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2023年11月19日 (日)道場稽古77
こんにちは!
昨日はクラブ開放がありませんでしたので、本日振り替え稽古でした。
久々のおはよう空手!
9時ちょっと前に着いたら、すでにたくさんの生徒たちが待機していました。
バンビクラス
1・ラダー
2・体幹
3・固定式基本
4・形
モンキークラス
5・ラダー
6・体幹
7・固定式基本
8・形
9・組手
-バンビクラス-
【ラダートレーニング】
ゆりの幼稚園生6人組。
とても元気いっぱい!
新入会のMちゃんも、体験初日から溶け込んで大きな声で稽古しています。
出来ることも少しずつ増えてきて、楽しそうに稽古してくれています。
そんな姿観てると、こっちまで癒されてしまいます。
今日はいつものスピード系にリズム系ひとつを追加しています。
・クイックラン
・グーパー
・ラテラル2イン2アウト
・スタックアウト(パーチョキ)
【体幹トレーニング】
サイドプランク・プランク・V字プランクで48分経過です。
予定では年内60分超えます。
プランクをちらっと見たところ整った姿勢の男子生徒を発見!
粘りが出てきたらなお良いですね。
しんどくなってきたところから、どれだけ頑張れるかがポイントです。
【固定式基本】
突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い
この辺りはスムーズに技が出せるようになってきましたね!
そろそろ全員で形の練習に入れるかな。
幼児も交えての基本のあとは基本審査も少々。
中段横受けと中段突き
上段揚げ受けと上段突き
正しい技の出し方と手の位置、運足、基立ちあたりを審査しています。
あとどこを突いてるのか。
(正中線且つ鳩尾の高さ)
(上段突きは自分の顎の高さね)
今日の新しい学びは、力の込め方。
受ける(突く)瞬間にだけ、グッと力を込めよう。
【形】
垂水区組よく頑張ってる。
家練積んでるのが観てて伝わってきます。
やっぱり目標を持つって、つくづく大事だと思います。
大会にエントリーしてこの2ヵ月程度でしょうか、ホントによく頑張ってる。
大会で勝ちたい。
審査を受けたい。
目標があるからこそ、道場でも家でも頑張れるんでしょうね!
大会前最後の稽古は、入退場の所作。
礼をするポイントを中心に勉強しました。
ゆりでは全員、形を打つ前と打ち終わりに礼を行いますので習慣づいていますが、入退場となるとまだ未経験です。
いらんところでパニクッて本来のパフォーマンスが発揮出来ないと悔いが残りますので、形稽古は行わず所作のみに時間を割きました。
僅か1分弱の短い時間です。最高の集中力で挑むようにね。
最後にアドバイスするとすれば、気合だけは絶対に負けるな!
-モンキークラス-
【ラダートレーニング】
久々のラダー。
週に1度、2時間しか無い貴重な時間です。
来年春を見据えて課題を持って取り組んでいることがありますので、ラダーがメニューに割り込んでくることは少なくなってくるかな。
こないだやったように、ラダーを組手稽古のツールとして使うことはあるかもですが。
マンネリ回避もあって、基本の時間を少し短めにしてラダーを戻しました。
・シャッフル
・2イン2アウト
・グーパー
・スタックアウト
・スラローム
・ニーホップ
2本目は後ろ向きでした。
リズム系は難易度高いですが、ドタドタ感が抜けないうちはまだまだかな。
足の裏全体で走っちゃダメ。
床への接地時間を短くすること。
来週、組手向けラダーを取り入れます。
【体幹トレーニング】
今日は車が使えませんでしたのでハンドミット2つと荷物は最小限。
ディスク無しの自重プランクでした。
最近生徒にひとつずつ選んでもらっています。
・バックフルアップ
・プランク
・サイドプランク
175分経過です。
【固定式基本】
バンビ数名も合流して固定式です。
初メニューがひとつ。
手技のキレをもう一段上げる稽古でした。
突いた手で中段横受け。
指定形を覚える段階に差し掛かっていますので登場です。
技のキレを上げる方法を2つ指導しました。
糸東流らしくシャープにね!
バンビの生徒はついてくるのが、大変でしょうが上のクラスで稽古しようと思えば
『聞く力』・『考える力』
この2つが無いとついてこれません。
逆に言えば、この2つに見込みがあれば上のクラスで稽古出来ます。
2部の生徒でも同じです。
稽古についてこれなくなると、審査を受けることが出来ません。
・稽古を休まない(ついてこれなくなる)
・稽古時間は集中する(よく聞く)
・思考する癖をつける(よく考える)
下半身強化メニューは屈伸逆突き。
軸足の踵側に軸を乗せ、前屈立ちとなり逆突きします。
足腰鍛えるとともに、腰の回転を使って突く稽古です。
真の目的は腰を入れて突く感覚を養うこと。
これも生徒の意識ひとつです。
繰り返していると足腰が強くなりますので、自然と軸ブレの無い理想的な突きが出せるようになります。
土台作り頑張るぞ!
