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2023年7月8日 (土)道場稽古60
こんにちは!
本日の稽古場所は、多目的室でした。
体育館は生徒達が造った作品展示会と床の張り替え!
真新しくなった体育館、とても楽しみですね。
桜の宮小学校では、体育館が使えない卒業式や入学式・音楽会等行事がある時は多目的室を利用させてくださいます。
2クラス分程の広さがありますので十分です。
年間通して安定して稽古場所があるっていうのはホントにありがたいことです。
注文していた心武館Tシャツも届き、今日子供達に配る事が出来ました。
【バンビクラス】
0:早連
1:ウォーミングアップ
2:体幹
3:固定式基本
【モンキークラス】
4:ウォーミングアップ, ストレッチ
5:体幹
6:固定式基本
7:形
8:組手
9:居残り稽古
【早連】
8月修交会大会に向けて、早めに道場入りし試合形式での稽古。
入退場の所作も含めて頑張って稽古しています。
先週に続いて2回目ということもあり、動きもスムーズになってきました。
先週、試合形式となると出来てたことが出来なくなっていましたが、今回は対戦相手につられることなくしっかり打てていました。
途中、大会出場を控える3人目の生徒と、四の形を稽古することに。
良い感じで形が打てていましたので、来週の早連は試合形式と入退場の稽古をしたいと思います。
待機中の立ち方は『結び立ち!』
【ウォーミングアップ】
ジョグ、サイドステップ、足上げ、後ろ足上げで軽く汗をかきます。
先週に引き続き、仰向けダッシュ・うつ伏せダッシュで反応速度と反射神経を高めていきます。
反応力が上がると組手に有利に働きます。
遊びの要素多めで全身運動です。
【体幹トレーニング】
プランク・バックプランク・V字プランクをそれぞれ1分ずつで計6分。
しんどくても諦めないで頑張ろう!
頑張れば立派な軸となって自分の身体に返ってきます。
粘り強く頑張ろう!
【固定式基本】
・引き手
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
今日はこの4つ。
正しい技の出し方(軌道)を説明しました。
この子達にとって、今がとても大事な時期。
間違って覚えたり、あやふやなままだとこの先苦労してしまいます。
時間をかけてゆっくり、じっくり稽古しました。
突きを狙う位置や高さ。
引き手で注意すること。
技は腕のどこで受けるのか。
もうひとつ大事なお話を。
空手道を学ぶ際の心構えについてです。
お話を聞く姿勢です。
これはコップの水に例えて説明しました。
小さな子たちにとって、1時間ずっと集中するのは難しいことでしょうが、
意識が他に向くと学んだこともコップに溜まっていかないよっていうお話でした。
靴はキチンと並べる!
道場の出入りは、立礼して押忍!
入室したら、指導者の前に行き元気良く押忍!
集合する時は駆け足!
お話を聞く姿勢は立礼したまま手遊びせず、じっと指導者の目を見て聞く!
理解出来た時の返事はハイっ!
稽古後は指導者の前に行き、押忍!ありがとうございました!
まずこれらがしっかり出来る生徒になろう!
(つづく)
【モンキークラス】
2部制に分けて2度目の稽古です。
先週は基本と形に沢山の時間を割き、正しい立ち方について指導しました。
平安 初段・五段を学びだしたことで、新しい技や立ち方が出て来ましたので、今日も引き続き勉強です。
【ウォーミングアップ , ストレッチ】
ジョグ・サイドステップ・足上げ・後ろ足上げ、おっとやってることバンビと同じでしたね。
軽くアップしたあと、今日は組手厚めのメニューですので、股関節回りの静的ストレッチを。
股関節の柔軟性が無いと四股立ちが開きませんし、組手に至っては膝の抱え込みに支障をきたします。
座って足を∞マークのようにふりまわしたり、ハムストリングスを伸ばしたりです。
ケガ予防にも繋がりますし、可能な限りストレッチは普段からしておいてほしいと思います。
【体幹トレーニング】
大人気V字プランク。案外これで腹筋の強化にも繋がってるかも。
他には、サイドプランクとプランクでした。
124分経過です。
サイドプランクでは、片手を上げたり目を瞑ったり、自ら難易度を上げる生徒が出始めました。
1年近く体幹を続けて来ましたが、とうとうイージーに感じるまでになったかな??
自分で自分をストイックに追い込める人は、上達も早いと思います。
他の生徒の良いところは、気付きの感度を高めてドンドン真似していってほしいと思います。
それにしても、余計なおしゃべりも減って空手道に集中出来てきたんじゃないかと感じています。
生徒が真剣だと凄く嬉しく、やりがいを感じる瞬間でもあります。
【固定式基本】
基本形二の平安の形には糸東流の基本的な立ち方、受け技、攻撃技が網羅されていて、空手道の基本的な部分を習得するうえで重要な役割を持ちます。
正しい動作を繰り返し練習することが何より大切であり、その先に待つ指定形・自由形へと繋がっていきます。
形は基本の組合せですので、この固定式基本で丁寧に指導し、真剣に学び理解することが極めて重要と言えます。
今日の生徒達はやる気に満ちており、真剣な眼差しで稽古に励んでくれていました。
まだ2回だけですが、2部制にして正解だったと思っています。(嬉しいよ)
前回のおさらいから。
猫足立ち / 手刀受け
四股立ち / 下段払い受け
これを前後に繰り返します。
改めて、猫足立ちと手刀受けについて説明しました。
・つま先を置く位置
・軸の場所
・下半身の向き
・脱力方法
・骨盤の使い方
・直線的な技の出し方
・指先の緊張感
・手首のカタチ
・上半身の極め方
ポイントはナンボでもありますが指導した後、皆で意識しながら前後に移動します。
かなり繰り返しましたので、足がつらかったと思いますが、次四股立ちです。
形の上手な選手はどこが違うか?
