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2022-11-12 22:41:00

2022年11月12日 (土)道場稽古29

こんにちは!

 

なんとっ!

金曜日会社にスマホを忘れたので、今日の稽古は写真ありません、、

 

はじめに、12月の審査について説明を。形を覚えていることは当然のこととして、出席率・道場での態度・ゆり独自の基準(帯の色に見合った振る舞い)をクリアしていないと審査の用紙は渡しません。

大会や審査を目前に控えていますので、スイッチを入れなくてはいけません。

日々の稽古で思うことがあり、前回から少しずつ生徒に役割を与えてみることに。

2年生2人に手伝ってもらい、生徒を整列させてもらってます。慣れてくるとテキパキ指示が出せる様になることでしょう。

私の負担も減るし、仲間を纏めるリーダー的な統率力が自然とついてくることを期待して。

 

 

では本日のメニューです。

1:動的ストレッチ / 筋トレ / 体幹トレ

2:固定式基本(白帯審査向け)

3:形

4:組手

5:居残り稽古

 

 

1・動的ストレッチ

2列に並び動的ストレッチです。なにやったかな?ランジ・四股立ち・足上げだったでしょうか。

ゆり道場では腹筋・背筋・腕立て伏せ・スクワット正面蹴りを各10回行います。

腹筋を始めた頃は、お腹の筋肉が無い事から道着を握って10回するのがやっとでしたが、今では号令のスピードを速めてもついてくるようになってます。

通算130回です。

体幹トレは、両肘・両つま先を肩幅に広げてプランクを1分間。

身体を横向きにし肩肘とつま先で立つサイドプランクを左右で1分間。

うつ伏せになり逆突きの要領で片手片足をピンと伸ばす2ポイントプランクを左右で1分間。

今日までで34分間行いました。丹田(おへその下)に止まれっ!と指令を送ると良いよ。

 

 

2・固定式基本

審査会に向けて白帯が当日とほぼ同様のメニューです。

平行立ちに立ち、その場で中段突きです。これはずばり正しい位置を突けているか観ています。

まだ肩の高さを突いている生徒がいます。何度も言ってますが意識ひとつです。同じ注意を受けないようにね。

今日、初めて伝えた事が引き手を取る位置について。引き手を両脇に取りながら、上からコンコン叩いて柔らかい所が丁度良い高さ。

肘と手首は「地面と平行」になるように。あまりここを指導していなかったこともあり、引き手を高い位置で取ることが癖付いた生徒がいるので今後この高さで行います。(ごめん)

 

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ひととおり、中段横受け・上段揚げ受け・下段払い受けを行い、左右正面蹴りです。

抱え足と引き足をしっかり取れているかを観ています。

次、その場基本。

基立ちで前後に一歩ずつ移動します。

左中段横受け (上段揚げ受けあり)→ 右追い突き

右中段横受け (上段揚げ受けあり)→ 左追い突き

これは、正しい運足(半円)と基立ち移動(同じ幅・同じ長さ)出来ているかを観ています。

畳一枚分のスペースがあれば、基本練習は自宅でも十分出来ますので審査に向けて頑張ってみてください。

ただやるだけじゃなくて、何を意識するかで上達スピードはホントに違ってきます。

間違った基本稽古を回数だけこなしても、かえって悪い癖がつくので注意してね。

少ない回数でも良いので、道場で教わったとおり審査や試合に向けてコツコツやる習慣をつけてほしいと思います。

 

 

3・形

今日はどちらかと言うと審査に向けた内容に偏ってしまいました。

試合形式で、2人ずつ演武します。

 

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ピンポイントでアドバイス出来るメリットがある反面、各人打ち込む数が足りません。今日この方法を取ったのは、人の形を観て学ぶこと。人が受けているアドバイスを聴くこと。

かなり時間を要しましたが、やはり打ち込む量が足りませんでした。次回は大会直前なので以前のスタイルに戻します。

 

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4・組手

フットワークから刻み突き・中段突きを出します。

 