審査向けでは、左右の正面蹴りでした。
・中段の高さを狙えているか
・正しい蹴り方が出来ているか
・上足底で押し込めているか
・頭の高さが変動していないか
・床と平行に足を動かせているか
・ムチのようにしならせているか
このあたりを意識しよう。
股関節が詰まっていると足が上がらないので待ち時間ストレッチするようにね。
良い結果を出す人に共通して言えることは、決して準備を怠りません。
おしゃべりなんかもっての他だし、ボーっとしてないよ。
意識高い系になろう!
【形】
ごめんね。
垂水区組に時間をもらいました。
もう一度、入退場の所作と試合形式で形を打つ時間をもらいました。
大会慣れしてきた先輩生徒にお手本を見せてもらい、バンビ組は所作から形を打ち終え退場する一連の流れを経験しました。
最後は全員で一本だけ形を打ちました。
【組手】
今日のテーマは間合い(反応)
道場では、信号の色に例えて指導しています。
青信号:安全な距離
黄信号:踏み込めば届く距離
赤信号:危険な距離
この1年半で基本的な技を知ることから、今ではカウンター(対の先)まで経験しています。
今日やった反応トレは距離を保つ練習です。
相手が仕掛けてきたら取るべき手段は2つ。
カウンターで合わせるか、距離をキープするか。
相手が赤信号に侵入してきた時、居ついてしまっては組手になりません。
実技に入る前に、稽古の目的を十分に摺り込みました。
ここでも『よく聞く』は重要です。
前拳タッチされたら、素早く2歩バックステップで間合いを切る。
切った瞬間、元の位置に戻る。
生徒の動きを見ていましたが、軸がブレるとどうしても前に戻る動作が1テンポ遅れてしまう。
ここでも焼き鳥の串をイメージしてほしいところですね。
もうひとつ、軸足の溜め。
これがないと素早く戻れません。
動きが掴めてきたところで、逆上の返し技を追加。
いわゆる『後の先』
先々週くらいから、取り入れたスウェイからの返しとは少し異なります。
今日は反応がテーマでしたので、間合いをキープです。
なかなか良い動きする生徒もチラホラ居てますし、道場でも試合形式そろそろゴーだそうかと思います。
プレスも習って、今日バックステップの意味も知りました。
そしたら横の動きも取り入れてフットワークに幅を持たせたいところです。
ブザーと手で十字方向に合図を出しながら、
・左右の動き
・前へのプレス
・後ろにバックステップ
・スイッチ
・突き技
最後はハンドミットに向かってワンツーと
刻み突き → 刻み蹴り
稽古の度に、少しずつ進化していく道場生たち。
組手覚醒する日が来るのも近いかも知れません!
2023年11月14日 (火) 夜練9@小部中学校
こんにちは!
一気に冷え込んできました。
組手中心のメニューだったこともあり、ペラペラの組手道着でした。
あまりの寒さで頭痛がひどいです。
ホントに冬は苦手である。
1・体幹
2・組手
3・形
【体幹トレーニング】
プランク・V字プランク・サイドプランクの27分経過。
ディスク無しの自重トレーニングで行いました。
いつの間にか3分くらい余裕でこなすようになってますね!
成長してる。
ストップウォッチ片手に暇してる私は腹筋を50回!
【組手】
夜練ではあらかじめ、メニューを会員ページで開示しています。
この日は組手中心でしたが、垂水区(形)を控える生徒もいてることから組手の稽古は小休止を多めに取り入れその間、形組に合流といった流れで進めました。
形オンリーの女子チームはずっと形を頑張っていました。
道場が広いのでフットワーク。
『構え』と『溜め』を崩さないことが基本です。
もうひとつ言えば、動かして良い部位は足首だけ。上体が上下してしまうと目線がブレるので得することはありません。
無意識とならないよう、声掛けしながら一つひとつを徹底して行いました。
同じ流れで、次は技を繰り出します。
自分の思ったとおりに、単発・連打・蹴り・プレス・バックステップ・左右横の動き・スイッチを複合的に行います。
相手を想定していれば、目線は常に前、得点を狙う技では残心が必要です。
これも、横からついていき声掛けで意識付けしました。
この辺くらいから温まってきたんじゃないかな。
組手の稽古をする度に伝えていますが、反射神経が問われます。(神経系トレ)
速く動くスピードと同じくらい、反応速度も必要です。
脳からの指令を素早く身体に伝える能力のことです。
拳と拳が触れ合うくらいまでに接近を許してしまっては、リスク(失点)が高まります。
この距離まで侵入を許してしまった場合、取るべき手段は2つ。
1・カウンターで合わせる
2・素早くバックステップで間合いを切る
カウンターはこれまで道場で稽古していますので、今日は間合いを切る練習を行いました。
切る練習というよりも、試合運びの中で「間合いを切る」選択肢があるとないとでは大違いです。
頭の中に残っていれば、試合中活かされるかも知れません。
そのためには教えておいた方が良いに決まってますので、今回稽古に取り入れました。
ペア相手に拳サポをタッチされた瞬間、2歩バックステップで下がり間髪入れずに1歩で元の間合いに戻ってきます。
初めてなのでフェイントなしで行いましたが、大人数でペア相手をグルグル変えながらやると面白いかも知れませんね。
応用編では、バックステップ後に素早く返し技を入れる。
上段逆突き(逆上)でした。
これまで似た練習で軸足だけ下げたスウェイバックからの返しをやってましたが、今日のはバックステップね。
次のメニューは、中段差し合い。
通常では向かい合って互いに中段突きのスピード勝負となりますが、胴当てしてませんので私の手に向かってスピード対決となりました。
3人だけだったので勝ち残り戦。ブザーが鳴った瞬間中段突きオンリーです。
審判に旗を上げてもらおうと思えば、タイミングと深くてキレイな姿勢は必須です。
また突き手が流れてはいけません。
真っ直ぐについて真っ直ぐに戻す。
ほんで軸足に戻す。
大ヒント書いときます。
中段突きは「手」から始動してみてね。
前足の着地と同時に引き手が取れてるのが理想的です。
(道場では、真半身のまま足から入ると教えてますが)
どうしても、スピード対決となるとフォームが乱れがちですがこのあたりが全部出来て『突き』です。
でも面白かったですね!
