こんにちは!
先週と比べあまり寒さは感じませんでしたが、暖房MAXでお出迎え。
少し早めに道場入りして入会したばかりの生徒とともに基本稽古をしていますと、早出組が表れました!
嬉しいですねやる気の塊です。
一緒に合流して軽く汗を流したあとは、平安初段をチェック。
その時感じたことを説明し、部分練習に移ります。
猫足立ちの軸と手刀受けの細かい部分を指導です。
結果、技を出すスピードが以前と比べ上がりました。
コツは準備の時間を出来るだけ短くすること。
手刀受けは2挙動で技を出しますが、1挙動目を出来る限り早く出すことと、半身で極めること。
あと、親指の第一関節を曲げること。
意識高く稽古に励んでくれますので、すぐコツを掴みます。
良い感じの自主連だったのではないでしょうか。
短い時間でも集中していますので、成長を感じます。
早出は新入会の生徒中心に時間を割きますので、自主練の位置づけが強めですがチラチラ観ていますので来てくれると嬉しいです。
(新入会生徒の早出が落ち着きましたら、ガッツリ向き合います。12時30分頃には居てますよ)
おっと、免状授与からスタートでした。
初めての審査挑戦、初めての免状です。
とても嬉しかったことと思います。今日のこの気持ちをいつまでも忘れず黒帯目指して頑張ってほしいと思います!
1・神経系トレ
2・脳トレ
3・筋トレ / 体幹トレ
4・固定式基本
5・形
6・組手
【神経系トレ】
今日もラダーで身体を温めます。
シャッフルに似た2イン2アウト。
違いを説明し2種類頑張ります。
稽古前に遊ばず(おしゃべりせず)集中して説明を聞くように伝えていましたので、2つの違いを理解出来たようです。
良い感じで駆け抜けていきます。
1月から種類を増やさず続けていましたので、気分転換にひとつ追加。「スタックアウト」です。
ラダートレでリズム感がついてきましたので、ぎこちなさも少なくスッと入ってこれるようになってきました。
簡単に説明するとパーチョキ。
簡単そうなので、少しずつリクエストを加え難易度を上げていきます。
チョキの足を左右入れ替えたり、
チョキの足を片足ずつ折りたたんだり、
チョキの足を逆の手でタッチしたり、、
運動神経が明らかに上がってきていますね。
この調子です。
プレ期に覚えた運動は忘れることはありませんので、私の知っていることはひとつ残らず伝えていきたいと思います。
【脳トレ】
皆で横一列となりグーパー。
途中手足をバラして脳トレです。
スムーズに出来る生徒が増えて来ました。これも繰り返し行う事で出来るようになるはずです。
【筋トレ / 体幹トレ】
スクワットの姿勢に拘り筋トレも各260回です。
空手の突きは下半身からの力を拳に乗せます。
イメージは下半身(足) → 腰 → 突き(手)
手だけで突いても威力がありませんし、どこか薄っぺらです。
下半身(と肩甲骨)の力を突きに乗せます。
それくらい下半身は大事だということ。形を頑張りたい生徒は下半身強化は必要不可欠。
色帯になってくると、四股立ちの移動基本やチューブなんかも入ってきますよ。
体幹トレは、プランク1分・V字プランク1分・バックフルアップ1分です。
強烈にキツいV字プランク。
生まれたばかりの馬の赤ちゃんのようにプルプル震えている生徒も。
それだけ真剣に頑張ってる証拠ですね。
70分経過。
【固定式基本】
今日も生徒に前に立ってもらい基本稽古です。
とても集中出来ています。
短い回数でバシッと決めてくれました。
平行立ちとなり、膝を少し緩めます。(答えてくれた生徒がいてました)
もうひとつの注意点は母指球に重心を載せること。
これで安定感が増します。
突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い受け・左右正面蹴り。
変わらずずっと続けていますので、みんな上手くなってきています。
今日のアドバイス:
【技は引き手で極める】
【正面蹴りはつま先を起こす】
【正面蹴りは上足底で蹴る】
【形】
四の形・十二の形・平安二段です。
受けから突きに移る際、軸足を前方へ速く動かすだけで形の雰囲気がガラッと変わります。
形に必要な要素の中に、キレと極め、パワーがあります。
キレとは動き出しの速さのこと。
手技のスピード(今日の自主練ね)の他に、運足の速さも含まれます。
この運足が抜群に速い生徒を発見。これには驚きました。移動足に不要な力感がありません。
せっかくなので、みんなの前でお手本を披露してもらいました。
人の良い部分はしっかり真似しよう!
