谷派空手道修交会心武館
神戸ゆり道場

形稽古により集中力を養い、組手稽古を通じ強い気持ちと
相手を思いやる心が芽生えます。

ブログ

2023-04-18 00:15:00

タニラダー インストラクションDVD

いつもありがとうございます!

 

タニラダーDVDのご紹介です。

道場稽古でアップにラダーを取り入れていますが、生徒数が増えてきたこともあり2本目を購入しました。

以前から存在だけは知っていたタニラダー。

サッカースキル向上のDVDですが、どこか空手に通じるものもあるんじゃないかと購入してみることに。

 

タニラダー.jpeg

 

空手(組手)にも、瞬発力・リズム感・敏捷性は必要です。

改めて説明しますとラダートレによってもたらされる効果は、脳からの指令を筋肉に伝える速度が上がること。

(神経系トレ)

細かいステップによる巧みな身体の使い方や、バランス能力・一歩目のスピード・加減速のメリハリ等さまざまです。

様々な切り返しを行うラダートレの種目は、加速・減速・方向転換といった能力の向上、瞬発力の向上が期待出来ます。

足をクロスしたり、前後の複雑な動きを取り入れつつスピードを意識すると、脳と身体の神経的なつながりが向上します。

全身の神経回路は9~12歳までにほぼ完成されます。(90%と言われています)ゴールデンエイジ期で経験した運動が、その後の運動神経を決定づけると言われています。

 

タニラダー (2).jpeg

 

さて肝心の中身ですが、26種類のステップが紹介されています。

カテゴリー別では、

・ラン系    9種類

・ツイスト系  7種類

・ジャンプ系  10種類

 

ステップのバリエーションが増やすことが目的で購入しましたが、DVDを観てみると、、

半分指導者向けの内容でしたね。

より大きな効果を得るためには、正しい身体の使い方を知る必要があります。

そのあたりを4つに分けて説明してくれています。

 

実際にトレーニングする際の注意点や、指導者が見るべきチェックポイントの解説付きなので、ステップをただ目で追うだけではない気づきがあります。

また足を置く順番もイラストがついてますし、目的 / 効果も記載されています。なんならスロー再生までついてます。

 

知ってるステップ多めでしたが、チェックポイントや目的 / 効果まで把握していませんでした。

 

タニラダー (3).jpeg

 

ステップによって得られる効果の理解を深めたい人・バリエーション増やしたい人には、解説内容が充実しているタニラダーDVDありだと思います。

2023-04-15 23:49:00

2023年4月15日 (土)道場稽古49

いつもお世話になります。

 

今日から体育館!

広い体育館でサーキットやりたかったので早めに道場入りして準備です。

ラダー・ハードル・マーカーを配置していると、早連組の到着です。

 

0・早連

1・サーキットトレーニング

2・ストレッチ

3・筋トレ・体幹トレ

4・固定式基本

5・形

6・組手

7・居残り稽古

 

 

【早連】

四の形を頑張る3人組。

繰り返し打つことで順番を覚えて来ました。

覚えたら次の形は、十二の形!

四の形と十二の形は道場指導形と呼び、

四の形と同じく、基立ち・中段横受け・中段突きで成り立ちます。

この形で、足の運び方・技の極め方・転身の仕方・重心移動を学びます。

会員ページの動画で練習してもらえたらとても嬉しいです。

 

 

※指導形:四の形・十二の形

 基本形:平安初段・二段・三段・四段・五段(糸東流は基本形二)

 指定形・バッサイ大・セイエンチン(第一指定形) / ニーパイポ・松村ローハイ(第ニ指定形)

小学生卒業までに上記11種類学び、もっと形を頑張りたい人には自由形も待っています。

 

 

【サーキットトレーニング】

瞬発力が必要な組手競技ですのでクイックランで素早くラダーを走ったあと、ハードルでジャンプ力をつけます。

最後はジグザグでマーカーを駆け抜けます。

瞬発系のあとはシャッフルで敏捷性を高めます。

 

4.15練習 (8).jpeg

 

ハードルで高く(または遠く)跳ぶことで、組手の跳びこみに活きてきます。

マーカーで軽やかに駆け抜けることで、スピード感を掴みます。

・スピード(攻防ともに必須)

・瞬発力(相手の懐へ跳びこむ一歩目の速さ)

・反応力(相手の攻撃を避ける・合わす等の反射神経)

組手に必須のスキルです。

 

