谷派空手道修交会心武館
神戸ゆり道場

形稽古により集中力を養い、組手稽古を通じ強い気持ちと
相手を思いやる心が芽生えます。

ブログ

2024-01-24 23:23:00

2024年1月24日 (水) 夜練17 @小部中学校

こんにちは!

 

今年一番の冷え込み。

激さむです。

生徒が来る前に暖房つけランニングしておかないとヤバいくらい寒い。

激さむなので、組手基本からスタートして身体を温めました。

 

 

1・体幹

2.組手

3・形

 

 

【体幹トレーニング】

 

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プランク・サイドプランク・V字プランクで51分経過。

本日の夜練メニューでは、これまで頑張ってきた体幹力を発揮してもらうことに。

 

 

【組手】

先週と同じく組手の基本で土台作りです。

まだまだ身体に馴染んでいないので、暫く同じメニューが続くかと思いますが組手も基本が出来ていないと始まりません。

 

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刻み突き・逆上・ワンツー・中段突きでかなり時間を費やしました。

頭と身体がなかなか一致しないので、苦労しますが今が一番大事。

諦めず頑張って!

4つの技だけで60分近く費やしたかな。

 

でも今日はこのメニューが目的ではありません。

私的、本日のメインはチューブを使った一風変わった練習です。

 

チューブといえば、負荷をかけた状態で突きのスピードや、出入りの早さを上げることを目的にした使い方が一般的かと思います。

でも今日は、テンションのかかった状態でチューブを握りゴムが収縮する力を利用して、突きを飛ばす感覚を身につける練習を行いました。

自分が持ちこたえられるギリギリまで、ジリジリと後退しテンションを張ります。

突き手に握ったチューブを緩め、ゴムが前方に収縮しますので、そのタイミングで前足を大きく踏み込んで中段突きする練習でした。

 

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要するに、手から入るタイミングを知ってもらうための練習です。

突きの瞬間ク゚ッと歯を食いしばったり、前拳が動いたり、身体が開いたり、拳を固く握ったりしていると、モーションが起こり技の瞬間を相手にさとられてしまいます。

ゴムに引っ張られる感覚で突きを飛ばせば、モーションが起きません。

これを『ノーモーション』と呼びます。

バレない突き方は、組手競技では絶対に必要です。

 

まだまだ組手の経験が乏しい、ゆり生に丸腰でノーモションを指導しても身体が馴染むまでかなりの時間を要します。

この寒い冬を超えれば、アッという間に大会シーズン到来です。

ただでさえ稽古量が他の道場と比べ不足していますので私自身、脳みそフル活用でツールを駆使しながら効率的に鍛えなくてはいけません。

ゴムに引っ張られながらも前方に飛びこむ感覚を身体で理解出来れば、脱力した状態で突くだけです。

 

これを逆突きと刻み突きで暫く繰り替えし、感覚が身体に残っているうちにチューブ無しで何本か突いてみましたが、なかなか効果があり使える練習方法だと感じました。

 

・刻み突きは、構えた位置から肘を伸ばすだけ(真半身で突く)

・中段突きは、大きく深く潜る(突いたあとは腰を素早く切り返す)

 

 

【形】

一人ずつ回りながら残り40分を形に費やしました。

それぞれにアドバイスしていますので、指摘されたことを次の稽古までに修正するつもりで頑張ってほしいと思います。

自主練する前に、頭の中を整理してから形を打つようにね。

 

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それが出来る人は当然上達が早いです。

自分次第で練習の "質" を少しだけ高められます。

間違った理解のまま打つ100本より、意識した10本の方が上達出来るよ。

 

さて本日の裏メイン。

形の強化です。

今までにさんざん積み重ねてきた体幹トレ。

本日の練習からKちゃん、次のフェーズに移りました。

 

先程も申し上げましたが、質の高い練習方法を提供しないといけません。

そうじゃないと、ゆりの倍稽古してる道場に大会で勝てないから。

なにも大会結果が全てではありませんが、出場する以上入賞させてあげたいと思っています。

 

 

技に入る瞬間の極めの強さをより意識させる方法を取り入れました。

演武する生徒の側面でミットを構え、突きや受けの瞬間にミットを身体にぶつけることで、軸で極める意識を芽生えさせます。

軸の意識が弱いと力強さ(極め)が足りず、どこか物足りないペラい印象が付きまといます。

外部からの衝撃を受けてもビクともしない強い技を出す意識ね。

積み重ねてきた体幹力と重心が乗った正確な立ち方が身についていないと、ミットの衝撃に負けふらついてしまいます。

 

初日は紹介程度でしたが、極め力UPに繋がるよう形稽古の中で取り入れるつもりです。

極めと平行して腰のキレを上げる基本練習も投入していきますので、夜練組は頑張ってついて来てね。

2024-01-21 18:57:00

2024年1月21日(日)第5回 神戸市ジュニア指導講習会 @王子スポーツセンター

こんにちは!