動き出し(初動)の速さでキレをだし、ビタっと止まることで極めをつくります。
素早く動いて、ビタっと止まる。極めの瞬間、手や足がビヨ~ンとならないようにね。
これが出来る生徒を育てたいな。
今日のアドバイス:
【四股立ち移動は頭の高さを変えずに】
【極めの瞬間、軸足の膝頭を真下に向ける】
【軸足つま先の角度は30度】
良い感じになってきたなー
【組手】
今日のテーマは、距離を測り突きを極める。
信号の色に例えて説明です。
これは組手をする上でとても大事なお話。
100%MAXで聴いてもらいました。
全員低学年の生徒なので、分かり易く信号の色で説明です。
・お互いの拳サポが触れ合う距離:赤信号(とても危険な距離)
・前拳と前足だけ1歩踏み込めば、相手の拳サポにタッチ出来る距離:黄信号
・前拳と前足だけ1歩踏み込んでも、相手の拳サポに届かない距離:青信号
【勘所】
動かすのは、前拳と前足だけ。後ろ足も前に動かすと相手との距離が詰まるので技をもらってしまいます。
前拳で接近(駆け引き)しますが身体の軸はそのままなので、相手との距離は実はそのまま。
これを間違ってしまうと失点に繋がります。
私たちの空手は「黄信号」で組手します。
黄信号の中から、駆け引きし技を極めます。
実際にペアとなり、駆け引きの中から刻み突きを出す練習を30分間行いました。
繰り返し行うことで、後半段々と出来るようになってきました。
跳びこむタイミングを身体で理解してきたのでしょう。
これも神経系トレ(脳トレ)の効果かと思います。
フットワークは、前 → 後ろ → 前 → 後ろ → 前・前(刻み突き)!
間合いの出入りから放つ刻み突き。
スイッチしながら引き手を取ってバックステップ。
ここでも、キラッと光るセンス溢れる生徒を発見。
皆の前でお手本を披露してもらいました。
垂水区大会では、突き手が短く(チョン突き)ポイントを獲れませんでしたが、今日の突きなら大丈夫。
1年足らずで立派な刻み突きです。
稽古を重ねる度に成長していく生徒と真剣に空手していると、嬉しくて楽しくて可愛くてたまりません!
今日の入り方は、試合で使えますので忘れないように引き続き頑張ろう!
※北区大会の申し込みがありました。来週防具を持参しますのでサイズ合わせします!
※私が撮影した分をインスタに、頂いた写真をブログ用に使わせて頂きました。いつもありがとうございます。
こんにちは!
昨夜は予定が続けて入っていたのでブログを書けませんでした。
ブログを書くことで、昨日の稽古がどうだったか自分で振り返ることが出来ます。
予定通りメニューを消化出来たか、違うアプローチの方が伝わりやすかったのか、もっと効果的な稽古方法があったんじゃないか、
自問自答しながら次回のメニューの組立てに役立てています。
1・神経系トレ
2・脳トレ
3・筋トレ / 体幹トレ
4・固定式基本
5・形
6・組手
7・居残り稽古
【神経系トレ】
今日もラダーでシャッフルです。
大部分の生徒がリズム感が出て来ました。
シャッフルをここ最近続けていますが、以前メニューに取り入れていた2イン2アウトとごっちゃになる生徒がいます。
これは注意が必要ですね。
ラダートレ全般に関するコツを記します。
1・つま先で駆け抜ける
2・床との接地時間を短く
3・上半身の安定感
またスピードを求めるあまり、身体を左右に振りながら駆け抜ける生徒もいますが軸を保ちながらです。
ただ脳からの指令がスムーズに身体に落とし込めていますのでこれからの組手が非常に楽しみです。
【脳トレ】
脳トレと空手とが、なかなか結びつかないかと思いますが
頭の回転が速くなると、瞬時に判断力がつきます。
これもラダー同様に組手競技に繋がります。
コーナー際の攻防、相手の攻撃をかわす時、カウンターを合わす時、とっさの判断に活きて来ます。
一瞬の判断・反応速度を上げるトレーニングです。
今年に入って続けているラダーを使ってのグーパーに加えて、新たにひとつ追加。
両手ジャンケンです。
右手(左手)が勝つと決めたら、一定のリズムで3回続けて勝つだけ。
これが案外難しく、良い感じで脳を刺激してくれます。
これもとっさの判断が必要な時に活きて来ます。
攻防が激しく行われる組手競技では、立ち止まってゆっくり頭で考えてる時間はありませんので、頭の体操は効果が高いと考えています。
何回も何分間も余裕で続けれるなら、ラダーでグーパーしながら出来たら凄いことになりそうですね。
稽古が単調にならないよう、新しい刺激をどんどん投入したいと思います。
【筋トレ / 体幹トレ】
腹筋・背筋・腕立て伏せ・スクワット正面蹴りを毎週10回ずつ頑張っています。
スクワットは上半身の軸を保ちながらです。前後に振っていてはいけません。蹴りは上足底で鞭をしならせる感じで。
今日で250回です。かなり数をこなしてきました。
次は体幹です。
プランク・サイドプランク・2ポイントプランクも1分間ずつ頑張ります。
お腹がプルプルしだしたら効いている証拠。
ここから先が体幹力がつくところですので、ここで崩れず持ちこたえれるようになってほしいところです。頑張れ!
