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2025年7月12日 (土)道場稽古153
こんにちは!
仲間が増えた!
先週体験に来てくれた2年生の男の子と年長さんの女の子。
ハキハキと大きな声で自己紹介してくれました!
なんとなんと年少さんの女の子もみんなの前でしっかりご挨拶することが出来ました!
これにはビックリでした。
空手道(武道)は品格のある習い事として、とても人気があります。
ゆり空手を通じて、目上の人に対する言葉使いや行動・振る舞い等を指導し、どこに出しても恥ずかしくない品格ある生徒に育てていきたいと思います。
”心と身体を鍛える”
そんな空手教室を目指しています。
-バンビクラス-
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・形
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・固定式基本
8・形
バンビクラス
【ウォーミングアップ】
さぁ!これから空手が始まるっ!
って感じの楽しそうな雰囲気。
チビちゃん達も混ざってみんなでジョグしてるこの時間に幸せを感じます。
バネのついてきた2年生R君と1年生R君、とても楽しみですね。
新入会のI君もブザーに反応して起き上がる速さもあって今後が楽しみです。
瞬発力もっともっと伸ばしていきたいと思います。
【体幹トレーニング】
プランク・バックフルアップ・V字プランクで273分経過しました。
身体をジッと固定させる練習。
おへその下を意識して3分間身体を動かさないようにしてね。
体幹を鍛えると普段からの姿勢が良くなり、美しい形を打つ条件を満たしていきます。
【固定式基本】
今日は引き手・突き・中段横受けの3つを重点的に行いました。
その前に新たな取組のひとつ。
「身体のバランス」
自分のベストポジションを見つけるところから始めました。
軽くジャンプしてピタッと止まったところ。
前傾でも後傾でもなく、もちろん左右の傾きもあってはいけません。
両足でピタッと床に着地した感覚を掴み稽古開始です。
足裏に重心を均等に乗せる感覚を養う方法でした。
先週のセミナーで学んだことを早速取り入れてみました。
突きは左右どちらで突いても同じところ。
正中線を狙い、高さは鳩尾です。
引き手も手首を曲げたりせず、強く引くことで突きのスピードを高めていきます。
中段横受けは2つの挙動に分けてゆっくり正確に覚えていきます。
拳は肩の高さになるように。
肘とお腹の間には拳ひとつ分のスペースを空け、脇を開かずに受けるようにします。
ひたすらこの3つを繰り返しました。
【形】
バンビクラスの生徒の中にも8月の大会に挑戦する生徒が3名います。
初級の中でも3つ目の形に入っていますので、まんべんなく行うようにしています。
キビキビした動き・意識で形が打てるようになってきたバンビ生たち。
とても凛々しく感じます。
入会したての頃と比べるとピリッとした雰囲気が出て来ています。
あんなに可愛かったのに、とても頼もしく感じます。
少しだけ寂しい気持ちもありますが観ていて成長を感じます。
方向転換した時の足の位置。
常に肩幅をキープしないといけませんが、ここがなかなか難しいところです。
移動足を軸足に寄せて回転すると小さな生徒でも上手く回ることが出来るのでやってみてね。
平安二段では、一気に立ち方が4つに増えます。
ベースとなる基立ち。
基立ちが自分で作れるようになれれば、前屈立ち・猫足立ち・四股立ちもスムーズに作れるようになります。
一度、基本稽古で立ち方だけの時間を設けてみようかな。
”急がば回れ”
立ち方の使い分けが出来るようにメニューを組みたいと思います。
みんな頑張ろう!