 

第5回講習会が王子スポーツセンターで開催されました。

ゆり道場からKちゃんが参加しています。

 

午前中私は、家の用事と昨日のブログが残っていたので、道場入りしたのが14時30分を回った頃。

丁度小休止していた頃でした。

 

いつもの合同で行う基本稽古ではなく、心肺機能を高めたり体幹トレだったりフィジカル系のトレーニングだったとのこと。

泣く寸前までの強度で行った模様です。

 

一体どんなメニューだったのでしょうか。

観たかったな!

 

毎回、こっそり見学に行く目的は自身の指導の引き出しを増やすことです。

きっと参考になるメニューだったことだと思います。

 

出身道場の生徒も、初めての内容だったのか嬉しそうに教えに来てくれました。

 

私は形組の方に移り勉強開始です。

 

 

1・移動式基本

2・形

 

 

【移動式基本】

ゆっくりとおへその向き・軸足の締めを確認しながら、

基立ち / 追い突き

前屈立ち / 上段揚げ受け / 上段突き

前屈立ち / 中段横受け / 中段突き

猫足立ち / 手刀受け

四股立ち / 下段払い

 

このあたりでした。

どう表現すれば的確かは分かりませんが、なかには余計な力感も無くホントに自然に美しい立ち方で移動する選手も居てました。

頭のてっぺんを紐で引っ張ってもらっているような感じと言えば伝わるでしょうか。

軸なんかはお辞儀することも、反り腰になることもありません。

何より動きに余計な動作がありませんでした。

 

参考にしたいほどの美しさでした。

 

 

【形】

ゆっくり形からスタート。

ゆっくり打つことで軸の位置や技のタイミングを確認します。

重心の高さや腰を切る感覚も、ゆっくり形の中でチェックします。

考えて稽古出来る選手向けです。

 

先生方のアドバイスが聞こえてくる位置で勉強タイム。

形競技において、どの瞬間スイッチを入れるか?

私が考えるよりも、ずっと前の段階でした。

 

他には、上段揚げ受けの入り方。

これは前日の稽古で手刀受けの意識について説明してことと、全く同じでした。

直々に指導を受けていたKちゃん。どう感じていたでしょうか。

意味は全く同じでした。

形は仮想の敵との攻防を表現します。

相手の攻撃を受けるには、どうしないといけないか考えてみると良いと思います。

 

分解意識してみよう。

意識といっても、小学生にそれを自分で考えさすには無理がありますので、ここは指導者の仕事と言えます。

私とは違うアプローチの仕方でしたが、伝えたいことは同じ(だと思う)でした。

 

今日もひたすら平安二段を磨いていました。

追い突きの挙動では、短い突きを指摘されていました。

改善方法もアドバイスして下さっていて、遠目に観ていました。

実際、伸びるような突きに変わってきたように感じました。

 

これも指導方法の引き出しは私にはなかったものでした。

Kちゃんの突きが一段レベルアップしていました。

結局、意識ひとつでしたね。

どう意識付けさせるか。これは指導者の腕の見せ所。

良い勉強になりました。

 

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黙々と2時間平安二段一択のなか、近くにいた出身道場の保護者の方とゆっくりお話する機会がありました。

お子さんのS君。素直だし目を見てちゃんと挨拶が出来る立派な生徒です。

お声掛けいただきありがとうございました。

2024-01-20 22:23:00

2024年1月20日 (土)道場稽古85

こんにちは!

 

ずっとリクエスト受けていた大繩を久しぶりに投入!

稽古前にアップがてらバンビたちと跳ぶことに。

これまでジャンプのタイミングがつかめずにいましたが、どういうことでしょうか幼児のMちゃんと1年生組が跳べるようになっていました!

