ブログ
2023年11月11日 (土)道場稽古76
こんにちは!
だんだん寒くなってきました。
冬は苦手な季節です。
多目的室は絨毯敷きですのでまだそれ程ですが。
体育館に戻る頃には、サーキットトレで身体を温めてから稽古に入る方が良いかも知れませんね。
大会に向けた形練習で汗を流しつつ12月の審査と同内容の基本練習もスタートしました。
バンビクラス
0・早練
1・ラダー
2・体幹
3・固定式基本
4・形
モンキークラス
5・体幹
6・固定式基本
7・形
8・組手
-バンビクラス-
【早練】
十二の形と平安二段で臨む垂水区大会。
3名の生徒が早練に参加。
先月くらいから取り入れている「ゆっくり形」
目的は、正しい立ち方・技・タイミングを身体に染み込ませること。
意味もなくゆっくり打ってるわけじゃないよ。
正確な動作を確認しながら行うようにね。
スピードにとらわれてしまうと、一つひとつが雑になりがちです。
今日は、引き手の取り方を追加しています。
胸の前でバッテン作って技を出してみよう。
家練しっかり頑張ってね。
もうひとつ正しい演武線の習得。
平安二段では斜めの演武線が出てきますが角度が悪いとマイナス評価ですので、ここを重点的に稽古しています。
養生テープで一本ラインを引き練習すれば劇的に上達しましたね。(四股立ち下段払い)
(平安二段、上段揚げ受けからの下段払いはテープを跨ぐようにね)
工夫ひとつで上達しますので道場だけでなく、同じ内容で家練してほしいと思います。
【ラダートレーニング】
暫くスピード系を繰り返します。
速く走るコツを先週説明しました。
今日質問したところ、ちゃんと覚えていて実践出来ていました。(嬉しい)
・クイックラン
・グーパー
・ラテラル2イン2アウト
各2本ずつでした。
【体幹トレーニング】
バンビクラスも体幹トレを取り入れています。
幼稚園のうちから頑張っていますが、1年後どんな形を打っているか楽しみですね!
体幹って目に見えるものじゃないから効果が分かりにくいですが、体幹が弱い人の特徴は姿勢が悪かったり、ちょっとしたことですぐバランスを崩してしまいます。
姿勢が悪いと当然形競技に悪影響ですし、体幹が弱いと激しい動きの中で攻撃したり防御したりする組手競技にも悪影響です。
整った軸で美しい姿勢をキープ出来たり、不安定な中でもバランスをキープ出来るようになれば体幹が強くなったと言えるんじゃないかな。
数値化出来るもんじゃないから、これ以上の説明は出来ませんが、1年間続けた人と何もやってこなかった人とでは違いは明らかです。
1年後、理想の形が打てるよう毎週頑張ろう!
今日で45分経過です。
【固定式基本】
いつもオレンジ帯のお兄ちゃんがみんなの前でお手本を見せてくれます。(ありがとう)
お手本してくれるからこそ、先生は一人ひとり回って修正することが出来ますのでとても助かっています。
先週の続きをおさらいし、帯よりも下を防御する『下段払い受け』を学びました。
道場では下段払い(げだんばらい)と呼んでます。
・引き手
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
・正面蹴り
さぁここから先は、12月の審査の内容に入ります。
いつもやってることとなんら変わりません。
基立ちで中段横受けして突いて移動するだけです。
しっかり集中して目で見て聞いてほしいな。
キョロキョロしてたり、違うこと考えてる生徒は一発で分かります。
道場に何をしに来ているのかよく自分で考えてみてください。
よく聞かないと分からない
分からないと出来ない
出来ないと面白くない
この負のループに入ってはいけません。
やる時はやる人になってほしい。
1月から数名を上のクラスに上げてもついていけるかを今、見定めています。
でもバンビクラスの僅か1時間が集中出来ないようでは、上のクラスに上がっても稽古についていけないことでしょう。
ここから先は自分次第です。
意識ひとつで上達速度は大幅に変化します。
集中して説明を聞き、
(何を言ってるのか)頭で理解して
行動に移す。
やることはいつも同じですし、特に難しいことは言ってません。
しっかり集中してたら出来るよ!
【形】
新入会生も幼児も全員で形!
初めての形は四の形!
全部基立ちで移動して、中段横受けと追い突きを交互に繰り返します。
演武線は左 → 右 → 前 → 後ろ
垂水区組の形をチェックすることを重点的に行っています。(ゴメンね)
四の形・十二の形・平安二段を打ちましたが、
全員に共通することを記します。
形は打ち急いではいけません。
一つひとつの挙動をピタっ!ピタっ!と止まること。
ここが理解出来ないと上達しないよ。
大会や審査合格と明確な目標が各自出来ました。
後悔しないよう、引き続き努力を重ねてください。
(つづく)
-モンキークラス-
【体幹トレーニング】
・プランク
・サイドプランク
・V字プランク
久々登場のサイドプランクだったような。
今日で172分経過。
それにしてもスゴイな。
こんなに体幹トレやってるなんて。
3分間の積み重ねでトータル3時間近く続いています。
軸(腹筋 / 背筋まわり)を使って素早く回ってピタッと止まれるようになれば体幹力がついてきた証拠じゃないかな。
フルスピードで転身してビタ止まり出来るか試してみよう。
『焼き鳥の串』ね。
【固定式基本】
バンビも数名合流しての基本でした。
このクラスで稽古しようと思えば『聞く力』をつけないといけません。
よーく説明を聞いていれば必ず力がついてくるので頑張ろう!
今道場では、来年春の大会を見据えて下半身強化に入っています。
冬の間に力を蓄え、来年成績が今より少しでも上がるよう頑張ろう!
私も指導方法やメニューを一生懸命考えます。
-四股立ち突き-
ある意味根性トレです。
自分に厳しく四股立ちを緩めずひたすら立ち方をキープ。
しんどくても自分を追い込めるようになってほしい。
基本稽古で精神力を高めています。
しんどい時こそ大声で気合ね!
