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2023-03-22 12:18:00

2023年3月19日(日) 心武館特別練習会【一般部】 @垂水水産会館

いつもありがとうございます!

 

昨日は朝から一般特連。

心武館の拠点は明石(垂水)なので、何かあればこっちまで行くことになります。

イヤな予感がする初めての場所で、ナビに名前を入れてもヒットせずとりあえず垂水体育館を目指すことに。

体育館から西に向かって海沿いをちょっと走ると事前に聞いていたのでさほど迷う事なく到着。

10分程度でしょうかロスしたのは。

タッチパネルじゃないナビなので使い勝手が悪くめったに使わないので、ここ一番って時に設定に戸惑ってしまいます、、

 

今日は道場指導者も生徒となって稽古です。

久々のArawaza形道着。

ちょっと大きめの道着を選んだのでズボンがやけに長いです。

MAXで上に引っ張って紐を結んでいますが、ずり落ちてくるので敬遠していた道着です。

今日、ズボンの上から巻いてずり落ち防止してくれるアイテムを見つけ初めて使用しました。

 

さて本日のメニューはこちら。

 

1:キレを生み出す基本

2:修交会クルルンファ

3:2つのクルルンファ 修交会と全空連の違いについて

4:クルルンファ分解

5:護身術

 

 

【キレを生み出す基本】

私のリクエストに応えて頂きました。

教わった事を簡単にまとめてみますと、

・腰の使い方

・身体の動かし方

・手の使い方

・引き手の取り方

休憩の合間にスマホでメモ取りまくり状態でした。

 

道場稽古がマンネリに陥らないよう工夫も必要ですし何より、生徒にレベルアップしてもらわなければいけません。

そのためには、今回のような勉強会は私自身に必要でした。

 

まずは突き技ダブルツイストです。

突きだけで15分だったでしょうか。突きだけですよ。

これだけで汗が噴き出ます。

言葉での説明はやめて道場でアウトプットしていきますので内容は割愛します。

白帯生にはかなり難しいですし、緑帯以上になったら必要になってくるかも知れませんね。

でも帯の色に関わらず大きな大会で上位に食い込む選手は、軸が整っていたり、技の正確性だとか何か違うものを持っています。

話は逸れますが、大会に出場したら勝ち上がる選手を観察する癖をつけてほしいと思います。

勝ち上がる選手は何かが違いますので。その違いに自分で気づくことが出来たら成長するきっかけとなります。

 

・下がって受けて 前に出ての突き

・三方突き

これも長い時間をかけて何本もダブルツイストで繰り返します。

ダブルツイストが得意な選手はバッサイ大の最大の見せ場、横払いからの突き / 受け の連続動作で魅了することが出来ることしょう。

 

腰が入った突きが出せれば、さらに長い突きが出ますのでより大きなダイナミックな形が打てると教わりました。

突きは、『手で突こうとするのでは無く腰からの反動で自然と腕が伸びるだけ』と教わりました。

確かにその通りです。

①足が着地し

②腰が回り

③遅れて腕が出てくる

こんなイメージで、ひたすらダブルツイストでした。

他には、猫足立ち / 手刀受けの極め方の指導でした。

 

 

修交会クルルンファ

クルルンファを打てる先生が初めて学ぶ一般生の間に入り、全員でクルルンファです。

挙動を覚える事をメインにゆっくりと丁寧にトータル5回打ちました。

谷派のクルルンファは昨年秋の審査以来でした。

 

 

【2つのクルルンファ 修交会と全空連の違いについて

修交会と剛柔流第二指定形であるクルルンファは異なる点が多数あります。

私自信、剛柔流のクルルンファを教範で覚えた事もあり違いは把握しているつもりでしたが、今回改めて異なる点について指導を受けることに。

 

ざっとあげてみると、

・繰り受け / 押え受け → 手刀受け

・関節蹴りの演武線

・後ろ肘当ての立ち方

・頭突きの後の掌底押え受けの位置

・上段交差受けからの両掌底のすり替え

・回し受けのかたち

 

改めて再確認出来ました。

 

 

【クルルンファ分解】

今後の指導員審査会に挑戦される方に向けて、分解を2か所指導して頂きました。

どれも理にかなった動き方で見て聞いて納得でした。

ペアとなり教わったことを実際に自分たちで分解します。

 

1・手刀受け → 関節蹴り

2・裏受け → 裏突き → 正面蹴り → 肘当て

 

