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2024-04-14 00:18:00

2024年4月13日 (土)道場稽古97

こんにちは!

 

注文していた道着が到着!

早めに道場入りしていただき新入会生2人と帯の締め方の練習です。

帯止め差し上げますのでお使いください。

 

また試合用の帯のサイズ合わせや刺繍色・幅選び、道着の仕立てなんかの打合せも。

 

 

 

先月、体験・見学のお問合せでやり取りを重ねる方から稽古中連絡を頂きました。(着信気づかずですみません、、)

体験教室は毎週土曜日13時から体育館で開催していますので、いつでもお越しください!

また見学の方も、いつでも大歓迎です。

教室選びでは、道場の雰囲気を知ることはとても重要だと言えます。

道場毎に大事にしているポイントや、拘りなんかもあるはずです。

近隣にはたくさん道場もありますし、納得いくまで観て体験して教室選びされた方が良いと思います。

 

当道場では、体験教室は2回までと制限させてもらってますが見学はいつでも何度でも大丈夫です。

勧誘は一切しませんのでご心配なく。

 

 

バンビクラス

01・ウォーミングアップ

02・体幹

03・固定式基本

04・形

 

モンキークラス

05・ルーティーントレ

06・体幹

07・固定式基本

08・審査向け基本 / 形

09・形

10・組手

11・居残り稽古 

 

 

-バンビクラス-

【ウォーミングアップ】

 

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体育館の窓を開け道場内をグルグルとジョグ。

ジョグからダッシュ、サイドステップ、バックラン、足上げでした。

一列に並んでジャンプ系なんかも。

これから短い距離、少ない回数でラダーなんかも取り入れていきます。

久しぶりの体育館。大きな音鳴らしても全然平気である。

それにしてもバンビ達は元気だし声も大きいし、なにより楽しそうに稽古してくれるので癒しの時間です。

もう一回子育てしてるような昔を思い出す不思議な感覚。

新入会生2人も良い笑顔を見せてくれます。

 

 

【体幹トレーニング】

サイドプランク・プランク・V字プランクでした。

 

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インナーマッスル鍛えながらバランス感覚も養うV字プランク。

それぞれ1分間キープ出来るようになってくれば、次意識することは美しい姿勢ね。

これで105分経過しました。

 

 

【固定式基本】

基本的な立ち方と拳の握り方からスタート。

何度も同じこと繰り返して、頭と身体に染み込ませています。

親指で2本の指をグッと握ることが大事です。

 

握りの確認をした後、引き手に入ります。

ただの引き手ですが、これがまた重要です。

攻撃でも防御でも必ず出てきますし、手技のスピードを上げようと思えば、引き手を速くとることです。

ただの引き手がこれだけ重要なわけ。

引き手のポイントを記しておきます。

1・手首を曲げない(骨が折れてしまう)

2・脇を開かない(道着がシュッシュとこすれる音が出るくらいに)

3・肘と手首は床と平行(手首が下がると突きがしゃくれる)

4・拳はお腹よりも前に出さない(グッと引き込む)

5・高さは帯よりも上(上からコンコン叩いて脇腹の柔らかい部分)

 

脇が開かないのと手首に気をつけておこう。

悪い癖がつくと修正が大変。

基本がまずいと形の見栄えが上がらないよ。

 

引き手の次は突き。

2部で取り入れている突き方を試してみました。

このクラスは難しいこと言っても理解出来るはずがありませんが、意図を説明しました。

説明は割愛しますが、要するに右でついても左でついても同じところをめがけて突いてほしいです。

身体の中心ライン(正中線と呼びます)を突くようにね。

 

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受け技も3種類。

焦らず急がずしっかり基礎を固めます。

・拳の握り方

・引き手

・突き

・中段横受け

・上段揚げ受け

・下段払い

・正面蹴り

・立ち方

 

この辺のことがスムーズに出来るようになるのが当面の目標です。

 

 

【形】

 

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新入会生も交えて全員で『四の形』を練習してみました。

出てくる技は中段横受けと突き。

回る方向は、左 → 右 → 前 → 後ろ

これまでは形の時間見取り稽古してましたが、見様見真似でついて来てもらうことに。

途中、小休止も挟みつつ稽古を重ねました。

全体で形を打ち、今度は個別指導に移ることに。

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気になったことを記しておきます。(全員に当てはまることばかりです)

1・引き手を強く取る

2・中段横受けは胸の前でバッテンを作る

3・立ち方は基立ち(前膝を軽く曲げておく)

4・おへそを真っ直ぐ前に向ける

5・肩幅程度に足を開く

 

順番を覚えることが出来たら、上記の注意事項を意識して形の練習をしてみてね。

 

 

(つづく)

 

 

-モンキークラス-

【ルーティーントレーニング】

 

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体育館に戻り拳立ての時間を10秒に縮めました。

床が固かったかな。

上半身の瞬発力は変わらず3回。

まだ始めたばかりなのであまり上手く出来てませんが、これも回を重ねるごとにスピードが上がり平気で出来てくるんでしょうね。

楽しみです。

 

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下半身の瞬発力もそう。

先週まで出来なかった膝立ちジャンプ。

ある生徒が飛べるようになったことに本人と一緒になって喜んでました。

いちにのさんで両手を上に上げた瞬間がジャンプのタイミング。

コツを掴んだら飛べました。

小さな成功体験をいっぱい積むことで、空手道を通じて自分に自信を持てるようになってほしいと心から願ってます。

先日、瞬発力を上げるトレーニングが紹介されたDVDを入手しました。

長いGW休みがありますので、そこで勉強し道場に持ち込みます。

 

うっかりお尻歩きが抜けていましたが、生徒の「忘れてるっ!」指摘で出来ました。(ありがとう)