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段々慣れてきて、カッコ良くなってきました。

形と比べて自由度が高いのでみんな楽しそうです。

今日は刻み突きは縦拳で指導しました。縦で構えて縦で突きますのでその分速く突くことが出来ます。(横に捻っても良いよ)

でも中段突きは奥拳をみぞおちに縦拳で構えて、突く瞬間横に捻りますので使い分けてね。

 

軽く汗を流したあと、赤・青両サイドに分かれ入退場・礼法・所作を学びます。

 

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試合形式で実際に動き「やめ」・「あとしばらく」等を全員で経験です。

実際に動く相手に技を極める難しさが分かったと思います。

大事なのは「間合い」

近すぎても遠すぎてもダメ(黄色信号を思い出してね)突きの距離は10㎝です。

試合前最後の稽古を試合形式で行うか、打ち込みに変えるか、距離を測る練習を取り入れるか

大会に向け何が一番有効か考えておきます。

 

 

5・居残り稽古

審査の用紙をもらった生徒や大会に挑戦する生徒が、居残り稽古に参加してくれました。

空手が大好きな私はとても嬉しかったです。

審査に向けて、四の形・十二の形を打つ生徒。大会に向けて平安二段を打つ生徒。

それぞれ目標があって良いですね!

保護者の方と大事なお話があったので、たくさん時間は取れませんでしたが、これに懲りずまた残ってくれたら嬉しいです。

来週は後半に集まる生徒に合わせ、形と組手の順番を入れ替えます。

1・動的ストレッチ

2・組手(試合向け)

3・形(試合・審査向け)

の順で行います。

 

 

※ 19日は、桜の宮小学校の音楽会です。通常通りスタートしますが、16:00まで道場使えますので慌てず無理のない時間にお越しください。

 

※※ 保護者の方へ。今日配布しました用紙の件、ご協力いただける様でしたら来週頂けると非常にありがたいです。

 

※※※ 沢山写真を頂きましたので、ありがたく使わせて頂きます!感謝!(追加分の写真もありがとうございます!)

2022-11-06 20:10:00

2022年11月6日(日)谷派空手道修交会 高段者審査会 @修交会総本部道場

こんにちは!

 

今日は年に1度しかない修交会の高段者審査会でした。

2020年は、コロナ禍で開催そのものを見送り。これで道場開設は1年遅れることに。

2021年に、準公認指導員審査をここで受審。

2022年は、四段位に挑戦です。

審査は、修交会の制定する形2つに組手2試合です。

私が選択した形は、シソーチンとクルルンファ。

審査でクルルンファは初登場でしたが、シソーチンは会派初段で打ちましたので2度目です。

大した理由ではありませんが自分の中で、審査では同じ形を打たないと小さなポリシーがありましたが、分解の都合で選択しました。

理由はもはや定かではありませんが、合格を得た形の数を増やしたいみたいな理由だったような、、

完全なる自己満足です。審査費用も高額なのでリスクを冒す余裕なんてありませんが。

打ちなれた形で合格の可能性を高める方がよっぽど普通だと思います。

さて審査の方は、準公認では形2つに分解4つでしたので今回も同じだと思い、娘に手伝ってもらい分解の準備を整えていましたが、、

なんと!

分解は無く組手でした。

 

心地よい緊張感を味わいながら、ベストを尽くすことが出来ました。

 

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挑戦こそわが人生

2022-11-05 22:51:00

2022年11月5日 (土)道場稽古28

こんにちは!

 

今日は学校行事と重なったため、3人でスタート!

 

 

【動的ストレッチ → 筋トレ → 体幹トレ】

組手フットワーク・刻み突き・ジャンプ・前足上げ、後ろ足上げで身体を温めて筋トレに移ります。

腹筋・背筋・腕立て伏せ・スクワット正面蹴りです。

腹筋も遅れることなく出来ています。始めた頃と比べると全然違いますね。スピードが落ちません。

今日で通算120回目です。

体幹もプランク1分・サイドプランク1分・2ポイントプランク1分で通算31分です。

 

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【移動基本】

運足・突きを出すタイミング・極めを指導しながら追い突きです。

ポイントは正しい立ち方。

何度移動しても「同じ長さ」・「同じ幅」になるように意識することが大事です。

移動足が着地して、ほんの少し遅れて軸足の張りと一緒に手技を極めます。(突き手・引き手・軸足の張りを揃えます)

 

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・おへそは正面に向ける

・突きは正中線且つみぞおちの高さ

・軸足の向きは20度

意識してね。

 

 

【形その1】

形の途中から生徒が少しずつ増えてきました。

 

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12月の審査に向けてみっちりと、四の形・十二の形です。随分打てるようになってきました。

次は平安二段!

