ブログ

2023-03-18 23:56:00

2023年3月18日 (土)道場稽古46

いつもありがとうございます!

 

今日は開始前、4月の審査に向けゆりの基準を生徒とともに確認。

審査を受けるには、今どんな人物じゃないといけないのか改めて説明しました。

時期が来れば、誰でも受けれる訳ではありません。

帯に見合った基本と形が出来るとともに、出席率・道場での意欲と態度です。

 

 

0:早連

1:アジリティトレ

2:筋トレ / 体幹トレ

3:固定式基本

4:形

5:組手

6:居残り稽古

 

 

【早連】

今日も新入会生と早連。

 

3.18練習.jpeg

 

フラットマーカーを使ってラダーと四の形です。

「シャッフル」の足の運び方はマーカーがあるので覚えるのに持ってこい。

リズム感が出て来ました。

次は四の形です。

これも次の運足にマーカーを置くことで多少の手助けになったかと思います。

少しずつ覚えてきています。

ゆり道場の自慢出来ることに、保護者の方が空手に興味を持ってくださっていることです。

当然私は生徒に向けて指導しますが、しっかり聞いてくださりお子さんに伝えてくれています。

幼児向けの分かり易い言葉で伝えてくれますので理解度が増すのではないでしょうか。

形では回る順番等、非常に協力的に一緒になって教えてくれます。

2週連続で四の形を頑張っています。

 

 

【アジリティトレ】

 

3.18練習 (4).jpeg

 

ラダーでシャッフル一択です。

アップがてら軽やかに駆け抜けます。

次は、今日の組手メニューに向けてニーホップです。

前足抱え込みの推進力で前に移動します。

 

3.18練習 (5).jpeg

 

初めてなのでなかなか上手く出来ませんがこれもリズム感が無いと出来ません。

コツは組手構えに立ち、前肘に前膝を当てる感じ。

 

最後はカエル跳びジャンプで跳躍力をつけます。

 

3.18練習 (3).jpeg

 

つま先で着地し、膝を曲げて衝撃を吸収し音を立てずに大ジャンプします。

これも今日の中段突きに向けてのメニューです。

 

 

【筋トレ / 体幹トレ】

筋トレも310回目。

 

3.18練習 (2).jpeg 3.18練習 (8).jpeg

 

スクワット正面蹴りでは上半身の軸を真っ直ぐ保ちスナップを効かせて蹴るようにしてください。

 

体幹は、バックプランク・2ポイントプランク・V字プランク。

2ポイントもイージーになってるので難易度を上げました。

伸ばした手と足をゆっくり引き付けタッチします。(肘と膝)

お腹がプルプルしたんではないでしょうか。

あと視線は前に向くようにしておこう。

最近V字プランクの姿勢が良い生徒が増えてきました。

上半身と下半身のバランスが超重要。バランスがどちらかに傾くと1分間はとても無理。

粘れる生徒が増えてきています。

体幹は目に見えるものではないので、実感が湧かないと思いますが継続してきた効果が出てきています。

【継続は力なり】

85分間耐え忍んでいます。

 

 

【固定式基本】

強い突き(受け)を出すために、正しい立ち方の意識から。

毎週のように言ってますので、もう頭では理解出来ていると思います。

 

3.18練習 (7).jpeg

 

重心の乗せ方と膝の使い方を間違えないようにしよう。

それともうひとつ、準備の時間を短くする意識で

突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・正面蹴りです。

いつも同じメニューですが、意識ひとつです。

どうすればもっと上手く出来るかに拘ってほしいと思います。

この3つをしっかり意識して稽古に取組むことが出来たらキレが生まれます。

 

前屈立ちとなり、上段突き / 逆突き

前屈立ちのポイントは膝の角度 やや半身となり上段突き・逆突きで腰を入れ真身となります。

これも腰のキレを出す稽古。

数も多くかなりしんどかったと思いますが、文句も言わず頑張りきりました。

 

3.18練習 (13).jpeg

 

まだこれだけでは終わりません。

四股立ち突きです。

横に頑張って足を広げるのが四股立ちではありません。

何度も何度も同じこと言ってますので、自分で修正出来ないといけません。

特に帯の色が濃くなるにつれ、入ったばかりの白帯生は色帯を観るようになります。

お手本にならないといけませんので、白帯のうちに正しい基本を身につけてください。

空手に必要な筋肉は、キツい基本稽古を手を抜かず頑張っていると自然と身につきます。

多分、今しんどいと思いますがいつの間にか余裕の顔してこなせていると思います。

頑張れ!

