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2022年8月20日 (土)道場稽古19
こんにちは!
いつもより少しだけ早く道場入りしてモップがけ。
隅々まで掃除していると見つけました!開封されていない状態のクーラーが4台も!
ありがたいですね。
さて本日のメニューです。
・ストレッチ
・体幹・筋力トレ
・固定式基本
・移動式基本
・形試合所作
・形
・居残り練習【形】
【ストレッチ・体幹・筋トレ・お尻歩き】
サラッとストレッチを終え、通算3回目の体幹/筋トレです。
体幹では、ピンと姿勢を伸ばしながらフォームを整えます。初めて取り入れた時と比べて、フォームもキレイになり辛抱も出来るようになってきました。
筋トレも同様に良い感じ。体つきがどんな風に変化するか、今から楽しみです。
お尻歩きも足を床に置いたことで、腰を左右に動かせるようになってきた感じです。
おっと!今日はスクワットを忘れ正面蹴りをしてしまいました。
【体幹7分30秒:筋トレ各30回】
【固定式基本】
中段横受け
上段揚げ受け
下段払い
正面蹴り
四股立ち突き
前屈立ち/基立ち
・引き手で極める意識が足りない
・両手が一致していない
これは審査までに修正したいところ。
中段横受けにしても肩の高さで受けず、顔の高さで受けています。本人はちゃんと出来てるつもりなんでしょう。
次は鏡の前で、本人に気づかせてあげようと思います。
【移動式基本】
腰に両手をあて基立ちで運足の練習です。
移動足は半円を描き、雑巾がけします。また軸足を締める感覚を全員で練習しました。
運足の次は、実際に突きます。
まずは追い突き。
移動足が着地した後に(ほんの少し遅れて)突きを入れますが、ポイントは引き手はいっさい動かさないこと!
全体的に移動中、我慢できず手が動く傾向にあります。
丁寧に丁寧に説明を重ね、移動基本に移ります。
足 → 腰 → 手の順番に下半身から連動しています。
この後は、前屈立ちになり逆突きで移動です。初登場でした。
【形試合所作】
今日一番時間を割いたのは入退場の所作。
父兄の方にご協力いただき、旗を持ちコートの四隅に座ってもらいます。
名前を呼ばれたら元気よく
①:手を上げてハイっ!
と返事です。開始線まで入場し、
②:お互いに礼
③:正面に礼
赤紐の人から順に大きな声で、
④:形名を発します(四の形、もしくは十二の形)
主審の笛の合図とともに、演武を開始です。
形を打ち終えたら
⑤正面に礼
対戦相手の形が打ち終わるまで、開始線でじっと待機です。
主審の笛の合図とともに、4隅の副審が旗を揚げ勝敗が決まります。
⑥正面に礼
⑦お互いに礼
⑧まわれ右して退場
【形】
対戦相手と並び、試合を想定した形稽古です。
最初から最後まで自分のリズムで形を打つ練習です。
方向転換時の手技の使い方を全員で練習しました。
あっという間に2時間が過ぎました。
【居残り練習】
1時間弱だったでしょうか。3人残って形練習です。
ある生徒に伝えたことですが、手技・引き手・軸足を一致させると、形の見栄えが変わります。
ぜひ取り入れてもらいたいポイントです。
さあ!明日は修交会大会。
結果も大事ですが、大会に向けて努力を重ねたプロセスの方が大事だと私は思います。
初めての大会に頑張って挑戦し、試合を終えて戻ってきたお子さんを、暖かく迎えてあげてください。
※審査申し込み期日は27日です。受審される方は忘れずに提出してください!
(1日、本部に提出します)
2022年8月6日 (土)道場稽古18
こんにちは!
