こんにちは!
日中気温が高く暖房いらずでした。
ただ花粉で目と鼻がつらく目薬持参でした。
ふとグラウンドに目をやると小部小学校の野球チームが練習試合に来ていました。
道場に負けないくらい、グラウンドからも元気な声が響いてきました。
-バンビクラス-
0・早練
1・ウォーミングアップ
2・体幹
3・固定式基本
4・組手
-モンキークラス-
5・体幹
6・固定式基本
7・移動式基本
8・組手
バンビクラス
【早練】
神戸市大会にエントリーしているMちゃんとY君と平安二段の特訓。
形を打つ時に顔をだす癖。
癖を認識し再度形を打ち込み、修正していきました。
1・次の挙動に移る時に引き手が上下に動いてしまう癖、
2・手刀下段払いでは指の先まで緊張感を保つこと
まだ下半身が弱いのでふらついてしまいますが、重心をどこに乗せるかで安定感が高まります。
予め指摘し形に入ったので今日はパチッと止まることが出来ました。
Y君とも早練の中で、平安二段を鍛えていきます。
来週も早く来てね。
そうこうしているうちに、Aちゃんが入室。
Aちゃん平安二段を覚えたら2部に上がります。
先週は立ち方を覚えたところ。
今日から形に移りました。
30分の早練でしっかり覚えてね。
さて道場では、道場訓を唱和したあと黙想します。
これから始まる今日の稽古で何を一番に頑張るか心を落ち着かせ自分で定めます。
早練組のMちゃんの黙想は、指先の緊張感と引き手を動かさないことの2つでした。
立派!
【ウォーミングアップ】
稽古前に今日何やりたいか聞いてみたところ蹴り!
バンビでは組手の稽古は、まだまだ少ないですので予定を変更してミットすることに!
蹴りするなら股関節の柔軟性は必要ですのでアップとストレッチでした。
ジョグ・バックラン・サイドラン・足上げ・カエル飛びジャンプで身体を温め丸く円になってストレッチ。
蹴りは股関節のつまりがあっては高く足が上がりませんので、床に座って足を八の字に片足ずつ振ります。(∞マーク)
裏腿が固いと蹴り足が上がりませんので、裏腿伸ばしのストレッチも。
膝と足首を直角に曲げお尻を後ろに引き股関節の可動域も伸ばしました。
【体幹トレーニング】
V字プランク・バックプランク・サイドプランクでした。
肘と足首の2点で身体を支える、お手本のような素晴らしいサイドプランクを披露してくれたMちゃん。
片側30秒、ぴくりとも動きません。
このMちゃん最後の組手良い動きしてた。
93分経過しました。
【固定式基本】
拳の握り方・引き手・突きからスタート。
拳は親指で人差し指と中指をグッと握って締めよう。
親指が開いていると強い突きは打てないよ。
引き手の位置が皆安定してきたかな。
これはすごく良いこと。
正しい突きのコースを理解するため、両拳を並べて揃える時間を取っています。
(正中線且つ鳩尾の高さね)
意味が伝わったら突きの位置が変わることでしょう。
このあと、中段横受け・上段揚げ受け・下段払いでした。
いつの間にかカタチになってきてる。
”継続は力なり”
大きな声も出てるし、のびのび空手教室な感じ。
次正面蹴りに入る前に、抱え込みの意識を高めるため胸の高さに手の平を置き膝頭を当てる練習を行いました。
サッカーの蹴りじゃなく空手の蹴りが出せるようにするためです。
膝を高く抱え込む感覚が残っているうちに基立ちから正面蹴りを出しました。
これを左右両足で蹴り、今日の固定式基本を終えました。
【組手】
形稽古の予定でしたが組手!
組手は頻繁に行いませんのでしばらく間が空くと
構え方・フットワークのおさらいが必要になります。
なによりも構え方が出来ないと組手が始まらないので少し時間がかかっても説明の時間は割くようにしています。
前の手と足を号令に合わせ刻み突きの練習に時間を取りました。
ハンドミットめがけて号令に合わせ刻み突き!
隣の子よりも速く!
子供たちは競争が大好きなので上手い具合に煽ると、どんどんスピードが上がります。
MちゃんとR君なかなかスピードが良かった。
なにより反応スピードが良かった。
この反応の速さが何よりも必要です。
声も出てるし良い感じ!