 

 

【形】

背筋を張った緊張感ある立ち方・角度と美しさに拘った礼・鋭い目つき・気迫のこもった発声を意識し、

全員で四の形。

形の注意点は、技のスピード・運足・軸・立ち方です。

ここから2グループに分かれます。

新入会は引き続き四の形。

 

3.18練習 (6).jpeg

 

他の生徒は注意点はそのままで、十二の形。

意識も高く2本で終わり、平安二段に移行。

 

ひと挙動ずつポイントを交えて形を打ちます。

やはり大事なのが立ち方。

前屈立ちは、『基立ちより1足分だけ長く』です。

頑張る意識が高すぎるあまり2足も3足も長く取るケースがありましたが、

手技のスピードが今日は全体的に良かったと思います。

これから緩急と強弱の使い分けの部分を指導していきます。

そこから先は、本人の努力度の部分で完成度が変わってきます。

形は一人でコツコツ稽古出来る人向けです。

大会に出場すると決めた以上は、一生懸命に努力してください。

5月は神戸市・北区と大会が続きますので自分に旗が上がるよう頑張ってください。

 

3.18練習 (10).jpeg 3.18練習 (9).jpeg

 

いつも言ってますが、形は僅か1分間程度です。

この僅か1分間に自分の持つ力の全てを表現しなくてはいけません。

緊張感と集中力をMAXで全力で形を打つことを心がけてください。

 

 

【組手】

フットワークの中から技を出す練習から。

前に出ながら号令に合わせて刻み突き。もっと大きく前に跳びこまないといけません。

アップでやったカエル跳びジャンプね。

構えた状態から、前拳と前足を大きく伸ばします。

突いた時の姿勢は、真半身(真横)です。後ろ側の肩が相手に見えないように突けるように。

続いて先週のおさらい、横のフットワークです。

前後左右動けるようにしておこう。

 

フットワークで身体を動かしたあと、向かいあって刻み突きと中段逆突きです。

突きが届かない安全な距離とはいえ、向かい合ってスピードを競います。

中には中段突きが道着一枚かする位、ギリギリまで近づき技を出し合う生徒もありました。

 

3.18練習 (12).jpeg 3.18練習 (11).jpeg

 

この稽古で自分の突きが届く距離を感覚で覚えていきますので試合に出る生徒は必要となってきます。

スピードと同じくらいだいじなのがフォーム。

きたない突き方や残心が無いと旗はあがりません。

突きは突いて引くところまでが『突き』です。

 

このあと、前足で蹴る『刻み蹴り』

入り方は2種類ありますが、今日教えたのは優しい方です。

1・後ろ足を寄せる

2・寄せたと同時に前足を抱え込む

3・抱え込むと同時に足の甲で上段を蹴る

 

留意点

1・つま先を伸ばし足の甲で蹴る

2・蹴る瞬間軸足の踵を相手に向ける

3・引き足を取る

 

相手の顔の高さ(上段)は3ポイント

首から帯の高さ(中段)は2ポイント

 

帯から下を蹴ったら反則(カテゴリー1)なので注意が必要です。

高く蹴るには、上記2の抱え込みがポイントです。膝頭を上に向けること。

 

後ろ足を寄せた瞬間片足立ちになり2挙動で蹴る『やじろべえ』ですね。

今日は試してませんが、アップでやったニーホップで蹴る方法(こっちは1挙動)もありますが、まずは『やじろべえ』で蹴れるようになろう!

 

ミットで刻み蹴りを打ち込んだところでタイムアップ。

突きと蹴りのコンビネーションまで行きたかったのですが、次回に持ち越しです。

 

【しっかり伸ばして しっかり引く!】を忘れずにね。

 

 

【居残り稽古】

今日はラダー!

入門したての女子生徒がひたすら何度も何度も。

フラットマーカーで足運びを確認しながら段々スピードが上がっていきます!

一体何本駆け抜けたでしょうか。

ずっと一人で頑張り続けます!

今日覚えたのは、

1・シャッフル

2・2イン2アウト

3・ラテラル

4・スタックアウト

5・アウトターン

でした。

どんどん動けるようになってきましたね。

ゴールデンエイジ期に行う神経系トレで運動神経爆上がりしました。

 

さて明日は初めての場所で3回目の特連です。

今回のメニューは全員で形!

午前中は一般生向けの特連も開催されます。

もちろん私も出席。

事前に希望する稽古内容の募集がありましたのでキレが増す基本稽古をリクエストしました。

しっかり学んで、ゆりの稽古に取り入れたいと思います。

 

さぁ、これからアイロンがけ!