本日も試合と審査に向けたメニューを準備です。
意識高く集中出来ていたと思います。
稽古に対する取り組み方がとても良くなり、態度も意欲も良くなってきています。
私の小言も減りますので、稽古が中断せず良い具合に進行します。
先週の稽古から取り入れた、体幹と筋力トレーニング。
筋力トレーニングの積み重ねで力強い「極め」が生まれ、体幹の強化で「軸」を作ります。
地味ですが、みんなで楽しく乗り越えます。
腹筋・背筋・腕立て伏せ・スクワット正面蹴りを各10本 (トータル20回)
プランク・サイドプランク*2・ツーポイントプランク*2を各30秒 (トータル5分)
これから回数をカウントしていこうかな。
おっと、お尻歩きが抜けていましたね。
基本練習に移ります。
突きや受けを繰り返しますが、まだまだ引き手への意識が足りないところが修正点です。
両手で技を極めることを忘れないでね。
目線が低くなったり、肩に力が入りすぎてもいけません。
最終的に形は基本の組合せですので、この基本稽古を怠ると次のステップに移れません。
見様見真似で始めたところから、次は先生の言葉を頭の中で整理して動きに繋げれるようになるとステップアップしますね。
今日そんな姿勢が伺える生徒が確かにいてました。考える習慣がつくと行動に変化が現れます。今後が非常に楽しみです。
基立ちと前屈立ちの使い分けは、もっと思考が必要です。
使い分けの前に、2つの立ち方の違いを説明出来れば、より理解が早まると感じます。
普段から先生のお話を聞いていれば、必ず答えられるはずです。次回から質問攻めしよう。
四股立ち突きも、疲れてくると膝が緩んできます。ここは連帯責任。ひとりでも手を抜くと全員で最初からやり直しです。
空手で必要な筋肉は、空手の稽古でしか身につかないと思っています。手を抜かず全員で乗り切ろう!
コロナ禍でなければ円になり大きな声で稽古したいところです。手を抜いていれば一発でバレてしまいますので。
・つま先の角度は45度
・足首と膝は床に対して垂直
・腰の高さは高すぎず低すぎず中間
・上半身は真っ直ぐ
基立ちからの正面蹴りも審査に出て来ます。
ポイントは抱え足と引き足を取ること。抱える膝の高さはおへそです。抱えられない生徒が大半です。
原因は股関節のつまり。今日しなかったですが、つまりを取る方法を説明します。
床に座り片足を∞(無限マーク)に振ってみれば、つまりが取れますのでビフォーアフターしてみて下さい。
※審査では基本動作を言葉で伝えるだけです。
手取り足取り見本を見せてくれません。
例えばこうです。
「右足下げて左前屈下段払い!」
「前に出て右追い突き!」
こんな具合です。
先生の話をよく聞きなさいと、毎回言っている理由がここにあります。
道場では、隣をキョロキョロ見て真似をする生徒がいてますが、隣の子が間違っていれば自分もつられてしまいます。
集中あるのみ!
小休止を沢山はさみながら、四の形・十二の形です。
全体で四の形を合わせたあと、2グループに分かれて形です。
繰り返し特訓です。回数を重ねるごとに上達を感じます。
今日一番伝えたかったこと、突きは足を運び終わったあと、少し遅れて突きます。
もっと細かく説明すると、技は下半身から上半身に連動しています。
具体的には、足の着地の後、腰が入り、手技と繋がります。(足→腰→手の順番です)
次回、移動基本をメニューに加え改めて説明することにします。
8月9月はこの調子で乗り切ってもらいたいところです。
四の形グループからも楽しそうな声が聞こえてきていました。
普段から厳しい私より、優しいお姉ちゃん先生が良かったのかも。
どれくらいやったでしょう?1時間近く最後まで頑張っていました。
やっぱり大会や審査等、明確な目標があると違いますね。とても良いことだと思います。
最後は10分だけですが組手です。
今日は自宅から沢山ミットを持ってきました。
ペアになって中段突きの練習です。とても楽しそうに組手の練習に励んでいました。
男の子はやっぱり好きなんでしょうね。思いっきり突いたり蹴ったりが。
審査用紙を受け取った生徒は、これで終わりではありません。ちゃんと自覚を持って稽古に励んでください。
まだ用紙をもらえなかった生徒もこれで終わりではありません。あと2回稽古日があります。
しっかり今日習ったことを忘れずに頑張ろう!