正確性とスピードです。(それだけじゃないが)
正確な立ち方については、先週から超絶丁寧に指導しています。
今日は、スピードの上げ方について指導しました。
質問形式で答えてもらいましたが、一発で正解を出してくれた生徒がいてました。
普段から良く聞いていますね!
指導が浸透していることが確認出来てホッとひと安心です。
足を回していては遠回りしますので、正解は『直線的』に動かします。
移動足を軸足に向かって真っすぐだし、ぶつかる寸前に切り返します。
平安二段では、最後の見せ場に四股立ち移動があります。(ここで使うよ)
これだけでは終わりません。
最短距離で動かすことを知ったら、よりスピードを上げるテクニックについて触れてみることに。
もの凄く真剣に聞いてくれるので、理解出来たことだと思います。
ゆりの自慢出来ることの中に、保護者の方も真剣に説明を聞いてくださいます。
これはとても有難いし嬉しいことです。
これまでの基本稽古では、基本に忠実に教科書どおりに進行していましたが、8月修交会大会もありますし、今度は形で入賞する生徒が表れることを願ってちょっと深い部分を指導しました。
もちろん移動スピードだけでなく、キレ・極め・力強さ・一致性・整った軸・手技のスピードなんかも必要です。
猫足立ち / 手刀受け
四股立ち / 下段払い
だけで予定を20分オーバーしてしまう程、入り込んでしまいました。
他には、突き、中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・正面蹴りも稽古しました。
【形】
さて、今日は平安五段で初登場の
・交差立ち
・後屈立ち
床に貼ってある養生テープを利用し、正しい立ち方を丁寧に説明です。
ここは少々時間をかけてでも皆に理解してもらいたいところ。
幸い全員出席していたのでこのチャンスを逃す訳にはいきません。
この2つの立ち方。
ここでは内容を割愛しますが、理解してくれたかな??
教わったことをその場で部分練習を繰り返し、通し稽古で確認作業します。
新しい形・立ち方・技を教わる時は目がイキイキしますね。
新たな立ち方を説明した後、通し稽古です。
・平安二段
・平安初段
・平安五段
緊張感を保ちつつ形稽古しました。
今は教わったことを、意識して身体に落とし込む時期です。
身体に馴染んだらスピードを上げたりしながら打ち込み続け、自分なりの緩急を見つけます。(強弱のことね)
始めから最後まで一本調子じゃ観ていて味気ないですので、形の中で見せ場を作ります。
この辺は、大会に出場した時に勝ち上がる選手を観て感じてほしいし、特連等に参加して上級生の形を参考にしてほしいと思います。
勉強する機会は、そこらじゅうにありますので後は自分でアンテナ立てて感じてもらうしかないです。
今日の基本と形に共通するテーマは、
『骨盤の使い方』
何とも上手く説明することが出来ませんでしたが、立ち方を美しく見せるコツが骨盤にあります。
どの立ち方にも共通して言えることですので、是非意識して取り入れてください。
この時点で予定より10分オーバー。
またしても組手の時間が削られてしまうことに、、
【組手】
構え方をおさらいした後、フットワークから刻み突きを2本。
意識するポイントは後ろ足の「溜め」
溜めがあるからこそ、大きく前に跳びこめます。
決して棒立ちにならないように。
当たり前のことを当たり前に出来るように、構え方ひとつも意識して取組もう。
疲れてくるとフォームが崩れがちですが、まだまだ稽古が足りない証拠。
当たり前に出来るように、フォーム固めしていこう。
今度は互いに向き合って、ブザーに合わせて技を出す練習です。
・刻み突き
・中段逆突き
・上段逆突き(逆上)
一部の生徒は居残りで逆上教えたことがありますが、ほとんどの生徒が初めてでしたね!
新しい技がひとつ増えました。
他にもメニューを用意してましたが、なかなか時間内に収まりません。
次回、突きと蹴りのコンビネーションを稽古したいと思います。
【居残り稽古】
普段の稽古は子供中心に進んでいますので、今日の居残り稽古は大人ゆる空手の延長戦!
I君ママとマンツーマンで形3つでした。
びっくりです!
ここまで出来るとは!
子供が打っている形を観て覚えたのでしょう。
教えなくても打てるんですから!
細かい部分を修正して精度を高める作業でした。
軸足の張りで技を出す感覚が身についたら、もっと上達すると思います。
(膝頭を真下に向けるようにね)
もう一つ、つま先の角度は約30度です。
次回は基本的な技・立ち方のおさらいを一度挟みたいと思います。(体力が残っていれば是非!)
