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2025年9月9日 (火) 夜練86 @小部中学校
こんにちは!
今週の夜練はオール形。
コツコツと打ち込めるようになってきた道場生達。
余計なおしゃべりもしないし、譲り合って鏡の前で形打てるし、個別の時間で教わったことを自主練タイムで身体に落とし込み。
最後は全員で今日稽古した形の発表会。
自分的に理想の道場になってきた。
何よりも夜練に来てくれる子みんな、一生懸命に稽古してくれるのがたまらなく嬉しい。
やりがいを感じています。
もっともっと上達させてあげたいと心から想っています。
1・体幹トレ
2・形
【体幹トレーニング】
動きを加えた体幹トレでした。
どこに重心を乗せるか、どこに意識を集中させると安定するのか。
そんなことを考えながら3分間、体幹やってみると何か掴めるかも。
低学年のうちはまだ無理だと思うけど、道場での説明が理解しだすのは、これまでの経験上3年生以降かなと思っていました。
幼児から2年生にかけては空手を楽しむ時期。
あまり難しいことばかりだと単純に空手が面白くなくなるリスクがあるから。
何の為に体幹やってるのか?
空手の競技力向上の為ね。
説明を良く聞いて、どういう意味かを自分の頭で考えること。
脳みそは使えば使うほど、頭が冴えるよ。
左右片足逆突きと片足バランスで258分経過しました。
【形】
みんな真面目。
一生懸命やってくれる。
指導しててやりがい感じてます。
クタクタに疲れてても、いざ稽古が始まるとそんなこと忘れるくらいに夢中になってる自分がいる。
来てくれたみんなも学校が始まって身体も疲れてるだろうけど、こうやって集まってくれる。
感謝しかないわ。
良い緊張感の中、全員で四の形。
全員が一番始めに覚えた形。
この形を今でも打つ理由は、
身体の使い方、
スピードの上げ方、
極めのつけ方、
軸の移し方、
転身の位置取り、
腰の締め方、
こんなことを確認しながら打つことが本来の目的。
たが覚えた形をなぞるだけだと、これ以上上達しない。
この形で、それぞれのポイントをレベルアップさせることが狙い。
四の形、十二の形でレベルアップを図れないようだと、基本形や指定形でもう一段上のレベルの形が打てる訳がないと思っています。
それだけの意識を持って取り組んでほしいと思っています。
しっかり四の形・十二の形を打ち、同じ方法で平安二段を。
ひと挙動ごとにポイントを意識づけしながらの稽古。
最後に一本だけ全力で通し打ち。
全体で行う形練タイムの大部分は部分練になってるかな。
使える時間の2割から3割は説明に費やしてる。
それだけに今、うちの道場では「聞くチカラ」が求められます。
質問しても、スラスラ答えられる生徒とそうでない生徒が居てるが、全員にいっぺんにひとつの説明をしています。
「頭で理解出来たら、それを基に自主練出来る」
これが私の持論です。
研究に研究を重ね、形の指導内容もリニューアルしています。
それこそ平安五段、何度見直しを図ったことか。
高学年の生徒は、全体練習の時間を大事にね。
そして自主練で自分の形のレベルを上げていってほしい。
結局最後は自分自身です。
勝ちたかったらやる。
入賞したかったらやる。
優勝目指すんならやる。
稽古の仕方が問われるよ。
ここまで全員でひとつの形を学びなおした後、グループに分けて形練に移りました。
この日も10名集まったのでマンツーマンは時間配分的に無理。
なので形ごとにグループ分けしました。
平安二段3名
平安五段3名
バッサイ大1名
セイエンチン3名
これで進めました。
修交会大会に向けて、四方公相君を打ち込んでいたEさん。
なんと隅っこで一人アンナンコウを打ってるではありませんか!
覚えんの早すぎw
2025年9月6日 (土)道場稽古160
こんにちは!
