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2022年5月7日 (土)道場稽古7
こんにちは!
松宮で空手教室を開いたからでしょうか?休日に早起きする習慣がつきました。
今朝もお姉ちゃんを送り届け、すかさず洗車です。まだまだ時間に余裕があるので愛犬の予防接種のため動物病院にも。
まったりとした時間が流れています。
さて本日は、桜の宮小学校です。
初日なので、少々早く学校へ向かいました。
ちょっと、バタつきましたが体育館入りです。
体育館入りして、真っ先にしたこと。コンパス片手に神棚を祀る方角探しです。(神棚はありませんが)
次に、道場訓を全員で唱和。少しずつ道場らしくなってきました。
皆で柔軟体操をし、広い道場を動的ストレッチを交えジョグです。
半回転ダッシュと仰向け(うつ伏せ)ダッシュで、徐々に身体を温めます。
軽く動けるようになったら、サーキットトレーニングです!
道場が広いので連続でいろんなことが出来ますね!
シャッフルで駆け抜けたあと、ハードルを連続ジャンプで跳躍力をつけます。最後は勢いを落とさずマーカーをサイドステップ!
子供達の体力を様子見しながら、休憩を多めに取りつつアジリティ強化します。
ここからは、固定式基本です。上段揚げ受け・中段受け・下段払いです。私の指導方法は生徒に会話形式で質問をどんどんぶつけます。
会話の中で理解力を確認しますが、技の注意点や空手の用語を答えられるようになってきています。
頭で理解出来たら、今度は身体が自然と覚えられる様になるまで反復練習あるのみです。
次に、正面蹴りです。今日はアプローチを少し変えました。まず膝を上げるところから練習です。膝への意識が足りないと空手の蹴りには近づきません。
膝あげで感触を得た後、実際に蹴ってみます。それでも膝が上がらない場合、おそらく「股関節のつまり」が原因です。今日やったように座って片足を8の字に振ると効果が得られます。
するとどうでしょう?先程よりも良くなってきました!
最後は、きつい前屈立ちからの突きです。生徒には今回も伝えましたが、しんどい時に自分に負けずどれだけ頑張れるかです。
歯を食いしばりながら、時には辛くて涙を流しながら、そんなきつい稽古にも頑張ってついて来てほしいと思います。
稽古終了後、管理人さんと今後の打合せ。
ささっと済ませたあとに、サプライズが2つです。
なんとっ! 土曜日の13時から17時の4時間も利用可能とのこと!通常稽古以外にプラス2時間もあれば、いろんな事が出来ますね!
私自身の稽古時間も取れます。
たくさん動画を撮り溜める事も出来ます。
生徒の自主練の場にも活用出来ます。
段級審査や大会前の特別練習も有りです。
未就学児向け空手体験教室の定期開催も可能です。(今日、年中さんが来てくれました!是非体験会にもお越しください!)
初級・中級・上級と細かくクラスを分けての練習も有りです。
パパさんママさんを対象とした、ゆるーい健康空手なんかも!
それともうひとつ!
チラシを学校で生徒一人ひとりに配布してくれることになりました。
担任の先生から、配っていただけるようです。
沢山生徒が増えて賑やかな道場になりますように!
競技の達人7 「振り子蹴法編」
こんにちは!
