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2024年1月28日(日) 第1回心武館特別練習会 @明石勤労福祉会館
こんにちは!
怒涛の空手5連チャン最終日は、2024年第1回目の特練でした。
自宅に戻って少し休憩して、覚えてるうちにこのブログを書いてますが、とにかく疲れた。
水曜日の夜練からですので疲労困憊です。
昨年から参加人数が2名増え6名となりましたが、いろんな理由で今日参加出来たのは2名でした。
形:1名 組手:1名
稽古開始前に指導者から一言挨拶がありました。
私からの挨拶は、感謝の気持ちを忘れずに持つこと。
特にゆりの生徒に向けたメッセージ。
休みの日に遥々遠いところまで連れて来てくれています。
ほんとなら家の近くの道場でも十分なのに、わざわざ1時間近くかけてです。
特練参加出来ることを決して当たり前とは思わず、両親に感謝しながら今日の稽古を頑張ってほしいと願いを込めた挨拶でした。
言葉の意味が理解出来た生徒は、これからの道場稽古でも簡単には手を抜けなくなるよ。
挨拶のあと、全員で記念撮影でした。
1・柔軟体操
2・ウォーミングアップ
3・固定式基本
4・形 or 組手
【柔軟体操】
全体で体育館をランニングし、柔軟体操でした。
今年から担当は私。
形も組手も肩甲骨と股関節の可動域が広い方が良いのでその辺を重点的に行いました。
どの程度時間をかけて良いのか手探りでしたので、用意していたのが全部やった訳ではありませんでした。
時々説明交えながらストレッチしてましたが、親指の向きひとつで肩甲骨が更に広がりますので聞き漏らさないようにね。
【ウォーミングアップ】
今年の特練は指導者参加型です。
生徒と同じメニューをこなしましたが、一発で汗かきましたね。
明石福祉会館は冷暖房設備が整ってません?ので身体の冷えを心配してましたが汗かきました。
でも入口の扉が開放しっぱなしでしたので、座って観ている保護者の方は寒かったことと思います。
ジョグ・ダッシュ・ジャンプ・腹筋・背筋・腕立て伏せ
あとなんだっけ。
とにかく汗かきました。
どこの道場でも白帯生可愛いですね!
【固定式基本】
ここからは帯毎に分かれました。
私は白帯の補助。
冒頭の挨拶でもありましたように、今年一年かけて、特練では基本の見直しを行います。
ゆりの2人はオレンジ帯でしたので私の後ろ側でした。
小休止の合間、チラチラ見てましたが練習に食らいついていました。
気迫のこもった表情で基本頑張ってた。
いつもと違う先生の指導、新鮮だったんじゃないかな。
さて、白帯の基本ですが幼児から1年生がズラリ。
仲の良い友達同士でしょうか、遊び半分の状態でした。
これがゆりだったらどうなっていたことか、、
一列に並んで基本していましたが、配置の見直しは必須です。
間に知らない生徒を挟んで稽古に集中させないといけないかな。
ピリッとした緊張感がほしい。
【形 or 組手】
私はオレンジ帯の平安五段でした。
10名オーバーでしたので指導者3人体制でした。
しまった。
自分で生徒の振り分けしましたが、ゆり生が入ってしまった。
普段とは違う指導を受けてほしい思いがあったのですが上手いこといきませんでした。
ごめんね。
指導内容は、どうしても普段の延長線上になります。
特練だからといって何か特別なことを教える訳でも無く、いつものように進みました。
今週から取り入れている、キレとスピードの上げ方を重点的に部分練習で指導しました。
今日の形で感じたことは、スピードとタイミング、あと腰のキレ。
まだまだ修正する部分は多いですが初挑戦の特練。
参加すると決めただけでも、ひとつ成長出来たはず。
いっぱい練習してもっともっと上達してほしいと思います。
形が小休止する合間に、後ろで組手を頑張るR君をチラ見。
組手の基本や打ち込みだったかな。
今回のような合同練習する場では、同学年の生徒がたくさん集まります。
形は自分と向き合いますが、組手は相手が居てこそ成り立ちます。
積極的に組手に挑戦して、場数を踏んでもらいたい思いが強くあります。
組手の中でも、強化と育成とでコースを分けていますので自分と、どっこいどっこいのはず。
経験重ねる毎に動きが良くなってきますので、貪欲に挑戦続けてほしいです。
特練申し込みしていない生徒でも、都度参加可能です。
もっと増えてくれれば嬉しいな。
2024年1月27日 (土)道場稽古86
こんにちは!
