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2024年3月30日 (土)道場稽古95
こんにちは!
天気も良く朝から洗車で一日がスタート。
4月の後半に審査を控えていることもありますし、級ごとに求められる基本と形を重点的に稽古しました。
今日、審査用紙を貰えなかった生徒は、指摘を受けた部分を修正し次週用紙を貰えるよう頑張ろう。
新しく入会された方の手続きもありましたので今日は早練を見送りました。
-バンビクラス-
1・ウォーミングアップ
2・体幹
3・固定式基本
4・形
-モンキークラス-
5・体幹トレーニング
6・審査向け基本 / 形
7・組手
バンビクラス
【ウォーミングアップ】
稽古前に新入会のK君とMちゃんの自己紹介でした。
新1年生と年長さんばかりで、すぐ溶け込んだ様子でした。
バンビ3人目のMちゃんです。
ジョグやサイドステップやいつものメニューのあと先週すっかり忘れてた、うつ伏せダッシュと仰向けダッシュ。
競争は小さい子に大うけですね。
みんな元気よく楽しみながらのアップでした。
【体幹トレーニング】
本日の体幹トレはサイドプランク・プランク・V字プランクでした。
焼き鳥の串が身体に刺さったイメージで真っ直ぐにね。
身体を支えられるだけの腹筋が必要です。
これで99分経過しました。
【固定式基本】
これから始まる空手道人生でまず最初に覚える立ち方です。
閉足立ち → 結び立ち → 平行立ち → 八字立ち → ナイハンチ立ち → 四股立ち
このあと引き手の取り方を練習し、突きも学びました。
引き手は脇を締め、突きは正中線且つ鳩尾を狙います。
先週の体験でふれた中段横受けをなんと覚えていました。
この日も何度も何度も繰り返し、新たに上段揚げ受けに入りました。
いっぺんに受け技3つは覚えず、ひとつずつ進めています。
このあと左右の正面蹴りで基本稽古を終えました。
正面蹴りで大事なことは、
1:おへそを正面に向ける
2:前膝を軽く曲げたまま蹴る
【形】
新入会生は見取り稽古。
先輩生徒達で四の形でした。
形で大事なことは、技を出したあとはピタっと動かないこと!
それと強い技を出さないといけません。
強い技を出すには、引き手を思いっきり取ること。
あと基立ちなので、前膝は軽く曲げておこう。
5回程度、全体でひと挙動ずつ打ち自主練に移ってもらいました。
その間、2名の生徒と平安二段でした。
覚え始めた段階ですので、こちらもひとつずつ。
10分程度でしたが個別練習会でした。
来週から2部に上がるAちゃん。
猫足立ち、四股立ち(長さと幅と軸)と平安二段しっかり練習しておいてね。
(つづく)
モンキークラス
【体幹トレーニング】
体幹トレに入る前に新たに取り入れることにした "拳立て”
拳の握り方がなかなか修正出来ないこともあり、これから15秒やります。
静止した状態をキープするメニューから動きを加えた体幹に移行しました。
形でも組手でも必要な体幹力。
地味で退屈でいまいち強くなった実感持ちにくいかもだけど、やってきたことに間違いはないはず。
基本や形・組手の、いろんな場面で自分の軸がいまどこにあるかを意識して稽古に励んでほしいと思います。
特に移動基本の中で軸を意識し、自ら整えることが出来ればさらに美しい形に成長することでしょう。
組手では、技の極め・コントロール(当てちゃダメ)が大事ですので、いかに自分の身体を細かく制御出来るかが重要な要素となります。
体幹が強い人の特徴としては、動きにメリハリがつけられることが挙げられます。
ゆったりとした動作から急に素早く動くなど緩急を使いこなせます。
片足逆突きを左右で、片足飛びで合計239分経過しました。
空手でも必須のスキルなので地道に頑張ろう。
【審査向け基本 / 形】
4月28日の審査会に向け、道場内審査を行いました。
初めての取り組みで手探りでのスタートでしたが、一人ひとりをしっかりと観て判断したかったから取り入れてみることにしました。
青帯6級以外の生徒は見取り稽古。
審査当日の内容をそっくりそのまま再現でした。