大勢で勝ち残り戦して、負けた人は罰ゲームしようかな!
最後は横の動きでした。
これは、ずっと前に道場で教えた記憶がありますが、フットワークの中でちょっとしたアクセントとなります。
超簡単に説明すると、前足を行きたい方向と反対に軽く踏み込むだけ。
タ.タンのリズムで動けるようにね。
これも脳からの指令に身体が素早く反応出来ないといけません。
複雑な動きはゴールデンエイジ期にたくさん数をこなして自分のモノにしていこう。
この時期に覚えた動作は一生身体は忘れないと言われていますので、出来るまでやろう。
・前に出るプレス
・素早く間合いを切るバックステップ
・リズムを変える左右のステップ
・奇をてらうスイッチ
組手はイニシアチブの掴み合い。
相手が嫌がることをどんどん仕掛けて、自分のペースで試合運びが出来るよう意識してフットワークの練習を取り入れよう!
リズムに乗った技は、どんどんポイントに繋がりやすくなります。(審判の旗が上がりやすい)
【形】
合間で指導していた形。
Mちゃんすごく頑張ってますね。
先週の道場で修正していた演武線がテープ無しでも良くなってきていました。
この日指摘したことを記します。
・足の運び方は半円(幅に注意してね)
・目付の位置(足元ではない)
・発声は腹の底から(喉じゃない)
・上段揚げ受けの移動は前屈立ち
何よりも気迫!
デカい声で気合を出し、失敗しても良いので堂々を大きな技を出そう!
Eさんも毎回とても熱心に頑張ってます。
指導したことが次回までに修正されています。
ご自宅でも稽古されているのが凄く伝わってきます。
最大限努力されています。
他の生徒たちにとっても、良い刺激になってるんじゃないでしょうか。
今日新たにお伝えしたことは、背筋の緊張感。
終始肩甲骨を意識して形を打つよう心がければ、見栄えが上がります。(全ての立ち方に通じます)
もうひとつ相手の腕を掴んで引き込む挙動では、自身の上半身が崩れないように注意しましょう。
他にもR君 平安四段をゆっくり形で稽古しました。
ひと挙動ずつ、正しい立ち方・技の確認でした。
Kちゃんは平安五段。
受けからの突き。
この挙動のスピードの上げ方を指導しています。
形の始めと最後の挙動は特に印象に残りますので、強化したいところですね。
中段肘支え受け・下段交差受けの入り方も少しアクセントを加えました。
また、中盤の肘当て (基立ち)/ 中段横受け(交差立ち)の入り方も2種類練習しています。
基本に忠実に立ち方を強調する入り方とスピードに乗ったキレを強調する試合向けの見せ方。
お好きな方で練習してほしいと思います。
次回の道場稽古は、入退場の練習を試合形式で行います。
2023年11月11日 (土)道場稽古76
こんにちは!
だんだん寒くなってきました。
冬は苦手な季節です。
多目的室は絨毯敷きですのでまだそれ程ですが。
体育館に戻る頃には、サーキットトレで身体を温めてから稽古に入る方が良いかも知れませんね。
大会に向けた形練習で汗を流しつつ12月の審査と同内容の基本練習もスタートしました。
バンビクラス
0・早練
1・ラダー
2・体幹
3・固定式基本
4・形
モンキークラス
5・体幹
6・固定式基本
7・形
8・組手
-バンビクラス-
【早練】
十二の形と平安二段で臨む垂水区大会。
3名の生徒が早練に参加。
先月くらいから取り入れている「ゆっくり形」
目的は、正しい立ち方・技・タイミングを身体に染み込ませること。
意味もなくゆっくり打ってるわけじゃないよ。
正確な動作を確認しながら行うようにね。
スピードにとらわれてしまうと、一つひとつが雑になりがちです。
今日は、引き手の取り方を追加しています。
胸の前でバッテン作って技を出してみよう。
家練しっかり頑張ってね。
もうひとつ正しい演武線の習得。
平安二段では斜めの演武線が出てきますが角度が悪いとマイナス評価ですので、ここを重点的に稽古しています。
養生テープで一本ラインを引き練習すれば劇的に上達しましたね。(四股立ち下段払い)
(平安二段、上段揚げ受けからの下段払いはテープを跨ぐようにね)
工夫ひとつで上達しますので道場だけでなく、同じ内容で家練してほしいと思います。
【ラダートレーニング】
暫くスピード系を繰り返します。
速く走るコツを先週説明しました。
今日質問したところ、ちゃんと覚えていて実践出来ていました。(嬉しい)
・クイックラン
・グーパー
・ラテラル2イン2アウト
各2本ずつでした。
【体幹トレーニング】
バンビクラスも体幹トレを取り入れています。
幼稚園のうちから頑張っていますが、1年後どんな形を打っているか楽しみですね!