手刀受けを当てる位置なんかは知らなかったこと。

実際に、いざ自分の身を守る場合どうやって受けると効果的なのかを知る良い機会になりました。

手刀で相手の手首辺りを狙ってましたが、ポイントは相手の肘でした。

 

 

【護身術】

館長自ら護身術について指導して下さいました。

基本的な考え方は『必死こいて逃げる』が正解です。

生徒には、走って逃げるよう教えないけませんね。

 

ただ、危険から安全に逃れることが出来ない時のために護身術があります。

間違ってはならないのが、相手を痛めすぎて『過剰防衛』となること。

今日教わったことは、

・相手に自分の腕を掴まれたとき

・相手に両手を掴まれたとき

・相手に胸ぐらをつかまれたとき

 

これも館長自ら実演して頂きペアに分かれて練習です。

途中館長が、失敗例も交えて教えてくれるので大爆笑の連発でした。

 

”暴力に暴力で応じることなく災難から逃れることが出来る”

 

まさに道場訓のとおりでした。

 

 

※ズボンのずり落ちが一度も無く快適に稽古出来ました!

ただズボンのループを利用して固定しますので、ループが引きちぎれそうなところが難点です、、

 

カタジョ.jpeg

2023-03-21 00:00:00

ゆり空手 生徒募集のお知らせ!

いつもお世話になります!

 

ブログ募集.jpeg ブログ募集 (2).jpeg

 

今日は、一粒万倍日・天赦日・寅の日が重なった2023年の中でも最高の開運日。

今週末の稽古で、開設1周年を迎えます。

昨年もトリプルラッキーデイに拘っていろいろと準備をしていたことを昨日のことのように、はっきりと覚えています。

 

【初心忘るべからず】です。

 

せっかくの吉日なので、思い切って生徒募集のブログを書いてみようと思います。

これまでは生徒へのメッセージを込めた意味合いが強い稽古中心のブログなので、生徒募集はチラシ以外したことがありませんでした。

 

 

数ある空手教室の中で、ゆり空手の特徴って何だろう?

自問自答した答えがこちらです。

 

 

【特徴その1】

入門したての生徒には、稽古開始30分前にお集まりいただき(強制ではありません)マンツーマンもしくは少人数制で

ゆっくりと丁寧に礼儀作法や基本的な技の指導を行うことで、その後の全体稽古に安心して入っていきやすい工夫を凝らしています。

 

 

【特徴その2】

新入会生向けに会員ページ内に帯の結び方から座礼や立礼等の礼儀作法から形・技の説明動画を多数収録していますので、

いつでもご自宅で復習出来るようスキル習得のツールとしてご活用いただけます。

 

 

【特徴その3】

2時間の稽古時間が物足りなく感じ始めた生徒に向け、居残り稽古も行っています。

もちろん自由参加ですしメニューや時間も決めず、その場の雰囲気や生徒からのリクエストで決めています。

 もっと上達したい!

の声にお応えします。

 

 

【特徴その4】

美しい姿勢は体軸が整ってこそ。

体幹アイテムや自重を利用した体幹トレーニングを数多く取り入れることでパフォーマンスUPにも繋がりますし、凛とした佇まいに変化していくことでしょう。

ゆり空手では、体幹トレーニングに拘っています。

 

 

【特徴その5】

軸同様にとても重要な運動神経。

ゴールデンエイジ期にあたる生徒に、脳神経をビンビンに刺激するSAQトレーニングを数多く取り入れることで、

”今しか手に入れることが出来ない”

運動神経を高めています。

とても空手教室とは思えない ”両手ジャンケン” やコーディネーショントレーニング等、飽きさせない工夫をここでも凝らしています。

 

 

【特徴その6】

私の指導方法は、生徒との会話をとても大事にしています。

簡単に答えを教える指導を好まず、生徒に質問を投げかけ思考させます。

左脳を刺激し論理的に答えを導きだせるようになると、当然理解力や考える力がついてきます。

なぜこうなるのか、

なぜこうしないといけないのか

今では生徒自ら手を挙げることで、どんどん積極性や自信が芽ばえています。

なるほどっ!と頭で理解出来たら、後は身体に落とし込むだけなので習得が早いと言えます。

 

 

【特徴その7】

稽古前の整列や配置決め、稽古中の号令を生徒に任すことで主体的に取り組む姿勢を育み、将来のリーダーシップ発揮に役立たせています。

 

 

【特徴その8】

道場での指導は空手道だけに留まらず、将来社会に出て必要とされる人材に育つよう心の教育を理念に挙げています。

 

 

 

 【最後に】

安全面に気を配り、道場のあるべき姿を想い描きながら常に生徒ファーストであることを心がけています。

体験・見学を通じてご縁がありましたら、真心を込めて指導に当たらせて頂きます。

ご興味をお持ちの方がおられましたら、ぜひ一度ゆり空手にコンタクト下さい!