今日は体調不良続出で少し寂しい人数でした。
なんか今日は裸足で稽古する生徒が多かったような気がします。
-バンビクラス-
00・早練
01・ウォーミングアップ
02・ラダー
03・アジリティ
04・体幹
05・固定式基本
-モンキークラス-
06・ラダー
07・体幹
08・固定式基本
09・移動式基本
10・形
バンビクラス
【早練】
このクラスでは、空手道の基礎を学ぶとともに「動ける身体作り」も行います。
スピード・体幹力・反射神経等いろいろな要素があります。
急な方向転換しても身体に壁を作り軸で止まれないといけません。
頭の中でどう動くか指令を出し素早く身体が反応出来れば、どんどん動ける身体になっていきます。
イメージ通り動けるようになろう。
動ける身体作りが直近の目標ね。
1・聞く力
2・考える力
3・運動神経
この3つ、見込みが無いと上のクラスに上がってもついていけません。
(幼児は楽しく稽古出来れば十分だよ)
大縄跳びでした。
中に入るタイミング
ジャンプするタイミング
外に飛び出すタイミング
上手に出来る人がどんなタイミングで飛んでるかよく見てみよう。
考える力ね。
楽しく遊びながら、考える練習もね。
【ウォーミングアップ】
足上げ・ダッシュ・サイドステップ・バックステップ・ジャンプ・抱え込みジャンプ・カエル飛びジャンプでした。
組手が活きてくるようジャンプ系を取り入れています。
反応速度や一歩目のスタートが速くなるよう、うつ伏せ・仰向けダッシュを取り入れました。
これが速い子は組手に活きてきます。
ブザーに素早く反応出来るようにね。
みんな意識は高かったかな。
隣の子よりも速く!
【ラダートレーニング】
・クイックラン
・グーパー
・クロスカントリー
初めてのクロスカントリー。
(横向きで足を入れ替えるやつね)
説明してる時に『よく聞く』ように。
よく聞いて脳みそフル回転ね。
【アジリティ】
4色コーンを使って十字ランダムでした。
これかなり久しぶりだったと思う。
反応スピードを鍛えてます。
中腰でサイドランが出来たらもっとスピードが上がるが、それはまだ早かった。
ゲームは単純で指定された色をタッチするだけ。
中腰で体軸使ってブレーキをかけれると、反応力とスピード力が上がります。
モンキークラスの3年生にもやってもらいましたが、さすがでした!
良いお手本だったです。
動きに慣れてきたところで、脳トレを挟みます。
今度は、指定された色の反対色をタッチ!
赤なら青、緑なら黄といった具合です。
反応力にプラスして判断力も磨きました。
咄嗟の判断は、コートの中を目まぐるしく動き、どんな体勢からでも攻撃や防御をするといった状況に役立ちます。
これも頭の回転と身体を同時に操る、コーディネーショントレーニングのひとつです。
それにしても、幼児のMちゃん良い反応してましたね。
反対色も間違えることなく、瞬時に判断出来ていた。
脳トレとコーディネーショントレーニングの量を増やし、もっと動ける身体にしていきたいと思います。
凄く成長してる!