体幹って目に見えるものじゃないから効果が分かりにくいですが、体幹が弱い人の特徴は姿勢が悪かったり、ちょっとしたことですぐバランスを崩してしまいます。
姿勢が悪いと当然形競技に悪影響ですし、体幹が弱いと激しい動きの中で攻撃したり防御したりする組手競技にも悪影響です。
整った軸で美しい姿勢をキープ出来たり、不安定な中でもバランスをキープ出来るようになれば体幹が強くなったと言えるんじゃないかな。
数値化出来るもんじゃないから、これ以上の説明は出来ませんが、1年間続けた人と何もやってこなかった人とでは違いは明らかです。
1年後、理想の形が打てるよう毎週頑張ろう!
今日で45分経過です。
【固定式基本】
いつもオレンジ帯のお兄ちゃんがみんなの前でお手本を見せてくれます。(ありがとう)
お手本してくれるからこそ、先生は一人ひとり回って修正することが出来ますのでとても助かっています。
先週の続きをおさらいし、帯よりも下を防御する『下段払い受け』を学びました。
道場では下段払い(げだんばらい)と呼んでます。
・引き手
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
・正面蹴り
さぁここから先は、12月の審査の内容に入ります。
いつもやってることとなんら変わりません。
基立ちで中段横受けして突いて移動するだけです。
しっかり集中して目で見て聞いてほしいな。
キョロキョロしてたり、違うこと考えてる生徒は一発で分かります。
道場に何をしに来ているのかよく自分で考えてみてください。
よく聞かないと分からない
分からないと出来ない
出来ないと面白くない
この負のループに入ってはいけません。
やる時はやる人になってほしい。
1月から数名を上のクラスに上げてもついていけるかを今、見定めています。
でもバンビクラスの僅か1時間が集中出来ないようでは、上のクラスに上がっても稽古についていけないことでしょう。
ここから先は自分次第です。
意識ひとつで上達速度は大幅に変化します。
集中して説明を聞き、
(何を言ってるのか)頭で理解して
行動に移す。
やることはいつも同じですし、特に難しいことは言ってません。
しっかり集中してたら出来るよ!
【形】
新入会生も幼児も全員で形!
初めての形は四の形!
全部基立ちで移動して、中段横受けと追い突きを交互に繰り返します。
演武線は左 → 右 → 前 → 後ろ
垂水区組の形をチェックすることを重点的に行っています。(ゴメンね)
四の形・十二の形・平安二段を打ちましたが、
全員に共通することを記します。
形は打ち急いではいけません。
一つひとつの挙動をピタっ!ピタっ!と止まること。
ここが理解出来ないと上達しないよ。
大会や審査合格と明確な目標が各自出来ました。
後悔しないよう、引き続き努力を重ねてください。
(つづく)
-モンキークラス-
【体幹トレーニング】
・プランク
・サイドプランク
・V字プランク
久々登場のサイドプランクだったような。
今日で172分経過。
それにしてもスゴイな。
こんなに体幹トレやってるなんて。
3分間の積み重ねでトータル3時間近く続いています。
軸(腹筋 / 背筋まわり)を使って素早く回ってピタッと止まれるようになれば体幹力がついてきた証拠じゃないかな。
フルスピードで転身してビタ止まり出来るか試してみよう。
『焼き鳥の串』ね。
【固定式基本】
バンビも数名合流しての基本でした。
このクラスで稽古しようと思えば『聞く力』をつけないといけません。
よーく説明を聞いていれば必ず力がついてくるので頑張ろう!
今道場では、来年春の大会を見据えて下半身強化に入っています。
冬の間に力を蓄え、来年成績が今より少しでも上がるよう頑張ろう!
私も指導方法やメニューを一生懸命考えます。
-四股立ち突き-
ある意味根性トレです。
自分に厳しく四股立ちを緩めずひたすら立ち方をキープ。
しんどくても自分を追い込めるようになってほしい。
基本稽古で精神力を高めています。
しんどい時こそ大声で気合ね!