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
手技の瞬発力を2つと拳立て10秒間でした。
初速のキレを磨きつつキレイな握りになるようにです。
先週のセミナーでも拳の握りをポイントとして上げられていました。
突きのスピードを上げる手段のひとつとして拳の握りを重要視されていました。
さらにここからプッシュアップして突きのスピードアップを図っていましたがマットの無い道場ではまだ無理かな。
ちょっとびっくりしたことがひとつ。
片手で拳立てする生徒がいて驚きましたが、一度やってみて出来る生徒が続出。
全く私は出来ませんでしたが、これには本当にビックリしました。
【体幹トレーニング】
プランク・V字プランク・サイドプランクで415分経過しました。
毎週3分間、体幹を鍛えていますが、形の動きの中で鍛えた体幹を如何に使うか。
ここが重要になってきます。
極めの瞬間、身体の中をバチっと固める感覚を持つこと。
鍛えたら今度は活かすことを意識して。
【固定式基本】
ホントにここ3回の基本タイム、基本の見直しを図っています。
・正確性
・滑らかさ
・美しさ
・理解度
これらを追求しています。
頭で理解して自分の身体で表現出来るように。
級に応じた空手の基本が出来るように、かなりの時間を費やしています。
また、難しい挙動を部分的に切り抜いて精度を高めています。
今日新たにメニューに加わったのは諸手突き。
下半身を使い腰から強い突きを放てるように。
また踵を浮かさず戻すコツも指導しています。
基本の時間の中で形の上達に繋がるメニューを構築しています。
他にも回し蹴りや掛け手受け、振り捨てに手刀受けでした。
どうしても基本稽古に時間を費やすことで最後の組手に影響が出てしまいます。
8月は審査と大会が連続で続きますので、バランスをどう取るか悩みの種。
組手がどうしても足りなくなり申し訳ない気持ちです。
【形】
全員観た。
どう進めたら全員観れるかしっかり考えてきた。
大人数で回すと薄くなってしまうので少人数で回転率を上げてみることに。
それでも緑帯は7人まとめてになったが。
各グループの時間をもう少し絞って緑帯を2回に分けても良かったかな。
白・オレンジ・青・緑・茶
当たり前ですが、帯の色が濃くなるにつれ形の難易度も私の要求レベルも上がっていきます。
しっかりついてきてね。
茶帯のEさんは今、四方公相君と泊バッサイを練習中。
今日は四方公相君でした。
今日のポイントは掬い受けの高さとカタチ。
あとは後屈立ちの取り方でした。
基本的には前屈立ちと長さと幅は同じ。
つま先とおへその向きを変えるだけで立ち方の呼びが変わります。
後屈立ちは、軸足踵と前足つま先のラインが縦一直線になるように。
これが正確な立ち方となります。
夜練でも自主的に練習に励んでいて頼もしい限りです。
この調子で頑張りましょう!
2025年7月9日 (水) 夜練79 @小部中学校
こんにちは!
今日は誕生日。
全く持って狙ったわけではありませんが、道場開設からこれで4年連続で空手していることに。(偶然やで)
夜練は基本的に火曜日を中心に申込みしていますが、前日の火曜日は空きが無かったのか今となっては理由は覚えていませんが、予定に入れることが出来ず9日の水曜日となりました。
稽古後にS君が車の中から「先生 おめでとう!」
びっくりでしたw
ありがとう!
*写真のミャクミャクは娘のねw
さて今夜の夜練は形オンリー。
一人ずつ呼び出してガッツリと大会に向けて形練!
1・体幹トレ
2・形
【体幹トレーニング】
プランク・V字プランク・バックフルアップで237分経過しました。
次回で4時間の大台に到達。
夜練だけでも通算4時間。
尋常じゃないくらい体幹鍛えてる。
気づいてないだけで強くなってるのは間違いないと思う。
後は秘めたその能力を如何に開花させるか。
ハードに動かしてもピタッと止める感覚を掴んでもらえたら。
形は軸が強くなくては上位に食い込めないから。
【形】
次の大会で打つ形を一人ずつリサーチ。
本人の希望に沿うカタチで特訓開始です。
まず平安二段のR君
全体的に共通して言えることですが、技をピシッと極める感覚を持つこと。
極める(極まる)タイミングで身体が動いてしまいます。
「極めたら止まる」
息を吐きながら、身体を締める感覚で形が打てれば、キレと極めが上がります。
