いつもありがとうございます!
今日は開始前、4月の審査に向けゆりの基準を生徒とともに確認。
審査を受けるには、今どんな人物じゃないといけないのか改めて説明しました。
時期が来れば、誰でも受けれる訳ではありません。
帯に見合った基本と形が出来るとともに、出席率・道場での意欲と態度です。
0:早連
1:アジリティトレ
2:筋トレ / 体幹トレ
3:固定式基本
4:形
5:組手
6:居残り稽古
【早連】
今日も新入会生と早連。
フラットマーカーを使ってラダーと四の形です。
「シャッフル」の足の運び方はマーカーがあるので覚えるのに持ってこい。
リズム感が出て来ました。
次は四の形です。
これも次の運足にマーカーを置くことで多少の手助けになったかと思います。
少しずつ覚えてきています。
ゆり道場の自慢出来ることに、保護者の方が空手に興味を持ってくださっていることです。
当然私は生徒に向けて指導しますが、しっかり聞いてくださりお子さんに伝えてくれています。
幼児向けの分かり易い言葉で伝えてくれますので理解度が増すのではないでしょうか。
形では回る順番等、非常に協力的に一緒になって教えてくれます。
2週連続で四の形を頑張っています。
【アジリティトレ】
ラダーでシャッフル一択です。
アップがてら軽やかに駆け抜けます。
次は、今日の組手メニューに向けてニーホップです。
前足抱え込みの推進力で前に移動します。
初めてなのでなかなか上手く出来ませんがこれもリズム感が無いと出来ません。
コツは組手構えに立ち、前肘に前膝を当てる感じ。
最後はカエル跳びジャンプで跳躍力をつけます。
つま先で着地し、膝を曲げて衝撃を吸収し音を立てずに大ジャンプします。
これも今日の中段突きに向けてのメニューです。
【筋トレ / 体幹トレ】
筋トレも310回目。
スクワット正面蹴りでは上半身の軸を真っ直ぐ保ちスナップを効かせて蹴るようにしてください。
体幹は、バックプランク・2ポイントプランク・V字プランク。
2ポイントもイージーになってるので難易度を上げました。
伸ばした手と足をゆっくり引き付けタッチします。(肘と膝)
お腹がプルプルしたんではないでしょうか。
あと視線は前に向くようにしておこう。
最近V字プランクの姿勢が良い生徒が増えてきました。
上半身と下半身のバランスが超重要。バランスがどちらかに傾くと1分間はとても無理。
粘れる生徒が増えてきています。
体幹は目に見えるものではないので、実感が湧かないと思いますが継続してきた効果が出てきています。
【継続は力なり】
85分間耐え忍んでいます。
【固定式基本】
強い突き(受け)を出すために、正しい立ち方の意識から。
毎週のように言ってますので、もう頭では理解出来ていると思います。
重心の乗せ方と膝の使い方を間違えないようにしよう。
それともうひとつ、準備の時間を短くする意識で
突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・正面蹴りです。
いつも同じメニューですが、意識ひとつです。
どうすればもっと上手く出来るかに拘ってほしいと思います。
この3つをしっかり意識して稽古に取組むことが出来たらキレが生まれます。
前屈立ちとなり、上段突き / 逆突き
前屈立ちのポイントは膝の角度 やや半身となり上段突き・逆突きで腰を入れ真身となります。
これも腰のキレを出す稽古。
数も多くかなりしんどかったと思いますが、文句も言わず頑張りきりました。
まだこれだけでは終わりません。
四股立ち突きです。
横に頑張って足を広げるのが四股立ちではありません。
何度も何度も同じこと言ってますので、自分で修正出来ないといけません。
特に帯の色が濃くなるにつれ、入ったばかりの白帯生は色帯を観るようになります。
お手本にならないといけませんので、白帯のうちに正しい基本を身につけてください。
空手に必要な筋肉は、キツい基本稽古を手を抜かず頑張っていると自然と身につきます。
多分、今しんどいと思いますがいつの間にか余裕の顔してこなせていると思います。
頑張れ!