【体幹トレーニング】
72分経過。
V字プランク・サイドプランク・プランクでした。
毎回、生徒が選ぶ体幹メニューですが、一番キツいV字プランクが毎週出てきます。
ストイックで良いですね。
頑張りは全部自分の身体に返ってきます。
体幹頑張れば、微動だにしない立派な軸が出来ますし、
人の倍基本を頑張れば、美しい姿勢となって力がつきます。
毎日少しだけでも良いので、何か継続してみよう。
何でも構いません。
「休まない」・「コツコツ継続できる」
これが出来る人は、自分の肉体や繰り出す技に変化が出てきますので、観てたら直ぐに分かります。
正しい努力で自分に自信をつけよう。
出来ないことを出来ないままにしない。
体幹トレの継続なんかすごく良いと思います。
家でテレビでも観ながらV字プランク、漫画でも読みながらサイドプランクなんか良いんちゃいますか。
【固定式基本】
動ける身体作りに40分近くかけ残り20分は空手の基本!
いつもと違う突きの練習をひとつ取り入れました。
引き手を取らない突きの練習です。
目的は正しい突きのコースを身体に落とし込むためです。
生徒全員に今年の目標を書いてきてもらった中に、
大会に出場出来るくらいになりたいと願う生徒がいました。
それならば、もっと分かりやすく基本を指導しないといけないと感じた私は、いつもと違う突き方でアプローチしました。
正中線且つ鳩尾の高さに拳を置き、次の突きの目安にします。
突いた瞬間、両拳が揃っていればオッケー。
初めての試みでしたが理解出来たかな。
これも聞く力・考える力を発揮してもらわないといけません。
突きの位置を学んだあとは、いつもの通り引き手を使った突きの練習に移りました。
他にも四股立ち突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・左右正面蹴りで本日の稽古を終えました。
もっと幼児が理解し易い言葉を探したり、身振り手振りを加えて伝わるよう私も更なる勉強が必要です。
私も頑張ります。
(つづく)
モンキークラス
【ラダートレーニング】
ラン系、ツイスト系、ジャンプ系と、各自思いおもいにラダーで身体を温めました。
正確性とスピードを意識しないといけません。
シャッフルでは左右の切り替えしで敏捷性を高めながらも身体を外側で支え、軸をブラさずコントロールしないといけません。
ここでも軸が出てきますね。
スピードに乗って自分の身体をコントロール出来るようになろう。
短い時間で切り上げました。
【体幹トレーニング】
V字プランク・2ポイントプランク・プランクで202分経過。
とうとう大台に乗りました。
ジッと身体を支える体幹トレから、軸をブラさず動きを加えた体幹トレまでこなしています。
2ポイントプランクでは、伸ばした手足をおへその下でタッチする動きを織り交ぜ、難易度を高めました。
【固定式基本】
始めに腰の使い方を指導しました。
でんでん太鼓の要領で腰だけを動かす練習に時間をかけました。
両手を身体の前で握りツイスト。
次のステップは腰を左右に大きく動かし、ピタっと動きを止めたら横払いを極めます。
手技は、下半身から極めます。
足 → 腰 → 手
下から上の順に力が伝わるイメージです。
腰が極まったあと、少し遅れて腕がしなるような動作です。
段々腰の動きを小さくしていきたいところですが、そう簡単ではありません。
(行き)平行立ち → 右前屈立ち
(帰り)右前屈立ち → 右猫足立ち
往復で2回腰を切る練習を行いました。
形競技では、学年が上がるとキレが無いと勝つことが難しくなってきます。
コンパクトに素早く腰だけを切れないとダメです。