競技の達人Vol.7 振り子蹴法編
日々進化する空手の技術。空手も縦回転の蹴りが使われ始めています。
一見高度に見える縦回転の蹴りですが、コツさえ掴めば誰でも出来る(ようです)
第7巻では振り子蹴法での縦蹴りを解説されており、縦蹴りに必要な動きを様々なエクササイズで学ぶことが出来るように構成されています。キーワードは上半身の使い方と足のリラックスです。
肩甲骨の準備運動
①肘を伸ばした四つん這いの体勢から、肩甲骨を伸び縮みさせます
②仰向けに寝た状態から、肩甲骨だけを使って身体を移動させます
逆突きを出す時、腰を切りますが肩甲骨を柔らかく使えるようになると、より長い突きが繰り出せます。
股関節の準備運動
①股関節を真横に上げて外側から内側に回し進みます
②股関節を大きく内側から外側へ回し進みます
振り子蹴法である縦蹴りをマスターするには、足を振り子のように使う感覚を養わなければいけません。
次に、足をふる様々な運動の紹介です。
振り子ステップ
①垂直に振る
膝と足首を曲げず、足をまっすぐに振り上げつま先が天井へ向くように蹴ります。
コツは上半身を柔らかく使い、足だけで蹴らないこと。また頭が動かさないように注意します。
②内から外
足をまっすぐに振り上げ、内から外へ大きく振り上げます。
コツはつま先で大きな円を描くように蹴ります。
③2ステップ
1で膝を深く曲げ、踵をお尻のあたりにまで持っていきます。
2で膝を自然に伸ばして下ろします。
④3ステップ
1で膝を深く曲げ、踵をお尻のあたりにまで持っていきます。
2で膝を自然に伸ばして下ろします。
3で股関節を内側に回転させ足の裏を手でタッチします(右足は左手 / 左足は右手)
⑤4ステップ
1で膝を深く曲げ、踵をお尻のあたりにまで持っていきます。
2で膝を自然に伸ばして下ろします。
3で股関節を内側に回転させ足の裏を手でタッチします(右足は左手 / 左足は右手)
4で股関節を外側に回転させ足の裏を手でタッチします(右足は右手 / 左足は左手)
⑥5ステップ
1で膝を深く曲げ、踵をお尻のあたりにまで持っていきます。
2で膝を自然に伸ばして下ろします。
3で股関節を内側に回転させ足の裏を手でタッチします(右足は左手 / 左足は右手)
4で股関節を外側に回転させ足の裏を手でタッチします(右足は右手 / 左足は左手)
5で股関節をもう一度内側に回転させ軸足の後ろで足の裏を手でタッチします(右足は左手 / 左足は右手)
次に縦蹴りに有効なエクササイズです。
①縦に8の字を描く
座った状態で片方の足を曲げずに伸ばします。この状態で伸ばした方の足で大きく縦に8の字を描くように動かします。(足は曲げずに真っすぐに)
一方、曲げている方の足は、描く方の足に合わせて動かします。(上に移動する時は踵を浮かし、下に降りて来た時はつま先を浮かします)踵の上下動を入れることで、腰の使い方が連動するようです。
②横に8の字を描く
座った状態で片方の足を曲げずに伸ばします。この状態で伸ばした方の足で大きく横に8の字を描くように動かします。(足は曲げずに真っすぐに)
一方、曲げている方の足は、描く方の足に合わせて動かします。(描く方の足が外側に向かう時は踵を浮かし、足先が内側に向かう時は、つま先を浮かします)
足を振って軸足を移動させたあと、軸足を180度回転させて蹴り足の軌道を変え真上から蹴りを振り落とせるようになっているはずです。
縦回転の蹴りは遠い距離を一気に詰め、通常の上段蹴りよりも高い位置から蹴りを落とす事が出来ます。
試合で極めるには、足首のスナップを効かせて寸前で止めれるようにコントロール出来なければいけませんね。(高度なテクニックです)
競技の達人6 「二軸基本練習編」
こんにちは!
競技の達人Vol.6 「二軸基本練習編」
第6巻は、二軸の身体操作による基本の練習法です。
技は中心軸で練り、二軸を使います。二軸を使えば驚くほどのスピードとパワーば生まれると説明されています。
二軸に欠かす事の出来ない急速落下の練習方法の紹介です。
1㌔程度のダンベル(1リットルのペットボトル)を両手に水平に持ち、股関節の抜きでスッとしゃがみます。
その時、ダンベルが一瞬宙に浮きます。20回程度繰り返し瞬間脱力の感覚を掴みます。
身体が前傾しないように注意が必要です。
応用として、急速落下と同時に水平に持ったダンベルを頭の上に持ち上げます。落下によって腕が伸びるイメージで行います。
二軸の本質は「追い突き」の中に隠されています。
練習方法をご紹介します。
まず基本立ちとなります。(各20回程度)
①:号令とともに、瞬間的に「前膝・股関節」を抜いて全体重を落とす練習を行います。
②:①にプラスして、「逆突き」を入れます。
③:①にプラスして、「後ろ足」を寄せます。
④:①、②、③を同時に行います。
移動基本にも応用が効きますね。抜きの感覚が掴めたら、楽に速く極めれます。(形にも活かされます)
次に、二軸ステップの練習です。
二軸を駆使する事で素早い重心移動が可能となります。まずはラインを使ったステップ練習で俊敏性を養います。
ラインの片側に両足を揃えて置き、細かくジグザグにステップしながら前進します。