シンプルに正しい立ち方と技を頭で理解し身体で表現出来ればオッケーです。
なにも初めてのことをする訳でなく、普段通りするだけ。
6級基本は、若干の修正をする程度で大丈夫でした。
基本の次は6級形。
28日は平安三段と五段を審査しますので、そのリハーサル。
ひと挙動ずつ、次の動作(立ち方と技)を私が言葉で伝えその通り動いてもらいます。
前屈立ちと基立ちの区別がついていること。
受け方ひとつとっても、正しい理解が必要です。
久しぶりの平安三段、ちょい怪しい生徒も居てましたがリハーサルで持ち直しました。
このあと、一発勝負で各1本ずつ形を打ちました。
同様の進め方で7級オレンジ帯たち。
基本審査では、四股立ち突きが出てきますが運足や角度が大事です。
気になった点は正面蹴り。
今日の稽古で "正解" を伝えていますのでしっかり修正するようにね。
あとおへそが流れないよう腰を締めておこう。
突きは肩の力を抜くことも忘れずに。
7級形は平安五段。
おっと四の形、十二の形が抜けてた。(ゴメン)
これもリハーサル後に一発勝負でした。
10級9級白帯組。
基本審査のひとつ左右の突き。
どこ突いてるかを審査してるよ。
上段じゃなく中段ね。
もっと言えば、正中線且つ鳩尾の高さ。
普段の通りね。
前屈立ち 中段横受け / 基立ち 追い突き
こんなのも出てくるよ。
白帯形審査では、四の形・十二の形を審査します。
5月の大会に向け平安二段の特訓してるのに、今日また四の形・十二の形です。
頭が混乱するかもですが、良く聞いて集中するしかありません。
最後は一般白帯。
修正しておいてほしいところは、
1・軸足の角度
2・正中線を晒さず技を出す
一般の基本審査は、少し難易度が上がり回し蹴りが入ってきます。
基本の回し蹴りはとても難しいので、繰り返し稽古しておいてください。
形審査は平安形を5つ全部です。
4月の間は、平安形をまんべんなく打ち準備万端にしておきましょう。
総括
周りの人に気を取られること無く、自分のやるべき事に集中出来てきた印象を持ちましたが、基本で言えばまだ悪い癖が抜けきらない場面が見受けられます。
ほとんどの生徒に何かしらアドバイスを送っています。
見取り稽古の時間が長く続きましたが、道場開設から続けてくれている生徒の成長を感じられた瞬間もありました。
スタートした頃は、まったく集中することが出来ずおしゃべりに夢中だったのに後輩生徒たちの稽古をじっと観ていました。
始めて受けた審査会の時はおしゃべりしまくりで、私からも他支部の先生からも注意を受けていたことを覚えています。
その頃から比べると、随分落ち着きが出てきた。
用紙を受け取った生徒は、気を緩めず稽古に励んでください。
貰えなかった生徒は次週また審査します。
今日なにがダメだったか分かってるはず。
試合も審査もあって大変だけど、自分の頑張りひとつです。
ここを乗り越えよう。
【組手】
審査向けの時間配分が全く読めず、組手は30分弱しか取れず予定していたメニューが少しだけで時間が来てしまいました。
2列になっての打ち込み。
刻み突きと中段突き、それとワンツーこれに絞っての稽古でした。
打ち込みはなにも考えずにやっててもダメ。
距離やタイミングなんかが大事です。
稽古に入る前、プレスやフェイント間合いを使って技に入ることを伝えていますが、その意識が見られる人とそうでない人が居てる。
無意識で本能に任せて動くことも時には必要かも知れませんが、今は「基本に忠実に」
脳みそフル回転で実のある練習にしていこう。
技ひとつとっても相手をイメージしながらの質の高い練習を心がけよう。
突き終わりの軸足にタメを戻すことが今日の学びでした。
これが有るのと無いのとでは、なにがどう違うかを説明しています。
説明は割愛しますが、打ち込み稽古で身体にしっかりと落とし込んでおいてほしいです。
4月2週目から体育館に戻ります。
戻ったら神戸市大会に向けて試合形式を取り入れます。
(防具は自分で準備出来るようにしておこう)
あと一回、基本に忠実にミット打ち込みです。
2024年3月26日 (火) 夜練23 @小部中学校
こんにちは!