立ち方を安定させるには、母指球に重心を乗せてみてね。
アウトエッジに乗ると不安定になる。
今日良かったのが夜練常連のH君。
すぐにでも修正したい課題が2つ。
形練というよりも修正部分の意識付けでした。
一発目の猫足立ちを深く沈むこと
打ち落としの際の引き手が十分ではないこと。
課題を認識させ部分練習に移りました。
今日やったのは鼠径部の抜き。
1,2の3のリズムで鼠径部にチョップし脱力。
この時壁に両足踵とお尻、背中をビタつけして脱力タイムでした。
これがモロにハマった。
こんなにも落ちるのか!ってくらい腰が沈みました。
それこそ自分の顔一つ分位落とせたんだから。
ひたすら脱力のコツを身体に染み込ませ、いよいよ猫足立ち打ち落としに入ります。
ここでの引き手が弱く、変に癖がついていましたが鏡の前で自分の姿を映し見事に修正すること出来ました。
これは収穫があった。
これからは、この意識で稽古してもらいたい。
「出来てるつもり」から「しっかり出来る」ようにね。
夏の修交会の前週に審査もありますので緑帯生2名を読んで指定形の練習も。
最近の道場練では、打ち込みの数が劣るバッサイ大の部分練習を基本の中で組み込んでます。
夏の審査にリベンジするためにね。
指先の美しさが求められるバッサイ大の掛け手受け。
どうもカマキリみたいなカタチになる生徒も居てるので、どうやって修正していくかしっかり考えてきました。
2人ともなるほどって顔してたので、次の道場練で時間割いてキッチリ指導しようと思う。
今日のバッサイ大具体的にどこを強化したか振り返り出来るように記しておきます。
このブログ読み返して家練で精度を高めてください。
・正確な交差立ちの立ち方
・交差立ちで拳支え受けの極めの高め方
・左右の中段横受けの極めの作り方
・内受けの入り方
・四股立ち掬い止めでの目付けのタイミングの取り方
・猫足立ち 内受け横受けの極め方
・払い突き受けの連続動作 キレと極めの作り方
・八字立ちから猫足立ち 次の軸への乗せ方
・膝と肘を重ねた後の引き込み方の注意点
・前屈立ち拳槌挟み打ちから四股立ち突き 右足の取り方
・四股立ち突きの入り方
・閉足立ち下段払いの軸の取り方
・四股立ち下段払いからの横払いの強さの出し方
・上半身の軸を崩さずに蹴る方法
・諸手突きの極め
・諸手突きの後の閉足立ち 踵を浮かさない戻り方
・振り捨ての注意点
・掛け手受けの作り方
ざっと書き上げただけでも拘るところがこんなにも。
来月には大会と審査が控えています。
昇級したいなら稽古するしかないし、入賞したいなら稽古を重ねるしかありません。
まず留意点を意識しながらゆっくり形を打ち、身体に馴染んできたところで次にスピードを上げてみてください。
「出来てるつもり」から「確実に出来るようになる」まで繰り返し稽古を重ねるしか道はありません。
打って打って打ちまくって自分の形を磨き上げてほしい。
上達に近道なんてなくて、人より多く稽古するしかない。
審査と大会まであと1ヵ月ちょい。
笑顔で9月を迎えられるように、今懸命に努力しよう。
2025年7月6日(日)清水 希容 スキルアップ形セミナー IN 泉大津 @泉大津市立総合体育館
こんにちは!
個人的な3連休の最終日は大阪で空手。
初日は万博で炎天下の中思いっきり遊んで、昨日はゆり空手4時間のロングコース。
最終日の今日は東京オリンピック女子形銀メダリスト且つ全日本7連覇の清水 希容先生のセミナーでした。
真夏の開催。
しかも3時間半のこれまたロング、、
体育館に空調が効いてることを祈りつつ出発です。
引率と言う名の座学でも良かったのですが、私も直々にご指導いただきたく道着持参で生徒とともに出席!
身体を動かすことは大好きですが、上達したい気持ちに果たして我が肉体がどこまでついていけるのか少々不安でした。
さてセミナーですがそれはもう至福の時間!
一つひとつの説明が実に理にかなっていて納得の連続でした。
まずはウォーミングアップから始まり足裏のマッサージ。
アップはランジと身体を捻じりながらの移動。
左手を後ろに回し右足をタッチ。
右手を後ろに回し左足をタッチといった具合です。
次行ったのは、体幹を意識したもの。
平行立ちのスタンスで両手を遠くに置き、後ろ足を引き寄せてくる尺取虫のような動き。
簡単なようで結構難しかったです。
最後の移動は道場で取り入れたい動き。
チャタンのジャンプした後のポーズ(分かるかな?)