確か初登場したのは半年ほど前だったかと。

体育の授業や道場稽古、普段の遊びの中でいつの間にか運動神経が上がっていたんでしょうね。

後半、幼児組がたくさんやってきたので「へび」したりでした。

 

また本日、お足元が悪いなか体験生2名お越しいただきました。

流れに乗って体験生もスッと縄跳びに入ってきてくれ皆と一緒に遊ぶことに。

 

同年齢、習い始めたばかりの生徒で構成されるバンビクラス。

このクラスでは空手道の基本を反復練習するとともに、思いっきり身体を動かす全身運動や礼儀作法を学びます。

楽しみながら行えるプレゴールデンエイジ期向けの練習をたくさん取り入れています。

空手教室ですが60分のうち1/3は運動神経向上のメニューです。

体幹や反射神経・運動神経はあらゆるスポーツに共通する土台となる部分ですので、コーディネーショントレーニングによって脳神経をどんどん刺激していきます。

一見、体操教室に思われるかと思いますが「今」やっておくべき運動です。

 

 

-バンビクラス-

00・早練

01・ウォーミングアップ

02・体幹トレーニング

03・固定式基本

04・ラダー

05・組手

 

-モンキークラス-

06・ラダー

07・体幹トレ

08・固定式基本

09・形

10・組手

 

 

バンビクラス

【早練】

今週の早練は大繩でした。

何回回したのでしょうか。

帰ったら肩がパンパンです、、

 

飛べなかった生徒が飛べたり、中に入るタイミングが掴めなかったのに入れるようになってた。

成長を感じた瞬間です。

いろんな生徒の成長してる姿を見ていると、教室開いて良かったと思える瞬間です。

思いっ切り飛んで跳ねてジャンプして潜って、大笑いしながら遊びの中で運動神経上げてます。

 

 

【ウォーミングアップ】

寒いので、道場をグルグルとジョグ・ダッシュ・サイドステップ・バックラン。

今度は横一列に並んで、ジャンプ・カエル飛びジャンプで腸腰筋を刺激します。

このジャンプ、組手する時に必要なスキルです。

突く瞬間、遠くに踏み込みます。

ブザーに合わせて仰向けダッシュ・うつ伏せダッシュなんかも。

これは反応速度を高めています。

 

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音に反応して瞬時に身体を動かします。

子供たちは競い合うのが大好き。

隣の友達より速く!

でも、走るのが速くじゃないよ。音に反応して起き上がる動作を速くね!

 

 

【体幹トレーニング】

 

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自重でV字プランク・サイドプランク・プランクで69分経過。

体験生めちゃくちゃ可愛いじゃないですか!

 

 

【固定式基本】

正座の仕方から説明しました。

順番は「左座右起」

左足から順に座り、右足から立ち上がります。

途中「跪座」の姿勢を取ります。

これは相手に襲われた場合、素早く立ち上がるために行います。

手をついて座礼する際も左手から。

座礼時の目付は、伸ばした指先の頂点に向けます。

目付を前方にやる理由ですが、相手の気配を察知するためにそう指導しています。

 

次に立礼。

ピンと伸ばした指先を体側につけ背筋を伸ばします。

立礼の角度は太ももの裏側がピリッとしびれる程度で止め、目付は真下を向けず斜め前です。

これも目付が前方にあれば敵の気配を感じ取れるから。

 

座礼・立礼のあとは、拳の握り方。

幼児の多い道場ですので、超簡単に3挙動に分けてシンプルに指導しています。

1・4本の指の第一関節を曲げる(爪が見えてる)

2・4本の指を第二関節まで曲げる(爪が隠れてる)

3・親指で人差し指と中指を締める(これ大事)

 

Aちゃんに前に立ってもらいお手本を披露してもらいました。

引き手・突き・中段横受け・左右正面蹴りでした。

 

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このクラスはとにかく元気!

気合いの声がデカい!