2023-03-15 00:00:00

空手道形教範 第一指定形 Vol.2 糸東・和道 編

こんにちは!

 

第一指定形.jpeg 第一指定形 (2).jpeg

 

糸東流 (和道流) 第一指定形が収録された教範DVDです。

別で発売されているVol.1は剛柔流と松濤館流です。

基本形と指定形だけで6本に分かれていますので、揃えるのも大変。

道場で生徒に指導する以上、教範に沿って正しい立ち方・技の意味を伝えなくてはなりませんので

私自信が勉強を怠る訳にはいきません。

 

さて中身の方は、以前のバージョンは長谷川 行光先生でしたがリニューアルされたこのDVDから

長谷川スクール門下生の大木 格先生に変更されています。

 

この教範の優れているところは、各挙動の中を注意ポイントをひとつずつ、文字と音声で丁寧に説明しているところ。

減点対象となる留意点も数多く含まれています。

分かってたつもりでも、改めて観ると再認識出来ます。

特に猫足立ちや交差立ち等の細かいところなんかは、超重要ポイント。

自信を持って間違いを直すことが出来ます。

 

首里手:バッサイ大

基本技が集約され攻防技の動作が連続的に組み合わされています。

軽快な動きの中に技の切り返し・強弱の使い方・敏速な極め技の流れが求められます。

蹴りの挙動の意味が分解で正しく理解でき大きな収穫でした。

 

 

那覇手:セイエンチン

接近戦を想定したセイエンチン。

蹴り技が無く重厚な動きが特徴です。

演武線は左右対をなし、同一動作が多く呼吸と動作の緩急を一致させます。

重厚な形だけあってスピード感はありませんが、分解を観てみるとそのスピードに驚かされます。

多くの方に、教範の分解を観てもらいたいと思います。

首里手のシャープな形を好む私ですが、形の印象が大きく変わりました。

分解をイメージしたセイエンチンを打てば多くの方を魅了出来るのではないでしょうか。

始めの構え方でも、「肩を十分下げて臍下丹田に力を入れる」とあります。

これは知らなかったこと。

当然ですが勉強になります。

 

 

技が止まることなくリズミカルに演武するセイシャン。

後半は前半の応用動作が含まれ立ち方に特徴が出ます。

 

軽快且つ敏捷な形、チントウ。谷派糸東流にもあります。

原型は同じですが、立ち方・受けが谷派のそれとは和道は大きく異なります。

ベースが同じなので覚えやすいかも知れません。

立ち方の種類も多くその立ち方の変化は、すなわち体位の変化を表しています。

緩急・力の強弱・重心の安定が特に要求される形のひとつです。

とても難しい形です。

 

 

将来的に形審判資格を目指すには、他流派の基本形・指定形の勉強も必要です。

勉強に終わりはありませんね。

正に生涯学習です。

生徒には継続する大事さを教えていますので、私自信が模範にならなければいけません。

2023-03-14 00:00:00

東海堂 -白帯-

いつもありがとうございます!

 

優衣白帯 (3).jpeg 優衣白帯.jpeg

 

部屋を片付けていると長女が小学生時代、大会で締めていた白帯を発見!

東海堂の帯は、非常に締めやすく解けにくい印象です。

多分、ゆり生が締めてる帯と品質は変わりないと思います。(綿だと思う)

 

既製品の帯に刺繍を後入れしてますので、ご覧のとおり裏抜けしています。

 

優衣白帯 (2).jpeg

 

白帯にオレンジ(金茶とも呼びます)はとても映えますね!

ほとんどの大会で、色帯の選手も白帯を締めて競技します。

中にはフルネーム刺繍入れる選手も沢山いてますので参考になればと思い写真を載せました。

刺繍色は黒色が多い印象ですが、長女はオレンジを選んでました。

 

汗が染み込んだ白帯をこうして見ていると、いっぱい頑張ってたんだなー。

すごく懐かしい思い出が詰まった白帯です。

2023-03-11 21:56:00

2023年3月11日 (土)道場稽古45

いつもありがとうございます!

 

雲ひとつ無い清々しい朝でしたね。

気温もグングン上昇し、ペラペラの組手道着で十分でした。

寒がりの私ですが、ポカポカ陽気の春は花粉に悩まされています。

今年は症状がとても酷く薬が手放せません。

就寝中も鼻が詰まり呼吸困難で目が覚めてしまう程です、、

 

午前中、修理に出していた原付バイクを受取り

花粉症対策バッチリでいざ道場へ向います!