しゃがんで後方に振り返るやつです。
あのイメージで片足屈伸しながら1,2の3で前進します。
大事なのは上半身の姿勢をキープしながら転身すること。
身体をブラさず運動する良い意識付けだと感じました。
直ぐにでも取り入れたい。
軽く汗をかいたところで、その場に座って足のマッサージ。
ただマッサージするんじゃなくってちゃんと意味がありました。
身体を支えてるのは足。
足の裏です。
足の裏の感覚を研ぎ澄ますために骨の根本?をすりすりとマッサージ。
手の指を足の指の間にはめて指回しや踵回し。
暫くやった後、立ち上がって足の裏の感覚を確かめました。
グッと床を掴んでる感覚が増したように思いました。
これはいつもやってると仰ってました。
稽古前の準備を終えお隣さんとペアを組むことに。
背中合わせで立ち、軸だけでスピードつけて回る練習です。
予め回る方向を決めておき、上半身が波打つことなく軸だけで高速回転でタッチ。
これも形練する前のウォーミングアップに持ってこいでした。
ここから基本稽古に突入です。
突きひとつを取っても、清水先生の拘りのポイントが5つも。
蹴りに関しては2つ。
突きを速く走らす方法としては、
1・バランス
2・引き手
3・拳の握り
4・後ろ足の押し込み
5・前足鼠径部の締め
どこまでセミナーの内容に触れて良いのかちょっと分からないところでもありますが、自身の備忘録として記録していこうかと。
1・バランス
突きを放つ際、自分自身の立ち方が前傾しているか後傾気味なのか。
この確認からでした。
一番自分のチカラを発揮出来る最高のポジションで立つこと。
当たり前のことですが、これを確認する方法として平行立ちで膝を曲げずにジャンプ。
何度かたジャンプしピタっと安定して着地出来たところがベストポジション。
私が重心を乗せる位置が母指球付近。
ここが安定するところでした。
足の裏で安定する部位を見つけるところからでした。
2・引き手
これも道場で教えていることと同じ。
突きを速く走らすには引き手のスピードを上げること。
頭では理解出来ていても、気合いでどうにかなるのもたかが知れています。
アドバイスは肘のスナップを使うこと。
腕を伸ばした状態で肘を折り畳ませます。
横に曲がる人、手のひらが上に向く人と様々です。
おそらく正解は手のひらが上に向くのだったはず。
脇が開くと最短距離で肘を畳めず時間がかかってしまうから。
ウォーミングアップの手段として、手のひらを前方に出し1,2のリズムで腕を畳み3で引き手。
これは道場でルーティーントレの時によくやる手技の瞬発力(胸を叩いて横受けやる方ね)と理屈は同じでした。
如何に脱力状態にするか。
これは簡単に導入出来ると感じました。
3・拳の握り
受講生の基本を観て仰られたこと。
「拳が握れてないよ」
しっかり握れていないと突いた時潰されてしまうよ。
みんなで拳立て伏せの姿勢を取ります。
人差し指と中指を親指でグッと締めて2本の拳頭で突きますが、スカスカの握りが多かったようです。
膝立ちの状態から拳立て伏せの姿勢でプッシュアップ。
拳一つ分宙に浮くくらいに跳ねあがります。
これも道場でルーティーントレの中で良くやる手技の瞬発力と全く同じものでした。
要するに引き手のスナップと一瞬のプッシュアップを使い突きのスピードを上げる方法を指導していただきました。
ここまでは正拳突きの練習で、ここから前屈立ち逆突きを極める練習に移ります。
この後の4,5の2つで私の両膝は悲鳴を上げることに、、
4・後ろ足の押し込み
ここからペア練です。
ペア相手は軽い基立ちの姿勢を取り向き合います。
自分は過去最高に美しい前屈立ち逆突きをペア相手の中段めがけて放ちます。
お腹に突いた手をそのままに、今度は自分の前足を浮かせたまま10秒キープ。
前足が完全に死んだ状態で後ろ足の押し込みだけで前屈立ちを保つのですから、かなり難しい内容です。
