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2023年10月8日 (日) 第22回 神戸市空手道選手権大会 @常盤アリーナ
こんにちは!
常盤アリーナで朝から神戸市大会でした。
今回もコート役員でお手伝い。
生徒全員の頑張る姿を目に焼き付けたい思いでいてますが、残念ながらそう簡単にはいきません。
私は3コートでした。
唯一観ることが出来たのが3年生男子形競技。
じっくり観たくてもバタバタで観ることもままならない感じです。
今回入賞した生徒、残念ながら力及ばずだった生徒居てますが、
”勝って驕らず負けて腐らず”
何事もそうですが、諦めたらそこでゲームオーバー。
最後の敵はいつも自分自身です。
現時点での自分の実力。
上位に残る選手のレベル。
大会に参加することで、同学年のレベルが分かっただけでも収穫です。
形競技では、スピードや極めが強かったと思います。
組手競技では、出入りの速さ・技のタイミング・残心なんか参考になったはず。
(競技に関わらず、上位の選手は気迫が凄いです。ここはみんな勝負出来るはず 負けるな!)
それらを踏まえて次にどう繋げるか。
前を向いて気持ちを切り替えていけば良いだけだと思います。
勝った選手も、もうひとつ勝つための努力を忘れずに順位を上げていこう!
一回いっかいの練習を大事に精進していこう。
勝つ喜び・負ける悔しさ、何より大会に参加できる感謝の気持ちを持つように。
朝早くから準備し、会場まで連れて行ってくれる保護者の方に対してです。
(決して当たり前ではないよ)
※別コートで行われた試合は、いろいろと動画を送って頂いているのでじっくり観ることが出来ました。
形も組手も気づきがありました。
これはとても助かります。
次回以降の稽古に役立てたいと思います。
感謝!
2023年10月7日 (土)道場稽古71
こんにちは!
寒いのが苦手な私は、とうとう今日から形道着着用です。
ペラペラで動きやすい組手道着に慣れ過ぎていて、かなり動きにくい、、
久しぶりに着る道着に綿100パーはハードルが高かった。
ポリエステル混紡で肩慣らししておくべきだったかと。
3時間はキツ過ぎました、、
バンビクラス
00・早練
01・ラダー
02・体幹
03・固定式基本
04・形
モンキークラス
05・ラダー
06・体幹
07・固定式基本
08・移動式基本
09・形
10・組手
11・居残り稽古
-バンビクラス-
【早練】
道場で取り入れる『ゆっくり形』
ゆっくり打つことで正しい立ち方・技・順番・演武線を学びます。
今日は平安二段。
誰もいない道場で4人黙々と何度も繰り返しました。
当面のゴールがこの平安二段。
ゆっくり形で上記4つを確実に掴んでもらいたいと思います。
新しく猫足立ち・四股立ち・打ち落とし・手刀下段払いが登場します。
【ラダートレーニング】
リクエストがあったので追加しました。
ラダーを取り入れるメリットは、敏捷性がつくこと。
組手競技では一瞬の判断・身体への反応が求められます。
脳からの指令を瞬時に身体に伝わり正確に速く動くことを目的とします。
要するに動けない身体を動ける身体に変えていきます。
生徒達はゴールデンエイジ期。
やればやるほど運動神経が上がるとても大切な時期です。
初登場もひとつありました。
・クイックラン
・グーパー
・ラテラル
・2フロント1バック
素早く動くコツを記しますので次取り入れてね。
1・クイックラン等のスピード系は上げた足を速く降ろす意識です
2・足の裏全体で走らない(つま先立ち)
3・足が床についている時間を短くする
スピード系・リズム系・ツイスト系とたくさんあるよ。
【体幹トレーニング】
例外なく体幹を鍛えます。
V字プランク・バックフルアップ・プランク
これで30分継続です。
【固定式基本】
地味だし同じことの繰り返し。
でもこの基本を疎かにすると、全てがメチャクチャになってしまいます。
今は焦らず丁寧に基本を繰り返す段階です。
・引き手
・突き
・中段横受け
・左右正面蹴り
稽古内容から話はそれますが、生徒にお話ししたことを記します。
・お話は目を見て聞く
・聞いた内容を頭で考える
説明をしっかり聞き、内容を自分の頭で考える。
これが自然と出来るようになると、理解力がついてきます。
・集中して聞く
・自分の頭で考える
シンプルにこの2つを習慣づけてください。
『習慣付く』とは無意識で出来るようになっている状態のことを指します。
【形】
四の形・十二の形を繰り返し打ち最後の最後、早練で覚えたてホヤホヤの平安二段!
