こんにちは!
今週2度目の夜練。
帰宅時間にバラつきがあって、平日の夜練はなかなかハードですが11月は稽古出来る日が極端に少ないのでねじ込みました。
1・体幹トレ
2・垂水区 形
3・審査組 形
【体幹トレーニング】
プランク・V字プランク・2ポイントプランクで153分経過しました。
2年生H君のV字プランク、コツを掴んだのでしょうか重心の位置が安定していて1分間ふらつく事無くやり切りました。
幼児たちにとっては初めての2ポイントプランク、そう言えばやった事無かったみたいでした。
【垂水区 形】
垂水区組と審査組に分かれての形練。
その前に全体で、四の形と十二の形を合わせました。
色帯生たちは、スピードやタイミング、腰の入れ具合、軸の乗せ換えを意識です。
もう一段階上を目指して磨きをかける時間。
覚えた形をこなすだけでは、ライバルに差をつけられます。
どんな ”意識” を持って稽古するかですね。
幼児たちも試合に向けて良い緊張感で頑張ってる。
ホントは眠たい時間だと思うけど、よく頑張ってます。
一人ひとりマンツーマンで修正しています。
難しいこと言っても余計に混乱しちゃいますので、よく出来たところをしっかりと褒めて修正するところをサラッと付け加える感じ。
今は気分よく稽古を重ねて自信を深めていく方が良いパフォーマンスを発揮出来そうな予感してます。
前回から技にチカラ強さが出てきたり、手足のタイミングが揃いだしたり上昇傾向にあります。
-形は下半身から打つ-
Mちゃんに必要なことはここ。
タイミングを掴もうと一人移動基本で感触を確かめていました。
個々に自分の課題を潰そうと創意工夫です。
こういうの良いですね!
思考する生徒は成長出来るから!
軸足の張りでタイミングを合わせてね!
3年生Y君も平安二段 最後の四股立ちを少しだけ修正いれました。
とにかく脇が開かないこと。
突き手を動かさず次の挙動に入ること、前屈立ちの深さ。
打つたびに良くなってますので家練で継続しておこう!
【審査組 形】
審査組も個別で稽古しました。
平安初段・二段・三段・四段・五段と気が付けば全部でした。
特に三段と四段はちょっとしたテクニック面を。
分解を意識した打ち方でした。
なぜ一度、緩めて入るのか?
力づくで引っ張っても外せないから。
なぜ一度、逆に振って入れるのか?
逆に振る事で外しやすくなるから。
分解の意味を説明するとともに実演しながら理解を深めました。
審査や形競技でこの動きを表現出来れば、おっ!ってなるよ。
最後はセイエンチン。
この形で勝負していきたいR君。
緩やかなリズムの中で一瞬の切り替えしのスピードが必要となる、ある意味難しい形です。
始まったばかりの今は、テクニックに走る前にまずは正確性を高めていく段階。
正しい演武線
正しい呼吸
正しい目付の位置
正しい立ち方
正しい技の理解
下手すると地味で退屈な形になりかねないので、とことん打ち込み自分のモノにしていかないといけないよ。
スローな形は、ごまかしが効きませんので。
まずは正しく打てること!
正しい理解が無いと旗は上がらないから、よく聞いて反復練習頑張ってね!
応援してます!
こんにちは!
早いもので50回目の夜練でした。
生徒の上達のことを考えると週2回の稽古は必要。
ましてや試合で結果を残すとなると土曜日だけでは物足りません。
そんなこともあって、去年の夏前くらいからガチで探してました。
抽選ながら中学校が使えるようになり、この日で50回目です。
第2のホームとも言える小部中学校は娘の母校でもあります。
1・体幹トレ
2・移動式基本
3・垂水区 形
4・組手
5・形
【体幹トレーニング】
V字プランク・サイドプランク・バックプランクで150分経過しました。
毎回3分続けてますのでキリの良い150分間継続。
時として努力は平気で裏切ります。
特に間違った努力は。
今やってることは何のため?
これやる時に意識するのはどこ?
方向転換する時に動かす部位はどこ?
それは何のため?
何で軸を移動させなアカンの?
それをせぇへんかったらどうなるの?