これは体重が拳に伝える事が出来るので、ホントに重たいいわゆる効く突きを放つ良い練習方法かと感じました。
ペア相手がいなくても自宅の壁で出来る内容ですので、一人ででも後ろ足の押し込みの強化を図れます。
5・前足鼠径部の締め
完全に両膝がガクガクブルブルになったやつ。
ペア相手と向き合い自分史上最高に美しい前屈立ちを取り、互いに膝を重ねます。
膝同士を当てた状態で押し合うのですが、厳密には前足のつけ根(鼠径部)を締め付ける練習です。
要するに強い逆突きを極めるには、突きのスピードはもちろんのこと、後ろ足の押し込みでパワーを拳先に伝え、前足の締めでブレーキをかけると仰っていました。
軸足だけでも前足だけでも無くて、1,2,3で突きのスピード上げて、4,5で極めを作るって訳でした。
大事な要素がもうひとつあって、これらを突きを放って腕が伸びきる1㎝手前で一気にタイミングを合わせるとのこと。
1~5までの練習を行い、これらをかみ砕いて説明してくださった後に、お手本の突きを披露してくださいましたが、それはもうマッハのスピードと極めでしたよ。
教えを理解した上で良くよく観ましたが、ホントに突きが極まってた。
しっかり眼に焼き付けてきました。
セミナーラストは蹴りでした。
閉足立ちでの正面蹴り。
これも重要な要素が2つありました。
6・蹴り足は正中線に寄せて抱え込む
ゆっくり蹴りの基本です。
蹴り足は正中線を通り、膝を高く抱え込むこと。
これも頭では理解出来ていますし、実際道場でも口を酸っぱくして言い続けていること。
どうすれば出来るように指導出来るんだろう、、
蹴り足の前にミットを立てたり、鼠径部の柔軟やったり。
悩んでた時期もありましたが練習方法が分かった。
答えはヤンキー座り。
両方の踵をつけたヤンキー座りの姿勢から、片足を曲げたまま動かさずに立ち上がります。
軸が弱いと立ち上がることさえも困難ですが、面白い練習方法でした。
7・軸足で蹴る
意識する方は蹴り足じゃなくて軸足でした。
蹴る瞬間に軸足を抜き2㎝程度押し込むとのこと
これも体幹弱いとまず出来ないでしょう。
最後の最後はヤンキー座りからの左右の正面蹴り!
しかも蹴った後、引き足取った状態で数秒キープ。
ここでも体幹の重要性を感じさせる練習方法でした。
フラフラになりながらも離脱することなく最後までメニューをこなす事が出来てホッとひと安心でした。
最後は道場毎に記念撮影タイムを設けてくださいました。
全体写真はもちろんのこと、2ショット撮影や握手も気さくに応じてくださり、何ならメダルも手に取らせてもらいました。
新しい練習方法の引き出しが増えたこと
道場で指導してきた内容に通じるものが確かに合ったこと
他道場の生徒との絆が深まったこと
館の取り纏めや主催者さんとのやり取り、急な予定変更等で大変な部分もありますが、それよりなにより参加した生徒達の充実感に満ちた良い顔を見てると疲れなんて一瞬で吹っ飛ぶってもんです。
最後に主催してくださった先生方、ご指導いただきました清水 希容先生に感謝申し上げます。
大変学びの多いセミナーでした。
今日教わったことを道場に持ち帰りレベルアップさせたいと思います。
ありがとうございました!
2025年7月5日 (日)道場稽古152
こんにちは!
晴天の土曜日の朝!
前日に万博へ行き帰ってきたら身体はもうバッキバキ。
帰宅後は、いつもと比べかなり早い時間にベッドに潜り込んだので睡眠時間はバッチリ!
今朝は見事に復活、気持ち良い目覚めでした。
朝起きて一発目に熱々のコーヒー飲みながらメールチェックして、ひと段落ついたところで、お土産の準備やら今日の予定やら、家の用事を済ませたりと午前中はまったりとした時間を過ごしました。
さて本日は体験教室!
普段はサラリーマン生活で家族を養い、週末は大好きな空手で青少年育成に微力ながらも地域社会に貢献しています。
ホント充実した良い人生送らせてもらってる。
縁あって教室に関わってくれている全ての方に感謝!