【形】
背筋を張った緊張感ある立ち方・角度と美しさに拘った礼・鋭い目つき・気迫のこもった発声を意識し、
全員で四の形。
形の注意点は、技のスピード・運足・軸・立ち方です。
ここから2グループに分かれます。
新入会は引き続き四の形。
他の生徒は注意点はそのままで、十二の形。
意識も高く2本で終わり、平安二段に移行。
ひと挙動ずつポイントを交えて形を打ちます。
やはり大事なのが立ち方。
前屈立ちは、『基立ちより1足分だけ長く』です。
頑張る意識が高すぎるあまり2足も3足も長く取るケースがありましたが、
手技のスピードが今日は全体的に良かったと思います。
これから緩急と強弱の使い分けの部分を指導していきます。
そこから先は、本人の努力度の部分で完成度が変わってきます。
形は一人でコツコツ稽古出来る人向けです。
大会に出場すると決めた以上は、一生懸命に努力してください。
5月は神戸市・北区と大会が続きますので自分に旗が上がるよう頑張ってください。
いつも言ってますが、形は僅か1分間程度です。
この僅か1分間に自分の持つ力の全てを表現しなくてはいけません。
緊張感と集中力をMAXで全力で形を打つことを心がけてください。
【組手】
フットワークの中から技を出す練習から。
前に出ながら号令に合わせて刻み突き。もっと大きく前に跳びこまないといけません。
アップでやったカエル跳びジャンプね。
構えた状態から、前拳と前足を大きく伸ばします。
突いた時の姿勢は、真半身(真横)です。後ろ側の肩が相手に見えないように突けるように。
続いて先週のおさらい、横のフットワークです。
前後左右動けるようにしておこう。
フットワークで身体を動かしたあと、向かいあって刻み突きと中段逆突きです。
突きが届かない安全な距離とはいえ、向かい合ってスピードを競います。
中には中段突きが道着一枚かする位、ギリギリまで近づき技を出し合う生徒もありました。
この稽古で自分の突きが届く距離を感覚で覚えていきますので試合に出る生徒は必要となってきます。
スピードと同じくらいだいじなのがフォーム。
きたない突き方や残心が無いと旗はあがりません。
突きは突いて引くところまでが『突き』です。
このあと、前足で蹴る『刻み蹴り』
入り方は2種類ありますが、今日教えたのは優しい方です。
1・後ろ足を寄せる
2・寄せたと同時に前足を抱え込む
3・抱え込むと同時に足の甲で上段を蹴る
留意点
1・つま先を伸ばし足の甲で蹴る
2・蹴る瞬間軸足の踵を相手に向ける
3・引き足を取る
相手の顔の高さ(上段)は3ポイント
首から帯の高さ(中段)は2ポイント
帯から下を蹴ったら反則(カテゴリー1)なので注意が必要です。
高く蹴るには、上記2の抱え込みがポイントです。膝頭を上に向けること。
後ろ足を寄せた瞬間片足立ちになり2挙動で蹴る『やじろべえ』ですね。
今日は試してませんが、アップでやったニーホップで蹴る方法(こっちは1挙動)もありますが、まずは『やじろべえ』で蹴れるようになろう!
ミットで刻み蹴りを打ち込んだところでタイムアップ。
突きと蹴りのコンビネーションまで行きたかったのですが、次回に持ち越しです。
【しっかり伸ばして しっかり引く!】を忘れずにね。
【居残り稽古】
今日はラダー!
入門したての女子生徒がひたすら何度も何度も。
フラットマーカーで足運びを確認しながら段々スピードが上がっていきます!
一体何本駆け抜けたでしょうか。
ずっと一人で頑張り続けます!
今日覚えたのは、
1・シャッフル
2・2イン2アウト
3・ラテラル
4・スタックアウト
5・アウトターン
でした。
どんどん動けるようになってきましたね。
ゴールデンエイジ期に行う神経系トレで運動神経爆上がりしました。
さて明日は初めての場所で3回目の特連です。
今回のメニューは全員で形!
午前中は一般生向けの特連も開催されます。
もちろん私も出席。
事前に希望する稽古内容の募集がありましたのでキレが増す基本稽古をリクエストしました。
しっかり学んで、ゆりの稽古に取り入れたいと思います。
さぁ、これからアイロンがけ!
いつもありがとうございます!
雲ひとつ無い清々しい朝でしたね。
気温もグングン上昇し、ペラペラの組手道着で十分でした。
寒がりの私ですが、ポカポカ陽気の春は花粉に悩まされています。
今年は症状がとても酷く薬が手放せません。
就寝中も鼻が詰まり呼吸困難で目が覚めてしまう程です、、
午前中、修理に出していた原付バイクを受取り
花粉症対策バッチリでいざ道場へ向います!
さて今日から暫くは「多目的ルーム」
エネルギーに満ち溢れる生徒達は、稽古前走り回って遊んでしまいますが、1階は図書室。
稽古以外で騒音を出すと、これから先利用出来なくなると凄くマズいので
【走り回らない】【室内のモノを勝手に触らない】
徹底したいと思います。
股関節・肩甲骨・足首回りのストレッチで稽古前の準備に当てる時間にしたり、早連組と合流するのも有り。
こちらからも生徒には声掛けしていきますので、ご家庭でも同様にお願いいたします。
本日のメニューです
0:早連
1:アジリティトレ
2:筋トレ / 体幹トレ
3:固定式基本
4:形
5:組手
6:居残り稽古
【早連】
正座のおさらいを行ったあと、先週の形稽古で初めて覚えた『四の形』を稽古しました。
中段横受け・突きを4方向に繰り返します。
立ち方は全て『基立ち』
おっと、形に入る前に基立ちの作り方からスタートでした。
1・右膝をつく
2・左足踵を右膝頭に揃える
3・そのまま立つ
4・後ろ足を肩幅に広げる
5・左膝を軽く曲げる
これで、左基立ちの出来上がり!
※右基立ちは単純に足を反対にするだけです
2と4をしっかり身体で覚えるようにしよう。
形は正しい立ち方(長さと幅)が身についていないとダメです。
もうひとつ『前屈立ち』も学びました。
基立ちより、自分の足のサイズ1足分を縦に長く取り、前足の指が隠れる位に膝を曲げます。
何度か基立ちの作り方を練習し、次はいよいよ四の形に移ります!
予め回る方向(左 → 右 → 前 → 後ろ)を説明し形を打ちました。
形を打つ途中、生徒達が次々合流し前や後ろに立ち、合わせてお手本を見せてくれます。
頼もしいですね。自然と私のお手伝いをしてくれます。
立派なお兄ちゃん(お姉ちゃん)です。
ありがとう!