頭のてっぺんから串刺しになった状態で腰のみを動かせないといけません。
この練習だけで30分かけたかな。
(行き)平行立ち → 四股立ち
(帰り)四股立ち → 右猫足立ち
これもやったか。
骨盤を動かす良い練習がありますので、次週続きをやる前に骨盤運動取り入れます。
骨盤を自在に操れないと前進・後退出来ない運動です。
24日の夜練では極めを上げるミットトレーニングに入り、今日キレを磨くメニューを取り入れました。
形には、キレ・極め・スピードが必要ですが、この後の移動基本でスピードを上げる方法を指導しました。
本日の下半身強化は、屈伸突きでした。
後屈立ちに近い状態から、前屈立ちで逆突きします。
沈む時も軸が串刺しのイメージを持とう。
左右合わせて40本近く突いたでしょうか。
やはり基本が大事です。
【移動式基本】
正しい立ち方を身につけるには、移動基本がベスト。
基立ち・猫足立ち・四股立ちでした。
途中片膝をつき、正しい長さが取れているか確認を挟みます。
今日取り入れた腰のキレの使いどころでもありましたが、どうだったかな。
下半身と手技を連動させられるように。
平安二段の見せ所のひとつ、四股立ち。
やってはいけない動き方と、逆にこれから意識してほしい動き方について説明しました。
どうすれば前進するスピードが上がるのか、指導しています。
これは、これから先学ぶ糸東流第一指定形のセイエンチンで多いに役立ちます。
セイエンチンでは四股立ちで前進・後退する挙動が計4か所出てきます。
全体的にゆったりとした重厚感溢れる形ですので、この四股立ち移動でスピードの違いを表現出来ないといけません。
最初から最後まで単調なリズムですと、観てる方も退屈する極めて難しい形とも言えます。
近い将来のこともありますので、今日の移動基本を忘れないようにしてね。
応用が利きますので。
【形】
何分やったかな?50分程度形だったような。
ほぼフリーの時間を取りました。
誰一人おしゃべりすることなく、集中出来ていた。
大半の時間を最近2部に上がってきたSちゃんに平安五段をミッチリと。
初めての技や立ち方がありますので、まずは名前と順番を覚えていこう。
順番さえ覚えれば、全員で形を合わせられます。
家で練習しなかったら、また最初からやり直し。
そうならないように、自主練やってくるようにね。
20分かけて他の生徒一人ひとりまわり、アドバイスしています。
全体に言えるアドバイスをひとつだけ。
肩甲骨を意識して形を打ってみよう。
受け技では寄せて、肩甲骨から突くと大きな技が表現出来るよ。
意識一つで形の見栄えが変わります。
小学校入学前に出会った生徒たちが、この春3年生です。
真剣なまなざしで稽古している姿を観ていると成長したなと感じる。
自分の開いた教室で一生懸命、空手道に向き合う姿を見ているとやりがいを感じます。
ありがとう。
2024年1月24日 (水) 夜練17 @小部中学校
こんにちは!
今年一番の冷え込み。
激さむです。
生徒が来る前に暖房つけランニングしておかないとヤバいくらい寒い。
激さむなので、組手基本からスタートして身体を温めました。
1・体幹
2.組手
3・形
【体幹トレーニング】
プランク・サイドプランク・V字プランクで51分経過。
本日の夜練メニューでは、これまで頑張ってきた体幹力を発揮してもらうことに。
【組手】
先週と同じく組手の基本で土台作りです。
まだまだ身体に馴染んでいないので、暫く同じメニューが続くかと思いますが組手も基本が出来ていないと始まりません。
刻み突き・逆上・ワンツー・中段突きでかなり時間を費やしました。
頭と身体がなかなか一致しないので、苦労しますが今が一番大事。
諦めず頑張って!