理にかなった動きや身体の使い方。
正しい努力を行う上でベースとなるものは、
・よく聞く
・よく見る
・よく考える
だと思っています。
これだけ愚直に継続している体幹トレにも大事な理由があるよ。
【移動式基本】
超デカい体育館を移動式基本で有効に活用します。
基立ち / 追い突き
四股立ち
猫足立ち / 手刀受け
20分の予定が30分かけて頑張りました。
オレンジ帯には少々難しい猫足立ち / 手刀受けですが、平安二段で出てきますので出来ないといけません。
今日の青帯生たち。
良い声が出てましたね!
「受け」ですが「打ち」のように直線的に強く技を繰り出す必要があります。
猫足立ちの重心の落ち具合も深く、とても上達を感じています。
強さとスピードも良くなってきてる。
四股立ちも大事なお話を。
意識をどこに置くかで、スピードが上がります。
実感できれば良いのですが、そう簡単ではありません。
四股立ちで前進するスピード・後退するスピード。
セイエンチンを頑張ろうと思う生徒。
今日の指導は忘れず次回以降の稽古に活かしてほしい。
身体を振って回ったら、速く動こうと思っても逆効果。
【垂水区 形】
垂水区組をガッツリ時間をかけて稽古しました。
初試合に挑む幼児2人。
ここ最近2部練にも合流しだし、眠たいはずなのに夜練も頑張っています。
この日の形はこれまでで最高に動きが良かった!
試合に向けてテンション高めて、
モチベーション上げてその気にさせて、
たくさん形打って自信つけさせて、
当日、勝っても負けても自分のベスト出せるようにさせてあげたいと思う。
4年生Mちゃん。
彼女も頑張ってる。
まだまだ瞬発力が足りないけど、自分の精一杯を出してる。
今日の大事な指導。
重心の安定感ね。
転身した時ふらついてしまいますが、これには理由があります。
どこに重心を乗せれば安定感が増すのか。
そこを伝えていますので部分練習あるのみ。
10回転身しても10回ともバチっと止まれるように、家練繰り返してほしい。
彼女もデビュー戦。
「プロセスを大切にし、やる事やり切って自分のベスト出せたら勝っても負けても悔いは残らない」
これが私の考え方です。
ゆりの生徒には田中イズムを注入したい。
”試合に挑戦すると決めたなら、大会当日まで全力で努力する”
粘り強く努力出来る人は、将来社会に出た時に大事にしてもらえます。
【組手】
初めての組手競技に挑戦する3年生Y君。
まずは距離の説明です。
安全な距離・集中が必要な距離・危険な距離
間合いに入り技に移行する練習でした。
この日は刻み突き。
瞬発力があるので飛び込むタイミングが掴めれば面白い展開になるかな。
・突き技
・踏み込み
・気合い
まずはこの3つを同時に!
【形】
大会じゃない組の形練も。
2年生H君は平安二段。
ひと挙動ずつ、修正を加えながら。
動画や写真を見せて、自分で気づかせてみることに。
良かった。
ちゃんと自分で気づけた。
気づけたら自分でその部分、意識して形練することの繰り返し。
形って結局は自分との闘いです。
黙々と自分と向き合える人に向いています。
周りに左右されず自分を持ってる人のことね。
形が好きな生徒には、最後はここを目指してほしい。
3年生Kちゃんも平安二段。
どうしても四股立ちの膝が内に入ってしまいます。
個別の時間だったので股関節回りのストレッチを。
四股立ちする時の意識は、膝を張るだけじゃ不十分。
下半身の関節は3つありますが、真ん中だけ意識してても、上下の関節がフラフラしてたら立ち方は極まりません。
意識するべきは、股関節・膝・足首の同時ロックね。
もうひとつの癖「反り腰」
ここがどうしても、もったいなく感じるところ。
反り腰だと、突き手に力が伝わりません。
拳先に力を伝え、観ている審判に威力が伝わるような説得力がほしいところ。
ここは立ち方を正せば、修正出来るはず。
移動基本してる時こそ、今重心はどこに乗ってるかな?
軸はどこかな?
こんなことに気を配りながら移動基本出来れば、安定感が増すと思います。
ほっといても思考しながら稽古出来るKちゃんです。
節目節目のアドバイスだけで十分かなと思ってます。
最後は3年生R君。
今、道場の中で一番元気が良いかな!