【アジリティトレーニング】
ラダー「シャッフル」で敏捷性を上げていきます。
足の運び方は、
中 → 中 → 外
この順に動かします。
5本程度でしょうか。
正しく動かせる生徒が次に拘るところは、
1・軸を保ち
2・ラダーを踏まず
3・軽やかに
4・素早く
です。
ウォーミングアップには最適ですね。
今日こんなことがありました。
足の運び方がまだよく分からない入会したばかりの女子生徒に、さりげなく教えてくれる1年生の男の子。
早連にも合流し、新入会生の前に立ち形のお手本も見せてくれます。
自然と手を差し伸べる姿を見ていて心も成長しているんだと感じ、私が目指していた町道場のあるべき姿がそこにありました。
この生徒が黒帯になった頃には、下級生達がたくさん集まり慕われる上級生になるんだろうな。
【筋トレ / 体幹】
筋トレは、とうとう大台300回です。
コツは、力を入れる瞬間息を吐くこと。
生徒からのリクエストで体幹はV字プランクから。
良く観察していますと、姿勢がキレイな生徒が先週より増えてることにビックリ!
背筋がピンっと伸びバランスの良いVです。
途中苦しくて足を降ろしそうになっても、自分に負けず耐えています。
努力する姿のなんと美しいことか!
それでこそ我が生徒!
可愛くてたまりません!
他には久々登場のバックプランクとサイドプランク。
最近サイドプランクがイージーになってきた感じ(ええこっちゃ)なので、難易度UP!
5秒かけて片足上げて、5秒かけて足を降ろします。
たったこれだけで、インナーマッスルが更に刺激されます。
目を瞑るだけで更に更に刺激されるよ。
通算82分耐え忍んでいます。
【固定式基本】
先週から意識しだした『キレ』
如何に準備の時間を短くするか。
この一点(これだけじゃないが)に意識を置き、基本稽古です。
形は基本の組合せなので、基本を疎かにすると形は美しいものになりません。
先週に引き続き、美しさに拘った四股立ち突きも60本?だったかな。
少ない回数で、良い基本が出来たのではないでしょうか。
引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い受け・四股立ち突きでした。
-奥義は基本にあり-
【形】
形は始まりから終わりまで、全神経を集中させなければいけません。
額から汗が流れても、顔に虫が止まっても余計なことをしてはいけません。
改めてこのことを説明しました。
背筋がピンと張った緊張感ある結び立ちから、姿勢に拘った立礼。
「戦わずして勝つ」の如く、キリっとした表情と発声。
ここも大事にしてほしいところ。
このところ呪文のように唱えています。
一人ひとりの意識が高まるまで形に入らず何度もやり直ししています。
全員の意識が揃ったところで、新入会の生徒を含め四の形!
固定式基本で伝えた準備の時間を短くしキレを意識して形稽古です。
手技のキレに運足のスピードも求めます。
ここ3回前?の平安二段の稽古で取入れている移動足のことね。
次、十二の形に移ったところで新入会組は隣で四の形とグループ分け。
転身のコツをおさらいしながら、一つひとつ丁寧に稽古を重ねます。
技の一致性に加え、今日新たに伝えた『腰の使い方』
この感覚が掴めたら、シャープで極めのある形に変化していきます。
指導形で身体の使い方を身体に染み込ませ、基本形で活かしていきます。
今日の平安二段では基立ちと前屈立ちの使い分け、帯の高さについて説明しています。
緊張感のある形を打てるよう意識高く頑張ろう!
【組手】
先週に続き、拳サポ・シンガード・インステップガード・胴プロテクター・メンホーのフル装備で稽古!
違和感あるでしょうが慣れるしかありません。
大会ではファールカップも着用です。
新入会向けに組手の構え方からおさらい。
組手構えから前・後ろにフットワーク。
注意点を記します。
1・前に進んでも・後ろに下がっても正面に立つ対戦相手から目を離さない
2・前拳・奥拳ともに構えを崩さない
3・膝は軽く曲げたまま
4・カニさんのように寄せ足しない
さぁここからは横の動きに挑戦!
正体揃いのゆり生の中、逆体の私も皆に合わせ頑張って正体となり指導します。
挙動を2つに分け、ゆっくり丁寧に指導したつもりですが如何だったでしょうか。
分かったかな??
フットワークの中で、スッと横の動きが出来るだけで、相手は考える事がひとつ増えます。
組手は相手が嫌がることをやってなんぼです。(反則ちゃうよ)
言い換えれば、自分のペースの掴み合いとも言えます。
同じリズム・同じタイミングで突きを飛ばしても、段々目が慣れてきて相手に攻撃の瞬間を読まれてしまいます。
そんな中、緩急を変えたりフェイントでタイミングをずらしたり、横の動きを混ぜるだけで相手はやりにくくなります。
ワンパターンにならないためにも横の動きは知っておいた方が良いので今日取り入れました。
大会に向け身体に馴染むまで、ゆっくり続けようと思います。
フットワークの次は蹴り!
後ろ足で蹴る、中段回し蹴りです。
ミットめがけて思いっきり蹴るとストレス発散出来ますね!
私も大好きです!
初めて(2回目?)の中段回し蹴りです。
コツを記します。
1・後ろ足で膝蹴り
(蹴りの軌道は正面 最短距離で蹴る)
2・軸足の踵を回しながら後ろ足で蹴る
(踵を回すことで距離が伸びる イコール 突きの間合いの外で蹴れる)
(軸足の膝は曲げたまま)
3・蹴る瞬間 構えた左右の手を入れ替える
(手を前に置くことで突きのカウンターに備える)
4・足の甲(インステップガード)で蹴る
(ミットに小指を当て距離を伸ばす)
蹴りのフォームを学んだあとは、ミットめがけて思いっきり蹴ります!