3月26日にゆり道場は2歳の誕生日を迎えることが出来ました。
あっという間の2年間でした。
この2年、自由に使える時間の大半をゆり空手に費やしてきた。
・次の稽古は何をしようか。
・今、生徒に必要なトレーニングは何か。
・揃えておくものは他に無いか。
・稽古の質を上げるにはどうすれば良いか。
・道場のことを知ってもらうためにはどんなアプローチが適切か。
・体験のご新規さん、ずっとついて来てくれた生徒、健全な道場運営の「三方よし」とするには何がベストか。
・保護者さんの真のニーズって何だろう。
このブログだってそう。
ブログ読んでますって言ってもらえたりすると、誰かの役に立ってるんだと励みにもなりますし、道場稽古のブログ書いてる時に後になって思わぬ閃きがあったりします。
稽古も、やりっぱなしじゃなくて内容をブログ上にアウトプットすることで気づきを得ることが多々あります。
(そうやって次の稽古に繋げたりしてます)
こんなことばっかり考えてると2年なんて一瞬でした。
今日は道場にとって節目の日。
集まってくれた生徒と記念写真を撮りました。
1・体幹
2・組手
【体幹トレーニング】
動きを加えた体幹トレです。
今日は、片足飛び1分・片足逆突き2分で合計69分経過しました。
片足飛びは、左右に大きくジャンプし着地した方の足で壁を作る意識で軸を保つ練習です。
不安定な状態の中で、自分の身体をコントロール出来るようになることが目的です。
片足逆突きは、軸を整えながらジワーっと沈み、一気に曲げた足を伸ばして逆突きします。
もちろん伸びた状態でも軸を数秒キープ。
簡単そうで案外ふらふらしてしまう体幹トレ。
これが簡単に出来るようになれば、次のステップはバランスディスクの上でやりますよ。
体幹を強烈に刺激する激むずメニューです。
【組手】
先週、組手のリクエストをもらってたこともありオール組手。
昨日は風が冷たかったし組手で正解だったかも。
入室してすぐにランニングする位寒かった。
稽古の方は1部の生徒もいましたので、
・構え方
・フットワーク
・突き技
・蹴り技
・コンビネーション
・反応
このあたりを行いました。
なんでそうするのか?