2023-03-18 23:56:00

2023年3月18日 (土)道場稽古46

いつもありがとうございます!

 

今日は開始前、4月の審査に向けゆりの基準を生徒とともに確認。

審査を受けるには、今どんな人物じゃないといけないのか改めて説明しました。

時期が来れば、誰でも受けれる訳ではありません。

帯に見合った基本と形が出来るとともに、出席率・道場での意欲と態度です。

 

 

0:早連

1:アジリティトレ

2:筋トレ / 体幹トレ

3:固定式基本

4:形

5:組手

6:居残り稽古

 

 

【早連】

今日も新入会生と早連。

 

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フラットマーカーを使ってラダーと四の形です。

「シャッフル」の足の運び方はマーカーがあるので覚えるのに持ってこい。

リズム感が出て来ました。

次は四の形です。

これも次の運足にマーカーを置くことで多少の手助けになったかと思います。

少しずつ覚えてきています。

ゆり道場の自慢出来ることに、保護者の方が空手に興味を持ってくださっていることです。

当然私は生徒に向けて指導しますが、しっかり聞いてくださりお子さんに伝えてくれています。

幼児向けの分かり易い言葉で伝えてくれますので理解度が増すのではないでしょうか。

形では回る順番等、非常に協力的に一緒になって教えてくれます。

2週連続で四の形を頑張っています。

 

 

【アジリティトレ】

 

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ラダーでシャッフル一択です。

アップがてら軽やかに駆け抜けます。

次は、今日の組手メニューに向けてニーホップです。

前足抱え込みの推進力で前に移動します。

 

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初めてなのでなかなか上手く出来ませんがこれもリズム感が無いと出来ません。

コツは組手構えに立ち、前肘に前膝を当てる感じ。

 

最後はカエル跳びジャンプで跳躍力をつけます。

 

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つま先で着地し、膝を曲げて衝撃を吸収し音を立てずに大ジャンプします。

これも今日の中段突きに向けてのメニューです。

 

 

【筋トレ / 体幹トレ】

筋トレも310回目。

 

3.18練習 (2).jpeg 3.18練習 (8).jpeg

 

スクワット正面蹴りでは上半身の軸を真っ直ぐ保ちスナップを効かせて蹴るようにしてください。

 

体幹は、バックプランク・2ポイントプランク・V字プランク。

2ポイントもイージーになってるので難易度を上げました。

伸ばした手と足をゆっくり引き付けタッチします。(肘と膝)

お腹がプルプルしたんではないでしょうか。

あと視線は前に向くようにしておこう。

最近V字プランクの姿勢が良い生徒が増えてきました。

上半身と下半身のバランスが超重要。バランスがどちらかに傾くと1分間はとても無理。

粘れる生徒が増えてきています。

体幹は目に見えるものではないので、実感が湧かないと思いますが継続してきた効果が出てきています。

【継続は力なり】

85分間耐え忍んでいます。

 

 

【固定式基本】

強い突き(受け)を出すために、正しい立ち方の意識から。

毎週のように言ってますので、もう頭では理解出来ていると思います。

 

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重心の乗せ方と膝の使い方を間違えないようにしよう。

それともうひとつ、準備の時間を短くする意識で

突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・正面蹴りです。

いつも同じメニューですが、意識ひとつです。

どうすればもっと上手く出来るかに拘ってほしいと思います。

この3つをしっかり意識して稽古に取組むことが出来たらキレが生まれます。

 

前屈立ちとなり、上段突き / 逆突き

前屈立ちのポイントは膝の角度 やや半身となり上段突き・逆突きで腰を入れ真身となります。

これも腰のキレを出す稽古。

数も多くかなりしんどかったと思いますが、文句も言わず頑張りきりました。

 

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まだこれだけでは終わりません。

四股立ち突きです。

横に頑張って足を広げるのが四股立ちではありません。

何度も何度も同じこと言ってますので、自分で修正出来ないといけません。

特に帯の色が濃くなるにつれ、入ったばかりの白帯生は色帯を観るようになります。

お手本にならないといけませんので、白帯のうちに正しい基本を身につけてください。

空手に必要な筋肉は、キツい基本稽古を手を抜かず頑張っていると自然と身につきます。

多分、今しんどいと思いますがいつの間にか余裕の顔してこなせていると思います。

頑張れ!

