谷派空手道修交会心武館
神戸ゆり道場

形稽古により集中力を養い、組手稽古を通じ強い気持ちと
相手を思いやる心が芽生えます。

ブログ

2025-08-01 23:59:00

2025年8月1日 (火) 夜練82 @桜の宮中学校

ハロー August!!

 

本日の仕事は午前中いっぱいでお終い。

早々に決まっていたこともあり、この日は狙って夜練入れときました。

のんびり準備してても時間持て余してしまうので、マッサージ機に乗ったりしてました。

近くに車停めさせてもらって久しぶりに学校まで皆で遠足でした。

 

 

1・体幹トレ

2・組手

 

 

【体幹トレーニング】

体幹トレと言う名の大縄跳びでした。

今日は人数も多かったな。

とうとう大縄跳びのコツを掴んだH君。

ぎこちなさを感じさせない入り方と飛び方。

ちゃんと飛べるようになってました。

1年生のYちゃんも入るタイミングも良くジャンプも出来ていました。

これで246分経過しました。

 

 

【組手】

組手の基本に立ち返ったメニューでした。

まず構え方から始まりフットワーク。

フットワークは腰が浮いてしまわないように。

強調したのは前拳の握り。

拳を握って構えておき、相手が右に行っても左へ行ってもレーダーのように拳で捉えられたら相手はやりにくさを感じます。

組手は相手が嫌がることをしてナンボ。

スタンスを変えず、腰も浮かさず、両手の構えも崩さず。

身体の部位で唯一動かして良いのは足首だけです。

 

 

小休止を挟み突きの基本に入りました。

その場で刻み突きから。

構えた位置から肘をピーンと伸ばして突き、同時に前足も大きく前へ踏み込みます。

その時、後ろの肩が見えないこと。

肩が見えてしまうと、前拳の距離が短くなるので刻み突きに関しては「真半身」で突くようにね。

 

繰り返し刻み突きの基本を繰り返した後、残心まで繋げていきました。

突きは例えどんなにタイミングやスピード、気迫がこもっていても残心が無ければ旗は上がりません。

残心とは、相手に隙を見せないこと。

突きが極まったあとも相手から目を離してはいけません。

目を離さず、直ぐ次の攻撃に移れるよう備えていないといけません。

残心までが突き(蹴り)のワンセットと覚えておいてね。

 

突く

引き手を取る

同時にスイッチする

反対の手で相手の突進に備える

バックステップで距離を取る

利き構えに戻る

 

ひたすらコレの繰り返しでした。

上級生が元気な声出して引っ張ってくれてたな!

 

 

中段突きとワンツーの基本も同じようにかみ砕いて、立ち返りました。

今月末の修交会大会でいよいよ組手デビューを果たす生徒に向けた組手基本でした。

 

ここから先はペア練。

実際に動きの中で技に移行するタイミングを知る勉強でした。

いつも「間合い」を信号の色で例えていますが今回も同じように。

 

黄信号の距離で間合いを保つように。

手を伸ばして相手の前拳にタッチ出来る距離を試合中保ってほしいです。

 

よくありがちなのが、手と手が触れ合うくらいに接近していても技に入らないケース。

これはどちらの攻撃も相手に届く、言ってみれば危ない距離。

フットワークする距離じゃなくて攻撃しないといけない距離だということを覚えておいてね。

これを赤信号と例えています。

 

 

もうひとつ青信号。

これは前拳、前足を伸ばしても相手に届かない距離のこと。

なんぼ青信号の距離で攻撃しててもムダ。

上段への攻撃は突き5㎝・蹴り10㎝まで近づけなくてはいけないから。

この距離で攻撃してても疲れてしまうだけなので、バテた時に呼吸を整える時間に使うようにね。

 

 

「肝心なのは黄信号の間合いから技に入ること」

 

 

最後の最後、形の試合も控えていますので入退場の所作を試合形式で。

コートに入ったら、形を打つ前と打ち終わりの「礼」を忘れずに。

どんなに上手に形が打てても礼を怠れば、絶対に負けてしまうようにルール決めされています。

 

道場でも形練で必ず礼から始めているのはそのためです。

一つひとつの技をピシッ!ピシッ!と、気持ちを込めて集中して打つように。

審判に、この子の形をもう一度観たいなって思わせないといけません。

 

今月末の試合に向けて出場する生徒は一生懸命に努力を重ねてください。

まずは自分のベストを本番で発揮すること。

練習以上のことは本番では出せません。

自分の実力を出し切れれば、勝ち負けはその次です。

 

まず旗一本!

