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チャンピオンセミナー 豊見城あずさ「パイクー」
こんにちは!
およそ1年前に書いたまま放置していたブログです。
特に意味はありませんが、なぜかUPするタイミングを逃しズルズルと残ったままにしていました。
豊見城先生のパイクーセミナーです。
2011年に東京で開催されたセミナーの模様をDVD化しています。
これも教範の挙動順に沿ってポイントを書いてみます。
用意の姿勢1
左手前で両手を重ね、顎の高さで手の平を上に。
親指を第一関節で折り、鼠径部前に拳を降ろします。その時立ち方はナイハンチ立ちから平行立ちへ。
劉衛流の平行立ちは「一足長」
一足長とは、自分の足が縦ひとつ分+横幅ひとつ分と定義されています。
用意の姿勢2
右半身となり劉衛流独特の構えに入ります。
右手は半時計回り、左手は指先を整え頭上へ。
両手のタイミングを合わせ右脇に構えます。
第1挙動
左手を右脇に潜らせ、基立ちとなり霞をかけます。
(基立ちは前膝が親指の付け根にくる程度曲げます)
第2挙動
一足二拳の間合いで中段を2連突きします。
運足は継足します。
第5挙動
後方へ間合いを切ります。
後ろ足 → 前足の順に下がりますが手技を極める瞬間は前足を下げた時。
我慢して我慢して一気に極めます。
何気なくやってましたが、極めの瞬間を説明されていました。
なるほど、力強さが増したような気がしました。
また、後方へ下がるので下っ腹に力を込めることもポイントとのこと。
たったこれだけで、いつもと違う手応えを感じました。
第6挙動
左上段流し受けから右中段突きを四股立ちで極めます。
この時、右つま先は12時方向に向いています。
リズムは「トトン」
前足 → 後ろ足のリズムで2回タップ踏みます。
パイクーでは「流し受け」がたくさん出て来ますが、流し受けの力強さを増す練習方法を紹介されています。
ペア相手にミットを下から持ってもらいミットの上に技を極める練習を伝授されています。
スピードと力強さを上げながら、ビタっと極める練習です。
改めて観て気づいたことですが、技は呼吸が大事ですね。
上手な人は、力感無く演武されています。(極まる瞬間息を吐いています)
今後の道場稽古で取り入れたいと思います。
第7挙動
12時方向から6時方向へ時計と逆回りで転身しますが、豊見城先生はこの転身がとても美しいです。
力強くて流れるような女子選手特有のキレイな転身です。
ずっと謎だったことでしたが、説明してくれていました。
右基立ちから、右足を半時計回りで後ろ正面に向きますが、右足を左足の内腿に重ねた瞬間互いの足で一瞬押し合いっこしシューーっと滑らかに柔らかく回り転身とともに手技を極めています。押し合いっこの時、少し膝を緩めることで柔らかさが増します。
技を極める時、軸足のつま先から上半身に向かってジワっと技を押し出すようにです。(決してシュっとしません)
豊見城先生はこれを、「表現する」と伝えています。
形が大好きな私は、一瞬の緩急や間の取り方、力強さ等を一流選手の形競技から盗もうとしていますが、ほんとに細かいテクニックを知るにはセミナーに勝るものはありません。
このブログを書くにあたり久々に観てますがホントに勉強になります。
転身はいろんな形で出て来ますので、糸東の形で応用出来るように自分が勉強して生徒に繋げていきたいと思います。
第11挙動
前屈立ち / 猿臂 から一本拳で相手の肋骨めがけて貫きますが、両手で「樽」を抱えるようなイメージです。(腕をピンと伸ばさない)
相手の肋骨を貫きますが、前膝に体重をのせて押し貫くイメージです。
第13挙動
四股立ちとなり、山かげからの半打拳です。
(四股立ちは骨盤をひっくり返すと美しいラインが出るとアドバイスされています)
左足前の四股立ちから、半打拳とともにその場で右足を入れ替えます。(タタンのリズム)(半打拳は帯より下にはいきません)