大会明け一発目の土曜練。
この日はお休みする生徒が一人もおらず30名全員揃いました。
これだけ生徒の数が増えると案外と難しい全員集合。
みんな来てくれるとやっぱり嬉しいですね。
それと今日からバンビ生を一人ずつ呼び出して早練再開です。
神戸市大会の前は出場組で固めますが、オフシーズン中は一人ひとり個別で形を集中して覚える時間を設けたいと思います。
卒業の目安はこんな感じをイメージしています
基本:基立ち・前屈立ち・猫足立ち・四股立ちの正しい理解
形 :四の形・十二の形・平安二段が打てる
30分弱の時間ですが、やらないよりやった方が上達するのは間違いありません。
-バンビクラス-
0・早練
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・形
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・固定式基本
8・形
9・組手
バンビクラス
【早練】
入会したばかりの3年生Aちゃんと早練でした。
この早練、形の順番を覚えることが目的です。
順番を覚えたら、全体での形練にも入ってこれるようになるので、まず四の形・十二の形・平安二段この三つがゴールになるのかと。
横受けの準備の取り方と基立ちの幅に修正の余地はありますが、この早練タイムで四の形と十二の形は打てるようになりました。
次回は幼児のK君!
12:20集合!
【ウォーミングアップ】
ケンケンやジャンプ系中心に行いました。
自分の身体を支えられる位の筋力はつけたいところです。
ジャンプ系でバネのある身体作りに加え組手のステップ練習を行いました。
まだまだみんなドタバタしてますが、半年も続けたら成長を感じられるんじゃないかな。
【体幹トレーニング】
V字プランク・バックフルアップ・サイドプランクで294分経過しました。
サイドプランクは片手で身体を支えて真横に向くことでかなりしんどくなったと思います。
でもこれが基本のカタチね。
【固定式基本】
この日のメニューです。
・立ち方のおさらい
・引き手
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
・平行立ちからの正面蹴り
引き手の取り方に手こずっていたS君。
少し良くなってきた感じ。
これは嬉しかったな。
身体(体側)から離さず、手技と同じタイミングで引き手を取りますが、どうしても脇が開いていました。
この日は良く聞いて自分で直そうとする姿勢が伺えました。
凄く嬉しかった。
【形】
私「空手って何のために習ってるの?」
生徒「大事な人を守るため」
形練の前にこのやり取りを挟み意識づけすることで動きが数倍良くなってきます。
形とは仮想の敵との攻防を表現しています。
後ろから攻撃してきた相手に素早く転身し中段横受け。
間髪入れずに一撃で相手を倒すつもりで突きを放ちます。
順番を覚えた後、次はもっともっとカッコ良く仕上げていく段階に移りますが、上のクラスの生徒と同じこと説明しても理解なんて出来るはずがありませんので、ここからが凄く難しい部分でもあります。
言葉ってとても大事で、どう上手く動くかを教えるよりも、
「空手って何?」
ここを腹落ちさせれば良いことに気がつきました。
大事な人を守るためにはどう動けば相手の攻撃を防げて、悪い人を追い払えるのか。
今のうちの生徒には、これだけのことが理解出来ていますので、小難しい説明よりも意識をそっちに誘導させてあげる事の方が遥かに有効でした。
まだまだ前屈立ちと四股立ちに甘さは残るものの、生徒なりに一生懸命頑張ってることは伝わってきます。
心と身体が成長していってくれればと思います。
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
この日も先週に引き続き、手技の瞬発力アップと下半身の瞬発力アップでした。
形の競技力が高まるよう動きにキレをつけていきます。
もともと瞬発力が高い生徒は今では両手タッチから両肩タッチへと難易度を自ら上げています。
それな!
【体幹トレーニング】
なんと!