骨盤の動きに足がついてくる感じね。

上半身と下半身が上手く連動すると、形に力強さが増すと思い取り入れています。

左右の骨盤の切り替えしも滑らかに行えるだろうし、シャープでキレのある形に成長しますように。

形が上手い選手の動きに、ぎこちなさはありません。

お尻歩きを通じて身体操作が出来ることが先決かな。

試行錯誤ですが、形の打ち込みはそれからでも遅くないと思っています。

身体の動かし方が頭と身体で理解した上で、形のレベルアップを図る方向で考えています。

自分の想うイメージの形(初速があって、自在に逆腰が扱えて、常に軸が整っていて、極めが強い形)に近づけば最高です。

生徒とまず目指す部分を共有することが大事ですね。

『何のために』が生徒に落とし込めているか否かで、成果も変わってきます。

同じことやって5伸びる人も居れば、1しか伸びない生徒もいてる。

 

日頃から言ってる『意識高く』

説明は相手の目を見て聞く。

極めてシンプルなことですが道場の課題のひとつです。

 

稽古前に一定時間、思いっきり全力で遊ばせるとその後の稽古は落ち着きを持って臨めると、ある先生の本で読んだことがあります。

そういう解決策は自分の引き出しには無かったな。

 

 

【体幹トレーニング】

 

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大きく輪になって片足逆突きオンリーでした。

・片足立ちとなりジワッと真っ直ぐに沈む(軸を保つ)

・沈みきった状態で安定するまでキープ(床を掴む)

・曲げた軸足を一気に伸ばして逆突き(反対の足はしっかり抱え込む)

 

身体が前屈みになったりしないようにね。

体幹が強くなれば極めが強くなるよ!

形の競技力が向上することを信じて245分間続けています。

 

 

【固定式基本】

グッと拳を握れる生徒が居る反面、親指の締めが弱い生徒、しっかり握り込む習慣がついていない生徒がいるのも事実。

そんな理由があり始めたのが拳立てですが、今日は全員がしっかり握れていました。

短い本数を集中して突き、受け、正面蹴りでした。

今日指導した中段横受けの入り方。

忘れずにね。

自分の言葉で答えられるようになったら、理解出来たと言えます。

まだ指導中、目を見て聞けない生徒が居てます。

目を離すことなく、しっかり聞いてほしい。

 

 

審査向け基本 / 形

 

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最後の最後、審査に向けて道場内審査会を行いました。

基本審査は立ち方や技が正しく理解出来ているか見ています。

気になったのは正面蹴り。

畳み一枚のスペースがあればどこでも稽古出来ますので修正しておこう。

 

形もひと挙動ずつ丁寧に指導し、一人で平安二段と平安五段を演武してもらいました。

 

一人だし人前だしみんな観てるしで、少し緊張したかも知れませんがこんなのも良い経験かもね。

 

全員をしっかりと観たうえで、審査の用紙を配りました。

受ければ受かる審査ではありません。

用紙をもらった人は、引き続き努力をしよう。

努力を怠らずにコツコツと継続することが一番みんなに伝えたいことです。

 

 

【形】

道場を広く使い想いおもいに形の時間です。

私はグルグル回りながら指導。

 

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大会と審査を控える生徒が良い感じでやる気が伝わってきます。

新1年生のMちゃん、打つ形に力強さが出てきました。

 

表現が難しいですがノペッっとした単調な形もあれば、メリハリのある形があります。

最初から最後まで同じペースで進行し、技の強弱も全て同じな形を指しています。

(記憶に残らない形)

手技のスピードとタイミングが一致しだした感じかな。

後は立ち方の安定感です。

 

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全体的に共通することとして技の一致性。

軸足の張りで手技のタイミングを取ろう。

それと余計な力感。

逆です。

技を極める瞬間は息を止めるのではなく、薄く口を開き呼吸を止めません。

呼吸を止めてしまうと窮屈な形になるので注意。

でも、スッスッ スッスッ息吹出すのはNGね。

形を打ってる最中の呼吸の仕方は、シンプルに歩いてる時となんら変わりません。

息吹を出さず、息を止めず。

歩いてる時と同じ自然な呼吸で形を打とう。

 

 

【組手】

残りの時間、ここからはグループ分けです。

組手競技に出場する生徒で試合形式。

 

・神戸市大会 形出場者

・審査会あり

・大会、審査会なし

は形の時間を取りました。

 

これまで形の時間中、本人の自主性を促してきました。

『自分でスペースを見つけて形を打ち集中力が欠けてきたら小休止を挟み、決して人の邪魔をしない』

です。

どうだったかな?

一度も形の方へいけませんでしたが。

 

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私は主審しながら試合形式でした。

今日のテーマは間合い。

相手が間合いに侵入してきた時の反応の仕方です。

 

前で合わすか、バックステップで間を切るか。

一番ダメなのは反応出来ないこと。

 

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そこを意識付けしながらの試合形式でした。

なかなか良い動きを見せてくれたK君。

中段突きも深くてフォームも良く、ビビらず前で組手が出来ていました。

 

動きの中で技をコントロールするのはなかなか難しいですが、試合形式の中で距離間を掴む他ありません。

道場では後方の副審に旗を上げてもらうには、長い突きを見せないさいと指導していますが、距離が詰まって状態では話は別。

踏み込みは小さく取り、逆に残心を大きく見せなければいけません。

 

中段差し合いの場面もありました。

どちらかに旗が上がらなけければ試合は止まりません。

間髪入れずに次の技に移らなければいけませんが、互いに次の一手が出てきませんでした。

 

日頃から言ってること。

攻撃後は軸足にタメを戻す。

タメが戻ってれば2本目、3本目と技が途切れません。

 

今日やってみて感じたことですが、待ち時間の方が長いかな。

体育館いっぱいを使って、60パー程度で互いに技を出す練習。

ひと組ずつ、試合形式で進めてみようなかと。

短い稽古時間の中で効率を上げていくには、対人稽古の経験を重ねた方が得るものが多いかな。

 

後半、アドバイスしましたが試合とは、試し合いの場。

自分がどんな技を試すか課題を持って臨めるようになると、凄く良い状態ですね。

 

例えば、

「フットワークひとつとってもワンパターンにならないようにリズムに変化をつけてみよう」とか、

「敢えて危険ゾーンに身を晒して相手をおびき寄せてみよう」とか、

「相手のワンとツーの間をカウンターで狙ってみよう」とかね。

 