空手教室らしくてこの雰囲気大好きです。

何でもそうですが、気合入っていて損することはありません。

部活でも社会に出ても、気合入ってる子は先輩に可愛がってもらえます。

 

空手が上手いも下手も関係ありませんので、ずっと継続してほしいと思います。

 

 

【ラダートレーニング】

後ろに置いていたラダーをずっと気にしていたMちゃん。

2部で使う予定でしたが、バンビでもすることに。

 

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・クイックラン

・グーパー

・ケンケン

・スラローム

・ラテラル

速く走るコツは、「爪先立ち」と「床への接地時間を短く」です。

 

 

【組手】

短い時間でしたが、組手構えとなり刻み突きとワンツーを出したところでタイムアップ。

ホントに短い時間ですが、これで3週続けて組手の稽古をしています。

真っ直ぐ突きを出せるようになったら、実際にミットを突いていきたいと思います。

 

 

(つづく)

 

 

モンキークラス

【ラダートレーニング】

 

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身体も冷えてることでしょうしラダーからスタートです。

・クイックラン

・グーパー

・シャッフル

・2イン2アウト

・ラテラル2イン2アウト

なんかをそれぞれ2本ずつ。

2本目は後ろ向きでした。

神経系トレのおかげで組手の反応上がってきてると思います。

 

 

【体幹トレーニング】

V字プランク・バックフルアップ・プランクで199分経過。

来週大台に乗りますね!

 

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「塵も積もれば」ですね。

フラフラする子も少なくなっていて、確実に力がついていると言えます。

整った軸、ピタっと止まれる極めの強さを形に活かしていきます。

 

1・体幹トレで土台作りしながら

2・移動基本で軸の乗せ換えや軸移動・極めの感覚を身体に落とし込み

3・形稽古の中で細かいテクニックや緩急等の色付けを行います

 

全ての稽古は形の表現力UPに繋がっていきますので、形を忘れたり基本が間違っていたりすると3番に到達しません。

 

 

【固定式基本】

年が明けて以降、良い緊張感の中で基本が出来ています。

入門当初はまだまだ幼かった生徒たちですが、凛々しい顔つきで稽古に臨んでくれています。

他所の道場からしたら当たり前かも知れませんが、ふざけたりおしゃべりに夢中になったりが無くなってきた。

 

この日も短時間集中型で基本を頑張りました。

ここ最近、基本の難易度を上げています。

突いたその手で受け3種です。

右中段突き → 右中段横受け → 右上段揚げ受け → 右下段払い

これを細かいテクニックを駆使しながら極めていきます。

中段横受けでは、前回指導した技にプラスひとつ加えました。

ここでのテクニックは、基本中の基本から逸脱しています。

形競技におけるキレの出し方です。

ホントに正しい受け方かといえばそうじゃありません。

基本と形競技とは似て異なるものかも知れません。

上手く使えるとキレが格段に上がります。

 

前屈立ちとなり斜角突きです。

これは下半身強化でもあります。

 

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しんどいところで、どれだけ自分に厳しく出来るかが問われています。

四股立ち突きも然り。

 

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まだまだ汗が噴き出すくらい追い込んでいませんが、もっと下半身が強くなってきたら強度を上げていきたいと思います。

 

「自分に負けない」

最後の敵はいつも自分自身です。

 

 

【形】

なんとここまで予定通り時間が進んでいます。

30分形の時間を取り組手を60分かけるつもりでした。

 

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平安初段から順に基本形を全員で打ちました。

本気で力を込めて打つ生徒、

順番をなぞるだけの生徒、

順番を思い出しながら打つ生徒、

まだまだ基本が身についていない生徒

 

バラバラでしたが、今日のような一発勝負の稽古でも普段通り打てるようにしておいてほしいところ。

基本形に共通する挙動をひとつだけ集中して強化しました。

形競技では、最初と最後のインパクトはとても印象に残ります。

ここで違いを見せれるようにするための練習でした。

求められるのは、

・軸が乗った美しい姿勢

・方向転換するスピード

・タイミング

 

どうすれば良いのか答えを伝えたうえで何度も稽古しました。

答えを聞いたうえで忠実にトライする生徒と、意識していない生徒に分かれてしまいますが、ここから先は自分次第です。

全体稽古の中で平等に指導していますので、聞き漏らさず習ったことは実践してみてください。

部分稽古はそのための時間です。

なにも考えずに出来る人は「天才」です。

そうじゃないんなら、しっかり説明を聞けるようになろう。

聞いたことを頭の中で整理してから実践ね!

