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2024年1月17日 (水) 夜練16 @小部中学校
こんにちは!
退社時間が遅れ道場の時間に間に合うかギリギリでしたが、車に乗って3分後に到着。
近くで稽古出来てホントに助かる。
ここ最近、基本を見直しています。
形も組手も基本がしっかり身についてこそです。
基本を繰り返し繰り返し継続し、土台固めをしていきたいと考えています。
1・体幹
2・組手
3・形
【体幹トレーニング】
プランク・バックプランク・V字プランクでした。
体幹トレは自分の身体を腹筋で支えないといけないので筋力が無いとしんどい。
その中でも、バックプランクは結構キツい部類に入ると思います。
48分頑張っています。
【組手】
組手の基本を行いました。
構え方については、丸暗記するまで呪文のように唱えないといけませんね。
構え方が狂うと、技も出せないしスピード勝負では負けてしまいます。
疲れてくると脇が開いたり、腕が下がったりしがちですが正しく身体に染み込ませないといけません。
今日は、大きな鏡の前に立ち自分のフォームを確認しながら技を出す練習を行いました。
・刻み突き
・上段逆突き
・中段逆突き
・ワンツー
・刻み突き / 刻み蹴り
5つの技を約45分かけ頑張りました。
普段1部では主に、基本が7割・形2割・組手1割の割合です。
ほとんど組手らしい組手を行っていませんので、1部の生徒はガッツリ指導を受けるのは初めてだったかも。
構え方・突き方・蹴り方がカタチになってきたら、打ち込みなんかに進めたいと思います。
これから先、いろんな練習をしたければ、教わったことを忘れないようにすることが大事です。
忘れないようにする手段は、人それぞれですがノートを取ることをお勧めします。
【形】
20時上がりのH君、10分程度でしたが形を打ちました。
平安二段の自主練頑張ってきたようです。
試合と同じ気持ちで、本気で形を打ってもらいました。
これまでで一番大きな声が出ましたね。
腹筋に力を込めると、より大きな声が出ます。
実感出来たことと思います。
1本目よりも2本目。
2本目よりも3本目と、どんどん形が良くなってきました。
打つごとにアドバイスを挟み、それを実践していました。
最後まで集中力が途切れることなく良い状態で稽古を終えました。
今日は、形も組手も上達して帰ったと思います。
土曜日が楽しみです。
残り30分Kちゃんと平安二段でした。
練習熱心で飲み込みが早いのが彼女の良いところ。
今では細かい部分の練習に入っています。
今日の修正部分は3つ。
・軸移動
・転身のスピードアップ
・タイミング
形競技では、あらゆる場面で踵が浮いてしまうと減点されてしまいます。
なぜ踵が浮いてしまうのか、理屈を説明したうえで踵を浮かさず方向転換する練習に励みました。
分かっていても難しいのですが、ここからは練習あるのみです。
ずっと同じリズムで一本調子の形では観ていても、なにか物足りません。
初速やピタッと止まる極めの強さ、緩急なんかも必要になってきます。
今日は、転身のスピードアップを練習しました。
揚げ受けからくるっと回って前屈立ち
追い突きから四股立ち
ここで違いを見せることが出来たら、オッ!と思わせることが出来ます。
切れ味鋭い形を目指したいところです。
今日指導した方法は、あまりにもスピードが増すので、ある意味諸刃の剣です。
ビタ止まり出来ないと、減点になってしまうからです。
立ち方に安定感が無い人が無理に取り入れてしまうと逆効果になりますので、全体稽古では指導しにくいですがマンツーマンでしたので。
今日教わった内容を活かすには自分の身体をコントロールできるくらいに、体幹を強化しないといけません。
平安二段は随分上達してきましたが、抜けきらない癖が2つ。
立ち方の幅と下段払いのタイミング。
道場では、手技・引き手・軸足の張りを揃えると指導していますが、払い受けに限ってここが一致しない。
ポイントは準備のタイミングでした。
払い受けを2挙動に分けて稽古していますが、1挙動目に入るタイミングが遅れているから。
更に転身も加わりますので、なおさら難しくなります。
回り出すとともに準備に入り、また準備する両手は正中線上に置きます。
両手が正中線にあれば身体が左右に振られる心配もありませんので、そう指導しています。
彼女の良いところは、考えながら自ら反復練習出来るところ。
道場でも特練でも講習会でも。
数年後には、そんなKちゃんの取組み方に刺激を受けた後輩が出てくるのだろうと容易に想像出来ます。
そうやって道場が成長していき、活性化していくんでしょうね。
”好きこそものの上手なれ”
古川 哲也の形強化セミナー バランス・スピード・タイミングを極める! 3/5
こんにちは!