デカい声出したら本来の力以上のものが発揮されるよ。
諦めずに、ここを乗り越えることが出来たら心がひとつ成長します。
小さな成功体験をたくさん積み重ねてほしいと思います。
-斜角突き-
これも根性トレ。
左右斜め45度に前屈立ち / 逆突き
3本目は正面に四股立ち突きです。
頭の高さを変えないことが重要です。(しんどいよ)
もうひとつの目的はこの稽古で『キレ』を上げる感覚を掴みます。
逆突きを極める瞬間、腰を入れる(ぶつける)ようにね。
腰を入れる方法ですが、『軸足の踵』を素早く切ること。
技は下半身の力を手技に伝えます。
要するに、足 → 腰 → 手 の順に下半身から連動して手技に伝わっています。
身体の使い方を正しく理解出来れば、形は上手くなります。
根性トレで土台を作って、理論を理解し身体を上手くコントロールすることでキレを生み出そう。
そして粘り強く続けている体幹力を発揮して極めを強くしていこう。
何気にいろんなことしてるが、どれかが欠けても形の競技力は上がりません。
お手本を披露してくれた3年生S君、シャープに腰がキレていました。
軸足の張りがとても良く、下半身から連動して逆突きが出ていました。
下半身のキレが高い生徒、組手にセンスを感じる生徒、飲み込みの早い生徒なんかが、ゆりでも出現しだしています。
今日でもお手本となる生徒が数名いましたね。
-腰の切り替えし-
斜角突きから突然変異で出現した新しいメニューです。
私たちが学ぶ流派、糸東流(しとうりゅう)の特徴は最短距離(直線的)で技を出し、特に身体のキレが求められます。
リラックスした状態で腰を左右に素早く切り返すことでキレが高まります。
胸の前に両手を置き、平行立ちとなり、素早く踵を切り返し軸足側の腰を切る稽古を取り入れました。
ここで、良い動きを見せてくれた2年生R君。
指定形の後に習うであろう自由形。
軽快な挙動が多くリズミカルに演武しないといけない首里手(糸洲系)の形を打つには、腰のキレは極めて重要です。
ジッテやジオン・公相君なんかです。
四方八方の敵を仮想する形なので、動きだしのスピード・腰のキレが無いと上手く打てません。
だらんと脱力した状態からスパーーンと、腰を切る練習でした。
突然アイデアの神様が舞い降りてきたなー。
審査に向けたメニューも少々。
バンビクラスも居てたので、改めて白帯向けとオレンジ帯の基本を行いました。
四股立ち / 突き・下段払いでは、立ち方・演武線・運足・突きのコースなんかを審査しています。
基本・形含めて50分程度しか時間を割けませんので、短い時間・回数で行いますので集中して取り組んでね。
(初めての説明以外はなるべく時間はかけたくない)
【形】
今日の集中力良かったなー
・人の時間を奪わない
・集中力が途切れたら自ら小休止を取る
・スペースを自分で見つける
ちゃんと守ってくれてた。
今日新たに加えたこと。
例えば、場所取りが悪く1本とおしで形を打てない場合、部分稽古でも構いません。
普段、指摘されている挙動をひたすら繰り返すことも立派な練習です。
低学年が集まる道場ですので、自主的に行うにはまだまだ難しいですが、次の立ち方に素早く移る「軸乗せ」
狭いなりの稽古方法がありますので、今まで教わったことを振り返りながら個人練習するようにね。
前から言ってますが形の時間は自分と向き合う時間です。
反復練習は無心になることが重要です。
腰の切り替えしをやるのもグッド!
垂水区組を指導しました。
Sちゃん:打ち急がずに技を一つひとつ極める(力を込める!)
Mちゃん:今日覚えた引き手(バッテン)の使い方と養生テープを使って斜めの演武線を身体に叩き込む!
Eさん :転身は軸足の切り替えしでキレを生む 前屈立ち → 四股立ち は前足からの寄せ足
以前から気になっていたR君、平安二段のある挙動。
本人からのリクエストもあり徹底的に部分練習することに。
前屈立ち / 下段払い → 基立ち / 打ち落とし
1・基立ちの長さが足りない
2・中心軸が取れず後傾する
3・打ち落としが上段となる
1・
色違いの絨毯の境い目を使って、右足の使い方を修正しました。
絨毯の色で可視化出来たので、後半素早く動いても正しい基立ちが取れるようになりました。
この方法で家練繰り返してほしいと思います。
2・
基立ちの軸は中心にあります。
焼き鳥の串を意識すること、もうひとつは重心を前足つけ根に乗せると立ち方が安定するよ。
3・
肩の高さになるようにね。
鏡の前に立ち、横向きで打ち落としで止まって確認してみてね。
道場でも窓に映った自分の姿を観て確認することも出来るよ。
いつも一生懸命に稽古するR君。
しょっちゅう稽古観てくださいと貪欲です。
なんとか入賞させてあげたい。
全員には声掛け出来ませんでしたが、各自気になる点を記します。
稽古の際意識すれば上達します。
K君:形も組手も軸が大事。上体が前後左右に揺れないように。
K君:肩甲骨を意識して形を打つ。(背骨の緊張感を出す)あと顎を引かず顔は自然に正面を向くように。
S君:猫足立ちの幅と長さ。前足を下げると踵が交わる位置ね。長さも少し長めで上足底が立っていない。
I君 :腰が流れている。右手と右腰・左手と左腰で引っ張り合いっこしてみてね。
S君:上段揚げ受けは、拳3つ分のスペース。拳の先端は反対の肩口まで持ってくるようにね。あと軸足の角度は30度ね。
K君:一つひとつの挙動に腰を入れて形を打つ。立ち方に安定感を出すには足の裏全体で立つのではなく親指側に重心を乗せてみてね
R君:猫足立ち下半身の向き。基本を丁寧に。
S君:引き手の癖が抜けない。手首は曲げたままじゃ骨折れてまうよ。もう一つ、猫足立ちでは軸は後ろ足の踵に乗せよう。
Kちゃん:猫足立ちの高さが左右違います。頑張って落とすんじゃなくて、ただただ脱力するだけね。
Yちゃん:腰のキレとスピード。素早く腰を入れるよう切り返しの練習量を増やそう。スピードの上げ方は後ろ足を前に速く送ることを意識しよう。
垂水区が終わったら指導が全員に行き届くように、3人1セットでの形稽古に切り替えようかと考えています。
積極的にアドバイスを求めに来る生徒も居れば、寡黙に打ち込む生徒がいたりと様々ですので。
最適な練習方法を模索しています。
【組手】
この日の組手のテーマは、
1・60秒間動き続けられる体力をつける(体力UP)