もう一人、居残りを志願する生徒が現れました。
Kちゃんは、最近入会したばかりなのに、教えた事が翌週にはカタチになっています。
家レン頑張っているんでしょうね!
先週の稽古と比べ、明らかに前屈立ちが良くなっています。
明日のジュニア講習会に向け、平安五段を修正しました。
腰(骨盤)の使い方を覚えれば、グンと成長することでしょう。
良い練習方法があるので、来週紹介しようかな。
(写真:受け手の高さ・右足の引き付けを意識しよう)
※おっと!修交会大会は帯毎で試合しますので、8級の生徒は形2つ準備すること❗️
※今日アンケートを2枚頂きました。(ご協力ありがとうございます!)
稽古回数増やしたい気持ちがより一層高まりました。
2部制の導入・大人クラス開設の次は、週2回の練習です。
平日の夜利用出来る施設に心当たりのある方、いらっしゃれば一報ください!
現役最強選手たちの得意技最新メソッド2014 3/3
いつもお世話になります!
ゴールデンウィークのブログ3本目、いよいよシリーズ最終回です。
5・小林実希のワン・ツーテクニック
6・RAY MORCOMBのボクシング式エクササイズ
7・2分間フリー組手
【小林実希のワン・ツーテクニック】
①体重移動でスピードを上げる
寄り足した瞬間に、後ろにタメていた体重を一気に前の足に乗せて突きます。
②小林実希のワン・ツーテクニック実戦編 1
WKF パリ世界大会 2012の映像が紹介されています。
間合いの出入りから、一気に上・上を極めていました。
③1と2の間を詰める
1と2の間が大きすぎると、間を抜かれてしまいます。
突きだけではなく、ステップのワン・ツーも速くないといけません。
相手の中に入る速さと、1と2の間を抜かれない突きの速さのどちらも重要です。
④まっすぐ入る
横の動きを見せつつ、間合いの出入り。
前後左右に間合いの駆け引きを繰り返し中に入る時はまっすぐ深く入ります。
⑤小林実希のワン・ツーテクニック実戦編 2
ワールドコンバットゲームズ2013の中からワン・ツーが紹介されて、これも上・上です。
1本目の突きを追いかけるように2本目が出ています。
⑥カウンターへの対応
身体の入り方。
寄り足を上手く使ってスピードを上げますが、寄り足をフェイントにも使い突きに繋げます。
他には、後ろに逃げられないようにライン際やコーナー際に追い詰めて突きます。
⑦小林実希のワン・ツーテクニック実践編
先に突いた前の手に自分の身体を引き付けていくイメージで入ります。
間と距離を潰す独特のワン・ツーに思えました。
1本目に反応されないために刺すようなイメージで動きを小さく突きます。
一度止まってタイミングを外したり、床を滑るように入ったり工夫されています。
他にも、ダッシュする時のように後ろ足を使って入り込んだりバリエーションが豊富です。
練習の時意識していることは、入りを速くすること。
技のおこりの動きを徐々に小さくしていくことです。
【RAY MORCOMBのボクシング式エクササイズ】
①ウォーミングアップ
グルグルと道場をジョグ。
1の号令でスッとしゃがみ、同じ要領で2の号令では両足ジャンプ。
チェンジの号令で逆回転。(割と頻繁)
3の号令でバービー。
②その場でのアッパーとストレート
平行立ちとなり、少し前かがみの姿勢を取り、両手でグルグルアッパーパンチで肩回りをほぐします。
次は左右のストレートテンポ良く繰り返します。
スピードアップとリラックスを交互に繰り返しています。
③基本のジャブとストレート
ボクシングの立ち方は、組手競技に例えると完全なるエビ構え。
後ろ足の爪先は完全に前方を向いています。(後ろ足の踵は上げています)
構え方は、重心を身体の中心に置き上体を少し前に倒します。
両手は顎の前。
ジャブは少しだけ肩を入れながらストレートは腰を切って放ちます。
ストレートは後ろ足の力を拳に伝え、押されても負けないような姿勢を取ります。
④肩と足を使ったコンビネーション
アッパー4回、ワンツー1回をテンポ良く。
ワンツー入れながら1歩踏み込んでます。
⑤身体のひねりを意識した防御
ボクシングの構えから、上半身を左右に腰を捻ります。
ただ後ろに上体を引くだけでなく肩を回したり捻る動きを加えます。
逆上を肩を切ってかわしたり、スウェイしながら避けています。
左右どちらの突きにも身体を捻る動きで対応です。
奥の肩を斜め45度に向けています。
刻み突きは、自分の前の肩を少し前に畳み相手の懐に入り込む意識で避けます。(ダッキング)
⑥肩を使った防御
上段逆突きに対して身体を後ろに倒すだけでなく肩を捻ってブロックします。(スウェイバック)
上段蹴りのガードに対しても同様に腰の捻りを利用して肩を巻きます。
⑦相手に近いところで攻撃をかわす
その場では避けず突きに合わせるように、相手の身体の側面に入り込んでかわします。
右手なら左側・左手なら右側に肩を入れながら懐に潜ります。(ウィービング)
かわした後に上体を起こさず低い位置から次の体勢に移動します。
空手のような直線的な攻撃にはより有効な技術だと言っています。
⑧組手式ミット打ち
ジャブ → ストレート → ワン・ツー → スウェイ → ストレート
ゆっくり技を確認しながらどんどんスピードを上げていきます。
ポイントは後ろに下がると同時に相手の攻撃に備えます。
下がってから対応していたら遅すぎます。
これを、YAHIRO選手が超高速スピードでミット打ち。
両手の回転スピード、突きをかわす反射神経、反動を利用したストレート
センスの塊です。
次の攻防は、右ストレート → 左フックをウィービング → 右ストレート