随分間隔が空いてしまいました。
ストックしてるブログを放出しときます。
クルルンファの競技力向上編です。
4・クルルンファ の極めポイント
第2指定形のクルルンファ。
大会では9割方クルルンファを選択されていますので、そんな中審判をオッ!と思わせる形はそう簡単ではありません。
セーサンと比べ「その場回転」が多いため、よりスピードとキレが求められます。
【第4挙動】
掬い受け ・ 押え受け / 半後屈立ち
爪先が真横を向き、腰や肩を真っ直ぐにして立つのが基準となります。
キレを生むポイントは、「さらに股関節を絞るともっと良い」
要は可動域を大きく動かすイメージです。
間違った技をしてもいけません。
「裏掛け」ではなく「掬い受け」です。
もうひとつコツを教えてくれています。
帯の下・身体の真横に『大転子』があります。
ポコッと出っ張った骨とのこと。
腰を切るイメージでいましたが、もっと良い動き(キレ)を出すコツは、腰ではありませんでした。
腰を回しても股関節はあまり可動しないと仰っています。
言葉で上手く説明出来ませんが、一流選手のクルルンファでここの挙動を観てるとやはり違いを感じます。
可動域の大きさが全然違います。
単純に腰の切り替えしが大きくて速いなと感じていましたが、動かしてる部位が違うようです。
これはこのDVDを観ないと一生気が付かなかったことでしょう。
糸東のクルルンファでもこの挙動は同じですので応用が利きますね。
部分練習の仕方を説明されています。
大転子の横にハンドルがあるつもりで、親指の付け根を中心にハンドルをキュッと回すイメージで練習します。
セーパイの半打拳切り返し・前屈立ちからの手刀打ち・クルルンファの掬い受け切り替えし、理屈は同じなので使い方を知ると別の形でも応用が利きます。
糸東で同じ切り返しがある形を探して、身体の使い方の引き出しにしたいところです。
古川先生は他流派ですが、学ぶことが多くとても勉強になるDVDです。
これが分かった人が次にやるのが、太ももの動かし方。
先述のセーパイ編で触れてますので割愛します。
これはセイエンチンの挙動で多いに使えますのでキレを上げたい人は部分練習を絶対にしてほしいと思います。
(大転子を使って)親指の腹で回る
↓
踵を切り返す
↓
太ももの内側(外側も)を絞りながらスピード上げる
出来ているか注意して観るべきポイントは、
『腰が水平に切り返し出来ているか』です。
力ずくでは、身体が捻じれてしまいますね。
【第7挙動】
裏掛け受け(猫足立ち) / 上段揚げ突き(平行三戦立ち) / 正面蹴り / 肘当て(四股立ち)
裏掛け受けでは、身体を引かずに今の位置からすぐに前に飛び出すように。
猫足立ちの踵を落とし、スッと前に移動しないといけません。
揚げ突きは、相手の顎を打つようにして、高さに気をつけます。
肘当ては軸足の張りでタイミングを取り、中段の位置です。
正面蹴りしたあと、後ろ足が四股立ちに変形するとき、親指を中心に踵を前に移動して、足のつけ根をしっかり開きます。
肘当ての分解では、相手の腕を掴んだ状態で正面蹴りを入れ、さらに引きつけて肘当てしています。
なので肘当ての時の反対の手は水月前にあります。
相手を逃がさないよう引きつける動きなので、手の動きに注意しないといけません。
剛柔流の形では、正面蹴りからの肘当てが多数含まれています。
スーパーリンペイ・クルルンファ・撃砕・シソーチン
撃砕以外、糸東流にもありますので勉強になりますね。
『相手を逃がさない』が肝心です。
分解の解釈を間違うと、大きな形を意識するあまり身体が開いたりしがちです。
指導する際、注意が必要です。
古川先生はこの一連の挙動を、
(相手の技を)受けて → 掴んで → 乗っかる
と表現されています。
【第10挙動】
天地の構え(猫足立ち)/ 回し受け(猫足立ち)/ 裏掛け受け(三戦立ち)/ 後ろ肘当て(三戦立ち)
後ろ肘当てに入る動作では、手だけを頑張りがちだとか。
そうではなくて、下半身の回転が重要です。
動きが遅くならないよう、下半身の回転に肘当てを合わせます。
テクニックを説明されています。
猫足立ちで向きを変え三戦立ちを取りますが、転身する際に一瞬膝を抜いて回り後ろ肘当てをする瞬間に三戦立ちすると極まるとのこと。
【第13挙動】