なんで?の部分をちゃんと説明しないと「なんとなく」になってしまい、大事な部分が疎かになってしまいます。
構え方、フットワークひとつをとっても、意味があります。
なんで前拳下げたらアカンのか。
なんで奥拳は胸の前側にないとアカンのか。
なんで両膝にタメを作らなアカンのか。
なんで寄せ足したらアカンのか。
なんで軸がブレたらアカンのか。
なんで刻み突きは真半身で突かなアカンのか。
なんで逆突きは真身で突かなアカンのか。
理屈が頭で分かれば、あとは身体に馴染むまで反復練習するだけ。
習得は早いと信じて説明に時間をかけています。
構え方のあとフットワークに移りブザーに合わせて技を出す練習を行いました。
ブザーに合わせて前進・後退を繰り返したりなんかも。
軸がブレてなかったらブザーに素早く反応出来るよ。
少々しっかり目にフットワークに時間を割き、今度は刻み突きの練習。
突きの練習に入る前に、突いた後の姿勢についてまた説明です。
軸足つま先の向き。
軸足の踵の使い方。
おへその向き。
あとは身体に馴染むまでひたすら繰り返しでした。
これと同じ方法で上段逆突きも行いました。
突きのあとは、前足で蹴る刻み蹴りも。
これは先週土曜日の続きでした。
インパクトの瞬間、腰を捻ることでより遠間から蹴ることが出来ます。
また軸足踵を相手側に向けることでも距離を稼げます。
蹴りのメリットは、突きの間合いの外で組手が出来ること。
相手の突きが届かない距離から攻撃を仕掛けることが出来ます。
そのためには、腰や踵の使い方を理解出来なくてはいけません。
なにより中段蹴れたら2ポイント、上段なら3ポイントもらえます。
いろんな理由で蹴れる選手の勝率はグンと高まりますので、ミット練習は取り入れておきたいし股関節回りのストレッチは欠かせませんね。
蹴りのあとの締めくくりは、私が持つハンドミットめがけて突きと蹴りとコンビネーションの練習でした。
互いにフットワークしながら、構えたミットに素早く反応して技を仕掛けます。
練習の目的は構えた瞬間を捉えること。
顔の高さなら刻み突き。
両手で胸の前で重ねたら逆上。
最後の仕上げは、
刻み突き → 刻み蹴り
これも先週土曜日の続きでした。
さぁ!
30日の稽古から3年目の始まりです!
2024年3月24日(日) 第4回心武館特別練習会 (形) @中崎公会堂
こんにちは!
雨の中、中崎公会堂で4度目の特練がありました。
4月県大会と5月神戸市大会前の最後の特練です。
形オンリーの特練。
今日は道場の生徒が8名参加してくれました。
ゆりの一般生、Eさんも来てくれました。
進行スケジュールを西明石の先生が組んでくださいました。
数日前には資料をメール添付してくださっていたので、サクッと予定を確認して開始です。
今回私は茶帯グループの指定形。
いつものバンビ空手ではありませんでした。
常々ゆりの生徒以外のところが良いので、久々の色帯でした。
道場が少し狭く、進め方が難しかったこともあり結局、茶帯グループではなく緑帯グループに流れ着きました。
今回の私は柔軟体操当番を外れていました。
準備体操を終え、サーキットトレ。
まだまだ暖房も手放せない寒さですので、アップで身体を温めていないといけません。
私も生徒に混じってウォーミングアップです。
基本を白・オレンジ・青・緑・茶黒に分かれて行います。
この時まで私は茶黒あたりをうろちょろ。
メインの先生がおそらく自道場で行っている基本を持ち寄ってこられたのでしょう。
とても刺激を受けます。
普段とは異なる基本稽古。
基本は基本なので基本なんですがどこか新鮮さを感じます。
気になる点を修正しながら良い汗をかいていました。
ここから先、グループに分かれ形稽古です。
白オレンジのみ稽古するはずが、他の色帯の待ち時間が長くなることを懸念してか、青緑も真ん中あたりで稽古開始。
最終的には茶黒も場所を見つけて形稽古でした。
このあたりから予定が狂っていて、私はフラフラっと指導者の少ないグループに顔を出したり、、
ちょっとジプシーのようにうろちょろしてました。
流れ着いた先は緑帯グループ。
指導者一人で6人まとめてセイエンチンを担当されていました。
ちらっと茶帯に目をやると指導者が複数いることを確認。
そのまま緑帯に居座ることにしました。
何度か形を打ち終え、3人ずつ生徒を分け合うことに。
今思い返すと6人とも出身道場の生徒ではありませんか!
全員良く知る生徒です。
ある生徒はコロナ禍の前後に入会した生徒。
小学校に上がるか上がらへんかくらいだったかな?
