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2022年4月24日(日)第1回谷派空手道心武館 段級審査会 @垂水体育館
こんにちは!
本日は、垂水体育館で段級審査会でした。
初めて使用する体育館。道に迷っても大丈夫なように2時間前に出発です。やはり初めての場所は厄介です。
ナビをつけていても、ナビを信じない自分がいます。
曲がれの指示を通り過ぎ、行ったり来たりです。結局ナビが正しかったですが。
何とか到着しましたが、1時間以上待ちぼうけです。雨降りなので車で、雑誌片手にコーヒーでも飲みながら時間つぶしです。
ゆっくりしていましたが受付開始時間前なのに、ぞくぞくと生徒が入っていきます。
私も急いで中に入り、お手伝いスタート。入口で検温と消毒当番です。
ひと段落ついたあと私も中に入り、今後の道場稽古に活かすべく各クラスの審査内容をメモメモ、、といきたいところでしたが何とっ!
黒帯生には実技テスト以外にも筆記テストまで用意されています。その採点係りを仰せつかりました。
手元に回答用紙があるはずも無く、全て私の知識の中で採点しなくてはいけません、、
一体何人の採点をしたことでしょう。いい加減な採点など出来るはずも無く、私も真剣です。
そうこうしているうちに、楽しみにしていた基本審査も終了しているではありませんか。
今まで沢山審査会に立ち会ってきましたが、それは私自身の審査や娘の審査です。観る視点が今回とは全く異なります。
勉強したかったですが、またの機会です。
さて審査ですが、各道場での出席率や普段の頑張りを認められた生徒にお声がかかります。
審査内容は、基本・形・組手の3項目を級毎に分かれて行います。試合とは違い、基本に忠実に出来ているかを審査します。
頭で正しく理解し、正しく表現出来ないといけません。
おそらく次回も採点係りがまわってくることでしょう。テキパキ採点してじっくりと審査を観察したいと思います。
2022年4月23日 (土)道場稽古5
こんにちは!
5月からの稽古場所も確保出来た事もあり、今朝はいつにも増してやる気満々です!
ここでの稽古も、今日を入れてあと2回です。
わずか1カ月間でしたが、ゆり道場のスタート地点ですし松宮の住人として、それなりに思い入れも愛着もあります。
今後の説明をする時間も必要なので30分短縮で稽古スタートです。
座礼 / 黙想からの準備体操です。もう正座の仕方や立礼もバッチリです。
順番を覚えたら姿勢の美しさも追及していきたいですね。
武道家らしく堂々と凛とした佇まいで。
いつも通り、ジョグで身体を動かしたあと半回転ジャンプです。着地と同時に一歩目を速く動かすアップです。
ひと通り基本稽古が出来るようになるまで、組手の稽古はスタートしませんが、その日に向けてフットワークを取り入れています。
軽く身体を動かしたら次はラダー。いきなりトップスピードです。
もう慣れていますね。スムーズに動ける時は後ろ向きでトライです。難易度上がりますが、一度覚えた動作はインプットされますので一生ものです。
空手以外の他のスポーツにも役にたちますので、ゴールデンエイジ期にいろんな動作を経験させてあげたいと思って時間を多めに割いています。
クイックラン
ラテラル
グーパー
スタックアウト
シャッフル
小休止を挟んだあと、マーカーを使った十字ランダムです。
指定色を色タッチしますが、頭で考えたあとに動き出します。目視確認するのではなく、号令とともに動き出せるようになりたいところです。
まず色の位置を頭にインプットしておけば、反応速度がグンと上がります。
反対色にタッチする分には、大人でも一瞬戸惑うかと思いますが。今度勝負してみようかな。
アジリティを終え、固定式基本に入ります。引き手、突き、正面蹴りのおさらいをした後、中段横受けです。
丁寧に丁寧に重要ポイントを交えて、練習です。
そんな中、今日はスペシャルゲストがやってきました。
当道場では、どんなに寒い日でも、出入り口のドアや窓を全開にしています。
今日はポカポカ陽気で心地良かったのか、ツバメが新居探しにやってきました。
ちょっとだけ、休憩してみんなでツバメを見送ったあと、稽古再開です。
先週覚えたての「下段払い」と新しい立ち方の「前屈立ち」です。
今練習している立ち方や技は、切っても切り離せない位に大事です。
間違った覚え方をしてしまうと、癖はなかなか取れません。
この先、試合や級審査にもチャレンジすることでしょう。
なので稽古中は先生のお話を、目を見て聞くようにしよう!