 

 

さて今日から暫くは「多目的ルーム」

エネルギーに満ち溢れる生徒達は、稽古前走り回って遊んでしまいますが、1階は図書室。

稽古以外で騒音を出すと、これから先利用出来なくなると凄くマズいので

【走り回らない】【室内のモノを勝手に触らない】

徹底したいと思います。

股関節・肩甲骨・足首回りのストレッチで稽古前の準備に当てる時間にしたり、早連組と合流するのも有り。

こちらからも生徒には声掛けしていきますので、ご家庭でも同様にお願いいたします。

 

3.11練習.jpeg

 

 

本日のメニューです

0:早連

1:アジリティトレ

2:筋トレ / 体幹トレ

3:固定式基本

4:形

5:組手

6:居残り稽古

 

 

【早連】

正座のおさらいを行ったあと、先週の形稽古で初めて覚えた『四の形』を稽古しました。

中段横受け・突きを4方向に繰り返します。

立ち方は全て『基立ち』

おっと、形に入る前に基立ちの作り方からスタートでした。

1・右膝をつく

2・左足踵を右膝頭に揃える

3・そのまま立つ

4・後ろ足を肩幅に広げる

5・左膝を軽く曲げる

これで、左基立ちの出来上がり!

※右基立ちは単純に足を反対にするだけです

 

 

2と4をしっかり身体で覚えるようにしよう。

形は正しい立ち方(長さと幅)が身についていないとダメです。

 

もうひとつ『前屈立ち』も学びました。

基立ちより、自分の足のサイズ1足分を縦に長く取り、前足の指が隠れる位に膝を曲げます。

 

何度か基立ちの作り方を練習し、次はいよいよ四の形に移ります!

予め回る方向(左 → 右 → 前 → 後ろ)を説明し形を打ちました。

 

形を打つ途中、生徒達が次々合流し前や後ろに立ち、合わせてお手本を見せてくれます。

頼もしいですね。自然と私のお手伝いをしてくれます。

立派なお兄ちゃん(お姉ちゃん)です。

ありがとう!

 

 

【アジリティトレーニング】

 

3.11練習 (5).jpeg 

 

ラダー「シャッフル」で敏捷性を上げていきます。

足の運び方は、

中 → 中 → 外

この順に動かします。

5本程度でしょうか。

正しく動かせる生徒が次に拘るところは、

1・軸を保ち

2・ラダーを踏まず

3・軽やかに

4・素早く

です。

ウォーミングアップには最適ですね。

 

3.11練習 (2).jpeg

 

今日こんなことがありました。

足の運び方がまだよく分からない入会したばかりの女子生徒に、さりげなく教えてくれる1年生の男の子。

早連にも合流し、新入会生の前に立ち形のお手本も見せてくれます。

自然と手を差し伸べる姿を見ていて心も成長しているんだと感じ、私が目指していた町道場のあるべき姿がそこにありました。

この生徒が黒帯になった頃には、下級生達がたくさん集まり慕われる上級生になるんだろうな。

 

 

【筋トレ / 体幹

筋トレは、とうとう大台300回です。

 

3.11練習 (7).jpeg

 

コツは、力を入れる瞬間息を吐くこと。

生徒からのリクエストで体幹はV字プランクから。

良く観察していますと、姿勢がキレイな生徒が先週より増えてることにビックリ!

背筋がピンっと伸びバランスの良いVです。

 

3.11練習 (4).jpeg

 

途中苦しくて足を降ろしそうになっても、自分に負けず耐えています。

努力する姿のなんと美しいことか!

それでこそ我が生徒!

可愛くてたまりません!

他には久々登場のバックプランクとサイドプランク。

最近サイドプランクがイージーになってきた感じ(ええこっちゃ)なので、難易度UP!