二の字構え(四股立ち)/ 両掌底押え受け(四股立ち)
身体がせり上がるのと同時に手を左右に開きます。(後から手がこない)
押え受けはセーパイの気合と同様に、下側に押えていますので上体が伸びてはいけませんので股関節を落とすような意識で行います。
コツはちょっとで良いので押え受けと同時に股関節を抜く。
【第14挙動】
上段開手交差受け(四股立ち)/ 両掌底すり合わせ(結び立ち)/ 振り降ろし(つま先立ち)/ 掌底当て(やや深い前屈立ち)
つま先立ちで相手を投げ捨て倒れた相手に掌底当てをしますが、自分の身体がバウンドしないように注意が必要です。
一度目の掌底当てする時にバウンドしないコツです。
つま先立ちから、斜め右方向に左掌底当てしますが、右足を先に動かすのではなく左足で右足を出してあげる。(ムズい、、)
2度目の掌底当ての入り方は、一度落ちたその高さから両足の股を引き寄せてから開くようにするとのこと。
つま先や膝の変形をしないように、腰の切り返しだけで掌底当てを行います。
軸足をピンと伸ばしたまま、腰だけ緩めて一気に締める感じでしょうか。
丸みを帯びた粘り気のある剛柔流のクルルンファがとても大好きでいまだに家で打ちます。
左右繰り返しが多い形なのでとても覚えやすいので、夜練なんかで気分転換に持ってこいかもしれませんね。
2024年1月13日 (土)道場稽古84
こんにちは!
昨年行われた審査に合格し、色が変わった生徒全員に帯を手渡しました。
同じ2部の中でも、白・オレンジ・青と3色分かれるくらいにまでなってきた。
青帯の生徒が、他の生徒の模範となるような振る舞いを心がけてほしいと思います。
・稽古中の態度
・話を聞く姿勢
・目上の人に対する言葉使い
(これらは礼儀ね)
座って説明を聞く際、節度も持ち正座か胡坐で聞くようにしてください。
足を伸ばしてだらしない態度を取っていてはいけません。
(これは礼節ね)
稽古よりも先に、礼儀・礼節を大事にしていこう。
青帯の生徒には、道場を引っ張ってほしいと願っています。
多いに期待しています。
さて本日のテーマは『基本』
基本が出来て初めて応用が利きます。
土台固めをしっかり行いました。
-バンビクラス-
0・早練
1・体幹
2・固定式基本
3・移動式基本
4・組手
-モンキークラス-
5・体幹
6・固定式基本
7・移動式基本
8・組手
バンビクラス
【早練】
何やるか特に決めることなく自然発生する早練。
生徒の希望聞いたりしながら進めてます。
今日は組手基本でした。
構え方、フットワーク、刻み突き
このあとやるメニューと同じ。
数をこなして上達に繋げよう。
Sちゃんから、縄跳びのリクエスト連発で来てるので来週持っていこうかな。
【体幹トレーニング】
V字プランク・サイドプランク・プランクを行いました。
ピンと姿勢良くね。
美しい形は美しい姿勢によって生み出されます。
これから覚えていく形に繋がっていくので頑張ろう。
今日で66分でした。
【固定式基本】
スムーズに基立ちを作れるようになろう。
正面蹴りは膝を高く抱え込むことが大事です。
まだサッカーボール蹴ってる状態です。
利き足じゃない方でも抱え込めるようにね。
引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・左右正面蹴りでした。
【移動式基本】
腰に手を当て基立ちで移動します。
目的は何度移動しても『同じ長さ』『同じ幅』です。
注意点を記します。
1・前膝は軽く曲げる
2・後ろ足つま先の向きは20度
3・運足は半円を描く
4・おへそが流れない
何度も往復し追い突きまで行いました。
追い突きするタイミングは、移動足が極まりほんの少し遅れて突きを出すように。
タイミングが速いとドンっ!と音が鳴ってしまいます。
【組手】
ラスト5分フットワークと刻み突き。
少しだけですが、組手もメニューに入れています。
まずは構え方を覚えよう。
これも記しておきます。
1・身体は真横に向ける
2・顔は相手に向ける
3・膝を軽く曲げ緩い四股立ちで立つ
4・踵を指1本分浮かす
5・前拳は肘を軽く曲げ顎の高さに構える
6・奥拳は胸の前側に置く
特に大事なのが、3・5・6
どんなに動いても、膝の溜めは崩しません。
膝が伸び上がらないように。