声も出てるし、取り組み方も劇的に変化したし、目の色変えて本気で頑張ってる。
もっと稽古量増やして成長させてあげたいと思える生徒。
この日は平安五段でした。
後半あたりで時間が来てしまいゴールまで行くことは出来ませんでしたが、次回ちゃんとやり切ります。
それにしても猫足立ちが美しくなった!
次回の稽古は15日の金曜日!
夜練連発で変な感じやけど楽しみです。
続きやるで!
こんにちは!
土曜稽古、久々の晴天!
良い天気でした。
朝から天気が良いとテンション上がりますね。
疲れからか歳取ったからなのか最近ベッドに入るのが異様に早く、まだ外が暗いうちに起きて熱々のコーヒー飲むのが日課になってます。
昨日もそうで明け方に木曜の夜練ブログを書いてました。
ここ最近、ありがたいことに新入会の生徒や問合せを多数頂いています。
昨日も稽古初日を迎えた生徒や、お問合せが数件ありました。
リニューアルしたチラシを手に取ってくださったようです。
3年目の個人的な目標だった30人の大台突破が見えてきました。
切磋琢磨出来る仲間が増えることは喜ばしいことです。
刺激しあえる環境が人を成長させますので。
2部練に切り替えて良かったな。
-バンビクラス-
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・組手
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・形
8・組手
バンビクラス
【ウォーミングアップ】
グーパー・ケンケン・ジャンプ・アンクルジャンプ・カエル飛びジャンプ・仰向け(うつ伏せ)ダッシュ、あと何やったかな?
この辺の動きの目的は俊敏性やバネを鍛えてます。
一瞬のスピード(爆発力)を求めてるよ。
組手に繋がっていく動きなので、その意識でね。
【体幹トレーニング】
アップでスピーディに動けるようにして、体幹トレで自分の身体をコントロール出来るように鍛えています。
所狭しと動き回る組手競技では、バランス感覚は超重要。
崩れた体勢でも相手の技が飛んで来たら対処しないといけないし、蹴り技を放つ時は片足で立ってますので。
ひたすらに身体のふらつきを押える体幹もあれば、動きの中で軸をキープする体幹とがありますが、バンビ生達はジッと耐え忍ぶ体幹を中心に頑張っています。
これで186分経過しました。
【固定式基本】
普段通り立ち方の説明からスタート。
次に拳の握り方も。
拳の前面を平に整え、対象に力をぶつけるのは人差し指と中指の拳頭です。(親指で締める)
拳がしっかりと平に揃っていれば、床や壁に拳が当たりますので握る練習をしてみてください。
引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い
基本的な技を中心に数をこなしました。
実際に上段突きを放ち、揚げ受けの練習を取り入れてみたところ私の突きのスピードに合わせて受けも素早く出せるようになっていました。
これは良い練習の仕方を見つけたもんだと我ながら感心しました。
【組手】
いつもはこの時間、形練に入るところですが気分転換に組手!
・構え方
・ステップ
・刻み突き
組手も軸が大事でステップする時にお尻がフラフラしていてはいけません。
頭から竹串が突き刺さったイメージで動く事が重要です。
おへその向き、両手の位置、軽い四股立ちの姿勢
これが崩れないよう繰り返し身体に浸透させていこうと思います。
来年バンビの稽古時間を伸ばそうかと考えていますが、どうしようかな?
ぞろぞろと2部生が入室しだす時間になると、そっちに気を取られ集中力が切れかかります。
体力の都合もあるし、暫く様子を見てみよう。
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
手技の瞬発力。
シャープでキレのある形が求められる糸東流。
このスキルは必須と言って過言ではありません。
形が好きな生徒は、ここはクリアしてほしいところ。
お尻歩きや腰切りだって同じ。
ルーティーンやってるこの時間、形の競技力UPに直結することを選んでやってます。
たった2時間しかない貴重な時間の中で、毎週欠かさずに取り組んでいますが、実際に形を打つ際にどれくらい意識出来ているかな?
拳立ても続けているうちに、拳の握りを指摘されることが無くなった。
”継続は力なり”
何事も愚直に取り組もう!