この時の立ち方は、右足つま先が左方向に斜に構えます。(左足は一足長右に斜に構えてます)
糸東で例をあげますと、後屈立ちと同じです。
前足の踵と、後ろ足つま先のラインは縦一直線です。
体育館に引いてある縦のラインテープで練習出来ますね。
更には、中段下段の開手受けを前進しながら繰り返します。
パワーとスピードの見せ所です。
一歩目は右移動足で極め、二歩目は後ろ足で極めます。
第14挙動
暗夜の位です。
後ろ膝は床に着けず、両足は拳2~3程度広げます。
2連突きの後、小指を上に向け下段払い受けしますが剛柔流と同じく軌道は円運動です。
(糸東は最短距離で直線的に切ります)
豊見城先生曰く極めどころがココ。
暗夜の位から立ち上がると同時に正面蹴り ← 極めポイント
前に出て2連突き ←極めポイント
この極めポイントをビタ止まりする練習方法も紹介されていました。
極めが無いと次の技が流れてしまい迫力に欠けてしまいます。
説明が難しいですが、後ろ足の使い方と逆腰です。
第16挙動
一本拳にて蛇行突きです。
一本拳とは、ニーパイポで頻繁に出てくる握り方で人差し指を突き出します。
余談ですが、谷派のセーパイは「中高一本拳」と言い中指を突き出して握る技もあります。
一本拳と書いてますが、劉衛流では鶏口拳と呼びます。握った形が鶏に似ているからでしょうね。
蛇行突きは蛇のようにグニャグニャの軌道で突くのでそう呼んでいます。
縦に手首を返して一本拳で突いています。
蛇行突きの極めは後ろ足です。
超分かりにくい挙動を何度もスローモーションで教えてくれるので助かりますね。優しく指導してくださる先生です。
第20挙動
後ろに振り向きざまに右横蹴りと右手刀受けを同時に繰り出します。
手刀受けとありますが肘を支点に腕を伸ばし引き手を水月前に、引き足を同時に取ります。
蹴った時の姿勢が重要です。
左足に軸を保ちつつ、腰を入れて反ることで力強い蹴りを表現出来ます。
(反らすが押し出しはしない)
蹴った時、軸が後ろに流れると次の挙動が「もっさり」してしまいます。(よっこらしょはダメ)
手も足もスナップ(バネ)で返すとシャープさが増します。
アーナンにも出て来ますので、足刀の美しいラインを作る練習もしないといけませんね。
この挙動もペア練習を紹介されています。
右横蹴り出した瞬間、ペア相手に後ろから押してもらい前方に左足を踏み出しビタっと止まる練習です。
負荷をかけて止まる練習方法でした。
形は、四方八方の敵を仮想して演武します。
転身を行う際、眼前の敵を倒したことを確認(残心)して行えば形に深みが増すとアドバイスされています。
それをメリハリと表現されていました。
残心が無いと淡々と一本調子となりますので、演武しても観る人を引き込めないことを学びました。
まず道場で先生から教範を基に形の挙動を教わります。
競技志向の強い生徒は、競技面の強化(メリハリ等魅せる要素)を図る必要がありますのでセミナーの受講や、DVD鑑賞からインプットしていきます。
(道場によってはセミナーNGもありますので先生に要相談ですが)
その上で、競技者は黙々と自宅や道場で反復練習を重ね自分を高めます。(結局コレが一番大事)
黒帯になった頃には、自分が会得した技術を道場で後輩や仲間に継承していきます。(アウトプット)
そうすることで道場全体のレベルが上がり、教え合う(高め合う)ことを普通の状態にします。
将来の事に目を向けると人に伝えるスキルが身についていたら、その能力は社会に出た時多いに必要とされます。(コミュニケーション能力や言語化能力ね)
ペア練習然り、このセミナーDVDを改めて観てそう強く感じました。
自分ひとりでは決して上手くなれないし、形競技も高め合う仲間が必要だと強く感じました。
まだまだ先の話ですが、インプットとアウトプットが「普通」に出来る道場にしていきたいと思います。
私も生涯学習です。
2023年4月23日(日)第1回谷派空手道心武館 段級審査会 @明石勤労福祉会館
いつもお世話になります!