限られた時間です。
いろんな技を広く浅く紹介するよりも何度も何度も同じ技を繰り返し基礎固めしたいと思います。
さて蹴りの時間です。
今日は後ろの足で蹴る『中段回し蹴り』
足の甲で蹴りますが、幼児に足の甲を説明する難しさ!
ミットを蹴りましたが足の指で蹴らないようにね。
足の甲で蹴るのと、蹴ったあと引き足を取るようにね。
蹴りもデカい声出てたし、ちょっとずつ成長しているバンビ空手教室、活気があってとても楽しいです。
モンキークラス
【体幹トレーニング】
V字プランク・サイドプランク・プランクで233分経過しました。
固定式や移動式基本はもちろんのこと、形の中で軸を整えピタっと止まるようにすることが真の目的です。
体幹で得た軸の感覚を形に活かすこと。
体幹トレしたことで満足しないようにね。
軸の感覚をこのあとの稽古に活かしてこそ意味があるよ。
いろんな稽古やってますが、点と点を線で結んでいきます。
稽古に繋がりを持たすように。
コレ何のためにやってんねやろう?
この稽古頑張ればどうなんねやろう?
この稽古の目的って何?
こんな風に疑問が芽生えれば、さらに成長するんでしょうね。
ほとんど稽古中に答えを言ってると思います。
時間かけて丁寧に説明したりサラッと独り言のようにしゃべってると思います。
”よく見る・よく聞く・よく考える”
まずはこの3つを意識しよう。
少しずつで良いので思考する癖をつけよう。
これから先、思考出来る人はレベルの高い(質の高い)稽古が一人でも出来るようになります。
どうすれば初速が上がるのかな?
どうすれば極めが強くなるのかな?
どうすれば軸が極まるのかな?
どうすれば相手に反応されないのかな?
考えながら稽古に向き合えるようになると、さらに空手が楽しくなると思います。
【固定式基本】
速いテンポで突き。
テンポが速いからといって引き手をごまかしてはいけません。
突きひとつとっても難しくなってきました。
テンポが上がっても普段とおりに出来ないといけません。
突きのあとは下半身トレ。
四股立ち突きです。
しんどくなってきたところからが本番。
ここで腰が高くならないようにね。
前屈立ち逆突きで斜角突きも行いました。
これはキレを上げるとともに曲げた膝を緩めませんので、地味でしんどい下半身トレでもあります。
しんどくなったら、もっとデカい声を出してみよう。
そしたら乗り越えられるねん。
【移動式基本】
3列になり移動式基本でした。
同じ幅・同じ長さで移動することは移動基本では大前提とした場合この時間、意識することは少なくとも2つはサラッと答えられなくてはいけません。(手技のタイミングと締めね)
まだまだあります。
1・軸の位置
2・手技のスピード
3・運足のスピード
4・バランス
1:
丹田を意識しておくと軸が整います。反り腰では強い突きは放てませんので、前足のつけ根に上体を乗せておくこと。
左右の突き手方向に軸が傾く場合、丹田の位置を意識してみよう。軸の意識で整います。
2:
形は流派の特徴を表現出来なくてはいけません。
私たちが学ぶ糸東流は、手技を最短距離(直線的)で繰り出します。
手刀受けを残したまま、次の準備に入りギリギリで手を入れ替えます。
受けが波打っていたり余計な動作を含んではいけません。
シャープな技を意識しよう。
3:
膝の抜きを使います。
前膝の抜きと同タイミングで後ろ足の寄せを使います。
勢いよく(速く)動こうとした場合、最初に動かす部位が後ろ足(移動足)となり結果頭が上下に動きます。
また自分のイメージと反し、あまり速く動けません。(『よっこらしょ』の動きで遅い)
動かすべきは前膝の抜き(と後ろ足の寄せ)です。
膝を抜くと前に進む推進力が生まれます。
その推進力と後ろ足始動では、明らかに動きが違うことに気づくはず。
抜きを使えば、不要な力感も無くスッと前進するのに対し、後ろ足始動では頭が浮きます。
床を蹴って進もうとするので、絶対に浮いてしまいます。
前者と後者を比べた場合、理にかなった動きは絶対に前者です。
4:
ここでいうバランスとはふらつかないバランスを指しています。
足の裏全体を使って身体を支えているとバランスは悪くなります。
固定式基本では、膝と肘を軽く緩め母指球に重心を乗せるよう指導していますが、形では前後左右に動いたり方向転換が含まれます。
形の中でグラついてしまっては致命的とも言えます。
もちろん下半身強化することで地面に根が生えたような安定した立ち方に成長していきます。
安定感を増すために意識する部位は、足裏の内側半分(親指側)です。
グラグラする人の大半は小指側に乗っています。
道場でも移動基本しますが、ひと種類1往復程度しか出来ません。
無意識の1本ではなく、立ち方・突きひとつをとってもこれだけのことを意識して移動基本しよう!