本能の赴くままの組手もアリと言えばアリかも知れませんが、頭で考えられる人の伸びしろは無限大だと思います。

狙った技がドンピシャで極まれば組手の楽しさにハマること間違いなしとちゃうかな。

 

 

【居残り稽古】

R君遅れてゴメン。

帯と道着のやり取りが残ってて少しだけでしたが組手でした。

 

居残りでやったのはタイミングのおさらい。

前で合わす中段カウンター

後ろにバックステップしながら捌いて逆上

 

中段カウンターも相手の刻み突きを潜るくらい深く。

組手前は股関節回りの柔軟をしっかりめに詰まりを取っておこう。

動的ストレッチの「ランジ」なんかもお勧めです。

 

間を切ってからの攻撃にもバリエーションが欲しいかな。

引き込んでの裏回し蹴り。

身長も高く蹴り好きなのでストレッチを大事にして足が上がるようにしよう。

 

やってて全く面白くないと思うが、自分の長所となるようストレッチから大事にして蹴りに磨きをかけてほしいと思います。

裏腿伸ばしや座って足をハチの字(∞マーク)に回すだけで股関節の可動域が増します。

まだ上段蹴れませんので、これらをしっかりやってると足が上がるよ。

準備を大切にね。

 

残ってくれてありがとう。

2024-04-11 17:23:00

必勝の空手 王者の組手トレーニング 【2・組手稽古編】1/2

いつもありがとうございます!

 

なんとっ!20万アクセス!

2022年のお正月休みに突貫工事で制作した道場のホームページ。

こんなにも立ち寄ってくれている方がいると思うとやる気もアップするもんです。

日本のみならず海外からも5通程問合せが届いてたり。

Google翻訳使ってメール読ませてもらいますが、外国語は全く出来ませんので全てゴメンなさい状態です。

仕入先開拓する時も、日本語オッケーが最優先事項な程です、、

 

 

今振り返れば開設当初は深く考えず、携帯番号を載せていましたので営業の電話もバンバンかかってきてました。

体験の問い合わせも電話で頂いていたのに、あの手この手で営業電話が鳴るので残念ながら削除することに。

 

 

それにしても全く想像出来ない程のアクセス数です。

感謝の気持ち?を込めまして予定してませんでしたがブログ1本あげときます。

出張出張の連続で自分のブログもあまり開きませんが、ふと見てみるとエラい数字になってました。

 

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ここ最近、道場稽古の中で生徒の瞬発力の底上げをしています。

ゆりを選んでくれた生徒たちに、通って良かったと思ってもらえるくらいに何か伸ばしてあげたいと思ってます。

どんなスポーツにも共通するであろう、体幹の強さと瞬発力。

ゴールデンエイジ期にあたる今しか手に入らない大事な運動神経も。

これが伸びてくると、体育の授業に良い影響をもたらしてくれるんじゃないかな。

このチューブトレもそう。

負荷をかけることでスピードを養う事が出来ます。

組手では出入りの速さは必須の能力。

このDVDでは、非常に参考になる稽古方法を学ぶ事が出来ますので良かったらご覧ください。

 

 

2巻では対人での稽古方法が収録されています。

これも2回に分けてシェアしたいと思います。

 

 

1・打ち込み稽古

2・ミットの打ち込み稽古

3・追い込み稽古

 

 

【打ち込み稽古】

ペア相手に前に立ってもらい、半歩踏み込めば突きが届く間合いを取ります。

奥拳でチューブを握り中段逆突きです。

 

軽くリズムを取りながら次は遠間です。

後ろ足を寄せ1歩踏み込み2ステップで中段逆突きです。

 

これを5本ずつ行い、チューブを腰に巻き同様に繰り返しています。

遠間でのポイントは 2つ

”相手と自分の足が交わるところまで踏み込む”

”膝の高さよりも腰を落とす”

 

中段突きの際、腰が浮くと相手の刻み突きが先に顔面に到達するためです。

刻み突きの軌道の下を『潜る』感じです。

※相手の突きが抜ければポイントになりません

 

腰にチューブを巻いたまま、逆突き・逆突きも紹介されていました。

台の人は2連打目で前足を1歩引き間を保ちます。

良い距離感で突かしてあげないといけませんので、下がり方にセンスが問われます。

お手本は、先日現役引退を発表された染谷 香予選手でした。

 

 

『刻み突きの打ち込み』

前拳にチューブを巻きつけ、通常の間合いで稽古しています。

遠間では台が1歩下がります。

後ろ足を1歩寄せ踏み込んで突きますが、ポイントはしっかり前足を踏み込んで突くことが挙げられます。

各3本突き、チューブを腰に巻き替えます。

上段 / 中段・上段 / 上段のワンツーと続きます。

これも2本目に1歩下がってあげる必要があります。

こちらのお手本は植草 歩選手でした。 

 

 

『蹴り技の打ち込み』

宮原選手に代わって蹴りのチューブトレです。

軸足の足首にチューブを巻き付け、正面蹴り・中段回し蹴り・上段回し蹴り・裏回し蹴りを4連続を3セットです。

「蹴った後のバランス」と「蹴り始めの前足の入れ方」が重要です。

 

チューブを腰に巻き、上段ワンツーのあと上段回し蹴りのコンビネーション。

2本目、3本目の技に合わせて上手く下がってあげないといけません。

 

突き蹴りのコンビネーションのあとは裏回し蹴り。

ペア相手が間合いを詰めた瞬間、チューブ側が下がって後ろ回し蹴りです。

少しテンションかけた状態から始めますので少し下がるだけでチューブに引っ張られます。

よほど体幹強くないとバランス崩しますね。

 

 

『返し技の稽古』

渡邊 大輔選手によるチューブを使った「受け技」・「出会い」・「見切り」・「捌き」のトレーニングです。

 