次は一勝!

その次は入賞!

 

1ヵ月ありますので、大会当日までやり切ったと思えるくらい頑張ってみてね!

 

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2025-07-31 00:15:00

全日本空手道連盟 審判道場 上級編

こんにちは!

 

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審判道場シリーズラストは、判断に難しい状況や10カウントについての判断力を身につける回となっています。

 

まず「場外」

場外とは相手に起因せず、自ら競技場外に出る事であり判断するのに最も難しいウォーニング(ペナルティ)とされています。

自ら場外に出たのか、相手に押されたのか判断が難しいからです。

映像では自ら攻撃(蹴り)を仕掛け、相手に押されたケースです。

これは押した方のプッシング。

ただややこしいのは、押されたとしても自ら2ステップ以上下がって場外に出た場合、自身の場外となること。(我慢する意志が重要です。)

激しく攻防する中で、どちらの反則かを主審は見逃してはいけません。

どこに立っていれば攻防が見渡せるかポジショニングも大事になってきますね。

 

他には、倒されて場外に出た場合どうなるか?

場外で倒れた相手に攻撃をしかけた場合、技は成立するのか?

同場面で、攻撃を仕掛けた瞬間自らの足が場外に出てしまった場合、技は成立するのか?

このような状況を動画で解説されています。

 

 

ややこしいのが自身の過失により負傷する「無防備」

これはウォーニング(ペナルティ)となります。

無防備状態とは、

・相手に背を向ける

・攻撃の際顔をそむける

・相手の反撃を無視して攻撃する

・相手の攻撃を何度も防がない

 

この時、過度の接触により負傷した場合「無防備」となりウォーニング(ペナルティ)となります。

判断ややこしいですね。

攻防の中でジャッジしてると、コンタクトを取り攻撃側に反則を取ってしまいそうです。

 

これまたややこしいのは「誇張と装い」

コンタクトはあったが、そこまで痛がる必要はないやろ的なやつです。

なので誇張はコンタクトとセットで捌かれます。

僅かな誇張は「注意」

明らかなのはいきなり「反則注意」でも構いません。

重大な誇張に関しては「反則」が考慮されます。(例えば床に倒れるとか)

 

当たってないのに痛がるフリは「装い」

これも明らかなのは直接「反則注意」

もしも得点が入っていれば、直接「反則注意」確定事案です。

重大な場合は直接「失格」が考慮されます。

 

 

大会でもあまりお目にかかれない10カウント。

ひと大会のうち1度有るか無いか、どこかのコートから超デカい声で「ドクター!」と叫んでるケースです。

選手が自ら倒れたり・投げられたり・倒されたりして直ぐに立ち上がれない場合、主審が試合を止めドクターを呼び指差しながら10カウントします。

 

映像では10カウントの成立方法等を説明されています。

反則負け / 反則勝ちとか普段めったにないので、自分が主審の時このシチュエーションはイヤですね。

それでも中段蹴りまともに入って起き上がれないケースは稀にあるかな。

 

装いによる10カウント成立なら注意 → 棄権 となり相手側の勝利

こんなのも滅多にない事ですが、自分の時にこんなややこしいケースはやめてもらいたいものです。

 

 

ケーススタディではフルスイングした上段回し蹴りがまともに顔面に入った時の判断。

蹴られた選手は首が後方にのけ反る程の衝撃です。

別のケーススタディでは、一方の選手が逆上を極め相手が後方に尻もちをついたタイミングで追撃の上段回し蹴りのシーンでした。

全てが全日本クラスの試合で起こったケーススタディ。

一つひとつの攻防がまさに一瞬の出来事。

このシーンは10カウント3秒で立ち上がり、ケガ無しドクターストップ無しでした。

ひとつめの技でポイントが入ったのか?はたまた蹴りに旗が挙がったのか?