ゆり生は敏捷性がかなり高まっています。

自信を持って良いよ。

”継続は力なり”

 

 

【ストレッチ】

サーキットと順番が逆になったけど、今日は組手をガッツリやりますので肩甲骨と股関節まわりを伸ばします。

親指の向きね。忘れないように。

同じようなストレッチでも、ほんの少しの積み重ねで人との違いが生まれます。

ケガして得することはひとつも有りませんので、これも意識してほしいところ。

 

 

【筋トレ / 体幹トレ】

 

4.15練習 (4).jpeg

 

筋トレはいつも通り、腹筋・背筋・腕立て伏せ・正面蹴りでした。

340回継続中です。

体幹は、プランク・バックプランク・サイドプランク。

サイドプランクの難易度を少し高めました。

 

4.15練習 (9).jpeg

 

少し高めた位ではまだまだ余裕な感じに見えましたので来週、更に難易度高めてみようかと。

94分経過です。

 

 

【固定式基本】

来週の審査と同内容です。

試合とは違い、基本が理解出来ているかを審査します。

正しい立ち方・受け方・突き方です。

また、お手本を見せてくれませんので(特に色帯は顕著です)審査員の言葉を頭で理解し、体現しないといけません。

今日、触れましたがたとえ先生でも試合中・審査中はお話(指導)出来ません。

何をどうすれば良いのか分からず、質問されてもどうすることも出来ませんので、普段から説明を良く聞き、頭で考え行動に移す習慣をつけてください。

 

4.15練習 (6).jpeg

 

審査は一発勝負。間違った瞬間アウトです。

残り一週間、自分なりに頑張ったと思える位審査に向き合ってほしいと思います。

 

重心の乗せ方をもう一度再確認した後、丁寧に基本稽古に入ります。

・引き手

・突き

・中段横受け

・上段揚げ受け

・下段払い受け

・正面蹴り

・左中段横受け / 右追い突き

・右上段揚げ受け / 左上段追い突き

 

 

【形】

形審査は、四の形・十二の形・平安二段。

今日気になったのは、極めの意識が足りないこと。

ピタっと止まる意識を持つと形がパリっとしてきますので、心の中でパンっと手拍子のリズムを心がけてみてください。

(これで手技・引き手・軸足の張りが揃います)

 

4.15練習.jpeg 

 

ここ最近覚えだした、試合形式での入退場の所作に歩幅と腕を振る角度を追加しました。

形競技は、稽古してきた形を打つだけではなく、佇まい・表情・発声・姿勢・歩き方・立礼・背筋の緊張感等、拘るところが沢山あります。

普段の稽古からこれらを心がけることで演武以外に付加価値をつけていきます。

(形道着の着こなしなんかもあるよ)

 

4.15練習 (11).jpeg

 

四の形・十二の形を合わせたあと、平安二段。

今日は、スピードの上げ方について説明しています。

神戸市 / 北区大会に向け試合形式に移り個々に指導しましたが、

残念ながら、指導後自主練に励む生徒は1人もいませんでした。

形は教わったことをコツコツ一人で頑張れる人に向いていると言えます。

誰が先に一歩抜け出すのか。形で道場を引っ張る生徒が出現することを待ち望んでいます。

大会を経たあと、意識が高まる事を期待しています。

 

形稽古の最後に、今日の早連で覚えたてホヤホヤの十二の形を全員で打ちましたよ!

 

 

【組手】

 

拳サポはめたら、いつも一番乗りでやってきて打ち込みを開始する新 1年生の彼。

なかなかの突きのスピードを持っていますし、基本に忠実な構え方。

楽しみな存在です。

 

4.15練習 (2).jpeg

 

防具フル装備で組手です。

ひとつだけ注文です。

防具は自分でテキパキと準備出来るようにね。

マイペースでのんびり準備していると、みんなの時間をムダにしてしまいます。

 

3年生が2人ミットを持ち、2列でフットワークの中から中段突きです。

 

4.15練習 (3).jpeg

 

暫く中段突きを繰り返し、ハンドミットに持ち換え今度は刻み突き。

ペアで稽古する時は互いに一礼をして打ち込み、終わったらもう一度礼します。

神戸市組3人を呼び、試合形式で指導です。

・勝負始めっ!続けて始めっ!直後の構えだしのスピード

・技を仕掛けるタイミング(間合いの出入り)

・相手の動きに反応(反射神経)

今日は3人に多くの時間を割くことになりましたが、ご理解ください。

先日の特連で試合形式にも少しずつ慣れてきています。

この3人に続いてきてほしいですね!