【体幹トレーニング】
ここ最近、垂水区大会に向けバンビ生2名が延長して2部練に参加しています。
まだ幼児なのに夜練にも参加しだして、凄く頑張っています。
そんな幼児達のリクエストで、V字プランク・サイドプランク・プランクで324分経過しました。
サイドプランクでは片手を上げ下げしたり、目を瞑ったりと自主的に難易度を上げる生徒が現れ始めました。
日頃から「個人の意識ひとつ」と口やかましく言ってきましたが、浸透しだしてきたのでしょうか。
これは喜ばしいことです。
頑張りは全部自分の力となって返ってきます。
【形】
免状授与や会費袋の配布、選挙や大会、青空教室のこと、次回道場稽古のこと等いっぱいせなアカン事があったので、随分時間を消費してしまいました。
予めそうなることは分かっていたので、基本を見送り形に時間を割くつもりでした。
帯毎に形を打ちチェック。
緑帯は平安二段・平安五段・バッサイ大
青帯は平安二段・平安五段
オレンジ帯は十二の形・平安二段
白帯は四の形・十二の形
その時形を打つグループに向けアドバイスを入れますが、その他の生徒にも共通することばかりですので見取り稽古の時にしっかり耳に入れ、自分の出番の時に取り入れてほしい。
事前に伝えていましたので、余計なお喋りも無く見取り稽古出来ていたと思います。
ここからは、垂水区大会に出場する選手と短時間ながらマンツーマンでした。
個別ですので個々の修正ポイントを明確に指導出来ます。
あとは残された時間どれだけ自分で積み上げるか。
引き続き努力してね。
形の時間生徒に向けて話しましたが、11月後半に審査の案内が届きます。
館に用紙を提出する日を逆算すれば12月1週目の時点で受審目安をクリアしていないといけません。今月は特に稽古回数も少ないですし、自宅でどれだけ努力出来るかを問われます。
帯の色が濃くなるにつれハードルが高くなりますので、一発合格が難しいと思える生徒には用紙の配布を見送ります。
生徒には同じ内容を指導していますので、形があやふやな人は、自分の努力の量を増やしてください。
シビアに判断します。
【組手】
基本西立ち返り刻み突きと中段突きの2つを40分程度でしょうか。
11月から3月いっぱいは16:00には退出しないといけません。
あと片付けもありますので稽古は15:50までしか取れません。
行動はテキパキ、余計な注意は受けない。
一人の不注意で仲間の時間が奪われます。
でも今日はそんな心配は無用でした。
しっかり集中して最後までやり切ってくれました。
まだまだ気分によってムラが多い生徒達ですが先週稽古出来なかったので爆発させてる感じに見えました。
打込み中も、デカい声を出し行動で引っ張る3年生R君。
今年大きく化けた生徒です。
やる気がみなぎってる!
テンションの高い生徒と一緒に空手出来て幸せを感じます。
ちょっと面白かった事をひとつ紹介します。
バンビ基本と通じますが、技を出した後の引き手の速さ。
もっと速く!と煽ってますが、思った様にスピード上がらない生徒がいますが、その子にとっては全力のフルスピードでやってるんだと思います。
私の声かけも「もっと!」だけなので、どの程度か分からず具体性に欠けています。
ペア相手の広げた手の平を目掛けて技を出す練習でしたので、突き手をキャッチする様に仕向けて見ました。
当然、掴まれたくないのでフルスピードで引き手を取ろうとし、結果明らかにスピードUPしていました。
ゲーム感覚でやった事が思わぬ結果を生み出しました。
生徒本人もビックリしたんちゃうかな。
上達を感じたペア練でした。
さて、来週は青空教室です。
遊びの要素高めですが、お手隙でしたら是非お越しください。
こんにちは!
ブログ書くペースが遅れてきた。
木曜日の夜帰宅後に仕事のやりとり。
金曜日もバタバタと過ごしてました。
さて本日の稽古場所は初めての桜の宮中学校でした。
校内駐車出来ませんので、夜練メンバーと歩いて向かうことに。
やっぱり初めての場所はリフレッシュ出来ますね!