結局メニューはいつもと同じ、
基立ち・追い突き
前屈立ち・逆突き
猫足立ち・手刀受け
四股立ち
今日の四股立ちは軸足の張りをより意識すべく、下段払いは無しでした。
【組手】
この時点で60分経過。
固定式20分
移動式20分
形 20分
この予定でしたが形の時間が無くなってしまいました。
組手の稽古が無い日も多く、これではダメだと考えを改めました。
形と組手2つ揃って空手ですので、偏った稽古にならないようにしたいと思い、ここ最近は組手枠を60分取っています。
組手基本からスタート。
刻み突き
逆突き
ワンツー
刻み蹴り
この3つをフォームとコツを説明。
説明を聞く力をつけないと、無意識でメチャクチャな空手になるので注意しよう。
・モーションの無い刻み突き
・前で合わす中段カウンター
・差し込まれた時の中段突き
・ワンとツーの間を無くしたワンツー
・蹴りの間合いから放つ刻み蹴り
貴重な時間を使って説明しています。
全ては上手くなってほしいからこのような指導方法を取っています。
蹴りにリズム感が出てきた生徒が居てました。
先週の動画を観返した時に指導しきれていませんでしたので良かった。
後ろ足を半歩寄せたと同時に前足を抱え上げ膝から下を脱力してムチのように飛ばします。
この時、軸足の踵を相手に向けることと腰を切ることで蹴り足のつま先が更に伸びます。
飛距離が変わりますので、相手の突きが届かない安全な蹴りの間合いで組手が出来るようになります。
テコンドーミットを使いましたので、クリーンヒットするとパンっ!と乾いた音が響きます。
前で勝負する中段も深く潜ることで相手の突きが頭上を抜けていきます。
抜けた突きはポイントになりませんので、タイミング良く深く潜って突くことが出来ればポイントを奪えます。
キレイなフォームで刻み突きと中段突きを出せれば組手になります。
あとはハートね。
全体で組手行うのは3月いっぱいまで。
4月に入りましたら、神戸市大会・北区大会を見据えての稽古に切り替えます。
形のみエントリーしている生徒は組手の時間中、形オンリー。
2種目の生徒は、防具つけて試合形式に入るよ。
組手稽古はケガのリスクがあり目を離すわけにはいきませんので、基本私は組手中心になります。
形のみの生徒は自主練。
ひとりで形稽古する力が問われます。
大会に出ない生徒はどうしようかな。
入会したての生徒は形、そうでない生徒は組手かな。
ちょっと考えておきます。
また2部に上がりましたら、組手の稽古が増えますので防具が必要となります。
まだお持ちでない方いらっしゃいましたら、揃えておいてください。
こんにちは!