2・フットワークの中でブザーに瞬間的に反応して技を出せる(反射神経UP)
3・視覚に入ったまとを素早く的確に捉える(動体視力UP)
組手競技は60秒フルタイムで競います。
スタミナ切れしてるようじゃ、後半まとになるだけですので足を止めず動き続ける練習を行いました。
まずはフットワークオンリー。
但し決まりごとが3つ。
構えを崩さない・膝の溜めをキープ・対戦相手から目を離さない
緩急つけたり、前拳・前足でプレッシャーかけたり、スイッチしたり、フッと沈んでみたり、斜めから入ってみたり、突然止まったり、出入りしてみたり、、
決まり事さえ守っていればあとは自由です。
そうやって自由な発想で自分の組手スタイルを構築していけばオッケーです。
組手は相手の嫌がることをして、自分のリズムに引きずりこめば勝率が増します。
いろんな動きや、駆け引きを覚えていってほしいと思います。
2度フットワークを繰り返したあと、今度はブザーに合わせて刻み突きも2セット。
逆突きも2セット。
最後はフリーです。
単発・連打・突き蹴りのコンビネーションでした。
フリーでは、最後自分が何で極めるかが大事。
残心と気合(声)です。
一瞬のスピード(出入り)と反射神経が必要な競技だし、足を止めることなく60秒動き続けるだけの体力も必要になってきます。
しかも大会ではメンホーつけるので、さらに呼吸が乱れます。無駄な動きや得点に結びつかない攻撃で体力を消費させてしまうことは避けなければなりませんね。
動きの中で技を出す練習をしたあとは、ペア練習です。
片側が背中を向けて待機し、ブザーの音が鳴ったらクルっと向かい合い、構えた位置に反応して技(刻み or 逆上)を出す練習です。
動体視力が上がると瞬発力が向上します。
この組手競技では判断の速さ、一瞬のスピード(瞬発力)がとても重要です。
この練習を通じて、脳から筋肉への伝達スピードを高めていきます。
ペア相手の力量も問われるよ。
ブザーに合わせて振り向いた瞬間に動かしてあげないといけませんので、途中フェイントなんか入れてあげると難易度上がりますね。
眼と手の協応動作(コーディネーショントレーニング)でした。
締めくくりはミット。
ミットも動きの中から蹴りを出す練習でした。
『フェイントやプレスをかけながらの実践を想定した中段回し蹴り』がテーマでしたが、どうだったかな。
今道場では、少しずつ試合形式に向けて稽古を重ねています。
・動く(フットワーク)
・ダマす(フェイント)
・相手を下げさせる・前に出させる(プレッシャー)
この辺りをひと通り、経験し試合形式に移りたいと思います。
試合形式では、これまで習ったことを試す場です。
いろんなこと学んで、触れていくうちに自分の組手スタイルが出来てるかもね!
※来週18日は音楽会当日なので稽古日が翌19日(AM)に変更になります!
2023年11月4日 (土)道場稽古75
こんにちは!
11月とは思えない温かさ。
とても過ごしやすく今日も良い汗をかきました。
新入会の姉妹も加わりましたので、バンビクラスでは一人ずつ自己紹介を行いました。
バンビクラス
0・早練
1・ラダー
2・体幹
3・固定式基本
モンキークラス
4・体幹
5・固定式基本
6・形
7・組手
-バンビクラス-
【早練】
大会を控えた生徒と形を練習しています。
限られた合同時間は基本を中心に行いますので、早練や2部に混じって努力を重ねています。
一人ずつ形を指導した後、最後全員で合わせました。
みんな稽古の度に上手くなってきている印象です。
自分でも感じているんじゃないかな。
今日のアドバイスを記しておきます。
全員に当てはまることなので、家で練習する時に意識してください。
・拳の握り方をキレイに
・進行方向におへそを向ける
・基立ちは前膝を軽く曲げる
・技は引き手を強く取る
・猫足立ちは右足の踵にお尻を乗せる
・前に出る足が着地した後少し遅れて突きを出す
・四股立ち下段払いの引き手は水月に小指つけ根をはめる
【ラダートレーニング】
・クイックラン
・グーパー
・ラテラル2イン2アウト
2本ずつ。
スピード系を取り入れています。
自分の身体を素早く操ることが目的です。
よりスピードを高めるコツは2つ。
1・足の裏全体で行わずつま先で駆け抜ける
2・足が床についている時間を短くする
バンビクラスは幼児が6人に増えましたが、みんなこの説明が理解出来ていました(スゴイ!)
ちゃんと守ってスピードアップ出来ていました。
いい感じです!
【体幹トレーニング】
プランク・バックプランク・V字プランク
カウント始めて通算42分経過です。
伸びてきましたね。
やればやるほど力がつくので、頑張ってジッとしよう!
プランクでは身体を持ち上げる(支える)筋肉も必要です。
頭の先から足の先まで一直線になるようにね。
【固定式基本】
今日学んだ立ち方は、
・閉足立ち
・結び立ち
・平行立ち
・八字立ち
・ナイハンチ
・四股立ち
固定式基本では主に平行立ちで行います。
肩幅程度に足を広げ、指先はまっすぐに向けて立ちます。
今日はここからさらに一つリクエスト。
両方の膝を軽く緩めて立ちます。
足がピンっ!と伸びきった状態だと踏ん張れませんので、少し曲げて溜めを作ります。
今日稽古した技は、
・引き手
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
2挙動に分けて指導していましたが、
慣れてきたので1挙動で技を出す練習まで進みました。
来週は『下段払い』が加わります。
今日の座学は身体を3つの部位に分けて説明しました。
頭から首までを『上段』
首から帯までを『中段』
帯より下を 『下段』
と呼びます。
また、どこを目掛けて突きを出せば良いのかを学びました。
人体の急所は身体の中心に揃っています。
中心位置のことを『正中線』と呼び、中段では鳩尾を目掛けて突きを出します。
正中線且つ鳩尾の高さを狙って突くように指導しています。
幼児にはとても難しい内容ですが、バンビには小学生もたくさん居ますので指導しています。
四股立ちとなり、鳩尾めがけて突きの練習も頑張りました。
空手で必要な筋肉は、固定式基本や移動式を養います。
押されてもビクともしない強い身体を、先の体幹トレや四股立ち突きを通じてつけていきます。
それにしてもバンビクラスの生徒達は、とても元気があって空手教室らしい雰囲気です!