形が上達する願いを込めて、通算で体幹を67分間続けています。
【固定式基本】
新たに立ち方について説明したことを記します。
1・平行立ち
2・両膝は突っ張らず膝頭を少しだけ緩める
3・親指付け根(母指球)に重心をのせる
立ち方が後傾(踵重心)していると力強い技が出せませんし、突き手を正面から押されると後ろに倒れてしまいます。
これも意識ひとつです。
突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い受け・基立ち正面蹴りでした。
先週に引き続き、前に生徒が立って号令をかけてくれるので一人ひとり回れますので、より細かい指導ができ大変助かります。
開設1年弱の新米道場ですが、生徒が前に出てくれるまでになりました。
こうして振り返れば、着実に成長してるんだと感じます。
ゼロから創りあげるやりがいを感じています。
この日は夜、免状を受け取りに本部道場にも顔を出しました。
私も生徒とともに、その場基本で汗を流しました。
四股立ち(下段払い) → 前屈立ち(逆突き)
猫足立ち(横受け) → 猫足立ち(逆突き)
新鮮な稽古でした。外からの刺激をゆりに持ち込みたいと思います。
【形】
四の形・十二の形・平安二段です。
形は挙動順に打つだけではなく、始まりの礼から拘ります。
背筋を伸ばし指先まで緊張感を張り巡らせ、表情も作ります。
角度と目付けにも拘った立礼にも注意を払い、発声は喉から出さずお腹から。
言われるまでも無く出来るようになってほしい必要最低限です。
形競技に挑む生徒には、これらに加え入退場の仕方や雰囲気作りまで指導していきます。
道場の指導形である、四の形で正しい立ち方、技の一致性を確認します。
まだ基立ちと前屈立ちが身体で理解出来ていません。
立ち方を頑張ろうと意識するあまり、必要以上に縦に長くなりこらえきれずに後ろ足を継ぎ足しています。
必要に応じて移動基本も取り入れなければいけませんね。
それでも、転身後の幅は改善されてきたように感じます。
先週に引き続き、平安二段は試合のリズム感で形を打ちます。
形を間違う生徒もちらほらいてますが、稽古がまだまだ不足しています。
今年の審査も決まっていますが、時期が来れば誰でも自動的に受けれる訳ではありません。
ゆりは週に1度しか稽古日がありません。
平安二段も含め順番があやふやな生徒には審査用紙は渡しませんので受審したい生徒は、自宅練習を行ってください。
稽古当日に少し早めに道場入りしてもらっても構いませんし、居残り稽古の申し出も大歓迎。マンツーマンでガッツリやりますので。
(自分からやる気を見せてくれる生徒には、前でも後でもお付き合いします)
全体稽古についていくには、足りない分を補うそれなりの努力が必要です。
【組手】
刻み突きを出すフォームの確認からスタート。
なぜ真半身なのか、真身がなぜいけないのか。
この説明に時間を割き、2列となり向かいあっての稽古に移ります。
まだメンホーを持っていませんので、10㎝手前でコントロールです。
緊張感持って取り組んでいましたので、ケガが無くホッとしています。
【居残り稽古】
こちらから生徒を捕まえて、平安二段です。
この日指導したことを記します。
1・立ち方(前屈立ちと基立ちの区別をつける)
2・突きの位置(肩の高さでは無く、みぞおちを突きます)
3・演武線(突きから四股立ちに移る挙動)
4・第一挙動の打ち落とし(丸く円を描くように)
居残り稽古に入門してくれることを願ってます。
(早出でも良いよ)
※近日中に、5月北区大会の情報をUPします。
腕試しに持ってこいの大会だと思いますので、全員で挑戦しよう!
奮ってご参加ください!
※写真を提供していただきありがとうございます!
感謝!
こんにちは!