4つの技だけで60分近く費やしたかな。
でも今日はこのメニューが目的ではありません。
私的、本日のメインはチューブを使った一風変わった練習です。
チューブといえば、負荷をかけた状態で突きのスピードや、出入りの早さを上げることを目的にした使い方が一般的かと思います。
でも今日は、テンションのかかった状態でチューブを握りゴムが収縮する力を利用して、突きを飛ばす感覚を身につける練習を行いました。
自分が持ちこたえられるギリギリまで、ジリジリと後退しテンションを張ります。
突き手に握ったチューブを緩め、ゴムが前方に収縮しますので、そのタイミングで前足を大きく踏み込んで中段突きする練習でした。
要するに、手から入るタイミングを知ってもらうための練習です。
突きの瞬間ク゚ッと歯を食いしばったり、前拳が動いたり、身体が開いたり、拳を固く握ったりしていると、モーションが起こり技の瞬間を相手にさとられてしまいます。
ゴムに引っ張られる感覚で突きを飛ばせば、モーションが起きません。
これを『ノーモーション』と呼びます。
バレない突き方は、組手競技では絶対に必要です。
まだまだ組手の経験が乏しい、ゆり生に丸腰でノーモションを指導しても身体が馴染むまでかなりの時間を要します。
この寒い冬を超えれば、アッという間に大会シーズン到来です。
ただでさえ稽古量が他の道場と比べ不足していますので私自身、脳みそフル活用でツールを駆使しながら効率的に鍛えなくてはいけません。
ゴムに引っ張られながらも前方に飛びこむ感覚を身体で理解出来れば、脱力した状態で突くだけです。
これを逆突きと刻み突きで暫く繰り替えし、感覚が身体に残っているうちにチューブ無しで何本か突いてみましたが、なかなか効果があり使える練習方法だと感じました。
・刻み突きは、構えた位置から肘を伸ばすだけ(真半身で突く)
・中段突きは、大きく深く潜る(突いたあとは腰を素早く切り返す)
【形】
一人ずつ回りながら残り40分を形に費やしました。
それぞれにアドバイスしていますので、指摘されたことを次の稽古までに修正するつもりで頑張ってほしいと思います。
自主練する前に、頭の中を整理してから形を打つようにね。
それが出来る人は当然上達が早いです。
自分次第で練習の "質" を少しだけ高められます。
間違った理解のまま打つ100本より、意識した10本の方が上達出来るよ。
さて本日の裏メイン。
形の強化です。
今までにさんざん積み重ねてきた体幹トレ。
本日の練習からKちゃん、次のフェーズに移りました。
先程も申し上げましたが、質の高い練習方法を提供しないといけません。
そうじゃないと、ゆりの倍稽古してる道場に大会で勝てないから。
なにも大会結果が全てではありませんが、出場する以上入賞させてあげたいと思っています。
技に入る瞬間の極めの強さをより意識させる方法を取り入れました。
演武する生徒の側面でミットを構え、突きや受けの瞬間にミットを身体にぶつけることで、軸で極める意識を芽生えさせます。
軸の意識が弱いと力強さ(極め)が足りず、どこか物足りないペラい印象が付きまといます。
外部からの衝撃を受けてもビクともしない強い技を出す意識ね。
積み重ねてきた体幹力と重心が乗った正確な立ち方が身についていないと、ミットの衝撃に負けふらついてしまいます。
初日は紹介程度でしたが、極め力UPに繋がるよう形稽古の中で取り入れるつもりです。
極めと平行して腰のキレを上げる基本練習も投入していきますので、夜練組は頑張ってついて来てね。
2024年1月21日(日)第5回 神戸市ジュニア指導講習会 @王子スポーツセンター
こんにちは!
第5回講習会が王子スポーツセンターで開催されました。
ゆり道場からKちゃんが参加しています。
午前中私は、家の用事と昨日のブログが残っていたので、道場入りしたのが14時30分を回った頃。
丁度小休止していた頃でした。
いつもの合同で行う基本稽古ではなく、心肺機能を高めたり体幹トレだったりフィジカル系のトレーニングだったとのこと。
泣く寸前までの強度で行った模様です。
一体どんなメニューだったのでしょうか。
観たかったな!
毎回、こっそり見学に行く目的は自身の指導の引き出しを増やすことです。
きっと参考になるメニューだったことだと思います。
出身道場の生徒も、初めての内容だったのか嬉しそうに教えに来てくれました。
私は形組の方に移り勉強開始です。
1・移動式基本
2・形
【移動式基本】
ゆっくりとおへその向き・軸足の締めを確認しながら、
基立ち / 追い突き
前屈立ち / 上段揚げ受け / 上段突き
前屈立ち / 中段横受け / 中段突き
猫足立ち / 手刀受け
四股立ち / 下段払い
このあたりでした。
どう表現すれば的確かは分かりませんが、なかには余計な力感も無くホントに自然に美しい立ち方で移動する選手も居てました。
頭のてっぺんを紐で引っ張ってもらっているような感じと言えば伝わるでしょうか。
軸なんかはお辞儀することも、反り腰になることもありません。
何より動きに余計な動作がありませんでした。
参考にしたいほどの美しさでした。
【形】
ゆっくり形からスタート。
ゆっくり打つことで軸の位置や技のタイミングを確認します。
重心の高さや腰を切る感覚も、ゆっくり形の中でチェックします。
考えて稽古出来る選手向けです。
先生方のアドバイスが聞こえてくる位置で勉強タイム。
形競技において、どの瞬間スイッチを入れるか?