垂水区大会は十二の形もしくは平安二段でチャレンジしたいところ。
まだ時間はありますので四の形・十二の形・平安二段しっかり打ち込んでおこう!
どんな形でも共通することを記します。
・始めから終わりまで集中力を切らさない
・指先を張り神経を集中させる
・発声はお腹の底から
・気迫のこもった目つき
・技(突き・受け)に力を込める
・立ち方の区別をつける
・演武線に沿っておへそを向ける
・視線を落とさずしっかり前を向く
-モンキークラス-
【ラダートレーニング】
生徒の希望もありラダーを取り入れました。
やはりラダー大人気ですね!
そういえば私も好きです。
1種類2本。
しかも2本目は後ろ向きでした。
夏に購入したこのラダー。
多分10メートルはあるんじゃないかな。
短い距離をフルスピード、しかも短時間がより効果が増すと言われています。
本数は調整すれば良いだけですが、長いの選んでしまいました。
・クイックラン
・グーパー
・シャッフル
・2イン2アウト
各2本、前向き後ろ向きでした。
【体幹トレーニング】
バランスディスクを使っていつもの体幹トレ。
ディスクは人数分無いので交代で使います。
V字プランク・バックフルアップ・プランク
ディスク付きのV字プランクは強烈に難しいと思います。
157分継続中です。
【固定式基本】
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
試合前。とても集中力が高かった。
サクサク進みます。
重心もしっかりと乗っているので、突きにパワーが伝わってきます。
拳の握りも修正されていました。
短時間でキッチリと言ったところでしょうか。
【移動式基本】
前後にひとつずつ移動します。
猫足立ち / 手刀受け
四股立ち / 下段払い
2週続けていますと修正ポイントも減っています。
身についてきたと言えるかも知れませんね。
意識・意識と呪文のように唱え続けてきて良かった。
猫足立ちは
・下半身の向き
・軸の位置
四股立ちは
・最短距離
キレを上げる方法は、手技の準備を短く
極めを上げる方法は、技を出す瞬間に力を込める
もうひとつ横移動基本です。
追い突きの状態から軸足を動かし、振り向いて横払いです。
払いのタイミングは軸足が極まってから。
タイミングが合ってないと、ペラペラな横払いになります。
慣れるまでゆっくり動作の確認をしながら、キレ・極めを上げていきます。
足と腰を連動させると、自然に手技にパワーが伝わります。
今日は、下半身が連動すると想像以上のパワーとスピードが得られます。
各自、練習の意図を早く掴めるようになろう。
これも思考力が問われます。
”良く聞き良く考える”
【形】
神戸市出場組とお休み組の2つに分けました。
平安二段の要点・リズムについて全体で部分練習。
その後、通し稽古でした。
平安五段も同様に。
明日は、小さくまとまらずダイナミックな形、攻めの形を打ってもらいたいと思います。
審査で打つ時と違い、試合ではリズムや緩急強弱(メリハリ)をつけることでオッと思わせなければいけません。
失敗を恐れ安全運転していても、観ている審判の心は掴めません。
一か八か思い切って勝負するように!
【組手】
技に入る間合いとタイミングの説明をおさらいしました。
・中段カウンター
・刻み突き
・逆上
また、自分から仕掛ける2ステップの中段逆突きも練習しました。
距離によって入り方が異なります。
間合い・タイミング・プレスを駆使し試合形式を行いました。
個別の練習では出来ていても、試合形式となるとやはり難しくなりますね。
今日特に知ってもらいたかった事。
”反応”
相手が間を詰めてきた時に、足が居つくとサンドバッグと化してしまいます。
試合を止めてその場で指摘しながら進めました。
反応が芽生えてくると、ポイントが取れたりしますので、その時組手が楽しい!と感じるんではないでしょうか。
状況に応じて、頭の中も整理しておく必要があります。
残り時間とスコアによって攻め方(狙う技)は変わります。
理解出来たかな。
明日の試合は、自分から積極的に攻めていこう。
勝っても負けても自分の力を出し切れたら悔いは残りません。
全力で頑張れ!
