こんにちは!
土曜稽古、久々の晴天!
良い天気でした。
朝から天気が良いとテンション上がりますね。
疲れからか歳取ったからなのか最近ベッドに入るのが異様に早く、まだ外が暗いうちに起きて熱々のコーヒー飲むのが日課になってます。
昨日もそうで明け方に木曜の夜練ブログを書いてました。
ここ最近、ありがたいことに新入会の生徒や問合せを多数頂いています。
昨日も稽古初日を迎えた生徒や、お問合せが数件ありました。
リニューアルしたチラシを手に取ってくださったようです。
3年目の個人的な目標だった30人の大台突破が見えてきました。
切磋琢磨出来る仲間が増えることは喜ばしいことです。
刺激しあえる環境が人を成長させますので。
2部練に切り替えて良かったな。
-バンビクラス-
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・組手
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・形
8・組手
バンビクラス
【ウォーミングアップ】
グーパー・ケンケン・ジャンプ・アンクルジャンプ・カエル飛びジャンプ・仰向け(うつ伏せ)ダッシュ、あと何やったかな?
この辺の動きの目的は俊敏性やバネを鍛えてます。
一瞬のスピード(爆発力)を求めてるよ。
組手に繋がっていく動きなので、その意識でね。
【体幹トレーニング】
アップでスピーディに動けるようにして、体幹トレで自分の身体をコントロール出来るように鍛えています。
所狭しと動き回る組手競技では、バランス感覚は超重要。
崩れた体勢でも相手の技が飛んで来たら対処しないといけないし、蹴り技を放つ時は片足で立ってますので。
ひたすらに身体のふらつきを押える体幹もあれば、動きの中で軸をキープする体幹とがありますが、バンビ生達はジッと耐え忍ぶ体幹を中心に頑張っています。
これで186分経過しました。
【固定式基本】
普段通り立ち方の説明からスタート。
次に拳の握り方も。
拳の前面を平に整え、対象に力をぶつけるのは人差し指と中指の拳頭です。(親指で締める)
拳がしっかりと平に揃っていれば、床や壁に拳が当たりますので握る練習をしてみてください。
引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い
基本的な技を中心に数をこなしました。
実際に上段突きを放ち、揚げ受けの練習を取り入れてみたところ私の突きのスピードに合わせて受けも素早く出せるようになっていました。
これは良い練習の仕方を見つけたもんだと我ながら感心しました。
【組手】
いつもはこの時間、形練に入るところですが気分転換に組手!
・構え方
・ステップ
・刻み突き
組手も軸が大事でステップする時にお尻がフラフラしていてはいけません。
頭から竹串が突き刺さったイメージで動く事が重要です。
おへその向き、両手の位置、軽い四股立ちの姿勢
これが崩れないよう繰り返し身体に浸透させていこうと思います。
来年バンビの稽古時間を伸ばそうかと考えていますが、どうしようかな?
ぞろぞろと2部生が入室しだす時間になると、そっちに気を取られ集中力が切れかかります。
体力の都合もあるし、暫く様子を見てみよう。
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
手技の瞬発力。
シャープでキレのある形が求められる糸東流。
このスキルは必須と言って過言ではありません。
形が好きな生徒は、ここはクリアしてほしいところ。
お尻歩きや腰切りだって同じ。
ルーティーンやってるこの時間、形の競技力UPに直結することを選んでやってます。
たった2時間しかない貴重な時間の中で、毎週欠かさずに取り組んでいますが、実際に形を打つ際にどれくらい意識出来ているかな?
拳立ても続けているうちに、拳の握りを指摘されることが無くなった。
”継続は力なり”
何事も愚直に取り組もう!