全ての稽古が終わったあと、居残り稽古です。今日は6人も自主的に参加してくれました。
十二の形を30分程度でしょうか。少人数ですとアドバイスも時間を割けます。サウナ状態の中、トータル2時間30分やり切りました。
※居残り稽古は終了するつもりでしたが、もう少し続けてみたいと思っています。
子供たちがやりたい事を自由にできる時間にしたいと考えていて、
その日残った生徒の中からランダムに一人選び、基本・形・ミット・ラダー・筋トレ・体幹トレ等から、その子がやりたいメニューを残った生徒全員でやってみようかなと。
楽しくも真剣に取り組める空手教室を目指して試行錯誤したいと思います。(1カ月間くらいは続けてみようかな??)
※今日もお母さま方とコミュニケーションを図ることが出来ました。大会・審査についてや、こっそりあげている形動画をご覧になられた方から、感想を頂いてありがとうございました。次の動画に反映させたいと思います。
2022年7月30日 (土)道場稽古17
こんにちは!
開始前に審査会についての説明を。
館が定める審査基準の他に、ゆり独自の基準を設けています。
白帯ですと挨拶や靴ならべ、集中力や落ち着いて人の話が聞ける等、稽古に対する取り組み方がほとんどです。
緩んだ状態で稽古に入ると、さっきまでの延長で隣の友達とおしゃべりしたり、集中しきれないことがありましたので、
審査基準について大事なお話を予め伝え、稽古に入りました。
それなりの効果は得られたと思います。集中力を持って稽古出来ていたと思いますので。
目に見える変化はすぐには現れませんが1年後位でしょうか身体操作がスムーズに行え、形がガラッと変わる事を信じて今日から新たなメニューを追加です。
1・筋力トレーニング (腹筋,背筋,腕立て伏せ,スクワット正面蹴り)パワーとスピードをUPし、形全体の強化に繋げます。
2・体幹トレーニング (プランク,サイドプランク,ツーポイントプランク)腹筋とインナーマッスルの強化で形における極めを高めます。
3・骨盤トレーニング (お尻歩き)骨盤と股関節を緩めて、腰を自在に操り、形におけるキレを高めます。
せっかくなので、号令を生徒にかけてもらい筋力トレーニングを全員で各10回です。稽古の意図を説明しますが??ですね。地道な練習が何に繋がるかは追って説明するとしよう。
次、体幹トレーニングです。これは軸の強化。王道メニュー3つです。30秒/1セットですが、2セットはしたいところ。
最後はお尻歩きです。骨盤操作が出来るようになれば、形がレベルアップします。上手な子はこれを自在に操れます。
結局のところ、形は突然上手くなるものではありません。動ける身体作りを経て、基本稽古を繰り返すことで磨かれていくのだと思っています。
上達に近道は無いと思います。半年なのか1年かかるのか、私にも分かりませんがブレずに続けていきたいと思います。
継続は力なり。1年後どれだけ変化しているか今からとても楽しみです。
※動画で撮っておくと後で観返して面白いかもしれないですね。
次、審査項目に向けての稽古も開始です。
無級の審査でも、「基本」・「形」・「組手」が入ってきます。
「基本」
突き、四股立ち突き、正面蹴り、前屈立ち/中段横受け → 基立ち/追い突き
正しい立ち方、正しいコースを突けているかを審査しています。
今日初めて学んだ四股立ち突き。
四股立ちはホントにしんどい立ち方ですが、ここで膝を緩めることなく頑張ることが大事です。
せっかく空手を習っていますので、歯を食いしばってやり抜く強い精神を養ってもらいたいと思っています。
空手って地味で毎回同じ事しますし、しんどいし辛いし我慢せな怒られるしですが、諦めない粘り強い子に成長していってほしいと願っています。
しんどい事から逃げないでやり抜く子は、将来どこに行っても通用するはずですので。
前屈立ち/中段横受け → 基立ち/追い突きは、立ち方の使い分けを理解しているかを観ています。
口酸っぱく説明しているので、出来ていてほしいところですが、、まだまだですね。
普段四の形を稽古しているせいか、ほぼほぼ全員立ち方が基立ちです。
頭の中で、切り替えがまだ出来てないようですね。
「形」
四の形・十二の形を打てなくてはいけませんので今日から、十二の形を稽古です。(会員ページに動画入れてますので自主練に役立ててください)
繰り出す技は四の形と同じで、基立ち/追い突き/中段横受けです。ポイントは後ろ(背中)回りで270度回転が入ること。
驚きです。集中力が高まると覚えられるようです。これにはビックリです。
四の形を初めて稽古した日のことを、昨日のことのように、はっきりと覚えていましたので。
大会や審査に間に合う感触を得ました。
「組手」
正しい構えの中からフットワークし、技が出せるかどうかです。刻み突きを少々。
今日は、新たに学んだ技は「中段逆突き」です。
さて通常稽古終了後は、新たな取り組み「居残り稽古」です。
せっかく時間が余っていますので、形稽古です。1年生2名参加してくれました。
30分くらいでしょうか、熱心に頑張っていました。少人数ならではのマンツーマン、沢山時間が割けます。
ちゃんと新しい形が打てるまでになっていました。
居残り稽古の後は、先日のブログ「ドキュメント 長谷川空手スクール」で触れたとおり、父兄とのコミュニケーションは大事な要素のひとつ。私もそこは同感です。
私の理念である、「生徒の良いところをみつけ褒め、修正点をアドバイスする」ことを本人とお母さまに伝えました。
こうやってコミュニケーションを図ることで、より空手に理解と興味を深めてもらえたらと思います。
これからも三位一体で頑張りたいと思います。
追記:このブログをUPした後、校長先生とお話する機会がありました。体育館クーラーの件、間違いではありませんでした。この夏に間に合いますように!!