ルーティーン終えたあと基本に入ろうとしていた私。
「体幹抜けてる!」
体幹トレは、生徒の中では日常になってるんでしょうね。
耐え忍ぶ体幹がこのところ続いていたので、この日は動きを加えたのを用意していたのに。
片足逆突きを左右で2分間とプランクひとつで433分経過しました。
【固定式基本】
短時間集中型の基本タイム。
予定よりも少し時間がかかってしまいました。
短く切り上げるには全員の集中が必要不可欠です。
短い時間の中で全力でやり切る集中力も養いたいところです。
決して手を抜かず(流さず)、全力でやり切ってほしい。
いつもの基本に加え、この日は四股立ちにチカラを入れ稽古しました。
平行立ちからの四股立ち。
スピードを上げて四股立ちする方法を改めて指導しています。
足を動かしますが、足じゃない。
もちろん上半身でもない。
動かす部位・意識する場所はもっとコンパクトに。
しばらく繰り返したのち本日のメイン。
四股立ちの切り替えし。
ワン号令で、前 → 後ろ → 前
ここにどれだけのスピード感がつけられるか。
無意識で稽古してもスピード感は上がってきません。
目的(正しい立ち方とスピードアップ)を明確にしながら稽古に励みました。
この日の指導のポイントに加え、次週もうひとつ意識するポイントを追加します。
四股立ちで移動するだけですが、四股立ちだけではないってこと。
この身体の使い方を頭と身体で理解出来たら極めが強くなると確信を持っています。
この挙動は、このあとに控える形練のメイン練習に繋がります。
何気なくやってますが、ここの理解度ひとつで見栄えが大きく異なります。
頑張り所と言っても過言ではありません。
ものにするつもりで来週の基本稽古、本気でついてきてほしい。
もうひとつ、色帯も白帯も全体で手刀受けを。
白帯生にはまだ早かったですが頑張ってついてきていました。
【形】
審査も済み、ひとつ大会を終えたこのタイミングで新たに形のレパートリーを増やすことに。
ちょうどリクエストが重なったこともありセイエンチンを。
これも全員で行いました。
30分ちょっとの時間だったかな。
まずは全員が共通理解することが目的だったので、立ち方と技の説明を中心に進め丁度半分の折り返し地点まで行いました。
それにしても良い集中力だったと思います。
皆真剣に学ぼうとする姿勢が見てとれました。
次週は後半戦!
スムーズに入れるよう前半部分を頭に叩き込んでおいてほしいと思います。
挙動を覚えたら、試合で打てるくらいになるまで細かい部分を中心に指導に入ります。
やるからにはここが本当の目的になってくるよ。
そのつもりで集中して稽古するようにね。
今必要な形が他にある生徒は話は別ね。
まだ習っていない基本形の時間も今後設けていきますので。
バッサイ大とセイエンチン。
今後大会で打つ形を自分の意志で決めてくれたら良いと思います。
強いて言うとすれば、バッサイ大はスピードとキレに自信のある生徒向け。
前方、後方に素早い切り返しが続いたり、緩急織り交ぜた糸東流らしくとても優雅な形です。
一方セイエンチンの方は立ち方の安定感は必須。
地面に根の生えたようなどっしりとした四股立ちが出来ないと厳しい。
蹴り技もなく、左右対となる動きが多く派手さに欠けます。
さらに全体をとおして挙動がとてもスロー。
一瞬スピードを加速させる挙動が計4ヵ所出てきますが、ここでスピードに違いを出せないと観ていてとてもつまらない非常にやっかいな形と言えます。
そうならないためにも、この日の基本でやった四股立ち移動の稽古が必要になってきます。
四股立ちから四股立ちへの切り替えし。
セイエンチン選択する場合、次週の稽古は本気でものにしてね。
私が伝えたいことはここまで。
大会で自分が打つ形ですので悔いを残さないよう、最後は自分自身で選択していく経験を積まないといけません。
どっちを選んでも悔いを残さないよう頑張っていこう。
そのためにも、まず2つの形の挙動をしっかり理解しよう!
【組手】
週1・2時間稽古ですので、組手よりもどうしても基本と形に比重が増してしまう。
それじゃいけないと分かっていても、稽古の中で予定が狂い形練の時間を延長してしまうなんてことも。
先週・今週と強い決意で組手に60分時間を確保すると決め臨みました。
基本的な技、基本的なステップワーク、技に移るタイミング等課題は残っていますので、基本に立ち返っています。
バンビ練と同じくフットワークやジャンプ系でスタート。
自分の限界をもうちょっとだけ超えた中で追い込むと、体力と強いバネが育ちます。
結局自分に厳しく出来るかがその後の伸びしろに影響してきます。
半年先、1年先もっと成長していたいなら一回いっかいの練習を「あともう少し」だけ強度を高めてやってみて。
ステップを終えこの日のメインのひとつ、打ち込み。
ほんとは素手でやろうかと思ったくらい。
スキンタッチの空手に慣れてしまうと、本当に威力のある強い突きは出せないようになる気がして、、
これくらったら立たれへんで!
だから寸止めでやってるねんで!