 

 

【形】

背筋を張った緊張感ある立ち方・角度と美しさに拘った礼・鋭い目つき・気迫のこもった発声を意識し、

全員で四の形。

形の注意点は、技のスピード・運足・軸・立ち方です。

ここから2グループに分かれます。

新入会は引き続き四の形。

 

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他の生徒は注意点はそのままで、十二の形。

意識も高く2本で終わり、平安二段に移行。

 

ひと挙動ずつポイントを交えて形を打ちます。

やはり大事なのが立ち方。

前屈立ちは、『基立ちより1足分だけ長く』です。

頑張る意識が高すぎるあまり2足も3足も長く取るケースがありましたが、

手技のスピードが今日は全体的に良かったと思います。

これから緩急と強弱の使い分けの部分を指導していきます。

そこから先は、本人の努力度の部分で完成度が変わってきます。

形は一人でコツコツ稽古出来る人向けです。

大会に出場すると決めた以上は、一生懸命に努力してください。

5月は神戸市・北区と大会が続きますので自分に旗が上がるよう頑張ってください。

 

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いつも言ってますが、形は僅か1分間程度です。

この僅か1分間に自分の持つ力の全てを表現しなくてはいけません。

緊張感と集中力をMAXで全力で形を打つことを心がけてください。

 

 

【組手】

フットワークの中から技を出す練習から。

前に出ながら号令に合わせて刻み突き。もっと大きく前に跳びこまないといけません。

アップでやったカエル跳びジャンプね。

構えた状態から、前拳と前足を大きく伸ばします。

突いた時の姿勢は、真半身(真横)です。後ろ側の肩が相手に見えないように突けるように。

続いて先週のおさらい、横のフットワークです。

前後左右動けるようにしておこう。

 

フットワークで身体を動かしたあと、向かいあって刻み突きと中段逆突きです。

突きが届かない安全な距離とはいえ、向かい合ってスピードを競います。

中には中段突きが道着一枚かする位、ギリギリまで近づき技を出し合う生徒もありました。

 

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この稽古で自分の突きが届く距離を感覚で覚えていきますので試合に出る生徒は必要となってきます。

スピードと同じくらいだいじなのがフォーム。

きたない突き方や残心が無いと旗はあがりません。

突きは突いて引くところまでが『突き』です。

 

このあと、前足で蹴る『刻み蹴り』

入り方は2種類ありますが、今日教えたのは優しい方です。

1・後ろ足を寄せる

2・寄せたと同時に前足を抱え込む

3・抱え込むと同時に足の甲で上段を蹴る

 

留意点

1・つま先を伸ばし足の甲で蹴る

2・蹴る瞬間軸足の踵を相手に向ける

3・引き足を取る

 

相手の顔の高さ(上段)は3ポイント

首から帯の高さ(中段)は2ポイント

 

帯から下を蹴ったら反則(カテゴリー1)なので注意が必要です。

高く蹴るには、上記2の抱え込みがポイントです。膝頭を上に向けること。

 

後ろ足を寄せた瞬間片足立ちになり2挙動で蹴る『やじろべえ』ですね。

今日は試してませんが、アップでやったニーホップで蹴る方法(こっちは1挙動)もありますが、まずは『やじろべえ』で蹴れるようになろう!

 

ミットで刻み蹴りを打ち込んだところでタイムアップ。

突きと蹴りのコンビネーションまで行きたかったのですが、次回に持ち越しです。

 

【しっかり伸ばして しっかり引く!】を忘れずにね。

 

 

【居残り稽古】

今日はラダー!

入門したての女子生徒がひたすら何度も何度も。

フラットマーカーで足運びを確認しながら段々スピードが上がっていきます!

一体何本駆け抜けたでしょうか。

ずっと一人で頑張り続けます!

今日覚えたのは、

1・シャッフル

2・2イン2アウト

3・ラテラル

4・スタックアウト

5・アウトターン

でした。

どんどん動けるようになってきましたね。

ゴールデンエイジ期に行う神経系トレで運動神経爆上がりしました。

 

さて明日は初めての場所で3回目の特連です。

今回のメニューは全員で形!