正面蹴りと同じく、蹴りはスナップを効かせ『ムチ』を飛ばす感覚です。
蹴りは、引き足を取るところまでが『蹴り』です。
蹴った後引き足をとらずに蹴りっぱなしなのは競技ではポイントになりませんので、しっかり意識してね。
「しっかり伸ばして しっかり引く」
注文していた防具を全てお渡ししました。
キズがつくと視認性が悪くなるのでメンホーは下に向けて置かないこと。
それと稽古後、使用した防具を自分で手入れする習慣をつけよう。
これから暑い時期に稽古すると汗でだくだくになります。
一週間カバンの中で放置するとエラいことになるので、ファブリーズで拭き掃除を忘れずにね。
決して親任せにせず自分でやる習慣をつけよう。
【居残り稽古】
今日は形1名・組手3名
5月北区大会で形試合デビューする生徒と平安二段。
・引き手
・前屈立ちの長さ
・下を向かない
まずこの3つを意識して下さい。
4月の審査・5月の大会に向けてもっともっと打ち込もう!
居残りも大歓迎ですし、早く来て形の稽古するのもオッケー!
30分前には居てるよ。
上達に近道なし。稽古した分、上手くなります。
このまま頑張ってほしいです。
他の3名と回さない回し蹴りについて座学です。
何しゃべったでしょうか。
・蹴りのメリット
・蹴りのデメリット
・最短距離で蹴る
・距離を伸ばす方法
だったかな?
保護者の方にも説明しましたが、肩甲骨の使い方ひとつで突きの距離が伸びるように、蹴りも小指の意識ひとつで距離が伸びます。
両手の平を合わせて(親指上向き)手を伸ばし、片手だけ小指を上向きにすると腕が長くなっているはずです。
これは肩甲骨が開いているから。
肩甲骨の使い方ひとつで、距離を稼げます。(腕の付け根は肩甲骨)
この考え方は蹴りにも共通していて、小指で蹴る意識を持つと更に遠い距離から蹴ることが出来ます。
もうひとつ蹴りのフォームについて。
2種類の蹴り方を見せ、区別してもらいました。
要するに、自分の蹴りを素早く相手に到達させるにはどうすれば良いのか?
です。
答えは回り道せず ”最短距離”
直線の軌道で蹴れば回す軌道よりも速く相手に届きます。
モーションは大きいより、小さい方がバレません。
理屈が分かれば、教わったことを意識した上でミット蹴り!
脳みそフル回転!
思考しながら稽古してます!
目をキラキラ輝かせ興味津々で学ぶ生徒と空手が出来て幸せです。
※5月3日開催 神戸市大会の締め切りは来週3月18日(土)まで。
挑戦者求む!!
いつもありがとうございます!
大会に向けて発注していた防具類が大量に到着。
大会から逆算して計画的に試合形式の稽古を組む予定にしています。
今はまだ、基本的な技の習得とフットワーク中心の段階ですが本番に向けてフル装備で稽古しています。
なんかロボットみたいで可愛いですね。
それと今朝、新入会2人の道着も到着です。
まっさらな道着を身に纏い元気よく稽古開始!
0・早連
1・アジリティトレーニング
2・筋トレ / 体幹トレ
3・固定式基本
4・形
5・組手
6・居残り稽古
【早連】
新入会の女の子2名の道着が到着!
道着のたたみ方と帯の締め方を説明しました。
やっぱり自然と笑顔がこぼれますね。
道着に着替えたあとは、道場のルールを説明です。
体育館入口前で検温し、体温を名簿に記入・消毒した後入館してください。
道場の扉を開けたら、一礼して入室します。
続いて指導者の元へ向い、元気よく
「押忍!」と挨拶してください。
途中、トイレで席を外す時も一礼を忘れずに。
(出入りは必ず一礼を心がけてください)
稽古終了後は、指導者の元へ向い
「押忍 ありがとうございました!」
指導者との会話では、理解出来た時の返事は
「はい!」です。
指導を受ける時は、直立不動で先生の目を見てお話を聞くようにしてください。
手遊びや帯を触ったりしていては、お話が右から左に流れていき頭に残らないので、お話を聞く時の態度は特に重要視しています。
その場に座る時は正座。
足を崩しても良いと言われましたら、その場で座礼して足を崩すようにしてください。
(女の子もお父さん座りね)
正座・座礼・立礼・立ち方6種・引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払いで時間となりました。
もう少し立ち方を学んだ後、形に移行したいと思います。
【アジリティトレーニング】
組手に必要な能力に挙げられる敏捷性と反応力。
プレゴールデンエイジ期にあたるゆり生に取って必要不可欠なメニューです。
敏捷性と反応の稽古を交互で取り入れるつもりでしたが、ぎこちなさが取れてきた生徒が増えてきている事もありラダーを選択。
シャッフル一択でした。
注意するポイントは、
・軸ブレしない
・足の裏と床との接地時間を短く
・つま先立ち
・ラダーを踏まない
【筋トレ / 体幹トレ】
いつもの如く筋トレを各10回ずつ。
290回経過。来週で大台300回ですね。
皆のお手本にしたいくらいの体幹力を見せてくれる生徒がいます。
かなりキツいV字プランクですが、顔を真っ赤にして耐え忍びます。