第一指定形の教範DVDです。
とうとう四大流派の指定形DVDコンプリート。
16種類の指定形を4枚に分けて販売していますので揃えるのもなかなか大変でした。
道場での指導もありますので糸東流はすぐに購入しましたが、他流派となると後回し状態でした。
【剛柔流】
サイファは短い形ですが立ち方の種類が多く、剛柔流の特徴も多く含まれています。
それぞれの立ち方の正確性とスムーズな移動が求められ手技とのバランスも大切です。
単調な基本動作で構成されていますが相手に手首や襟を掴まれたり、足を取りにくるのを解きはずす等、実用的な護身術の技法が主体になって構成されています。
谷派のサイファとはほんの少し異なります。
セーパイは逆技、投げ技など接近戦での護身術として効果的な技が多く含まれています。
特に巧妙な円運動が特徴です。
攻防技が一連になり緩急の動作をリズミカルに行うことが求められます。
谷派のセーパイもサイファ同様に挙動が少しだけ異なります。
足払い後に両縦拳で下突きする挙動が、谷派では中高一本拳。
また右弁足立ちが、谷派では交差立ちとなります。
剛柔の指定形でかなり練習した覚えがあり、セーパイは好きな形のひとつです。
【松濤館流】
模範演武は、ナショナルチーム男子団体形の在本 幸司選手。
ジオンは穏やかな動きの中に激しい気魂のこもった形です。
転身・転回・寄り足等を体得するのに適している形と言えます。
特に難しい技はありませんが、四肢の立ち方・技を正確に使えなくてはいけません。
緩急のリズム、方向転換の際の手足同時の基礎的な動きが大切で基本技を大変重んじた形です。
私は谷派のジオン・ジッテ・ジインをセットで覚えました。
カンクウダイは四方八方に敵を仮想し、各方面からの様々な攻撃を捌き受けて反撃のように変化に富んだ形です。
技の緩急、力の強弱、身体の伸縮はもちろんのこと、転回・飛び上がり・伏せ等があり大変難しい形です。
また分解では、棒を使って襲ってきた敵との攻防がありました。
興味深い内容です。
糸東流では公相君大と呼び、この形も公相君小・四方公相君とセットで覚えました。
このDVDは挙動順に沿って留意点はストップモーションで、字幕付きで解説してくれますので正確に覚えることが出来ます。
唯一無二の指定形。
間違って覚えてしまっては競技では勝てません。
指定形は特に正確に覚える必要がありますね。
こんにちは!
2024年度3度目の特練が中崎公会堂で開催されました。
この中崎公会堂、ゆり生にとって初めての場所。
私のお気に入りの場所です。
ここ最近使ってなかったのか、随分久しぶりに感じました。
明治時代の建物だと聞いていますので、築100年超えかと。
ただ空調整ってませんので、保護者の方は激さむだったのではないでしょうか。
道場生は1日組手でしたので大丈夫だったと思いますが。
稽古の方は今年から特練の進め方に大きくメスが入りました。
従来では形・組手どちらか好きな方に分かれて行っていましたが、今年度より県大会ベスト8クラスの選手を強化組、その他の生徒を育成組の2つ(計4つ)に分かれて稽古することになりました。
同じ組手でも強化と育成が同じメニューをこなすことはありません。
生徒個々のレベルに合わせた特練に生まれ変わりました。
この日のメニューはこんな感じでした。
1・準備体操
2・ウォーミングアップ
3・組手新ルール説明会
4・組手基本(帯分け)
5・組手稽古(グループ分け)
2024特練に申し込みしていたS君は欠席。
前回に引き続き、3年生S君と2年生R君が飛び込みで出席の計7名でした。
毎回飛び込み参加も歓迎していますので、どんどん稽古に参加してほしいです。
いつもと違う指導者、初めての場所、知らない他支部の生徒とともに稽古する緊張感を感じつつ自分を高めていってほしいな。
今年度特練の準備体操は私が担当しています。
主に肩甲骨と股関節まわりの可動域が広がるようなメニューを組んでいます。
肩甲骨回りは大きな突き技を出すためには大事な運動ですし、股関節まわりは蹴りです。
他にもハムスト伸ばすことでケガ予防にもなります。
前任の先生はラストに体幹トレ入れてたな。
ケガしたら空手どころではありません。