【居残り稽古】
今日は1名。
平安二段と五段をチェックです。
動画撮影し、今打った形を確認・修正の繰り返し。
稽古中常に集中し、一切手を抜きません。
凄いスピードで上達していますので、こちらの要求レベルが上がっている状態です。
普段歩くときと同じような呼吸を心がけてね。
息を止めないように。
30分居残り よく頑張りました。
2023年10月4日 (水) 夜練5 @大池中学校
こんにちは!
今週に入り気温がグッと下がってきたこともあり形道着にしようか迷いましたが、アイロンかける時間も無く結局組手道着。
冷房無しで丁度良いくらいでした。
3人ともTシャツ1枚で頑張ってましたが、寒くなかったかな。
1・体幹
2・形
【体幹トレーニング】
バランスディスクの上で逆突きを極める体幹トレーニングを取り入れました。
片足でディスクに乗り、ゆっくり腰を落としバランスを整えたあと一気に姿勢を起こし逆突き!
この時前足は膝を十分に引きつけておきます。
これを片足1分30秒ずつ計3分でした。
突きの回数よりもしっかりバランスを取り突いたあともビタ止まり。
静 → 動 → 静
沈んで止まり、
軸足を伸ばして突く!
突いたら片足でビタ止まり!
目的は重心をまっすぐに整えること。
極めの瞬間バランスが左右どちらかに偏ると美しさが損なわれます。
その矯正にバランスディスクを用いました。
左右の軸ブレを可視化するには、先週の体幹ストリームは有効です。
フルスピードで動いたあとビタ止まり出来れば、違いを生み出せます。
挙動の中で審判にオッ❗️と思わせる事が出来たらインパクト大です。
果てしなく地味で退屈な練習ですが、知恵を絞って効果的な練習メニュー用意しています。
日々の積み重ね。
これで15分経過です。
地面に根が生えたような、どっしりとした形が打てることを信じてやるしかありません。
【形】
一人ずつ大会で打つ形を演武。
指摘箇所を黙々と一人で打ち込み精度を高めます。
-十二の形-
常に強い技を心がけること。
3回突いて転身した後の引き手がいつも弱いです。
『技は引き手で極める』と言われるくらい引き手は大事です。
引き手が強いと技の見栄えが上がります。
シンプルにまずそこから。
-平安二段その1-
十二の形同様に個別にチェックしました。
それぞれ感じた事、指摘した事を記します。
突きは基立ち
受けは前屈立ち
中途半端にならず2つの立ち方のメリハリをつけること。
まだまだ、挙動があやふやです。
動画観て家練繰り返してね。
間に合えば垂水区は平安二段❗️
1ヶ月半あります。頑張れ❗️
-平安二段その2-
立ち方の不安定さの補い方。
移動時や転身時、立ち方の安定感が足りないケースが見受けられます。
上体を支える筋力は当然ながら必要です。
これは稽古時の移動基本で養われます。
稽古すればするほど下半身が強くなり安定感が増します。
では、形を打つ際に心がけておくこと。
この辺りのアドバイスをし、懸命に鏡の前で自主練に励んでいました。
どこに重心を乗せると、しっくり来るのか、自分でアレコレ探してみて下さい。
本人には伝えましたが、指導方法が全生徒に共通してハマる訳ではありません。
一度トライしてしっくり来なかったら、無理に取り入れる必要は無いよ。
あと安全運転じゃダメ。
思い切って攻めの形を打つようにね。
立ち方を安定させる方法の習得と、チカラ強い形が日頃から打てるようになれば、大きく伸びると思います。
それにしても、今日大きな声出てたな❗️
神戸市に向けた強い気持ちが伝わってきたよ。
頑張れ❗️
-平安二段その3-
立ち方の違いを明確にすること。
前屈立ちは、より深く。
普段から気になっていた四股立ちの広さ。
自分で正確に測る方法を今日指導しました。