膝を突っ張らずに、逆に抜くことを心掛けなければいけません。
ラダートレーニングのクロスカントリーですね。他にもシャッフルも取り入れていました。
片足移動では、面白い練習方法がありました。
片足で立ち、浮かせる足は前に置かずに身体の後ろに置きます。そこから軸足の股関節の抜きに合わせ片足逆突きを行います。
その際、立った時の姿勢がもっとも大切です。骨盤が後傾していると股関節が抜きづらいばかりか重心が崩れてしまうので威力のある突きを放てません。
若干ですが前傾していると股関節が抜きやすくなります。
次に片足での追い突きです。
片足で立った状態から股関節を抜きながら前進して浮かせている足を前に着地させます。
今度は軸足だった足を浮かせて連続して前に進み追い突きを入れます。
ポイントは沈みながら前進することでスピードが増します。
慣れてくると、踏み込んだ足が前方へ遠くまで飛ばせるようになるようで、組手競技では遠間から一気に距離を稼げます。
理にかなった練習だと感じました。
後ろ足で蹴って入るよりも、前足(股関節)の抜きの方がスピードも距離も出ることが分かりました。
組手の技では、股関節の外旋を使った「ジグザグ突き」や「らせん突き」が紹介されています。
説明が難しい為、細かい部分が割愛しますが、「外から内」「内から外」で技に移ります。
相手が予想出来ない動きを取り入れることで、自分のリズムで組手ができ、結果勝率が増すのではないでしょか。
2022年5月1日(日)谷派空手道修交会 組手練習会 @垂水体育館
こんにちは!
本日は、修交会主催の組手練習会です。場所は先週の審査と同じ垂水体育館です。
建物から新築の香りがしたのは私だけでしょうか。館内は大きな多目的スペースが2面、トレーニングジムも有りとてもキレイです。
さて本日は、午前中は組手審判講習会。新ルールの確認です。変更点を説明していただき、実際に大学生にその通り動いて頂きジャッジの練習です。
午後からは、組手好きなちびっ子たちが沢山集まり試合形式です。普段とは違う練習相手が沢山いてます。
いろんなタイプの選手と、ひとつでも多く練習試合を重ね、自分の引き出しを増やしてほしいですね。
私たちは、午後からちびっ子たちの試合を審判で参加です。
子供は試合経験を積む事ができ、私たちはジャッジの勉強。
技を取る眼を養う事はもちろん、反則の見極めとヤメっ!をかけるタイミングの勉強です。
まさにWin-Winです。
主催してくださいました先生方に感謝です。
さらっと組手のルールについて触れてみます。
(有効)1ポイント:7つの攻撃部位に極めた突き「頭部・顔面・頸部・腹部・胸部・背部・わき腹」
(技あり)2ポイント:4つの攻撃部位に極めた蹴り「腹部・胸部・背部・わき腹」
(1本)3ポイント:3つの攻撃部位に極めた蹴り「顔面・頸部・頭部」
倒れた(こかした)相手に突きを極めれば3ポイント(1本)ですが、小学生の間は反則です。
次に反則の説明です。
反則は大きく分けて2種類。
カテゴリー1(C1):過度な接触
カテゴリー2(C2):その他の反則
その他の反則とは、逃げ回る、負傷の装い、負傷の誇張、場外、相手を掴む、礼儀に反する行為etc
反則は交差累積されず、C1、C2をどちらか4回重ねると負け。
1度目:忠告
2度目:警告
3度目:反則注意 (負けリーチ)
4度目:反則 (負け確定)
残り時間ラスト15秒になれば「あとしばらく」とコールされ、この間C2を取られると、一気に反則注意になります。(C2の反則が0回でもリーチがかかります)
また先にポイントを奪取した方に、「先取」が与えられます。
同点で試合終了した場合、先取を取った方が勝者となります。先取ルールを導入したことで両者とも、よりアグレッシブな試合展開が期待出来ますね。
また両者0ポイントの場合、コートの隅に座る4人の副審と試合を捌く主審、計5人の審判による判定となり勝者を決めます。
判定基準は、試合中の態度や闘争精神、手数の多さ等によって決められます。
次に主審と副審の役割についてです。
技が極まったかどうかをジャッジするのは「副審」です。4人の副審のうち、2本以上の旗が同時に上がった場合、ポイントとなります。(旗1本は無得点です)
主審の役割は、C1とC2の反則を取ることです。なぜならば動きのある中でも選手に一番近い位置でジャッジ出来るからです。副審からは死角になって見えないケースもありますので反則は主審が取ります。(役割分担ですね)
主審が反則を見抜いたら、即座にヤメっ!をかけ、たくさんある反則のジェスチャーで副審に同意を求めます。2人以上の副審から同意を得られれば、正式に反則を取ります。
(1人しか同意を得られなかったら、そのまま続行となります)
とても難しいことは自分が主審の場合ですが、技が極まったと思ってもヤメっ!をかけないことです。技を取るのは副審ですので。良い技が極まると条件反射でヤメっ!て言うてしまいます。
ゆり生の組手デビュー戦は、心武館大会になると思います。ここ最近コロナ禍により開催見送りが続いていますが、開催が決まりましたら、Xデーに照準を合わせて組手の練習開始です。
基本稽古はもちろんのこと、形も組手も頑張りますよ!
