ブログ
2022年8月14日(日) 第5回心武館特別練習会 & 修交会大会練習会 @西舞子小学校
こんにちは!
急遽決まった全体練習会。通常の特連と初めての大会参加者に向けた練習会です。
私ひとりワクチンの副反応が出なかったのでパパっと家事を済ませ、やる気満々で西舞子小学校に向かいます。
10時から12時まで組手。
14時から16時まで形の長丁場。
途中12時から14時まで2時間休憩を取ったことで、出身道場の保護者の方とも久しぶりにコミュニケーションを取る事が出来ました。
体育館にクーラーが設置されていましたが、残念ながら稼働しておらず窓全開の、扇風機ぶんぶんで乗り切ることに。
この暑さの中、長時間練習は集中力が最後まで持つか、質の高い練習が出来るかどうか心配でしたが、、
そんな心配は杞憂に終わりました。
形・組手ともに、大会に向けて意識が高いと感じました。
それでは、本日のメニューを振り返ります。
まずは組手。
フットワークで身体を温めます。
刻み突き、逆上、ワンツー、スクワット上・上、ジグザグワンツー、抱え足、あたりだったでしょうか。
頻繁に小休止を挟みながら、次はペアになり先程の抱え足の状態で刻み蹴りの練習です。
後ろ足を寄せるとともに膝の抱え込みからの蹴りですが、リズム感がとても必要になります。
蹴りの後は、打ち込み!
指導者が台となり、思い思いに生徒が並びます。
普段とは違う指導者の列に並ぶのでしょうか。他支部の生徒が沢山やって来ました。
各人異なる癖を指摘します。特連でも形グループに着くことが多い私ですので、組手の練習も様々な癖が見て取れるので貴重な機会です。
・技を仕掛けるタイミング(単調で入り方が全部同じ)
・近い間合いでもたつく(危険な距離で技をすぐ出せずタイミングを計っている)
・バリエーションが無い(ワンパターン)
・逆体相手に外を取らない
気づいたことをその場で伝えながら、修正を繰り返し。何か感じてくれたら嬉しいな。
この時点で大汗かいてフラフラです、、
組手の最後は、主審をつけて試合形式。ここで大事なのがテーマを持って臨むことです。
指摘を受けたこと、試したい技、かけひき等自ら考えて練習してほしいと思います。
順番を待つ生徒たちに大きな声で伝えましたが、どうだったでしょうか。
私は主審の練習も兼ねていましたので有難いこと。
試合を終えた選手に、傍につく指導者がアドバイスです。
結論ですが、練習試合は自分でテーマを持って臨んでほしいと思います。
久々の組手でした。
長いお昼休みだったので、ひとり形練習です。
何打ったかな。ニーパイポ、アーナン、パイクーだったでしょうか。
14時の形練習を待ちきれない出身道場の生徒達が一人またひとりやって来ます。今挑戦している形でしょうか?指定形を覚えようと一生懸命です。
ひと段落ついたところで、次の生徒です。特連でしか顔を合わすことが無くなりましたが、幼稚園の頃から良く知る生徒です。ここ最近のモチベーションの高さがすごく伝わります。
何回やってきたでしょうか。こんなやる気の塊の生徒は可愛くてたまりませんね!待ち時間に遊ぶこと無く練習するんですから。
休憩明け、館長直々に全員で四の形です。
形における重要な要素である立ち方・姿勢・リズムを意識しながら。
このあとは、いつものとおりグループに分かれて形練習です。
私は平安二段の指導補助。今日はいつもとは異なる先生でした。言葉での表現が新鮮で耳をダンボにして聞いていました。なるほど指導の引き出しが増えたような気になってます。
特連は、生徒だけでなく自分自身も成長する良い機会と捉えています。
マズい。ボケーっとしていると思われたのでしょうか、別グループからお呼びがかかります。
がっつりバッサイ大です。ここ最近指定形を学び直していたところだったので、いつもと少し違ったアドバイスが出来たかと思います。
団体形の練習や、初めて大会に挑む生徒達に向けて入退場の仕方の練習があったりと、ヘトヘトになる位頑張ったと思います。
お盆休み中なだけあって、参加者はやや少なめでしたが、充実した特連になったかな。
宇佐美里香のベスト空手「世界一の形とそれを創るベーシックス&マインド」-基本編-
こんにちは!