休んでる間、ライバル達は稽古を重ねますので差が広がる一方です。
ケガの予防はしておくようにね。(道場稽古の前にストレッチやっといてくれると嬉しい)
準備体操の次はアップ。
ここでしっかり身体を温めていないと、これまたケガに繋がります。
ジョグやダッシュ系にいろんなジャンプがあったり、組手フットワークなんかです。
アップで身体を温めた後いつもなら基本に入りますが、組手新ルールの説明でした。
いろんな生徒が居てますので、そもそものルールから。
・得点部位(突きの距離と蹴りの距離も)
・反則部位(種類も)
・先取(せんしゅ)とは
・あとしばらく(残り時間15秒)
・先取取り消し(反則注意)
・新ルール(C1とC2の統合)
・主審と副審の役割(主審:反則・副審:技)
・同点先取無しの場合の勝者の決まり方(技の難易度 → 副審判定 → 主審加わる)
・身だしなみ(主に女子選手)
20分間で上記の説明を生徒と保護者を交えて行いました。
保護者の方の中で、分からないことがあれば道場で聞きに来てください。
4月に入れば試合形式の中で生徒向けに、ルールについても触れていきます。
改めて感じますがこの新ルール、先取と蹴りの重要性が増します。
戦略上、蹴りを被弾しないガードの技術と逆に蹴りを最短距離で極める技を磨かなくてはいけません。
試合展開によっては、前に前に出てくる相手によってはカウンターの正面蹴りが有効になるかも知れませんね。
ひとつ気になるのは、主審や監査は赤青の極めた技を頭の中で覚えておくのは至難の業だと思います。
これをひと大会ずっと集中して出来るのかな。
記計係りがメモしとくんでしょうか、、
ここから帯ごとに分かれて組手の基本に入りました。
私は白帯(バンビ)のお手伝い。
構え方から始まりフットワーク、突き、蹴りを楽しみながら。
人口密度の高いオレンジ帯(と青帯)に行こうかとも思いましたが、振り向けば道場生がいっぱいいましたので止めました。
せっかくの特練だし、違う刺激を受けてほしいので止めときました。
引き続き、バンビ向けの指導が長けている西明石支部の先生のサポートに回りました。
組手の基本から、少し難しい内容に入りました。
組手のコンビネーション。
リズムの中から刻み突き → 中段突き → 刻み突き → 刻み蹴り → 上段逆突き
これを何度も繰り返しているうちに、段々リズム感が良くなり技が繋がってきました。
技が上手くだせた時の笑顔を見てると、どこの道場の生徒でも可愛く思えてきます。
名前も顔も一致しない生徒(ゴメン)ばかりですが、やけに人懐っこくて可愛かったです。
さてゆり生の頑張る姿もチラチラ見てました。
さすが特練に来る生徒達です。
皆良い顔して懸命に努力してました。
(でも打ち込みの時は礼をすることを忘れずにね)
それでこそ我が生徒!
突き技の基本
フットワーク
打ち込み
反応
こんな感じだったと思います。
次回は今月24日!
場所は今回と同じ中崎公会堂です。
形オンリーでやりますので、S君R君に続く生徒が出現することを期待します!
参加した生徒は皆、終わったあと達成感ある良い顔を見せてくれますので一度経験してみてほしいな!
こんにちは!
昨日は夜遅くまで大阪まで出張。
花粉に悩まされ一日中、目がかゆく鼻たれ状態でした。
この時期絶対に忘れてはいけない点鼻薬を忘れてしまいました。
今朝は天気も良く、気合マンマンで道場に向かいましたが風が冷たくて道場に着くなり暖房オン。
まだまだ冷えますね。
今日の2部は組手ガッツリのメニューを組んできました。
寒いしちょうど良かったな。
途中どんより曇り空からの猛吹雪でした。
-バンビクラス-
0・早練
1・ウォーミングアップ
2・体幹
3・固定式基本
4・形
-モンキークラス-
5・体幹
6・固定式基本
7・形
8・組手
バンビクラス
【早練】
先に入室していた3名と四の形から。
Mちゃんには引き続き四の形を稽古してもらっている間に、Aちゃんに平安二段を指導します。
形を教える前に、初めて学ぶ立ち方の説明を行いました。
基立ち・前屈立ち・猫足立ち・四股立ちの作り方です。
それぞれ正しい長さと正しい幅があります。
自分で確認出来るように丁寧に指導しました。