5秒かけて片足上げて、5秒かけて足を降ろします。

たったこれだけで、インナーマッスルが更に刺激されます。

目を瞑るだけで更に更に刺激されるよ。

通算82分耐え忍んでいます。

 

 

【固定式基本】

 

3.11練習 (3).jpeg

 

先週から意識しだした『キレ』

如何に準備の時間を短くするか。

この一点(これだけじゃないが)に意識を置き、基本稽古です。

形は基本の組合せなので、基本を疎かにすると形は美しいものになりません。

 

3.11練習 (8).jpeg 3.11練習 (11).jpeg

 

先週に引き続き、美しさに拘った四股立ち突きも60本?だったかな。

少ない回数で、良い基本が出来たのではないでしょうか。

引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い受け・四股立ち突きでした。

 

3.11練習 (10).jpeg

 

-奥義は基本にあり-

 

 

【形】

形は始まりから終わりまで、全神経を集中させなければいけません。

額から汗が流れても、顔に虫が止まっても余計なことをしてはいけません。

改めてこのことを説明しました。

背筋がピンと張った緊張感ある結び立ちから、姿勢に拘った立礼。

「戦わずして勝つ」の如く、キリっとした表情と発声。

ここも大事にしてほしいところ。

このところ呪文のように唱えています。

一人ひとりの意識が高まるまで形に入らず何度もやり直ししています。

 

 3.11練習 (14).jpeg

 

全員の意識が揃ったところで、新入会の生徒を含め四の形!

固定式基本で伝えた準備の時間を短くしキレを意識して形稽古です。

手技のキレに運足のスピードも求めます。

ここ3回前?の平安二段の稽古で取入れている移動足のことね。

 

次、十二の形に移ったところで新入会組は隣で四の形とグループ分け。

転身のコツをおさらいしながら、一つひとつ丁寧に稽古を重ねます。

技の一致性に加え、今日新たに伝えた『腰の使い方』

この感覚が掴めたら、シャープで極めのある形に変化していきます。

指導形で身体の使い方を身体に染み込ませ、基本形で活かしていきます。

 

今日の平安二段では基立ちと前屈立ちの使い分け、帯の高さについて説明しています。

緊張感のある形を打てるよう意識高く頑張ろう!

 

 

【組手】

先週に続き、拳サポ・シンガード・インステップガード・胴プロテクター・メンホーのフル装備で稽古!

違和感あるでしょうが慣れるしかありません。

大会ではファールカップも着用です。

 

新入会向けに組手の構え方からおさらい。

組手構えから前・後ろにフットワーク。

 

注意点を記します。

1・前に進んでも・後ろに下がっても正面に立つ対戦相手から目を離さない

2・前拳・奥拳ともに構えを崩さない

3・膝は軽く曲げたまま

4・カニさんのように寄せ足しない

 

さぁここからは横の動きに挑戦!

 

3.11練習 (6).jpeg 

 

正体揃いのゆり生の中、逆体の私も皆に合わせ頑張って正体となり指導します。

 

挙動を2つに分け、ゆっくり丁寧に指導したつもりですが如何だったでしょうか。

分かったかな??

フットワークの中で、スッと横の動きが出来るだけで、相手は考える事がひとつ増えます。

組手は相手が嫌がることをやってなんぼです。(反則ちゃうよ)

言い換えれば、自分のペースの掴み合いとも言えます。

同じリズム・同じタイミングで突きを飛ばしても、段々目が慣れてきて相手に攻撃の瞬間を読まれてしまいます。

そんな中、緩急を変えたりフェイントでタイミングをずらしたり、横の動きを混ぜるだけで相手はやりにくくなります。

ワンパターンにならないためにも横の動きは知っておいた方が良いので今日取り入れました。

大会に向け身体に馴染むまで、ゆっくり続けようと思います。

 

フットワークの次は蹴り!

 

3.11練習 (9).jpeg 3.11練習 (12).jpeg 3.11練習 (13).jpeg

 

後ろ足で蹴る、中段回し蹴りです。

ミットめがけて思いっきり蹴るとストレス発散出来ますね!

私も大好きです!

初めて(2回目?)の中段回し蹴りです。

コツを記します。

1・後ろ足で膝蹴り

(蹴りの軌道は正面 最短距離で蹴る)

2・軸足の踵を回しながら後ろ足で蹴る

(踵を回すことで距離が伸びる イコール 突きの間合いの外で蹴れる

(軸足の膝は曲げたまま)

3・蹴る瞬間 構えた左右の手を入れ替える

(手を前に置くことで突きのカウンターに備える)

4・足の甲(インステップガード)で蹴る

(ミットに小指を当て距離を伸ばす)

 

 

蹴りのフォームを学んだあとは、ミットめがけて思いっきり蹴ります!