いやいや倒れた選手のシュミレーションやろ?

 

 

全国審レベルでしたら見分けれるのでしょうね。

めちゃくちゃ難しい問題でした。

 

 

とにかく審判はメチャクチャ疲れます。

真剣に競技する選手のジャッジに間違いがあってはいけない思いから、私も全神経を集中させていますので終わったらもう疲労困憊です。

審判も勉強を重ね空手界に貢献したいと思います。

 

グッバイJuly!!

2025-07-27 12:50:00

2025年7月26日 (土)道場稽古155

こんにちは!

 

早練して居残りしてざっと5時間の空手教室。

昨日も良い汗かきました。

朝、目が覚めてメールチェックしたところ審査用紙が届いてた。

 

 

-バンビクラス-

00・早練

01・ウォーミングアップ

02・体幹トレ

03・固定式基本

04・形

 

-モンキークラス-

05・ルーティーントレ

06・体幹トレ

07・固定式基本

08・形

09・組手

10・居残り稽古

 

 

【早練】

大会に初挑戦するE君と形練でした。

いろいろあってバタバタしてましたが、四の形・十二の形・平安二段を。

課題は左の引き手が弱いことですが、最近メキメキ上達してる。

頑張ってるのが伝わってきますね!

 

 

【ウォーミングアップ】

 

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ケンケンで足腰強くして、リズム感や俊敏性を遊びの中で高めていってます。

小さい子は競い合いが好きだから上手く煽って潜在能力を引き出してあげたいな。

外で元気よく走り回って遊んでる子は運動神経高いんだと思います。

 

 

【体幹トレーニング】

 

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新入会のI君のサイドプランク。

なかなかの安定感と姿勢の良さ。

フラフラしそうなところを耐えてました。

V字プランク・プランク・サイドプランクで279分経過しました。

 

 

【固定式基本】

 

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引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い。

何度も同じ説明・ひたすら同じ練習で頭と身体に染み込ませています。

この辺りがスラスラと出来るようになれば、次は立ち方の練習に移り最後は形に移行していきます。

急いで詰め込み過ぎるとよく分からんことになるので、理解度見ながら進めていきたいと思います。

 

「突き」は、左右どちらで突いても身体の真ん中。

「引き手」は、手首を曲げないこと、脇を開かないこと。

「受け」は、上段・中段・下段それぞれの高さを守ること。

 

 

【形】

 

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形練出来るようになってきたバンビ生たち。

身体が小さいバンビ生のとって、クルっと回って肩幅を保つことがなかなか難しい。

ここが掴めたら形の精度が上がっていくんですが。

体育館のラインを使った練習を時々取り入れないといけないかな。

四の形・十二の形を中心に稽古を重ね、数名の生徒と平安二段を。

特に後半、まだしっかりと覚えきっていない生徒も居てますのでゆっくり形練となりました。

家で繰り返し練習してほしいと思います。

 

 

モンキークラス

【ルーティーントレーニング】

新しくメニューに加わった片足屈伸しながらの軸回転。

それこそ自分自身がコマになったつもりで、前傾・後傾にもならず身体を揺らさず回ることが目的。

前も言ったかもだけど、練習のための練習にしないことが重要。

これ何の為の練習かな?

そうやって考えられる子が伸びると思っています。

もちろん始める前に意図は説明しますので、

よく見て、よく聞いて、よく考えられる人になって実際の形に活かしてほしいと思っています。

この練習することで、転身の際の美しさを維持出来るようになります。

これも清水 希容セミナーで学んだことを取り入れています。

 

 

【体幹トレーニング】

 

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V字プランク・プランク・サイドプランクで421分経過しました。

何するか生徒が選んでますが、今日はバンビとモンキー全く同じメニューでした。

中には片手や片足上げたり目を瞑ったりといった具合に自分で難易度を高める生徒もチラホラ。

同じ時間同じ事やるのにも、より難しいことした方がチカラがつくのは当然のこと。

友達やけどライバルでもあるわけです。

 

