた時間の中稽古の質を落とさずに、どちらの生徒も満足させなければいけません。そんな中閃いたのが早連。

人間考えればアイデアは出てくるものですね。

30分だけですがじっくり基礎固めです。

早連を卒業する頃には、全体稽古にもスムーズに入っていける事でしょう。

今、道場生が懸命に稽古している平安二段の挙動を覚えた頃がひと区切りかな。

(早連を卒業されましたら、その時間を使って別のアイデアを思案中です)

 

なかなか良い感じで新入会生の稽古を終え、今度は兄弟の自主練に合流!

めっちゃ嬉しかったよー

 

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審査に向けて、四の形・十二の形です。

・立ち方(特に横幅)

・手首の角度

・おへその向き

修正箇所はまだまだ多いですが、繰り返し繰り返し意識して打つことで身体に馴染まそう!

 

 

【柔軟体操 / ストレッチ】

心武館恒例の閉足立ちから始まる柔軟体操。

特連組はなんとなく覚えてるんじゃないかな⁈

これも時期を見て3年生から順に引き継ぎます。

道場で人前に立つ経験を積みリーダーシップを学び、将来キャプテンシーを発揮出来るくらいの人材を数多く育てたいと思ってます。

 

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肩・肘の他に、特に正面蹴りが高く上がるよう股関節のストレッチを入念に行い今日の基本稽古に備えます。

 

 

【筋トレ / 体幹トレ】

スクワット正面蹴りは、軸をブラさず真っ直ぐしゃがみます。

意図を理解して取組むとより効果的です。

腕立て伏せ・腹筋・背筋・スクワット正面蹴りは今日で350回です。

体幹トレは、プランク・バックプランク・サイドプランクの3種。

 

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サイドプランクは、片手を上にあげても動じない生徒がいたのでもう一段レベルアップ。

今度は目を瞑ってチャレンジです。これでふらつかないのであれば、多いに期待が持てますね!

形が得意な生徒が増えることを願って97分間継続しています。

 

 

【ラダートレーニング】

 

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地味なトレーニングのあとは、みんな大好きなラダー。

シャッフルと2イン2アウト。似てるようで異なるこの2つ。

本能のおもむくまま適当にやってたらダメ。

 

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短い距離を疲れない程度の本数でフルスピードで駆け抜けることで、敏捷性を高めることが目的です(最近知った)

 

 

【脳トレ】

ラダーを使っての脳トレ。久々です。

空手教室ですが手と足を左右バラバラの動きを取り入れ脳みそをフル活用します。

ラテラルで逆突き入れながら進みます。

 

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簡単そうで簡単じゃありませんが、脳からの信号を身体に素早く落とし込むことを目的とします。

身体が反応しだしたら運動神経が上がっていきます。

リズム感が良い子がいますが、残念ながら追い突きになってましたね。

脳トレを繰り返すことで、瞬時の判断力・反応力がついてきます。

組手の方が好きな生徒には、頑張って出来るようになってほしいところ。

以前にもやった両手ジャンケンもランニングしながら行うと、脳トレ + コーディネーショントレーニングにも繋がります。

他にも両手両足でバラバラに行うグーパーなんかも、コーディネーショントレーニング。

スポンジのように何でも吸収する、低学年の内に複雑な動作にチャレンジしていれば神経伝達の速度が速まりますのでスポーツ万能に成長します。

この時期やってて損はないですよ。

咄嗟の判断。

これは空手に限らずいろんなスポーツにも役立ちます。

空手道はひたすらおんなじことを繰り返しますが、メニューに飽きがこないように楽しみながら出来る脳トレをストックしときましょうか!

 

 

固定式基本

ゆりで行う基本では、突きの前に両拳を正中線上に揃え、左右正しいコースに突きを放ちます。(目印)

これも意図を理解してほしいところ。

全力で打ったとき正中線に突けていないとちょっとマズいです。

『正中線且つ鳩尾の高さ』です。

 

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・引き手

・突き

・中段横受け

・上段揚げ受け

・下段払い受け

・左右正面蹴り

・左前屈立ち(中段横受け) / 右基立ち(中段突き)

・右前屈立ち(上段揚げ受け) / 左基立ち(上段突き)

 

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立ち方・運足・突きの位置を意識してください。

 

今日の指導ポイントは技のスピードについて。

スピードを上げる方法は2つ。

毎週、道場で大声張り上げて指導していますのであえて書きませんが、上半身の使い方は今日の2つを意識してください。

意識している内は、まだまだ。

意識してほしい事が無意識で出来るようになるまで、同じことを繰り返し稽古してほしいと思います。

絶対という言葉はあまり好きではありませんが、上手くなりますので。

 

