ブログ

2022-06-05 17:15:00

空手の形で気分爽快!

こんにちは!

 

本棚が入りきらない状態になってしまったこともあり、最近ではタブレットで購入することもしばしば、、

持ち運びに便利ですし、何年たっても劣化しません。いざとなったら本を裁断して保存することも可能です。

また保管場所も取らないところがタブレットの良い部分ですが、指で紙をめくる感覚ない分、物足りなさも感じてしまいます。

 

今日ご紹介する教範は、諸岡奈央先生の「空手の形で気分爽快!」

先週ポチっといきました。

同じ糸東流ですし、本の内容がまさに今のゆり道場にもってこいです。

今後の指導の参考になります。

 

爽快.jpeg 爽快 (3).jpeg 爽快 (2).jpeg

 

突き・蹴りの基本から、受け技・立ち方と進みます。

先週、道場稽古で取り入れた移動基本を経て、形に移ります。

基本形で身体の動かし方を覚え、最終的に糸東流の基本形・平安二段を学びます。

 

この平安二段、ゆり道場では最初の目標地点となります。平安二段を磨きをかけたいと思います。

 

おっと!

本と同じ内容を、6月6日(明日!)から8回に分けてNHKで21:30から放送されます。

ゆり生はチェックしてね!

2022-06-04 22:50:00

2022年6月4日 (土)道場稽古11

こんにちは!

 

今日のゆり空手、気温がぐんぐん高くなり体育館は蒸し風呂状態です。これからの時期は熱中症の方が心配です、、

 

道場訓/座礼/黙想で心を落ち着かせた後、ジョグで稽古スタート!

昨日から膝の調子が悪かったのですが、始まると痛みを忘れますね。いつの間にか治ってました。

動的ストレッチ/静的ストレッチで充分に身体を伸ばします。

 

次は、ラダートレーニングです。毎回ラダーを取り入れていますが、狙いは動ける身体作りです。

メニューをこなすことで、身体の連携が速くなっていきます。身体の連携とは神経伝達を指します。脳が反応して身体を動かすためには、時間が必要です。神経伝達が遅いと俊敏に動くことが出来ません。

ラダートレで、普段あまり使わない筋肉や神経を意識しなくても使うことが出来るようになります。動ける身体作りは全てのスポーツの基礎となります。

今はまだ取り入れていませんが、今後「組手」の稽古も始まります。

特に組手には、リズム感やスピードが必須です。足の運び方やフットワークを毎回行うラダートレから学びます。

新しいメニューをひとつ追加しました。

シャッフルに似た2イン2アウト。

動かし方は、中→中→外→外。

 

6.4練習 (2).jpeg 6.4練習.jpeg

 

クイックラン

グーパー

スタックアウト(パーチョキ)

ラテラル

2イン2アウト

 

おっと!!

ブログを書いているこの瞬間、足の運び方を覚える方法を閃きました!

ラダー上に、フラットマーカーを置いたら正しい順序を覚えられるかも!

 

早速、来週取り入れてみようと思います。(忘れてたら声かけてください)

 

小休止した後は、固定式基本。

これもしつこい位に拘ります。スタートしたての今、間違って覚えてしまうと修正するのに苦労しますので、確実(正確)に出来るようになるまで、たっぷり時間かけます。

突きを100本。「肘を飛ばす」感覚を忘れずにね。

中段横受け・上段揚げ受け・下段払いはどれ位やったかな??

 

最後は、本日始めて行う「形」稽古!

形とは仮想の敵を見立て、一人で突きや蹴り・受けを繰り出し技の正確性や美しさを競います。

 

6.4練習 (3).jpeg

 

形の名前は「四の形」

立ち方は基立ちで進み、中段横受けと追い突きを4回繰り返します。

演武線は、左→右→前→後ろ

まずは、順番を覚えることから始めよう!

形稽古を通じて集中力を養います。

 

念願の形稽古に突入です。

もちろん組手も頑張りますが、ゆりでは形をメインにやっていきますよ。

 

さて、稽古が終わったあとは、ひとり残って自主連です。

古傷の膝痛も、消えて無くなったので鏡の前で形稽古。

特連以来でしょうか。久々の形道着です。

 

良い汗かきました。

セイエンチン

バッサイ大

パーチュー

2022-06-02 06:45:00

松久 功の開脚ストレッチ -ウォーミングアップとクールダウン-

こんにちは!

 

現役時代に取り入れていた稽古前の柔軟やクールダウン、試合前のアップを紹介されています。

他にも体幹を強化するトレーニングもたっぷり収録されています。

 

松久ストレッチ.jpeg 松久ストレッチ.png

 

なかでも試合前のアップは、動的ストレッチに特化していて良いお手本になるかと思います。体を温めて試合で一気に爆発させるためです。

 

ご本人曰く、ウォーミングアップとクールダウンを重要視していなかったことが影響し、次の日に疲れが抜けなかったりケガを重ねるようになり、トレーニングの見直しを図ったようです。

 

長い突きの源である肩甲骨のストレッチ、変幻自在の蹴りを繰り出すためには股関節回りの柔軟性も必須です。

 

さすがトップクラス、勝つことに貪欲です。

勝負は準備段階から既に始まっているって訳ですね。

 

軽視出来ません。

2022-05-29 14:49:00

2022年5月28日 (土)道場稽古10

こんにちは!