 

【固定式基本】

平安五段のある挙動を基に、下半身のキレを磨く練習を行いました。

四股立ちから基立ちに移行する際、手技の強さを上げる練習方法でした。

手技の強さと言っても土台となる下半身が主導しないとペラい技になってしまいます。

まずは立ち方だけ。

ここを重点的に行いました。

白帯の子らにとっては、ちょい説明が難しかったかもしれませんが脳みそフル回転で頑張ってついてきてね。

強い技は、強い立ち方があってこそ。

下半身からパワーが連動しています。

 

次は四股立ち突き

上半身の整え方は、2年前の喜友名 諒セミナーで学んだ方法で。

四股立ち突き50本行いました。

空手で必要な筋肉は基本稽古の中で養っていきます。

地面に根が生えたような強い下半身を目指しています。

特にセイエンチンを選択する生徒はビクともしない四股立ちは必須ね。

 

最後は斜角突き

前屈立ち逆突きを左右に取り、最後は正面に四股立ち突き。

頭の高さを変えないように、下半身強化にも繋がりますね。

この練習は腰のキレを磨くためのもの。

 

 

【形】

 

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ここ最近8月末の審査に向けて、級に応じた形の練習を取り入れています。

緑帯生に四股立ちの姿勢、猫足立ちの深さ。この辺りをピンポイントで指導しています。

普段の練習の中でも特に意識してほしいところ。

形は正確性を求められますので、きっちりと修正してください。

鏡の前で立ち方をチェックしてみたら良いんじゃないかな。

 

平安形も打てる生徒が増えてきた。

オレンジ帯の生徒でも初段・三段まで進んでいる子も。

 

この日は特に平安五段で競技力アップに繋げるためのメニューを用意してきました。

五段の中でも個人的に一番難しいと感じている、前屈立ちから八字立ちに移行する時のチカラ強さ。

そこから間髪入れずに基立ちに入るスピードも必要。

前屈立ち → 八字立ち → 基立ち

何気なくやりがちですがパワーとスピードで違いを生みたい挙動でもありました。

くるりと両手を翻して拳槌打ちから中段突きへ。

・立ち方で強度を増す方法

・拳槌打ちで強度を増す方法

・中段突きで強度を増す方法

ここを重点的に練習しました。

 

四股立ち下段払い → 基立ち横払い

ここでも理屈は同じ。

下半身から連動させて手技を引き出します。

足先 → 腰 → 肘 → 手先

さらに強い技に昇華させるべく、肘の使い方を加えています。

 

形競技では、学年が上がってくるとキレに加えパワーも必要になってきます。

・整った軸

・瞬間的なキレ

・重みのある技

拘らないといけないところがたくさんあります。

指導者も生徒も本気になって取り組まないといけないと感じています。

 

「アドバイスや指摘を受けた部分を意識して修正する」

これに尽きる

 

 

【組手】

 

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少し長めにフットワークを。

疲れてくると腰が浮いたり、構えが下がったり開いてきたり。

突きとタップ鳴らす感覚を植え付けたりなんかも。

最後は相手を想定しながら手技を出す練習でした。

プレスかけてみたり、フェイントの中から相手を崩したイメージで技に繋げなければいけません。

そこは間違わないようにしてほしいところ。

ただただ特攻してるようなのは練習の意図が掴めていないと言わざるを得ない。

試合で使えるような動きじゃないとね。

 

小休止挟んで次はペアでミット打ち込み。

せっかくのミットだからミットに風穴があく位の強い技を出せるようにしてほしいです。

例え寸止めとはいえペラペラの突きではちょっと、、

ミットは全力で打ち込むように。

 

刻み突き、中段突き、ワンツー

この3つだけを40分かけて行いました。

 

刻み突きはステップの中から出せるように。

中段突きは相手の刻みの下を潜る位に深く入る。

ワンツーは、ワンとツーの間の無くすこと。

 

ひたすら基本的な技を磨きました。

 

 

【居残り稽古】

泊バッサイの前半部分を20分程度だったか3名の生徒と行いました。

初めて出てくる開手技。

打ちつけたり、押えたり、目つぶししたり、難しかったかな。

逆に後半は、これまでに出てきた技の組合せなので覚えやすいかもね。

 

この自由形を学ぶ機会が新しい刺激を受ける場になれば良いかなと思います。

2025-07-22 22:58:00

2025年7月22日 (火) 夜練81 @小部中学校

こんにちは!