両手の位置も崩してはいけません。
手が下がると相手の突きをもらってしまうからです。
顎の高さに前拳があると、相手の攻撃を前で捌けます。
奥拳が前拳に近い胸の前で構えることで、相手より先に突きを極めるためにそうします。
刻み突きを2挙動で指導しました。
1・前足と前拳を前方に向かって飛びこむ
2・後ろ足を素早く引きつけるとともに、1で突いた手で引き手を取る
なかなか「2」が難しいかな。
これらの組手基本を暫く続けます。
60分しか稽古時間がありませんので、集合は駆け足。
トイレはなるべく稽古前に済ませておいてね。
モンキークラス
【体幹トレーニング】
バランスディスクといつもの自重体幹でした。
バランスディスクは、片足でゆっくり沈んで一気に伸び上がって逆突き。
これは回数を競ってません。
不安定な中で、どこに重心を持っていけばバランスを保てるかインナーマッスルを刺激します。
自重の方は、久々登場のバックプランク・プランク・V字プランクで196分経過です。
【固定式基本】
本日の下半身強化は前屈立ち2連突き。
上段突きと中段突きを交互に出します。
上段突きは少しだけ身体を開き、中段突きで開いた腰を締めます。
もちろん前屈立ちを緩めてはいけません。
頭の高さを変えないことがポイントのひとつ。
これを左右行いました。
もうひとつ、斜角突き。
連突き同様に腰のキレを磨きます。
短時間ながら、下半身強化出来たんじゃないかな。
【移動式基本】
正直、これまで移動基本の量が足りていたとは言えませんでした。
素直に反省すべきところです。
しっかり基礎が出来てこその応用だと感じています。
各自、なかなか癖が抜けきれない部分があります。
当然悪い癖は形の中でも見え隠れします。
形の中で修正するよりも、基本に立ち返ってミッチリ鍛えるべきだと軌道修正です。
数をこなし身体に覚え込ます方法を取りました。
ざっと50分弱。
体育館のラインを使って意識づけ。
猫足立ちと四股立ちの幅・長さを改めて説明し、ひとつずつ丁寧に行いました。
・基立ち
・基立ち / 追い突き
・前屈立ち / 逆突き
・四股立ち
・猫足立ち / 手刀受け
ここから更に上達しようと思えば、自分の意識ひとつです。
・説明を良く聞き、
・お手本となる生徒の動きを良く見る、
・自分との違いを認識する、
・実際に試してみる
ひたすらこのループです。
思考出来る人に成長していこう。
【組手】
この時点で残り時間は45分間。
圧倒的に足りていない組手時間。
今日のメニューに形は入れていませんでした。
予定としては60分組手でしたが、既に押していました。
2組に分かれてフットワークです。
60秒間動き続ける練習です。
これを交互に3セット。
前後の出入り、左右に動いたり、緩急つけたり。
各自これまでの経験を基に自由に動きます。
組手は正解がひとつではありません。
思いおもいに動きます。
ここで重要なことは、相手を想定していること。
相手が詰めてきたら、スッとバックステップしたりといった具合に。
このあと実際に手技を使って繰り返しました。
前拳のプレス、足を上げてのフェイント。
工夫しながら自分の組手スタイルを模索していきます。
まだこんな段階ですが中にはキラっと光る技を見せてくれる生徒が居るのも事実です。
2列で向かい合い、刻み突きと中段カウンターでした。
組手競技に合わせ、刻み突きは5㎝手前まで踏み込むこと。
カウンターは道着1枚かすめるように。
刻み突きは、いかに相手をダマすか。
プレスと緩急を駆使しなければいけません。
あと距離ね。どうやって射程に入るか。
カウンター側は、相手の癖を見抜くこと。
「モーション」があればそれは、突きが来る合図見たいなものです。
待ちに徹する時(カウンター狙い)、沈むフットワークでその瞬間が来るまで感覚を研ぎ澄ませます。
行くときは迷わずドンっ!前で合わすこと。
一手遅れて差し込まれた場合は、その場に沈んで距離を保ちます。
突きは四隅の審判に長い線を見せなくては旗は上がりません。
長い突き。
肘がくの字に折れていては上がらないよ。
互いに突きは、本気の寸止めフルスピードでやってもらいます。
緊張感のある稽古をより多く重ねないとハートは鍛えられません。
笑いながらやってるとケガするので、集中力を切らさず本気で組手も取り組もう!