稽古後の帰り道は女の子2人と手を繋いで帰りました。
癒しの時間だわ。
1・体幹トレ
2・固定式基本
3・形
4・組手
【体幹トレーニング】
V字プランク・サイドプランク・プランクで147分経過しました。
それにしても寒い。
古傷の膝が痛くなります。
木・金と寒い体育館に居たので膝が痛む。
みんなもインナー着たり上履き持ってきといてね。
【固定式基本】
バンビ生も来てくれてたし、基本をしっかり。
しっかりと言っても10分程度ですが、短い時間ながらも集中してやり抜きました。
四の形に応用出来るよう、基立ちのまま前後に中段横受けと追い突きでした。
突いて下がる時、突き手は動かさず残したまま横受けの準備に入るようにね。
手技が前後左右にブレないように。
歩幅や運足にも注意し、
・手技
・引き手
・軸足の張り
この3つのタイミングを合わせます。
他にも、突きの位置や、中段横受けの高さ、前足の膝の曲げ具合も拘ります。
色帯は技の極めやスピード、スナップを効かせたり、軸の移動なんかも必要になります。
前から後ろに後退する時に、軸足踵が浮いてしまうのはダメ。
まだまだ身体の使い方が意識出来ていないと浮いてしまいます。
普段の形練で言ってることなので、あえて伝えませんでしたが自ら修正する能力もほしいところ。
バンビ生は基本に忠実に。
ただこれだけでオッケーです。
正しい突き方・受け方・立ち方です。
【形】
30分程度ですが形練でした。
全員で四の形。
バンビ生も家練やってる感じ。
稽古の度に上達を感じます。
やっぱり大会に挑戦することは大事ですね。
練習積んできます。
このあと、垂水区組中心に四の形と平安二段をマンツーマンで。
その他の生徒達は思いおもいに、自分で決めた形を練習していました。
好みが出ますね。
平安形に、バッサイ大やセイエンチン、四方公相君なんかだった。
そういえば鏡あったのかな?
探すの忘れてました。
【組手】
これも基本的なところから。
構え方・ステップ・刻み突き
この3つを30分かけて。
突いた後、スイッチして残心。
色帯にお手本を見せてもらいながらのバンビ練でした。
・膝の溜めを作る
・前拳は軽く肘を曲げる
・突いたあと、強く引き手を取る
突きと踏み込みと気合いの3点セット。
まずこれをしっかり覚えよう!
今後も桜中での夜練は、徒歩で移動しますので全員20時まで。
集合場所と時間も決まりました。
ジョージ・タナス選手のセミナー第3弾をシェアしたいと思います。
「ベスト空手」からも1本発売されてますし、荒賀龍太郎選手の居る京産大での出稽古の様子を収めたDVDも発売されていますね。
チャプターが細かく刻まれてますので全5回に分けて少しずつ紹介してみたいと思います。
ホントは1本丸ごと行きたいところですが、観て学んで、身体動かして、感じてみて、内容を頭と身体に落とし込んだうえでブログに書き記しますので恐ろしい程に時間がかかる作業を繰り返しています。
1・ウォーミングアップ
2・3つの間合い
3・間の詰め方
【ウォーミングアップ】
練習(アップ)のポイントです。
①動的なもので身体を温めながら行う
②静的ストレッチで筋肉を伸ばす
③徐々に空手に直結した動きに移行し空手に使う筋肉を動かす
まずはその場でリラックスしながらその場で足踏み。
足元はずっと足踏みですが、腰は捻りの動作を加えたり、腕を上げ下げしたり、回転させたりの動作です。
いろんなのが約10種類リラックスしながら続けます。
この当たりはベスト空手から出ている内容と同じでした。
今度は5秒間全力で腕を振り足バタバタ。
動きを止めずリラックスした足踏みに戻ります。
とにかく動きを止めないこと。
ラダーでよくするスタックアウトしたり、組手構えで号令とともに素早くスイッチ。
どんどんスイッチのリズムが速くなっていきます。
しゃがみながらの反復横跳びなんかも。
下半身しんどそうです。
アメフトの瞬発系で見かけるトレも。
前に3歩出てコーンをタッチ。
後ろに3歩下がってコーンにタッチしてます。
全てに共通することですが、どんどんスピードを加速させています。