お姉ちゃんにくっついてて凄く覚えています。
緑帯になるくらいまで頑張ってるんだと思うとなんか嬉しくなりますね。
ほかの生徒は金曜日顔を合わす生徒ばかりです。
金曜日も幼児や一般の指導に回ることが多いのでガッツリ稽古するのはホントに久しぶりかも知れません。
さてセイエンチン内容の方は、唯一無二の指定形。
基本は外すわけにはいけません。
ただ基本通りやっても競技では評価に結びつかないところが難しいところです。
・四股立ちのスピードの上げ方
・手技のスピードの上げ方
・四股立ちの極め方
・外し技の意味(分解)
・呼吸法
・手首のスナップ
・下半身の連動で手技を出す
・丹田の意識
・三戦立ちの締め
・波足移動
こんな感じだったかと。
少しでも競技力が増してくれることを祈るばかりです。
道場は離れても、縁があって出会った生徒たちです。
みんな素直で可愛い生徒です。
ゆりの生徒たちも、形を打ち終えたあとに個別に指導してもらえたりと得るものがあったかと思います。
いっぱい頑張って、良い汗かいて、もっともっと空手好きになってくれたら嬉しいな。
今日こんなことが。
私がお世話になっている道場生Cちゃんが退会されました。
会えばいつも笑顔で迎えてくれて、お世話好きで仲間想いの優しい女の子でした。
タイミングがなかなか合わず最後もお別れ出来ずでしたが、プレゼントを用意してくれていました。
元気でね!
帰りにもいろんな生徒からたくさんおやつもらった。
みんなありがとー!
2024年3月23日 (土)道場稽古94
こんにちは!
先週の名探偵コナンの放送は空手道場が事件現場でした。
蘭ちゃんの演武で番組がスタートし、ちょうどブログ書いてる最中でした。
さて本日の稽古は足元の悪い中、体験教室に1年生男の子と年長さんの女の子2名お越しくださいました。
自慢のバンビクラスの生徒たちと元気よく1時間空手頑張りました!
入会して3か月から半年くらいの子(なかには1年前後の子も居てます)ばかりですので、スッと馴染めるんじゃないかと思います。
春先は新しいことにチャレンジするには丁度良いタイミングなのでしょうか。
他にも問い合わせが続いていてホントに有難い限りです。
稽古体系を2部制に分けたことにより、募集する道場生の数に余裕があります。
一人ひとりを、しっかりと目が行き届く範囲で募集し続けますので空手道に関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お問い合わせくださいませ。
-バンビクラス-
0・早練
1・ウォーミングアップ
2・体幹
3・固定式基本
4・組手
-モンキークラス-
5・体幹
6・固定式基本
7・形
8・組手
バンビクラス
【早練】
神戸市大会に出場するMちゃん。
いつも開始時間の30分前に道場入りし早練スタート。
先週指摘した癖も把握した状態で、本日も形稽古でした。
やっぱり意識するしないで、形の精度は異なりますね。
良く頑張っています。
次は立ち方の安定感が欲しいところ。
足裏のどのあたりに体重をかけたら良いのか指導しました。
2部練の体験待ってるよ。
そうこうしてるうちに、もう一人神戸市組のY君。
彼の形をチェックし立ち方を指摘しています。
基立ちは縦の長さがもう少し必要。また前膝を軽く曲げて棒立ちにならないように。
猫足立ちと四股立ちは上半身が崩れているので壁に背中をつけているイメージを持とう。
上段揚げ受けは、反対の肩口から技を出すようにね。
来週も早く来てね。
【ウォーミングアップ】
幼児たちとジョグ。
ジョグからバックラン・サイドラン・サイド足上げ・カエル飛びジャンプ。
おっと仰向け(うつ伏せ)ダッシュ忘れてたなー。
【体幹トレーニング】
自分の身体を支えられるようにするには体幹の力が必要です。
やっぱり一番人気はV字プランク。
一番キツいメニューですが鉄板です。
他にもサイドプランクとプランクで96分経過しました。
おへその下に意識を集中させ動かない練習でした。
【固定式基本】
基本稽古に入る前に
・正座の仕方
・座礼
・立礼
・拳の握り方
ここからスタートしました。
誰もが一番初めに学ぶことです。
バンビ生たちが良いお手本を披露してくれました。
今日学んだ技は、
・引き手
・突き
・中段横受け
・正面蹴り
やっぱり楽しいですね!