正面蹴りと同じく、蹴りはスナップを効かせ『ムチ』を飛ばす感覚です。

 

蹴りは、引き足を取るところまでが『蹴り』です。

蹴った後引き足をとらずに蹴りっぱなしなのは競技ではポイントになりませんので、しっかり意識してね。

「しっかり伸ばして しっかり引く」

 

注文していた防具を全てお渡ししました。

キズがつくと視認性が悪くなるのでメンホーは下に向けて置かないこと。

それと稽古後、使用した防具を自分で手入れする習慣をつけよう。

これから暑い時期に稽古すると汗でだくだくになります。

一週間カバンの中で放置するとエラいことになるので、ファブリーズで拭き掃除を忘れずにね。

決して親任せにせず自分でやる習慣をつけよう。

 

 

【居残り稽古】

今日は形1名・組手3名

5月北区大会で形試合デビューする生徒と平安二段。

・引き手

・前屈立ちの長さ

・下を向かない

まずこの3つを意識して下さい。

4月の審査・5月の大会に向けてもっともっと打ち込もう!

居残りも大歓迎ですし、早く来て形の稽古するのもオッケー!

30分前には居てるよ。

上達に近道なし。稽古した分、上手くなります。

このまま頑張ってほしいです。

 

他の3名と回さない回し蹴りについて座学です。

何しゃべったでしょうか。

・蹴りのメリット

・蹴りのデメリット

・最短距離で蹴る

・距離を伸ばす方法

だったかな?

保護者の方にも説明しましたが、肩甲骨の使い方ひとつで突きの距離が伸びるように、蹴りも小指の意識ひとつで距離が伸びます。

 

両手の平を合わせて(親指上向き)手を伸ばし、片手だけ小指を上向きにすると腕が長くなっているはずです。

これは肩甲骨が開いているから。

肩甲骨の使い方ひとつで、距離を稼げます。(腕の付け根は肩甲骨)

この考え方は蹴りにも共通していて、小指で蹴る意識を持つと更に遠い距離から蹴ることが出来ます。

 

もうひとつ蹴りのフォームについて。

2種類の蹴り方を見せ、区別してもらいました。

要するに、自分の蹴りを素早く相手に到達させるにはどうすれば良いのか?

です。

答えは回り道せず ”最短距離”

直線の軌道で蹴れば回す軌道よりも速く相手に届きます。

モーションは大きいより、小さい方がバレません。

 

理屈が分かれば、教わったことを意識した上でミット蹴り!

脳みそフル回転!

思考しながら稽古してます!

 

 

目をキラキラ輝かせ興味津々で学ぶ生徒と空手が出来て幸せです。

 

 

※5月3日開催 神戸市大会の締め切りは来週3月18日(土)まで。

挑戦者求む!!

2023-03-04 22:01:00

2023年3月4日 (土)道場稽古44

 

いつもありがとうございます!

 

大会に向けて発注していた防具類が大量に到着。

大会から逆算して計画的に試合形式の稽古を組む予定にしています。

今はまだ、基本的な技の習得とフットワーク中心の段階ですが本番に向けてフル装備で稽古しています。

なんかロボットみたいで可愛いですね。

それと今朝、新入会2人の道着も到着です。

まっさらな道着を身に纏い元気よく稽古開始!

 

 

0・早連

1・アジリティトレーニング

2・筋トレ / 体幹トレ

3・固定式基本

4・形

5・組手

6・居残り稽古

 

 

【早連】

新入会の女の子2名の道着が到着!

道着のたたみ方と帯の締め方を説明しました。

やっぱり自然と笑顔がこぼれますね。

 

新入会 (2).jpeg 新入会.jpeg

 

道着に着替えたあとは、道場のルールを説明です。

体育館入口前で検温し、体温を名簿に記入・消毒した後入館してください。

 

道場の扉を開けたら、一礼して入室します。

続いて指導者の元へ向い、元気よく

「押忍!」と挨拶してください。

途中、トイレで席を外す時も一礼を忘れずに。

(出入りは必ず一礼を心がけてください)

稽古終了後は、指導者の元へ向い

「押忍 ありがとうございました!」

 

指導者との会話では、理解出来た時の返事は

「はい!」です。

 

指導を受ける時は、直立不動で先生の目を見てお話を聞くようにしてください。

手遊びや帯を触ったりしていては、お話が右から左に流れていき頭に残らないので、お話を聞く時の態度は特に重要視しています。

 

その場に座る時は正座。

足を崩しても良いと言われましたら、その場で座礼して足を崩すようにしてください。

(女の子もお父さん座りね)

 

正座・座礼・立礼・立ち方6種・引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払いで時間となりました。

もう少し立ち方を学んだ後、形に移行したいと思います。

 

 

【アジリティトレーニング】

 

3.4練習 (12).jpeg 3.4練習 (15).jpeg

 