これが普段から身についているか否かで、成長速度は大きく異なります。

 

何も考えない人・右から左に抜けていく人は要注意です。

 

 

【組手】

組手基本・2人組・3人組が今日の予定でした。

丁度1時間ありましたので、最後まで行けるかと思っていましたが組手基本と2人組まででした。

 

組手基本は、先日の夜練と同じメニューでした。

正しく構えて正しく突く(蹴る)。

シンプルに構えた位置から突いて、構えた位置に戻すだけ。

 

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・刻み突き

・上段逆突き

・中段逆突き

・ワンツー

・刻み蹴り → 刻み蹴り

 

蹴りはリズム感が重要です。

蹴った足を軸足付近におろし、軸足も少し下げ距離を保ちます。

 

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ここから2人組。

ペア相手が開脚して座ります。

相手の足を踏まないようジャンプして前進し、前に出る推進力を利用しながら深い中段突きを出す練習。

帰り道は同様に3歩バックステップして、引き込みながら裏回し蹴り。

 

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初めてのメニューだったので悪戦苦闘してましたが、足を踏みつけることなくケガ人無しで終えました。

これもリズム感が重要です。

軽快なアップテンポの曲をかけながら練習すれば、攻撃のリズム感が芽生えるかも知れませんね。

音楽かけてるのは早練の時だけですが、ありかも知れませんね。

 

注意点がひとつ。

構えを崩さないこと。

前述の組手基本の中で口を酸っぱくして説明したことが、このメニューに移ってからすっかり忘れてしまっています、、

「構えを崩さずフットワークする」

「構えをくずさず蹴る」

まだまだ身体に染みついていない証拠です。

突きの前・蹴りの前に相手の攻撃をもらい失点してしまいます。

 

 

一般のEさんは自主練!

 

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60分ひたすら形の稽古をされていました。

組手前の形の時間を加えると90分近く!

途中少しだけ合流しニーパイポでした。

とても練習熱心なEさん。

嬉しくなってきます。

どこかでガッツリ時間を取って形稽古しましょう!

2024-01-18 21:24:00

2024年1月17日 (水) 夜練16 @小部中学校

こんにちは!

 

退社時間が遅れ道場の時間に間に合うかギリギリでしたが、車に乗って3分後に到着。

近くで稽古出来てホントに助かる。

 

ここ最近、基本を見直しています。

形も組手も基本がしっかり身についてこそです。

基本を繰り返し繰り返し継続し、土台固めをしていきたいと考えています。

 

1・体幹

2・組手

3・形

 

 

【体幹トレーニング】

プランク・バックプランク・V字プランクでした。

 

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体幹トレは自分の身体を腹筋で支えないといけないので筋力が無いとしんどい。

その中でも、バックプランクは結構キツい部類に入ると思います。

48分頑張っています。

 

 

【組手】

組手の基本を行いました。

構え方については、丸暗記するまで呪文のように唱えないといけませんね。

構え方が狂うと、技も出せないしスピード勝負では負けてしまいます。

 

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疲れてくると脇が開いたり、腕が下がったりしがちですが正しく身体に染み込ませないといけません。

今日は、大きな鏡の前に立ち自分のフォームを確認しながら技を出す練習を行いました。

 

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・刻み突き

・上段逆突き

・中段逆突き

・ワンツー

・刻み突き / 刻み蹴り

 

5つの技を約45分かけ頑張りました。

普段1部では主に、基本が7割・形2割・組手1割の割合です。

ほとんど組手らしい組手を行っていませんので、1部の生徒はガッツリ指導を受けるのは初めてだったかも。

構え方・突き方・蹴り方がカタチになってきたら、打ち込みなんかに進めたいと思います。

これから先、いろんな練習をしたければ、教わったことを忘れないようにすることが大事です。

忘れないようにする手段は、人それぞれですがノートを取ることをお勧めします。

 

 

【形】

20時上がりのH君、10分程度でしたが形を打ちました。

平安二段の自主練頑張ってきたようです。

 

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試合と同じ気持ちで、本気で形を打ってもらいました。

これまでで一番大きな声が出ましたね。

腹筋に力を込めると、より大きな声が出ます。

実感出来たことと思います。

 

1本目よりも2本目。

2本目よりも3本目と、どんどん形が良くなってきました。

 

打つごとにアドバイスを挟み、それを実践していました。

最後まで集中力が途切れることなく良い状態で稽古を終えました。

今日は、形も組手も上達して帰ったと思います。

 

