こんにちは!
今日も朝早くから、お姉ちゃんを総合運動公園まで届けます。超絶早起きも今日が最後。
3年間の部活動もとうとうファイナルを迎えました。優衣ちゃんお疲れ様でした。
部活動がひと段落ついたところで、希望する進路に向けて勉強に力を注ぎます。
やると決めたら最後までやり切る、コツコツ型で粘り強いところがお姉ちゃんの最大の長所。
誰よりも早く家を出て、夜遅く帰ってくる生活を続けています。
さて本日は、午前中から桜の宮小学校で「さくらのみやまつり」について打合せ。
校長先生とも初顔合わせです。なんと空手道経験者。しかも谷派糸東流です!
これには、ほんとにビックリです。道場に顔を出してくれるようですので、しっかりとご挨拶するようにね!
体育館の大型扇風機も心よく貸していただけましたし、熱中症に気をつけて稽古に励みたいと思います。
まだまだ嬉しいことが続きます。
空手体験に来てくれていた子供たちが3人正式入会してくれました。
初めての桜の宮小学校の生徒です!
賑やかになってきましたよ、生徒数が大台突破です。
初年度10人を目標にしていましたが、おかげさまで3ヶ月でクリア出来ました。
新たに見学に来てくれた男の子も。みんなスタートしたばっかりなので全員が初心者。思い切って飛び込んで来てほしいなと思います。いつでも大歓迎です。
本日のメニューに移ります。
みんなで、道場訓の唱和です。これは毎回必ず行いますので暗記するようにお願いします。
グルグルと全員で体育館をジョグしたあと、皆で円になってストレッチ。
何気ないことですが、ジョグが終わったあと自然と円になり始めました。
一連の行動パターンが定着したのでしょうか。少し嬉しかった出来事です。
縦一列に並んで、アップがてら半回転ダッシュを左右繰り返します。これは「組手」向けのアップ。一歩目のスタートダッシュを高めます。
今度は、横一列にならんでジャンプ。跳躍力をつけます。後に行う組手稽古に役立たせます。
小休止をこまめに挟み、次は移動式基本です。ひたすら【基立ち】/【追い突き】です。何往復したでしょうか。
改めてポイントを説明します。
・横幅は肩幅程度に開く
・おへそは前を向く
・後ろ足の踵は浮かさない
・運足は半円を描く(初登場)
これが、今日の学びです。
上記4つが出来るようになれば、美しさを追求していきますので、まだまだリクエストを増やしていきます。
移動基本のあとは、形稽古です。
8月21日に念願の大会デビュー戦を控える生徒がいます。
8月にベストパフォーマンスを発揮出来るよう、練習を重ねています。
そりゃ競技ですので勝ち負けがあります。でも、それ以上に私自身が重要視することは、大会に向けどれだけ一生懸命に稽古を重ねてきたか。
プロセスの大切さを伝えていきたいと思っています。
大会に出ない生徒もいてますが、しばらく形稽古に力を入れていきますのでご容赦ください。
先週、延々と形稽古を続けた結果、緊張の糸が切れた瞬間がありました。
なので今回は時間配分を移動基本・形・組手の3つに分けました。
大会を控えていますが、限られた時間の中で全力で形稽古です。
生徒にも形稽古から得られる集中力について説明しました。するとどうでしょう。今日の集中力は過去最高だったのではないでしょうか。
腹の底から声が出ていましたし、全員の一生懸命さが伝わりました。
小休止を素早くすませ、ひとり黙々と形を打つ生徒も現れだしました。手取り足取り教えたくなりますね。
最後は組手の稽古です。
ひたすら耐える基本や形稽古とは打って変わって、組手稽古となると躍動感が出てきます。やはり男の子は身体を目一杯動かす事が好きなのでしょうね。
凄いエネルギーですし、目がキラキラしています。
まず組手の構え方。ポイントをひとつずつおさらいです。
1・対戦相手に対して身体を真横に向ける
2・顔を相手に向ける
3・前の手は顎の高さ
4・奥の手は胸の前
5・軽い四股立ち構え
6・足はㇵの字
7・膝は少し曲げる
8・踵はほんの少し浮かす
疲れてくれば、構え方が崩れてきますが、3と4は特に重要です。
実演を兼ねてなぜ重要なのかを説明しています。
構え方を崩さず前後にフットワークを繰り返したのち、実際に【刻み突き】の練習に移ります。
刻み突きは、後ろ足の「溜め」を利用して前の足で大きく相手に向かって飛び込むと同時に前手で突きます。
最初のジャンプ練習がこの刻み突きで活きてきます。
勢いよく飛び込む感覚を掴むため、この日のために用意しておいた100均アイテムの登場です。
小さくて丸いスポンジボールを、少し離れて高い位置から落下させ、落とさない様に飛び込んでキャッチします。
遊んでるように見えますが、とても有効な練習アイテムです。(コストパフォーマンス高いです)
これは、刻み突きのフォームと同じです。ゲーム感覚で正しいフォームを自然と身体に染み込ませます。
たくさんありますので、次週ひとつずつプレゼントします。家で遊んでね。
組手基本が出来るようになれば、なぜこの突き方が有効なのかを説明しますが、今はまだその時ではないので伝えていません。
最後に今後の予定です。
8月21日 初めての形試合
9月11日 段級審査会
10月15日 さくらのみやまつり
ゆり道場からは、5人が形試合にエントリー。
段級審査会では、基本・形・組手の3つを審査します。
一人でも多く受審出来るよう、審査に向けての稽古も入ってきます。
北山公園で行われる「さくらのみやまつり」では、子供達全員で演武を行いたいと思います。
今までに学んだ突きや受け・形を披露する予定です。
スケジュールは「密」
※今日は居残りで動画の撮影を行い、形を6本撮り溜めました。これらは大会以降に学んでいく形です。
撮影のお手伝いありがとうございました!!