デカい声出したら本来の力以上のものが発揮されるよ。
諦めずに、ここを乗り越えることが出来たら心がひとつ成長します。
小さな成功体験をたくさん積み重ねてほしいと思います。
-斜角突き-
これも根性トレ。
左右斜め45度に前屈立ち / 逆突き
3本目は正面に四股立ち突きです。
頭の高さを変えないことが重要です。(しんどいよ)
もうひとつの目的はこの稽古で『キレ』を上げる感覚を掴みます。
逆突きを極める瞬間、腰を入れる(ぶつける)ようにね。
腰を入れる方法ですが、『軸足の踵』を素早く切ること。
技は下半身の力を手技に伝えます。
要するに、足 → 腰 → 手 の順に下半身から連動して手技に伝わっています。
身体の使い方を正しく理解出来れば、形は上手くなります。
根性トレで土台を作って、理論を理解し身体を上手くコントロールすることでキレを生み出そう。
そして粘り強く続けている体幹力を発揮して極めを強くしていこう。
何気にいろんなことしてるが、どれかが欠けても形の競技力は上がりません。
お手本を披露してくれた3年生S君、シャープに腰がキレていました。
軸足の張りがとても良く、下半身から連動して逆突きが出ていました。
下半身のキレが高い生徒、組手にセンスを感じる生徒、飲み込みの早い生徒なんかが、ゆりでも出現しだしています。
今日でもお手本となる生徒が数名いましたね。
-腰の切り替えし-
斜角突きから突然変異で出現した新しいメニューです。
私たちが学ぶ流派、糸東流(しとうりゅう)の特徴は最短距離(直線的)で技を出し、特に身体のキレが求められます。
リラックスした状態で腰を左右に素早く切り返すことでキレが高まります。
胸の前に両手を置き、平行立ちとなり、素早く踵を切り返し軸足側の腰を切る稽古を取り入れました。
ここで、良い動きを見せてくれた2年生R君。
指定形の後に習うであろう自由形。
軽快な挙動が多くリズミカルに演武しないといけない首里手(糸洲系)の形を打つには、腰のキレは極めて重要です。
ジッテやジオン・公相君なんかです。
四方八方の敵を仮想する形なので、動きだしのスピード・腰のキレが無いと上手く打てません。
だらんと脱力した状態からスパーーンと、腰を切る練習でした。
突然アイデアの神様が舞い降りてきたなー。
審査に向けたメニューも少々。
バンビクラスも居てたので、改めて白帯向けとオレンジ帯の基本を行いました。
四股立ち / 突き・下段払いでは、立ち方・演武線・運足・突きのコースなんかを審査しています。
基本・形含めて50分程度しか時間を割けませんので、短い時間・回数で行いますので集中して取り組んでね。
(初めての説明以外はなるべく時間はかけたくない)
【形】
今日の集中力良かったなー
・人の時間を奪わない
・集中力が途切れたら自ら小休止を取る
・スペースを自分で見つける
ちゃんと守ってくれてた。
今日新たに加えたこと。
例えば、場所取りが悪く1本とおしで形を打てない場合、部分稽古でも構いません。
普段、指摘されている挙動をひたすら繰り返すことも立派な練習です。
低学年が集まる道場ですので、自主的に行うにはまだまだ難しいですが、次の立ち方に素早く移る「軸乗せ」
狭いなりの稽古方法がありますので、今まで教わったことを振り返りながら個人練習するようにね。
前から言ってますが形の時間は自分と向き合う時間です。
反復練習は無心になることが重要です。
腰の切り替えしをやるのもグッド!
垂水区組を指導しました。
Sちゃん:打ち急がずに技を一つひとつ極める(力を込める!)
Mちゃん:今日覚えた引き手(バッテン)の使い方と養生テープを使って斜めの演武線を身体に叩き込む!
Eさん :転身は軸足の切り替えしでキレを生む 前屈立ち → 四股立ち は前足からの寄せ足
以前から気になっていたR君、平安二段のある挙動。
本人からのリクエストもあり徹底的に部分練習することに。
前屈立ち / 下段払い → 基立ち / 打ち落とし
1・基立ちの長さが足りない
2・中心軸が取れず後傾する
3・打ち落としが上段となる
1・
色違いの絨毯の境い目を使って、右足の使い方を修正しました。
絨毯の色で可視化出来たので、後半素早く動いても正しい基立ちが取れるようになりました。
この方法で家練繰り返してほしいと思います。
2・
基立ちの軸は中心にあります。
焼き鳥の串を意識すること、もうひとつは重心を前足つけ根に乗せると立ち方が安定するよ。
3・
肩の高さになるようにね。
鏡の前に立ち、横向きで打ち落としで止まって確認してみてね。
道場でも窓に映った自分の姿を観て確認することも出来るよ。
いつも一生懸命に稽古するR君。
しょっちゅう稽古観てくださいと貪欲です。
なんとか入賞させてあげたい。
全員には声掛け出来ませんでしたが、各自気になる点を記します。
稽古の際意識すれば上達します。
K君:形も組手も軸が大事。上体が前後左右に揺れないように。
K君:肩甲骨を意識して形を打つ。(背骨の緊張感を出す)あと顎を引かず顔は自然に正面を向くように。
S君:猫足立ちの幅と長さ。前足を下げると踵が交わる位置ね。長さも少し長めで上足底が立っていない。