-バンビクラス-
0・体験教室
1・ウォーミングアップアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・形
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・固定式基本
8・形
バンビクラス
【体験教室】
通常より早めにお越しいただき、マンツーマンで行う体験教室。
およそ30分行い、通常時間に他のバンビ生とさらに30分合同に稽古してもらうスタンスを取っています。
この方法に至った経緯はずばり、
「新規生徒を増やす」・「既存の生徒も成長させる」
上手くいったこと、見直しが必要と感じたこと等を日々振り返り、どんなやり方がうちには合っているか自問自答を繰り返しています。
今の方法よりも、より良い方法が見つけられたなら固定観念に捉われることなく柔軟に変化していきます。
さて本日は、2年生の男の子、年長さんの女の子、年少さんの女の子でした。
これがまた3人とも笑顔で人懐っこくて終始楽しそうに稽古してくれました。
空手の教室ですが、いつも始めに指導することは礼儀作法の面からです。
これから体験する本人たちって、エネルギーが有り余ってるからもっと身体を動かすイメージでいると思いますが、うちはそうじゃありません。
心を落ち着かせることから始めています。
入室したら道場に一礼しその後、元気良く「押忍!」
着座の順序、座礼、立礼から学んでいきます。
年長さんのYちゃん!
とてもしっかりしていて、しっかりお話が聞けて年少さんのKちゃんに手取り足取り教えてくれていました!
面倒見が良すぎるw
着座は「左座右起」
途中「跪座」の姿勢を取り、目付は斜め前方を見ながら行います。
普段の生活の中でも頻繁に使うであろう立礼。
肩甲骨を軽く寄せ合い、体側に両手を置き、腿裏が軽くピリッと来る程度にお辞儀します。
この時の目付も1メートル程度前方を見ながらです。
礼儀作法の次は拳の握り方でした。
超簡単1、2の3で握れる簡単な作り方でした。
拳の握りの確認の仕方もセットで学びました。
実際に拳を握り、両引き手の練習。
この引き手、突く時も受ける時も片方の手は引き手を取るくらい頻繁に出てきます。
引き手と立ち方を少々繰り返してマンツーマンタイムを終えました。
ぞろぞろとバンビ生たちが入室です。
【ウォーミングアップ】
ここからその他のバンビ生とともに合同で体験してもらい道場の雰囲気を感じてもらいます。
自慢のバンビ生たち、いつも元気いっぱいです。
ケンケンしたり、グーパーにもうひとつチョキを加えてみました。
カエル飛びで跳躍力つけて組手に活かしていきます。
なかなかのバネを感じさせてくれたR君。
組手も楽しみです。
最後はブザーに合わせてうつ伏せ(仰向け)ダッシュでした。
【体幹トレーニング】
今日行ったのは、V字プランク・プランク・サイドプランク。
1分間身体をフラフラさせずにジッと固定させる練習です。
我慢してる最中、おへそに意識を集中させてみて。
そしたら身体が安定してきます。
これで270分経過しました。
【固定式基本】
・閉足立ち
・結び立ち
・平行立ち
・八字立ち
・ナイハンチ
・四股立ち
さぁ空手教室らしくなってきました!
始めに習う立ち方の説明でした。
新入会初日のAちゃんや体験生3名も一緒になって頑張りました。
暫く続けて今度は突き!
狙う位置は、身体の真ん中。
なぜ真ん中なのか、理由は人間の身体には急所が正中線上に揃っているから。
自分の正中線を守りながら受けをしたり、逆に相手に攻撃を仕掛ける時は急所を狙わないといけません。
お腹の高さの急所は「鳩尾」にあります。
空手では「鳩尾」を「水月」と呼びます。
右で突いても左で突いても水月を狙うようにね。
たくさん突きをした後は、中段横受けでした。
なんとなく出来ちゃうI君とYちゃん。
挙動を2つに分けてゆっくりと繰り返して頑張りました。
突いて受けて最後は正面蹴り!
サラッとですが基立ちの作り方からフライパン握って正面蹴り!
実際にはフライパン握りませんが、教えやすいので癖でそう言ってます。
左右の足で繰り返し蹴ったところで、体験終了の時間がやってきました。
いつもの道場の雰囲気。
町道場の牧歌的な雰囲気が伝わったかと思います。
小っちゃい子多めの道場なので、一瞬で雰囲気に慣れるんじゃないかと思います
あれ以上でも以下でも無い、いつものゆり空手でした。
【形】
道場指導形である、四の形と十二の形。
この2つ中心の形練でした。
主に回る方向を説明しています。
お腹からと背中から。
この言葉のチョイスで伝わるのかどうかですが、なるべく低学年の生徒にも伝わる方法で説明しています。
あと残心の意味についても触れました。
倒れたふりをした敵がこっそり襲ってこないか、最後の最後まで注意を払うために残心しています。
形の打ち終わりには必ずこの残心をすることね。
また平安二段にも挑戦しました。
基立ちに加え前屈立ちと猫足立ち、四股立ちとバラエティ豊富。
まだ今は全体の流れが頭に入れば十分です。
みんなの様子を伺いながら、徐々に立ち方や技の説明を追加していきます。
何よりも今は空手を楽しむ段階。
空手を楽しもう!