自宅前は雪が積もって真っ白です。
車を出すのが怖かったですが、ビビりながらも何とか到着。
早めに道場入りして暖房MAXで体育館を温め生徒を待ちます。
入会したばかりの生徒や体験会に来てくれた女の子と、礼儀作法から学びます。
30分弱ですが、正座・座礼・立礼・拳の握り方・突き・引き手・中段横受けでした。
集合時間よりも30分前倒しでスタートし、この後の全体稽古にスムーズに入っていけるように工夫してみました。
また来週来てくれたら嬉しいです。
1・神経系トレ
2・脳トレ
4・瞬発力トレ
5・筋トレ / 体幹トレ
6・固定式基本
7・移動式基本
8・形
9・組手
【神経系トレ】
前回お休みの生徒がいましたので同じメニュー「シャッフル」です。
流れるように駆け抜け、どんどん運動神経が上がっています。
ラダーによって得られるリズム感や瞬発力は、組手競技に活きてきます。
スポーツ全般の基礎となる運動神経をラダートレで能力を上げ、組手基本で技を磨き、対人稽古で技を出すタイミングとコントロールを覚え、試合形式でルールを学んでいきます。
【脳トレ】
手足のコーディネーショントレーニングです。
今日は全員揃ったのでラダーを使ってグーパーです。
コツは緩やかなリズムで進めて足はずっとグーパー。手だけ1回動かすのをお休みします。
今日初めて挑戦する生徒がいましたが、説明を一度聞いただけで一発で出来た生徒がいました。
これには驚き。
ポテンシャルの高さを感じてしまいます。
脳が身体に指令を出しますので、ぎこちなさが生じて普通ですが力みも無く自然に出来てしまいます。
何で出来るんだろう、、
【瞬発力トレ】
腕の反動を使って、1,2の3でカエル跳びジャンプです。
1で両腕を前に振る
2で両腕を下げてしゃがむ
3で斜め前方にジャンプ!
コツは、2で「つま先立ち」
3で「背筋を伸ばす」です。
目的は瞬発力UP
これも組手の競技力向上に繋がります。
遠間からの跳びこみと一瞬のスピードで相手との間合いを詰めますので、組手競技においては瞬発力は必須のスキルです。
2の床を蹴る動作は、刻み突き・中段突きのどちらにも共通します。
知らず知らずに突きの練習にも繋がっています。
先週からあまりの寒さで身体が温まるメニューを多く取り入れています。
テーマは引き続き「楽しみながら身体を動かす」です。
神経系や瞬発系で動ける身体作りをすることで、組手好きな生徒が増えると嬉しいな。
【筋トレ / 体幹トレ】
初めての体験生と筋トレのペアを組む先輩生徒君。
私の代わりに、自分の言葉で手取り足取り教えてくれ、少しずつ人のお世話をする経験を積んでいます。
先輩に優しく教えてもらった経験が次、自分自身が入ったばかりの後輩に優しく教えてあげれるようになると思います。
人のために何か出来ることを進んで行えるような、心の豊かさ・精神の成長を育む場所こそが私の想う道場の”あるべき姿”です。
今日で筋トレは各240回・体幹は64分です。
久しぶりに体幹をプランク・サイドプランク・2ポイントプランクに戻しました。(意味はありません)
おっと、スクワット正面蹴りを忘れてしまいました!
来週20回!