 

今日はいつもより1本早い電車に乗れたので余裕を持って道場入りする事が出来ました。

120分たっぷり形練!

 

 

1・体幹トレ

2・形

 

 

【体幹トレーニング】

 

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広い道場を片足飛びで往復しました。

なるべく遠くへ飛んで、着地の瞬間軸足で少し沈むのがコツ。

壁を作るイメージといったら伝わるかな。

これで243分経過しました。

 

 

【形】

次の大会で平安二段を打つ2名の生徒とミッチリと。

ひと挙動ずつ細かく指導しています。

次の挙動の注意点を口頭で意識づけし実際に形に移るような進め方でした。

このやり方だと何を意識するか明確なので、上達が早くなるような手応えを掴むことが出来ました。

しかも鏡の前なので自分の姿をチェック出来るのもメリットです。

 

・猫足立ちの長さ

・肩幅で立つ

・四股立ちの深さ

・準備の時間

 

このあたりを大会までにしっかり修正するようにね。

二人とも良い緊張感で形練してました。

 

次はKちゃんの平安五段とセイエンチンでした。

一発目の中段横受けの高さを修正してほしいところと、受け・突きの繋ぎの時間。

ルーティーントレでやってる手技の瞬発力。

大会までに、ここを磨きぬいて圧倒的スピードに仕上げてほしいです。

この挙動で圧倒出来るように!

 

四股立ち下段払いからの基立ち横払い。

ここのパワーの出し方をほとんどの生徒に伝えました。

今日ここに一番の時間を割いたので、しっかりモノにしてほしい。

ペラい払いにならず、下半身のチカラが肘から手先に連動するように。

腕全体で払うと遅いし軽くなる。

今日はここにメスを入れた。

 

一つひとつの技にパワーが乘る打ち方です。

他の形、例えばバッサイ大でも応用効く挙動があるので平安五段だけで終わらせないようにね。

 

セイエンチンの切り替えし、今日スピードが乗ってきた印象を受けました。

四股立ち切り替えしは、途中猫足立ちを挟む意識で。

これで腰のキレが上がるよ。

 

I君とはバッサイ大を。

・最初の構え方

・猫足立ちや交差立ちの姿勢

・内受けの入り方

・四股立ち / 八字立ちの目付のタイミング

 

I君に意識して直してほしいのは、姿勢が前傾してしまう癖。

もうひとつは立ち方の甘さ。

縦にやや狭く、腰が浮いています。

おそらく無意識なんだと思う。

鏡の前で立ち方をチェックして自分で修正する意識が芽生えるかで今後の成長度合いが変わってくると思う。

鏡の前で自分の姿を観ること。

気づいて直すこと。

まだ大会まで1ヵ月ある。

あとは本人の取り組み方ひとつだ。

 

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最近の練習の仕方では、全員で形を打つのはせいぜい2本まで。

ブログ用の写真とインスタ用の動画だけ。

”練習は試合のように”

”試合は練習のように”

指導を受けたところ、今自分で磨いてる部分をしっかり意識しながら全力で打つようにしてます。

 

今この進め方が道場には合ってると思う。

みな緊張感漂う中で形練出来ている。

この子らには上手くなってほしい。

伸ばしてやりたいし、勝たせてあげたい。

 

オレも勉強せなアカン。

この子らに負けへん位、もっと頑張ろう!

2025-07-20 11:31:00

2025年7月19日 (日)道場稽古154

こんにちは!

 

3連休初日なだけあってお休みがチラホラ。

私も日曜日は東京に遊びに行く予定でしたが、直前に延期が決まりました。

期日前投票をバッチシ済ませて遊ぶ気満々でしたが、きっと自宅でゴロゴロしてるんだと思います。

さて本日は出発前に洗車!