土曜日が楽しみです。

 

 

残り30分Kちゃんと平安二段でした。

練習熱心で飲み込みが早いのが彼女の良いところ。

今では細かい部分の練習に入っています。

今日の修正部分は3つ。

・軸移動

・転身のスピードアップ

・タイミング

 

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形競技では、あらゆる場面で踵が浮いてしまうと減点されてしまいます。

なぜ踵が浮いてしまうのか、理屈を説明したうえで踵を浮かさず方向転換する練習に励みました。

分かっていても難しいのですが、ここからは練習あるのみです。

 

ずっと同じリズムで一本調子の形では観ていても、なにか物足りません。

初速やピタッと止まる極めの強さ、緩急なんかも必要になってきます。

 

今日は、転身のスピードアップを練習しました。

揚げ受けからくるっと回って前屈立ち

追い突きから四股立ち

ここで違いを見せることが出来たら、オッ!と思わせることが出来ます。

切れ味鋭い形を目指したいところです。

今日指導した方法は、あまりにもスピードが増すので、ある意味諸刃の剣です。

ビタ止まり出来ないと、減点になってしまうからです。

立ち方に安定感が無い人が無理に取り入れてしまうと逆効果になりますので、全体稽古では指導しにくいですがマンツーマンでしたので。

今日教わった内容を活かすには自分の身体をコントロールできるくらいに、体幹を強化しないといけません。

 

 

平安二段は随分上達してきましたが、抜けきらない癖が2つ。

立ち方の幅と下段払いのタイミング。

 

道場では、手技・引き手・軸足の張りを揃えると指導していますが、払い受けに限ってここが一致しない。

ポイントは準備のタイミングでした。

払い受けを2挙動に分けて稽古していますが、1挙動目に入るタイミングが遅れているから。

更に転身も加わりますので、なおさら難しくなります。

回り出すとともに準備に入り、また準備する両手は正中線上に置きます。

両手が正中線にあれば身体が左右に振られる心配もありませんので、そう指導しています。

 

彼女の良いところは、考えながら自ら反復練習出来るところ。

道場でも特練でも講習会でも。

 

数年後には、そんなKちゃんの取組み方に刺激を受けた後輩が出てくるのだろうと容易に想像出来ます。

そうやって道場が成長していき、活性化していくんでしょうね。

 

 

”好きこそものの上手なれ”

2024-01-15 19:58:00

古川 哲也の形強化セミナー バランス・スピード・タイミングを極める! 3/5

こんにちは!

 

随分間隔が空いてしまいました。

ストックしてるブログを放出しときます。

 

クルルンファの競技力向上編です。

 

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4・クルルンファ の極めポイント

 

 

第2指定形のクルルンファ。

大会では9割方クルルンファを選択されていますので、そんな中審判をオッ!と思わせる形はそう簡単ではありません。

セーサンと比べ「その場回転」が多いため、よりスピードとキレが求められます。

 

【第4挙動】

掬い受け ・ 押え受け / 半後屈立ち

爪先が真横を向き、腰や肩を真っ直ぐにして立つのが基準となります。

キレを生むポイントは、「さらに股関節を絞るともっと良い」

要は可動域を大きく動かすイメージです。

間違った技をしてもいけません。

「裏掛け」ではなく「掬い受け」です。

 

もうひとつコツを教えてくれています。

帯の下・身体の真横に『大転子』があります。

ポコッと出っ張った骨とのこと。

 

腰を切るイメージでいましたが、もっと良い動き(キレ)を出すコツは、腰ではありませんでした。

腰を回しても股関節はあまり可動しないと仰っています。

言葉で上手く説明出来ませんが、一流選手のクルルンファでここの挙動を観てるとやはり違いを感じます。

可動域の大きさが全然違います。

単純に腰の切り替えしが大きくて速いなと感じていましたが、動かしてる部位が違うようです。

これはこのDVDを観ないと一生気が付かなかったことでしょう。

糸東のクルルンファでもこの挙動は同じですので応用が利きますね。

 

部分練習の仕方を説明されています。

大転子の横にハンドルがあるつもりで、親指の付け根を中心にハンドルをキュッと回すイメージで練習します。

セーパイの半打拳切り返し・前屈立ちからの手刀打ち・クルルンファの掬い受け切り替えし、理屈は同じなので使い方を知ると別の形でも応用が利きます。

糸東で同じ切り返しがある形を探して、身体の使い方の引き出しにしたいところです。

古川先生は他流派ですが、学ぶことが多くとても勉強になるDVDです。

 