まさに押忍の精神。自分に負けず厳しく出来る生徒です。
とても軸がキレいな生徒。これだけ軸が整っていると近い将来、形で力を発揮しそうな予感がします。
プランク・V字プランク・サイドプランクを各1分ずつ。
皆も、この生徒に負けずに食らいついて来てほしいですね。
79分経過です。
【固定式基本】
今日はとても実りのある固定式基本だったと思います。
かなりキツい四股立ち突き。60本超えてたと思います。折れそうな気持ちに打ち勝ち歯を食いしばってついて来てくれます。
最後もう一度、四股立ちの作り方・角度や高さを説明し、集中して10本。
しんどい基本稽古の最後の最後に抜群の四股立ちを見せてくれました。
説明したことを記しますので、頭にたたきこんでください。
・膝頭と足首は縦一直線
・つま先の角度は45度
・前傾しない
・お尻を後ろに突き出す(背骨のラインを見せる)
・四股立ちは浅すぎず深すぎず
・足首と鼠径部をロックする(フラフラしない)
・猫背にならず肩甲骨を寄せる
・長さは基立ちから拳3つ分
・膝を外側に張る
これらを意識した四股立ちを全員で最後に10本。
キツい稽古を乗り越えたら、当然上達しますし自分に自信が持てるはず。
毎回これの繰り返しで、ちっちゃい山を乗り越え続けます。
いつの間にか筋力がつきキツい稽古が ”普通” にこなせるようになっている事でしょう。
他には突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・基立ち / 正面蹴りでした。
今日基本稽古の中で、初めて説明することがありました。
”キレ”についてです。
キレとは動きだしの速さを指します。
いつもと同じ固定式基本ですが、意識ひとつでキレが生まれます。
新入会の生徒には??だったことと思いますが、2年目を迎える生徒に向けて、形競技に役立つキレについて指導しました。
無意識レベルで稽古出来るようになるまで、生徒の頭の中に刷り込んでいきたいと思います。
【形】
全員で四の形・十二の形で技の極め方を学びます。
いつも同じことをしていますので、順番を覚えた人が次に意識することは技のキレ・極め・スピードです。
今日も何度も言いましたが、意識ひとつで成長速度は異なってきます。
質問にもスラスラ答えられる生徒ばかりです。
大事なポイントは頭に入っているなら、身体で表現出来るように意識して取り組むだけ。
寝てても(目を瞑ってても)基本がスラスラ出来る位にまで四の形・十二の形で身体に叩き込もう。
もう少ししたら質を追求していきますが、今は寝てても打てるくらいになるまで量をこなす時期とも言えます。
私の言葉の意味が頭と身体でスッと理解が出来るまでは"量”も必要だとも言えます。
教わったことを忠実に自宅で復習してくれたら嬉しいです。
指導形(四の形・十二の形)でのポイントを記します。
・移動は全て基立ち
・転身時(方向転換)も全て肩幅に立つ
・運足は半円を描く
ここから2グループに分かれて形稽古。
大会参加組と新入会組。
新入会の生徒と四の形です。
初めての形指導。
今まで他の生徒の見様見真似で稽古させていましたが、短い時間でしたが一緒に頑張りました。
今、早連やってますが、基本技と立ち方を覚えたら”四の形”をガッツリ稽古して全体稽古に備えます。
次は、平安二段組です。
全体でひと挙動ずつ。
立ち方とメリハリ(緩急)を意識しながら。
時間配分がここ最近の課題です。
今、基本を固める時期ですが大会が近づいてくると競技に向けた稽古も必要となります。
ゆりは週に1度しかないのがジレンマ。
どないかして2回したいなぁ。
【組手】
構え方とフットワークからスタート。
刻み突きと中段逆突きを稽古しました。
「構え方」
・相手に対して身体は真横に向ける
・顔だけ正面に向ける
・前拳は肘を軽く曲げて顎の高さ
・奥拳は胸の前
・つま先はㇵの字に開く
・スタンス幅は動きやすい程度に広げる
・両膝は軽く曲げる
・踵を軽く浮かす
「フットワーク」
・上に跳ぶのではなく、浮かした踵を踏み込むように沈む
・前進する際、幅を変えず一定
・両膝の溜めは維持したまま
・動かして良いのは足首だけ
・床に接地する時間を短く
・大きくでは無く、小さく速く動かす
「刻み突き」
・軽く曲げた肘を真っ直ぐ伸ばす
・突く瞬間前足を大きく踏み込む
・突き + 踏み込み + 気合の声 で1セット
・突いた時に姿勢は真横
「中段逆突き」
・真横で構えたまま前足を大きく前に運ぶ
・突く瞬間おへその向きは正面
・突いた時、上半身は真っ直ぐを保つ
・突く瞬間、前拳で引き手を取る
・突いた時、軸足親指の腹で身体を支える
組手基本をおさらいした後、ブザーに合わせて互いに向かい合って刻み突きと中段逆突きです。
途中軽くフットワークを取りながら。
メンホーにも慣れる必要があるので防具一式つけての稽古でした。
【居残り稽古】
今日はミットを持参していましたので、ミットの打ち込みをしようと思ってましたが、
その場で生徒からのリクエストがあり形!
大会に向け平安二段です。
決して強制ではない居残り稽古。
今日は5人も参加者が!
随分浸透してきたようです!