大池中学校には大きな鏡が2つあるのでビフォーアフターで、ハッキリ認識出来たことだと思います。
指摘を受けた事を次までにキッチリ修正してくるという無敵のスキルを持つKちゃん。
スポンジの如く教わった事を吸収していきます。
・軸の移し方
・小さな引き手の使い方
・逆腰
・リズム感
・緩急
ここまでホントに順調に来ています。
あとは立ち方を深く取る事と四股立ちの幅。
神戸市に向けてこの調子で頑張れ❗️
神戸市大会はひとつの形を繰り返しても良いのですが、念には念を入れ2つ準備です。
本人達にはこう伝えました。
初めから五段で行くか途中五段に形を変えるかは、自分の意思で決めるよう伝えました。
大会に向け懸命に努力して、自分で決断する。
これから先のこと考えると、自分で意思決定する機会を奪ってはいけないと自分自身考えを改めました。
-平安五段その1-
脇構えの位置を修正しています。
次の前屈立ち / 支え受けの入り方や、肘当て・横受けの時の注意点も伝えました。
打ち込むことで、スピード感や力強さが出てきます。
失敗を恐れずダイナミックな形を打ってもらいたいな。
第一挙動随分良くなってきた。
コツは踵の使い方と鼠径部でした。
忘れずにね。
-平安五段その2-
生徒が打つ平安五段。
それぞれ色が出てきました。
強調したい挙動が違いますね。
この日、修正したのは交差立ち / 交差受けのタイミング。
何度も鏡の前で繰り返し確認していました。
もう一つは横払いの時の立ち方。
ここも正確にね。
最後の後屈立ち。踵を深くめり込ますように。
ここで2名の生徒が退室。
ひとり残ったKちゃんに希望を聞くことに。
平安四段でした。
小手受けの動かし方
支え受けの動かし方
掬い受け / 下段払い / 裏打ちの連続動作
猫足立ちの入り方
このあたりをおさらいしています。
気分転換にアーナンも。
勉強中ですが一緒に打つのは楽しいですね。
組手やろかと思いましたが、希望者いませんでしたー
2023年10月1日(日)中央組手審判講習会! @大阪府立体育会館
こんにちは!
怒涛の空手4連チャン最終日は、大阪で組手審判講習会!
生まれも育ちも大阪の私は、大阪府立体育会館に何度も何度も通っていた思い出深い場所です。
中学生の頃から前田 日明の超絶ファンでして、大阪で大会がある時は決まって府立体育館でした。
すぐ近くには東海堂もあり大阪で遊ぶ時たまに立ち寄ったりもします。
もう道着は買わんと思っていても、実際に見たら欲しくなってたまりません。
16時終了予定なので、終わったら頼まれてた防具を買いにお店に寄るつもりでしたが、、
なんとっ!10月から日曜日が定休日となっていました。
さて本日は組手審判講習会。
審判資格を取得して間もなく、ルールが大きく変わると噂を耳にしました。
ルールブックを読んでいても分かりづらい部分もありますし、講義を受け実際に試合形式で数をこなしたいなと思っていました。
何よりも組手競技で懸命に試合する選手に対し、審判がルールの変化に対応出来ていないと失礼にあたると思ったから。
年齢関係なく生涯学習です。
今週は空手空手の連続でさすがに疲れた、、
土曜日は朝早くから夜遅くまで予定がびっしり。
日曜日も朝早くから1日丸ごとです。
夕方帰宅してそのまま朝まで寝ていました。
講師の先生は、東京オリンピックで日本で唯一審判をされた高橋 和夫先生でした。
午前中の座学では、時折表情が緩むようなユーモアを挟みながら新ルールを説明してくださりました。
2時間みっちり新ルールについて。
パワーポイントを使っての説明ですので、要点が掴みやすかった。
教範見返しながらノート片手にメモ取りまくりでした。
後半動画を観ながら8つのケーススタディです。
今のは何の反則?