左フックは空手で例えると上段蹴りと想定します。
全部繋げると、
ジャブ → ストレート → ワン・ツー → スウェイ → ストレート → ウィービング → ストレート
攻 撃 :5回
ガード :2回
フルスピードで5回ほど繰り返し、終わったあと歓声が起こってました。
その他の選手も、ゆっくりゆっくり練習してました。
さすがです。荒賀選手はフルスピードで対応できていました。
組手にもボクシングのように繋がった動きを取り入れることが出来るかも知れませんね。
【2分間フリー組手】
正体の篠原選手と逆体でやや後傾に構えるYAHIRO選手
肩のフェイントを上手く使う篠原選手と、横のフットワークを使うYAHIRO選手です。
当たり前ですが、どちらもノーモーションですが上手く間合いを外します。
スイッチした篠原選手が一瞬前に入ったところを、前足で正面蹴りの軌道から裏回しに変化させ見事に一本取っています。
極められた篠原選手は蹴りが変化した途端、驚きの声を上げていました。
小林選手(正体)と中村選手(逆体)
中村選手の攻撃に上手く中段を合わせます。
面白い攻撃だったのは、やや浅い姿勢の中段突きから上段回し蹴りのコンビネーションがありました。
3試合目は、荒賀選手とYAHIRO選手
前足を高く上げたり、両手を大きく上げたり、スッと抜いたフェイントを入れたりと、いろんな動きを混ぜチャンスを伺う荒賀選手。
仕掛けた荒賀選手に上手くダッキングするYAHIRO選手ですが、なんと投げたのは荒賀選手の方。体幹の強さが光ります。
8割程度のマススパーとはいえ、荒賀選手の刻み突きを肩を入れてウィービングでかわします。
さっき教わった技を試されていました。
運動神経が高くないと、こんなにすぐに出来ないと思います。
面白かったのは、YAHIRO選手がその場で一瞬肩を入れながら沈んで刻み突きを出しています。
距離が足りず極まりませんでしたが、面白い入り方でした。
小林選手とYAHIRO選手
フットワークを止め、カウンター狙いのYAHIRO選手と、どうにかして得意の中段を極めたい小林選手の駆け引き。
崩そう(動かそう)と仕掛けますが乗ってきません。
攻撃をことごとくボクシングのテクニックを駆使してガードしています。
受けに徹するYAHIRO選手ですが、前足での横蹴り(多分フェイク)で中段に意識を植え付けておき、間を切ってリスタートする際、同じフォームから上段裏回しに変化させて一本取ってました。中段は撒き餌ってやつでしょうか。
ひとつ極まったのが、小林選手の逆上。
自分の前拳でYAHIRO選手の前拳を被せておき、逆上を極めています。
これは松久先生のDVDで紹介されていた入り方と同じでした。
YAHIRO選手も、スウェイしての逆上で反撃していましたが、一手遅れた印象です。
荒賀選手と小林選手
なんと!
超絶スピードで上・上で荒賀選手の顎をとらえました。
カウンターを合わせたようにも見えましたが、凄いスピード。
間合いの外からやのに、、
中段突きもあと少しな感じで極まりそうなくらいです。
この中段突き、荒賀選手は前足の抜きを使って左足で刻み蹴りを放っていました。
荒賀選手ですが、こんな技も。
遠間から刻み突きで跳びこみますが、一瞬途中で止め(フェイント)一気に突っ込んできます。
間合いを切った小林選手ですが、刻み突きから逆・逆に変化させていました。
改めて引き出しの多さに感心させられます。
荒賀選手とYAHIRO選手
互いに見合った上体から、荒賀選手がスッとスイッチしたと同時に左手で逆上を一発で極めています。
フットワークを止めカウンター狙いのYAHIRO選手。
プレッシャーをかけ続ける荒賀選手。じりじりと距離を詰めていきます。
比較的スタンスの広いYAHIRO選手を奥足で足払いで見事こかしました。
篠原選手と小林選手
私は篠原選手の組手が大好きです。
ピクリとも動かない、理想的な刻み突きの入り方。(これぞノーモーション)
どう表現して良いか分かりませんが、来る気配(殺気)が無い間合いの詰め方。
いつの間にか、篠原選手が間合いに侵入しています。
ドンドン小林選手が追い詰められます。
組手スタイルに殺気がないから強さを感じさせる組手ではありませんが、終始ペースを握っている印象です。
オリンピック出てほしかったな。
篠原選手とYAHIRO選手
礼の如く読めない動きで接近する篠原選手。
やりにくそうなYAHIRO選手です。
技にも、間の詰め方にもモーションが無いので、いつの間にか侵入を許してしまいます。
荒賀選手とYAHIRO選手
荒賀選手が逆上で入ってきたところを、バックステップでスペースを作り逆上でカウンターを取ってます。
相打ちのリスクを避け、相手の打ち終わりを一撃で仕留める海外スタイルですね。
単発の技は反射神経の良さで、ことごとくガードし返し技で得点を狙います。
見事な省エネです。
荒賀選手と篠原選手
またもや不気味な接近です。
刻みと逆上で荒賀選手から突きを極めていました。
途中、荒賀選手は両手・前足・両肩をバタバタさせながら訳の分からんフェイントで見事に刻み突きをドンピシャで極めていました。
こんな突飛な入り方するのも荒賀選手の魅力のひとつですね。
最後、単発で放つ荒賀選手の中段逆突きを後ろの足で足払いです。
こかすまでとはいきませんでしたが、ドンピシャでした。
最後は文字通り、自分の技術を試し合う場でした。
技の引き出しの多さに観ているだけで勉強になります。
※なにより驚いたのは、全日本で女子形3連覇中の大野ひかる選手が、胸に日の丸つけた組手道着で参加されていたことです。
2023年7月1日 (土)道場稽古59
こんにちは!