【体幹トレーニング】
ここ最近、垂水区大会に向けバンビ生2名が延長して2部練に参加しています。
まだ幼児なのに夜練にも参加しだして、凄く頑張っています。
そんな幼児達のリクエストで、V字プランク・サイドプランク・プランクで324分経過しました。
サイドプランクでは片手を上げ下げしたり、目を瞑ったりと自主的に難易度を上げる生徒が現れ始めました。
日頃から「個人の意識ひとつ」と口やかましく言ってきましたが、浸透しだしてきたのでしょうか。
これは喜ばしいことです。
頑張りは全部自分の力となって返ってきます。
【形】
免状授与や会費袋の配布、選挙や大会、青空教室のこと、次回道場稽古のこと等いっぱいせなアカン事があったので、随分時間を消費してしまいました。
予めそうなることは分かっていたので、基本を見送り形に時間を割くつもりでした。
帯毎に形を打ちチェック。
緑帯は平安二段・平安五段・バッサイ大
青帯は平安二段・平安五段
オレンジ帯は十二の形・平安二段
白帯は四の形・十二の形
その時形を打つグループに向けアドバイスを入れますが、その他の生徒にも共通することばかりですので見取り稽古の時にしっかり耳に入れ、自分の出番の時に取り入れてほしい。
事前に伝えていましたので、余計なお喋りも無く見取り稽古出来ていたと思います。
ここからは、垂水区大会に出場する選手と短時間ながらマンツーマンでした。
個別ですので個々の修正ポイントを明確に指導出来ます。
あとは残された時間どれだけ自分で積み上げるか。
引き続き努力してね。
形の時間生徒に向けて話しましたが、11月後半に審査の案内が届きます。
館に用紙を提出する日を逆算すれば12月1週目の時点で受審目安をクリアしていないといけません。今月は特に稽古回数も少ないですし、自宅でどれだけ努力出来るかを問われます。
帯の色が濃くなるにつれハードルが高くなりますので、一発合格が難しいと思える生徒には用紙の配布を見送ります。
生徒には同じ内容を指導していますので、形があやふやな人は、自分の努力の量を増やしてください。
シビアに判断します。
【組手】
基本西立ち返り刻み突きと中段突きの2つを40分程度でしょうか。
11月から3月いっぱいは16:00には退出しないといけません。
あと片付けもありますので稽古は15:50までしか取れません。
行動はテキパキ、余計な注意は受けない。
一人の不注意で仲間の時間が奪われます。
でも今日はそんな心配は無用でした。
しっかり集中して最後までやり切ってくれました。
まだまだ気分によってムラが多い生徒達ですが先週稽古出来なかったので爆発させてる感じに見えました。
打込み中も、デカい声を出し行動で引っ張る3年生R君。
今年大きく化けた生徒です。
やる気がみなぎってる!
テンションの高い生徒と一緒に空手出来て幸せを感じます。
ちょっと面白かった事をひとつ紹介します。
バンビ基本と通じますが、技を出した後の引き手の速さ。
もっと速く!と煽ってますが、思った様にスピード上がらない生徒がいますが、その子にとっては全力のフルスピードでやってるんだと思います。
私の声かけも「もっと!」だけなので、どの程度か分からず具体性に欠けています。
ペア相手の広げた手の平を目掛けて技を出す練習でしたので、突き手をキャッチする様に仕向けて見ました。
当然、掴まれたくないのでフルスピードで引き手を取ろうとし、結果明らかにスピードUPしていました。
ゲーム感覚でやった事が思わぬ結果を生み出しました。
生徒本人もビックリしたんちゃうかな。
上達を感じたペア練でした。
さて、来週は青空教室です。
遊びの要素高めですが、お手隙でしたら是非お越しください。
こんにちは!
ブログ書くペースが遅れてきた。
木曜日の夜帰宅後に仕事のやりとり。
金曜日もバタバタと過ごしてました。
さて本日の稽古場所は初めての桜の宮中学校でした。
校内駐車出来ませんので、夜練メンバーと歩いて向かうことに。
やっぱり初めての場所はリフレッシュ出来ますね!