 

 

【居残り稽古】

今日はたくさん残ってくれました!

形5人・組手4人

【形】

居残り稽古は、マンツーマンですのでピンポイントで修正出来ますので、上達の近道だと思います。

いつでも何度でも申し出てほしいと思います。

全体稽古よりも、より深く説明しています。

 

【組手】

今度は生徒同士で軽く試合形式。

ポイントに繋がるタイミングを掴んできた感じです。

どの距離から跳びこめば長い突きが出せるか、これが身体で知ってほしいところです。

短い(詰まった)突きはポイントになりません。

 

・中段逆突き

・逆上

・刻み突き → 刻み蹴り

 

4.15練習 (5).jpeg

 

 

改めて撮った写真を見てみると、上手に蹴れていますね。

・前膝の抱え込み

・前拳の位置

・上体の倒し方

・目線

・軸足の向き

 

あえて注文つけるとすれば、

①つま先を伸ばすこと

②小指側で蹴る意識

ゆりの組手を引っ張る存在になってほしいな。

 

 

 

※当日は、基本・形・組手を審査します。

持物は拳サポだけでオッケー。

体育館3Fロビーで受付を済ませ(道場名と氏名)中に入り、向かって右のテーブル前に行き再度受付を済ませてください。(多分私がいてます)

時間厳守です。

2023-04-14 07:31:00

尚武 -白帯-

いつもありがとうございます!

 

2本目の白帯紹介は尚武です。

勝手なイメージですが、尚武イコール日本空手協会ではないでしょうか。

数あるブランドの中から、尚武で帯を仕立てました。

二女の白帯ですが、これも部屋の掃除をしていたら偶然出て来ました。

尚武の特徴は、帯幅がなんと3㎝。

 

凜白帯.jpeg

 

4㎝がスタンダードで形選手は4.5㎝です。

僅か1㎝ですが、全然違います。

私も尚武の白帯を保有していますが同じ3㎝幅で刺繍色は「金」

(同じ場所から出てこなかったので多分ロフトに片付けたと思う)

 

さて二女の刺繍色は小学生の女の子に人気のある「ピンク」

迷うことなくピンクでした。

長女同様に汗ばんだ白帯。

努力のあとが伺えます。

 

仕立てしましたので、裏抜け無し。

 

凜白帯 (3).jpeg

 

これは好き嫌い分かれますが、

刺繍の上から、縦に糸が走ると裏抜け無し

刺繍の上から、縦に糸が走らないと裏抜け有り

 

帯は、2枚の帯を縫い合わせて製作します。

縫い合わせる前に文字刺繍を入れ、工程の最後に2枚の帯を糸で縦方向に縫い合わせるので裏抜けしないって訳です。

なので裏抜け無しを選ぶ時は、仕立て以外は不可能です。

 

刺繍の具合は、今改めて見ると「守礼堂」に近いかな。

 

2023-04-13 09:24:00

浪速の空手2 変革・深化・速スピード -攻防を制する高次元の練習体系- 1/3

いつもありがとうございます!

 

大阪の強豪校、浪速高校の練習を収録したDVDシリーズ2本目です。

チャプターが多いので3本に分けてシェアしたいと思います。

まずは前半です。

 

浪速の空手2.jpeg

 

01・ストレッチ準備体操

02・理にかなう真半身の構え

03・攻防の反応力を磨く 連続ミット蹴り

04・しなやかな蹴りと柔らかい上体を作る 高速蹴りの攻防

 

 

【ストレッチ準備体操】

腕の付け根、肩甲骨回りをゆっくり入念にストレッチです。可動域が大きいと長い突きを放てますので組手選手は特に大事にしているのではないでしょうか。

他には両腕を頭上で組み脇腹を捻じるようにストレッチしたり、振り子のように足を振り回し股関節回りを緩めています。

 

次は、一列に並び動的ストレッチ。

ここでも肩甲骨回りを前後左右に伸ばしながらです。

腿裏を踵でタッチしたり、カリオカで腰回りをツイストしたり、足上げで股関節回りを緩めています

 

下半身を使ってサイドにウィービングしたり、ジョグ・サイドステップ・ダッシュでした。

ステップワークでは、両足抱え込みジャンプや、その場で足を高速で入れ替え・サークルに回ったり、組手構えでスイッチでした。

 

 