私が考えるよりも、ずっと前の段階でした。
他には、上段揚げ受けの入り方。
これは前日の稽古で手刀受けの意識について説明してことと、全く同じでした。
直々に指導を受けていたKちゃん。どう感じていたでしょうか。
意味は全く同じでした。
形は仮想の敵との攻防を表現します。
相手の攻撃を受けるには、どうしないといけないか考えてみると良いと思います。
分解意識してみよう。
意識といっても、小学生にそれを自分で考えさすには無理がありますので、ここは指導者の仕事と言えます。
私とは違うアプローチの仕方でしたが、伝えたいことは同じ(だと思う)でした。
今日もひたすら平安二段を磨いていました。
追い突きの挙動では、短い突きを指摘されていました。
改善方法もアドバイスして下さっていて、遠目に観ていました。
実際、伸びるような突きに変わってきたように感じました。
これも指導方法の引き出しは私にはなかったものでした。
Kちゃんの突きが一段レベルアップしていました。
結局、意識ひとつでしたね。
どう意識付けさせるか。これは指導者の腕の見せ所。
良い勉強になりました。
黙々と2時間平安二段一択のなか、近くにいた出身道場の保護者の方とゆっくりお話する機会がありました。
お子さんのS君。素直だし目を見てちゃんと挨拶が出来る立派な生徒です。
お声掛けいただきありがとうございました。
2024年1月20日 (土)道場稽古85
こんにちは!
ずっとリクエスト受けていた大繩を久しぶりに投入!
稽古前にアップがてらバンビたちと跳ぶことに。
これまでジャンプのタイミングがつかめずにいましたが、どういうことでしょうか幼児のMちゃんと1年生組が跳べるようになっていました!
確か初登場したのは半年ほど前だったかと。
体育の授業や道場稽古、普段の遊びの中でいつの間にか運動神経が上がっていたんでしょうね。
後半、幼児組がたくさんやってきたので「へび」したりでした。
また本日、お足元が悪いなか体験生2名お越しいただきました。
流れに乗って体験生もスッと縄跳びに入ってきてくれ皆と一緒に遊ぶことに。
同年齢、習い始めたばかりの生徒で構成されるバンビクラス。
このクラスでは空手道の基本を反復練習するとともに、思いっきり身体を動かす全身運動や礼儀作法を学びます。
楽しみながら行えるプレゴールデンエイジ期向けの練習をたくさん取り入れています。
空手教室ですが60分のうち1/3は運動神経向上のメニューです。
体幹や反射神経・運動神経はあらゆるスポーツに共通する土台となる部分ですので、コーディネーショントレーニングによって脳神経をどんどん刺激していきます。
一見、体操教室に思われるかと思いますが「今」やっておくべき運動です。
-バンビクラス-
00・早練
01・ウォーミングアップ
02・体幹トレーニング
03・固定式基本
04・ラダー
05・組手
-モンキークラス-
06・ラダー
07・体幹トレ
08・固定式基本
09・形
10・組手
バンビクラス
【早練】
今週の早練は大繩でした。
何回回したのでしょうか。
帰ったら肩がパンパンです、、
飛べなかった生徒が飛べたり、中に入るタイミングが掴めなかったのに入れるようになってた。
成長を感じた瞬間です。
いろんな生徒の成長してる姿を見ていると、教室開いて良かったと思える瞬間です。
思いっ切り飛んで跳ねてジャンプして潜って、大笑いしながら遊びの中で運動神経上げてます。
【ウォーミングアップ】
寒いので、道場をグルグルとジョグ・ダッシュ・サイドステップ・バックラン。
今度は横一列に並んで、ジャンプ・カエル飛びジャンプで腸腰筋を刺激します。
このジャンプ、組手する時に必要なスキルです。
突く瞬間、遠くに踏み込みます。
ブザーに合わせて仰向けダッシュ・うつ伏せダッシュなんかも。
これは反応速度を高めています。
音に反応して瞬時に身体を動かします。
子供たちは競い合うのが大好き。
隣の友達より速く!