宇佐美里香のベスト空手「世界一の形とそれを創るベーシックス&マインド」基本と形に分けてシェアしたいと思います。
まずは、基本編です。
女王 宇佐美先生の打つ形が好きな私は、普段どんな稽古をしているのか興味津々で、何度も何度も繰り返し観ていた覚えがあります。
基本練習においての注意ポイントを記してみたいと思います。
【ウォーミングアップ】
1-1:突き
ウォーミングアップ方法の紹介です。
基立ちとなり肩から腕を動かし、いちにのさんで、振り子のように腕を飛ばします。(逆突き)
注意するポイントは、腕を止めず「前方に放り投げる」感じで、下半身も踏ん張らず遅れてついてくるように。
1-2:蹴り
腿裏に踵が当たるくらいに、リラックスしながら引き足を取ります。
【基本練習】
2-1:突き
正中線上をとりながら、前後左右に軸がぶれないことを意識しながら、真っすぐ突く。
引き手を取る意識だと、身体がよじれたり、軸が崩れたりしてしまうので、引き手を収めるイメージを持ち、突き手は肘のスナップを効かせる。
2-2:蹴り
足を抱え込む時に、前の腿に力が入らないように。股関節から足を上げるのではなく、お尻からあげ踵がしっかり腿裏に引き付けるイメージを持つ。
2-3:受け
下段払い:次に引き手になる手で、自分の正中線をカバーして受ける。
手刀受け:手刀をしっかり上に向け、反対の肩の高さからスナップを効かせ真っすぐ直線的にだす。
【立ち方の基本練習】
3-1
前屈立ち:後ろ足の張りを意識する。その場で沈みながら(前屈立ちの高さになり)前に進みます。
猫足立ち:後ろ足1本で立てるように。前足に体重が乗ると軸がフラフラしてしまう。また鼠径部は締めること。
四股立ち:両膝を張り姿勢を真っ直ぐに保ちつつ、体重は踵に乗せます。また移動の際、前足では無く後ろ足で極めます。
【転身の基本練習】
4-1
今ある軸が、次の軸に乗ってから転身することがポイント。また転身中、手足がバラつくと大きな回り方となりグラつきの基となりますので手足どちらとも正中線に寄せます。
とても難しいですが、踵で回ります。私はつま先で回る癖が抜けません、、
【ジャンプの基本練習】
5-1
ジャンプする時に大事なことは、右足を抱えることです。
左足で踏み切った瞬間、右足・左足の順に素早く抱え込み、空中でしゃがんだ姿勢になります。(左足の踏み切りは大きくならない)
ジャンプ中、目線は下を向かず前です。
【形をするときの注意点】
・上半身で形を打つと軸がブレたり浮いてしまうので、下半身で形を打ちます。
・呼吸は息吹を出さず、息を止めず、自然な呼吸を心がける。
奥義は基本にあり。
BODY PIXEL Muscle Gun HANDY
こんにちは!
BODY PIXEL Muscle Gun HANDY
先日、ご紹介したストレッチロール同様に筋肉痛予防に使ってます。
疲労困憊の身体を優しくケアしてくれる大変優れもの。
この手のやつは、片手で操作出来るコンパクトサイズが発売されるのをずっと待ってました。
デカすぎると重たくて使うのやめてしまうことが容易に想像出来ていましたので。
結果、大正解でした。機能は振動が4段階だけだし、バッテリーの持ちも大したこと無いのでしょうが、軽いのでずっと使ってます。
ソファでぶるぶる、雑誌片手にぶるぶる、You Tube観ながらぶるぶるしています。
アタッチメントも、10種類あるので部位に応じて使い分け出来ます。
ピンポイントでぶるぶる出来るので身体がスッキリ軽くなりますよ。
なんなら、カバンに入れて会社で使う位お気に入り。(時々ですが)
猫足立ちを少しでも深く落としたいあまり、ふくらはぎや足首周りを入念にケアしてます。涙ぐましい努力です。
ダブルフォークでアキレス腱をほぐしていると、くびれてきますホントに。老廃物が溜まっているのでしょう。
特にお気に入りなのがクワッドパドル。肩甲骨に疲労が蓄積しやすいので、娘にぶるぶるしてもらっていますが、あまりの気持ち良さに気を失ってしまうことも。
家族全員でフル活用してますね。
超絶お勧めです。
実戦 形プレミアムⅤ
こんにちは!
実戦 形プレミアムⅤ 2015年・2016年の主な大会から32種類の形と130の演武が厳選されています。
糸東流ですと12種類でしょうか。
見どころは、男子団体形(喜友名選手・金城選手・上村選手)アーナンでしょうか。3選手の息のあった演武です。
分解はえらいことになってますので一度観てほしいですね。
珍しいところでは、清水 希容選手のアーナンが収録されています。近年では演武してないんじゃないかな。
女子選手のアーナンで個人的に一番好きなのは、岩本 衣美里選手です。
長い?手足から繰り出される切れ味鋭くシャープなアーナンです。
岩本選手はどの形も、とてもダイナミックに演武するので形が大きく観えます。とても参考になるところだと思います。
アーナンだけでも9本収録されていて、劉衛流の形は5種類です。
とりわけパーチューを繰り返し観て勉強していた覚えがあります。
新設! 組手の基本【30分で組手の不得意を克服する3つのステップ】
こんにちは!