【固定式基本】
今回も立候補してくれた生徒が前に立ち、大きな声で基本稽古を進めてくれます。
その間、私は全体を回れますし何よりも体験生に教えることが出来ます。
ここ最近の上級生の心身ともに成長する姿を見せてくれて、頼もしく感じるとともにホントに助かっています。
立ち方・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・左右正面蹴りでした。
【移動式基本】
猫足立ちの説明です。
真剣な眼差しで聞いてくれています。
新しい形を覚えるのは楽しい事ですが、正しい立ち方が出来なければ形競技では旗が上がりませんし、帯の色が濃くなるにつれて審査合格も難しくなります。
ポイントを記します。
1・猫足立ちの長さ
2・猫足立ちの幅
3・下半身の向き
4・軸の位置
5・脱力
6・前足の使い方
この辺りを指導しています。
腰が前にでたりとまだまだ不十分ですが、一生懸命が伝わってきます。
一人ひとりが、頭と身体で理解出来るまで何度も言葉で意識付けし、稽古に入るよう心がけています。
【形】
わずか1分少々の短い時間に、自分の持てる力を100%発揮するのが形。
凛とした佇まい
美しい姿勢
集中力
戦わずして勝つほどの気迫と眼力
私が形が好きな理由はこういうところ。
立礼の角度、発声、残心にも拘ります。
四の形・十二の形で技の一致性を確認します。
一番初めに覚える形ですが、順番を覚える事がゴールではありません。
形を覚えたら次はここに意識をおきます。
・初速のスピード(キレ)
・転身のバランス
・常に基立ち
・技の一致性
・ビタ止まり(極め)
・軸の位置
・力の抜き差し
・逆腰
・呼吸
今日のように懸命に取り組む姿を見せてくれれば、私の要求レベルも上がってくることと思います。
ひとつ気になったことは演武中は顔に汗が流れても拭いてはいけませんし、顔に虫が止まっても払ってはいけません。
今日注意し損ねましたが、次から指導したいと思います。
次、平安二段です。
私も生徒と同様に、試合のリズムで形を打ちました。
どう感じたでしょうか。淡々と同じリズムで打っていた形と違いを感じたことと思います。
勘違いしてはいけないのは、スピードを上げたとしても正しい立ち方と技が出せる事が前提条件です。
雑になってはいけません。
基本に忠実且つ試合で勝てるよう精度を高めていけるように指導したいと思いますので、信じてついて来てほしいと思います。
【組手】
僅かな時間でしたがフットワークからの刻み突きです。
ブザーが鳴ったら前に跳びこみ突きを繰り出します。
カエル跳びジャンプの瞬発系トレがここで活きます。
ジャンプがここに繋がっている事に気づいた生徒は、稽古に対する取り組み方に変化が訪れるのではないでしょうか。
遊んでいるように見えて、ムダなことはなにひとつやってません。
遠くに跳ぶには「溜め」が無ければいけません。
質問にもスパッと答えてくれていて大満足です。
フットワーク → 刻み突き → スイッチ を無限ループでした。
こんにちは!
組手道着一枚で稽古しましたが、なかなかの寒さです。
今日も早めに道場入りし、暖房・ラダー・マーカーを設置して生徒を迎え入れる準備です。
2週続けて形稽古を見送っていましたので、時間を多く割いた事と身体を温めるアップもガッツリ取りました。
1:神経系トレ
2:脳トレ
3:反応トレ
4:筋トレ・体幹トレ
5:固定式基本
6:形
【神経系トレ】
ゴールデンエイジ期の生徒達の運動神経を上げるには、ラダーはとても効果的です。
トレーニングの目的は「動きやすい体を作る」・「自分の体を思ったように動かせる」
目で見て、頭で考えて、体を動かすことで脳が活性化され身体の調整力が高まります。
12才で完成されると言われる神経系はやはり優先して行わなければいけません。
「神経系トレーニング」とは、別の言葉で「伸張反射」と言い、神経から筋肉への伝達スピードを高めるトレーニングです。
伸張収縮の速さが早いと、組手競技において優位に立つことが出来ます。伸張収縮の速さをコントロールしている部分が「神経系」にあたり、神経から筋肉に伝わり動きが行われます。
そのため、「カウンター!」という神経(脳)からの指示に対して筋肉への伝達スピード(伸張反射)が求められる組手競技には必須のスキルです。
つまり脳からの指令を身体が瞬時に理解し動きに繋げられる能力です。
今日は、「シャッフル」です。
例のごとくフラットマーカーで足運びを理解し、ラダーで脳を刺激します。
脳からの指令を身体が素早くキャッチ出来るようになっています!
複雑な動作なのに段々ぎこちなさが消え、流れる様に駆け抜けていきます。
この時期に覚えた動作は一生ものです。
運動神経が爆上がりしていることが感じてもらえたことと思います。
【脳トレ】
同じくラダーを使ったコーディネーショントレーニングです。
手足をグーとパーで揃えながら進み、途中で手と足をバラバラにし、ひとつの動きに捉われないようにする練習メニューです。
私も久しぶりにやってみましたが、何とか身体が覚えていました。
簡単そうで簡単ではありませんが、これも一生ものです。
「変換能力」と呼び、ラダーの途中で手足の動きを切り替えたり同調させる能力を養います。
要するに、手と足を途中で別々のことを行います。
【反応トレ】
赤・青・黄・緑のコーンを十字に配置し、指示された色に素早くタッチするゲームです。
松宮以来でしょうか。初めての生徒が多かったな。
これは、反応(反射神経)を高める練習メニュー。
慣れてきたあたりで、赤なら青のように、指示された色の反対色をタッチ!