生徒一人ひとりが、これを自信を持って言える道場にしたいなぁと。
ミットは強く打ち込む。
風穴があく位に強く。
次週もう一回、目的を伝え打ち込みしたいと思います。
ステップもいらない。
突きが届く距離にまで近づいて本気で穴をあける位の意識で打ち込む。
自分の突きの強さを認識する時間を取ろうと思う。
もうひとつ準備してきたのは蹴りの練習メニューでした。
久々に登場したテコンドーミット。
カスタネット式なのでクリーンヒットしたら良い音なるしテンション高まる。
もうひとつ両面ミット使って4列になって、裏回し蹴りの練習でした。
前足の裏回し蹴り
これは相手を引き込んみカウンター的に出せると有効です。
また攻防の中で相手と密着した時が出しどころ。
後ろ足の裏回し蹴り
こっちは相手との距離がある時、一気に間を詰めながら入る技。
ポイントは、
1・前足の抱え込み
2・蹴る瞬間に軸足を捻る
3・上半身を後ろに倒す(顔は相手を見る)
蹴りは突きと違って片足で立たないといけないし、
腕よりも重い足を上げないといけないし、
突きよりも難易度が高いから高得点です。
試合で極めきれなくても、動きの中で蹴りの攻防を見せておくだけで相手に蹴りもあるぞと警戒させることが出来るので練習する必要があります。
蹴りを思いとおりに出すにはストレッチ。
腿裏が柔らかくないと巻き込むような裏回し蹴りが出せないので、試合前や練習前ストレッチやっておこう。
それと抱え込みね。
これが無いと足を振り回すような大振りな技になるので、すぐ相手に気づかれてしまう。
足を抱え込むと回し蹴りと軌道が同じになるので、意表をついた裏回し蹴りが出せることを理解していこう。
2025年9月2日 (木) 夜練85 @小部中学校
ハロー 9月!!
吉報が届いた8月末。
あまりにも嬉しくて速報がてら話し込んでたらいつの間にか19時に。
その間、生徒たちは反射神経鍛えるアイテム使って遊んでたり、汗だくになって走り回ってたりでした。
1・体幹トレ
2・組手
【体幹トレーニング】
サイドプランク・バックフルアップ・V字プランクで255分経過しました。
サイドプランクは片手でバランス取って真横でやるように。
もう一方の手で手首掴んでたらダメ。
それで真半身になることね。
【組手】
バンビ生が増えてきた夜練。
基本に立ち返って組手基本でした。
ここで重要になるのは、お兄ちゃんお姉ちゃんがしっかりと『良い』お手本を見せること。
これからこのようなケースが出てくるよ。
当然出来る(分かってる)前提で振りますので、一発で良いお手本を見せてね。
道場が縦に広いので何度もフットワークで往復。
抱え込みジャンプ・アンクルジャンプ・ケンケン・組手フットワークでした。
軽く10分は続けたんじゃないかな。
動いて動いて心肺機能高めて、1分フルタイムを何試合もこなせるくらいに体力上げないとね。
もうひとつ大事なこと。
決してメニューを「流さない」こと。
スピードは、自分の限界を少しでも超えること。
1回いっかいの練習で、あとちょっと自分に厳しくスピードを上積みすると、自分自身の身体にスピードアップ・体力アップとして跳ね返ってきます。
だから流さないこと!
今、視聴してるDVDの中でストンと腹落ちした良いアドバイスがありました。
「上半身はリラックス」
「下半身はフルパワー」
組手の動きについてです。
肩にチカラが入り過ぎると技の起こりに繋がるし、
その逆に下半身まで脱力し過ぎると、スピード感が損なわれるし強いプレスをかけることが出来ません。
形は理解出来ていたつもりですが、組手も上肢と下枝を切り分けて使いこなさないといけないって訳でした。
小休止いっぱい挟みながら、今度は互いに向かい合って突き技のフォームの確認です。
刻み突き・中段突きをしっかり時間をかけて丁寧に行いました。
ビデオとは違い生身の人間がスローモーションで技を説明するのは至難の業です。
特に残心。
突いたあとの引き手の取り方、相手の肩を押してスイッチ、バックステップ。
一連の攻防をスローでお手本見せてもらったが、この場面で理解度を図ります。
次は頑張ってね。
帯の色が濃くなるとみんなに観られてる訳だから。
このあたりで早上がり組とバイバイして、残ったメンバーと打ち込み!