腰にチューブを巻き、ペア相手の上段刻み突きに対し、出会い(カウンター)の中段逆突きです。

この次は、相手の上段刻み突きを奥拳で捌いて刻み突き。

別のパターンでは相手の中段回し蹴りを、斜め後ろに捌いて中段突き。

各種3本ずつテンション張った状態でした。

 

ここから先は香川選手に交代。

少し難しい練習です。

腰にチューブを巻き自分がワンツー。

ペア相手が、前に詰めながら刻み突き。

これをバックステップで下がりながら捌いて、中段突きで極めます。

連打で前に出て、バックステップで捌いて返すという高度なチューブトレです。

ポイントは、しっかり攻撃を出し切ることと、反動を使って受けて返します。

 

またこんなパターンも。

腰にチューブを巻き上段ワンツーを仕掛けます。

ペア相手は先程と同じく、前に詰めながら刻み突きを飛ばしてきますので、下がりながら奥拳で捌いて刻み突きを極めます。

負荷がかかった状態でも、よほど筋力が強いのでしょう。

流れるような技の攻防です。

互いにフルスピードで技を出し合っていて緊張感が伝わります。

 

蹴りで極める練習です。

上段ワンツーで攻撃を仕掛け、相手が刻み突きを仕掛けたタイミングで、中段刻み蹴り。

自分は前進して技を出していますので、この時点でテンションかかっています。

そんな状態で片足立ちしますので、よほど体幹強くないと蹴りなんて出来ないことでしょう。

 

 

『反撃の連続技』

ペア相手が先に攻撃を仕掛けてきます。

それに対し、バックステップしながら前拳で捌いて逆上を返します。

攻撃をひとつだけで終わらさず、2本・3本と技を自由に出し追い込みの練習です。

(その間ペア相手は下がり続けています)

ポイントは、不十分な返し技を連続攻撃で補うことにあります。

 

 

組手の試合中では、仕掛けたり避けたり捌いたりと激しい動きの連続で、不安定なシチュエーションなんて普通です。

そんな状況の中、無理な体勢でも攻防は続きますので一瞬の判断で蹴り技も出さないといけません。

要するに体幹と下半身の強さが組手にも求められると言えます。

少し下がるだけでチューブに身体ごと持っていかれますので、チューブで負荷をかけることでバランス感覚も身につくのかも知れませんね。

 

このDVDで稽古の幅がかなり広がります。

チューブの数は4本だけしか所有していませんが、2人組・3人組でチューブトレを増やしたくなりますね。

 

 

ミットの打ち込み稽古

(刻み突き)

ペア相手がハンドミットをつけ構えてもらいます。

手には拳サポ、腰にチューブを巻きフットワークの中から刻み突きを出します。

突いたら直ぐに相手との距離を取ることがポイントです。

「間合いを取って下がる」の繰り返しです。

 

(中段逆突き)

前足で踏み込んで中段逆突きです。

これも突いた後、その場に居つかずバックステップです。

 

(上段中段のワンツー)

ペア相手は2本目の中段突きに合わせて1歩下がってあげます。

 

基本的に1つの号令で3回を数セット行うのが効果的とのこと。

数セットとは、実際に行う生徒の学年や体力によって異なるから。

実際の体力以上に回数をこなしても質の高い練習にならないということでしょうかね。

 

それにしても、お手本の植草選手の中段突きの姿勢の良さ。

突いたあと、素早く後ろ足にタメを作って戻っていきます。

柔軟性と下半身の強さがあってこそです。

柔軟性があるからこそ、前足をより遠くに踏み込み腰も落とせます。

形も組手も土台となる下半身に強さがなくては始まりません。

 

最後、直線的な打ち込みだけでなく、台の人がミットを左右に振っています。

目的の説明はありませんでしたが、見たところ左右に腰を切りますので稼働が大きくなり、さらに負荷が増す印象を受けました。

 

(正面蹴り → 回し蹴り)

宮原選手に交代しました。

ペア相手がミットの面を下に向け構え、スナップを効かせて正面蹴り。

蹴ったその足を降ろさず、上段回し蹴りしています。

ミットを持つペア相手の力量も問われる蹴りの練習です。

ひとつのミットでお腹 → 顔側面 と構えています。

チューブは腰に巻いています。

 

同様に裏回し蹴りにも変化させています。

ミットは両手で2つ使い。

蹴りも一緒でその場に居つきません。

素早くバックステップです。

 

(ビッグミットの打ち込み・突き技)

ペア相手はとても大きなビッグミットを正面に構えます。

腰にチューブを巻いた状態でパワー全開で突きの稽古です。

腰 / 全身 / 踏み込み の動きをフルパワーで連続3回。

フットワークの中から3連続の中段逆突き。

台も1歩・2歩・3歩と下がります。

遠い間合いから一気に距離を詰めます。

良い練習ですね!

 

他にはこんなのも。

中段突き → 中段突き → 追い突き

追い突きは足を入れ替えてです。

ただでさえチューブで負荷がかかっている中で、後ろ足を前に入れ替えますのでしんどいと思います。

 

ポイントは、当てると同時に瞬時に次の構えに入ること。

フルパワー全開で行いますが、ただただ力みっぱなしじゃ肩に力が入りますので、素早い引きを使って次の構えに入らないといけません。

3本目の追い突きでは、後ろ足のバネを使うことも大事です。

渡邊選手でした。

 

(ビッグミットの打ち込み・蹴り技)

香川選手に交代しました。

台の人はビッグミットを横向きに構えています。

中段回し蹴りを3連続で前に前に進みながら蹴り込みます。

段々テンション張るのでしんどいと思います。

台も蹴る度に後ろに1歩下がってあげます。

ポイントは「100の力」で3回連続で蹴ること。

力の継続です。

 

出来るだけ間を置かず、100の力の入れる / 抜く を連続させます。

力の抜き差しが身体で理解出来れば、よりスピードある蹴りが蹴れることでしょう。

 

 

【追い込み稽古】

この稽古は、柱にチューブを結びつけ一人で行います。

1コート分をフリーに技を出し続けます。

目安は1コートですので8メートル。

この距離をひたすら連打で進み、帰りは向きを変えもう一度繰り返します。

ただ、帰りはチューブに引っ張られますのでもの凄いスピードで戻ってきます。

壁に激突しながらの稽古風景でした。

 

香川師範のアドバイスは

「行きの最後は腰を高くしたまま終わらない」

「戻りの最後は全身を制御して留まる」

「勢いで身体が浮くのを我慢する」

「技と技の間をあけない」

 

 

往復の最後は中段逆突きが良いですね。

これを宮原選手が連続3セットでした。

それにしても超スピードの宮原選手、3回中2回スゴイ勢いで壁に激突していました、、

2024-04-09 00:00:00

古川 哲也の形強化セミナー バランス・スピード・タイミングを極める! 4/5

こんにちは!