前傾姿勢を取り、大きく前方にカエル飛びジャンプ。
ジャンプした後、また後方に3歩ジャンプして戻ってきます。
ラジオ体操の深呼吸してました。
普通のテンポかと思いきや、ゆっくり頭上に上げた後フルスピードで腕を降ろしていました。
深呼吸したので終わりかなと思いましたが、今度は騎馬立ちを取り両手を耳の高さでキープ。
その高さで丸く円を描きます。
先生は騎馬立ちですが、セミナーを受講する生徒の大半が四股立ちでした。
似て異なる流派に無い立ち方でした。
耳の高さでこれも高速で回転させますが、五十肩の人には出来ないことでしょう。
時計回りと反対回りです。
この耳の高さでグルグル動かすのは何のためやろう?と思ってましたが、試合中疲れてくると必ず腕が下がってしまう。
腕を上げて最後まで戦い続けるためのエクササイズとのことでした。
アドバイスでは、鏡に向かって5分間、腕を上げ続ける練習も有効だそうです。
身体が温まったあとに肩・肘・肩甲骨・下半身をストレッチ。
腰に手を当て腰を回したり、体側を伸ばしたりとラジオ体操なんかも。
開脚してゆっくり伸ばしたり膝・足首を直角に曲げて股関節の可動域を広げていたり背中を反らしています。
途中で挟むアドバイスでは、ストレッチは伸ばしている筋肉を意識して行うことだそうです。
両拳を顎の前に置き左右に大きくウィービング。
左右の手を交互に顔の前に添え、上体を後方に反らしスウェイバック。
平行立ちで限界まで反らしていきます。よほど体幹が強くないと転んでしまいそうですが、上段蹴りをかわしている動きに似ています。
組手構えをとり刻み突きを、ゆっくり大きくのリズムで連続10回です。
左で突く時、右手は必ず耳の横に連動させています。ガードでしょうか。
逆突きの時も必ず前拳はおでこの前。
次は足だけ。
ステップのアップです。
1で軽く前方にステップインしてバック。
これをもうひとつ続けて、3のリズムで大きく踏み込みこみ緩急も変えています。
後退する時にガードを下げず素早く行うようアドバイスが入りました。
素早く移動するコツの説明では、前方にステップする時に後ろ足、後退する時は逆に前足を使い機敏に動きます。
これらを全て繋ぎ合わせると、フットワークの中から間合いを探り、起こりを無くして刻み突き。
刻み突きから相手の反撃をバックステップで断っています。
道場で指導する内容と相違ありません。
このあと、十字方向にランダムでステップの練習でした。
横への動きは、進行方向の後ろ側の足を使うとあります。
道場では、行きたい方向と反対に前足を踏み込むと指導しています。
タ・ターンのリズムと言えば通じるかな。
タナス選手は後ろ足リードでした。
ここで大事なアドバイスです。
「左右に動く時は足が交差しないように」
これは前足を刈られて転がされるから。
大きく前に入る中段突きの練習です。
この練習に限って言えばタナス選手のスタンスは現在のスタンダードとは異なりました。
前足と後ろ足のつま先は「ハの字」もしくは後ろ足は90度ですが、どちらかというと少し前方に向いています。
これには理由があって、大きく前に飛ぶには軸足で床を強く蹴って入れるから。
これに対し今の構え方では、つま先が外を向いていれば素早く間合いを切れるから。
つま先が前を向く、ひと昔前のスタンスだと相手との間合いを切ろうと思っても膝がつっかかりスムーズにバックステップ出来ないと思います。
出入りが速い現代空手に合わせたスタンスが主流ですが、一長一短と言えるかも知れませんね。
しばらく大きく前に入る逆突きの練習をしたあと、今度はその場で大きくジャンプし空中でスイッチ。
着地と同時に逆突きの練習でした。
上手く床の反動を使われています。
ジャンプ → スイッチ → 回し蹴りのフォーム → 逆突き → 残心
こんなのもやってます。
回し蹴りの要領で横に膝を抱え込むだけ。
これはフェイクの蹴り。
中段突きを極めるための撒き餌です。
フェイクの中段回し蹴りのあと、上段回し蹴りを極め、中段突きに入る練習も指導しています。
最後は7つ組合せ。