ニューフェイス君(ちゃん)が来てくれると!
新鮮でした。
何よりも先輩生徒が超デカい気合を出してくれるので、こっちまでテンション高まります。
もうすぐ2部に上がる、新1年生のMちゃんが前で号令かけてくれました。
人前で号令とお手本見せてくれますので、凄い成長だと思います。
出来ることを任せて、生徒に出来るんだ!という自信をつけさせてあげたいと思います。
その間、私は体験生と中段横受け!
突き・受けのあとは、蹴り!
左右で何本蹴ったかな?
【組手】
組手基本でした。
先程の固定式基本と同じ正面蹴りを左右の足で5本ずつミットめがけて蹴り!
正面蹴りのあとは、バンビ生にとっても初の回し蹴りでした。
正面蹴りのコツは上足底で蹴ること(背伸びした時床についてる部分)
回し蹴りのコツは足の甲で蹴ること(指先じゃないよ)
(つづく)
モンキークラス
【体幹トレーニング】
今日は動きを加えた体幹トレーニングでした。
片足逆突きを軸足を替え2分間。
大事なポイントは沈んだ時にバランスを整えること。
安定したら一気に伸び上がって逆突き。
ここでも暫く体勢をキープです。
もう1種類は自転車こぎ。
クルルンファのキレを磨く練習で取り入れられる手法です。
地味にクランチ入れてるので、腹筋も鍛えてます。
これで236分経過しました。
【固定式基本】
基本稽古は切っても切れない大事なもの。
短い時間を集中してパパっと切り上げます。
下半身トレのメニューで、
四股立ち突きを50本。
屈伸逆突きを前屈立ちで左右行いました。
技は下半身から。
海の波しぶきのイメージです。
もうひとつ、左右の手で突き受けを連続して行う稽古でした。
(左)突き
(右)中段横受け
(左)上段揚げ受け
(右)下段払い
頭の体操がてら取り入れました。
【形】
事前に説明しましたが、個々で行う段階に入っています。
自分でスペースを見つけ、一本いっぽんを集中して打ちます。
集中が途切れたら小休止を自分の意志で挟み、決して人の邪魔をしてはいけません。
今日の形稽古の時間は40分取ることが出来ました。
私は、神戸市エントリー組を優先して回りました。
(今日は3人指導出来た)
大会が近づくとこんな感じで進めます。
もうひとつ、6月ファミリー形に挑戦するH家とともに稽古しました。
トライアングルで向かい合い、ブザーに合わせタイミングを合わす段階でした。
2回ブザーでタイミング合わせし、親子練習に入られていました。
6月の北区大会に向け特訓開始しました。
良い思い出になるでしょうね!