(つづく)
-モンキークラス-
【体幹トレーニング】
生徒に選んでもらっての体幹トレーニングでした。
プランク・V字プランク・サイドプランク。
ディスクを持ってる人はプランク続投でした。
グラグラ揺れる中で1分間耐え忍ぶのですから、体幹が強くならない訳がありません。
今日で169分経過です。
3時間も目前!
【固定式基本】
バンビ垂水区組も合流。
下半身の強さは形・組手ともに必要ですので強化していきます。
・四股立ち突き
・屈伸突き
・斜角突き
始めてのバンビ組の生徒にとって、ついていくのは大変でしょうがモンキークラスの練習ですので、説明にはある程度の時間しか割くことは出来ません。
上のクラスで稽古していくには、集中して説明を聞く力と稽古の目的を理解する力も必要となってきます。
四股立ちと前屈立ちの2種類の立ち方で行う斜角突き。
頭の高さは変えてはいけません。(膝を緩めちゃダメ)
腰のキレで逆突きするのも目的ですので、稽古の意図を汲み取ってください。
軸足を締めながら腰を切る意識です。
屈伸突きも同様です。
逆突きの瞬間、緩めた腰を正面にぶつけます。
自分に厳しく前屈立ちです。
今のこのしんどさ。
よく覚えといてください。
自分に負けず(手を抜かず)下半身強化を繰り返していれば、半年後同じメニューやってもへっちゃらになってると思います。
”継続は力なり”
【形】
稽古前に説明しました。
形稽古はひたすら自分と向き合う時間。
一本いっぽんの形を集中して打ちますので途切れた状態で連続して打つよりも、合間に小休止を挟む方が効果的。
自分の意志で小休止を挟んでください。
ただし約束事がひとつ。
人の邪魔をしないこと。
これだけは守るように。
稽古前にも伝えましたが、審査を受けるための基準を設けています。
帯に応じた技量もさることながら、稽古に取り組む姿勢です。
心構えがなってない生徒は、まずここから正してください。
垂水区組を中心に指導を行いました。
平安二段かなり細かく指導をしたところ、Sちゃん随分良くなってきました。
これからの稽古では、拳の握り方・突くタイミング・猫足立ち(軸)に注意して頑張ってください。
【組手】
組手に必要な2つのスピード。
身体を自在に操るスピードと反応スピード。
生徒たちは競い合うことが大好き。
そんな競争心を煽りながらラダーを使ったスピードトレを行いました。
ラダーの前に立ち、前足だけをマスの中に素早く出し入れ。
軸をブラさず・目線を下げずでひたすら前足だけ動かします。
前足の目的はプレス。
素早く強いプレスを相手にかけることで展開が生まれます。
プレッシャーをかけることで相手に技を出させたり、
プレッシャーをかけることで相手はビクっと居つくこともあります。
相手が技を出した瞬間に中段カウンターで抜いたり、相手が居つくと自分の技を極めるチャンス到来です。
自らの仕掛けにより試合をコントロール出来るようになると自然と勝率が高まります。
前足・後ろ足・利き構え・逆体でタイムアタックしました。
後ろ足は前回?の稽古で取り入れた、捌いてからの返し。
『後の先』で有効です。
後ろ足を素早く引くことで、突きを避ける距離を生みだします。
今日のラダーは、前のプレス・後ろのバックステップを活かすための下準備でした。
他にも荒賀龍太郎先生のセミナーDVDでもあった後ろ足の寄せ。
刻み突きを跳ばしたあと、素早く後ろ足の太ももを前足に寄せると跳びこみのスピードが上がると説明されていました。
今日は捌いて返す練習でしたので取り入れませんでしたが、刻み突きの練習の際取り入れる予定です。
2人組となり足を止めた状態で
①バックステップ(プラス前拳で捌き)
②逆上を返す
③残心を大きく取る
ペア練でひたすらこれを繰り返し、スポンジ棒を使って一人ずつ仕上げていきます。
スポンジ棒をビリヤードの玉を突く要領で、顔めがけて伸ばします。
これはノーモーションの突きと同じ軌道。
ノーモーションとは「起こり」のない状態を表します。
慣れないうちは、突く瞬間に何らかのサインが無意識のうちに出てしまいます。
例えば、
・突く瞬間、肘が下がる
・突く瞬間、溜めを作る
・突く瞬間、身体が力む
・突く瞬間、目を見開く
強い選手は、相手にバレるような余計な動作を出さず突いてきます。
せっかく捌く練習をしますので、最後の仕上げはモーションなしの突きを捌く練習です。
スポンジ棒ですのでケガの心配もありませんし、一人で全員相手してると私が持ちませんのでスポンジ棒を用意してきました。
始めたばかりで、まだまだですが難なくこなせるようになれば、フットワークをつけた対人練習に移りたいな。
組手もちょっとずつですが、実践的な内容に入ってきました。
組手はケガのリスクが付きまといます。
おしゃべりすることなく、集中力を持って稽古に励むようにね!
2023年10月28日 (土)道場稽古74
こんにちは!
本日は6年生が修学旅行から帰ってくることもありクラブ活動は15時まで。
9月に行われた審査会の免状が届きましたのでお渡ししました。
バンビクラス
0・早練
1・空手道礼法
2・体幹
3・固定式基本
4・ミット
モンキークラス
5・体幹
6・形
-バンビクラス-
【早練】
垂水区組早めに道場入りして形の練習です。
先週までは全体で進行していましたが、今日から一人ひとりに時間を取り細かい部分を練習しています。
ほとんどの生徒に共通するのは猫足立ち。
正しい猫足立ちのカタチについて説明しました。
打ち落とし・引き手・猫足立ち
この3つを同時にです。
身体がくの字に折れてはいけませんし、立ち方が浅いといけません。
最初の印象は旗判定における影響はデカいので、一発で深い猫足立ちが出来るよう家連繰り返してほしいと思います。
段々と上手く演武出来るようになってきています。
家で頑張ってるんだろうなと感じる生徒が居てます。
上手くなりたければ自分が頑張るしかありません。
大会に挑戦すると決めた以上は、旗が一本でも自分に上がるように努力を怠らないようにね。
自分自身良く頑張ったと思えるくらい努力出来たら、今後の自信に繋がるはず。
【空手道礼法】
体験生が来てくださいましたので、
正座・座礼・立礼を先輩生徒たちと学びます。
入退室時の一礼等の礼儀作法は道場外でも役に立ちます。
空手道は武道ですので将来社会に出た時、必要とされるよう挨拶や言葉使い・礼儀作法は、技を教えるよりも先に指導することを心がけています。
正座は『左座右起』の順、万が一の時素早く立ち上がれるよう『跪座』の姿勢を取ります。
立礼にも角度があり、目付の位置にも決まりがあります。
(座る時・お辞儀をする瞬間にも敵に隙を見せてはいけません)
いろんな決まり事をスラスラ答えてくれるMちゃん。立派です。
まだ幼児なのにちゃんと覚えてくれていました。
指導が浸透してると思うとホントやりがいを感じます。
【体幹トレーニング】
プランク・バックプランク・V字プランクでした。
空手道は同じことをひたすら繰り返します。
また我慢の連続です。
出来なかったことがいつの間にか出来るようになってきます。
しっかりした軸作りのため頑張っています。
継続は力なり!