私が台になって基本的な突き技の確認作業でした。
さぁこれから本部に行って空手!
2025年8月31日(日)第76回谷派空手道修交会 全国大会 @常盤アリーナ
こんにちは!
夏の終わり。
毎年この時期は会派の大会です。
道場からもたくさんの生徒が出場する大会で、形競技は学年毎では無く帯で試合を行います。
なので性別も違えば、学年が違うことも。
また四国や中国地方から他県の選手もやってきますので、どこか新鮮に感じます。
さて私は3コートで審判参加。
緑帯の部で、驚くほど美しい平安二段を打つ選手が居ました。
基本に忠実過ぎて派手さは全くないものの、とにかく美しい姿勢、余計な力みもないお手本のような平安二段でした。
立ち方は同じ長さに同じ幅。
受技に至っては全部同じ位置でピタっと修めていました。
よくを言えば、そこにキレが加われば、、
とても参考にしたい平安二段でした。
良い形を間近で観ることが出来た。
また観たい!
そう思わせる平安二段でした。
我が生徒たちはどうだったでしょうか。
普段通りのチカラを出せていた生徒、
緊張のあまり打ち急いでしまう生徒、
全体的に力みが生じていた生徒、
一瞬の極めが弱く感じた生徒、
技にメリハリが感じられなかった生徒、
全身脱力しすぎてチカラ強さが失われてしまった生徒、
自分の試合が終わった後、みんなどうだったかな。
レベルの高い試合もあったし、そこに着目してくれたら、、
上達するヒントが試合会場にはたくさんころがっています。
それを自分が拾えるかどうか。
入賞出来た生徒も残念ながらチカラ及ばずだった生徒もいますが、
勝って奢らず 負けて腐らず
これね。
たくさん動画もいただいています。
ちょっとやること多くて時間かかるかもですが、必ず返信します。
最後に、毎回修交会大会に出店されている東海堂。
道着でお世話になってる其田さんとも久々にゆっくりお話出来ました。
新しい組手道着、手に取ったらやっぱりほしくなりますな。
グッバイ8月!
2025年8月30日 (土)道場稽古159
こんにちは!
1ヵ月半もの間続けた早練。
全ては明日の大会に向けてのこと。
バンビ生の中から大会に挑戦する生徒が現れたのは全く考えていなかったことです。
せっかく出るのなら、良い状態で送り出したいと思うのは指導者として当然のこと。
早練来てくれたり、2部に残って頑張ったり、眠い目こすって夜練参加したりと大会に向けて一生懸命が伝わってきて本当に嬉しい限りだ。
3人とも、ここ最近状態が上がってきてるしね。
目標が身近にあるとここまで変わるかって感じです。
競技ですので勝ち負けはつきまといますが、明日は自分の持てるチカラを発揮出来たら、、
それで十分じゃないでしょうか。
-バンビクラス-
0・早練
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・形
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・形
8・組手
【早練】
一回につき一人ずつ観てましたが、先週と今日は最後の追い込みですので3人まとめて早練です。
早練開始したばかりの頃と比べ大幅に上達してる!
技のタイミングが合ってきています。
この感覚を本番でも発揮出来たら、面白いことになるんじゃないかな!
積み残し課題は少し残しましたが、ホントに上達したよ。
3人とも明日楽しみだ!