組手に必要な能力に挙げられる敏捷性と反応力。

プレゴールデンエイジ期にあたるゆり生に取って必要不可欠なメニューです。

敏捷性と反応の稽古を交互で取り入れるつもりでしたが、ぎこちなさが取れてきた生徒が増えてきている事もありラダーを選択。

シャッフル一択でした。

 

3.4練習 (6).jpeg 3.4練習 (9).jpeg

 

 

注意するポイントは、

・軸ブレしない

・足の裏と床との接地時間を短く

・つま先立ち

・ラダーを踏まない

 

 

【筋トレ / 体幹トレ】

いつもの如く筋トレを各10回ずつ。

 

3.4練習.jpeg

 

290回経過。来週で大台300回ですね。

皆のお手本にしたいくらいの体幹力を見せてくれる生徒がいます。

かなりキツいV字プランクですが、顔を真っ赤にして耐え忍びます。

まさに押忍の精神。自分に負けず厳しく出来る生徒です。

 

3.4練習 (5).jpeg

 

とても軸がキレいな生徒。これだけ軸が整っていると近い将来、形で力を発揮しそうな予感がします。

プランク・V字プランク・サイドプランクを各1分ずつ。

皆も、この生徒に負けずに食らいついて来てほしいですね。

79分経過です。

 

 

【固定式基本】

今日はとても実りのある固定式基本だったと思います。

 

3.4練習 (3).jpeg 3.4練習 (2).jpeg 3.4練習 (4).jpeg

 

かなりキツい四股立ち突き。60本超えてたと思います。折れそうな気持ちに打ち勝ち歯を食いしばってついて来てくれます。

最後もう一度、四股立ちの作り方・角度や高さを説明し、集中して10本。

しんどい基本稽古の最後の最後に抜群の四股立ちを見せてくれました。

説明したことを記しますので、頭にたたきこんでください。

・膝頭と足首は縦一直線

・つま先の角度は45度

・前傾しない

・お尻を後ろに突き出す(背骨のラインを見せる)

・四股立ちは浅すぎず深すぎず

・足首と鼠径部をロックする(フラフラしない)

・猫背にならず肩甲骨を寄せる

・長さは基立ちから拳3つ分

・膝を外側に張る

これらを意識した四股立ちを全員で最後に10本。

キツい稽古を乗り越えたら、当然上達しますし自分に自信が持てるはず。

毎回これの繰り返しで、ちっちゃい山を乗り越え続けます。

 

3.4練習 (7).jpeg

 

いつの間にか筋力がつきキツい稽古が ”普通” にこなせるようになっている事でしょう。

他には突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・基立ち / 正面蹴りでした。

今日基本稽古の中で、初めて説明することがありました。

”キレ”についてです。

キレとは動きだしの速さを指します。

いつもと同じ固定式基本ですが、意識ひとつでキレが生まれます。

 

新入会の生徒には??だったことと思いますが、2年目を迎える生徒に向けて、形競技に役立つキレについて指導しました。

無意識レベルで稽古出来るようになるまで、生徒の頭の中に刷り込んでいきたいと思います。

 

3.4練習 (16).jpeg

 

 

【形】

全員で四の形・十二の形で技の極め方を学びます。

 

3.4練習 (17).jpeg

 

いつも同じことをしていますので、順番を覚えた人が次に意識することは技のキレ・極め・スピードです。

今日も何度も言いましたが、意識ひとつで成長速度は異なってきます。

質問にもスラスラ答えられる生徒ばかりです。

大事なポイントは頭に入っているなら、身体で表現出来るように意識して取り組むだけ。

寝てても(目を瞑ってても)基本がスラスラ出来る位にまで四の形・十二の形で身体に叩き込もう。

もう少ししたら質を追求していきますが、今は寝てても打てるくらいになるまで量をこなす時期とも言えます。

私の言葉の意味が頭と身体でスッと理解が出来るまでは"量”も必要だとも言えます。

教わったことを忠実に自宅で復習してくれたら嬉しいです。

指導形(四の形・十二の形)でのポイントを記します。

・移動は全て基立ち

・転身時(方向転換)も全て肩幅に立つ

・運足は半円を描く

 

ここから2グループに分かれて形稽古。

大会参加組と新入会組。

新入会の生徒と四の形です。

初めての形指導。

今まで他の生徒の見様見真似で稽古させていましたが、短い時間でしたが一緒に頑張りました。

今、早連やってますが、基本技と立ち方を覚えたら”四の形”をガッツリ稽古して全体稽古に備えます。

 