これで39分経過です。
【固定式基本】
今日一番嬉しかったこと。
みんなの気合が過去最高にデカかった!
道場らしさ全開でした。
私はこの雰囲気はとても大好き。
上手いとか下手とかは、人がやることなので個人差があるのはしょうがないことです。
が、気合は別です。
上手い下手関係なくやる気は表現出来るはず。
今日のバンビたちは過去最高の気合を見せてくれました!
さて内容の方は初歩の初歩。
拳の握り方から説明でした。
間違った拳の握り方していたら実際にミットを突いた時ケガしますので、今日教えた方法を忘れないでね。
握り方の次は立ち方。
しっかりお手本を見せてくれていました。
平行立ちとなり、引き手・突き・中段横受けの練習に入ります。
正しい引き手を取るには4つのことを守らなければいけません。
・脇を開かない
・手首を曲げない
・引き手の高さ(身体の柔らかい部分)
・引き手の深さ(お腹よりも引く)
突きの練習では、狙う場所について説明しました。
正中線且つ鳩尾(水月)の高さです。
左右どちらで突いても同じ位置を突くようにね。
中段(お腹)を守る受け技『中段横受け』も練習しました。
なんと!2人ともついてくるではありませんか!
これにはビックリしました。
他にも基立ちを取る方法を学び、左右の正面蹴りでした。
道場中に元気な声が響いていましたね!
【ミット】
小休止中ビッグミットに興味を持つ生徒たち。
その流れで蹴りの練習に入りました。
オレンジ帯の先輩生徒にお手本を見せてもらいながら一列に並び、思いっきり蹴り!
左右足を替えながら何本蹴ったかな?
中段突きなんかも頑張りました。
今日はバンビちゃんたちのおかげで、とても活気のある練習会となりました!
(つづく)
-モンキークラス-
【体幹】
バンビと同じ、プランク・バックプランク・V字プランクでした。
キープする姿勢が良くなってきた感じがするかな。
身体を支える筋肉がついてきたのでしょうか。
プランクでは無駄な力も入っておらず頭の先から足の先まで、1本の大木のようにスラっとした見事なプランクでした。
オッ!と思わせる体幹に変貌を遂げた3年生のK君。
166分経過です。
【形】
今日は2部生も稽古時間は1時間だけです。
やむを得ず基本を除き残り時間全てを形に費やしました。
垂水区に出場するバンビたちも合流して、各自フリーで形稽古!
自ら形が打てるだけのスペースをみつけ、思いおもいに形の練習です。
どの形を打っても良いし小休止(水分補給)も自由です。
自主性を促すために完全に生徒に任せてみました。
唯一のルールは『人の邪魔をしない』
貴重な練習時間を奪ってはいけません。
俯瞰しましたが、一つひとつの技に力強さが足りません。
引き手の使い方と軸足を締める意識で形が打てないといけません。
覚えたばかりの平安三段を打つ生徒が多かったですが、肘受けくらいが初登場したくらいで出てくる技に大きな違いはありません。
それでも極めが足りないのは、それぞれの技にまだまだ基本稽古の数が足りないからだと思います。
垂水区出場組を中心に一人ひとり回って指導しています。
形競技は順番を間違ってしまうと勝てませんので、最低限スラスラ打てるようにしておいてください。
道場では、勝てる確率が少しでも上がるよう修正する場所でありたいと思います。
気になったことを記しておきます。
・一つひとつの技を極める(手技・引き手・軸足の締めのタイミングを合わす)
・向いている方向におへそを向ける(腰を切る)
・軸足を締める
・片手で技を出さず引き手を取る
・踵が浮かない
・堂々と大きな形を打つ
・打ち急がず丁寧に打つ
・四股立ちの演武線は斜め45度
・なによりも気迫!
2023年10月21日 (土)道場稽古73
こんにちは!
稽古中とてもキレイな虹を発見!
途中手を止めてみんなで眺めてるとお天気雨も!
こんなにキレイな虹を見たのは何年振りやろうか。
バンビクラス
0・早練
1・ラダー
2・体幹
3・固定式基本
4・組手
モンキークラス
5・体幹
6・固定式基本
7・形
8・組手
9・居残り稽古
-バンビクラス-
【早練】
道場入りすると既に平安二段を自主練しているMちゃん!
大会に向けやる気マンマンです!
写真撮り損ねてましたが、平安二段を3人でゆっくり形!
立ち方の違いについて質問してみましたが、ちゃんと正解を答えてくれました。
課題は回った時のおへその向き。
動かす足の位置がとても大事です。
どこを向いても肩幅に立てるようにね。
上手く肩幅で立つコツを説明しました。
最後一人ずつ打ってみることに。
H君 とても大きな声も出ていました。
動きもキビキビしていて、これまでで一番しっかり打てていました。
家練してるのが観ていてすぐ分かりました。
私よりも早く道場入りして練習したりと各自、垂水区に向け努力を重ねています。
みんなこの調子で頑張れ!
【ラダートレーニング】
何やったかな?
・クイックラン
・グーパー
・ラテラル
・ジャンプ
・ニーホップ
ニーホップは幼児には早すぎたな。
ダッシュ系を多めに取り入れスピードを上げる方が先決でした。
【体幹トレーニング】
バランスディスクを使った体幹トレーニングでした。
まずは両足立ち!
簡単そうに見えて実はそうじゃないバランスディスク。
夏に買ったディスクは、結構な柔らかさでまぁ難しいこと!
片足立ちを左右で行いトータル36分経過しました。
【固定式基本】
立ち方のおさらいからスタート。
・閉足立ち
・結び立ち
・平行立ち
・八字立ち
・ナイハンチ立ち
・四股立ち
みんなバッチリちゃんと覚えてますね。
先週から覚えだした、基立ちと前屈立ちも練習を始めています。
今日は全員で四股立ちとなり、突きをなんと100本!