Vol.8は30分で組手の不得意を克服する3つのステップ (2018年12月号)
中段逆突きが極まらない最も大きな要因は、
・届かない
・刻み突き等のカウンターを合わせられる
この2点を克服すれば、中段突きが極まる確率がUPします。
①自分の間合いを確認する
自分の距離、攻撃の間合いを知るには、相手の前拳を利用します。
自分の前拳を軽く伸ばして相手の前拳に触れることが出来る距離が、自分の間合いと言えます。
お互いに構えた距離では、隙を伺っています。ここから間を詰めて前拳を触りに行きます。
②手を引かず、手に身体を寄せる
相手の前拳に触れた手を、引き手を取ってしまうと身体が空いてしまいカウンターをもらいやすくなります。更には前進しようとするのに、身体の一部を引いてしまうと、前進の距離も短くなってしまいます。
だからといって、全く引かずにいても腰を切ることが出来なくなり技に勢いがなくなってしまいます。
引き手は手を引くのではなく、逆に前の手に身体を寄せるイメージを持ちます。
突く側の肩を目標にぶつけるようにすると、相手の突きが抜けて行き、上段突きを極められる確率が減ります。
③間を切って反撃を断つ
たとえ突きが極まっても相手に反撃を許してしまえば、まだ失点のリスクは残ります。突きを極めた後、確実に反撃を断つには引き手が重要です。
突きを極めた後すぐに脇まで拳を引くことで、再び相手に対し真横になり、自分の的を小さく出来ます。引き手を使って素早く後退し、相手の技が届かない間合いに身体を置くことが出来ます。
しっかり引き手を取れれば、引く力で前足を掻い込んで蹴りへのコンビネーションに繋げることも容易です。
引き手は相手の反撃を断つだけでなく、次の攻撃に移る時でも効果を発揮します。
【逆体相手】
逆体がやりにくいのは、「逆体に慣れていない」ことが最も大きな原因です。
構えが逆になると、技も間合いも別物になります。
・前拳が使いにくい
刻み突きの軌道上に相手の前拳があるので刻み突きに入りにくくなります。
・後ろの拳が遠い
逆体相手の時は、逆突きの距離は拳1ケ分遠くなってしまいます。
①肘を触って突く
スムーズに前足から前進し、肘に触れながら突きます。この時、相手の肘の外側を触るようにすると、押っつけながら入ることができ、相手は対応が出来にくくなる。
②股関節を外旋させる
踏み込む時に股関節を外旋させてつま先を外に向けます。前足がマットに着く前に突きが極まることが望ましいです。この突き方で距離が飛躍的に伸びます。
股関節を外旋させると、拳が勝手に飛んでいきますので、相手にとって通常の突きよりも反応が遅れます。
③腰を回さないで突く
腰を切って正面を向いて突くと、自分の身体が開いてしまいカウンターを合わされやすくなりますが、この突き方なら始動時から残心を取るまで、身体が正面を向くことがありません。
注意すべき点は、構えたところからまっすぐに突き、鉤突きのように肘を張って突かないことです。
松濤館流の山突きに似た、腰を回さない上段逆突きですね。
【蹴り技】
①軸足を外旋させ、つま先を後ろに向ける
身体を開かないための練習として、蹴る前に軸足のつま先を蹴りとは反対方向に向けます。
つま先が横を向いたまま蹴ると、身体が「く」の字に曲がるので注意が必要です。
自分から蹴る場合は、軸足を身体の中心に寄せるが、この時に足全体を寄せるのではなく、踵を素早く寄せる意識を持ちます。
②膝の掻い込み相手のガードを無効にする
掻い込みによって中段を防御し、相手の前腕を構えたガードの無効化を図ることが出来ます。
前足刻み蹴りの時に、相手の前腕に触れずに上段を蹴る事が可能になります。
③突きながら蹴る
後ろ足で蹴ってもカウンターをもらわない方法です。
足を掻い込むと同時に、同じ側の手を突きながら蹴る方法です。タイミングとしては、突きを若干先に出すようにして、突いた腕の下に自分の膝があるようにします。
注意点は、蹴った足は正面に下ろさず、相手の外に着地させることです。そこに位置取りすることで、相手の反撃を断つことが出来るからです。