今日の稽古から新体制スタート!
13時から新入会の生徒たちだけで「今」必要なメニューをじっくり・ゆっくり稽古します!
このクラスでは道場の出入り、靴ならべ、挨拶、言葉使い、礼法、拳の握り方、空手道基礎等を学んでいきます。
残念ながら全員集合とはなりませんでしたが、新たなスタートですので一枚写真を撮りました。
この輪がもっともっと大きくなることを願って。
【バンビクラス】
0:早連
1:SAQ
2:体幹
3:固定式基本
【早連】
早連に到着した順に、個別で四の形!
ここまで何度も打ってきた形なので順調に進んでいきます。
次、十二の形。二人とも良い感じでしたので、
8月の修交会大会に向け、入退場の所作を含め試合形式で形を打つことに。
個別ではしっかり打てていましたが、試合形式となると隣が気になってしまい、出来ていたことが出来なくなることも。
早連で試合形式の経験を積むこともありかな。
【SAQ】
横一列に並んでジョグ・カエル跳びジャンプ!
楽しく全身運動したあとは1人2本ずつラダー!
しかも2本目は後ろ向きにも初挑戦!
・グーパー
・ケンケン
・ラテラル
・スラローム
可愛い笑顔があふれ、観ているこっちも癒されますね!
ここまでの予定でしたが、暫くご無沙汰だった縄跳びのリクエストがあったのでみんなで跳ぶことに!
ブンブン回すのはまだまだ難しいので、「ヘビ」したり「郵便屋さん」したり。
8人を2つのグループに分け、少しずつ縄跳びに慣れるところからです。
最後は跳べそうな子から順に大縄跳びしてみると、、
なんと予想以上に跳べました!
10回?20回?跳べてたんじゃなかったかな??
私は持ち手だったので写真は無し!
【体幹トレーニング】
プランク・バックプランク・V字プランクの3つで3分です。
じっと我慢して動かない練習です。
生まれたての小鹿ちゃんのようにプルプルしてました。
【固定式基本】
立ち方の説明からスタート。
・閉足立ち
・結び立ち
・平行立ち
・八字立ち(外八字立ち)
・ナイハンチ立ち(内八字立ち)
・四股立ち
立ち方を真似するとともに大きな声で名前を復唱です。
次は平行立ちとなり、引き手の練習です。
難しいことは無しで、元気良く思いっきり引く!
30本くらい続けたでしょうか。
引き手の次は、実際に突いてみます。
これも50本くらい続けたんじゃないかな。
自分の身体の中心(正中線)めがけて突くようにね。
突きのあとは、中段横受けです。
これは挙動を2つに分け、丁寧に繰り返しました。
写真は左右の足で正面蹴り!
今日のメニューは道場開設時とほぼ同じメニューでした。
プレ期である、今でしか手に入れることが出来ないことを、このクラスでは楽しく全身運動しながら高めていくことを目的としています。
空手教室ですが、空手教室っぽくないことしながら半分時間を費やします。
今は楽しみながら空手道を通じていろんなことを学ぶ時期。
『動ける身体作り』と『礼儀作法』を身につけることが、このクラスの真の目的です。
基礎固めに時間を費やしたいていきたいと思います。
【モンキークラス】
後半戦開始!
大人ゆる空手 第1号は、I君ママ!
先週の稽古終わりに、Yちゃんとともに正式入会されました!
親子空手良いですね!