距離とタイミングを学び、近いうちに試合形式を取り入れていこうと思います。
※来週の稽古には必ず、特練申し込みの有無に印をつけ、今年の目標を記入して提出してください。
用紙は会員ページに添付しています。
2024年1月11日 (水) 夜練15 @小部中学校
こんにちは!
11日、今年初の夜練でした。
ここ最近、週2で来てくれるバンビクラスの生徒2名で基本と形でした。
まだ幼児と1年生ですので遅い時間は苦手。
眠たくなるので30分早めに切り上げています。
1・体幹
2・形
3・移動式基本
4・形
【体幹トレーニング】
プランク・サイドプランク・V字プランクで45分でした。
頭のてっぺんからつま先まで真っ直ぐでキープね。
”継続は力なり”
【形】
形を数多く打ち込み完成度を上げる考えでした。
でも数をこなす前に、守るべきポイントを改めて確認することが先です。
守るべきポイントとは、正しい突きの位置や立ち方、腰の締め具合に演武線等です。
ひと挙動ずつ修正していき繋げていきます。
全部形に費やそうと思っていましたが、ベースとなる立ち方の稽古量が足りないと感じ、形稽古を短時間で切り上げました。
【移動式基本】
これから先、形競技に出場するとなると平安二段最後の四股立ちの演武線は外せません。
ホワイトボードがあったので運足をかみ砕いて説明しましたが、どうだったかな。
床のライン上を四股立ちで移動しました。
動き方は同じ。振り向いて斜めに移動するだけです。
暫く移動式を繰り返し、再度形稽古をすることに。
土曜稽古もそうですが、移動式の量が足りていないことを痛感しています。
美しい形を打つためにも移動式基本で正していきたいと思います。
【形】
演武線を頭に叩き込んだうえで、残りの時間形に戻りました。
基本が不十分な状態で形稽古を増やしても、かえって裏目に出ることがあります。(間違った癖がついてしまう)
バンビクラスの生徒には、まだ難しいかも知れませんが、結局意識して稽古に取り組めるかどうかです。
稽古のあと上達する取り組み方について説明しました。
1・稽古中に指摘を受けたことをノートに取る。
2・自主練する前にノートに目をやる。
3・指摘内容を頭の中で整理したうえで自主練に入る。
普段私が心がけていることですが空手に限らず新しい知識を得た時は、学んだことをノートに残します。
聞くだけよりも、ペンを取り文字に残すことで更に頭に入るから。
書きながら読み返すと結構インプット出来ます。
せっかく教わったことは、自分のものにしてもらいたいな。
普段道場では事あるごとに質問連発してますが、アレは理解度チェックしています。
まず意識しながら正しい基本を積み、いつの間にか無意識で正しい基本が出来ていれば言うことなし。
結局これが出来る人が、頭角を現すんだと思います。
『空手ノート』を道場に持ってきて、稽古前に読み返すのも良いですね。
そんな貪欲な生徒が現れることを期待しています。
そのためにも生徒をもっともっと空手に夢中にさせることが私の任務です。
2024年1月7日 (日)心武館 寒稽古 @アジュール舞子
こんにちは!