稽古後の帰り道は女の子2人と手を繋いで帰りました。
癒しの時間だわ。
1・体幹トレ
2・固定式基本
3・形
4・組手
【体幹トレーニング】
V字プランク・サイドプランク・プランクで147分経過しました。
それにしても寒い。
古傷の膝が痛くなります。
木・金と寒い体育館に居たので膝が痛む。
みんなもインナー着たり上履き持ってきといてね。
【固定式基本】
バンビ生も来てくれてたし、基本をしっかり。
しっかりと言っても10分程度ですが、短い時間ながらも集中してやり抜きました。
四の形に応用出来るよう、基立ちのまま前後に中段横受けと追い突きでした。
突いて下がる時、突き手は動かさず残したまま横受けの準備に入るようにね。
手技が前後左右にブレないように。
歩幅や運足にも注意し、
・手技
・引き手
・軸足の張り
この3つのタイミングを合わせます。
他にも、突きの位置や、中段横受けの高さ、前足の膝の曲げ具合も拘ります。
色帯は技の極めやスピード、スナップを効かせたり、軸の移動なんかも必要になります。
前から後ろに後退する時に、軸足踵が浮いてしまうのはダメ。
まだまだ身体の使い方が意識出来ていないと浮いてしまいます。
普段の形練で言ってることなので、あえて伝えませんでしたが自ら修正する能力もほしいところ。
バンビ生は基本に忠実に。
ただこれだけでオッケーです。
正しい突き方・受け方・立ち方です。
【形】
30分程度ですが形練でした。
全員で四の形。
バンビ生も家練やってる感じ。
稽古の度に上達を感じます。
やっぱり大会に挑戦することは大事ですね。
練習積んできます。
このあと、垂水区組中心に四の形と平安二段をマンツーマンで。
その他の生徒達は思いおもいに、自分で決めた形を練習していました。
好みが出ますね。
平安形に、バッサイ大やセイエンチン、四方公相君なんかだった。
そういえば鏡あったのかな?
探すの忘れてました。
【組手】
これも基本的なところから。
構え方・ステップ・刻み突き
この3つを30分かけて。
突いた後、スイッチして残心。
色帯にお手本を見せてもらいながらのバンビ練でした。
・膝の溜めを作る
・前拳は軽く肘を曲げる
・突いたあと、強く引き手を取る
突きと踏み込みと気合いの3点セット。
まずこれをしっかり覚えよう!
今後も桜中での夜練は、徒歩で移動しますので全員20時まで。
集合場所と時間も決まりました。
ジョージ・タナス選手のセミナー第3弾をシェアしたいと思います。
「ベスト空手」からも1本発売されてますし、荒賀龍太郎選手の居る京産大での出稽古の様子を収めたDVDも発売されていますね。
チャプターが細かく刻まれてますので全5回に分けて少しずつ紹介してみたいと思います。
ホントは1本丸ごと行きたいところですが、観て学んで、身体動かして、感じてみて、内容を頭と身体に落とし込んだうえでブログに書き記しますので恐ろしい程に時間がかかる作業を繰り返しています。
1・ウォーミングアップ
2・3つの間合い
3・間の詰め方
【ウォーミングアップ】
練習(アップ)のポイントです。
①動的なもので身体を温めながら行う
②静的ストレッチで筋肉を伸ばす
③徐々に空手に直結した動きに移行し空手に使う筋肉を動かす
まずはその場でリラックスしながらその場で足踏み。
足元はずっと足踏みですが、腰は捻りの動作を加えたり、腕を上げ下げしたり、回転させたりの動作です。
いろんなのが約10種類リラックスしながら続けます。
この当たりはベスト空手から出ている内容と同じでした。
今度は5秒間全力で腕を振り足バタバタ。
動きを止めずリラックスした足踏みに戻ります。
とにかく動きを止めないこと。
ラダーでよくするスタックアウトしたり、組手構えで号令とともに素早くスイッチ。
どんどんスイッチのリズムが速くなっていきます。
しゃがみながらの反復横跳びなんかも。
下半身しんどそうです。
アメフトの瞬発系で見かけるトレも。
前に3歩出てコーンをタッチ。
後ろに3歩下がってコーンにタッチしてます。
全てに共通することですが、どんどんスピードを加速させています。