猫足立ちだけは軸の位置が異なりますので自宅の壁を使って確認する方法を説明しました。
今日はここまで。
次週いよいよ形に入ります。
幼児がどんどん集まりだしたので5名の生徒と十二の形を初挑戦することに。
ゆっくり形で順番を覚え始めました。
当時1年生と幼稚園児だった娘が、途中道場の外に逃げ出したのを昨日のことのように思い出します。
少し長い形ですので、優しく楽しくボチボチのペースでやっていこうかなと思います。
それにしても幼児たち可愛すぎ。
しっかり癒されています。
【ウォーミングアップ】
足元から冷えてたのでアップから入りました。
ジョグ・後ろ向き・サイドステップ・カエル飛びジャンプを往復し身体を温めました。
ジャンプ力があると組手で大いに役立つよ。
【体幹トレーニング】
V字プランク・バックフルアップ・サイドプランクでした。
これで90分経過しました。
小さい頃からの積み重ねで鍛えています。
どんなことでも良いので何かひとつ普通に継続出来るようになってくれたら嬉しいです。
【固定式基本】
引き手の高さについて説明しました。
いつも同じ位置に戻すようにね。
引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・四股立ち突き。
『技は両手で出す』
強い引き手を意識することです。
【形】
四の形でした。
3列に並び全員で数本打ち、いよいよ一人で打ってみることに。
しかも人前で。
幼児もしっかり一人で形が打てるまでに成長してきました。
一発勝負の形に全神経を集中させ自分のベストを尽くします。
打ち終わったあとに、修正点をひとつずつ指摘しました。
少しずつ自分の癖をなおし精度を高めていけば良いと思います。
いっぺんにいろんなこと言っても覚えられないんでね。
最後の最後に、もう一度全員で形を打つ前にアドバイスを受けた内容を各自振り返り、意識したうえで四の形を演武し今日の稽古を終えました。
みんな立派でした。
モンキークラス
【体幹トレーニング】
V字プランク・プランク・バックフルアップでとうとう230分経過しました。
もう既に4時間近く積み重ねています。
動きを加えた中でバチっと止まる体幹を投入したいのですが、階下が図書室ですしドタバタするようなのは見送っています。
体育館に戻ったら身体をコントロールするような体幹メニューをしようと思います。
【固定式基本】
先週素晴らしかった集中力。
短い回数を全力且つMAX集中力です。
まずは突きから。
ピッチを上げて20本程度だったかな。
今日の下半身トレは斜角突き。
頭の高さを変えずに下半身のキレで技を合わせます。
パチンと極まる感覚を身に着けてほしいところです。
もう一つ四股立ち突き。
腰が浮いてくるとダメ。
あと幅が長すぎてもダメ。
膝と足首は縦一直線でつま先の向きは45°
全員に伝えましたが、今日もやり切ったな!と自分で納得出来るくらい追い込んでほしい。
自分に嘘はつかれへんよ。
しんどくなっても、しんどい道を選べる人になってほしい。
ほんの少しの積み重ねですが、こっちの道を選べる人とそうじゃない人とでは1年後、技量に大きな開きが出てきます。
「最後の敵はいつも自分自身」
私はこの言葉で自分を奮い立たせています。
【形】
40分弱だったでしょうか。
形の時間を取りました。
まずは四の形。
なぜ今更四の形を打つのか。
この形を打つにあたり何を意識するのかを、もう一度説明しました。
覚えた形を順番通り打ってるだけじゃ成長しません。
・転身する際の身体の使い方(軸の乗せ換え)
・軸で回る
移動足で床を蹴って回ると勢いで軸足踵が浮き、結果頭の高さが変わります。
なかなか難しい内容ですが、この技術は形では必須。
いろんな種類の形がありますが、これは共通することです。(応用出来るってこと)
なので道場指導形である四の形で、こんな難しいことを稽古しています。
ここに意識を置いて一番初めに学ぶ四の形を、これからも本気で練習してほしいと思います。
次は、平安二段をひと挙動ずつ、キレの上げ方を中心に磨きをかけました。
まだまだ大会でのメイン形である平安二段。
今日大会申し込み用紙をたくさんの生徒から受け取りました。
出るからには勝ちたい!