特に覚えていてほしいこと。
第一挙動で素早く猫足立ちになる方法を指導しました。
どうすれば素早く回れるのか、コツを理解出来たでしょうか。
形競技は、始めと終わりのインパクトが特に大事だと言われています。
スピード(キレ)があって、
力強さ(極め)があって、
技の一致性(手技・引き手・軸足の張り)があれば
審判におっ!と思わせることが出来ます。
そんな細かい部分の指導をした後、形競技の所作を稽古しました。
入退場の仕方、礼、発声、目付です。
このブログを書いててひとつ忘れていたことがありました。
「歩き方」です。
立礼に角度があるのと同様に、歩き方にも歩幅や腕を振る角度があります。
次回指導したいと思います。
試合当日、堂々と演武出来るよう経験を積み自信をつけさせたいと思います。
ゆり道場では、空手道に興味をお持ちの方を引き続き募集しています。
習い事として武道を選ばれる理由に「礼儀作法を学ばせたい」が良く挙げられます。
私が開設を志した理由のひとつに、地域社会への貢献がありました。
空手教室を通じて私の元に集まってくれた生徒に、将来社会に出て必要とされる・愛される人材になれるよう想いを込めて人間教育を続けています。
・自ら進んで挨拶が出来る
・靴ならべが出来る
・人前でお手本を披露出来る
・敬語でお話が出来る
・人の手助けが出来る
・落ち着いて人の話が聞ける
・リーダーシップの発揮
普段の稽古の中から、生徒にいろんなこと問いかけることで思考させ行動に移させています。
青少年育成に武道はホントに良いと思います。
ぜひ一度ゆり空手にお越しください。
※来週から南館「多目的ルーム」で稽古します!
(ブログの告知カテゴリーに教室までの道案内があります)
教室のものを勝手に触らない!
階下が図書室なので、稽古以外では騒がない!
この2つを守ってね!
こんにちは!
今年に入り空手道に関心をお持ちの方から、数多くお問合せを頂き大変賑やかに稽古させてもらっています。
開設1年目の2022年は10名。2023年に入り既に2名仲間入りです。
今日も新たに女の子が体験会に参加してくれました!
中には事情により、ご縁を結ぶことが出来なかったこともありましたが、彼女のこれからの空手道人生がより良いものになりますよう心から願っています。
さて体験の女の子とともに、早連スタート!
正座の仕方から座礼・立礼へと移り、拳の握り方・引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払いです。
ドンドン生徒も合流して、お手本を見せてくれる自慢の生徒たちです。
こんなに素直で可愛い生徒達と空手が出来てホントに幸せです。
今日のメニューはこうでした。
1・サーキットトレーニング
2・筋トレ / 体幹トレ
3・固定式基本
4・形
5・組手
6・居残り稽古(組手)
【サーキットトレーニング】
ラダー・ハードル・マーカーを配置し、軽快に駆け抜けます。
ラダー:シャッフル
ハードル:ラテラル
マーカー:フットワーク
組手はスピード感と反射神経が必要ですので、サーキットは持ってこいです。今日は寒かったし。
次回はアジリティ高めのメニューで反射神経を刺激したいと思います。
スピードトレとアジリティを交互にやっていこうかな。
【筋トレ / 体幹トレ】
2人ペアとなり腹筋・背筋・腕立て伏せ・スクワット正面蹴りを10本。
お腹をカチカチに鍛えて突きをもらっても唸らないようにしておこう。
発見しましたよ。
しっかりと胸を床につけ、誰よりも深く腕立て伏せを頑張る生徒を!
いつの間にか、力がついてきたのでしょう。体幹でもキラリと光るものがあります。
今日はプランク・V字プランク・2ポイントプランクでした。
この生徒の持ち味は、真面目で一切手を抜かないこと。
自らの限界に挑戦してくれます。
”最後の敵はいつも自分自身”
私はこの言葉で自分を奮い立たせています。
ストイックに頑張れる生徒にはシンパシーを感じてしまいます。
筋トレは280回、体幹は76分です。
【固定式基本】
平行立ちのポイントをスラスラ答えてくれるようになってきました。
親指を真っ直ぐに向け肩幅に立ちます。
膝を少し緩め、母指球に体重を乗せます。
・引き手
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
・四股立ち突き
・正面蹴り(平行立ち)
・正面蹴り(基立ち)
生徒が前に立ち、号令をかけてくれますのでピンポイントで修正を加える事が出来ますね。
正面蹴りのポイントを事前に伝えた上で稽古しますが、膝頭がどうしても天井を向かず上手くいきません。
鼠径部の詰まりを取る動きを挟み、もう一度正面蹴りにトライ!
上手くいきましたね!
本人が違いを感じたことだと思います。
股関節が硬い人(四股立ちで膝が内側に向く)は、今日教えた動作をお風呂上りに取り入れてみてください。
四股立ち突きも頑張ってついてきます。途中から数えましたが50本軽く超えてましたね。
しんどくても腰を落として頑張れる生徒は、伸びしろありです。
自分に負けない強い気持ちを養おう!
【形】
4月の審査・5月の北区大会で打つ四の形・十二の形・平安二段を稽古しました。
30分の形稽古の内15分間、全体で合わせます。
・基立ちと前屈立ちの違い
・常に肩幅
・運足のスピード
・手技 / 引き手 / 軸足の締めを揃える
この後、個別稽古に移ります。
時間の都合で全員回れませんでしたが、指摘されたことを自分で意識し修正出来れば上達していきます。
教わったことを忘れずにしてほしいと思います。
今日の指導の中で特に大事にしてほしいところは
【前屈立ちの時の帯の高さ】
基立ちとの違いを出せるようにね。(長さのこと)
基立ち :浅く(軽く前膝曲げる)
前屈立ち:深く(前足の指が隠れる位膝を曲げる)
【組手】
5月の大会に向け、防具をつけて稽古に臨みます。
試合に近い感覚で稽古することで、違和感を緩和するのが狙い。
また防具の脱着、帯なんかも自分で準備出来るよう心がけよう。
おっと!