7日アジュール舞子で毎年恒例の寒稽古でした。
8時過ぎ車で出発。
ふと車の外気温に目をやったところ2度、、
前日から曇り空で天気も悪く、しとしと雨でした。
すっきりしない天気の中、車を飛ばします。
時間ぴったりに無事到着。
海岸に足を運ぶと去年は無かった『BE KOBE』のモニュメントが。
インスタ映えしそうですね。
昨年は目的地に今いち自信が持てず早めに出たことで一番乗りでしたが、既にたくさんの先生方が到着されていました。
年始の挨拶を済ませ、設営の準備に取り掛かります。
テーブル運んでイス運んで、受付作って、調理スペース確保して、焚き火の準備整えて、更衣室の準備を手分けして行います。
そうこうしていると、ボチボチ生徒が集まってきました。
道場からは一気に14名参加。
昨年は3名だったから随分増えたもんです。
テレビでよく見る、まんまアレ。
この日はどんよりした天気に加え、風も波も高くて一言で表すと苦行です。
ゆりの生徒たちと砂浜を散歩。
幼児たちがくっついて離れません。
教室開いて以来常々感じることですが、もう一度子育てしてるような不思議な感覚になります。
ホント充実していて、素直で無邪気な生徒たちに感謝です。
普段なら受付からすぐ近くで稽古するはずでしたが、この日に限って別の団体さん2組が出現しました。
良い時間になり、みんなで稽古場所の石ころ拾いからスタート。
明石海峡大橋をバックに全体写真撮影です。
後で気づきましたが、館長自ら写真撮られていました、、
当日はこんな感じで進行しました。
1・記念撮影
2・ランニング
3・固定(移動)式基本
4・形
5・組手
6・ダッシュ
7・寒中稽古
8・飲食
撮影を終え稽古開始です。
幼児から順に砂浜をランニング。
しっかり身体を温めておかないといけません。
しっかりランニングしたあと、基本に移ります。
突き・受け・二連突き・追い突きだったかな。
基本の次は形でした。
寒空の下、幼児から高校生まで全員で四の形と十二の形を繰り返します。
形を終え次は組手です。
刻み突きと逆突きを正体と逆体で繰り返しワンツー。
しっかり動いて身体を温めていないといけません。
突きの稽古のあとはペアとなり、技を出し合いました。
砂浜に足元を取られますので組手どころではありませんが。
そろそろここで、寒中稽古に入るところですが直前にダッシュを挟みました。
しっかり身体を温めて、指導者と一般生がポツポツと道着を脱ぎ始めます。
私も覚悟を決め、上着を脱ぎました。
この日は風がとても強く激さむ。
内心嫌ですが、嫌がっても仕方ありません。
海に向かって追い突きで移動基本の始まりです。
いつもと海中稽古の場所が異なるためか、海の中は大きな石がゴロゴロしていて足の裏が痛いこと!
腰ほどの深さでしたが、波も高くて強く何度も飲み込まれそうになってました。
頑張りは5分程度だったでしょうか。
波も高くここでストップでした。
子供たちは足元くらいで切り上げ、撤収です。
ここからはスピード勝負。
100メートル以上離れた場所に着替えを取りに行き、また100メートル先の更衣室に向かいます。
砂にまみれた足なので裸足で移動しますので、急ぎたくても全く急げません。
何とか到着した男子更衣室でしたが、強風でブルーシートが半壊していました、、
良い大人がブルブル震えながら着替えです。
身体や道着に砂がくっついていますので、着替えに10分以上かかったような。
なんとか着替えてアツアツのお雑煮食べて、焚き火のそばからしばらく離れられませんでした。
生徒たちが解散したあと、砂浜を歩き落とし物が無いか確認と片付けをして寒稽古を終えました。
いつも以上に厳しい寒さでしたが、無事?寒稽古を終えることが出来ました。
確かに海中稽古は苦行ですが、生徒たちとゆっくり砂浜でキレイな貝殻見つけたり、散歩したりとふれあいタイムで癒されています。
前日の凧揚げ大会然り、生徒達の稽古中とは違った一面も伺えて私にとっては貴重な機会となっています。
来年はさらに多くの生徒が参加してくれることを期待しています。
※ 神戸新聞に掲載されました。
保護者の皆さまへ。
今回もたくさん写真が集まり大変助かりました。
また日頃から館の活動にもご理解をいただき心強い限りです。
これからも生徒ファーストで知恵を絞って頑張っていきますのでバックアップ宜しくお願いいたします。