これからも末永く宜しくお願いいたします。
黒帯取得に向け、新しい一歩目を踏み出されました。
1:SAQ
2:体幹
3:固定式基本
4:形
【SAQ】
バンビちゃん同様に横一列となり、
・ジョグ
・ケンケン
・股関節回し
・足上げ
・横足上げ
・後ろ足上げ
・カエル跳びジャンプ
・うつ伏せダッシュ
・仰向けダッシュ
今度は、縦一列となり松久ストレッチDVDのアップメニューを取り入れました。
・半回転ダッシュ
これはジャンプした後の着地した瞬間に地面を蹴ってダッシュする瞬発系トレーニングです。
最後は、2組に分かれアジリティで反応トレ。
上下左右に手で合図を出し、素早く向きを変えていきます。
10秒3セットだったかな。
さすが2部生。
意図が伝わっており素早く反応してくれます。
結果的に今日は組手を行いませんでしたが、下半身の可動域だったり、反応スピード・瞬発力向上です。
当然これらは全て組手に活きてきます。
それにしても大分スピードがついて来ています。
1年前とはエライ違いだと思います。
地道に続けてきたことが、身についているんだと思うと指導していて良かったと思える瞬間です。
今は何でもスポンジのように吸収する時期。
見たこと聞いたことを頭で理解し身体に落とし込めています。
ホントに成長していると感じました。
ここまで積み重ねてきたことを、組手で爆発させられるよう組手の稽古も力を入れなアカンと改めて思います。
おっと!大縄跳び跳べたんは、こっちのクラスやったかな??(お、思い出せない、、)
【体幹トレーニング】
バックフルアップ・2ポイントプランク・V字プランクでした。
俊敏な動作が特徴の糸東流。
形を打つ度にふらついていては、形競技では旗が上がりません。
昨年夏から取入れた、毎週3分間の体幹トレーニング。
今日で121分経過です。
頑張れば地面に根が生えたような、安定感ある形が打つことが出来るはず!
「継続は力なり」
信じて頑張ろう!
【固定式基本】
少しだけ座学。
正しく理解をしてほしくて、『上足底』・『母指球』を説明しました。
正面蹴りでは上足底を相手の中段にめがけて蹴り込みます。
決して足の裏全体が見えてはいけません。
慣れてくれば、足の指を反らして蹴れるようになろう。
母指球に重心を乗せます。
正しく母指球に乗っていれば、押されても後ろに倒れませんし技に力強さが出て来ます。
①平行立ちを取り
②軽く膝を緩ませ
③下半身の内側を締めながら
④母指球に乗せる
正しい立ち方を意識しながら、固定式基本開始!
・引き手
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
・手刀受け
今日は、ガッツリ基本に時間を割く予定でしたので、まだまだ続きます。
せっかくの2部連。
先週のジュニア講習会での、ある先生の一言。
「形に必要な要素」→ 「正確な動作(突き・受け・立ち方)」
「上手くなるには」→ 「理解力・想像力」
私自身これを意識して、今日の稽古に臨みました。
生徒に空手を教える以上、正確な動作を時間をかけて丁寧に指導しなくてはいけません。
猫足立ちの正確な立ち方。
四股立ちの正確な立ち方。
・歩幅
・下半身の向き
・つま先の角度
・重心の割り合い
・軸の位置
・骨盤の使い方
・肩甲骨の使い方
真剣な眼差しで聞いてくれるので、指導にも熱が入ります。
ひと通り説明を終え実際にその場で、
猫足立ち / 手刀受け
を行いました。
正確な動作のあとは、上手くなるためにキレを上げる稽古です。
これも説明を理解する力が必要です。
キレとは、止まった状態から動き出しの速さを指し、
極めとは、動いたあとビタっと技が止まる状態を指します。
今日はキレを生む練習です。
キレのある技を出すには、骨盤を柔軟に操れなくてはいけません。
斜め45度方向に逆突きを交互に繰り返し、下半身のパワーを腰に伝え、更には突きに繋げ連動させます。
キレは、
・手技
・引き手
・軸足の張り
どれかひとつでも欠けてはいけません。
骨盤を内外旋出来るようになるとキレのある技が出せるようになります。
お尻歩きなんかが効果的ですので次回取り入れてみたいと思います。
内容の濃い基本稽古だったと思います。
一人ひとりの理解力次第でどんどん、稽古の質が高まっていきます。
教わったことを、少しだけでも自宅で復習してみてほしいな。
【形】
ガッツリ基本を終えた時点で15:30経過。
体育館の時計がずっと止まったままなので、やらかしてしまいます。
多数決で形:組手を選択することに。
今日は、大多数が形でした。
今日は四の形を通じて、形のテクニック面を中心に指導しました。
基本で行ったキレは勿論のこと、
・スピードの上げ方
・転身方法
形競技では、踵が浮くと印象が良くありません。
踵が浮かない方法、移動スピードを上げる方法を何度も何度も稽古しています。
軸移動・抜きと移動足の使い方で、ガラッと変わります。
今日の生徒達は集中力がとても高く、終始理解力が高かったです。
これは、四の形だけのテクニックだけなく平安形でも応用が効きます。
四の形だけで20分以上費やしたような気がします。
学んだばかりの身体の使い方で、十二の形・平安二段を試し今日の稽古を終えました。
2023年6月25日(日)第2回 神戸市ジュニア指導講習会 @王子スポーツセンター
こんにちは!
今日は、神戸市立王子スポーツセンター剣道場でジュニア講習会でした。
ここはマスターズ練習会で何度か来たことがあり、最後に来たのは2019年の夏頃だったような気がします。
今回も80名程度の参加者で、やや組手の方が多かったかな。それでも十分な広さがあります。
到着した瞬間、寒っ!