今朝はなぜか4時に目が覚めてしまったので、昨日の稽古写真の整理をしながらブログとインスタにUPの準備。
昼からバタバタしますので午前中に終わらさなアカンかったので結果オーライ。
ブログを終えても、まだまだ時間がありますので家の用事をパパっと済ませ出発の準備に移ります。
忘れ物の確認をし、いざ体育館に向かおうと玄関を出たところ、、
あまりの車の汚さに言葉を失ってしまいました。
ウォッシャー液の残量が少なくなった警告音もうるさいし帰ったら洗車確定です。
車を走らせ軽い渋滞にまき込まれながらも少し遅れて体育館に到着。急いで会場設営です。
マット敷いて机引っ張り出してイス並べて、生徒をお出迎え。
ちゃんと自分の級と名前を大きな声で言えてましたね。
出欠の確認を終え開始時間を待つばかりとなった時、ここで驚愕の事実が明らかに。
1審(白帯)の審査とばかり思ってたら、なんと2審!
これはホンマに焦った。
その場で館長が振り分けていきます、、
根拠のない自信ですが、白帯担当と思っていたので審査内容を超絶スピードで丸暗記。
受審する生徒以上に焦ってたかも知れません、、
次回以降、どこに配属されても対応出来るように事前準備しとかないけません。
2審は、一部白帯とオレンジ帯の軍団。基本と形の審査内容は帯で異なりますので、審査の流れに乗るのに少し手こずってしまいました。
肝心のゆり生は、3人直接審査することが出来ました。
審査は、基本・形・組手の3種類です。
【基本】
普段私が道場で言ってることが、決してオーバーではない事が身をもって分かったと思います。
今までの審査とは違い、審査員はお手本を見せてくれません。
言葉を理解して表現出来ないといけません。
雰囲気にのまれ挙動不審になる生徒や、言葉を理解出来ずに隣の生徒の真似をする生徒もチラホラ。
しっかり眼で聞き、集中しないといけない事が2審の生徒は感じたことと思います。
冒頭で館長が仰ったように、
①立ち方
②姿勢
③スピード(試合の時はリズム)
審査における着眼点です。
指示されたとおり、技や立ち方が出来ているかです。
中段突かなアカンのに、肩の高さを突いていたり(その反対も然り)
中段蹴らなアカンのに、上段蹴ってたり。
平行立ちで立つところで、八字立ちになってたり。
大久保道場の先生は言葉の理解度を確認されていました。
オレンジ帯の基本審査では、斜め方向の四股立ち(下段払い) / 四股立ち(中段突き)等が追加されています。
【形】
四の形・十二の形・平安二段(出来る人は)無難に打てていました。
2審のグループで、形が上手な生徒がいてましたが、ゆりの生徒は観ていたかな?
自分の出番が終わった時、どんなことしてたかがとても重要です。
心を落ち着けて、次の組手の準備をするのも良し。
色帯の審査を見学するのも良しです。
2人、皆のお手本にしてほしい生徒が2審にいてました。
上手になる秘訣は上手い人の形を見ることです。
自分とはどこが違うか客観的に比較出来たらその子の伸びしろはとても期待出来ると言えるでしょう。
特連や試合会場・審査等参加する際、同学年の上手な生徒を観察するようにしてほしいと思います。
成長するチャンスがそこに潜んでいます。
【組手】
突き技と足の踏み込み・気合のタイミングを合わせ技を放ちます。
当てないように気をつけつつも、スピードに乗った技がアグレッシブに出せているか。
残心までしっかり取れているかを審査しています。
隣の1審で必死に頑張るゆり生の審査を合間でチラチラ観ていました。
形を打つ時の表情がとても頼もしく、良い目をしていたように感じました。
出会った時は、幼稚園児だったのに成長したもんだ。
黒帯取るまで、しんどくてもつらくても、途中で諦めず歯を食いしばって続けてほしいと思います。
※帰ってきて速攻で洗車しましたよ。
2023年4月22日 (土)道場稽古50
いつもありがとうございます!
審査前日の今日、新入会生の早連に2人が合流!
やる気マンマンです(すごく嬉しい)
暫く横で自主練してもらって、最後に指導しました。
0・早連
1・柔軟 / ストレッチ
2・筋トレ / 体幹トレ
3・ラダートレ
4・脳トレ
5・固定式基本
6・キレ強化
7・形
8・居残り稽古
【早連】
覚えたてホヤホヤの十二の形。自宅で稽古していますね!