 

随分ご無沙汰だった古川先生のDVDシリーズ。

道場稽古が増え、投下するタイミングが無かっただけですが。

 

さてセミナー4本目はスーパーリンペイ編。

ここまで剛柔流の指定形が続いていましたが、スーパーリンペイは剛柔流最高峰の形と言われています。

別のDVDでのお話ですが剛柔流の選手がこの形を打つ時は『負けちゃいけない形』と説明されていました。

剛柔流の形に強いプライドを感じるお話です。

 

近年世界大会では、他流の形を打つ選手が多く見受けられます。

剛柔の選手でもパープーレン選択したりしていますね。

最近のトレンドでしょうか。

 

 

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4・スーパーリンペイの極めポイント

 

始めの突きの挙動です。

突きの瞬間に身体が崩れてはいけません。

これまでのセミナーの内容では、

1・軸を保ち

2・肩を速く前にだし

3・腰も速く動かし

4・太ももを中に入れる

 

これらを注意してなおかつ、上半身の使い方が追加されています。

カタチが崩れないようにするには、肋骨をひとつの塊として安定させ突くことを道場で習うと思いますが、その段階を経た次のステップです。

 

『崩れないことを前提に、上半身の肋骨部分を突く側だけ前に入れるように意識して突く』

古川先生の説明では突き手側の肋骨を動かしますが、私は腕のつけ根(肩甲骨)を前に押し出す感覚で演武していました。

 

ペアとなり、後方から肋骨の動きを確認しあっています。

競技では、まずバランスが崩れてはいけません。

そのうえで『バランスを保った状態で、腕・足・腰・膝・動体、身体を総動員する』と説明されています。

 

突きひとつでこれだけの拘りです。

やってみると簡単なようで簡単ではありません。

私は宇佐美先生の突き方が身体に染みついていて、全然掴めずでした、、

 

でもこの胴体を動かしながらの突き方、スーパーリンペイでは『合わせ突き』・『逆突き』・『一本拳』・『肘当て』と使いどころが何か所も豊富に出てきます。

動かし方を心得ていればこの形では見栄えが大きく上がると言えますね。

軸を保ったまま真っ直ぐ突きを出せるようになれば、次のステップで練習してみれば良いのではないでしょうか。

 

「あんまり気配だして突いてはいけません」

肩を大きく引いて突くのは意味としてちょっとずれていますので、 

『動きの気配や気迫などは表に出さないように注意して、速さを出す

 

審判目線の話です。

突きの前動作で、「肩が開く」・「顔を作る」等の予備動作があった場合、そこから突き終わりまでの時間は見た目的に長く感じてしまうものです。

誇張した予備動作がなく、パチンっ!と速さと力強さがある突きを出す方が評価が高いとのこと。

もう突き終わってる!と感じる方が突きが速い印象を持って当然と私も感じます。

ホントに些細なことですが競技において、速さの意味をはき違えると逆効果だということが分かりました。

難しいですね、顔を作って気迫を全面に出しながら伊吹だして突く選手がほとんどのような気がします。一見キレを上げるためにやってるとも言えますが、観るべき視点がズレていると諸刃です。

 

 

突きの後は回し受けです。

引ききったあと、肘を締めることがポイントのひとつ。

背中で寄せて、寄せたものを開きます。

(身体の前面だけでなく、背面の意識が必要です)

 

 

三戦立ち / 回し受けを4回行ったあと、3方向に猫足立ち / 回し受けを取ります。

『猫足立ちが極まるのに合わせて受けも極めます』

 

このあとスピードに乗った転身動作が入りますが、軸をブラさず入るコツを説明されていました。

回転動作で軸がブレると確実にバランスが崩れ減点に繋がりやすいところでもあります。

また、三戦立ちで力強さを出そうとするあまり上半身(というより顔)が前に倒れがち。

この癖も修正するポイントが分かりました。

『首筋を立てるように意識して、身体の軸がブレないように回し受けに入る』

 

 

一本拳で貫いたあと、左手で相手の手を持って来て右手で金当ての挙動です。

『金当てを打ったときの左手が膝の外側に行かないように、しっかり張る』

『バランス良く・初速を速く・後ろ足を寄せる』

 

 

掛け受けを3回繰り返したあとの挙動です。

『3回目の掛け受けの時、胸を張らず肩肘が落ちた状態にすることで、前蹴りの足が上がりやすい』

『2段蹴りの前の掛け受けも身体が伸びているとジャンプ出来ないので、胸を張らずに膝は緩める』

 

 

狐拳に入る前の最後の突きです。

『スーパーリンペイの最後の貫き手・セーサンの正拳突きは、相手の突きを脇影という急所を突く技なので、突きの高さに注意する』

『ずらすのと脇影を突くのをほぼ同時に行うので、指定形のセーサンでは左手の入り方に注意する』

 

 

形を打つ際のおさらいです。

1・バランスを大事にする

2・スピードを出す

3・タイミングを合わせる

 

タイミングとは、

1・手と足のタイミング

2・気迫と身体のタイミング

3・呼吸と技のタイミング

 

シンプルに勉強になるDVDです。

形の競技力を高めたい人には必見。

2024-04-06 18:46:00

2024年4月6日 (土)道場稽古96

Hello April !!