前傾姿勢を取り、大きく前方にカエル飛びジャンプ。
ジャンプした後、また後方に3歩ジャンプして戻ってきます。
ラジオ体操の深呼吸してました。
普通のテンポかと思いきや、ゆっくり頭上に上げた後フルスピードで腕を降ろしていました。
深呼吸したので終わりかなと思いましたが、今度は騎馬立ちを取り両手を耳の高さでキープ。
その高さで丸く円を描きます。
先生は騎馬立ちですが、セミナーを受講する生徒の大半が四股立ちでした。
似て異なる流派に無い立ち方でした。
耳の高さでこれも高速で回転させますが、五十肩の人には出来ないことでしょう。
時計回りと反対回りです。
この耳の高さでグルグル動かすのは何のためやろう?と思ってましたが、試合中疲れてくると必ず腕が下がってしまう。
腕を上げて最後まで戦い続けるためのエクササイズとのことでした。
アドバイスでは、鏡に向かって5分間、腕を上げ続ける練習も有効だそうです。
身体が温まったあとに肩・肘・肩甲骨・下半身をストレッチ。
腰に手を当て腰を回したり、体側を伸ばしたりとラジオ体操なんかも。
開脚してゆっくり伸ばしたり膝・足首を直角に曲げて股関節の可動域を広げていたり背中を反らしています。
途中で挟むアドバイスでは、ストレッチは伸ばしている筋肉を意識して行うことだそうです。
両拳を顎の前に置き左右に大きくウィービング。
左右の手を交互に顔の前に添え、上体を後方に反らしスウェイバック。
平行立ちで限界まで反らしていきます。よほど体幹が強くないと転んでしまいそうですが、上段蹴りをかわしている動きに似ています。
組手構えをとり刻み突きを、ゆっくり大きくのリズムで連続10回です。
左で突く時、右手は必ず耳の横に連動させています。ガードでしょうか。
逆突きの時も必ず前拳はおでこの前。
次は足だけ。
ステップのアップです。
1で軽く前方にステップインしてバック。
これをもうひとつ続けて、3のリズムで大きく踏み込みこみ緩急も変えています。
後退する時にガードを下げず素早く行うようアドバイスが入りました。
素早く移動するコツの説明では、前方にステップする時に後ろ足、後退する時は逆に前足を使い機敏に動きます。
これらを全て繋ぎ合わせると、フットワークの中から間合いを探り、起こりを無くして刻み突き。
刻み突きから相手の反撃をバックステップで断っています。
道場で指導する内容と相違ありません。
このあと、十字方向にランダムでステップの練習でした。
横への動きは、進行方向の後ろ側の足を使うとあります。
道場では、行きたい方向と反対に前足を踏み込むと指導しています。
タ・ターンのリズムと言えば通じるかな。
タナス選手は後ろ足リードでした。
ここで大事なアドバイスです。
「左右に動く時は足が交差しないように」
これは前足を刈られて転がされるから。
大きく前に入る中段突きの練習です。
この練習に限って言えばタナス選手のスタンスは現在のスタンダードとは異なりました。
前足と後ろ足のつま先は「ハの字」もしくは後ろ足は90度ですが、どちらかというと少し前方に向いています。
これには理由があって、大きく前に飛ぶには軸足で床を強く蹴って入れるから。
これに対し今の構え方では、つま先が外を向いていれば素早く間合いを切れるから。
つま先が前を向く、ひと昔前のスタンスだと相手との間合いを切ろうと思っても膝がつっかかりスムーズにバックステップ出来ないと思います。
出入りが速い現代空手に合わせたスタンスが主流ですが、一長一短と言えるかも知れませんね。
しばらく大きく前に入る逆突きの練習をしたあと、今度はその場で大きくジャンプし空中でスイッチ。
着地と同時に逆突きの練習でした。
上手く床の反動を使われています。
ジャンプ → スイッチ → 回し蹴りのフォーム → 逆突き → 残心
こんなのもやってます。
回し蹴りの要領で横に膝を抱え込むだけ。
これはフェイクの蹴り。
中段突きを極めるための撒き餌です。
フェイクの中段回し蹴りのあと、上段回し蹴りを極め、中段突きに入る練習も指導しています。
最後は7つ組合せ。
1・抱え込みジャンプ + スイッチ