こんにちは!
空手形全集 Vol.6です。収録形は、
1・十六(ジュウロク)
2・松村ローハイ
3・十三(セイサン)
4・シソーチン
糸東流流祖・摩文仁賢和創作の形、十六。
昭和16年に創作されたので、「十六」と命名されました。比較的短い形ですが、糸東流の基本として落下、流水、屈伸、転移、反撃の受けの五原則が含まれています。
好きな形です。
松村ローハイは糸東流第2指定形です。
大会では、ニーパイポ を打つ選手がほとんどではないでしょうか。
巻き込みからの鉤突きや鷺足立ちが特徴的です。
立ち方の変化を、大胆且つキレのある素早い動きが求められます。
セイサンは那覇手の形。前半は三戦立ちで進行し、膝関節への足刀蹴りがとてもカッコ良くて、よく打ちます。
最後、回し受けで納めます。
十九(シソーチン)は、セイサン同様那覇手の形です。
開手による受け技が特徴的です。
四本貫手や前腕による横打ち、掌底打ち、肘当て、蹴り等技が盛り沢山です。
会派初段の審査で演武しました。
こんにちは!
今日は体育館照明工事につき、お休みでしたが予定より早く終わったようで使用可能となりました。
HP上で告知するにも十分な時間もないことから、今日は生徒だけで稽古をすることに。
夏に大会が控えていることもあり、2時間みっちり基本と形です。
まずは固定式基本です。
突き・受け・蹴りを基本に沿って繰り返します。
形は基本の組合せです。
手技を出す時は、引き手をしっかり取り両手で技を極めることです。まだ意識が足りないかな。
もうひとつ、中心軸です。重心が手技の側に傾きがちなので「平行立ち」を崩さないように。
小休止を挟み、残り時間を全て形に費やします。
直近2回の形稽古を振り返り、今日はひと挙動ずつ区切りながら次に進める方法を取りました。
まずは、間違いなく打てるようになること。最初のハードルです。
出来るようになれば、ひとり黙々と打ち込み数をこなします。ここでどれだけ頑張れるかです。
これから、形動画の編集を急ぎます。
自宅で復習してくれると嬉しいです。
こんにちは!
チャタンとセットでポチっといきました。
買った瞬間読めるところが、タブレット版の利点ですね。
物覚えが悪く、長い形はずっと敬遠してきましたが稽古後に自由時間が有り余ってますので、挑戦しようと思い購入しましたが、、
中国福建省の白鶴拳に源流があると言われています。そのため、開手による攻防が特徴的です。
滑らかな動作の中に俊敏さも含んだ形です。女子選手向きな形ではないでしょうか。
初めて聞く立ち方、「座湾立ち」「添え足立ち」「鶴翼の構え」「酔羅漢の構え」なるものが出てきます。
打てるようになるには、相当時間がかかる気がします。
ごく一般的なパープーレンと思っていましたが、チャタン同様に糸東会が制定するパープーレン。大舞台で良く観るのとは、なかなかの違いでした。
こんにちは!
空手形全集 Vol.5です。収録形は、
1・ジッテ
2・慈恩(ジオン)
3・五十四歩
ジッテは、ジオン、ジインと同系統のものとして、首里手(糸洲派)に包含されています。軽快なリズム且つダイナミックな動作が特徴です。
珍しい技では、裏受けや平拳打ち落とし、背刀打ち、流し受け、四股立ち移動なんかが出てきます。松濤館流のイメージが強いですね。
ご存じ、松濤館流の第1指定形ジオン。
挙動数は多いですが、基本技で構成されています。猫足立ち中段掻き分けからの中段蹴り、そして中段の連突きです。他にも後屈立ち下段払いや、四股立ち流し受けが特徴的ですね。
ジッテ・ジインとともに結構練習した形です。
首里手(糸洲派)最高峰の形、五十四歩は挙動数が多くとても長い形です。四本貫手からの突き受け、掛け手、流し受け、肘当て等技が豊富で打っていて楽しい形です。
後ろから抱きついてきた敵を前傾して振り払ったり、二の腕受けが出てきたりもします。その二の腕受けですが、お侍さんが着物を着て出歩く時、両袖に手を入れて歩いていたそうです。手を入れた状態でも敵から身を守るために出来た技と聞いた覚えがあります。
最近のトレンドではないのでしょうか。あまり見かけませんね。