冷房ガンガンです。
長丁場なのでこの時点で頭痛確定でした、、
ゆりからは、4名参加!
形2名:組手2名
普段と違う雰囲気で緊張していた様子でしたが、最後まで頑張っていました。
私は形グループの近くで勉強しました。
いろんな指導方法を間近で見聞きすることで、今後の道場指導に役立たせたい思いから出席しています。
他道場の生徒も沢山参加されていますので、組手はいろんな選手と肌を合わせることでたくさん経験を積んでほしいと思います。
1:柔軟体操(合同)
2:固定式基本(合同)
3:組手(任意)
4:形(任意)
【柔軟体操】
15分程度じっくり時間をかけてストレッチしていました。
意識高い系の選手は、全体稽古開始前に自ら進んでアップしている姿なんかも見受けられました。
【固定式基本】
・突き
・2本突き
・5本突き
・前屈立ち / 逆突き・上段突き
・平行立ち / 正面蹴り
・前屈ち / 正面蹴り
・基立ち / 前足正面蹴り
・前屈立ち/ 下段払い・逆突き
・四股立ち突き
なかでも、前足の正面蹴りは難しかったんではないでしょうか。
軸を移しつつ、抱え足を取らないといけません。
2本(5本)突きも『正確に速く』です。
【組手】
遠目で眺めていました。
アップはこんな感じ。
・ジョグ
・ジャンプ
・アンクルジャンプ
・ケンケン
・カエル跳びジャンプ
・組手フットワーク
・バックステップ
ブザーに合わせてフットワークの中から刻み突きを出しています。
形指導が聞こえないほど、大きな気合の声が道場中に響き渡ります。
その後、ペアを組み反応の練習に移っていました。
土曜日の道場稽古と同じ内容でした。
違いがあったのは、上段・中段を使い分けていたり、途中蹴りも交えてましたね。
交互の技を出し合ったり、突き蹴りの打ち込みなんかもしてたかな。
仕上げは、試合形式をグルグル回していました。
積極的に自分から相手を見つけ、場数を踏まないといけません。
でも間近で、上手い(強い)選手の動きを見ることが出来ただけでも収穫はあったんじゃないかな。
次の稽古が楽しみです。
【形】
座学からスタート。
前回に似た質問を出されていました。
形競技で重要な要素は何ですか?
答えは『正確な動作』です。
正確な動作とは、正しい立ち方・突き方・受け方を指します。
技の一つひとつを、論理的に説明されています。
また次の質問では、上手くなるためには何が必要ですか?
答えは二つ。
理解力と想像力です。
指導者の説明を正しく理解する能力と、この技は何してるのかな?
と想像力を働かせ理にかなった技を表現する能力です。
生徒の成長スピードは、この2つで差がつきます。
頭を使いながら考えて稽古出来る生徒は、成長スピードが強烈に速いですし、
思考せず稽古を繰り返した結果、悪い癖がついてしまい修正するのに時間を要するケースです。
また、形競技では『姿勢』・『目線』も同様に大事だと説明されていました。
さすがジュニア講習会に参加する生徒達です。
皆真剣な眼差しでしっかり集中出来ていました。
かなり長い時間をかけ、この挙動(技)はなぜこうするのか?
を小さな子供でも分かるような説明で、
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
・手刀受け
・四股立ち
と説明されていました。
それぞれの技には、理にかなった動き方があります。
審判は技一つひとつを見て、選手が理解して技を出せているかチェックしているとのこと。
カッコ良く極まった形を打てているように見えても、理にかなった動作でないと評価は伸びないと言ってました。
(最短距離や受け手の位置ね)
座学と技の出し方だけで軽く1時間オーバー。
これだけでも多いに収穫があったはず。
形は基本の組合せ。
後はこれらの事を守りながら、丁寧に集中して形稽古に移りました。
ひたすら数をこなすのではなく、目的意識を高く持ち丁寧に身体に馴染ませることがレベルアップの道だと言えます。
(無意識に100本打つよりも、集中した10本の方が成長出来るよっていう意味ね)
参加者が増えたジュニア講習会。
次回は7月9日に第3回目が開催されます。
形も組手も収穫が多い講習会です。
修交会大会に向け、参加されてみてはいかがでしょうか。
※形は平安二段・五段が打てるレベルであること、組手は防具フルセット持参です。
2023年6月24日 (土)道場稽古58
いつもありがとうございます!
ありがたいことに道場開設から1年3ヶ月で、生徒数も予想を遥かに上回るスピードで増えています。
入門以来4大会を経験し競技空手の勝つ喜び、負ける悔しさを味わった生徒もいる一方で、礼儀作法や空手道の基礎の基礎を学び始める生徒もいたりと様々です。
早連・居残り稽古と、脳みそフル活用し両方のバランスを保ちつつ、同時にずっとタイミングも探っていました。
指導内容も少しずつ基礎から応用に入る段階に差し掛かったこともあり、新体制に移行することに決めました。
考えて考えて考え抜いた新体制の趣旨を先週、保護者の方にアナウンスするとともに、今日の稽古前に少しお時間をいただき改めてご説明させていただきました。
生徒全員が同時に揃うことは今後少なくなると思うと、やっぱり寂しい気持ちは残りますが、それぞれの生徒に『今』必要な稽古をするにはクラス分けは避けて通れませんでした。
ひととおり説明を終え集合写真です。
残念ながら全員参加は叶いませんでしたが、今日が一区切りです。
もうひとつ!