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
今日は拳立て10秒間一択!
キレイな握りで拳を固めることが目的ね。
【体幹トレーニング】
プランク・バックプランク・サイドプランクで412分経過しました。
2部生ともなると体幹も安定しています。
毎週欠かさずやってるし自分では気づかないかも知れませんがチカラはついています。
あとはその体幹をどう使うか。
使うと言うよりも意識していくかです。
形の中で急ブレーキをかける挙動がいろんなところで出てきます。
フルスピードで動いてビタ止まり。
例えばバッサイ大。
四股立ち突きからの閉足立ち下段払い。
中心にある軸を素早く右足に乗せ換える挙動ですが、ここで自慢の体幹力を発揮します。
このように形の中でいくつも発揮する場所がありますので体幹を意識しながら形を打つようにしてみよう。
そのために毎回欠かさず3分間続けています。
【固定式基本】
今、とにかく丁寧に丁寧に時間をかけて基本を磨いています。
・突きのコース・引き手を収める場所
・正中線の守り方
・相手の攻撃をはじき返す受け方
・半身の取り方
・受ける部位
・不要な力み
・立ち方の軸と高さ
拘ればキリがありませんが拘らないといけません。
基本を拘って拘って拘りぬいて形のレベルアップを図ってください。
限られた時間での稽古ですので、前回同様に「今」自分の級に必要な基本稽古を効率良く進める方法を取りました。
白・オレンジは受け3つ
青帯は手刀受け。
・準備動作
・手首の角度
・ほんの少しだけ腕を内側に傾ける
・肘を折りたたむ
・脇を開かない
・半身で極める
・両方の肩は床と平行
・引き手は親指を水月にはめ込む
・手刀受けの指先は肩の高さに
・受けから受けは手刀を動かさず手を入れ替える
ザっと書いてみたところ指導してることだけでこれだけある。
これが上の帯にもなるともっと難易度の高いことが求められてきます。
後々自分が苦労しないためにも、今しっかり身につけてほしいと思います。
今日の青帯生には、正面蹴りに加え回し蹴りも行いました。
激ムズは激ムズでしが普通に審査に出てきます。
今かみ砕いて時間をかけてこれ以上ないくらいに丁寧に指導しています。
数年後、今度は自分自身が後輩たちに自分が辿ってきた道を指導する機会が訪れます。
そのためにも正確に基本を身につけておこう!
振り捨て、掛け手受けも頑張った!
基本形に比べ指定形の打込みが不足していますが、ここは基本稽古の時間を使って克服していくつもりで考えています。
まだまだ部分練習のレパートリーはあるので、しっかりついて来てね!