午前中は一般生向けの特連も開催されます。

もちろん私も出席。

事前に希望する稽古内容の募集がありましたのでキレが増す基本稽古をリクエストしました。

しっかり学んで、ゆりの稽古に取り入れたいと思います。

 

さぁ、これからアイロンがけ!

2023-03-15 00:00:00

空手道形教範 第一指定形 Vol.2 糸東・和道 編

こんにちは!

 

第一指定形.jpeg 第一指定形 (2).jpeg

 

糸東流 (和道流) 第一指定形が収録された教範DVDです。

別で発売されているVol.1は剛柔流と松濤館流です。

基本形と指定形だけで6本に分かれていますので、揃えるのも大変。

道場で生徒に指導する以上、教範に沿って正しい立ち方・技の意味を伝えなくてはなりませんので

私自信が勉強を怠る訳にはいきません。

 

さて中身の方は、以前のバージョンは長谷川 行光先生でしたがリニューアルされたこのDVDから

長谷川スクール門下生の大木 格先生に変更されています。

 

この教範の優れているところは、各挙動の中を注意ポイントをひとつずつ、文字と音声で丁寧に説明しているところ。

減点対象となる留意点も数多く含まれています。

分かってたつもりでも、改めて観ると再認識出来ます。

特に猫足立ちや交差立ち等の細かいところなんかは、超重要ポイント。

自信を持って間違いを直すことが出来ます。

 

首里手:バッサイ大

基本技が集約され攻防技の動作が連続的に組み合わされています。

軽快な動きの中に技の切り返し・強弱の使い方・敏速な極め技の流れが求められます。

蹴りの挙動の意味が分解で正しく理解でき大きな収穫でした。

 

 

那覇手:セイエンチン

接近戦を想定したセイエンチン。

蹴り技が無く重厚な動きが特徴です。

演武線は左右対をなし、同一動作が多く呼吸と動作の緩急を一致させます。

重厚な形だけあってスピード感はありませんが、分解を観てみるとそのスピードに驚かされます。

多くの方に、教範の分解を観てもらいたいと思います。

首里手のシャープな形を好む私ですが、形の印象が大きく変わりました。

分解をイメージしたセイエンチンを打てば多くの方を魅了出来るのではないでしょうか。

始めの構え方でも、「肩を十分下げて臍下丹田に力を入れる」とあります。

これは知らなかったこと。

当然ですが勉強になります。

 

 

技が止まることなくリズミカルに演武するセイシャン。

後半は前半の応用動作が含まれ立ち方に特徴が出ます。

 

軽快且つ敏捷な形、チントウ。谷派糸東流にもあります。

原型は同じですが、立ち方・受けが谷派のそれとは和道は大きく異なります。

ベースが同じなので覚えやすいかも知れません。

立ち方の種類も多くその立ち方の変化は、すなわち体位の変化を表しています。

緩急・力の強弱・重心の安定が特に要求される形のひとつです。

とても難しい形です。

 

 

将来的に形審判資格を目指すには、他流派の基本形・指定形の勉強も必要です。

勉強に終わりはありませんね。

正に生涯学習です。

生徒には継続する大事さを教えていますので、私自信が模範にならなければいけません。

2023-03-14 00:00:00

東海堂 -白帯-

いつもありがとうございます!

 

優衣白帯 (3).jpeg 優衣白帯.jpeg

 

部屋を片付けていると長女が小学生時代、大会で締めていた白帯を発見!

東海堂の帯は、非常に締めやすく解けにくい印象です。

多分、ゆり生が締めてる帯と品質は変わりないと思います。(綿だと思う)

 

既製品の帯に刺繍を後入れしてますので、ご覧のとおり裏抜けしています。

 

優衣白帯 (2).jpeg

 

白帯にオレンジ(金茶とも呼びます)はとても映えますね!

ほとんどの大会で、色帯の選手も白帯を締めて競技します。

中にはフルネーム刺繍入れる選手も沢山いてますので参考になればと思い写真を載せました。

刺繍色は黒色が多い印象ですが、長女はオレンジを選んでました。

 

汗が染み込んだ白帯をこうして見ていると、いっぱい頑張ってたんだなー。

すごく懐かしい思い出が詰まった白帯です。