ゆりの審査目安に書いてますが、白帯の内に自分で帯を締めれるようになってないとオレンジ帯は受けさせませんよ。
(会員ページに目安を添付していますのでご覧ください)
一列に並んでフットワークとバックステップです。
フットワークのコツは、上に跳び跳ねるのではなく足首だけで前進します。
寄せ足せず同じスタンスで行うことも大事です。
フットワークを終えたら次はブザーに合わせ刻み突き。
今度は、上段突きを2本突くワンツーです。
上段 / 中段のワンツーとは異なり、顎の高さを狙います。
刻み突き(真半身)
上段逆突き(真身)
スタンスは深く潜る中段とは違い、その場で前足を2回タップする感じ。
2本目の突きで極めますので、最後は引き手を大きく取る意識です。
一人ひとりミット打ちして本日の稽古を終えました。
これまでに道場で稽古した技はこんな感じ。
・刻み突き
・中段逆突き
・ワンツー(上段 / 中段)
・上々(上段 / 上段)※今日のね
・フットワーク
・間合い
北区大会に向けこれから2種類の蹴りを稽古します。
蹴りが終われば、防具フル装備で試合形式に移っていきます。
(さっきメンホー届いたよ)
※組手競技に出ない生徒は、形競技に向けて頑張ろう!
【居残り稽古】
予めリクエストがあった組手を頑張りました。
間合いの出入りから、刻み突きに入る練習(先週のおさらい)と中段回し蹴りです。
今日の座学はこちら
・蹴り方のコツ
・蹴りの利点
・蹴りの間合い
ざっと1時間弱だったでしょうか。
居残り稽古終了後、やり切った感溢れる笑顔を見せてくれるのでこちらも癒されてます。
来週も組手やろかな!
※ブログを書いてる途中、体験会に来てくれた方から入会の連絡をいただきました!
心を込めて指導に当たらせていただきます!
こんにちは!
今年に入り新入門の生徒も続き、開設1年足らずで12名と賑やかに稽古させてもらっています。
新入門の生徒向けに、最近取り入れた早出稽古の効果も出だして、この後の全体稽古にスムーズに入っていけるまでに成長しています。
主に礼儀作法と固定式基本です。今日も少し早めに道場入りした生徒も混ざり良い雰囲気です。
現在の生徒の割り合いは御覧の通りです。
【男子】10名
幼児:2名 1年生:3名 2年生:5名
【女子】 2名
幼児:2名
学校の体育館なので充分なスペースがありますし、午後から4時間使えますので2部練習にも柔軟に対応出来ます。
引き続き生徒を募集していますので、伝統空手に興味をお持ちの方がおられましたらご連絡をお待ちしています。
体験・見学をされ雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。
1・サーキットトレ
2・筋トレ / 体幹トレ
3・固定式基本
4・形
5・組手
6・居残り稽古(組手)
【サーキットトレーニング】
久々のサーキットです。
過去のブログを振り返ると、最後にやったのは桜の宮小学校に移りたての頃でした。
目的はこんな感じ。
・ラダー:シャッフルと2イン2アウトで敏捷性UP
・ハードル :ラテラルで腸腰筋を鍛え、股関節回りの柔軟性UP
・マーカー:組手構えでジグザグに走り抜けることで、ボディバランスUP
楽しいですね!
楽しく稽古することは何より大事ですが、正しいフォームを意識しないと効果が薄れてしまうので、よく聞いて・よく見て稽古しよう。
ラダーはつま先立ちとなり、スピードを出すこと。
ハードル(ラテラル)は横向きになり、「腕を大きく振り 足は膝を高く」です。
マーカーはジグザグに速く抜ければオッケー、スイッチしながらの方が速ければそうしても構いません。
【筋トレ / 体幹トレ】
腹筋・背筋・腕立て伏せ・スクワット正面蹴り
パワーは形競技にも無縁ではありません。迫力のある突きの源は力強さです。
猫背のように姿勢が悪いと形では不利ですので、背筋で姿勢を正し、
スクワットで下半身強化に繋げています。
今日で270回目です。
今日の体幹はプランク・V字プランク・サイドプランクでした。
今日も言いましたが、力がつくのはプルプルしだしてから。
辛い時間帯から踏ん張れる人になってほしいところ。
こればかりは本人の気持ちの部分です。
あと、無意識だと思いますが頑張ってると思いこんでいる生徒もいてますが、正しいフォームでやってれば1分間はもの凄く長く感じるし、しんどいです。
話し声が出てるようではきっと追い込めてません。
まずは昨日(先週)の自分に勝つよう心掛けてください。
(体幹だけじゃないよ、全てにおいてね)
73分経過。
【固定式基本】
今日はいつもより少しだけ強めに。
生徒には伝えましたが、空手を上手になりたければ基本は避けて通れません。
基本に沿った正しい立ち方や技が寝ていても出来るくらいじゃないといけません。
これまでは、さあここから!ってところでお終いにしていましたが、開設スタートと同時に入門した生徒は1年経つこともありますので強度を上げました。
・引き手
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
・正面蹴り
・前屈立ち(上段突き・中段逆突き)
・四股立ち突き
膝を軽く曲げ、平行立ちとなり母指球に重心を乗せます。
技のスピードを高める方法は、脱力することと引き手のスピードを上げることです。
いつもどおり固定式基本を進め、次は左前屈立ちを取ります。
左上段突きをほんの少し半身を取り顎の高さに突き、次の号令で中段逆突き。
これは右腰を正面にぶつける事で腰のキレを生む稽古です。
途中屈伸を入れながらひたすら続けます。これも真剣にやればしんどい稽古です。
キレを生みながら足腰も鍛えています。
四股立ち突き
過去にも取り入れていましたが、今日はとても多くこなしました。
糸東流の四股立ちをまずしっかり覚えること。
・足首の向き(45度)
・腰の落とし具合(鼠径部と膝が緩やかな角度に)
・幅(膝頭と足首が縦一直線)(基立ちから拳3つ分)
・肩甲骨の意識(猫背にならない)
・上体(前傾せず壁に背中をつける感じ)
自分に負けずしんどい基本稽古に本気で向き合ってほしいと思います。
以前はブーブー文句でてましたが、今日は歯を食いしばって頑張っていたと思います。
四股立ちで強い足腰を鍛えよう!