でも、走るのが速くじゃないよ。音に反応して起き上がる動作を速くね!
【体幹トレーニング】
自重でV字プランク・サイドプランク・プランクで69分経過。
体験生めちゃくちゃ可愛いじゃないですか!
【固定式基本】
正座の仕方から説明しました。
順番は「左座右起」
左足から順に座り、右足から立ち上がります。
途中「跪座」の姿勢を取ります。
これは相手に襲われた場合、素早く立ち上がるために行います。
手をついて座礼する際も左手から。
座礼時の目付は、伸ばした指先の頂点に向けます。
目付を前方にやる理由ですが、相手の気配を察知するためにそう指導しています。
次に立礼。
ピンと伸ばした指先を体側につけ背筋を伸ばします。
立礼の角度は太ももの裏側がピリッとしびれる程度で止め、目付は真下を向けず斜め前です。
これも目付が前方にあれば敵の気配を感じ取れるから。
座礼・立礼のあとは、拳の握り方。
幼児の多い道場ですので、超簡単に3挙動に分けてシンプルに指導しています。
1・4本の指の第一関節を曲げる(爪が見えてる)
2・4本の指を第二関節まで曲げる(爪が隠れてる)
3・親指で人差し指と中指を締める(これ大事)
Aちゃんに前に立ってもらいお手本を披露してもらいました。
引き手・突き・中段横受け・左右正面蹴りでした。
このクラスはとにかく元気!
気合いの声がデカい!
空手教室らしくてこの雰囲気大好きです。
何でもそうですが、気合入っていて損することはありません。
部活でも社会に出ても、気合入ってる子は先輩に可愛がってもらえます。
空手が上手いも下手も関係ありませんので、ずっと継続してほしいと思います。
【ラダートレーニング】
後ろに置いていたラダーをずっと気にしていたMちゃん。
2部で使う予定でしたが、バンビでもすることに。
・クイックラン
・グーパー
・ケンケン
・スラローム
・ラテラル
速く走るコツは、「爪先立ち」と「床への接地時間を短く」です。
【組手】
短い時間でしたが、組手構えとなり刻み突きとワンツーを出したところでタイムアップ。
ホントに短い時間ですが、これで3週続けて組手の稽古をしています。
真っ直ぐ突きを出せるようになったら、実際にミットを突いていきたいと思います。
(つづく)
モンキークラス
【ラダートレーニング】
身体も冷えてることでしょうしラダーからスタートです。
・クイックラン
・グーパー
・シャッフル
・2イン2アウト
・ラテラル2イン2アウト
なんかをそれぞれ2本ずつ。
2本目は後ろ向きでした。
神経系トレのおかげで組手の反応上がってきてると思います。
【体幹トレーニング】
V字プランク・バックフルアップ・プランクで199分経過。
来週大台に乗りますね!