一生懸命覚えた形を披露してくれます。
今日は、新たに方向転換する際の両手の使い方を説明しています。
・引き手の下にくぐらす
・拳ひとつ分の出し入れ
拳ひとつ分の出し入れは、今の内に使えるようになっておくと良いでしょう。
特にバッサイ大を学ぶようになった時、一番の魅せ場で大きな力を発揮します。
ほんの少しのことですが、知ってる・知ってない、出来る・出来ないで形の見栄えが変わってきます。
比較的イージーな形で、少しずつ細かいリクエストを出していきますので、自宅で復習し出来ることをひとつずつ増やしていくと、形の完成度が高まります。
開設当初から来てくれる生徒との間には、開きがありますので当然、指導内容も異なります。
限られた時間の中稽古の質を落とさずに、どちらの生徒も満足させなければいけません。そんな中閃いたのが早連。
人間考えればアイデアは出てくるものですね。
30分だけですがじっくり基礎固めです。
早連を卒業する頃には、全体稽古にもスムーズに入っていける事でしょう。
今、道場生が懸命に稽古している平安二段の挙動を覚えた頃がひと区切りかな。
(早連を卒業されましたら、その時間を使って別のアイデアを思案中です)
なかなか良い感じで新入会生の稽古を終え、今度は兄弟の自主練に合流!
めっちゃ嬉しかったよー
審査に向けて、四の形・十二の形です。
・立ち方(特に横幅)
・手首の角度
・おへその向き
修正箇所はまだまだ多いですが、繰り返し繰り返し意識して打つことで身体に馴染まそう!
【柔軟体操 / ストレッチ】
心武館恒例の閉足立ちから始まる柔軟体操。
特連組はなんとなく覚えてるんじゃないかな⁈
これも時期を見て3年生から順に引き継ぎます。
道場で人前に立つ経験を積みリーダーシップを学び、将来キャプテンシーを発揮出来るくらいの人材を数多く育てたいと思ってます。
肩・肘の他に、特に正面蹴りが高く上がるよう股関節のストレッチを入念に行い今日の基本稽古に備えます。
【筋トレ / 体幹トレ】
スクワット正面蹴りは、軸をブラさず真っ直ぐしゃがみます。
意図を理解して取組むとより効果的です。
腕立て伏せ・腹筋・背筋・スクワット正面蹴りは今日で350回です。
体幹トレは、プランク・バックプランク・サイドプランクの3種。
サイドプランクは、片手を上にあげても動じない生徒がいたのでもう一段レベルアップ。
今度は目を瞑ってチャレンジです。これでふらつかないのであれば、多いに期待が持てますね!
形が得意な生徒が増えることを願って97分間継続しています。
【ラダートレーニング】
地味なトレーニングのあとは、みんな大好きなラダー。
シャッフルと2イン2アウト。似てるようで異なるこの2つ。
本能のおもむくまま適当にやってたらダメ。
短い距離を疲れない程度の本数でフルスピードで駆け抜けることで、敏捷性を高めることが目的です(最近知った)
【脳トレ】
ラダーを使っての脳トレ。久々です。
空手教室ですが手と足を左右バラバラの動きを取り入れ脳みそをフル活用します。
ラテラルで逆突き入れながら進みます。
簡単そうで簡単じゃありませんが、脳からの信号を身体に素早く落とし込むことを目的とします。
身体が反応しだしたら運動神経が上がっていきます。
リズム感が良い子がいますが、残念ながら追い突きになってましたね。
脳トレを繰り返すことで、瞬時の判断力・反応力がついてきます。
組手の方が好きな生徒には、頑張って出来るようになってほしいところ。
以前にもやった両手ジャンケンもランニングしながら行うと、脳トレ + コーディネーショントレーニングにも繋がります。
他にも両手両足でバラバラに行うグーパーなんかも、コーディネーショントレーニング。
スポンジのように何でも吸収する、低学年の内に複雑な動作にチャレンジしていれば神経伝達の速度が速まりますのでスポーツ万能に成長します。
この時期やってて損はないですよ。
咄嗟の判断。
これは空手に限らずいろんなスポーツにも役立ちます。
空手道はひたすらおんなじことを繰り返しますが、メニューに飽きがこないように楽しみながら出来る脳トレをストックしときましょうか!