今日は、私にとって一生忘れる事の出来ない日になりました。
私の基に正式に入会していただけました。
この感謝の気持ちを忘れることなく、真心を込めて指導にあたりたいと思います。
HAYATE 拳サポーター
ミニハードル
古川哲也のチャンピオンセミナー -形は骨で極める! スーパーリンペイ
こんにちは!
古川 哲也のチャンピオンセミナー スーパーリンペイ編です。
糸東流のスーパーリンペイとは、異なる部分が多いですね。剛柔流の方は一度も打ったことがありませんが、通じる部分も多々あるのではないでしょうか。
では、形の流れに沿って注意ポイントを列挙してみます。
「最初の突き、受け」
①肩が動くスピードが速くないと突きが速くならない
②肩肘を同時に出すが、肩が上がらないように注意する
③突き手は上がらず、受け手は引かず必ず同じバランスで突く
④引く時は、スナップを使う
⑤組手逆突きの引き手と同じ感覚で引く
⑥突き止めは拳をしっかり握って突ききる
⑦突き止め後、両手を寄せて返す動きは、相手に掴まれた手を立てて手首を返しながらやや前方向側で外す
「回し受け」
①道着を叩いて音を出すことは技術面がマイナスとなる
②回し受けでは、道着が擦れる音は自然だが腰を叩いて出る音は意味としておかしい
③相手の突きをずらして返したら、そのまま相手の手を握ったままにしておく
「合わせ突き」
①横受けを早めの位置で出し、肩をスムーズに運んで合わせ突きで極めるとスピード感が出る
②背中のバランスを意識して、両方の突きを合わせる
③受けて引いて突く一連の動作では、肩の動きを止めたりせず引いた勢いのまま突く
「下段受け、逆突き」
①相手の突きを押さえて突くイメージなのでスナップは使わない
「合わせ突き」
①(上の突き)突く位置は筋肉の薄い部分【雁下】乳首の真下
②(下の突き)突く位置は【稲妻】脇腹の急所
「四股立ち」
①四股立ち移動は開きながらも、鼠径部を締めて軸足で極める事で強さとスピード感が増す
②切り返しの時のキレが重要
③左の軸足で極める事と、左に相手を引っ張る事が大事
④相手を左手で引っ張り、右手で鉄槌打ちをするので、その位置がズレないように気をつける
⑤速く突こうとすると後ろ足が引きずられてしまいやすいので、突こうとした瞬間に素早く前に入るイメージで移動する
⑥体を動かした瞬間に前蹴りに入るイメージ
「蹴り、肘当て、裏打ちの連続技」
①四股立ちは前蹴りの後の横の肘当てと同時に極めて、その後裏打ちをする
「四股立ちからの立ち上がり」
①掌底当ては押えた時の引き手の位置からスタートして立ち方と同時に極める
「蹴り」
①胸を張らずに、いつも以上に胸と膝をリラックスさせる事で高く蹴れる
「終盤の貫手」
①相手の【脇影】(脇腹上付近)を突くには、突いてきた手を横にずらすか下からスライドさせるので、三角筋の境目に手刀が当たる 最後は被さる意識で貫手する
「最後の狐受け」
①狐受けは指先を広げるより、揃えて真下に向けると力が強くなる
形の深い部分をマニアックに追及したセミナーです。
1日で3つも教われるなんて、羨ましいかぎりですね。