I君 :腰が流れている。右手と右腰・左手と左腰で引っ張り合いっこしてみてね。
S君:上段揚げ受けは、拳3つ分のスペース。拳の先端は反対の肩口まで持ってくるようにね。あと軸足の角度は30度ね。
K君:一つひとつの挙動に腰を入れて形を打つ。立ち方に安定感を出すには足の裏全体で立つのではなく親指側に重心を乗せてみてね
R君:猫足立ち下半身の向き。基本を丁寧に。
S君:引き手の癖が抜けない。手首は曲げたままじゃ骨折れてまうよ。もう一つ、猫足立ちでは軸は後ろ足の踵に乗せよう。
Kちゃん:猫足立ちの高さが左右違います。頑張って落とすんじゃなくて、ただただ脱力するだけね。
Yちゃん:腰のキレとスピード。素早く腰を入れるよう切り返しの練習量を増やそう。スピードの上げ方は後ろ足を前に速く送ることを意識しよう。
垂水区が終わったら指導が全員に行き届くように、3人1セットでの形稽古に切り替えようかと考えています。
積極的にアドバイスを求めに来る生徒も居れば、寡黙に打ち込む生徒がいたりと様々ですので。
最適な練習方法を模索しています。
【組手】
この日の組手のテーマは、
1・60秒間動き続けられる体力をつける(体力UP)
2・フットワークの中でブザーに瞬間的に反応して技を出せる(反射神経UP)
3・視覚に入ったまとを素早く的確に捉える(動体視力UP)
組手競技は60秒フルタイムで競います。
スタミナ切れしてるようじゃ、後半まとになるだけですので足を止めず動き続ける練習を行いました。
まずはフットワークオンリー。
但し決まりごとが3つ。
構えを崩さない・膝の溜めをキープ・対戦相手から目を離さない
緩急つけたり、前拳・前足でプレッシャーかけたり、スイッチしたり、フッと沈んでみたり、斜めから入ってみたり、突然止まったり、出入りしてみたり、、
決まり事さえ守っていればあとは自由です。
そうやって自由な発想で自分の組手スタイルを構築していけばオッケーです。
組手は相手の嫌がることをして、自分のリズムに引きずりこめば勝率が増します。
いろんな動きや、駆け引きを覚えていってほしいと思います。
2度フットワークを繰り返したあと、今度はブザーに合わせて刻み突きも2セット。
逆突きも2セット。
最後はフリーです。
単発・連打・突き蹴りのコンビネーションでした。
フリーでは、最後自分が何で極めるかが大事。
残心と気合(声)です。
一瞬のスピード(出入り)と反射神経が必要な競技だし、足を止めることなく60秒動き続けるだけの体力も必要になってきます。
しかも大会ではメンホーつけるので、さらに呼吸が乱れます。無駄な動きや得点に結びつかない攻撃で体力を消費させてしまうことは避けなければなりませんね。
動きの中で技を出す練習をしたあとは、ペア練習です。
片側が背中を向けて待機し、ブザーの音が鳴ったらクルっと向かい合い、構えた位置に反応して技(刻み or 逆上)を出す練習です。
動体視力が上がると瞬発力が向上します。
この組手競技では判断の速さ、一瞬のスピード(瞬発力)がとても重要です。
この練習を通じて、脳から筋肉への伝達スピードを高めていきます。
ペア相手の力量も問われるよ。
ブザーに合わせて振り向いた瞬間に動かしてあげないといけませんので、途中フェイントなんか入れてあげると難易度上がりますね。
眼と手の協応動作(コーディネーショントレーニング)でした。
締めくくりはミット。
ミットも動きの中から蹴りを出す練習でした。
『フェイントやプレスをかけながらの実践を想定した中段回し蹴り』がテーマでしたが、どうだったかな。
今道場では、少しずつ試合形式に向けて稽古を重ねています。
・動く(フットワーク)
・ダマす(フェイント)
・相手を下げさせる・前に出させる(プレッシャー)
この辺りをひと通り、経験し試合形式に移りたいと思います。
試合形式では、これまで習ったことを試す場です。
いろんなこと学んで、触れていくうちに自分の組手スタイルが出来てるかもね!
※来週18日は音楽会当日なので稽古日が翌19日(AM)に変更になります!
2023年11月7日 (火) 夜練8 @小部中学校
こんにちは!
ちょっと早めに自宅を出たつもりでしたが、ふと車の時計を見たら18時24分、、
抜け道使ったところ18時27分着!
近いって良いな!
1・体幹
2・糸東流の立ち方
3・移動式基本
4・形
5・組手
【体幹トレーニング】
ディスク持参しました。
プランクと片足立ち(左右)で24分経過です。
不安定な状態でバランスを保ちますのでインナーマッスルが強烈に刺激されます。
自分も1分やりましたが、苦手な方の足はプルプル揺ら揺ら。
衰えてます、、
【糸東流の立ち方】
先週平安形に登場する立ち方を説明したつもりでしたが、後屈立ちが抜けていました。
先週お休みだった生徒もいてましたので始めから説明しました。
・基立ち
・前屈立ち
・猫足立ち
・四股立ち
・交差立ち
・後屈立ち
1年生も幼児も参加していますが、一生懸命学習しています。
基立ちをベースに説明していますので理解しやすかったかと思います。
自分で確認出来るようになればこっちのもの!