それだけでは終わりません。
前屈立ちを取り突きを上段突き / 中段逆突き!
これも100本です!
ここですごい粘りを見せてくれたのは最年少K君。
一向に前屈を緩めません。
全員で大きな気合いを入れやり切りました。
回数を重ねる度に成長しているバンビクラスの生徒たち。
メチャクチャ可愛いです。
ホントに。
それにしても良くやり切ったと思います。
【組手】
いつもは基本を長めに。
そのあと形の時間が続いていたし、とにかく今日は固定式基本を全員で乗り切ったこともあり、急遽組手をメニューに取り入れました。
まずは構え方から。
1・真横を向く
2・顔だけ正面に向ける
3・スタンスは軽い四股立ち
4・両膝は軽く曲げる
5・踵は少し浮かす
6・前拳はあごの高さ
7・奥拳は胸の前
構え方の次はフットワークでした。
大事なことは、とにかく4と6・7の構えを崩さないこと。
フットワークで動きを交えて刻み突き!
前拳と前足を大きく相手に向かって飛ばします。
ポイントは
①突き
②前足の踏み込み
③気合
この3つを同時に出すこと。
もう少しだけ時間があったので、中段回し蹴り。
後ろの足で蹴る技でした。
足を伸ばして蹴りますが大事なのは蹴ったあとの引き足を取ることです。
最後の最後で突きと蹴りのミット打ち込み!
元気にやり切りました!
(つづく)
-モンキークラス-
【体幹トレーニング】
バランスディスクで片足逆突き!
片足だけディスクに乗せて一度身体を沈めます。
バランスを整え、一気に上体を立て直すとともに逆突きしながら片足を持ち上げます。
なんと難しいこと!
これを3分間。
突きの回数が多いのが良いわけではなく、バランスです。
どれだけ突きの瞬間バランスを維持出来るかが大事です。
ディスクが6つしかありませんので、交代で使いながらでした。
持ってない生徒はプランクで通算163分経過。
新しい体幹メニューでした。
同じことの繰り返し繰り返しが空手道ですが、鍛え方は飽きがこないよう変化は必要です。
いろいろ考えながらですが、有効な稽古を取り入れていこうと思います。
【固定式基本】
来年の大会シーズンに向け下半身強化に入っています。
稽古前に改めて生徒に伝えました。
しんどい稽古をグッと我慢して乗り切ること。
グッと我慢することで、精神力がつきます。
心と身体の両方を鍛えることが出来るのが空手道です。
しんどい時でも自分に負けて諦めないように。
粘り強い人になってほしいと心から願っています。
そんなお話を事前にしていたこともあってか、今日も最後まで頑張ってくれました。
今日は前屈立ちと四股立ちを交えた斜角突き。
何本やったでしょうか。
50本は超えていたかな。
前屈立ちと四股立ちの頭の高さは同じ。
途中つらくても膝を緩めてはいけません。
この練習の目的は腰の切り替えし。
キレが格段に上がります。
これだけでも足パンパンですが、先週の続き前屈立ちで上段突き / 中段逆突き
斜角突きで学んだ腰のキレで逆突きを極めます。
固定式で身体の使い方を覚え、実際に形に活かしていきます。
9人居てましたので一人10本ずつ数えながら。
最後10本追加して100本。
足を入れ替えて合計200本でした。
垂水区に出場するバンビのH君も合流!
やり切りました。
しんどくなったところからがホントの稽古が始まると個人的には思っています。
ホントにしんどくなった時、もっと大きな声を出してみよう。そしたら案外乗り越えれるはずです。
やり切った達成感を味わってもらいたいと思います。
押忍の精神やで。
【形】
平安形を挙動ごとに。
前回よりも指導するポイントを増やして進めました。
意識すべきは糸東流らしく手技のスピードと下半身のキレです。
もうひとつ。
形は上半身で打つとペラい技になってしまいます。
下半身主導で打たないといけません。
何度も何度も繰り返し指導しているうちに意味を理解しだしています。
初段・二段・五段のあと四段に時間を多く割き、先週に引き続き三段でした。
覚えるの早いな。
2回しか教えてないのにな。
挙動がバッチリ頭の中に入っている形は、固定式基本で練習していることを形で表現するようにね。
練習を練習だけで終わらせないように。
技のスピードやキレを実際の形で活かす意識を持って練習してみてね。
いつになるかは人それぞれですが、形はどこかのタイミングで私の基から離れて一人で稽古していく時間がやってきます。(別に教えないわけじゃないよ)
指定形・自由形はもちろん指導します。
指導を受けた形を自分の形にしていく作業は各自、考えながらやっていくよって意味のことね。
技の緩急やリズムなんかは自分で研究していってほしいってこと。
自分の形を探す作業がまた違った意味で楽しさがあると思います。
打って打って打ちまくって、自分の形を磨いていってほしいと思います。
あるべき姿は、道場のいたるところで自主練してる状態。
自分の好きな自由形をひたすら打って、仲間と互いに教え合い道場のレベルを高めていってほしいと思います。
【組手】
今日は2つメニューを用意してきました。
・反応
・かえし技
反応はブザーに合わせて自分の技を出す練習です。
とにかく反応が大事。鳴った瞬間です。
フットワークを取りながら、手や足を使ってプレッシャーをかけます。
当然前に相手を想定しながら、片足のフェイントや両足も交えます。
以前教えたスイッチすることも有効ですね。
思ったように動いて構いませんが、守らないといけない条件が2つ。
1・膝の溜め
2・構えは崩さない
膝の溜めが無い状態(足ピンピン)だと技に入る瞬間、一回沈んでからじゃないと技が出せないから。
この時点で後れを取ります。
構えが下がっていると、最短距離で技が出せません。
差し合いになったら、これも相手に後れを取ります。
この2つに意識を置き、ブザーに合わせ技を出しました。
単発だけでなく、
・ワンツー
・突き蹴りのコンビネーション
・3連打
反応して技を出す練習でした。
次はペア練。
台が左右どちらかに手を差し出し、そこめがけて突きを出す練習です。
互いに真身となった状態です。
出す技は刻み突きと逆上だけに絞りました。
これも瞬間・瞬間に反応する練習メニューです。
反射神経が必要ですね。
ラダーで神経系入れてますので、まあまあ出来てたかな。
グルグルペアを替え反応の練習でした。
カタチになるまで暫く続けていた方が良いかな。
なんせ反応が鈍いと組手は勝てない競技ですので。
最後は初めての練習メニュー。
『さばき』
いわるゆ「後の先」
後の先とは、相手が先に攻撃を仕掛けてきますが、自分の技を先に極めることを指します。
初めてなので、ペアで向かい合って1・2・3と挙動を分けて進めました。
1で後ろ足と前拳
2で返し
3で残心
まずはカタチ作りからでした。
何度も何度も繰り返して身体で覚えてから、また新しい技に入ろうと思います。
制約が多い形と比べて格段に自由度が増す組手はやってて楽しいですね!