春の審査会の免状授与も行いました。
0:早連
1:アジリティ
2:体幹
3:固定式基本
4:組手
5:形
6:居残り稽古
【早連】
今日新たに新入会したK君たちと早連開始!
座礼・立礼から学び、突き・蹴りです。
道場いち元気な、新一年生のS君が前に立ち大きな号令でお手本を披露してくれました。
早連組の中には、8月の修交会大会に挑戦する生徒も居てます。
四の形・十二の形を打ちまくって、大会に備えよう。
出場を決めたからには、当日まで一生懸命に稽古を頑張ろう!
【アジリティ】
前回同様、道場一杯を2列になってアジリティです。
ジョグ・ダッシュ・ケンケン・グーパー・カエル跳び・シャッフル・2イン2アウト
動ける身体作りをワイワイ楽しみながら頑張ってます。
プレゴールデンエイジが沢山居てますので一年後の姿と比較出来るよう、今のあどけない姿を動画に収めておいてください。
変化に驚かれると思います。
頭の体操で脳神経をビンビンに刺激していきます。
【体幹トレーニング】
三人にひとつずつ選んでもらい、3種類3分間頑張りました。
ちびっ子軍団の中にキラリと光る体幹の持ち主を発見!
・バックプランク
・プランク
・V字プランク
今日で118分経過です。
”継続は力なり”
【固定式基本】
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
・正面蹴り(左右)
・正面蹴り / 廻し蹴り(左右)
突きの軌道、受けのコースに注意を払いながら数をこなします。
ロボットのように、しゃくり上げる突きになってしまうのには理由があります。
突きを収める位置、身体の枠の中で技を出すことでそれらは解消されます。
頭で思考し、身体に落とし込むようなアドバイスが今後は増えて来ます。
蹴りは、正面蹴りのあと反対の足で回し蹴りです。
固定式基本ですが、激ムズの ”基本” の回し蹴りではなく ”組手” の回し蹴りで行いました。
これも『身体の枠の中で』です。
全体的に、まだまだ引き足の意識が足りなかったかな。
身体が重たそうな生徒も居てますが、もっとシャープに鞭のようなイメージで蹴る必要があります。
普段から動作の一つひとつに「キレ」を意識してみよう。
【組手】
前回同様に2つに分かれました。
色帯生たちは、ペアとなり反応の練習です。
ペア相手が左手を上げたら、刻み突き。
右手を上げたら、逆上です。
これは、受け手のセンスが問われます。
リズム感が無いと突きの練習になりませんので。
刻み突きは、突き終わりの引き手と反対の手でブロック。
またバックステップで間を取ります。
ちゃんと出来たかな??
私は、プレ期の生徒達と一列になり打ち込みです。
今日習ったのは、「中段逆突き」「正面蹴り」
突いたり蹴ったり、ミット楽しいですね!
だんだんカタチになってきた生徒も居て、私も観ていて楽しいし嬉しくなってきますね!
組手は11月の垂水区大会がデビュー戦でしょうか?!
【形】
新入会の生徒達を中央に配置し四方を経験者で挟み、全員で四の形です。
デビュー戦まで、残り2ヶ月を切っています。
形はどれだけ、自分自身に厳しくなれるか。
集中力を切らさず、自分の世界に没頭出来るか。
全体的に、集中出来ていたと思います。
わずか1分程度の短い時間の中で自分の持てる力を出し切るのが形です。
一本いっぽんを大事に稽古を重ねてほしいと思います。
転身する際、腰の切り方が上手くなってきたと感じる生徒も出始めました。
今日のこの感覚を忘れずに、自主練励んでほしいと思います。
また常に不安定だった、これまた転身時の基立ちの幅。
これも全体的に纏まってきた印象を受けました。
十二の形まで全体で一度だけ合わせ、平安二段、初段、五段の順に移りました。
平安形における修正点は、挙動と挙動の間。
次の立ち方(受け方)に入る準備です。
言葉にするのは非常に難しいですが、”間”とは一瞬、立ち方にない立ち方を取る事を指します。
受け技においては、技は大きくならず最短距離で出すこと。
如何に準備動作を短く、切れ味鋭くスピーディに行えるか。(もっさりした形はダメ)
ここは8月の大会にチャレンジする以上は、キッチリ仕上げていきたいと思います。
来週から細かい部分的な指導が増えますが、意識高く集中して信じてついて来てほしいと思います。
【居残り稽古】
明日の神戸市ジュニア講習会参加に向け、平安五段の特訓です。
先週初めて打った平安五段。
R君、自主練積んできたようで、居残りで形を観てほしいとリクエストです。
その意気や良し!
めっちゃ嬉しいですね!
3人残って平安五段一択でした。
『好きこそものの上手なれ』
-第一章 完-



























