【形】
体育館が今、授業で作った作品を展示していますので使えません。
そんなこともあり多目的室で稽古させてもらってますが階下は図書室です。
組手でドスンドスンはちょっと遠慮しておこうかと。
その他のクラブ活動さんとは良好な関係を築けていますので、この関係を維持していきたい想いが強いためです。
来週、体育館に戻ったら組手の量増やそうと思います。
2部生全体で形を打つには少しスペースが足りませんので、グループを2つに分けて稽古することにしました。
出番が来るまでは余計なおしゃべりせず見取り稽古するようにね。
黙ってジッとしているのも修行のひとつ。
心が乱れていては良い形なんて打てないから。
白帯・オレンジ帯・青帯は四の形・十二の形・平安二段・平安五段でした。
気づいた部分を各自修正しています。
特に指摘を受けた部分は意識して正すよう心がけてください。
形は基本の組合せです。
丁寧な技、丁寧な立ち方でね。
緑帯・茶帯グループは基本形と指定形を。
平安初段から順に挙動ごとに注意点を伝えながら。
打込んだ数が試合で打つ二段・五段と比べ少ない初段・三段・四段ですが概ね打てていました。
最後は指定形、バッサイ大でした。
糸東流らしくキレ味のある大好きな形。
シャープに打ってほしいし、優雅さも兼ね揃えていなければいけません。
猫足立ちも長さと深さに注意して、掛け手受けもロボットみたいにならずに。
また丸く円を描くんじゃなく、楕円になるように。
諸手突きは今日みんな腰から強い突きが打てていました。
いつだったかジュニア講習会に勉強しにいった時、アドバイスされていた事ですが、諸手突きは下になる突きに力を込めること。
そうすれば技が極まると指導されていました。
最後の最後は修交会大会を意識し、全員で本番さながらの形を打ってお終いでした。
形が始まったら頭のてっぺんからつま先まで全神経を集中させることが大事です。
これは見取り稽古にも通じること。
静かにしないといけない時に不要なおしゃべりしてしまうと、人の時間、人の成長する機会を奪ってしまうことに繋がりかねません。
いつも言ってる「意識高く!」は何も練習だけに限ったことではありません。
入室したら、もう遊びの時間ではありません。
子供らしさは失ってはいけませんが、稽古の時は緊張感を持続させよう!
さぁ!
明日は待ちに待った清水 希容セミナー!
ビシッとアイロンかけて準備せな!!
2025年7月1日 (火) 夜練78 @大原中学校
Hello July!!
今日は午後から重たい会議がひとつ。
ピッタリ2時間。
人の配置、業務の優先順位決め、後方支援等を事前に打ち合わせし会議に臨みましたが残念ながら残業は回避出来ず。
自部署の残業は私もリカバリーに入らなければいけません、、
夜練のある日はこの辺りのことは朝からテキパキと段取り組んで、全員で気持ちよく帰宅しますが、今日のはどうしても外せない会議でした。
1・体幹トレ
2・組手
【体幹トレーニング】
久々登場の片足逆突き。
一時よくやってましたが、随分と間が空いていた感じです。
片足でバランスを取るんですが、案外形の中でも似た姿勢を取ったりもするもんです。
例えば松村ローハイの鷺足立ちや、糸東流ではチントウ(松涛館では岩鶴)
片足で沈んでクルっと転身して蹴りを放ったりと激ムズの形。
2024年全日本決勝の本 一将選手の岩鶴。
惜しくも敗れましたが、この一連の挙動に武道館が揺れました。
テレビで観てましたがあまりの美しさ・力強さ・安定感に鳥肌立ちましたね。
生徒にはそう言った映像を観て高みを目指してほしいな。
なんのために毎回体幹やってんだろ?
答えはそんな形が打てるようになるためね!
これで234分経過しました。
【組手】
たまにやる組手オンリーの日。
基本や形が大半ですが組手をやらないわけにはいかないし、取り入れるようにしています。
まずはジャンプ系とステップで汗を流すことに。
下半身強化で10分強。
対戦相手をイメージし入り方を工夫しながらのステップ練。
プレスやフェイントを駆使しながらでした。
次に基本的な突きの練習では、射程の外から入る2ステップの技。
後ろ足の寄せをどれだけ早く出来るかがポイント。
蹴りの間合いから2ステップで刻みや中段に入っていきました。
逆上ではまだまだ、力みが目立つので入りが読まれてしまいがちでした。
余計な力が入ると、前足にブレーキがかかり、これが「起こり」となって現れますので、ここで中段を抜かれてしまいます。
どうやって起こりを無くしていくのかを今日頭と身体とで理解が出来ました。
最後は蹴り。
ミット持ってる時は、遠慮なく本気で蹴っていくこと。
足を上げてからをどれだけ短時間で出来るかが問われますね。
普段からほんわかしてるH君。
ここ最近、変化が感じとれます。
毎回、集中力が途切れがちになっていましたが今その指摘がほとんどありません。
夜練がスタートして以降お姉ちゃんと、ずっと週2で頑張ってる。
今日も何度か今までに見せたことが無いくらいの良い動きを披露するまでになった。
やっぱり諦めずに頑張ってるからこそだと思います。
諦めたらそこで終わりだし、本人が好きで来てくれてる以上、上達させてあげたいと本気で思う。
一緒に頑張ろう。