【理にかなう真半身の構え】

構えについて説明です。

今井監督は、今(当時)の組手競技にマッチした自身の考えを論理的に説明されます。

昔と今の違い。

なぜこうするのか。

昔のままだとどんなデメリットがあるのか。

競技空手は当然の如く、年々進化(変化)していきます。

当時は効果的だと考えられていた技術も対策を練られ通用しなくなったりしますね。

共通したルールの中で、試行錯誤しながら独自のスタイルが生み出されていきます。

競技空手もまた、生き物と同じで変化を繰り返していきます。

練習に入る前に意図を説明されますが、とても分かり易い言葉でスッと頭に入ってきます。

この真半身の構えは、『競技の達人』でお馴染みの月井 新先生のDVDでもまったく同じこと内容を触れられており、2024年現在でも有効とされる構え方です。

 

真身がなぜいけないのか、簡単に説明するとこうです。

 

・真身に構えると、自分から相手の突きを迎えに行く(急所を晒しているから)

・国際大会や強豪校と対戦する時、真正面(顔)から入ると裏回し蹴りをもらう(両足が前に向いてるので前に出る推進力で後ろに反応が出来ない)

 

今の競技空手で主流な技の入り方は、前だけでなく横からの入り方や斜めも有りますので、ボクシングの様に上体を振って左右にウィービングする技術も導入されています。

真身だと、前でぶつかり合う勝負には有効でしたが、立体的な技には対応が遅れてしまいます。

そこから生まれた構え方が、真半身の構え。

おそらくDVDの撮影と言うことで、この構え方の利点を改めて丁寧に説明してくれています。

 

・しっかり真半身となる

・両膝は常に余裕を持たす(溜めを作る)

・膝は落とし過ぎない(前足が張ってしまい動きにくい)

・目線の高さを上下させない(ブレると戦いにくい)

・ステップは地面の反動を利用する(跳ばず沈む)

・固まらずリラックス(反応出来る)

・つま先の向きは斜め外を向く(バックステップしやすい)

 

足を止めて前を向いて圧をかけながら、どっしり、どっしり進んでくる構え方は戦い易いとも言っています。

(勝てる確率が下がるとまで言ってます

 

説明はここまでで真半身の練習です。

まずは全員で自分の得意構えで前後左右斜めの8カ所を自由にフットワークします。

 

アドバイスはこうです。

・自分の前に相手を想定する

・構えを下げない(あえて隙を作り相手を誘うのは良い)

・両手とも常に拳サポをターゲットに向ける

・地面の反動で跳ねると躍動感が生まれる

 

次に構えだしについて。

勝負始め!

続けて始め!

構えだしが遅れると、間合いの作りが出遅れてしまいます。

 

足タッチです。

常に動き合い、互いに足を踏みあいます。

上体は力を抜き、足は細かく動かし決して止まりません。

目的は、その場に居つかないこと。

足が止まっていては的になるだけです。

短い秒数で集中して練習しています。

 

次もペアとなり互いに両手を繋ぎ片方が誘導、もう片方は離されないようついていきます。

前方・後方・左右・斜めをランダムにフットワークします。

改めて説明しますと、真身の場合、後ろ足が前方に向きますのでバックステップすると膝が伸びあがり上手く下がれません。

後ろ足の溜めが無くなり上体が上がってしまうと、瞬時に攻撃に入れません。

つま先をㇵの字に開いておく理由が明確となりましたね。

 

この練習での注意ポイントは、

・膝のゆとり

・腰の安定

・リラックス

これは今のゆり生に、持ってこいの練習です。

誘導側は、前後左右に動き技を仕掛ける距離感を掴み、ペア相手は間合いを保つ練習です。

間合いが詰まると突き(蹴り)をもらうことを学べますね。

 

誘導側が下がり、ペア側が前に引っ張られる瞬間が力みがち。

相手に動かされた、この瞬間が危ないと説明されています。

力むと居つく(固まってしまうこと)からです。

居つくと反応が一手遅れます。

上体の脱力を意識して膝下だけで動くイメージです。

ビックリしたのは、これは誘導される側の練習です。

突然方向転換しても、力まず距離を保つ練習になっていること。

誘導側が力んだ瞬間があれば即座にペア相手にアドバイスしています。

誘導側が相手を騙して距離を詰める練習だとばかり思っていました。

 