2・フェイク中段回し蹴り(前足)
3・上段回し蹴り(前足)
4・裏回し蹴り(前足)
5・中段逆突き
6・残心
アップだけで収録時間は30分超え。
実際はもっとやってることでしょう。
【3つの間合い】
①遠い間合い
②中間の間合い
③近い間合い
この3種類の違いを把握し技に活かします。
遠い間合いは安全だがポイントは取りにくいですが、距離を詰めるトリックはポイントを取るのに有効です。
中間の間合いは互いに何でも出来ますので、腕は下げてはいけません。
近い間合いでは気を抜かず常に何が出来るかを考えます。
遠い間合いから一瞬で間合いを詰めるトリックを紹介してくれていますが、2ステップの中段突きでした。
蹴りの間合いよりも更に外から、前足で探りをいれながらの2ステップ。
圧巻のスピードです。
タナス選手ほどの脚力があってこその間合いだと言えますが、相手の前拳を潰しながら入る方法を実演してくれています。
ワンツーではなく中段突きオンリーでの入り方です。
両手同時に飛び込む感じと説明すれば伝わるでしょうか。
おっと、2ステップ目は上に跳ねないこと。
あと技に入る瞬間の顔。
目を見開いたり、呼吸を止めたり、歯を食いしばったりと表情を変えないこと。
次の間合いの詰め方は、手と足、身体を使い常に動きの中から少しずつジリジリと距離を詰めていきます。
但し一定のリズム感にならないこと。
手を上げたり前にプッシュしたり、両足でスッと入ったり前足だけで測ったりと言ったことを指導されています。
プレスがワンパターンにならないこと。
常に無表情で相手を捉えて動き続けています。
いつもどうすれば、遠い間合いから中間の間合いにまで接近出来るかを考えておくようにとアドバイスです。
面白かったのは上半身を距離のトリック
遠い合い程度の距離感から上半身を前傾させます。
当然相手は、踏み込めば突きが届く距離に顔があるので「いまだっ!」と攻撃に入りますが、前傾させた上半身を一気に後傾させると距離は安全圏にありますので「後の先」を狙えます。
お手本では刻み蹴りや、引き込んでの裏回し蹴りを披露されていました。
もうひとつ遠い間合いからのトリックの紹介です。
①両手を顔の前でガードしながら後ろ足を前に寄せる
②前に寄せた後ろ足をそのまま前方に踏み込みスイッチする
③思いっきり踏み込んで逆突き
④残心
道場で指導するワンツースリーの3連打で使う足の運び方。
または逆突き・逆突きでの入り方と同じでした。
例えば相手が逆上で入ってきた時のタナス選手の対処ですが、後ろ足を一気に前に出しスイッチします。
スイッチした足は相手に向かうのでは無く、斜め前に踏み込み「線」をズラします。
要するに相手の突きの軌道からズレて、自分の上段逆突きを相手に極める技術の紹介をされています。
荒賀選手の試合で良く観かける入り方だと思います。
相手の攻撃を斜めにかわしてから反撃する方法でした。
これを逆上・逆突きとパターンを変えて指導されています。
ポイントは大きく入らないこと。
相手の突きが少し抜ければ十分だからです。
この ”小さく” 顔を振るお手本をボクサーがジャブを首を傾けて避ける感じで示されています。
ウィービングのように大きく振らず小さくダッキングするイメージかな。
【間の詰め方】
練習のポイントはこうです。
・リラックスした状態から楽に突き、反応をさせない。
・1本目を大きく突いてあえて反応させ、ガードが空いたところを突く。
リラックスした状態でステップし刻み突きされています。
力んで2挙動にならず、相手に気づかれず1挙動で突きます。
スタンダードな突き方と言えますが、これを逆手に取った入り方がこれ。
遠い間合いで大きく刻みを飛ばせば相手は捌きますので、2本目の逆上で極めるというもの。
逆上は小さく速くです。
一言で纏めますと、
遠い間合いでロングの刻み突きをとばし、距離を潰しながらショートの逆上。
この時点でゼロ距離ですので残心を大きく取らなければいけません。
1本目に相手が反応しなければ上・上の連打になりますね。
Hello November!!
なんと直近3回の稽古が全て雨!