動画を何度も再生すると理解出来ますが主審は、試合中その一瞬で反則を見抜かなければいけません。
難しいのは『無防備』
C1か無防備か、判断が分かれまくってました。
ざっと新ルールについて箇条書きながら触れておきます。
01・主審の役割:ペナルティとウォーニング 副審の役割:ポイントのみ
02・C1とC2の区別がなくなり「注意1・2・3」に統合する
03・シニア 蹴り5㎝・突き2㎝ / ジュニア 蹴り10㎝・突き5㎝ / カデット以下 蹴り10㎝・突き5㎝
04・足の裏以外が床についた相手に極めた技は1本
05・判定基準 同点先手無しの場合、より高得点技を決めた方が勝ち(2対2の場合 赤中段蹴り・青刻み突きx2の場合、赤の勝ち)
06・分かれてのジェスチャーが完了していないタイミングで出した技は違反とはならない
07・分かれてのジェスチャー完了後の技に副審が旗を上げた場合、主審はやめをかけ「とりません」のジェスチャー(反則は取らない)
08・団体戦は1回戦目、選手全員が揃っていない場合、成立しない(棄権)
09・監査は赤旗は持たずホイッスルのみ
10・規定外の服装(防具)を正す時間、組手2分・形1分
11・負傷時の3分間カウントダウン合図はコート主任
12・赤・青の防具交換カウントダウン合図はコート主任
13・防具違反2分間のカウントダウン合図はコート主任
14・「あとしばらく」の合図ブザー2回
15・副審の旗が無くなりジョイスティック
箇条書きですがこんな感じ。
特に大変なのが1の役割の明確化。
シンプルに反則は主審・技は副審が見ますが、今までは場外に出た時の合図は近くの副審が旗でコートを叩いて審判にお知らせしてくれますが、無くなります。
反則について副審の同意を得る必要もなくなり、完全に権限が分かれました。
3も練習内容の見直しを迫られます。今までポイントだった距離が今度から取ってもらえません。
なにげに4も影響はデカい。
時々見かけますが、中段突きを打つ際に軸足の膝を床につけながら突く選手。
相打ちの場合、1本(3点)取られます。
厳密に足の裏以外、床についてはならないと変更されています。
5の場合でも同点でしたら、ここで初めて主審が最終判定を行います。
判定基準は
①戦術
②技術の優位性
このケースで密かに責任重大なのが監査。
プレミアリーグ規模のデカい大会ですと、得点技も記録されているのでしょうが生徒たちが出場する大会では監査が記憶するほかありません。(もしくは記計係り)
試合中、主審は監査・副審としかお話出来ませんのでどっちが何の技で得点したか毎試合覚えていないとヤバいことになります。
完全に間違った判定(技や場外の見落とし)をしてしまった場合、プロテスト(異議申し立て)されてしまう可能性さえあります。
6は両選手が近間でわちゃわちゃしてる時、主審は手を外側に開き「分かれて」と発します。
この時、両手が完全に開ききったか否かで、出した技が得点か反則かに分かれてしまいます。
主審は、声とジェスチャーのタイミングを揃えないといけませんね。
15なんかは世界大会規模ですと出来るんでしょうけど、簡単には普及しないんとちゃうかな。
地味に反則が変更したから、これまでの得点掲示板も変更を迫られます。
ルールの変化をいち早くキャッチし、それに応じた練習メニューの構築が出来る道場が勝ち残ります。
新ルール、”今”の練習体系
常にアンテナを張りめぐらせ情報収集したいと思います。
昼食後、実技の時間です。
浪速高校の選手たちがお手伝いに来てくれました。
高校生ともなると、技に入るスピードが速すぎて見えません、、
相打ちともなると判断に困るくらいです。
途中ガチの空手から、絶妙な反則をチョイチョイ挟んでくれるので、いろんなシチュエーションを経験出来ました。(生徒の皆さんありがとう)
掴み・プッシング・無防備・場外・誇張・投げ・不活動なんかです。
頭では分かったものの、一瞬一瞬で正しくジャッジ出来るかは場数を踏むしかありません。
午後からも、楽しみながら実技です。
高橋先生がここでも良い具合に緊張を取り払ってくれます。
『多いに間違って結構です』
『盛大に間違ってくれてありがとう!』
『非常に良い失敗事例です!』
スルーしがちな、ごまかしの効く?失敗よりもデカいやらかしの方がみんなで共有出来るから。
実際に試合中ストップをかけ、その場その場でアドバイスしてくださいます。
さて私の番です。
場外の見落とし、、やらかしました。
すぐさまストップがかかり、注意を受けます。
その見落としで勝敗が左右された場合、最悪のケースとしてプロテストがかかります。
『反則に関して主審は、それだけ責任を背負っています!』
頂いたアドバイスは『選手の動きを見ながら先回りすること』
ポジショニングについてでした。
出番を終え、後方からエアー主審しながら腕を磨いていました。
(各先生、エアー主審だらけでした)
それにしても、これだけのことを費用負担ゼロで開催してくれています。
まさに無償の愛を感じずにはいられません。
今はコート役員ばかりですが、審判員として空手界に貢献出来ればと思っています。
感謝!