ここから、実際に突きに入る時の姿勢について説明されています。

例えば、両足を揃えて前方にジャンプする時、距離を出そうとすると自然に空中でお腹を前に突き出しているはずです。

これは突きも同じで一気に間合いを詰める時、相手の懐に飛び込む時にも共通します。

入りの基本は『お腹の意識と斜め前方に向かって』と説明されています。

もうひとつポイントについて。

本来ポイントとは目に見えないものですが、スポンジのボールで可視化し分かり易く説明してくれています。

ペア相手に胸の前にボールを置いてもらい、自分は大きく前方に腕を伸ばしポイントの実を取りに行くことを指導されています。

当然、自分の胸にもポイントの実がありますので、素早く間合いに入って実を奪われないように下がらなければいけません。(残心)

ゆりの生徒には、落ちてくるボールを落とさないように掴むイメージで刻み突きを放つ指導をしたことがありますが、理屈は同じです。

 

突きの基本は、いかに速く長く出すかです。

 

正面を向いた真身の構えだと、膝が詰まって距離が出ません。

真半身で突いた手をそのままにして、体勢を真身に変えると腕(突き)の距離が短くなるのが一目瞭然ですね。

 

真半身で身体を捻って突くと長い距離が稼げます。(あと斜め上とお腹を出すこと)

突きの指導では、腰が上手く使えない選手に対し、突きを相手の顔の前で止めるのではなく、顔の後方へ貫通させる指導をされていました。

 

 

【攻防の反応力を磨く 連続ミット蹴り】

テコンドー用のハンドミットを使って自由に蹴りの練習です。

ここではミットを持つ人のスキルが問われます。

動きの中からミットを自在に構え、攻撃させます。

攻撃する方は、瞬時に距離間を測り攻撃を繰り返し咄嗟の反応力も養っています。

 

・単発の蹴り

・蹴りの変化(中段 → 上段)・(刻み蹴り → 裏回し蹴り)

・突き → 蹴り

・スピン(後ろ回し蹴り)

・足払い → 突き

・蹴り → スピン

・突き → 蹴り → ダッキング

・突き → 引き込み(裏回し蹴り)

・背面への蹴り

・ゼロ距離からの蹴り

・逆体にスイッチしての蹴り

・足払いを捌いてからの突き

 

 

【しなやかな蹴りと柔らかい上体を作る 高速蹴りの攻防】

ここまで蹴り(攻撃)の練習ばかりでしたが、蹴られると最大3失点しますのでガードも出来なくてはなりません。

メンホーをつけた選手が膝立ちで構え両手でブロックし、攻撃側は蹴りの変化と連続蹴りの体勢作りを身につけることが目的です。

 

人間の心理として、蹴りが飛んで来たら怖くて目を瞑ってしまいますが、これは「慣れ」と言います。

あえて膝立ちさせている意味は、顔の高さを下げ上段に蹴りが多く飛ばすこと。

両手での受けは、手を出しているだけでは吹っ飛ばされてしましますので、瞬間脇を締めて張る意識です。

連続蹴りについてこれない選手は、次第に両手のガードの外に頭が移動しそこを狙われてしまいます。

 

蹴る側は、膝下を柔らかく使う意識を持ちます。

足を降ろさず何本も連続して蹴りますが、疲れて降ろした瞬間また地面の反動を使って間髪入れずに何本も蹴ること。

 

膝立ちの次は、利き構えで片膝立ちし繰り替えしますが今度は足払いが飛んできます。

下の意識を持つとともに上段のガードを両手でします。

また、上体を柔らかく使いスウェイバックも取り入れていました。

 

受け側のポイントは、

・目を瞑らない

・脇を締め腕を張って捌く

・顔を振らない

・上体が前に突っ込まない

・上体を柔らかく

 

上級者コースの練習メニューの紹介でしたが、何より今井監督の分かり易い例えを交えた説明に感心させられます。

2023-04-12 15:31:00

MIZUNO拳サポーター 全空連検定品リニューアル!

いつもありがとうございます!

 

ミズノ拳サポ (3).jpeg 

 

6月からミズノ製拳サポーターが、リニューアルされるようです。

以前HAYATEの拳サポが発売された際、思い切った価格設定でしたが追従してきたかたちです。

赤・青で1万円超えてしまいました。

 

衝撃緩和性が約18%UPしたことは、安全面を考慮すると評価に値しますね。

見た目が従来のものと比べ、サイズ感に変化がありませんが謎です。

パッと見て違いが見受けられるのはエンブレムがゴールドに変わったことですかね。

 

小学生の間は、リバーシブルで十分ですね。

2025.10.30 Thursday