【固定式基本】
ゆりで行う基本では、突きの前に両拳を正中線上に揃え、左右正しいコースに突きを放ちます。(目印)
これも意図を理解してほしいところ。
全力で打ったとき正中線に突けていないとちょっとマズいです。
『正中線且つ鳩尾の高さ』です。
・引き手
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い受け
・左右正面蹴り
・左前屈立ち(中段横受け) / 右基立ち(中段突き)
・右前屈立ち(上段揚げ受け) / 左基立ち(上段突き)
立ち方・運足・突きの位置を意識してください。
今日の指導ポイントは技のスピードについて。
スピードを上げる方法は2つ。
毎週、道場で大声張り上げて指導していますのであえて書きませんが、上半身の使い方は今日の2つを意識してください。
意識している内は、まだまだ。
意識してほしい事が無意識で出来るようになるまで、同じことを繰り返し稽古してほしいと思います。
絶対という言葉はあまり好きではありませんが、上手くなりますので。
【キレ強化】
形に必要な要素に、スピードや極めの他にキレがあります。
キレとは動き出しの速さを指します。
今日はキレを上げるメニューを新たに用意しました。
先に挙げたスピードを上げる要素と近いものがあり、下半身のキレに着目しています。
『競技の達人シリーズ』で学んだ瞬間脱力。
この理論を基に形稽古に置き換えて、キレを上げていきます。
脱力と前屈立ちのキレを増すメニューだけで20分ほど費やしたでしょうか。
今日行った2つに慣れてくれば、猫足立ち・四股立ちのキレを強化するメニューも準備しています。
週に1度、2時間だけの限られた短い時間の中で、より形の上達に繋がるメニューを取り入れなければいけません。
初めて取り入れた稽古でしたが、審査前日だけあって皆の集中力も高く、説明も手短に意図を理解してくれます。
ひたすらキレを上げる稽古を繰り返していくうちに、身体の使い方に変化が訪れた生徒がチラホラ。
空手を始めて1年そこそこの生徒が、ここまで出来るようになるのかと思うと私も嬉しくなってきます。
指導していてこんなに嬉しいことはありません。
少しでも上達出来るよう、ゆりに通って良かったと思ってもらえるよう私も研究を重ねたいと思います。
効果を感じ取れた稽古方法。
暫く道場で続けることで全体のレベルアップを図りたいと思います。
審査を終えた来週の稽古では、神戸市・北区大会に向け猫足立ちのキレを上げるメニューを追加します。
【形】
全員で打てる形が四の形・十二の形と2つに増えました。
そうすると全体稽古に合流出来ますので、この調子で頑張ってほしいと思います。
四の形・十二の形は全て基立ちになるよう意識を置いてください。
ここから2つにグループを分け新入会組は四の形と十二の形を自主練。
審査組は、平安二段に移ります。
形を打つ前の所作に関しては、各自言われなくても自然と出来るよう普段から意識しよう。
ここから、ブザーに合わせてひと挙動ずつ正確に丁寧におさらいです。
今日も軸について説明しています。
形を上手く打つには、スピード・キレ・極めの他に、軸の平行移動や、次の軸に乗せる方法があります。
これも何度も言っています。
たくさん形の種類はありますが形は基本の組合せですし、身体の使い方も基本的には同じです。
いまの内から基礎的なこと(回り方や軸の乗せ方)を覚えておくと、後は挙動を覚えるだけです。
形を覚えても、細かい身体の使い方の理解が不十分だとスピードも乗りませんし、極めの感覚も掴めないままになってしまいます。
基本や形で私が説明していることを自分で理解(意識)して稽古に励んでください。
転身する際、バランスを崩さず回る方法なんかも有りますので、
まずは今ずっと説明している
①『次の軸に乗せる』事が出来たら今度は、
②『速く回る』意識です。スピードがついてきたところで、
③『ふらつかず転身する』方法を説明します。
いっぺんに言うても難しいのでちょっとずつね。
毎週続けている体幹トレ、身体の使い方、今日取り入れたキレ強化を駆使して形のレベルアップを図りたいと思います。
キレの出し方が感覚的に分かった生徒の形に変化を感じたことは大収穫でした。
言葉で上手く言い表すことが出来ませんが、今日の指導に何だか手応えを感じました。
本人に上達した実感を湧かせてあげることが出来たら、もっともっと貪欲に取り組むんだと思います。
「生徒のモチベーションを上げる」
この辺が私の課題だと捉えています。
瞬間脱力を使い平行移動するとともに、四股立ちに移行する際のスピードが爆上がりしました。
これからがホントに楽しみだ。
【居残り稽古】
早連に合流した兄弟が進んで居残り稽古です。
その意気や良しっ!