みんな良い顔してました。
【居残り稽古】
今日はたくさん残ってくれました。
形3人・組手2人
一人ずつ平安五段をチェック。
Kちゃんに、交差受けいつも違う方法を伝えてみました。
どっちが良いかは自分で決めてね。
交差立ち / 交差受け の挙動。
ここのタイミングの合わせ方を練習しました。
自主練で自分の身体に染み込ませておいてください。
K君は腰の切り替えしです。
斜角突きの要領で腰を切る方法を指導しています。
基立ちで試してみたところ、しっくりきたようです。
形は腰の切り替えしが重要です。
自主練でぜひ頑張ってみてほしいと思います。
Yちゃん
踵の使い方と立ち方のメリハリをつけること。
それと挙動と挙動の間は、立ち方に無い立ち方を取ります。
(なんのこっちゃ)
これも腰の切り替えしに共通することですので、次の形稽古の時詳しく説明したいと思います。
組手はミット。
S君とR君でした。
待ってる間にさばきの練習をしといてもらい、順番にミット!
中段回し蹴りと刻み蹴りでした。
回し蹴りは、軸足踵をクルッとまわすこと。
刻み蹴りは、寄せ足は半歩だけ。寄せた瞬間前足は抱え込みます。
2挙動で蹴れるようにしよう。
1・後ろ足を寄せる
2・前足の膝を抱え込む
3・前足で蹴る
ではありません。
1-1・後ろ足を寄せる(半歩)
1-2・寄せた瞬間片足立ち
2 ・前足で蹴る
これね。
ラダーでやってるニーホップが出来れば
なんとっ!
1挙動で蹴れます!
※お知らせが2つ
①
冬時間?により来年3月頃まで稽古は16時で退室となりました。
バンビ :13:00 ~ 14:00
モンキー:14:00 ~ 15:50
暖かくなるまで居残り稽古はお休みすることとしますが、バンビの時間帯に入室して自主練してもらっても構いません。
②
最後の最後に校長先生とお話する機会がありました。
夏のパトロールの際に打診した平日夜の開放の件、学校側も利用出来るよう神戸市と連携取りながら実現に向けて動いていただいています。
まだどうなるか決まった訳じゃありませんが、希望の光が差し込みました!
ゆり空手は思いやりを持って温かく見守ってくださる保護者の方や、施設開放の方・校長先生と様々な人の協力によって成り立っていると改めて感じています。
感謝しかありません。
2023年10月14日 (土)道場稽古72
こんにちは!
朝から先日行いました桜の宮まつりの反省会に出席。
10時スタートでなんと2時間!
12時少し回ったくらいで終了しましたが、そこから第2ラウンド開始でした、、
ダッシュで帰って準備整え、12時30分過ぎに入室出来ました。
前回、久々の形道着でしんどい思いしたので、今日はArawaza道着。
こちらも綿100パーですが、肌触りも柔らかくやや軽めです。
超久々に引っ張り出した。
バンビクラス
0・早練
1・体幹
2・固定式基本
3・形
モンキークラス
4・体幹
5・固定式基本
6・形
7・組手
8・居残り稽古
-バンビクラス-
【早練】
ほぼ同時刻に入室したMちゃんと平安二段!
猫足立ちの正しい立ち方の説明の最中でぞくぞくと生徒たちが集まってきました。
ゆっくり平安二段!(と四の形・十二の形)
垂水区に向けて頑張ってますよ!
【体幹トレーニング】
最近では生徒に一つずつ選んでもらってます。
バックプランク・V字プランク・サイドプランク
V字プランク、しんどいの選んでくるところが良いですね!
33分経過しました。
【固定式基本】
今日の基本は引き手・突き!
引き手は戻す場所。
突きはコース。
シンプルにまずこの2つをしっかり出来るようにね。
技は引き手で極める。
引き手の意識を高めると力強さが出てきます。
技にスピードが乗らない理由は引き手が弱いからです。
今日は立ち方を追加しました。
『基立ち』と『前屈立ち』
基立ちを作ったあと、後ろ足を一足分縦に長く取ります。
自分の前足の指先が見えないくらいに膝を曲げます。(ここ大事)
基立ちに比べ、重心は低い立ち方となります。
受け技では前屈立ちを取りますので、平安二段を打つ場合しっかり重心を下げるようにね。
前屈立ちから上段突き・中段突きの連突き。
しんどい立ち方ですが、膝を緩めないことがポイントです。
しんどくなったところで、どれだけ我慢が出来るか。
我慢出来る生徒に成長していってほしいと思います。
【形】
わずか1分間。
その1分間に自分の持てる力を全てぶつけます。
キョロキョロしない。
ピシッとする。
力強く打つ。
全員で四の形・十二の形を全力で打ちました。
垂水区組。
まだどの形で勝負するか決めていませんが大会に出ると決めた以上は最低でも、この2つの形はしっかり打てなくてはいけません。
順番は覚えていることが大前提です。(じゃないと細かいポイントを教えることが出来ません)
毎日たくさん自主練はしなくても良いですが、継続することは大事です。
スラスラ打てるまでになっててね。
全体練習のあと、2人ずつ形を観ました。
今日の指摘事項を記しておきます。
・引き手を強くとる
・立ち方を使い分ける
・おへその向きに注意する
・目線を下げない
・残心までしっかり
(つづく)
-モンキークラス-
【体幹トレーニング】
これも生徒に選んでもらいました。
今日は時間の都合でディスク持ってこれませんでした。
なので以前の体幹のスタイルです。
プランク・V字プランク・サイドプランク
160分経過しました。
今年中にトータル3時間超えますね!