【移動式基本】
道場が広いのでロング、生徒も少ないのでしっかり観ることが出来ます。
始めに自分たちの流派の特徴・移動式基本の目的を説明しスタート。
基立ち / 追い突き
前屈立ち / 逆突き
猫足立ち / 手刀受け
四股立ち / 下段払い
一人ひとりの癖を指摘しながら丁寧に稽古しています。
長さ・幅・手技を出すタイミング・軸・腰の締め具合・頭の高さを変えない
といったところでしょうか。
ここから、まだ道場で取り入れていない移動式に移ります。
異なる立ち方での移動式。
基立ち(下段払い)
↓
猫足立ち(手刀受け)
↓
四股立ち(下段払い)
↓
後屈立ち(下段払い)
手技も流派の特徴から逸脱してはいけません。
たまには気分転換になるような違うことしないとね。
ホントに飽きてしまってはいけませんので。
この夜練メニュー次なにしようかいろいろ考えるのが今、自分の中で楽しい時間になってます。
普段の延長線上もあり、自由形もあり、リクエストを反映するのもありです。
2年生R君・3年生S君。思わず見とれてしまう程の美しい前屈立ちを見せてくれました。
いらん力が抜けた、無理の無い姿勢でした。
一緒に空手を始めて1年半。
継続は力なりですね。
しっかり身についてると思うと、なんか嬉しかったなー。
教室開いて良かったと思える瞬間です。
【形】
短い時間でしたが形稽古を。
垂水区組のH君とMちゃん。どんどん上達しています。
稽古を重ねる度に、良くなってきていますね。
家で練習してるのが観てて伝わります。
試合経験を重ねている2年生2人に、入退場の所作を披露してもらいました。
そのあと、垂水区組にも経験してもらい稽古を終えました。
【組手】
ここからは2人の生徒と組手です。
道場で練習している、捌いてからの返し技。
奥拳を使っての返しを新たに練習しました。
スペースに余裕があれば、前拳で捌けば良いですが、
相手に深く入られた時(差し込まれた時)奥拳が有効です。
もうひとつ、引き込んでの裏回し蹴り。
コツは、
①前足の抱え込み
②上半身を後ろに倒す(顔は相手を見る)
ペアとなり前の手を握り合って、抱え込む練習からスタート。
この抱え込みが弱いと、互いの手が邪魔になって足が上がりません。
抱え込む感覚が掴めたところで、軽いフットワークの中から引き込みの練習に移りました。
今日はここまででした!
新しい場所はとても新鮮でテンション上がりますね。
私は3分で学校着いたことにテンション爆上がりでした。
2023年11月4日 (土)道場稽古75
こんにちは!
11月とは思えない温かさ。
とても過ごしやすく今日も良い汗をかきました。
新入会の姉妹も加わりましたので、バンビクラスでは一人ずつ自己紹介を行いました。
バンビクラス
0・早練
1・ラダー
2・体幹
3・固定式基本
モンキークラス
4・体幹
5・固定式基本
6・形
7・組手
-バンビクラス-
【早練】
大会を控えた生徒と形を練習しています。
限られた合同時間は基本を中心に行いますので、早練や2部に混じって努力を重ねています。
一人ずつ形を指導した後、最後全員で合わせました。
みんな稽古の度に上手くなってきている印象です。
自分でも感じているんじゃないかな。
今日のアドバイスを記しておきます。
全員に当てはまることなので、家で練習する時に意識してください。
・拳の握り方をキレイに
・進行方向におへそを向ける
・基立ちは前膝を軽く曲げる
・技は引き手を強く取る
・猫足立ちは右足の踵にお尻を乗せる
・前に出る足が着地した後少し遅れて突きを出す
・四股立ち下段払いの引き手は水月に小指つけ根をはめる
【ラダートレーニング】
・クイックラン
・グーパー
・ラテラル2イン2アウト
2本ずつ。
スピード系を取り入れています。
自分の身体を素早く操ることが目的です。
よりスピードを高めるコツは2つ。
1・足の裏全体で行わずつま先で駆け抜ける
2・足が床についている時間を短くする
バンビクラスは幼児が6人に増えましたが、みんなこの説明が理解出来ていました(スゴイ!)
ちゃんと守ってスピードアップ出来ていました。
いい感じです!
【体幹トレーニング】
プランク・バックプランク・V字プランク
カウント始めて通算42分経過です。
伸びてきましたね。
やればやるほど力がつくので、頑張ってジッとしよう!
プランクでは身体を持ち上げる(支える)筋肉も必要です。
頭の先から足の先まで一直線になるようにね。
【固定式基本】
今日学んだ立ち方は、
・閉足立ち
・結び立ち
・平行立ち
・八字立ち
・ナイハンチ
・四股立ち
固定式基本では主に平行立ちで行います。
肩幅程度に足を広げ、指先はまっすぐに向けて立ちます。
今日はここからさらに一つリクエスト。
両方の膝を軽く緩めて立ちます。
足がピンっ!と伸びきった状態だと踏ん張れませんので、少し曲げて溜めを作ります。
今日稽古した技は、
・引き手
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
2挙動に分けて指導していましたが、
慣れてきたので1挙動で技を出す練習まで進みました。
来週は『下段払い』が加わります。
今日の座学は身体を3つの部位に分けて説明しました。
頭から首までを『上段』
首から帯までを『中段』
帯より下を 『下段』
と呼びます。
また、どこを目掛けて突きを出せば良いのかを学びました。
人体の急所は身体の中心に揃っています。
中心位置のことを『正中線』と呼び、中段では鳩尾を目掛けて突きを出します。
正中線且つ鳩尾の高さを狙って突くように指導しています。
幼児にはとても難しい内容ですが、バンビには小学生もたくさん居ますので指導しています。
四股立ちとなり、鳩尾めがけて突きの練習も頑張りました。
空手で必要な筋肉は、固定式基本や移動式を養います。
押されてもビクともしない強い身体を、先の体幹トレや四股立ち突きを通じてつけていきます。
それにしてもバンビクラスの生徒達は、とても元気があって空手教室らしい雰囲気です!