これも脳トレのひとつです。
目まぐるしく攻防が変化する組手競技において、ゆっくり頭で考えている時間など無いに等しく、素早い身のこなしや瞬時に状況判断をしないといけません。
今日の私のテーマは楽しく空手する!でした。
アップにはもってこい。
マスクをつけながらは大変息苦しいですが、20秒7セット程度でしょうか。
楽しみながら全員で良い汗かきました。
ラダー・脳トレ・反応トレどれも好評だったので、ローテーションで継続しようかなと思います。
【筋トレ・体幹トレ】
筋トレも230回、体幹に至っては1時間越え!61分経過です。
腹筋の号令もテンポを少しだけ速めましたが、なんとかついてきました。
リクエストがひとつ。
スクワットする時の姿勢を真っ直ぐに保ち正面蹴りしてほしいかな。
【固定式基本】
今日は、生徒に前に立ってもらい固定式基本です。
このやり方であれば、ぐるぐる回りながら生徒一人ひとりに、その場で指導出来ます。
道場開きから1年経たずでここまで来ました。
固定式基本は、ほぼ毎回メニューに取り入れてきたこともありどの生徒も頭と身体で理解出来ています。
一人ひとりに対する指導の密度を高めて、どんどん精度を上げていきたいと思います。
突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い受け・正面蹴りです。
今日の指摘事項を記しますので、今後の参考にしてください。
前回説明しましたが、今稽古している「基本」が全てといって過言ではありません。
形は基本の組合せです。
正しい基本が出来ないと、審査は受審出来ません。(受けても落ちます)
また、形競技では勝つことも難しいでしょう。
年始に目標を書いてもらいましたが、色帯を目指すなら基本、形を頑張りたいなら基本。
基本ありきです。
正しい立ち方・正しい突き・受けです。
1・拳は親指で2本の指を締める
2・突きのコースは正中線且つみぞおちの高さ(肩の高さでない)
3・平行立ちは肩幅程度に広げ、ピンと伸ばさず膝を少し緩める
4・中段横受けは肩の高さ
5・中段横受けは手首を曲げない
6・上段揚げ受けの準備は肘の向こう側でバッテンを作る
7・正面蹴りは前膝を緩めず蹴る
【形】
今年初の形稽古。
底冷えする体育館で形稽古をして集中力が保てるか心配でしたので、その間組手の基本に沢山時間を割いてきました。
先週から室内シューズ着用ですので久々に形です。
ひと挙動ずつ全員で四の形。転身の際の足の運び方を集中して稽古しました。
要するに向きを変える前も後も足の幅は肩幅に広げます。
上手く出来ない時は、サーカスの様に綱渡りしている感じになってしまいます。
肩幅に回れるようになるだけで、形が劇的に変化します。何度も言いますが立ち方は、超重要です。
同様に十二の形も行い、次は平安二段です。
平安二段は全員覚えていますので、精度を高めるべく立ち方を徹底的に指導です。
猫足立ちは、身長(足の長さ)によって一人ひとり異なります。
今日は自分自身の猫足立ちの長さを測る方法と軸の位置、カッコ良く魅せる方法を説明しています。
自由に打たせていた時の猫足立ちと、指導後の猫足立ちに大きな違いが見受けられました。(手応えを感じました)
自宅で出来る猫足立ちの練習方法も指導しましたので、自主練頑張ってもらえると嬉しいな。
4月の審査や5月の大会に挑戦する生徒もいることでしょうし、平安二段を鍛えたいと思います。
来週、猫足立ちを覚えているか確認します。
ダメならまた猫足立ち。
出来ていれば四股立ちに移ります。
猫足立ちと四股立ちは、これから覚える全ての形に例外なく出て来ますので、ここは全力で教えますので集中して覚えてほしいです。
さあ!明日は今年最初の特連。
いつもと違う場所や指導者、初めて行う練習メニューに戸惑うことだらけだと思いますが、まずは空手を楽しむことです。
「好きこそ物の上手なれ」
こんにちは!