【組手】
ここ暫く組手1時間コースです。
3週続けて1時間取れてますね。
この日のメニューは、向かいあっての刻み突きと逆突きです。
刻み突き側は、創意工夫したうえで入る練習です。
創意工夫とは、
フェイント入れてみたり、
わざと刻みのモーション見せておいて2度目でホントに入ったり、
手足を使ってプレスしかけたり、
横の動きを混ぜてみたり、
構えをスイッチして入ったり、
足を上げて相手の意識を散らしてみたりを指します。
中段逆突き側は、相手の動き出しに合わせて潜ります。
まだ生徒にはお話した訳ではありませんが、カウンター狙うには洞察力も必要となります。
対戦相手の癖を見抜く力。
カウンターを極めるには、相手が仕掛けてくる瞬間のモーションを待ちます。
これが見抜けることが出来れば、面白いぐらいに中段取れると思います。
例えば対戦相手の癖の中に、
1・前拳が下がる癖がある
2・技に入る瞬間、息を止める癖がある
3・技に入る瞬間、身体に力が入る癖がある
4・技に入る瞬間、一瞬沈む癖がある
5・蹴る瞬間、両手のガードが開く
このような癖を見つけることが出来れば、その癖に合わせ自分が飛び込めば良いわけです。
ペア相手をグルグル替えながら、それぞれの目的に合わせ稽古を重ねました。
次、技を出すタイミング練習に入りました。
私たちの空手はポイント制です。
相手より速く技を極めることが出来れば良い競技空手です。
一番ダメなのは、相手の攻撃に反応出来ないこと。
相手より先に仕掛ける瞬発力と、相手の攻撃に反応出来るスキルが必要です。
今日は反応の練習でした。
ペア相手がスッと前に仕掛けた時(動き出し)に素早く反応して出鼻を捉える練習を刻み突きで行いました。
練習の意図を予め説明していますので、皆意識高く稽古出来ていたと思います。
最後は久々登場のテコンドーミットを使って蹴りの練習を行いました。
前足で蹴る刻み蹴り。
これを上段に蹴り練習です。
3拍子で蹴る入り方と1拍子です。
難易度は高いですが当然、1拍子(スライド)で蹴る方が良いに決まってます。
スライドで蹴れるようにするため、ラダーでニーホップを取り入れていました。
蹴る瞬間に意識しておくことを記しておきます。
1・軸足踵を相手に向ける(より遠くの距離から蹴れる)
2・ガードを崩さない(相手は突きを合わせてくる)
3・高い位置を蹴るには、自分の上半身を倒す(やじろべえ)
4・膝から下のスナップを使い足の甲で蹴る(引き足を取る)
何人か上手くスライドを使える生徒が出てきました。
刻み蹴りを練習し、次はダブルで蹴る練習に移りました。
フェイクで中段見せながら、足を降ろさずそのまま上段に移行します。
試合で極めようと思ったら、相手に中段の意識を植え付けておく必要があります。
試合運びの中で、中段回し蹴りを何度か狙っておきます。
実際に蹴ってみても良し、蹴るモーションでも良し。
とにかく相手に中段を意識させておき、また来たっ!と思わせ相手の意識が中段にいったところで、がら空きの上段を狙う技です。
要するに伏線を張っておきます。
勝率を上げるには、頭を使って戦略的に戦うスマートさも必要です。
2つ蹴れるともっと組手が楽しくなると思います。
実際みんなの楽しそうな顔を見てると道場稽古が充実します。
全員ではありませんが、ほんのちょっぴり裏回し蹴りなんかも試してみました。
ルール変更があった競技空手において、蹴りの重要性が増してきます。(理由は今日説明したとおり)
形も組手も両方こなしてみんなで頑張ろう!
2024年3月19日 (火) 夜練22 @小部中学校
こんにちは!
2週間ぶりの夜練!