 

相変わらず花粉に悩まされていますが新学期がスタートする春は1年の中でも好きな季節です。

暑くもなく寒くもないこの時期はとても過ごしやすく朝から勝手にテンションが上がります。

通勤電車は、初々しいスーツ姿の社会人1年目がたくさん居て超満員ですが。

 

 

-バンビクラス-

0・早練

1・ウォーミングアップ

2・体幹

3・固定式基本

4・組手

 

-モンキークラス-

5・ルーティーントレ

6・体幹

7・審査向け基本 / 形

8・組手

 

 

【早練】

本日の早練は、神戸市大会に出場するY君と平安二段でした。

課題だった猫足立ち。

努力のあとが伺えます。

ちゃんと自主練してきたのでしょう。

随分立ち方が良くなってきました。

素早く回るコツと手技のタイミングを揃えることに十分時間を割き、

下段払いもシャープに出すコツを伝えました。

 

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残る課題は、突きの高さ・技の力強さ・腰の締め

それにしても猫足立ちカッコよくなってる!

 

 

【ウォーミングアップ】

 

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ジョグ・バックラン・サイドステップ・アンクルジャンプ・カエル飛びジャンプ・足上げ・股関節回し・ランジ

こんなことやってます。

サイドステップの時のようなリズム感が出てくるともっと良くなるよ。

 

 

【体幹トレーニング】

 

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サイドプランク・バックフルアップ・V字プランクで102分経過しました。

1分間、腹筋に力を込めて身体を支えられるようにね!

焼き鳥の串が身体に突き刺さってるイメージ!

 

 

【固定式基本】

先週までに、引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受けまで進みました。

新入会生が来てくれたので、繰り返しおさらいの時間を取っていますが以前からの生徒は、

もっと速く!

もっと強く!

どっちも引き手を強く取ることが重要です。

脇を開かないように注意してね。

 

さて3つ目の受け技、下段払いを学びました。

 

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これがなかなか難しい!

しばらくは3つの受け技を中心に基本稽古が続きます。

 

左基立ちの作り方の作り方を記しておきます。(右基立ちは反対です)

1・右膝を床につける

2・左足の踵を右膝と横一直線になるように並べる

3・そっと立ち上がる(足を動かさない)

4・右足を真横(肩幅)に広げる

5・左膝を軽く曲げる

 

基立ちを作り正面蹴りの練習でした。

これを左右の足で。

 

正面蹴りのコツは、抱え足と引き足を取ること。

 

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抱え足が無いと、サッカーボールを蹴るような感じになってしまいます。

抱え足の意識付けにミットを足元におき、蹴りの練習を行いました。

抱え足が無いとミットを蹴っ飛ばしてしまうので、障害物を使って空手の蹴りになるよう練習しました。

 

 

【組手】

形の特訓を予定していましたがミットに興味津々のバンビ生たち。

ミット打ちしようかとも思いましたが、組手基本が先でした。

 

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構え方とフットワークから。

構え方を記しておきます。

 

1・おへそを真横に向けて立つ

2・顔だけ正面に向ける

3・動きやすい程度のスタンスを取る

4・両膝を軽く曲げる(曲げっぱなし)

5・つま先の向きはハの字

6・両方の踵を軽く浮かす

7・前拳は顎の高さ

8・前拳側の腕は軽く肘を折る(ふところを大きく)

9・奥拳は胸の前

 

構え方の次はフットワーク。

 

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歩幅を変えず膝下を柔らかく使ってフットワークします。

ここでも軸が大事。

お尻を振ってはいけません。

焼き鳥の串が刺さったイメージです。

もうひとつ、膝は軽く曲げたまま。

膝をピンっと伸ばしてはいけません。

 

最後に前拳で突く練習(刻み突き)と奥拳で突く練習(中段逆突き)行いました。

 

 

バンビたちは活気があって良いですね!

 

 

(つづく)

 

 

-モンキークラス-

【ルーティーントレーニング】

これから体幹トレーニングと同様にルーティーントレとして下記を取り入れます。

 

形の競技力を上げる目的として手技の瞬発系

もうひとつ お尻歩き

組手の競技力向上を目指し下半身の瞬発系

拳立てで拳の握り方の矯正

 

この4つを行います。

説明に時間を割くのは初めの一回目だけにしたいので、よく聞いてほしいところです。

さっき言ったばかりのことが出来てないと、聞いていないのと同じ。

また説明しないといけなくなるとみんなの時間が奪われてしまいます。

 

一人を取るか全体の進行を大事にするか、、

なのでよく聞いてね。

 

 

拳立ては前回に引き続き15秒。

 

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しっかり拳を固めよう。

言いたくなかったけど、空手習ってて拳も握られへんのは空手じゃないよ。

拳立ての握りは、『今』だけじゃないよ。

稽古中ずっとやで!

 

手技の瞬発力はクラッププッシュアップ。

時々やってた内容なので、知ってる生徒もいたことと思います。

瞬発力が無さすぎる生徒がやると顔面を負傷するのでずっとやってなかったが取り入れていきます。

 

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これを集中して3回だけ。

糸東流らしくスピード感溢れる形が打てますように。

 

もうひとつ形向けはお尻歩き。

これは、骨盤を柔らかく使い技にしなやかさを出す目的で取り入れます。

糸東流は形の種類も他流派に比べダントツで多く、複雑で難易度も高い形ばかりです。

下半身と上半身の連動で形が打てないと、人々を魅了する形は打てません。

 

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逆腰ひとつ取っても、もっと小さくもっと速く腰を操れなくてはいけません。

トップクラスの選手は、これを普通にやってしまいます。

 

とても奥が深い形の世界。

滑らかにしなやかに身体を操作できるようにお尻歩きを取り入れていきます。

これも短い時間集中してね。

というか形が上手くなりたい生徒は、今日学んだ内容を家でやっててほしいです。

努力しよう。

 

下半身の瞬発力向けメニューは、膝立ちからのジャンプ。

跪座の姿勢を取らずやること。

 

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今出来なくても、心配することは無い。

毎週やるので絶対瞬発力はついてくる。

今日は両腕の使い方を説明するの忘れてた(ゴメン)