他所の道場も同じ気持ちです。
出場すると決めた以上、大会当日まで本気で稽古してほしいと思います。
順番を覚えるための練習はもうとっくに終わっています。
これから強化する部分は、動き出しの速さ(キレ)・タイミング(極め)・抑揚をつける(形の中で一番の見せ所を作る)です。
考えながら稽古出来る人がドンドン頭角を現すよ。
時間の都合で平安五段はこれまでの指導を基に通し稽古で打ちました。
形稽古の最後に生徒に伝えたこと。
私たちが修練する空手には2つのスピードが必要です。
・上半身のスピード(形)
・下半身のスピード(組手)
上半身とは当然手技のスピードを指します。
超スピードで技を繰り出せるとオッ!と思わせることが出来ます。
隣で同じ形を打っていても、手技のスピードに雲泥の差があれば、それだけでアドバンテージがあります。
(もちろん正確な立ち方・技が出せる前提ね)
稽古の最後に、上半身のスピードを上げる方法を指導しました。
柔らかい布団の上で手技のスピードを磨いてください。
【組手】
組手の打ち込みに60分。
たっぷり時間を取りました。
組手に必要な下半身のスピード。
前に出たり、相手との間合いをパッと切るためには下半身のスピードは必須のスキル。
要するに瞬発力です。
この瞬発力を上げる方法も指導しました。
今日の内容は組手を始める前に、取り入れようかな。
スピードと跳躍力が無いと組手になりませんので。
ここでダントツの瞬発力を披露してくれたのが3年生S君。
形も組手もそこそこ出来るので楽しみな生徒のひとり。
さて本日のメニューに移ります。
3列に並んでミット打ち込み。
・刻み突き
・中段逆突き
・刻み蹴り
3年生が中心となり台になりグルグルと60分ひたすら打ち込みました。
基本に忠実にフォーム固め。
・刻み突きはモーションを無くす
・逆突きでは相手の懐に潜る意識
・刻み蹴りではリズム感と防御
課題はたくさん残ったままですが、やらないと上手くなりません。
まず自分で良いイメージを持つこと。
そのイメージに近づける意識で打ち込みを行ってほしいと思います。
競技を想定して稽古しています。
打ち込みひとつとっても、対戦相手を想定しないといけません。
間合いを計り、ドンピシャで突きが極まる距離を自分で掴むこと。
最後に刻み突きにおける残心の取り方について。
刻み突きの後、
1・スイッチしながら
2・引き手を取り(反対の手でガード)
3・バックステップ
までが『突き』であると、道場では指導しています。
この際のバックステップする方向ですが、相手の背後に回るようにね。
なぜ背後にまわるのか?
突きのあとの攻防が有利になるからです。
組手は相手の嫌がることをすることがセオリーです。
背中に回られると相手は反撃しにくく、たとえ刻み突きが極まらなくても、自分はそのあとの攻撃に即座に入ることが出来ます。
相手が嫌がる組手が出来るようこのあたりも意識していこう。
最後に上達する秘訣を記します。
道場稽古で頑張るのは当たり前です。
だって同じ時間・同じ内容を道場ではみんな頑張ってるから。
大会で入賞したければ『自宅で一人でいる時に何をしてるか』
みんながやってない時に稽古してると上達するよ。
(形 組手問わずね)
こんにちは!
先週体調を崩してしまい、とうとうお休みすることに。(ゴメンなさい)
6名の生徒から出席の連絡が届いていましたが、どうすることも出来ず寝込んでしまいました。
先日久々に身体を動かしましたが、やはり週1だと稽古日が待ち遠しかったです。
週2回がちょうど良いかな。
さて本日かなり急な出張が入りましたが、なんとラッキーなことに場所が灘区だったので、車でそのまま直帰。
雨にも濡れることなく早めに帰宅出来ました。
1・体幹
2・形
【体幹トレーニング】
夜練初の雨降り。
足元の悪い中、来てくれたのは新入会のMちゃんとH君でした。
プランク・V字プランク・サイドプランクで63分経過です。
【形】
形に入る前に糸東流の立ち方について説明しました。
Mちゃん早練組に混ざって稽古してましたので、ある程度出来てしまいます。
四の形・十二の形・平安二段までサラッと打てたりといった具合です。
改めて基立ち・前屈立ち・猫足立ち・四股立ちの作り方の説明をし、
重心の位置、爪先の角度についても説明しました。
爪先の角度が悪いと上体がどうなるか説明すると理解を示してくれます。
形を打つ際もそこに意識が行くのでスムーズに進行していきました。
2人で四の形・十二の形を2本ずつ合わせ、平安二段に移ることに。
打つごとに課題を修正し精度を上げていきました。
課題も伝えたので自宅で修正してきてくれると嬉しいな。
Mちゃん猫足立ちが良い感じで深く落ち、四股立ちの方も股関節の可動域が広い。
繰り返し稽古することで、立ち方が美しく仕上がっていきそうで今後がとても楽しみです。
ゆり空手に新しい風が吹く予感がします。