2022年7月23日 (土)道場稽古16
こんにちは!
何を聞き間違えたのでしょうか。体育館に空調工事をすると聞いており、今日から冷房が効いた中で快適に稽古が出来ると思っていましたが、、
大きな勘違いだったようです。
暑くて倒れそうです。
さて本日のメニューです。
動(静)的ストレッチ 10分
固定式基本 15分
移動式基本 30分
組手基本 20分
形 40分
いつものように、座礼/黙想で心を落ち着かせます。が、、入り方をしくじりました。
前回の稽古がものすごく集中出来ていたので、振り返りをしてから稽古に入るべきでした。
グルっとランニングをしたあとストレッチ。ここはいつもと変わらず。
うつ伏せ(仰向け)ダッシュと反応のアジリティで、身体を起こします。
固定式基本はいつものように、突き・引き手・中段横受け・上段揚げ受け・下段払いです。
ひとつ受け技を増やそうと思っていましたが、どこか集中しきれていない感じがしましたので、今回は見送ることに。
移動式基本では、前回少しだけ触れた腰の入れ方を改めて説明。移動基本を通じて運足を学び、締めの感覚を掴みます。
ドンっ!と踏み込まず、足で雑巾がけするイメージで進み腰を入れます。
骨盤を自由に動かせるようになれば、逆腰を入れたりと自在に操れるようになり、その結果形競技でキレのある動きに繋がります。
次回から、骨盤操作に繋がるメニューを取り込みたいと思います。
次、組手基本です。
前回に引き続き、もう一度構え方の説明です。
構え方とフットワークが出来ないうちに、技の練習に入るとメチャクチャになってしまうので、丁寧に説明です。
今日のポイントは、
1・フットワークは「飛ぶ」のではなく「沈む」
ほんの少し浮かした踵を踏み込むイメージ。
飛んでる瞬間は無防備です。攻撃は出来ませんし、当然防御も出来ません。
2・前後移動する時「歩幅は変えない」
動かして良いのは足首だけ。足全体で移動すると、動きを察知され相手に反応されてしまいます。
構え方の説明中、「後ろの肩を前の肩で隠し相手に見せない」とサラッと触れたのですが、組手稽古が終わり休憩中に1年生の生徒が、
なぜ後ろの肩を見せてはいけないのか、質問にやって来ました。
分からないことを分からないままで終わらせないところに関心しましたね。とても嬉しかったです。
答えは、後ろの肩が見えてしまうと身体が開くので、自分の正中線を相手に晒してしまうからです。
最後は形です。
大会で打つ形を全体で数回あわせ、個人練習に移ります。体育館が広いので思いのまま稽古が出来ます。
その間、一人ずつ呼び出し短い時間ですがマンツーマン。
長所を褒め、修正点を伝えます。アドバイスをどれだけ理解/意識して一人で稽古出来るか。形稽古はこれに尽きます。
最後はまた全体で合わせて終了です。
・突きの位置は水月 肩の力を抜く
・歩幅は一定に保つ(長さと幅)
・おへそは進行方向に向ける
・目付は前(常に仮想の敵)
・力まず動きを滑らかに(力をこめるのは受け(突き)の瞬間だけ)
・転身(向きを変える際)中段横受けの準備をしながら
・拳(手首)を立てない
・技は引き手で極める
・発声は腹の底から
・形の始まりと終わりに礼は必ず
各人にかけたアドバイスです。
自宅で練習する時に、意識してもらったら必ず変わります。
2022年7月9日 (土)道場稽古15
こんにちは!