「塵も積もれば」ですね。
フラフラする子も少なくなっていて、確実に力がついていると言えます。
整った軸、ピタっと止まれる極めの強さを形に活かしていきます。
1・体幹トレで土台作りしながら
2・移動基本で軸の乗せ換えや軸移動・極めの感覚を身体に落とし込み
3・形稽古の中で細かいテクニックや緩急等の色付けを行います
全ての稽古は形の表現力UPに繋がっていきますので、形を忘れたり基本が間違っていたりすると3番に到達しません。
【固定式基本】
年が明けて以降、良い緊張感の中で基本が出来ています。
入門当初はまだまだ幼かった生徒たちですが、凛々しい顔つきで稽古に臨んでくれています。
他所の道場からしたら当たり前かも知れませんが、ふざけたりおしゃべりに夢中になったりが無くなってきた。
この日も短時間集中型で基本を頑張りました。
ここ最近、基本の難易度を上げています。
突いたその手で受け3種です。
右中段突き → 右中段横受け → 右上段揚げ受け → 右下段払い
これを細かいテクニックを駆使しながら極めていきます。
中段横受けでは、前回指導した技にプラスひとつ加えました。
ここでのテクニックは、基本中の基本から逸脱しています。
形競技におけるキレの出し方です。
ホントに正しい受け方かといえばそうじゃありません。
基本と形競技とは似て異なるものかも知れません。
上手く使えるとキレが格段に上がります。
前屈立ちとなり斜角突きです。
これは下半身強化でもあります。
しんどいところで、どれだけ自分に厳しく出来るかが問われています。
四股立ち突きも然り。
まだまだ汗が噴き出すくらい追い込んでいませんが、もっと下半身が強くなってきたら強度を上げていきたいと思います。
「自分に負けない」
最後の敵はいつも自分自身です。
【形】
なんとここまで予定通り時間が進んでいます。
30分形の時間を取り組手を60分かけるつもりでした。
平安初段から順に基本形を全員で打ちました。
本気で力を込めて打つ生徒、
順番をなぞるだけの生徒、
順番を思い出しながら打つ生徒、
まだまだ基本が身についていない生徒
バラバラでしたが、今日のような一発勝負の稽古でも普段通り打てるようにしておいてほしいところ。
基本形に共通する挙動をひとつだけ集中して強化しました。
形競技では、最初と最後のインパクトはとても印象に残ります。
ここで違いを見せれるようにするための練習でした。
求められるのは、
・軸が乗った美しい姿勢
・方向転換するスピード
・タイミング
どうすれば良いのか答えを伝えたうえで何度も稽古しました。
答えを聞いたうえで忠実にトライする生徒と、意識していない生徒に分かれてしまいますが、ここから先は自分次第です。
全体稽古の中で平等に指導していますので、聞き漏らさず習ったことは実践してみてください。
部分稽古はそのための時間です。
なにも考えずに出来る人は「天才」です。
そうじゃないんなら、しっかり説明を聞けるようになろう。
聞いたことを頭の中で整理してから実践ね!
これが普段から身についているか否かで、成長速度は大きく異なります。
何も考えない人・右から左に抜けていく人は要注意です。
【組手】
組手基本・2人組・3人組が今日の予定でした。
丁度1時間ありましたので、最後まで行けるかと思っていましたが組手基本と2人組まででした。
組手基本は、先日の夜練と同じメニューでした。
正しく構えて正しく突く(蹴る)。
シンプルに構えた位置から突いて、構えた位置に戻すだけ。
・刻み突き
・上段逆突き
・中段逆突き
・ワンツー
・刻み蹴り → 刻み蹴り
蹴りはリズム感が重要です。
蹴った足を軸足付近におろし、軸足も少し下げ距離を保ちます。
ここから2人組。
ペア相手が開脚して座ります。
相手の足を踏まないようジャンプして前進し、前に出る推進力を利用しながら深い中段突きを出す練習。
帰り道は同様に3歩バックステップして、引き込みながら裏回し蹴り。
初めてのメニューだったので悪戦苦闘してましたが、足を踏みつけることなくケガ人無しで終えました。
これもリズム感が重要です。
軽快なアップテンポの曲をかけながら練習すれば、攻撃のリズム感が芽生えるかも知れませんね。
音楽かけてるのは早練の時だけですが、ありかも知れませんね。
注意点がひとつ。
構えを崩さないこと。
前述の組手基本の中で口を酸っぱくして説明したことが、このメニューに移ってからすっかり忘れてしまっています、、
「構えを崩さずフットワークする」
「構えをくずさず蹴る」
まだまだ身体に染みついていない証拠です。
突きの前・蹴りの前に相手の攻撃をもらい失点してしまいます。
一般のEさんは自主練!
60分ひたすら形の稽古をされていました。
組手前の形の時間を加えると90分近く!
途中少しだけ合流しニーパイポでした。
とても練習熱心なEさん。
嬉しくなってきます。
どこかでガッツリ時間を取って形稽古しましょう!