特に今日は道場に向かう途中、雨風強くてワイパーびゅんびゅん唸ってました。
ミットなんかの持ち物も全部びちょ濡れで、またもや拭き掃除からでした。
バンビの稽古途中、神戸市に警報が出てしまいましたので道場の取り決め通り、2部の稽古をキャンセルです。
バンビ練の後も雨が強かったので、雨宿りがてら居残り個別練習に移ったり、垂水区デビュー戦に向けて頑張ったり、修交会の形を練習したり、保護者の方とゆっくりお喋りしたりと、まったりした時間を過ごしました。
-バンビクラス-
1・ウォーミングアップ
2・ラダートレ
3・体幹トレーニング
4・固定式基本
5・形
6・居残り稽古
バンビクラス
【ウォーミングアップ】
集中豪雨の中集まってくれたバンビ生たち。
一番雨が強かった時間帯だったかな。
全員とはいきませんでしたが、来てくれた生徒たちと軽くアップから。
この時間が一番好き。
幼児たちが笑顔で楽しそうにアップしてる姿見てると癒されます。
ジョグ・ダッシュ・サイドステップ・バックラン・仰向け(うつ伏せ)ダッシュ・ケンケン・グーパーあたりだったかな。
【ラダートレーニング】
今日もフラットマーカー持ってきましたので、シャッフルやりました。
複雑な動作ですが一回身体が覚えると不思議なもんで忘れません。
多分一生忘れません。
もういっちょグーパーとケンケンやっときました。
素早くラダーを駆け抜けるコツは、爪先立ちと足裏が床に着く時間を短くすること。
夏の暑い日に裸足で外に出た時のように駆け抜けるイメージです。
ラダートレを通じて俊敏性を養います。
動ける身体作りしていこう。
【体幹トレーニング】
V字プランク・サイドプランク・プランクで183分経過しました。
V字プランクで美しい姿勢を保つYちゃん。
背筋がピンと伸びて足も高く上がった、なかなか深いV字プランクでした。
身体をピタッとキープするには、おへそに止まれっ!って命令すると安定するよ。
【固定式基本】
突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い
技のスピードを高めていくには、手技だけでなく引き手の意識を持つことです。
引き手を強く取れるようになると、反対の手のスピードが加速します。
拳の握りが甘い生徒が居てましたが、親指で2本の指をしっかり締めないといけません。
技が極まる瞬間、グッと握るようにね。
おへその高さに手のひらを置き、膝を上げる練習です。
しっかり足を抱え込む意識づけ。
これを暫く繰り返し、平行立ちからの正面蹴りでした。
①抱え足 → ②正面蹴り → ③引き足
①と③は膝頭を真上に持ち上げ②の蹴りでは上足底で蹴り。
上足底とは背伸びした時、床に接地した部分を指します。
抱え足と引き足を取る時は足はそのまま持ち上げます。
つま先を伸ばさないようにね。
今度は実際に基立ちを取り正面蹴りでした。
鞭をしならせるように、膝から下を飛ばすイメージで蹴ります。
ポイントは前膝を軽く曲げたまま蹴ることです。
膝が伸びると頭の高さが上ずります。
さてこの後は下半身強化。
根性トレの時間です。
四股立ち突きです。
まだまだ筋肉がついていませんのでバンビのようにフラフラしてしまいますが、空手に必要な筋肉は稽古の中でつけていきます。
ちょっと難しかったかも分かりませんが、四股立ちは広すぎても狭すぎてもダメ。
自分の身体のサイズに合った美しい立ち方があります。
四股立ちの確認の仕方。
これを説明しましたが分かったかな?
上半身も前傾せず、壁に背中をつけた感じにね。
この体勢をキープしつつ四股立ち突きをひたすら繰り返し基本稽古を終えました。
【形】
四の形をブザーに合わせて行いました。
1・強い技を出す
2・ピタッと止まる
3・常に肩幅で立つ
まずこの3つを意識しよう。
他にも、手技のタイミング・おへその向き・軸足の踵と意識するところはありますが、まず3つね。
今日は2年生S君と3年生I君が道場入りしてましたので、新しい形『十二の形』のお手本を披露してもらいました。
皆で何本打ったかな?
焦らず少しずつ覚えていこう!
前回フラットマーカー使うと次に足を運ぶ位置がスムーズに理解出来たので、バンビではこのやり方がベストかな。
順番覚えるには、これが一番最速だと思うので使っていこうと思います。
【居残り稽古】
稽古序盤の段階で、注意報から警報に切り替わったことを知り道場の規約通り、2部練中止の連絡を入れました。
16日は選挙日と重なり稽古出来ずだし、23日も垂水区大会ですので稽古休みです。
なので11月の稽古日は今日を除くと9日と30日の2回だけ、、
11月の後半には次の審査の申込み用紙をリリースしますので、出来るだけ稽古は休まずでお願いします。
あと、用紙を受け取った後のお休みはなるべく控えてください。
出席率80%を割ってしまえば、残念ですが見送っていただきます。
用紙を配布するタイミングで形が覚えられていないと渡せませんので、受審形に必要な練習は自主的にやっておいてね。
道場だけでなくコツコツと努力する習慣をつけていこう。
話が脱線しましたが、外の天気気にしながら多くの生徒が居残り稽古してくれました。
こんな時は、個別にマンツーマンに限ります!
一人ずつ呼び出し形練でした。
一般Eさんとは四方公相君を。
割と長い形ですが、ほとんど覚えて来てるではありませんか!