先週は卒業式シーズンだからでしょうか。
どこの学校もことごとく利用不可でした。
内容は、道場稽古の延長で平安二段の強化でした。
1・体幹
2・形
【体幹トレーニング】
稽古前、少し寒かったので4人で軽くランニングしてました。
メニューに入る前に『軸』についての説明を。
急な方向転換の中で身体の軸をブラすことなくターンしたり、激しい攻防の中でもバランスを保つには軸が強いからこそ。
そのために、毎回体幹トレーニングを続けています。
今日は動きを加えながら丹田を意識して下半身を安定させるトレーニングに入りました。
プランクの状態から左手をゆっくりと右脇に潜らせ(反対も)ます。
残り2つはこれまで取り入れているやつ、片足逆突きと片足横飛び。
下半身の安定があって始めて力強い技や極めが生まれます。
ジッと耐え忍ぶ体幹トレからより実践的な動きを加えた体幹トレに移っていこうと思います。
今日で夜練組、66分経過です。
【形】
ただ形を繰り返し打つ練習方法を取りませんでした。
生徒の数も少なく時間もたっぷりとありましたので、競技力を上げることを目的に説明と部分練習中心の稽古会方式を取りました。
1・身体のどの部位を有効に使えば回転スピードを加速して回れるか
2・どうすれば軸を保ちながら次の挙動に移ることが出来るか
3・移動スピードを加速させる方法
4・転身スピードの上げ方
大会を見据えてスピードとキレで圧倒出来るように、生徒に意識づけ。
主に第一挙動の猫足立ちと最後の四股立ちに多くの時間をかけ自主練。
特に難しいのが2番。
形競技では、ここを理解しておかないと拮抗した試合では、勝てないと思います。
間違った状態だと、移動足で始動しますので頭と軸足の踵が浮き平行移動出来ません。
とても難しいですが、どうなったらダメなのか(頭と踵が浮く)
では逆にどうすれば頭と踵が浮かないのか生徒とキャッチボールしながら頭で理解出来たところで、ひたすら自主練でした。
移動スピードは内腿の意識が大事。
普段もっとややこしい表現で指導してましたが、低学年の生徒により理解し易い言葉を使うことにしようと思います。
フッと脱力した状態を形の中で作ることが出来ればスピードが増します。
自分のスピードに振り回されない位の体幹力が必要です。(しっかり身体を支えられる壁を作ること)
形の競技力を上げるには、体幹による極めの向上は欠かせません。
平安二段一択でしたが、非常に良い練習が出来たと思います。
なにも考えずにたくさん形を打っても効果はないと思います。
たくさん頭を使って一つひとつの技を考えながら、理にかなった身体の動かし方でキレと極めを磨いてほしいと思います。
自分に足りないものが自覚出来たら一歩前進。
それを補う練習が次からは必要です。
足りないものを補うための練習を重ねることこそが『努力』と私は思っています。
考える力(足りないものを見つける力)をつけ、正しい努力(足りないものを補う練習)を重ねていってね。
夜練組に限らず、ゆりの生徒は必ず理解出来ると思います。
この時点で20:00を少し回ったところ。
2名の生徒はこれでお終い。
残り30分Kちゃんとマンツーマン。
鏡の前で、改めてひと挙動ずつ確認作業に入りました。
Kちゃんは2年生ながら意識高い系の生徒。
毎回課題を克服してきます。
物足りなかった基立ちの緊張感の無さも、修正してきてくれました。
今日伝えたこと。
厳しい言葉をかけましたが、
手を動かしているだけ、技を出しているだけ。
そう感じる瞬間があります。
形とは仮想の敵との攻防を表現しています。
実際に相手の攻撃を受け、反撃に移る姿が観ている人に伝わるか伝わらないかです。
敵の攻撃をイメージ出来ていないと、一つひとつの技に迫力が出てきません。(ただ受けてるだけ)
Kちゃんの形を観ていて、ずばりそのお話をしました。
迫力を出すために2人で行ったことは『分解』でした。
実際に私がほぼ本気のスピードで追い突きを放ち、Kちゃんが猫足立ちで打ち落とし。
平安二段の攻防です。
するとどうでしょう。
本気の突きが飛んでくると、Kちゃんも本気で体捌きし打ち落としを極めました。
突きが飛んでくる緊張感の中で出す技ですので当然迫力(スピードも)が増します。
これです!
形の始まりからお終いまで、この緊張感を表現出来ればグーンと競技力が高まると感じました。
四股立ちと猫足立ちの背骨のラインの魅せ方や、分解により技の迫力が増した夜練となりました。
また一段階レベルアップしたと思います。
これから増えてくる組手稽古では、試合形式により生徒の緊張感を保てますが、なかなか形稽古で指導するのは難しいと感じていましたが、突破口が見えた気がしました。
今後の収穫を得た夜練となりました。