 

キレ強化

形に必要な要素に、スピードや極めの他にキレがあります。

キレとは動き出しの速さを指します。

今日はキレを上げるメニューを新たに用意しました。

先に挙げたスピードを上げる要素と近いものがあり、下半身のキレに着目しています。

『競技の達人シリーズ』で学んだ瞬間脱力。

この理論を基に形稽古に置き換えて、キレを上げていきます。

脱力と前屈立ちのキレを増すメニューだけで20分ほど費やしたでしょうか。

今日行った2つに慣れてくれば、猫足立ち・四股立ちのキレを強化するメニューも準備しています。

週に1度、2時間だけの限られた短い時間の中で、より形の上達に繋がるメニューを取り入れなければいけません。

 

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初めて取り入れた稽古でしたが、審査前日だけあって皆の集中力も高く、説明も手短に意図を理解してくれます。

ひたすらキレを上げる稽古を繰り返していくうちに、身体の使い方に変化が訪れた生徒がチラホラ。

空手を始めて1年そこそこの生徒が、ここまで出来るようになるのかと思うと私も嬉しくなってきます。

指導していてこんなに嬉しいことはありません。

少しでも上達出来るよう、ゆりに通って良かったと思ってもらえるよう私も研究を重ねたいと思います。

効果を感じ取れた稽古方法。

暫く道場で続けることで全体のレベルアップを図りたいと思います。

審査を終えた来週の稽古では、神戸市・北区大会に向け猫足立ちのキレを上げるメニューを追加します。

 

 

【形】

全員で打てる形が四の形・十二の形と2つに増えました。

 

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そうすると全体稽古に合流出来ますので、この調子で頑張ってほしいと思います。

四の形・十二の形は全て基立ちになるよう意識を置いてください。

 

ここから2つにグループを分け新入会組は四の形と十二の形を自主練。

審査組は、平安二段に移ります。

形を打つ前の所作に関しては、各自言われなくても自然と出来るよう普段から意識しよう。

 

ここから、ブザーに合わせてひと挙動ずつ正確に丁寧におさらいです。

今日も軸について説明しています。

形を上手く打つには、スピード・キレ・極めの他に、軸の平行移動や、次の軸に乗せる方法があります。

これも何度も言っています。

たくさん形の種類はありますが形は基本の組合せですし、身体の使い方も基本的には同じです。

いまの内から基礎的なこと(回り方や軸の乗せ方)を覚えておくと、後は挙動を覚えるだけです。

形を覚えても、細かい身体の使い方の理解が不十分だとスピードも乗りませんし、極めの感覚も掴めないままになってしまいます。

基本や形で私が説明していることを自分で理解(意識)して稽古に励んでください。

転身する際、バランスを崩さず回る方法なんかも有りますので、

まずは今ずっと説明している

①『次の軸に乗せる』事が出来たら今度は、

②『速く回る』意識です。スピードがついてきたところで、

③『ふらつかず転身する』方法を説明します。

いっぺんに言うても難しいのでちょっとずつね。

 

毎週続けている体幹トレ、身体の使い方、今日取り入れたキレ強化を駆使して形のレベルアップを図りたいと思います。

 

キレの出し方が感覚的に分かった生徒の形に変化を感じたことは大収穫でした。

言葉で上手く言い表すことが出来ませんが、今日の指導に何だか手応えを感じました。

本人に上達した実感を湧かせてあげることが出来たら、もっともっと貪欲に取り組むんだと思います。

「生徒のモチベーションを上げる」

この辺が私の課題だと捉えています。

瞬間脱力を使い平行移動するとともに、四股立ちに移行する際のスピードが爆上がりしました。

これからがホントに楽しみだ。

 

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【居残り稽古】

早連に合流した兄弟が進んで居残り稽古です。

その意気や良しっ!


そして明日の審査に挑戦する生徒全員が居残りです。

2人ずつ形を打ち、それぞれ異なる修正ポイントを指摘しています。

最後、各人の指摘事項を意識した上で全員で1本打ち終えました。

 

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それにしても、基本と形とみっちりでした。

 

全く組手をしなかったので、来週は組手の時間を多めに取ろかな。

神戸市大会直前なので、居残り稽古は組手!

 

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ふと感じたことですが、3時間近く稽古出来るくらいに体力と集中力ついて来たんやなー

 

 

※本日はワンちゃんの誕生日!

 

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