今日は生憎の雨降りでした。
先週の稽古始めから入会してくれた生徒とともに、少し早めに道場入りし礼儀作法を勉強しています。
座礼・立礼・正座の仕方・拳の握り方・突き方・挨拶等をゆっくりと。
この後の全体稽古にスムーズに入っていけるように頑張っています。
これまでの学びを振り返ってみましょう。
道場での挨拶は「押忍」
押忍の意味は、感謝・尊敬・忍耐の意味が込められています。
武道とは道場訓にもあるとおり、「礼に始まり礼に終わる」世界ですので挨拶を大切にしてください。
日頃の挨拶を習慣化することで相手を敬う心や尊敬する精神を育みます。
道場に入室したら必ず指導者の下へ行き、押忍!と元気よく挨拶です。
道場だけでなく、特連や審査・試合会場でも同様です。
空手に限らずどこに行っても言える事ですが、「自分から挨拶」出来る人になろう。
自分から行うことがポイントです。
正座の仕方は「左座右起」
途中、踵をお尻に乗せ「跪座」となり正座します。
(座る瞬間に襲われたとしても、すぐに立ち上がれるためです)
正座とは相手に敵意の無い座り方を表しますので、猫背にならず姿勢良く行うようにね。
立礼は、
結び立ちとなり体側に両手をあて、お辞儀します。角度は約30°程度。
太腿の裏側やふくらはぎがピリピリっと感じる辺りで止めます。
更に美しくする方法ですが立礼と同時に、お尻を後方へ突き出すと良いでしょう。
目付は真下では無く、1~2メートル先。(敵の気配を察知するためです)
礼法はより美しくなる様拘っていきたいところですね。
習い事に武道を選んだのですから、立派な挨拶や座礼・立礼が出来る人に育てていきたいと思います。
本格的に組手の稽古に入った頃には相手を敬う心について教育していきたいと思います。
そうこうしていると、生徒が続々集まってきました。
暖房があるとはいえ真冬の体育館は冷えますので今日から室内シューズ着用としました。
そういえば下の娘も入会したての頃、しもやけとなり5本指の靴下で稽古してたなー。
1・ジョグ / 筋トレ / 体幹トレ
2・神経系トレ
3・固定式基本
4・組手
5・居残り稽古
開始前に練習態度について少しばかりお話しを。
稽古中・待機中の私語についてなぜいけないのか、初めての生徒もいますので改めて説明しました。
真剣な眼差しで聞き入ってくれていましたし、最後まで集中力が途切れませんでした。
お話の意味をちゃんと理解してくれていて嬉しかったな。
【ジョグ / 筋トレ / 体幹】
ジョグで身体を動かし柔軟で身体を伸ばします。
その後、腹筋・背筋・腕立て伏せ・スクワット正面蹴りに移ります。
腹筋を鍛える事で中段を打たれても唸らずに済みますし、背筋を鍛える事で猫背予防となり美しい姿勢を保てます。形を頑張るなら姿勢の良さは必須です。
腕立て伏せをする事でパワーと極めが増しますし、スクワットで下半身強化する事で安定したドッシリした形が打てるようになります。
頑張った事は全て自分の身体に返ってきますので、楽しみながらも自分で追い込んでほしいと思います。
大きな声での号令も慣れたものです。とても頼もしいですね。
今日でそれぞれ220回、体幹は58分です。
【神経系トレ】
ラダー上に数字が書かれたフラットマーカーを置いて、素早く動くトレーニングです。
今日は2イン2アウト一択。
フラットマーカー大正解です。
足を運ぶ順番が記されていますので、皆スピードが上がっていきます!
初めてのラダーのはずなのに、スピードが加速します!
全員スピードが爆上がりしてましたので、来週別メニュー準備しよかな。
【固定式基本】
突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い受け・正面蹴り
いつものメニューです。
空手はホントに同じことの繰り返しですが、今学んでいる基本がピシッと出来ると「形」が上達していきます。
基本も形も打って打って打ちまくって精度を高めます。
飽きるかも知れませんが飽きてもやり続けます。(ほんまに飽きると面白くないのでメニューは変えますが)
「奥義は基本にあり」・「上達に近道なし」です。
ゆりは週に1回の稽古しかありませんので、自宅で立ち方と基本の練習をしてもらえると嬉しいな。
・正しい突き・受けのコース
・引き手の位置
・手技のタイミング
・力感
・手首の角度
・拳の握り方
・平行立ちでの膝の緩め具合
・呼吸
こんな細かい事を拘って自主連してくれたら上達間違いなしです。
そういえば、今日下段払い受けで手首の角度について初めて追加注文しましたね。
(来週覚えてるか楽しみです)
【組手】
・フットワーク
・刻み突き
・中段逆突き
・上々(刻み突き + 上段逆突き)
・ミット
前回も伝えましたが、組手構えが出来ないと先に進めません。
基本に忠実に正しく構えるように意識して下さい。