これだけ継続してる道場は無いんちゃうかな。
全然負けてへんと思うよ。
サイドプランクは目を瞑ったり片手を上げたりして自ら難易度を上げる生徒が居ましたね。
自分で気づいたり、考えたりあれこれ試してみる姿勢。
良いですね!
ちゃんと成長してるなと感じた瞬間でした。
ほんとにちょっとしたことかも知れませんが、自らやるってところが評価に値します。
生徒の成長を近くで感じることが出来て幸せを実感します。
心も身体も強くなって、自主性も芽生えだしています。
そんな生徒の良い行いを見つけた時、素早く発表するようにしています。
マネからでも良いので、他の生徒の良い行いは取り入れてもらいたいから。
『褒め時を逃さない』
これはとても大事なことだと私自身感じている部分でもあります。
普段の頑張り、積み重ねた努力は全て自分の身体に返ってきます。
意識高い系の生徒が一人でも増えますように。
【固定式基本】
道場の開設から約1年半。
少しずつではありますが、大会で入賞する生徒も出てきました。
先日の神戸市大会を観て強く感じたこと。
勝ち残る選手とゆりの生徒との違いは下半身の強さでした。
下半身の安定感があるからこそ強い技・どっしりとした技・キレイな技が出せるんだと観ていてそう感じました。
これまでやってきたこと。
全てムダだったとは決して思いませんが、テクニックに走り過ぎてきた部分はあり得ます。
次の大会に向け、土台作りをしないといけない。
しんどくて嫌になるかも知れませんが、練習で泣いて試合で笑顔になりたいと思います。
キツい練習を耐え忍ぶことが出来れば、自信にも繋がるでしょう。
基本に立ち返り地味でしんどい稽古の積み重ねで身体作りしていきます。
バンビの生徒同様に、前屈立ちとなり上段突き・中段突きです。
一人10本ずつ数え8人いたので計80本。
それに私も切りよく20本追加し100本。
更に足を変えて合計で200本前屈立ちで突きの稽古でした。
しんどいところから、どこまで我慢が出来るかです。
緩める子・歯を食いしばって続ける子、分かれてしまうところですが、頑張りは全部自分の身体に力となって返ってきます。
まだまだ続きます。
四股立ち / 下段払いも100本挟んでいます。
なにも競技空手が全てではありませんが、腕試しに大会参加を促しています。
出るからには勝たせてあげたい。
ゆりは他道場と比べ、週に1度しか稽古がありません。
絶対的に稽古量が不足していることは否めないところ。
ならば質で勝負する他ありません。
・軸がブレない強い体幹
・地面に根が生えたようなどっしりとした下半身
・運足や手技のスピード
更にプラスアルファでテクニック面。
頑丈な下半身を作って競技に活かしていこう!
(今日はホントにしんどかったと思います。よく頑張ったよ)
【形】
大会を終え小休止。
おさらいがてら平安形をそれぞれ打ちました。
初段・二段・五段の順に進み、四段をやや時間を割きました。
先の固定式で頑張りを見せてくれたこともあり、気分転換に平安三段を打つことにしました。
新しい形を覚える時の、皆の笑顔を見るとこちらが癒されます。
三段で初登場する技は、『肘受け』
横受けと下段払いの同時技があったり、掴まれた腕を振りほどく分解があったり、最後外し技なんかも出てきます。
今日は紹介程度。
11月が平安三段の強化月間です。
なんのための技か、分解を知れば形の奥深さに引き込まれるのではないでしょうか。
護身にもなりますし、いつか平安形の分解を稽古の中で紹介しようと思います。
【組手】
今日は蹴り一択!
テコンドーミットを持って来てましたので、前足のフェイント技の練習でした。
新しい形同様に蹴りの練習は生徒に人気です。
大会明けですし、楽しんでやる練習も必要ですね。
前足を降ろさず2本蹴る技ですが、上段を蹴るコツは頭を後方に下げること。
でも両手のガードは崩さないようにね。
また股関節の柔軟性も必要です。
なかなか上手く上段を蹴れない感じでしたので、股関節の詰まりを取り除くストレッチを途中交えました。
ミット楽しいですね!
最後は、一人ずつ打ち込みしました。
ハンドミットに持ち替えて、突きと蹴りです。
構えた瞬間素早く技を仕掛ける反射神経も必要になる練習です。(試合中動きを止めて考えてる時間はありませんので)
刻み突き・中段逆突き・逆上・ワンツー・刻み蹴り・回し蹴り・裏回し蹴り・フェイント刻み蹴りいろんな技を瞬時に出せるようにね。
打ち込みの順番を待つ生徒の中に、またもや意識高い系の生徒が!
股関節回りのストレッチを誰に言われるわけでも無く、自ら始めます。
他にも見取り稽古する生徒も居てましたし、今日の2年生とても意識が高かった。
良い準備が良い結果を生む
出会った頃はまだ幼稚園卒園前。
確実に成長してますよね。
【居残り稽古】
今日の組手でビックリするくらいの動きを見せてくれたR君。
組手で居残りを申し出てくれました。
マンツーマンなので、じっくり生徒に寄り添って練習出来ます。
まず刻み突きのフォームの確認。
壁に背中を当て、ゆっくりとそのまま突きを出します。
背中をつけたままが大事なポイント。
フォームを指導したあと、実際にミット打ちでした。
インパクトの瞬間真身で突く癖があったので矯正しました。
全体練習の中だと、一人の生徒ばかりに時間は割けませんが、居残りだとマンツーマンですのでチャンス到来です。
なんで真半身で突くのか。
横向いて突くのと、正面向いて突くのとでは単純に距離が異なるから。
今日の感覚を忘れないでね。
次、中段突き。
これもフォームの矯正。
呪文のように唱える、”長い突き”
後方の審判に取ってもらうにはキレイなフォームで長い突きを出さないといけません。
・インパクトの瞬間に肩(腕)が流れない
・インパクトの瞬間も顔を相手に向けておく
この2つも癖がありますので矯正しました。
じっくりフォーム固めした後、実際に中段突きに入りました。
タイミングの練習です。
相手が詰めてきた瞬間それは攻撃を仕掛けてくる瞬間と言えます。
その瞬間に、身体が勝手に反応出来ないとカウンターは取れません。
後の先もしくは対の先とも呼びます。
今日居残りで覚えたことを忘れないよう、何度も反復練習して身体に叩き込もう!
躍動感溢れるスケールのデカい組手をするR君。
特技を伸ばしてあげたいな!