1・抱え込みジャンプ + スイッチ
2・フェイク中段回し蹴り(前足)
3・上段回し蹴り(前足)
4・裏回し蹴り(前足)
5・中段逆突き
6・残心
アップだけで収録時間は30分超え。
実際はもっとやってることでしょう。
【3つの間合い】
①遠い間合い
②中間の間合い
③近い間合い
この3種類の違いを把握し技に活かします。
遠い間合いは安全だがポイントは取りにくいですが、距離を詰めるトリックはポイントを取るのに有効です。
中間の間合いは互いに何でも出来ますので、腕は下げてはいけません。
近い間合いでは気を抜かず常に何が出来るかを考えます。
遠い間合いから一瞬で間合いを詰めるトリックを紹介してくれていますが、2ステップの中段突きでした。
蹴りの間合いよりも更に外から、前足で探りをいれながらの2ステップ。
圧巻のスピードです。
タナス選手ほどの脚力があってこその間合いだと言えますが、相手の前拳を潰しながら入る方法を実演してくれています。
ワンツーではなく中段突きオンリーでの入り方です。
両手同時に飛び込む感じと説明すれば伝わるでしょうか。
おっと、2ステップ目は上に跳ねないこと。
あと技に入る瞬間の顔。
目を見開いたり、呼吸を止めたり、歯を食いしばったりと表情を変えないこと。
次の間合いの詰め方は、手と足、身体を使い常に動きの中から少しずつジリジリと距離を詰めていきます。
但し一定のリズム感にならないこと。
手を上げたり前にプッシュしたり、両足でスッと入ったり前足だけで測ったりと言ったことを指導されています。
プレスがワンパターンにならないこと。
常に無表情で相手を捉えて動き続けています。
いつもどうすれば、遠い間合いから中間の間合いにまで接近出来るかを考えておくようにとアドバイスです。
面白かったのは上半身を距離のトリック
遠い合い程度の距離感から上半身を前傾させます。
当然相手は、踏み込めば突きが届く距離に顔があるので「いまだっ!」と攻撃に入りますが、前傾させた上半身を一気に後傾させると距離は安全圏にありますので「後の先」を狙えます。
お手本では刻み蹴りや、引き込んでの裏回し蹴りを披露されていました。
もうひとつ遠い間合いからのトリックの紹介です。
①両手を顔の前でガードしながら後ろ足を前に寄せる
②前に寄せた後ろ足をそのまま前方に踏み込みスイッチする
③思いっきり踏み込んで逆突き
④残心
道場で指導するワンツースリーの3連打で使う足の運び方。
または逆突き・逆突きでの入り方と同じでした。
例えば相手が逆上で入ってきた時のタナス選手の対処ですが、後ろ足を一気に前に出しスイッチします。
スイッチした足は相手に向かうのでは無く、斜め前に踏み込み「線」をズラします。
要するに相手の突きの軌道からズレて、自分の上段逆突きを相手に極める技術の紹介をされています。
荒賀選手の試合で良く観かける入り方だと思います。
相手の攻撃を斜めにかわしてから反撃する方法でした。
これを逆上・逆突きとパターンを変えて指導されています。
ポイントは大きく入らないこと。
相手の突きが少し抜ければ十分だからです。
この ”小さく” 顔を振るお手本をボクサーがジャブを首を傾けて避ける感じで示されています。
ウィービングのように大きく振らず小さくダッキングするイメージかな。
【間の詰め方】
練習のポイントはこうです。
・リラックスした状態から楽に突き、反応をさせない。
・1本目を大きく突いてあえて反応させ、ガードが空いたところを突く。
リラックスした状態でステップし刻み突きされています。
力んで2挙動にならず、相手に気づかれず1挙動で突きます。
スタンダードな突き方と言えますが、これを逆手に取った入り方がこれ。
遠い間合いで大きく刻みを飛ばせば相手は捌きますので、2本目の逆上で極めるというもの。
逆上は小さく速くです。
一言で纏めますと、
遠い間合いでロングの刻み突きをとばし、距離を潰しながらショートの逆上。
この時点でゼロ距離ですので残心を大きく取らなければいけません。
1本目に相手が反応しなければ上・上の連打になりますね。