ジャンプしたり2段蹴りしたりと難しい形ですが自ら選んだ形。
頑張ってます。
Eさん、子供たちと同じメニューをこなしたり、形競技や審査会にも貪欲に挑戦されています。
とても練習熱心な方です。
ゆりでは、嗜む程度・お子さんと共通の趣味を持つ意味合いで始められても全く構いません。
組手はちょっと、、という方は基本や形のみでも問題ありませんので、体力に合わせてお気軽に参加して見てください。
ガンガンするのも良し!
ゆるーく健康維持するのも良し!
自身の体調に合わせ参加出来る日だけでも良し!
組手の時間帯、形練するのも良し!
いろんな空手の関わり方があって良いと考えていますので、是非一度体験してみてはいかがでしょうか!
最後は、23日の垂水区大会でデビューする幼年R君とMちゃんの居残り稽古でした。
個別で形練した後、入退場の練習も同時に行いました。
形は2人で同時に打ちますが、相手を意識せず自分の形に集中すること。
これに尽きます。
自分のベストを発揮出来ることを祈ってます。
*本日、寒稽古のお知らせを会員ページに添付しました。
今月末には来月の審査会のお知らせ、
12月に入ると来年の特練の申込みと案内が続きます。
こんにちは!
10月、数少ない夜練の日に限って生憎の雨。
急いで帰ってパパっと準備して向かいましたが、足元の悪い中多くの生徒が。
過去最高人数を更新して12人も集まってくれました。
ビックリしたよ。
1・体幹トレ
2・固定式基本
3・組手
【体幹トレーニング】
寒いので体育館の中をみんなでランニングしました。
苦手な季節がやってきた。
ペラペラの組手道着じゃ寒すぎるので形用にしようかと思いましたが、時間がギリギリだったので結局は組手用。
誰だったかランニングしよう!
その一声でみんなで走ることにしました。
ジョグしたりサイドラン・ジャンプ、ダッシュなんかで身体を温め体幹トレに移りました。
V字プランク・サイドプランク・プランクで144分経過。
ちょっとご無沙汰のV字プランク。
あちこちからゴロンゴロン転がる音が聞こえてきたけど、、
安定する位置を見つけてしっかりキープしてほしいところです。
【固定式基本】
垂水区デビュー組が夜練合流しましたので、基礎の基礎を挟みました。
突きと受けを3つ。
全てに当てはまることですが、
・力まない
・引き手を強く
これを意識した上で、スピードを高める意識。
この意識が有るのと無いのとでは、出来高が大きく異なります。
自分の技のスピードを上げたい!
この意識ひとつで動きが変わります。
”普通” にいつもと同じでやってるのと、いつもよりもうちょいスピードを高める意識で稽古するのとでは、明確に違いが出てきます。
H君、私が求めてる頑張りに達してました。
指摘しながらスピード感を煽ったので途中から技にスピードが乗ってきた。
自分で体感してくれてたら嬉しいんだが、どうだったでしょうか。
次回の稽古が楽しみです。
みんな、糸東流らしく最短距離でシャープに技が出せるようにね。
この後の基本の裏テーマ。
”腰切り”
お尻歩きや腰切り等で、上半身と下半身を切り分けて使うトレーニングを普段から取り入れています。
実際にS君に平安五段の挙動で私が求めている腰の入れ方を皆の前で披露してもらいました。
また逆に同じ挙動でも腰が入っていない打ち方も披露してもらい、見比べてみることに。
明らかに違いが分かったことだと思います。
両手の指を繋ぎ合わせ、腕の動きと腰の動きを大きく動かすウォーミングアップをじっくり繰り返し、いざ稽古です。
まずは腰を入れ右前屈立ちを取り、今度はもう一度腰を切り直しも右基立ち。
これを左でも繰り返し、腰を入れる感覚を養いました。
まずは身体の使い方を知ることから始めましたので「大きく遅く」でもオッケー。
慣れてくれば腰の動きを「小さく速く」にしていきます。
前屈立ちから猫足立ちに戻したり、
猫足立ちから四股立ちを取ったり、
これを左右交互に腰の切り替えしです。
オレンジ帯の生徒にはちょい難しかったと思いますが、青帯生は割りとイメージが掴めてた感じ。
左右どちらでもコンパクトに腰を入れる動きが身につけば、形は新たなフェーズに入ります。