【ウォーミングアップ】
軽やかさと足腰の強化をかねて時間を設けています。
バネのある生徒も居てるしこれまた楽しみです。
この時間、自分がスーパーボールみたいに飛び跳ねるイメージで動いてくれたら良いな。
体幹と同様に下半身強化もちょっとずつ増やして土台作りね。
【体幹トレーニング】
サイドプランク・プランク・バックフルアップで291分経過しました。
まだまだ目が離せないバンビ体幹。
正しいフォームかどうか一人ひとり見てまわらないとダメかな。
ちゃんとやってるつもりなんだろうけど、出来ていないケースもあるな。
【固定式基本】
突き手、受け手の側に意識がいくのはよくありがちなパターン。
強い技を出すためには引き手を上手く使えないといけません。
この両手で技を極める感覚が身につくまでが、また大変な作業です。
ひたすら繰り返すしかない。
この日の学びは、
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
・基立ち
・左右正面蹴り
【形】
四の形と十二の形、そして平安二段でした。
基本が身体に落とし込めていないと形は上手く打てません。
両手を動かすと同時に立ち方や方向転換も必要になるから。
かと言って、60分の稽古の中で基本だけに時間をフルに費やすわけにもいきません。
ある程度、形や組手も交えて飽きさせない工夫も必要だから。
基立ち・追い突き・中段横受け
まずこの3つをしっかり覚えることが出来たら今以上に空手が楽しくなると思う。
最初のハードルがまさにこれ。
なんとか乗り越えてほしいな。
来週からバンビ生の早練タイムを設けます。
もっと空手が楽しくなるよう、四の形・十二の形の特訓ね。
一発目はAちゃん。
9月6日 12:20分集合!
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
手技の瞬発力と下半身の瞬発力を強化しました。
どんな些細なことでも出来なかったことが出来るようになる姿、成長していく過程に携わっていると思うと幸せを感じる。
やがてそれが自信に繋がり、いろんなことにチャレンジ精神が芽生えていくんだと思う。
見逃してはいけない部分だ。
頑張った時、出来なかったことが出来るようになった時、褒め時を逃してはいけないと感じた。
【体幹トレーニング】
プランク・V字プランク・バックフルアップで433分経過しました。
ルーティーンと体幹をササッと終わらせ、形練60分・組手練60分コースの始まりです。
【形】
試合前日ですので、形練をみっちりと。
稽古前のお話も可能な限り短く。
道場を5つの群に分けて自主練タイムを取りました。
平安二段
平安五段
バッサイ大
セイエンチン
それ以外
明日の試合に向けて打ち込んだり、
自分の苦手とする形に時間を使ったり、
生徒の思うように打たせました。
私はグルグルと気がついたところを中心に指導するパターンでした。
ここ最近の形練、良い感じに集中出来ているように感じます。
アッという間の60分コースでした。
【組手】
形と比べて稽古の頻度が極端に少ない組手。
これはマズい、、
分かっているんだが、どうしても基本と形に時間を費やし気味だ。
さすがに試合前日ですので組手60分コース。
これはやるって決めてた。
残暑厳しい体育館でどんな風にやろうか思案していました。
・フリーの時間を多くとって明日の試合の感覚を掴む
・良いタイミング、技の繋がりの再確認
・ケガをしない・させない中での攻防
・基本のおさらい
・相手をイメージした技の入り
・打ち込みによる強い技
・1分フルタイム動けるだけの体力強化
これらのことを考えていました。
結果まんべんなくやることに。
フリーやりっぱなしを予定していたが、疲労が溜まってケガのリスクが怖かったので最後の10分間だけに。
メンホーつけてのフットワーク。
まずはここに時間をかけることに。
動かないと体力つかないし、防具に慣れないといけないし。
次はペアを組み単発技の確認作業でした。
60パーのスピードです。
この稽古の目的は技に移るタイミングを掴むこと。
相手の出鼻に反応することが目的でしたので。
居つかないこと。
反応すること。
刻み突き、中段突き、ワンツーでした。
中段差し合い、中段からの刻み突きこんな感じでスピード対決でした。
この後は3列になっての打込みでした。
刻み突き・中段突き・ワンツーです。
上段は5㎝手前のコントロール
中段は道着をかすめるように
ワンツーは台が上手いこと2本目で下がってあげないと、練習にならないですがまだちょっと経験が足りないかな。
1本目で獲りに行き2本目で追撃する意識で長く速い突きを放てるようにね。
最後は40秒フリーをグルグルと。
あくまでも60パーです。
技の繋がり、タイミング、自分の距離感を掴むことがメイン。
思いっきり攻撃するのが目的じゃない。
「相手に反応させない」
こんな組手出来たら完封ですね!
どうやったらそんな組手が出来るか。
ここらへんが思考出来るようになったら、もっともっと組手が楽しくなるんだろうな。
攻撃する気マンマンは逆効果!
無事ケガ人無しで稽古を終えました。

























