こんにちは!
ずっと気になっていた「糸東会レベルアップ講座」
かなり古い(平成15年)DVDで情報量も少なく、購入を決めるまでハードルが高かったですが、、
収録時間の120分の内、60分間長谷川 伸一先生・行光先生に質疑応答が収録されています。
実技内容の方は、長谷川空手スクールの生徒達が、長谷川先生と普段道場で行う基本・移動・形稽古を糸東会本部の生徒の前で紹介する形で進みます。
形がとても好きな私的には、道場稽古のヴェールが明かされる訳でして、興味津々です。
長谷川 行光先生が指導する、正面蹴りの移動基本では、蹴った後の腰の入れ具合。
前後に一つずつ動くその場基本では、追い突きと四股立ちを繰り返します。
追い突きは軸移動の練習に効果的ですし、四股立ちは前後の切り返しがあるセイエンチンで活きてきます。
長谷川 伸一先生が指導する、「三戦」・「天掌」の形で呼吸法の練習。鼻から吸って口から吐きます。
次に、バッサイ大の見せ場(横払いからの突き、受けの連続技)・(気合の後のすぐの手刀受け)どちらもアドバイスが目から鱗で指導の引き出しが増えます。
中でも参考になったのが、終盤の振り捨て。挙動を2回繰り返しますが、1度目と2度目とでスピードと極め方が異なっていました。
私は、2度同じリズムで振り捨てしてましたが、とても新鮮です。
しっかり覚えて道場稽古に活かさないといけませんね。
観てますと、部分練習がほんとに多いです。指導者がテクニックを身振り手振り伝え、全員で何度も同じ挙動を繰り返しています。
傍で見学している道場生は、一言も聞き漏らすまいとメモ取りまくりです。
長谷川先生の一番弟子?片田 貴志先生がアーナン最大の見せ場、間接蹴り→引き込み→頸動脈チョップの挙動をとても詳しくレクチャーしています。
ここは私がとても知りたかったところ。これだけで大いに価値ありです。スピードを変えながら何度も何度もお手本を見せ全員で稽古するのですが、特に驚いたことが長谷川先生自身が
弟子である片田先生に教えを請うています。コツやらタイミングやら質問を繰り返しながら先生自身も我が生徒と同じように稽古に励んでいます。
「ドキュメント長谷川空手スクール」の紹介でも触れましたが、先生自身も稽古を重ね、上達することが道場全体の底上げに繋がるとコメントしていましたが、正にその通りでした。
最後に長谷川 伸一先生の一言がこちら。
「練習から形を上手くやろうと思わないこと。ふらついても良いから思いっきりやる。一か八か積極的に、攻めの形を打とう!」
こんにちは!
Vol.11はヒントはいっぱい! 予測の基本 (2020年6月号)
最終回は攻撃の予測について。
対戦相手のデータがゼロに等しく、タイプが全く分からない場合、とりあえずこちらから仕掛けてみます。
しかし、ただやみくもに攻めるのではなく、データ収集が目的なので、まずは相手の反応を探る事が重要です。
深く攻撃してカウンターをもらわないように注意します。
①相手の反応を見る
まず、相手のタイプは主に自分から攻撃してポイントを取るタイプか、カウンターで取るタイプか。さらに、刻み突き・逆突き・蹴り等どの技がとっさに出るか、相手の傾向を探ります。人間の反応は本能的に体幹の動きに反応しています。つまり、手足を動かしてもあまり効果はありません。
体幹を動かしさえすれば、防御を空けることなく相手の反応を見ることが出来ます。
【刻み突きを出した時の反応】
自分の前拳側の肩だけを前に出せば、自分が刻み突きを出した時の相手の反応が読めます。
腕の構えは動かさず肩だけを素早く前に出すと、
(1)相手がそのままバックステップするか、
(2)中段に潜ろうとするか、
(3)突きを叩き落として刻み突きのカウンターを狙うか