これも上半身の使い方が分かれば、よりスムーズに出来るようになる。

立ち上がったあと、間髪いれずに立てたミットの上を両足ジャンプ。

プライオボックス導入するまではミットでやろかな。

 

一瞬のスピードを上げて組手で主導権を握れるように取り入れます。

 

 

30分かかってしまいましたが、もっと短時間で効率的に鍛えていきたいと思います。

目安はこのあとの体幹トレと含めても10分前後で収めたいと思います。

瞬発系は長時間やっても疲れて効果が得られないと聞きますので、少ない回数を全力フルスピードでやり切ろう。

 

”継続は力なり”

コツコツ型の道場らしく、地道に努力出来る人を育てたいと思います。

 

 

【体幹トレーニング】

片足逆突きを両足で、片足飛びも合わせて行いました。

軸を整えてトレーニングすることが大事です。

これで242分経過。

体幹トレはなんと4時間超えてしまいましたね。

体幹のための体幹トレにしていてはダメです。

軸を意識して形や組手に活かすためにやってます。

 

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そもそもの目的を見失わないように。

形を打つ際中、軸で動いたり回ったりしてほしい。

身体が大きく波打ってたりしてるうちは、意識が足りないよ。

形は大振りにならず(動かず)、シャープに切れ味鋭く動けるように。

もう一度言いますが、軸を意識して形を打とう!

そのための体幹トレしてることを忘れたらアカン!

 

 

審査向け基本 / 形

バンビから上がったAちゃんとH君。

2部お試し中のMちゃん。

そろそろ審査出陣が近いY君。

この4人で審査向けの稽古でした。

他の生徒は余計なおしゃべりも無く、しっかり見取り稽古していました。

 

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先週は緊張からか形を間違ってしまった2名の生徒。

今日は気合MAX!

集中力MAXで2度目の道場内審査を無事合格!

 

良かった!

気持ちのこもった良い顔つきで挑んでいました。

 

用紙をもらったから終わりじゃなくて、当日まで努力を重ねるようにね。

努力する大切さをゆり空手で学んでほしいと思います。

 

 

このあと、青・オレンジで平安二段と平安五段。

白帯生は平安二段を打ちました。

形を間違えているうちはまだまだ。

打ち込んだ量が十分とは言えません。

 

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試合でも審査でも形を間違えたら絶対に勝てないし、合格なんて出来るはずがありません。

試合に出ると決めたなら、大会に向けて本気で取り組んでほしい。

上手い下手ありますが、順番間違うのはあり得ない。

 

厳しい一言ですが本気でやってほしい。

 

 

【組手】

遠い距離で2列で向かい合いあって刻み突き。

ブザーに反応して前に立つ相手より先に技を極めます。

引き手を取り残心するまでが突き、長い距離が出せるように。

階下が図書室なので遠慮ぎみですが、来週から体育館に戻ります。

思いっきり踏み込んで練習したいですね。

 

刻み突きに十分時間を取り、次は中段突き。

 

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中段突きも刻み同様に直ぐに引き手を取り、軸足のタメに戻します。

ここでも意識の話をしましたが、意識の高い生徒は軸足のタメにダイレクトで戻しますが、そうでない生徒は無意識のうちに棒立ちになり、次の号令を待ちます。

しんどい練習してる中で無意識に手を抜いてしまう生徒と、膝を四股立ちの状態でキープし続ける生徒の違いは下半身に表れてきます。

なんで膝のタメが必要なのかは先週の稽古で理由を説明しています。

稽古の流れを切って、ここでまた説明の時間に戻ってしまえば歯を食いしばって頑張る生徒の気持ちが途切れかねません。

タメがあるからこそ、次の攻撃に移ることが出来ます。

意識が足りないままだと、来週から取り入れる試合形式で嫌でもわかることだと思います。

 

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中段突きのあとは、ペア相手が刻み突きの状態でキープ。

その下を潜って極める中段突き(もういっちょ)

相手の刻み突きが上空を通過するイメージで深く潜ります。

軸足の踏ん張り方は、今日説明した2つのうちどちらでも構いません。

でもやってはいけない踏ん張り方だけはやっちゃダメ。

これは自分の身体が支えやすい方を取り入れてくれたらオッケー。

支え方をそれぞれ試してみたあとは突き方。

スピードが増す突き方と、相手の攻撃を受け流しながら入る方法。

これも自分の入り易い方を選べば良いです.

ひと通り試したあと、今度はブザーに合わせ互いにポイントを取りあう練習です。

 

刻み突きは、顔面の5㎝手前でコントロールすること。

中段突きは、相手の道着をかすめる程度を狙います。

互いに長い線を見せた後、素早く引き手を取り残心に移ります。

稽古始めに取り入れた、手技の瞬発力がここでも発揮する場面です。

 

今はまだブザーでやってますが、最終的にはペア相手と駆け引きやフェイントの中から技を極める練習になります。

もちろん突きはフルスピードで。

緊張感あふれるギリギリの緊張感の中で稽古することで、技が研ぎ澄まされていきます。

笑顔で練習しているうちは全然まだまだ。

気を抜けば相手に極められる緊張感の中で稽古していきたいな。

 

最後は蹴りの練習。

 

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ルールが見直されたことにより、蹴りでポイントが取れる選手は有利し試合運び出来ます。

ということは蹴りの練習と同時にガードの練習も必要です。

ペア練で同時に練習でした。

 

受けは両手を使い身体の前で。

目を瞑ってはダメ。

蹴りは膝から下を脱力しムチのように扱えるように。

蹴った後は当然引き足を取るよ。

上段蹴りは10㎝手前で足を伸ばしきり蹴って、引き足を取り残心です。

 

 

※ 来週から体育館に戻ります!

17:00まで使えますので、居残り稽古したい人は連絡ください。

形する人は自主練がメイン。

組手したい人は予め連絡くれると嬉しいです。

但し神戸市組に限ります。

残らない人は速やかに退出するように。

居残りの人はダラダラ残らないこと。

17時には完全下校しないといけないので16時40分頃までね。

 

※※審査の申し込み用紙と費用は13日の稽古が締め切りです!