2023年9月30日 (土)道場稽古70
こんにちは!
朝から喜友名先生のセミナーに出席し、終了後ダッシュでギリギリ5分前に道場入りでした。
準備整えて頂きありがとうございました。
バンビクラス
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレーニング
3・固定式基本
4・形
モンキークラス
5・体幹トレーニング
6・固定式基本
7・形
8・組手
9・居残り稽古
-バンビクラス-
【ウォーミングアップ】
喜友名先生は子供の間にたくさん、走ったり・跳んだり・投げたり
全身運動を取り入れるようメッセージをくださいました。
・ジョグ
・後ろ向きジョグ
・ジャンプ
・うつ伏せダッシュ
・仰向けダッシュ
ダッシュは速く走るのが目的ではなく、『1歩目』の速さ、瞬発力を上げることが目的です。
(うつ伏せ・仰向けもね)
【体幹トレーニング】
・プランク
・バックプランク
・V字プランク
リクエスト聞いてみたらV字プランク!
しんどいの選んでくるとはGOODです。
せっかくなので過去のブログからさかのぼって、バンビ体幹時間を記録として残すことにしよう。
クラス分け後27分経過です。
【固定式基本】
忘れないよう時々行う拳の握り方。
超簡単です。
3つに分けて説明してます。
特に大事なのが3番目。
しっかり2本の指を親指で締めること。
上手く握れたかの確認は、拳を床や壁に当ててみるとよく分かります。
いびつなカタチだと拳全面が当たらないから。
回数を重ねる毎にカタチになってきた基本技。
ここで次々に先を急ぐとよくありません。
基本に忠実に、正確に、正しく。
-突き-
・肩が流れない(肩を動かさない)
・力まない(息を止めない)(力むと肩の高さを突く)
・正中線を狙う(身体の中心)
・水月の高さを突く(胸のへっこんだところ)
-中段横受け-
・手首を曲げない
・拳は肩の高さ
・技は身体の枠の中
・懐は拳ひとつ分あける
-上段揚げ受け-
・バッテンは腕の外を通る
・おでこから拳3つ分あける
・手首の側面で受ける
・拳の先端は反対の肩口に持っていく
・受けの瞬間 前方に突き出す(おでこから3つ分だす)
・手首と肘の角度は斜め(水平でない)
-下段払い受け-
・準備は肩の高さ
・受けは太ももの前
-正面蹴り-
・基立ちを取る(前膝曲げたまま)
・後ろ足をそのまま前方に抱え込む(そのままがポイント)
・上足底を相手の腹にめり込ます(つま先立ちする時 地面に触れている部分が上足底)
・腰を押し込む(抱え足と同じ)
手技に共通することがひとつあります。
突き(受け)を出すタイミングで引き手を取ること。
これが出来たら、形に移れます。
正しく技が出来たら、次は順番を覚えよう!