 

いつも以上に丁寧に丁寧に指導です。順序を覚えたら次は、より美しく。

キレイな猫足立ちになるようアドバイスです。

・軸足の踵にお尻と背中が乗る様にすること。

・軸足の付け根の力を抜き(脱力)、空気椅子に座る。

教わったことを、自宅で毎日少しだけ継続してほしいと思います。

 

 

【組手】

刻み突きのフォームが形になってきたところで、少しずつ注文を追加していきます。いっぺんに説明したら混乱してしまいますので。

今日は突きの瞬間、胸の前に構えた奥手をほんの少し後ろに引きます。

形と同じで引き手で技を極めることを説明しました。身体の使い方をひとつ変えるだけで、突きが走る(伸びる)感覚を得たのではないでしょうか。

再度説明しますが競技空手では、どちらの突き(蹴り)が先に極まるかを競います。

なので引き手を使って技を走らせた方が有利です。

 

一人ひとりフォーム固めをしたところで、次は突きと蹴りのコンビネーション!

刻み突き → 刻み蹴りです。

 

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1 :前足を軽く踏み込むとともに、刻み突き

2-1:後ろ足を半歩前に寄せる

2-2:突いた手を組手構えに戻す(両手を前におくと相手の突きをガード出来るよ)

2-3:前足の膝を肘の高さまで掻い込む

2-4:足の甲を伸ばし上段を蹴る!(気合を発する)

2-5:軸足の踵を相手に向ける

2-6:引き足を取る

3 :バックステップで残心

 

繰り返し、何本蹴ったでしょうか。トータル100本近く蹴ったかな。

今日は私がミットを持ってフォームを指導します。

組手は楽しいですね!

突いたり蹴ったり思いっきり身体を動かせますから。

 

 

来週から垂水区組は、安全に十分配慮して試合形式に入ります。

整列から礼までの所作や、ルールについても学んでいきます。

その他の生徒は、12月の審査に向け基本と形をがっつりやっていきますよ!

 

 

【形その2】

15時までの通常稽古終了後、学校行事で遅れてきた生徒たちのリクエストで平安形を初練習!

初段・三段・四段・五段を一度ずつですが皆で。

 

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初めて知る、脇構え・交差立ち・後屈立ち・浮足立ち・肘支え受け・小手受け・手刀受け・開手交差受け・掬い受け・肘受け・拳槌横払い・膝蹴り・四本貫手・裏打ち、、

あとなんかあったかな?

 

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 基本形でこれだけの受け技や立ち方を学び、糸東流指定形4種類に移っていきます。

 

気分転換したところで、大会に向け平安二段です。

今日は試合形式で臨みます。

指先の張り、礼の角度、目付け、発声を何度も練習。

スイッチが入ったのか、生徒たちも真剣に稽古に向き合ってくれます。

 

その他のアドバイスです。

1・結び立ちの姿勢では顎を引く

2・正面に座る審判の後方を睨みつけて形を打つ

3・相手と戦っているイメージを持ちながら突きや受けをだす(これ大事)

4・形は最初と最後を特に大事に

5・最後の四股立ちは3秒止める

 

 

せっかく試合に挑戦します。

試合で悔いの残らないよう、毎日形を家で練習してほしいと思います。(手技と軸足のタイミングを合わせてね)

やることやって当日、自分のベストを出し切れば勝っても負けても後悔しないはず。

 

 

もうひとつ。

同じ学年で勝ち進む上位の選手はチェックするようにね。

今後の目標が明確になります。

2022-11-02 01:25:00

劉衛流 空手形全集 第2巻

こんにちは!