次は、平安二段組です。

全体でひと挙動ずつ。

立ち方とメリハリ(緩急)を意識しながら。

時間配分がここ最近の課題です。

 

3.4練習 (8).jpeg 3.4練習 (10).jpeg 3.4練習 (18).jpeg

 

今、基本を固める時期ですが大会が近づいてくると競技に向けた稽古も必要となります。

ゆりは週に1度しかないのがジレンマ。

どないかして2回したいなぁ。

 

 

【組手】

構え方とフットワークからスタート。

刻み突きと中段逆突きを稽古しました。

 

3.4練習 (20).jpeg 3.4練習 (19).jpeg

 

「構え方」

・相手に対して身体は真横に向ける

・顔だけ正面に向ける

・前拳は肘を軽く曲げて顎の高さ

・奥拳は胸の前

・つま先はㇵの字に開く

・スタンス幅は動きやすい程度に広げる

・両膝は軽く曲げる

・踵を軽く浮かす

 

「フットワーク」

・上に跳ぶのではなく、浮かした踵を踏み込むように沈む

・前進する際、幅を変えず一定

・両膝の溜めは維持したまま

・動かして良いのは足首だけ

・床に接地する時間を短く

・大きくでは無く、小さく速く動かす

 

「刻み突き」

・軽く曲げた肘を真っ直ぐ伸ばす

・突く瞬間前足を大きく踏み込む

・突き + 踏み込み + 気合の声 で1セット

・突いた時に姿勢は真横

 

「中段逆突き」

・真横で構えたまま前足を大きく前に運ぶ

・突く瞬間おへその向きは正面

・突いた時、上半身は真っ直ぐを保つ

・突く瞬間、前拳で引き手を取る

・突いた時、軸足親指の腹で身体を支える

 

組手基本をおさらいした後、ブザーに合わせて互いに向かい合って刻み突きと中段逆突きです。

途中軽くフットワークを取りながら。

メンホーにも慣れる必要があるので防具一式つけての稽古でした。

 

 

【居残り稽古】

 

3.4練習 (14).jpeg

 

今日はミットを持参していましたので、ミットの打ち込みをしようと思ってましたが、

その場で生徒からのリクエストがあり形!

大会に向け平安二段です。

決して強制ではない居残り稽古。

今日は5人も参加者が!

随分浸透してきたようです!

 

3.4練習 (11).jpeg 3.4練習 (13).jpeg

 

特に覚えていてほしいこと。

第一挙動で素早く猫足立ちになる方法を指導しました。

どうすれば素早く回れるのか、コツを理解出来たでしょうか。

形競技は、始めと終わりのインパクトが特に大事だと言われています。

スピード(キレ)があって、

力強さ(極め)があって、

技の一致性(手技・引き手・軸足の張り)があれば

審判におっ!と思わせることが出来ます。

そんな細かい部分の指導をした後、形競技の所作を稽古しました。

入退場の仕方、礼、発声、目付です。

このブログを書いててひとつ忘れていたことがありました。

「歩き方」です。

立礼に角度があるのと同様に、歩き方にも歩幅や腕を振る角度があります。

次回指導したいと思います。

試合当日、堂々と演武出来るよう経験を積み自信をつけさせたいと思います。

 

 

 

ゆり道場では、空手道に興味をお持ちの方を引き続き募集しています。

 

習い事として武道を選ばれる理由に「礼儀作法を学ばせたい」が良く挙げられます。

私が開設を志した理由のひとつに、地域社会への貢献がありました。

空手教室を通じて私の元に集まってくれた生徒に、将来社会に出て必要とされる・愛される人材になれるよう想いを込めて人間教育を続けています。

・自ら進んで挨拶が出来る

・靴ならべが出来る

・人前でお手本を披露出来る

・敬語でお話が出来る

・人の手助けが出来る

・落ち着いて人の話が聞ける

・リーダーシップの発揮

普段の稽古の中から、生徒にいろんなこと問いかけることで思考させ行動に移させています。

青少年育成に武道はホントに良いと思います。

ぜひ一度ゆり空手にお越しください。

 

 

※来週から南館「多目的ルーム」で稽古します!

(ブログの告知カテゴリーに教室までの道案内があります)

 

教室のものを勝手に触らない!

階下が図書室なので、稽古以外では騒がない!

この2つを守ってね!

 

多目的室 (3).jpeg 多目的室 (4).jpeg 多目的室 (5).jpeg

多目的室 (2).jpeg 多目的室.jpeg

トップへ戻る