これが分かった人が次にやるのが、太ももの動かし方。

先述のセーパイ編で触れてますので割愛します。

これはセイエンチンの挙動で多いに使えますのでキレを上げたい人は部分練習を絶対にしてほしいと思います。

 

 

(大転子を使って)親指の腹で回る

踵を切り返す

太ももの内側(外側も)を絞りながらスピード上げる

 

出来ているか注意して観るべきポイントは、

『腰が水平に切り返し出来ているか』です。

 

力ずくでは、身体が捻じれてしまいますね。

 

 

【第7挙動】

裏掛け受け(猫足立ち) / 上段揚げ突き(平行三戦立ち) / 正面蹴り / 肘当て(四股立ち)

裏掛け受けでは、身体を引かずに今の位置からすぐに前に飛び出すように。

猫足立ちの踵を落とし、スッと前に移動しないといけません。

揚げ突きは、相手の顎を打つようにして、高さに気をつけます。

肘当ては軸足の張りでタイミングを取り、中段の位置です。

正面蹴りしたあと、後ろ足が四股立ちに変形するとき、親指を中心に踵を前に移動して、足のつけ根をしっかり開きます。

 

肘当ての分解では、相手の腕を掴んだ状態で正面蹴りを入れ、さらに引きつけて肘当てしています。

なので肘当ての時の反対の手は水月前にあります。

相手を逃がさないよう引きつける動きなので、手の動きに注意しないといけません。

 

剛柔流の形では、正面蹴りからの肘当てが多数含まれています。

スーパーリンペイ・クルルンファ・撃砕・シソーチン

撃砕以外、糸東流にもありますので勉強になりますね。

『相手を逃がさない』が肝心です。

分解の解釈を間違うと、大きな形を意識するあまり身体が開いたりしがちです。

指導する際、注意が必要です。

 

古川先生はこの一連の挙動を、

(相手の技を)受けて → 掴んで → 乗っかる

と表現されています。 

 

 

【第10挙動】

天地の構え(猫足立ち)/ 回し受け(猫足立ち)/ 裏掛け受け(三戦立ち)/ 後ろ肘当て(三戦立ち)

後ろ肘当てに入る動作では、手だけを頑張りがちだとか。

そうではなくて、下半身の回転が重要です。

動きが遅くならないよう、下半身の回転に肘当てを合わせます。

 

テクニックを説明されています。

猫足立ちで向きを変え三戦立ちを取りますが、転身する際に一瞬膝を抜いて回り後ろ肘当てをする瞬間に三戦立ちすると極まるとのこと。

 

 

【第13挙動】

二の字構え(四股立ち)/ 両掌底押え受け(四股立ち)

身体がせり上がるのと同時に手を左右に開きます。(後から手がこない)

押え受けはセーパイの気合と同様に、下側に押えていますので上体が伸びてはいけませんので股関節を落とすような意識で行います。

 

コツはちょっとで良いので押え受けと同時に股関節を抜く。

 

 

【第14挙動】

上段開手交差受け(四股立ち)/ 両掌底すり合わせ(結び立ち)/ 振り降ろし(つま先立ち)/ 掌底当て(やや深い前屈立ち)

つま先立ちで相手を投げ捨て倒れた相手に掌底当てをしますが、自分の身体がバウンドしないように注意が必要です。

 

一度目の掌底当てする時にバウンドしないコツです。

つま先立ちから、斜め右方向に左掌底当てしますが、右足を先に動かすのではなく左足で右足を出してあげる。(ムズい、、)

 

2度目の掌底当ての入り方は、一度落ちたその高さから両足の股を引き寄せてから開くようにするとのこと。

つま先や膝の変形をしないように、腰の切り返しだけで掌底当てを行います。

軸足をピンと伸ばしたまま、腰だけ緩めて一気に締める感じでしょうか。

 

丸みを帯びた粘り気のある剛柔流のクルルンファがとても大好きでいまだに家で打ちます。

左右繰り返しが多い形なのでとても覚えやすいので、夜練なんかで気分転換に持ってこいかもしれませんね。

2025.09.18 Thursday