形競技で上位に入賞する選手はこの辺は普通にやってます。
形を頑張りたい生徒。
信じてついてきてほしい。
練習の仕方、身につけてほしい動きは道場で指導します。
あとは、教わったことを自主練でコツコツ続けてほしい。
道場は多くても週2回がやっとですので、自主練が重要になってきます。
形でも組手でも共通して言えますが、自分の身体を思いのまま操れるようになること。
反射神経然り、体幹然り。
腰のキレが出てくると形がパリッとしてきます。
今日指導した内容も畳一畳分のスペースがあればナンボでも出来るんでね。
ひとつでも上を目指すとなると、基本の内容も難しくなってきます。
基礎が出来た上での色づけですので、基礎は確実に抑えておいてください。
四股立ちでもこれだけあります。
前後移動での切り替えしスピードの上げ方。
身体を動かす部位。
姿勢の整え方。
関節のロック。
次のフェーズに移ってもついてこれるように、脳みそフル回転でついて来てください。
【組手】
スピードの上げ方に焦点を当てた稽古を行いました。
どう動けばスピードで勝るか、説明は割愛しますがペア練で刻み突きと逆突きに絞って稽古しました。
ペア練といっても補助。
片脚ステップから突きを極める練習でした。
前足を踏み込み着地する前に突きを放つイメージを持たす練習です。
組手構えになり正面からペア相手が片足を持ち、その場でステップ。
ペア相手は、ブザーが鳴れば持っていた足を離し距離を取ります。
打ち込み側は開放された前足が床に着く前に、軸足は後方、前足は前方へ飛ばし突きを極めます。
これも軸足の溜めが出来ていることが前提条件。
突きに入るまでに予備動作があってはいけないし「間髪入れずに」飛び込まなければいけません。
今度はペア相手が後方に立ち、打ち込み側の軸足を後ろから持ってあげ、ブザーと同時に手を離します。
軸足が床に着地したと同時に前足を推進させ深く中段に潜る練習を取り入れました。
3年生R君。
誰に言われるも無く、自らデカい声でテンション上げて練習していました。
良い雰囲気です。
周りの生徒も次第に感化された様子です。
今、ゆりの組手を引っ張る位にまで意欲的にやってますね。
やる気が伝わってくるし、なにより目の輝きが違う。
気合いも人一倍だし、この調子でガンガン引っ張っていってほしいな。
”手” から入る突き方を学んだ後、今度はガチでスピード勝負。
一方は刻み突き、もう一方は逆突きカウンター。
技を決めてガチの寸止めフルスピードです。
コンタクトだけは十分に注意しつつ、集中してやり切りました。
先の先と後の先。
間合いとプレス仕掛けながら相手を崩した瞬間、刻み突きを飛ばします。
この相手を崩す仕掛けこそが組手の醍醐味。
フェイントで上手くひっかけ、相手が釣られたところを狙う意識です。
カウンター側は、ひたすら張っときます。
崩されたら刻みが勝つし、相手の動きの癖を見破れればカウンター取れる。
今日生徒にはヒント伝えました。
相手のどこを見ておけば良いか。
もちろん全体を見るのには変わりありませんが、身体のいち部分にスポットを当てておくこと。
後は思い切って深く入る勇気です。
崩す練習と癖を見つける練習。
互いに求められる動きは違いますがこれを交互に行いました。
なかなかの緊張感の中、真剣に稽古していました。
本気のフルスピード、それもメンホー無しでやってたのでヒヤヒヤでしたが、コンタクト無しで終えました。
いよいよ組手の稽古も次のフェーズに入ってきた。
実戦に近い感覚です。
駆け引きの中で、相手を崩して、動かして、隙を捉える動き。
リズムは単調にならないよう、そこは工夫が必要です。
強めにプレスをかける
フッと動きを止める
差し出した手から刻み突きに入る
横の揺さぶりを使う
急ブレーキと急発進
スイッチしてからの刻み突き
足技見せながらの刻み突き
中段フェイントを挟みつつ切り返しの刻み突き
R君とKちゃん、互いにカウンターも取り合ってたし刻みの入り方にもバリエーション出て来たし、何より動きの質が上がった。
上手く表現出来ないが、二人とも確実に何かが変わった。
やっぱり緊張感漂う中で本気で差し合いすると伸びるわ。
この調子で殻をブチ破れ!