恥ずかしながら久々に洗車した気がする。

 

 

-バンビクラス-

00・早練

01・ウォーミングアップ

02・体幹トレ

03・固定式基本

04・形

05・組手

 

-モンキークラス-

06・ルーティーントレ

07・体幹トレ

08・固定式基本

09・形

10・組手

 

 

バンビクラス

【早練】

バンビクラスにも大会に挑戦する生徒が出始めました。

空手の基礎を学びながらのびのびと楽しむ時期でもありますが、大会に出て腕試しする生徒も出現しています。

・新規の生徒を増やす

・既存の生徒も伸ばす

この相反するテーマをどう解決していくか。

ここは指導者の頑張り所、頭の使いどころだと思います。

考えて考えて出た答えが早練。

短い時間ですが、通常時間の30分前倒しで形練することにしました。

 

この日はYちゃんとR君の2名をセットで平安二段の特訓でした。

まだ1年生なので、いっぺんにいくつも指摘しても頭がパンクしてしまうので、出来る限り簡単な言葉で短く。

技を極める感覚が掴めれば形が変わってくるかな。

指摘事項は個別に伝えています。

試合に出ると決めたからには、当日まで一生懸命に努力を重ねるようにしてください。

目標に向けて努力出来るかどうかです。

頑張れ!

 

来週はE君、12:15集合!

 

 

【ウォーミングアップ】

 

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陽射しが強いのでカーテン閉じて、冷房4台maxで運転して、扇風機も強で首振って、生徒をお出迎え。

しんどくならないように、小休止を小まめに挟みつつ行います。

蒸し風呂のような体育館。

炎天下のグラウンドで行う野球やサッカーよりもマシだと思いますが、それでも結構な暑さです。

つい自分の感覚でやってしまいがちですが、子供の体力を頭に入れて進めていかないと大変なことになってしまいます。

今年も無事故で夏を乗り切りたい想いです。

軽く汗ばむ程度にアップします。

軽やかにジャンプしたりダッシュしたりで反応を高めつつ足腰の強化タイムでした。

組手出来るようにバネをつけていこう。

 

 

【体幹トレーニング】

 

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V字プランク・バックフルアップ・プランクで276分経過しました。

とても深い角度でV字プランクを披露してくれるYちゃん。

良いお手本です。

身体を固める感覚を掴んで、実際に形で活かせるようになることが目的です。

体幹トレは「目的」じゃなくて上手くなるための「手段」ね。

 

 

【固定式基本】

今日はシンプルに4つ。

・引き手

・突き

・中段横受け

・正面蹴り

 

平行立ちの状態から膝をグッと高く抱え込む正面蹴り。

せっかくなのでこの日指導した内容を記しておきます。

1・つま先は床の上からそのまま持ち上げる。

2・帯の高さを蹴る

3・蹴った後、引き足を取る

 

1と3がとにかく大事です。

これが無いと、サッカーボールを蹴るのと同じになってしまいます。

空手の蹴りが出来るように特に1と3を意識してね。

 

 

【形】

 

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バンビ生もボチボチと形練が出来るようになってきた感じ。

四の形と十二の形、それに平安二段です。

でもまだまだ立ち方が不安定かな。

クルっと回った時に肩幅が保てずにいます。

ここが理解出来たら形の雰囲気も変わってくるところです。

繰り返し何度も練習する以外に上達する道はありません。

 

平安二段の方は順番が曖昧。

もう一度、前後半分けて練習しなおそうかな。

 

 

【組手】

組手の時間は月に1度取れるかどうかといったところ。

基本も形も覚え始めの段階なので、時間をかけて進めていかないといけません。

となると組手に影響が出てくることに。

この辺もどうにかメスを入れたいところです。

 

まだフォーム固めの段階ですが、暑い中頑張りました。

1・構え方

2・前後のステップ

3・刻み突き

4・中段逆突き

 

ここまで進んだところで、打ち込みの練習に移行していきたいと考えています。

 

 