(つづく)
-モンキークラス-
【体幹トレーニング】
生徒に選んでもらっての体幹トレーニングでした。
プランク・V字プランク・サイドプランク。
ディスクを持ってる人はプランク続投でした。
グラグラ揺れる中で1分間耐え忍ぶのですから、体幹が強くならない訳がありません。
今日で169分経過です。
3時間も目前!
【固定式基本】
バンビ垂水区組も合流。
下半身の強さは形・組手ともに必要ですので強化していきます。
・四股立ち突き
・屈伸突き
・斜角突き
始めてのバンビ組の生徒にとって、ついていくのは大変でしょうがモンキークラスの練習ですので、説明にはある程度の時間しか割くことは出来ません。
上のクラスで稽古していくには、集中して説明を聞く力と稽古の目的を理解する力も必要となってきます。
四股立ちと前屈立ちの2種類の立ち方で行う斜角突き。
頭の高さは変えてはいけません。(膝を緩めちゃダメ)
腰のキレで逆突きするのも目的ですので、稽古の意図を汲み取ってください。
軸足を締めながら腰を切る意識です。
屈伸突きも同様です。
逆突きの瞬間、緩めた腰を正面にぶつけます。
自分に厳しく前屈立ちです。
今のこのしんどさ。
よく覚えといてください。
自分に負けず(手を抜かず)下半身強化を繰り返していれば、半年後同じメニューやってもへっちゃらになってると思います。
”継続は力なり”
【形】
稽古前に説明しました。
形稽古はひたすら自分と向き合う時間。
一本いっぽんの形を集中して打ちますので途切れた状態で連続して打つよりも、合間に小休止を挟む方が効果的。
自分の意志で小休止を挟んでください。
ただし約束事がひとつ。
人の邪魔をしないこと。
これだけは守るように。
稽古前にも伝えましたが、審査を受けるための基準を設けています。
帯に応じた技量もさることながら、稽古に取り組む姿勢です。
心構えがなってない生徒は、まずここから正してください。
垂水区組を中心に指導を行いました。
平安二段かなり細かく指導をしたところ、Sちゃん随分良くなってきました。
これからの稽古では、拳の握り方・突くタイミング・猫足立ち(軸)に注意して頑張ってください。
【組手】
組手に必要な2つのスピード。
身体を自在に操るスピードと反応スピード。
生徒たちは競い合うことが大好き。
そんな競争心を煽りながらラダーを使ったスピードトレを行いました。
ラダーの前に立ち、前足だけをマスの中に素早く出し入れ。
軸をブラさず・目線を下げずでひたすら前足だけ動かします。
前足の目的はプレス。
素早く強いプレスを相手にかけることで展開が生まれます。
プレッシャーをかけることで相手に技を出させたり、
プレッシャーをかけることで相手はビクっと居つくこともあります。
相手が技を出した瞬間に中段カウンターで抜いたり、相手が居つくと自分の技を極めるチャンス到来です。
自らの仕掛けにより試合をコントロール出来るようになると自然と勝率が高まります。
前足・後ろ足・利き構え・逆体でタイムアタックしました。
後ろ足は前回?の稽古で取り入れた、捌いてからの返し。
『後の先』で有効です。
後ろ足を素早く引くことで、突きを避ける距離を生みだします。
今日のラダーは、前のプレス・後ろのバックステップを活かすための下準備でした。
他にも荒賀龍太郎先生のセミナーDVDでもあった後ろ足の寄せ。
刻み突きを跳ばしたあと、素早く後ろ足の太ももを前足に寄せると跳びこみのスピードが上がると説明されていました。
今日は捌いて返す練習でしたので取り入れませんでしたが、刻み突きの練習の際取り入れる予定です。
2人組となり足を止めた状態で
①バックステップ(プラス前拳で捌き)
②逆上を返す
③残心を大きく取る
ペア練でひたすらこれを繰り返し、スポンジ棒を使って一人ずつ仕上げていきます。
スポンジ棒をビリヤードの玉を突く要領で、顔めがけて伸ばします。
これはノーモーションの突きと同じ軌道。
ノーモーションとは「起こり」のない状態を表します。
慣れないうちは、突く瞬間に何らかのサインが無意識のうちに出てしまいます。
例えば、
・突く瞬間、肘が下がる
・突く瞬間、溜めを作る
・突く瞬間、身体が力む
・突く瞬間、目を見開く
強い選手は、相手にバレるような余計な動作を出さず突いてきます。
せっかく捌く練習をしますので、最後の仕上げはモーションなしの突きを捌く練習です。
スポンジ棒ですのでケガの心配もありませんし、一人で全員相手してると私が持ちませんのでスポンジ棒を用意してきました。
始めたばかりで、まだまだですが難なくこなせるようになれば、フットワークをつけた対人練習に移りたいな。
組手もちょっとずつですが、実践的な内容に入ってきました。
組手はケガのリスクが付きまといます。
おしゃべりすることなく、集中力を持って稽古に励むようにね!