そして明日の審査に挑戦する生徒全員が居残りです。
2人ずつ形を打ち、それぞれ異なる修正ポイントを指摘しています。
最後、各人の指摘事項を意識した上で全員で1本打ち終えました。
それにしても、基本と形とみっちりでした。
全く組手をしなかったので、来週は組手の時間を多めに取ろかな。
神戸市大会直前なので、居残り稽古は組手!
ふと感じたことですが、3時間近く稽古出来るくらいに体力と集中力ついて来たんやなー
※本日はワンちゃんの誕生日!
EVERLAST レザーウエイトジャンプロープ
いつもありがとうございます!
エバーラスト製の縄跳びです。
両膝に手術歴があり、リハビリがてらポチっといきました。
普通の縄跳びとは違い、重量500グラム程ありとても重たいです。
よくボクサーがジムで縄跳びしてるシーンを見かけますがあんな感じです。
ロープは本革で出来ていて、グリップは木製。
グリップの中にベアリングが入っていますので動きはとても滑らかで疲れません。
アスファルトの上だと革を痛めそうで、庭で使ってました。
今はもう庭を潰したので使ってませんが、室内ならマットを敷いた方が良いでしょうね。
ただ裸足だと引っ掛けた時、涙が出る位痛いです、、
エバーラストと本革ってところがロッキー感があって購入した思い出があります。
浪速の空手2 変革・深化・速スピード -攻防を制する高次元の練習体系- 2/3
いつもありがとうございます!
大阪の強豪校、浪速高校の練習を収録したDVDシリーズ2本目です。
チャプターが多いので3本に分けてシェアしたいと思います。
本日は中盤です。
05・ボクシング流 上体だけでの攻防
06・複合練習 触り組手 + 足払い
07・反射神経を養う 扇打ち込み練習(・突き・蹴り・離れ際の攻防)
08・その場の対応力をつくる 十字ランダム練習
【ボクシング流 上体だけでの攻防】
ペア練習です。
互いに足を止め片側が高速で突きを放ち続けます。
自分は頭を振って突きをかわし続け、相手が構えた瞬間返し技を入れます。
足を固定して突きの攻防をしています。
ボクシングと遜色ない位、もの凄いスピードでこれを繰り返します。
動体視力がハンパではありません。
互いの全ての突きが顔面を捉えているのに一発も被弾することなく、膝を柔らかく使い上体をウィービングさせています。
ペア相手が構えた瞬間に反撃するパターンに加え、互いに反撃 → 反撃を繰り返す2パターンでした。
ポイントは頭を振り続けること。
今井監督曰く、選手が試合中ポイントを獲られる時は、頭を一度振った直後に突きを極められているそうです。
失点パターンを分析し、日々の練習に取り入れられています。
応用では、ペア相手が自分の両手で蹴りの軌道を描き、受け手が突きや蹴りを捌いて反撃する練習をされていました。
(直線的な突きの軌道にプラスして、フック気味の軌道で蹴りを出しています)
また、足払いやスイッチも織り交ぜながら上下に散らしています。
止まった瞬間ポイントを獲られてしまう意識で練習させていますのでノンストップです。
【複合練習 触り組手 + 足払い】
触り組手。
間合いの練習です。
足でタッチして良いのは膝下の足払いだけ。
突きで互いにポイントの実をタッチする感じです。ボクシングで言えばマススパーでしょうか。
動きだけはフルスピードで、技は60%程度に出し合います。
とにかく互いに見合う時間が無く動き続け触ったあと、自ら仕掛けることで躍動感を掴む練習をされています。
途中今井監督が優しい口調で一人ひとりに的確なアドバイスを挟みます。
「ガードの上突いてんぞ!」
「どうやってガード下げさすねん!」
フルスピードで動きつつ、瞬時に状況判断も求めていきます。
なるほど強い理由が少し分かった気がしました。
理にかなった動きを指導するとともに、激しく動きながらも状況に応じて頭の中で戦術を選択させています。
頭の回転が速いんでしょうね。
【反射神経を養う 扇打ち込み練習(・突き・蹴り・離れ際の攻防)】
7人練習で行う練習で、出す技を決めています。
攻撃は1人、台が6人が扇に並びます。
1人目:刻み突き
2人目:スライド刻み突き
3人目:逆上
4人目:切り返し逆上
5人目:ワンツー(上段 中段)