これなんのブログやろか??
2022年4月30日 (土)道場稽古6
こんにちは!
松宮台自治会館での稽古も、本日を持って終了です。
自宅から秒で通える距離。なにかと便利でした。体験に来てくれた10人以上のちびっ子たちが松宮在住でした。
ニーズは相当高かったのですが、こちらの不手際でチラシの内容が異なってしまい大変ご迷惑をおかけしました。
さて本日の稽古です。
しっかりと座礼・黙想です。改めて黙想の説明をしましたが、みんな正しく理解してくれていました。
いつものようにジョグから動的ストレッチに入り、ジャンプやサイドステップに加え組手のフットワークに初挑戦!
動かす部位は足首だけ。「大きく・高く」跳ねるのでは無く「小さく・小刻み」にです。
おさらいです。
・真半身に構える(おへそは横・顔を正面)
・前拳は顎の高さ
・奥の手は胸の前
・足の向きはハの字
・膝を軽く曲げる
・踵をほんの少し浮かす
・歩幅は変えない
・軸は動かさない(焼き鳥の串が刺さった状態)
来週は広い体育館なので、長い距離練習出来ますね。フットワークで下半身の筋肉をつけたいと思います。
身体が温もったところで、ラダーです。
今まで教えた事は難なくこなすようになってきたので、ここで新しいメニューを2つ追加です。
2イン2アウトとニーホップです。
2イン2アウトは、シャッフルと似ているので、しばらく練習すれば出来るようになるでしょうが、ニーホップは手こずります。左右の足で違う動作をする訳ですから難易度高めです。
脳と身体、あるいは体の部位と部位の「神経回路」がしっかり連係しているほど、電気信号は速く、正しく伝わります。これによって身体がスムーズに自分の思い通りに動かせるようになります。
空手教室なのに脳トレが入りますが、この繰り返しで運動神経を上げていきます。諦めず挑戦してみよう!
小休止を挟んだ後、固定式基本です。
今までに覚えた、「引き手」・「突き」・「正面蹴り」・「中段横受け」・「下段払い」に加え「上段揚げ受け」が新たに加わりました。
動作を2挙動に分けて教えましたが、驚くことに皆出来るではありませんか!
ここからは、しんどい練習に突入です。前屈立ちに構えての突き。
ポイントは、前膝です。
真上から見て、足の指が隠れる位膝を曲げます。(足首と膝頭が一直線)
この状態でひたすら突きを出します。
自分に負けて膝を緩めないようにしないといけません。
空手の基本稽古は、それはもう地味でしんどい練習の積み重ねです。
心と身体を鍛えますので、しっかりついてきてね。
皆で頑張ったあと最後は、基立ちと前屈立ちを交えた、突き、受けの練習です。
突きを出す時は基立ちとなり、受け技を出す時は前屈立ちとなります。
間違って覚えないよう、ゆっくり時間をかけて丁寧に基本稽古を行いたいと思います。
さあ、来週からは桜の宮小学校です!
サーキットトレーニングで広い体育館をフル活用したいと思います!