順番を覚えたらピシッと止まる練習に移るよ。
【形】
幼児たちは見取り稽古。
垂水区に挑戦する生徒たちと四の形・十二の形でした。
形はダラダラ打ってはいけません。
素早く動いてピシッと止まる。
ここを意識出来るかどうかで、見栄えが全く異なります。
どんな形を打つにも共通することですので、形の練習に入る前に必ず各自心がけてね。
-モンキークラス-
【体幹トレーニング】
バタバタだったので体幹ディスクは持ってきませんでしたので、これまでの体幹メニューから生徒が選びました。
V字プランク・バックフルアップ・プランク。
通算154分経過です。
プランクでは姿勢に拘ってほしいかな。
体幹で身体を支えるイメージと言ったら良いのかな。
反り腰ぎみの生徒に指摘しています。
同じ注意は受けないようにね。
反対に体幹強くなってきた生徒も居てます。
同じ時間同じメニューしていても、意識ひとつで差がついてきます。
指導者の言葉を右から左に聞き流すんじゃなく、考える癖をつけよう。
これは全てに共通する基本中の基本。
脳みそは筋肉と同様に使えば使うほど、鍛えられていきますよ。
【固定式基本】
突き。
改めて説明しました。
両方の肩と拳先を結んでみると二等辺三角形になるはず。
突きを打つ位置はここです。
ゆりでは、突きに入る前に両方の拳を揃え、鳩尾の高さに置きます。
全力で突く前に行うこの動作。
なんのために行うか分かっているとは思いますが説明しました。
左右どちらの手で突いても、たどり着く先は同じだと言う意味ね。
『ゆっくり』動作の時は、これまで学んだ注意事項を自分で振り返る時間に充てています。
無意味(無意識)でスローでやってる訳じゃないです。
ちゃんと各自、確認作業を行うようにね。
喜友名先生は何かの本の中で、突きひとつで相手の骨を粉々に砕くイメージを持ち稽古していると読んだ記憶があります。
どこを狙うか。
どう打つか。
力のこもった突きを打つには、なにも腕の力だけではありません。
重心をどこに乗せるかも重要です。
その辺にも意識を置き、突きの稽古に入ります。
・突き
・四股立ち突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
・猫足立ち手刀受け
2部の生徒は "技のキレ" に意識を置くように。
キレの出し方は基本稽古の中で常にアドバイスしています。
しっかり思い出し、次からの稽古に入ってね。
まず自分で考えてみよう。
【形】
この日通し稽古はほとんど行いませんでした。
平安二段の挙動をひとつずつ。
・身体の使い方
・重心移動
・スピードの上げ方
・タイミング
・リズム
この5つの指導で1時間費やしました。
何より大事な第一挙動。
猫足立ちをキレを上げる練習です。
ポイントは3つ。
第2挙動のスピード
第3挙動の重心移動
第9挙動までのリズム
大会に向けた練習に熱が入りすぎ、すでに20分オーバー、、
組手に1時間取ると予めアナウンスしていたので、生徒に指摘されてしまいました。
最後2組に分かれ、試合形式で平安二段を1本。
一人ひとりに気になった点ををひとつずつ伝え形の稽古を終えました。
【組手】
神戸市組手出ない組は引き続き形稽古でした。
刻み突き・中段逆突き・間合い・タイミング
この4つを覚えれば低学年のうちは大丈夫だと思います。
せっかく技を覚えても、間合いがあってないと旗は上がりませんし、タイミングを肌感覚で覚えないと、相手の攻撃をもらうだろうし、得点のチャンスを逃しかねません。
なので今日は、適切な間合いを知る練習とペア練習で技に入る練習。
そのあとに、ミットに打ち込む練習を行いました。
最後、予定してませんでしたがコンビネーションをひとつだけ。
ペアとなり、組手構えで適正な距離を保つ練習です。
はじめなので、前後移動だけ。
しかも一回で動ける歩数は2歩までと制約をつけてスタートしました。
相手が詰めてくれば自分は引き、
相手が下がれば、自分が追います。
常に一定を保つ練習です。
この距離間を間違うと試合では危険です。
特に組手は反応力(反射神経)を高めないといけません。
距離の開き・詰まりを可視化する良い方法として、互いにシンガードを手の平で支えあいながら、この練習をやってみれば一目瞭然です。
詰まればシンガードはカタチが崩れ、距離が広がればシンガードは床に落下します。
(月井先生の競技の達人DVDで教わりました)