桜の宮小学校は先週から明日まで、空調工事のため体育館は使用出来ません。7月は2週続けて体育館が使えませんので、今日は別場所で稽古です。
前日に押えることが出来たのでアナウンスも無し。生徒だけでみっちり2時間頑張りました。
今日は1年生の集中力がとても高く6月までの姿とは別人でした。一生懸命な目つきで最後まで気を緩めることなくやり切りました。
いつの間にか幼稚園児の雰囲気も抜けていて、春先の頃を思い出すと少しだけ寂しい気もしましたが、生徒が真剣なら私も全力投球です。
生徒全員が聞く姿勢、稽古に励む態度、集中力全てが過去最高で、ホントに中身の濃い稽古が出来たと思います。
集中力が保てた要因は冷房ガンガンで快適やったからかな?
桜の宮小学校でも楽しみですね。この調子でゆり道場を引っ張っていってもらいたいと思います。
さて本日のメニュー ざっとこんな感じです。
・ストレッチ(10分)
・固定式基本(15分)
・移動式基本(20分)
・組手基本 (20分)
・形 (40分)
毎回、座礼 / 黙想 / 道場訓から始まります。少しずつ道場訓も覚えだしてきましたね。
道場をグルっとジョグした後、ストレッチに移ります。この辺りはルーチン化しましたね。
【固定式基本】
いつも同じことしてますが、基本で間違った癖をつくと修正するのが困難です。なので真っ白なうちに正しい基本を身体に染み込ませます。
中段横受け・上段揚げ受け・下段払い受け・左右正面蹴りです。
今日の指摘は、「技は引き手で極める」です。
どうしても、受け手(突き手)側の意識が高くなりがちですが、引き手を強く取ると技が極まります。
もう少しつけ加えるとすると、
・肩の力(余分な力)を抜く
・技を極める瞬間に力をこめる
【移動式基本】
両手を腰にあて、基立ちでひたすら移動基本です。
幅や長さ、運足の意識が芽生えたところで、次は実際に突きを入れます。
稽古を始める前に、移動基本の目的と注意点を事前に伝えました。
するとどうでしょう。ひとつ移動する度に、皆頭で考えながら意識しだします。思考を働かせながら稽古しています。子供達の成長を感じた瞬間です。
考える癖がつくと、回りが気にならなくなります。
回りが気にならなくなると、集中力が上がります。
集中力が上がると、学んだことをスポンジのように吸収していきます。
今日のポイントは、足を運んだ後ほんの少しだけ遅れて突きをだすことです。
こんな細かい部分を意識して稽古出来ました。これは今までに無かったこと。
【組手基本】
基本や形と違って組手は思いっきり身体を動かしますので、楽しいと思います。実際に早く突きや蹴りの稽古に移りたいと思いますが、今はまだ「基礎固め」です。
パッと組手の構えが出来てからです。
構え方のおさらいをしながらフットワークを交え「刻み突き」です。
最近スタートした組手稽古。じっくり基礎を固めていきます。
今日のポイントは、「懐を深く」です。
前拳の位置が身体に近くては、相手の突きを前で捌くことが出来ず突きをもらってしまいます。
また、よーいドン!で相手より速く突くには、どう構えれば良いかを説明しました。
【形】
さあ!形です。
自宅稽古していたのでしょう。大幅に上達していました。びっくりしましたね!
短い時間ですが、一人ずつ呼び出しマンツーマンです。それぞれ異なる苦手とする部分を丁寧にアドバイスです。
その間、皆黙々と自主練です。
最後に形を打ちましたが全員揃いましたね!!
涙が出る位に感動しました。
生徒の頑張りで、良い誕生日になりました。
サンキュー!