 

第2巻では、

・ヘイクー

・パイクー

・アーナン

が収録されています。

 

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喜友名選手のアーナンを観て以来、一時期劉衛流ばかり練習していました。

ほんとに細かい部分ですが、四股立ちは糸東流とは立ち方が微妙に異なり、暗夜の位や山かげの構え、天地の位等独特の構え方を知り、教範やこのDVDで何度も勉強していました。

 

カメラアングルは正面・後ろ・横・上と豊富です。

また分解と解説が更に理解を深めます。

立ち方と手技の音声解説とともに佐久本先生がひと挙動ずつ演武されていますが、キレが鋭すぎて細かい部分が見えない時があります。

 

劉衛流DVDは現在のところ、この2本だけ。

まだアーナン大・オーハン・オーハン大と学びたい形が控えています。

第3巻の発売が待ち遠しいですね。

2022-10-31 16:45:00

世界王者たちの合宿 -Extra Movie編-

こんにちは!

 

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おまけです。

1:イラン式ウォーミングアップ

【練習前に行う「戦う準備」20分】

ジョグしながら、バックランやサイドステップ、カリオカ等さまざまな動きを少しずつ行います。

動きは緩やかですが、足を止めることなく20分間動きっぱなし!

次第に肩甲骨をほぐす動きを経て、次は股関節回り。ラダーでお馴染みの動きなんかも取り入れています。

身体が温まってきたところで、組手系のフットワークから、小刻みのダッシュ系に移ります。

敏捷性 + ダッシュ のあとは円になって組手フットワークからストレッチでした。

 

2:チャンピオンの技をシェアしよう(荒賀龍太郎を破った魔物・グルジアのゴギタ)

【蹴りをさばいて、片手で投げる】

相手選手が放つ中段回し蹴りを、間合いを切りながら(スイッチして)受けます。

右の蹴りを、スイッチしながら自分の右手ではたき落とし右足で足払いしながら投げてます。

足を入れ替えて左脚を軸にして足払いしています。

こわっ、、

 

3:チャンピオンの技をシェアしよう(日本が誇る天才スピードキング・荒賀龍太郎)

【下がるとみせかけて中段蹴り】

相手が仕掛けてきた時、一瞬前脚を引いて中段蹴りです。

体を入れ替えての中段蹴りでした。

相手が前に入る瞬間に入れ替えるのですから、スピードと反射神経が高くないと間に合わない荒賀選手にしか出来ない技かも知れませんね。

 

4:チャンピオンの技をシェアしよう(アジア大会軽量級チャンピオン・イランのアミル)

【前足を有効利用!コンビネーションでポイントを獲る】

前足を使って上段突きに繋げるコンビネーションです。

間合いが遠い時に使う技ですね。

前足で足払いや膝の抱え込みで蹴りのフェイントを入れ、後ろ足を1歩前(スイッチ)し、上段逆突きでした。

スイッチと同時の突きは、軽量級だけあってスピード抜群です。

またコーナー際の攻防も。

コーナー際でダッキングされるケースが見受けられます。ダッキングを防ぐ手段に前足で相手を浮かせ、突きで得点を狙うのだそうです。

ただ闇雲に突きを打っても、ダッキングで回避するのが常套手段ですが、蹴りのフェイントは確かに浮いてしまいますね。

 

5:チャンピオンの技をシェアしよう(これが常勝軍団トルコ式の技・ギョクハン)

【回り込む相手に蹴りを極める】

これもコーナー際の攻防で回り込もうとする相手に、2回蹴る技です。

まず1度中段蹴りを見せておきます。

2回目に中段 → 上段と足を降ろさず連続で蹴る技でした。

大会でも良く見かける蹴りのコンビネーションですね。

中段が撒き餌で、一瞬気の緩んだところを上段で極めます。

2つ目は予想しにくいですね。

 

 

日本人選手がヨーロッパスタイルの空手を学び、その逆にトルコ人選手が日本式の空手を知る、密度の濃い国際合宿でした。

とても良いDVDです。