【形】
四の形・十二の形・平安二段
四・十二で移動スピードと転身を毎回確認しています。
この2つの形で身体の使い方を覚え、基本形に繋げていきます。
平安二段では、最後の四股立ちの入り方を入念に指導。
気合の突きの後の入り方です。
コツは基立ちから四股立ちの高さにスッと落とし転身します。
4回四股立ちが続きますが、
1回目と2回目
3回目と4回目
の四股立ち移動のコツも稽古しました。
更にスピードを上げるコツは進行方向に前膝を抜くとともに移動足を同時に寄せて一気に追い抜くこと。
試合に向けた部分練習の要素が高くなってきました。
5月の大会に向けて平安二段を打ちこもう!(4月の審査もあるよ)
【組手】
前回はお休みの生徒が多く同じ稽古メニューです。
「間合い」と「反応」です。
黄信号の間合いで、出入りします。
注意点は出入りのスピード、素早くタッチして素早く戻ります。
近づいてのんびりしていると、攻撃を食らってしまうので機敏に動く意識を持たなければいけません。
これから組手の対人稽古を増やしていきますので、相手の攻撃の間合いを外せるようになろう!
出入りから刻み突きを出しますが技は突いて終わりではなく、引き手を取って成立します。
つまりこうです。
突く
↓
突いた手を引く
↓
スイッチ
↓
バックステップ
(ここまでが突き)
間合い(距離)を図り刻み突きを出す稽古でした。
もうひとつ。
反応の練習です。
組手は相手の動きだしに反応して、防御(間合いを切る)したり技(カウンター)を出します。
反応出来なかったら、相手に技を極められてしまいますので反応しなければいけません。
ラダーやアジリティトレで敏捷性を高めていますが、ここに繋がります。
私が台となり、一人ずつ中段カウンターです。
対戦相手が前に動きだしたタイミングで、素早く潜る練習。
いわゆる「後の先」
相手が反応出来ないスピードで技を極めることを「先の先」
相手の動きだしに反応して先に技を極めることを「後の先」
と呼びます。
今日はこの2つを稽古しました。
かなり組手競技に近い稽古です。
この感覚が掴めると組手が楽しくなること間違いなし!
形と比べ組手は自由度が高いので、エネルギーが爆発寸前の男の子向けかな。
【居残り稽古】
事前にリクエストがあった組手を行いました。
2人の生徒とみっちり30分程度でしょうか。
ブザーに合わせ刻み突き・中段逆突きです。
ピンポイントでそれぞれ癖を修正しながら、数をこなします。
動きが良くなってきたところで、お互い向かい合って刻み突き(中段逆突き)をだし合います。
2人は、1年前の道場開設から通ってくれている生徒です。
真っ白な状態で入門した生徒がここまで成長してくれて指導している私は感激です。
せっかくなので、まだ道場で教えていない技をひとつ。
上段逆突きです。
挙動を2つに分けじっくり練習しています。まだまだこれからですが、自分の技になるまで稽古を重ねてほしいと思います。
組手で優位に立つには、
①技の引き出しが多い
②相手に考える時間を増やす
この2つがあれば勝つ確率が高まります。
①は技のバリエーションが豊富だと相手は何が来るか分かりません。
単発の技から連打、蹴りです。生徒の習熟度に合わせ増やしていきます。
同じ指摘を受けているうちは、出来るまで繰り返します。
もっといろんなことを覚えたいなら、同じ指摘を受けないよう自宅で反復練習をしてほしいと思います。(形・組手・基本)
②は、単調なリズムの中から技を機械的に出すだけでは試合中、相手は慣れてきて出す技に反応出来るようになります。
パッと動いたりピタッと止まる事でリズムを変えたり、
突然スピードが変わったり(緩急)、
スイッチしたり、
手や足のフェイントがあったり、
前後左右にフットワークしたり、
斜めから攻撃に入ったりすることで、
相手は考えることがいっぱいになり次第に反応が遅れます。
組手競技は、
反射神経が高いこと(反応力)
相手が嫌がることが出来る(駆け引き・リズム感)
これに尽きるのではないでしょうか。
来週も居残り稽古を申し込まれています。
次は、緩急や前後左右のフットワークを教えたいと思います。
※たくさん写真を撮っていただき感謝しています。
いつもありがとうございます!