モンキークラス

【ルーティーントレーニング】

新たなメニュー「軸タッチ」

清水 希容セミナーで教わった内容を共有しました。

さすが形のセミナーなだけあってアップの仕方一つひとつ取ってみても新鮮なことばかりでした。

外部から得る刺激はあった方が良いと個人的には思っています。

積極的に生徒が学ぶ姿勢も大事ですが、道場で指導する立場の私が外に出て学んだことを中で取り入れることが全体のレベルアップに繋がると思っています。

 

不要なリキみ。

軸で回る感覚を頭と身体で理解出来ないと形競技では旗が挙がりません。

それぐらい軸って大事。

アップの段階で意識付けするメニューを紹介しました。

他には拳立て10秒。

実際これは握りが定まっていないバンビの生徒でも導入した方が良いかな。

手首が負けてケガしてはいけないので膝をつきながら。

 

もうひとつが手技の瞬発力でした。

全部形の競技力向上を目指しています。

 

 

【体幹トレーニング】

 

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プランク・バックプランク・V字プランクで418分経過しました。

強化した体幹の使いどころはどこ?

形の中で活かす瞬間があるので、そこが使いどころ。

手段が目的になってる生徒はまだまだダメ。

自分の形が新たなフェーズに入るためにも、言われたことだけをただやるだけじゃなくって、

今やってる事は何の為?

これを常に自問自答してほしいと思います。

思考する習慣がつく人は一歩先を行くようになるよ。

 

 

【固定式基本】

今日は短めに。

一人ひとりの意識を高めて短時間終了を目指しました。

切り替えが出来ない人が居れば連帯責任。

また始めから基本のやり直しね。

突きと受けを3つ、それと正面蹴りでした。

でも良い気合いの声が出てたな。

空手教室らしくってこの雰囲気が大好きです。

技を極める瞬間「フッ」と息を吐きながら身体の芯を締めてみてね。

呼吸を止めると、肩が上ずって上手く技が極まりません。

今日指摘された人はここを注意して。

 

 

【形】

 

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級ごとに列に並び形練でした。

全員で四の形からスタート。

基本稽古の段階からスイッチ入ってたので緊張感ある良い形練となりました。

 

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現級に必要な形を打つことで審査に向けての意識つけでした。

形があやふやな状態、滑らかに打てないようでは受審出来ませんので必死に食らいついてきてほしいです。

青帯から形の数がどんどん増えてきますので、まず覚えること。

普段の形練で指導を受けたことは注意して稽古に励むこと。

いつもいつも付きっ切りで形練は出来ませんので、自分次第のとこは多分にあります。

自主練の時間、どんな意識でやれるか。

時間だけはみんな平等ですので、進級したければ一生懸命に努力してください。

次の審査は大会とほぼ同時期にあるので、どちらに軸足を置くのか練習の仕方がホントに難しく感じます。

試合に勝ってほしいし、審査も受けさせてあげたい。

 

 

【組手】

この真夏に早練から4時間近く稽古してるR君。

次の修交会では組手デビュー戦です。

いつもの組手タイムは習熟度によってグループを分けていますが、この日は技に入るタイミングの練習でしたので、全員で共通の内容を稽古しました。

同じペア相手だとアレなんで、2列になりながらグルグルと対戦相手を替える方式を取りました。

 

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ざっと60パーの動きでペア相手が刻み突きを出してあげ、そこを中段カウンターで潜る練習でした。

これは実際の試合を想定した練習。

相手が前に詰めてきた時に反応出来なければ組手になりませんので。

「カウンターはどのタイミングで入るか」

これをひたすら繰り返しました。

 

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もうひとつは奥拳で捌いての前拳カウンター

さすが高学年、S君・K君も技にリズム感が出てきた感じ。

ただ前に迎えにいかなくてもオッケー。

相手が攻めてくるので既に距離が小さくなってるから。

その場で捌いて、その場で突けば良いよ。

 

KちゃんもYちゃんも良い感じになってきてたかな。

 

めちゃくちゃ難しいので、途中からペア相手に「せーの」で刻みを出してもらっての捌き & 返しで身体に染み込ませるとみんな良い感じになってきてました。

組手もやらなアカン。

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2025.08.20 Wednesday