(4)蹴りのカウンターをしてくるか
ある程度分かってきます。
【逆突きを出した時の反応】
自分の後ろの拳側の肩だけを前に出せば、自分が逆突きを出した時の相手の反応が読めます。
上段を出した時の反応は肩を相手の顔にぶつけるように、
中段は相手の腹部に肩をぶつけるようにすると、そこを突いた時の相手の反応を探ることが出来ます。
【蹴った時の反応】
足を掻い込んだ時に、骨盤を相手にぶつけるように、押し出すと反応を探ることが出来ます。カウンターを十分に注意して、蹴る側の腰を素早く押し出します。
②反応に対する対処法
軽く仕掛けて、相手の傾向を把握した後は、その対処法を知る必要があります。
相手が刻み突きタイプか、逆突きタイプかで、構えも目線も変えないといけません。
【刻み突きタイプの対処法】
相手の全身を視野に入れながら、相手の前拳側の肩口を抑えるようなイメージで構えます。
肩口を抑える場合、相手の左肩には自分の右手、相手の右肩には自分の左手を使うようにします。
【逆突きタイプの対処法】
逆突きが得意なタイプの選手に対しては、相手の全身を視野に入れながら、相手の後ろの拳側の肩口を抑えるようなイメージで構えます。
【蹴りタイプの対処法】
蹴りが得意なタイプの選手に対しては、脇を空けずに、縦に構えます。
蹴れるスペースを作らないことが蹴りを防ぐ第一歩です。まずは防御を心がけます。
腰回りを常に視界に入れておくと、反応が早く対処が可能になります。
癖を見る
対戦相手の癖を盗むことも必要になってきますね。例を挙げると、
①刻み突きの時に、予め前拳を下げる
②上段逆突きの時に脇を空ける
③中段逆突きの時に目線が下がる
④蹴る時に構えを開く
⑤攻める前に身体に力が入る
⑥攻める前に顔の表情が変わる
相手の癖を観察出来れば、心に少しだけ余裕が持てそうな気がしますね。
あくまでも確率からの一般論ですが、相手の前拳が下がった時は刻み突きが多く、逆に前拳が上がった時は中段突きが来る確率が高いと思います。
競技の達人シリーズ(DVD)や、今回の組手の基本シリーズで日々進化する「競技空手の今」を学ぶことが出来ます。
どれも理にかなっていて、目から鱗が落ちる知識が沢山詰まっています。
こんにちは!
神戸市総合スポーツ大会と神戸市少年少女空手道大会が毎年秋に併催されます。
神戸市総合スポーツ大会とは、
・東灘区
・灘区
・北区
・垂水区
がエントリーする団体戦です。
内訳は、小学 女子/男子・中学 女子/男子・高校一般 女子/男子。
それぞれの年代の選抜チームで構成され、ハイレベルな攻防が行われます。
心武館からは、垂水区と北区がエントリーです。
ちょうど隣のコートで団体戦があったので、審判の合間ちょいちょい覗き見してました。
空手道は基本的に個人競技ですが、仲間に声援を送る団体戦は熱く燃えますね!
朝10時から一斉に、秋の神戸市大会も各コートでスタート。
私は第3コートでした。
私的には、来年春の(もう一つの)神戸市大会の視察を兼ねています。
ゆり生と戦うことになる、学年の力量を下調べです。
幸いにも、幼年男女形・2年生男子形が同コートでした。
目標値がはっきり分かったので、次の稽古日から特訓開始ですね。(2年生ともなると上手ですよ)
来年ここに挑戦出来る位に懸命に稽古に励みたいと思います。
こんにちは!
道場の窓を開けると心地よい風が入り気持ち良いですね。
クーラー無しで稽古出来る季節になりましたので次回から道着着用に戻し、全員で集合写真を撮りたいと思います!
今日は、学校行事が重なったこともあり稽古スタートは各家庭、ご都合の良い時間としましたのでバラバラに入室。
13:00入りの生徒4名で稽古スタート!