 

桜の宮小学校入口の掲示板に、チラシを貼っていただいています。

 

掲示板.jpeg

 

 

スタートしたばかりの空手教室です。ぜひ体験・見学にお越しください。

 

さて、待ちに待った道着の到着です。新しく習い事を始める人が多い春先は、1年の中でもっとも忙しい時期だそうです。

随分時間がかかりましたが、今日から道着を着ての稽古になります。

 

道着の着方、たたみ方、帯の締め方を皆で練習です。(この辺りは撮影済みです)

 

 道着.jpeg

 

 

みんな、可愛いですね!

だんだん空手教室らしくなってきました!

 

前回に引き続き、体験会に来てくれたちびっ子たちと、賑やかに稽古開始!

 

正座の仕方から、何度も丁寧に繰り返します。

黙想で心を落ち着かせたあと、グルグルとランニング。

しっかり、ストレッチで身体を伸ばし、ラダーです。

 

5.28練習 (5).jpeg

 

クイックラン

グーパー

スラローム

ラテラル2イン2アウト

 

5.28練習 (3).jpeg 5.28練習 (2).jpeg 5.28練習.jpeg

 

始めての移動基本。「基立ち」 / 「追い突き」です。

体験の子が来てくれたので見送るか、少しだけ迷いましたが生徒中心のメニューで進めることに。

これから学ぶ、形稽古に必要な練習のひとつ。

細かいことは、これから少しずつ追加していきますが、

・足の運び方(運足)

・手技を出すタイミング

・極めのコツ

・スピードのつけ方

・体軸の意識

を移動基本から勉強します。

今後、別の立ち方でも移動基本を行います。

地味でキツい稽古の中から、集中力と忍耐力を養います。

 

順番が前後しましたが、固定式基本を。

突き、正面蹴りです。いったい何本打ったでしょうか。トータル100本は超えていたかな。数えとけば良かった。

 

5.28練習 (7).jpeg

 

最後は、私の代わりに前に出て号令をかけてくれる生徒も現れ出しました。

つい先日まで幼稚園児だったのに、もう今では人前で大きな声で号令をかけられるようになっています。

 

小さな成功体験を、いっぱい積ませてあげたいと思います。

 

 

掲示板のチラシ貼り付けや、保護者の方から写真を提供していただいたりと、沢山の方にいろんな形でサポートをしていただいています。

これを当たり前と思わず、感謝の気持ちを忘れず精進したいと思います。

2022-05-27 10:15:00

競技の達人11 「カニ組手習得法編」

こんにちは!

競技の達人Vol.11 「カニ組手習得法編」

 

達人11.jpeg 達人11 (2).jpeg

 

現在、世界の主流となる「カニ組手」。

真横に構えサイドステップで戦います。通常の半身での構えに比べ多くのメリットがあります。運足に関してはフェンシングが参考になります。

 

 

カニ構えの特徴

 

①的が小さくなる

真横に構える事で、中段が狭くなり攻撃されにくくなる

 

②距離を稼ぐことが出来る

相手の突きは届かなくなり、自分の突きはより遠くに届くようになる

 

③攻める時に危険な時間帯が少ない

真横に構えると突く瞬間しか身体が開かない

 

④力負けしない

カニ構えだと指一本で押し勝つことが出来る(ようです)

 

⑤運足が速くなる

逃げる方がエビ構え(真身)、追う方がカニ構え(真半身)の場合、すぐに追いつける

 

 

構え方

 

①つま先の角度

やや浅めの四股立ち。つま先は90度開き、後ろのつま先は少なくとも真横か後ろに向ける

 

②上半身

前腕は必ず縦に構え、肩甲骨を寄せる

 

③運足

膝から下で移動できるように心がける

 

 

引き手を利用する

 

①突いた後、強く引き手を取り、相手との間をとり反撃を断つ

この時、股関節の外旋を使うことで間を切る速さが上がります。(間を切る足は、前足から)

 

②回り込み方は、中段逆突きをした後、引き手を利用して後ろ足を外側に開き、その後に前足を引く

回り込むことで相手の反撃を避けながら、前足での裏回しが容易に出せます。 なるほど良く出るコンビネーションですが、後ろ足の使い方は意識してなかったですね。

 

 

基本練習方法

カニ組手を行うには、上半身と下半身のバランスがもっとも重要です。いくつか練習方法を紹介します。

 

・後ろの腰に壁を前足から踏み込む(足を踏み出した時、身体が一緒に動かないように注意する)

・後ろ足の太ももを内旋し、腰を切って突く(腰が入れば自然に遠くまで突くことが出来ます)

・突いた後、肘と太ももで戻る

 

ツーステップの入り方をいろんなパターンで紹介されています。

・1歩目を浅く入り、2歩目を深く入る

1歩目を深く入り、2歩目を浅く入る

・1歩目をゆっくり入り、2歩目を早く入る

・1歩目で一瞬止まり入らないと思わせて、2歩目で早く入る(タイミングをズラす)

 

中段突きひとつをとっても、これだけ入り方に変化をもたらす事が出来れば、相手はどんどん戦いにくくなりイニシアチブを握りれるのではないでしょうか。