2024-04-03 22:00:00

2024年4月2日 (火) 夜練24 @小部中学校

こんにちは!

 

普段と比べ賑やかな夜練。

なんと7人集まってくれました。

 

 

1・体幹 

2・瞬発力

3・移動式基本

4・形

 

 

【体幹トレーニング

ここ数か月で新たなフェーズに入った体幹トレ。

動きの中で軸を保つトレーニングを行っています。

 

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形では軸で回ったりしますし、組手では激しい攻防の中でたとえ体勢を崩されたとしても素早く反撃出来ないといけません。

そんなこともあって競技力向上を信じて、1年以上愚直に軸を強化し続けています。

片足逆突きを左右で2分、片足飛びも1分夜練合計72分経過しました。

 

 

【瞬発力トレーニング】

体幹トレとは逆に強化してこなかった瞬発力。

学年が上がると自然と筋力がつきスピードアップされるだろうと、重要視してきませんでした。

それを今とても後悔しています。

手技の瞬発力の上げ方。

その昔、尋常じゃないスピードの平安五段の第一挙動を演武する選手を見たことがあります。

道場では、ケガさせたくなかったこともあり紹介程度で済ませ道場で稽古することはありませんでした。

 

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組手に必須の下半身の瞬発力。

毎週の稽古で短時間でも取り入れておくべきでした。

ここ最近、組手稽古に1時間割いていて先日、遊びの一環で紹介してみました。

膝立ちからジャンプで立ち上がるだけですが、今日は立ち上がったあと更に30㎝のハードルを連続で飛び越えました。

他にも抱え込みジャンプ、カエル飛びジャンプ、アンクルジャンプで瞬発力を鍛えました。

組手が大好きな生徒も居てますし、地道に継続したいと思います。

 

私の車では持ち運び出来ない程大きなプライオボックス。

体育館に練習道具を保管出来るようになれば導入したいですが、それまでは代替品としてハードルで賄いたいと思います。

目指せ40㎝ジャンプ!

 

 

【移動式基本】

体育館が広いので目一杯使って移動式基本でした。

今まで指導してきた基立ちをほんの少しだけ見直しました。

ほんの少しですが見栄えが上がってきた印象を受けます。

これまで棒立ちに感じることもあった、基立ちですが "深すぎず浅すぎず" 微調整をかけました。

 

今日のテーマは2つありました。

ひとつは、下半身と上半身の連動を使ったパワーあふれる突き。

ペラペラな突きと腰の入った突きの違いを説明です。

私たちの学ぶ糸東流はドンっ!と床を鳴らして突くのではなく摺り足で移動し軸足を張ることで、下半身のパワーが腰に伝わります。

腰に伝わったパワーがうねりとなり、更に拳先にまで繋がっていきます。

なので手技のタイミングは「移動足」ではなく「軸足」が正解です。

これは普段の稽古から指導している内容と同じですが、改めて意識付けしました。

 

もうひとつ。

運足のスピードの上げ方。

形競技において重要視される要素としましては、

1・キレ(動き出しの速さ)

2・極め(立ち方と手技の同時停止)

3・パワー(技の力強さ)

4・スピード(方向転換や前後移動)

等が挙げられると思いますが、この日の目的は4番のスピード。

 

どう動けばスピードが上がるのか。

どれだけ自分の足に速く動けと命令したところでスピードは上がらないし、

悲しいかな気合いマンマンで動いてみても、力みが増す一方で返って動きが固くなってしまいます。

今日は膝の「抜き」と「寄せ」この2つの使い方を学びました。

前足の抜きを使うことで平行移動する推進力を生み出し、それに後ろ足の寄せでスピードを加速させます。

 

低学年の生徒もいることから、なるべく分かり易い言葉で入念に説明に時間をかけ、いざ実践。

するとどうでしょう。

明らかに全員のスピードが増していました。

 

自己満かも知れませんが、指導を忠実に守ってくれたこともありスピードが加速していました。

 

前膝を折った状態で固定させ、後ろ足を速く引きつけるだけの準備練習を途中で挟んだことも良かったかな。

移動基本に入る前にステップを2段階に分けました。

 

増したスピードに下半身からの連動で力強い突きが合わされば、形の競技力は向上するはず。

空手ってほんとに同じことを毎回毎回繰り返すばっかりですが、一つひとつの稽古を論理的に考えられるようになれば、爆発的にレベルが上がると思います。

 

なるべく短い説明で要点を伝え、生徒に飽きさせず聞かすこと。

また聞いたことを実践し、生徒に実感を持たせることが私の課題でもあります。

 

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猫足立ち / 手刀受けは準備の時間を短くシャープに。

四股立ちでは極めの瞬間に両内腿を手で叩き、『張り』の意識付けを行いました。

中身の濃い稽古が出来たが、この日の学びを自分のものに出来るか否かはあなた達の意識ひとつ。

 

 

【形】

残り1時間を使い、大会で打つ形・審査で打つ形をひとりずつ練習しました。

技の強さ、振り向きのスピード、立ち方と弱点は生徒によってさまざまです。

 

良く出来た時は思いっきり褒めつつ今日は弱点に着眼しました。

これも結局のところ、本人の意識ひとつ。

 

同じ注意を繰り返し受けているうちは、なかなか次のフェーズに移れない。

どんなに一流選手でも、勝てなくなったりスランプに陥った時、基本に立ち返るとよく耳にします。

 

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特に形なんて基本がなってないと、勝てるはずがありません。

形は基本の組み合わせなので、基本に忠実に磨いて磨いて磨き上げないといけないと思っています。

それくらい基本は大事だと思って毎週取り組んでいます。

 

速く動いたり回ったりとテクニック面も織り交ぜますが、なによりも正しい重心の位置であったり、正しい突きの位置、正しい受け方を自分のものにしよう。

 

60分ありながらも、途中一名だけタイムアップでした。(ゴメンなさい)

この続きは6日の早練で!