軽くジョグし柔軟です。先週体幹トレが抜けていましたので今日は2倍。先週の分を取り戻します。
筋トレも腹筋・背筋・腕立て伏せ・スクワット正面蹴りを各10回。これで通算80回です。
体幹トレは、プランク2分・サイドプランク2分・2ポイントプランク2分の計6分。通算22分です。
なんか今日は4人で和気あいあいな感じで楽しく進行します。
例外なく固定式基本です。
空手は基本を何度も何度も繰り返しますが、完全に同じだと飽きてしまいます。
飽きさせず真剣に稽古を継続するには、時々新しい刺激が有効です。
審査も終え、次の大会までしばらく間が空くのでリフレッシュする絶好のタイミング。
今日は受け技を2つ追加しました。
・中段横受け(外受けとも呼びますが、館では横受けで統一しています)
・上段揚げ受け
・下段払い
・内受け(外側から正中線めがけて内側に向けて受けます)
・手刀受け(肘を軽く曲げ手首を立てます)(引き手は水月に取り、ほんの少し半身で受けます)
手刀受けは平安初段・内受けは糸東流第一指定形に登場します。
形で使いだすのは、まだ先ですが気分転換にもってこいかな。
全員に覚えてもらいたいので、暫くメニューに組み込もう。
固定式基本を終えたあと、形に移ります。
十二の形を全員で合わせ、自分のペースで打ちます。
今日皆に伝えたことを改めて記します。
審査でも形競技でも、自分の隣で誰かが同じように形を打っています。
自分の形に集中しきれず、隣の形が気になりだしたら(心ここにあらず)すぐにバレてしまいます。
形の演武時間は長くても1分ちょい。この短い時間に、自分の形を全力で表現するようにね。
形稽古ではこれを繰り返すことで、集中力を養います。
嬉しいことに、ここ最近生徒たちの集中力が高く、平安二段の後半パートをいとも簡単に覚えてしまいます。
たった2回でです。
初めて四の形を稽古した時の事を、昨日の事のように覚えていますので生徒の成長を感じています。
今日は最後の演武線に時間を割き丁寧に稽古に励みました。
最後は拳サポつけて組手です。
今日のキーワードは、「軸足のタメ」。
このタメが無いと、床をけって飛び込めず爆発力が生み出せません。どんなに疲れても、
・前拳は顎の高さをキープ(相手の突きが自分の顔に到達する前にブロック出来ます)
・常にフットワークは棒立ちにならず、タメを作る(超軽い四股立ち状態)
青空田中道場で説明した「間合い」を赤・黄・青色に例えます。
2人1組のペアになり、黄色の距離で間合いを測り、先週習った刻み突きを顎先10㎝の距離めがけて飛ばします。
(まだメンホーを揃えていませんので、危険が伴います。絶対に「笑いながら」・「ふざけながら」はNGです。)
黄色信号で組手することを忘れずにね。赤信号じゃありません。
ひたすら刻み突きを稽古して終了しました。
だんだん形になってきました。
ここ最近生徒達の上達の早さを感じます。どんどん新しい事を吸収しています!
次回の組手稽古は「逆突き」です。
•顔を狙う上段逆突き
•お腹を狙う中段逆突き
の2種類を学びます。
垂水区大会まで逆算すると、稽古回数はあと6回あります。
組手メニューの予定のお知らせです。
1日目:逆突き
2日目:突きコンビネーション
3日目:蹴り
4日目:突き蹴りコンビネーション
5日目:試合形式
6日目:試合形式
(形競技のみ出場の生徒、防具を揃えていない生徒は5、6回目形オンリーでいきます)
2時間の稽古を終え、居残り稽古する生徒がいました。
今日は形を頑張っていました。
そんな中、ある生徒から形を打つリズムについて質問が飛んできました!
道場開きから半年ちょい。とうとう生徒と空手のお話をすることが出来ました!
私なりのリズムを観てもらいたく今日の私は、春先以来の形道着です。ばっちしアイロンもかけてきましたよ。
ずっと組手道着で楽してたので、形道着で形を打つとテンション爆上がりです。
真剣に全力で形を披露いたしました。
礼の仕方・目付け・気迫・リズムに何か感じてもらえたら嬉しいです。
保護者の方とも質疑応答の時間を持てましたし、生徒とともに空手が出来ることに幸せを感じています。
いつもありがとうございます。
感謝!!
こんにちは!
おっと、臨時稽古場所の情報が不足していました。
10月1日(土)~11月19日(土)まで、「多目的ルーム」に稽古場所変更しています。
迷わずお越しいただけるように、案内いたします。
正門をくぐります
右奥の校舎です
階段で2階にあがります
右側です
十分な広さです
広さは2クラス弱かな。絨毯敷きに冷暖房2ケ完備です。(快適!)黒板もあるので便利です!
今まで立ち方の説明をする際、私の足元を見てもらってましたが、これからは手作りの足型を黒板に貼り付けて説明出来ます。
猫足立ちや四股立ちの説明がより伝えやすくなると思います。
学校行事や工事で体育館が使えない日が想像以上に多くあり、気をもんでいましたがこれで安心出来そうです。