全員で一列になり、その場で刻み突きを繰り返します。
今日の学びは突いた時の姿勢について。
真半身(真横)の状態で構えて、真半身のまま突きます。
組手競技はパワー勝負ではなく、スピードを競い合います。
相手より速く突きを相手に届かせないといけません。
長く速い突きを出すための、真半身です。
その後の突き方を観ていますと、真身(真正面)がなぜいけないか、しっかり伝わったと感じました。
次、中段逆突きです。
素早く相手の間合いに潜り込み、突きを極めます。
ポイントは、
1・前足の脱力(突っ張らない)
2・軸足の母指球で身体を支える
3・突く瞬間おへそを正面に向ける
4・軸足の膝は床につけない(すれすれ)
5・前拳の使い方
1:
無駄に力むと上体を深く沈めることが出来ません。相手の刻み突きを”潜る”イメージです。
2:
軸足の親指の腹で支えます。
やっちゃいけないのは、足の裏がひっくり返って上を向いてしまうこと。
なぜいけないかは、もう少し基本が上達して教わる技が連続攻撃に移った時に説明します。
もうひとつ母指球より「踵」は後ろ側ではなく、前側に向けると距離が伸びます。
3:
真半身で構えたまま、前足を相手に侵入させ突く瞬間に腰を切り真身になります。
刻み突きとは逆で、腰を切る事でより遠くを突くことが出来ます。
4:
突く度に膝を床にぶつけると、膝を痛めてしまいます。
5:
突き手では無い方の使い方は2パターンあります。
①相手の刻み突きを想定した突き方
②引き手を利用した突き方
①は「後の先」と呼び、相手の攻撃に反応して相手より先に技を極める事を指します。
相手の刻み突きの軌道を逸らしながら、自分の逆突きを極める方法です。
②は「先の先」と呼び、相手の攻撃よりも速く自分の攻撃を極める事を指します。
固定式基本でも触れていますが、技のスピードを上げる方法は、シンプルに引き手を速く取ること。
これでスピードアップします。
①と②どちらでも構いません。2通り試してみて自分がしっくりくる方を選んでみてください。
上々
要するに上段のワンツーです。
上段 + 中段のワンツーとは違い、2本とも相手の顎めがけて突きます。
前足を2回その場でタップを踏み同タイミングで突きます。
素早く打ててなんぼの技です。
強い(上手い)選手は、このワンとツーの間を狙ってきます。(カウンター)
まずは今日稽古した上々を出せるようになれば、もっと速く突く方法の説明に入りたいと思いますので、忘れずにしていてください。
かなり時間をかけて刻み突きと中段逆突き、上々を稽古し実際にミットを打ってみることに。
しんどい時間帯でしたが、大きな声で食らいついてきます。
段々活気のある空手教室になってきたように思えます。
体力的(精神的)にしんどくなった時に諦めて手を抜いてしまうか、もうひと踏ん張り出来るかでいろんな事が大きく変わってきます。
先生の目を見てお話が聞けていたし、今日は全員ホントに良く頑張ったと思います。
始めにも触れましたがゆり空手は、単に技を教える教室だけではなく精神力を鍛える場でありたいと思っています。
歯を食いしばって、地味で辛い稽古を乗り越えた人だけが達成感・満足感を得られます。
生徒には、寒稽古の意味についても説明しましたが精神の鍛練のために行っています。
あの寒さを乗り越えられれば、少々のことでは動じることは無いと思います。
【居残り稽古】
今日は2名参加。
じっくり30分かけて平安初段です。
挙動は覚えていますので、細かい部分を修正していきます。
・一人ひとり異なる猫足立ちの長さ
・膝頭の向き
・軸の置き方
・レの字立ちからの作り方
・抜き方(落とし方)
・美しく魅せるコツ
立ち方だけでも最低限これだけ拘ります。
まだまだ手刀受けに入る「準備」が”あやふや”なので次回キッチリ修正していきます。
生徒から形について、いろんな質問が飛んできましたので記しておきます。
指導形:四の形・十二の形
基本形:平安初段・二段・三段・四段・五段
第一指定形:バッサイ大・セイエンチン
第二指定形:ニーパイポ・松村ローハイ
自由形:糸東流は43種類
流派は”糸東流”(しとうりゅう)
糸東流の開祖、摩文仁賢和先生は首里手の糸洲安恒先生と、那覇手の東恩納寛量先生からそれぞれ学び、両名の頭文字を取り糸東流と名づけられました。
心武館で覚える最初の形は、四の形・十二の形で、4大流派のひとつ糸東流は全日本空手道連盟基本形(二)となります。
基本形(一):剛柔流
基本形(二):糸東流
基本形(三):松濤館流
基本形(四):和道流
また、全空連が定める糸東流の形は43種類あります。
一番難しい形を質問され「チャタン」と答え、たまたま形道着だったこともあり久々にチャタンとアーナンを打ちました。
この子達が高学年くらいになったら、自由形打ってるかも知れませんね。
その日が来るのを楽しみにしています。