6人目:ワンツー(上段 上段)”中段突きのフォームで上段突き”
1本打てば、立ち位置にバックステップで戻り次の攻撃に移りますが、
大事なのは突き終わりスイッチする際、逆の手で相手を押し空間を作ることが必要です。
相手がビクともせずバックステップすると相手に追われ反撃にあうと指導されています。
どの技も、技が詰まらず相手の後方へ抜けていくイメージで思い切って突きを飛ばすことを指導されています。
また切り返し逆上では、相手の突きの軌道上の外側から入っています。
この技術は松久先生や荒賀先生、月井 新先生も同様の入り方を紹介されています。
突きの瞬間、小指を上に向ける技術なんかも3者に共通する長い突きを出すためです。
(身体が出来上がってくる中学生からでしょうか)
真っ直ぐで勝負すれば、相手の刻みの方が絶対速いですので軌道を変えることで避けながらポイントを獲りに行きます。
しっかり自分の奥拳で相手の刻みを封じながら切り返して逆上を極めています。
同様に台を配置し次は刻み蹴りの練習です。
刻み蹴りのフォームはお尻を前に突き出すイメージが大切です。
1人目:中段蹴り
2人目:上段蹴り
3人目:中・上(ダブル)
4人目:裏回し蹴り
裏回し蹴りも状況によって使い分けを指導されています。
相手が前に出てきた時(カウンター)の裏回し蹴りは膝を曲げて巻き込み、
自分から仕掛ける裏回し蹴り刺すイメージで足を伸ばします。
次は、後ろ足で相手の背部への蹴りです。
1人目:中段回し蹴り
2人目:裏回し蹴り
3人目:足払い → スイッチ → 刻み突き
4人目:足払い → スピン(後ろ回し蹴り)
中段回し蹴りの意識は「膝の引き寄せを速く」
近間の攻防です。
このDVDの収録時、掴みに関するルールに見直しが入った時期でした。
相手の道着を掴んでの攻撃が許されていましたが、掴みは一瞬だけに変更されました。(今も)
現在は掴んだまま突きを2回出せば、カテゴリ-2の反則です。
ルール変更に対応した練習をされています。
シチュエーションはこんな感じ。
自分刻み突きを仕掛けた → 相手がダッキングしてかわした→ 掴んだ → 技出す!
ポイントは4つ
①一度相手を引き寄せてから離して突くこと
②引き手は大きく取る
③攻撃によって道着を掴む位置が異なる
④引き寄せたければ押し、離したければ引き寄せる
(相手は反発するのであえて目的とは逆を行い、相手をコントロールします 高度!)
1人目:逆上
2人目:刻み突き
3人目:裏回し蹴り
4人目:背部へ中段回し蹴り
5人目:投げ
ダッキングしての投げは、相手の襟を真上に持ち上げることと、隙間を作らないように。(スペースがあれば逆に投げられるよ)
ルールが変われば戦い方も変わっていきます。変化に順応出来た人が勝ち残っていくんだと思います。
戦い方や戦術を指導者が研究に研究を重ねた努力する姿が容易に想像でき浪速高校は、いろんな場面を想定して練習されています。
強さの理由が分かったような気がします。
【その場の対応力をつくる 十字ランダム練習】
応用編では、台の選手が自由に動き回ります。
台の人がランダムに自分の番号1・2・3・4と声をかけ、瞬時に向きを変え順番に向きを変え攻撃を仕掛けます。
前から、横から、後ろから360度相手がやって来ますので、距離や間合い・タイミングによって出す技を瞬時に選択しています。
一撃も食らわずに行うとなると、もの凄く反射神経が上がる練習方法と言えます。
周辺視野も無いとついていけませんね。
改めて、書きますが真身で構えていては、次の相手が背部にいたら絶対に一手遅れてしまいます。
「先の先」・「後の先」ともに反応速度を競う競技空手では、これは致命的です。
なぜ真半身の構えなのか、十字ランダムの練習を通じて、横の動き・後ろの動き・斜めの動きに対し理にかなっていることを
DVD向けに論理的に説明してくれています。
その他のアドバイスでは、膝のゆとりの重要性を伝えています。
浮いていては、技に入る直前体勢を作る動作が入るので、膝のゆとり(溜め)が常に必要です。
また、十字ランダムが得意な選手に共通することに腰(高さ)の安定が挙げられていました。
観ているだけで勉強になります。





