距離の大事さを伝えた後は、ミット打ち込みです。
中段逆突きでした。
タイミング・距離・姿勢が良くないと旗は上がりません。
タイミング:
前足の踏み込み(ドンっ!)・突き・気合の3つを合わせる
距離:
インパクトの瞬間長い突きが見せれる距離が適正です。肘が曲がれば距離が近いし、届かなければ距離が遠いです。中段は拳サポが道着一枚かすらせる感じ。姿勢は前足股関節を深く曲げ、相手の刻み突きを潜る位深く入ります。その時上体の姿勢は崩さないで。
フットワーク:
上に跳ねるのではなく、浮かせた踵を下に踏み込むイメージです。
上体が上に跳ねるとその間、攻撃も防御も出来ません。
”沈む” フットワークで中段に潜る練習でした。
※試合では相手がうずくまる位に打ち込めばC1取られますが、打ち込みの練習ではミットに拳をめり込ますくらいに当てる感覚を掴んでください。
あと大事なことが2つ。
組手は相手がいるからこそ自分の練習が出来ることを忘れてはいけません。
ミットを持ってくれるペア相手に礼。
打ち終われば礼。
相手への敬意が無ければ練習になりませんので、感謝の気持ちを込めて礼をするようにね。
もうひとつ。
ミットを持つ台の人についてです。
ミットの持ち方がまずいと、打ち込みの練習になりません。
ミットをお腹に当て、”基立ち” の体勢を取り衝撃で後ろに飛ばされないように踏ん張ります。
中段突きの場合、ミットを持つ高さは相手の帯の位置に合わせてあげてください。
みんなの動きが調子良さそうに感じたので、ラスト短い時間でしたが突き / 蹴りのコンビネーションで締めくくり!
刻み突き / 刻み蹴り
1・前足の踏み込みとともに刻み突き
2・後ろ足を半歩引きつけるとともに前足を抱え込む
3・抱え込んだ足で上段蹴り!
2の動きがスムーズに出来るようになれば良いですね!
気持ち良くミットに蹴りこみ、この日の稽古を終えました。
【居残り稽古】
2名残ってくださいました。
Eさんと第二指定形の松村ローハイ。
今日の指摘ポイントと重要ポイントを記しますので自主練に役立ててください。
1・結び立ち 両引き手からの歩き方
2・小手支え受けからの巻き込み
3・鉤突きの時の姿勢
4・鷺足立ちの時のつま先の向き
5・流し受け
1・左足から前方に3歩移動しますが、3歩目の歩幅は半分です
2・右手で相手の手首を掴み取る感じで行ってみてください(挙動間に入る技は横払いです)
3・演武線(斜め)に沿って四股立ち / 鉤突きします 肩が流れないように気をつけてください
4・鷺足立ち 軸足つま先の向きは3回全て異なります。1回目:12時方向 2回目:9時方向 3回目:10時30分方向 です
5・相手の中段蹴りを流し受けるイメージで行ってみてください
バッサイ大と松村ローハイを打ちまくって頑張りましょう。
応援しています。
もう一人S君
今日は組手をやりたいとのこと。
この日最後にやった蹴りのコンビネーションのおさらいに加え、裏回し蹴りでした。
刻み蹴りを裏回しに変えるだけで、相手からすると蹴りの軌道が外と内の2つに分かれてしまいます。
組手は相手が嫌がることをすれば、自分が主導権を握れます。
予想を外れたことが出来れば、嫌に違いありません。
試合開始序盤に、蹴りを2種類見せるだけでも意識付けれます。
特に大事なのが前足膝の引きつけ。
十分に抱え込んでいれば、相手はどっちで来るか分かりません。
前足の蹴りで大事なポイントは『抱え込み』です。
応用で、引き込んでからの蹴りも取り入れました。
相手の刻み突きに対し、後方に上体をずらして裏回し蹴りでした。
同じ蹴りでも使い方は2つありますのでそれぞれ練習しました。
抱え込み覚えといてな!
※ゆり空手では、年齢性別関係なく一般の方も募集しています。
組手はちょっと、、という方には基本や形。
突きや蹴りを思いっきり打ちたい方には組手。
黒帯を目指したい
大会に挑戦し腕試ししたい
基本や形を覚えたい
ミット打ちでストレス発散したい
健康維持したい
新しいことを始めたい
親子のコミュニケーションを深めたい
いろんな空手の楽しみ方があって良いと考えています。
全て子供と同じメニューでなくても、ご自身が出来る範囲で構いません。
大人ゆる空手で始めてみませんか?
” 楽しく学ぶ ”
" 明日への活力 ”
をモットーに立ち上げています。
ぜひ一度体験してみてください!